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ダンベル何キロ持てる?, ダンベル何キロ持てる?(08)

ダンベル 何 キロ 持てる? (08)

( るみ か ) 立花 ( たちばな ) 先生 この あと 時間 ある ?

( 夜叉 ( やく しゃ ) ) 久しぶり に 3 人 で 食事 でも どう かしら ?

( 里美 ( さとみ ) ) ああ 愛 菜 ( あい な ) 先生 呉 ( くれ ) 先生

すみません この あと 1 件 用事 が あって

あと から 追いかける から 先 に 始め とい て ください

じゃあ 後 ほど

( 戸 が 閉まる 音 )

用事 ねえ 最近 忙し そう だ けど

一体 何 を し てる ん だ か

もし かして 彼 氏 が でき た の かしら ( るみ か ) それ は 絶対 に ない っす

力強く 断言 し た わ ね ( るみ か ) うむ

( ナレーター ) 皇 桜 ( こう よう ) 女 学院 教師 愛 菜 るみ か 30 歳 独身

呉 夜叉 34 歳 既婚

じゃあ 今日 は 2 人 で

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない

( るみ か ) そう っす ね

( るみ か ) ん ?

“ シルバーマン ジム ”

♪ ~

~ ♪

ああ …

あなた たち 何 して ん の ?

何 って カード を 届け に 来た ん じゃ ん

ついでに 無料 体験 し て く だけ だ よ

着替え も 貸し て くれる って いう から つい

ジム 入った ん なら 言って くれよ 勧め た の は 私 な ん だ から さ

( 里美 ) エヘヘ 何 か ちょっと てれくさく て …

( ひびき ) こない だ の オーディション 楽しかった なあ

( 朱美 ( あけみ ) ) 落ち た の は 残念 だった けど ね

( ジーナ ) なんの まだまだ チャンス は ある わ よ

( 彩 也香 ( あやか ) ) おう また チャレンジ し よ う ぜ

( ジーナ ) もちろん

うち の 生徒 も 通って る ん だ な

最近 の 女子 高 生 は 筋 トレ が ブーム な の か ?

あの 子 たち が 特殊 な だけ よ

だけど ちょうど いい 機会 だ わ

最近 運動 不足 気味 だ し 体形 の 崩れ が 気 に なる わ

呉 先生 スタイル いい じゃ ない っす か

この 中 で 最 年長 な の に

ウッフフ 愛 菜 先生 ったら

悪気 は な さ そう だ から ―

今回 は 聞か なかった こと に し と くわ ね

怖 ( こえ ) え な おい せめて 声 張って キレ て よ

( 街 雄 ( まち お ) ) こんばんは 今回 は 僕 が 担当 さ せ て いただき ます

トレーナー の 街 雄 です

お っ 爽 や か イケメン

なるほど イケメン トレーナー 目当て で ―

ジム 通い って わけ か ( 里美 ) う わ っ

と ん だ スケベ 女 ね

呉 先生 いきなり 毒舌 キャラ 化 ?

今日 は どこ か 気 に なる 体 の 部位 は あり ます か ?

うーん そう だ なあ

特に 気 に なって る の は 脇腹 っす ね

若い 頃 は こんな ところ に 肉 が つか なかった ん だ けど なあ

ひびき は 若い に も かかわら ず 脇腹 たっぷり だ けど な

( ひびき ) やかましい わ ( 里美 ) 話 の 腰 を 折ら ない の

思いつ い た 時 に 腹筋 も やって る けど ―

いまいち 脇腹 に 効果 が 出 ない ん です

その とおり いい こと に 気 が つき まし た ね

ふ っ !

おなか 周り の 筋肉 は 部位 に よって 鍛え 方 が 違う ん です

えっ 腹筋 だけ じゃ ダメ な の ?

( 里美 ) お 願い だ から 初 見 の 人 は 服 の ほう に 突っ込 ん で あげ て

( コーラス ) ♪ 街 雄 の 筋肉 講座

肉 の お 兄さん だ よ

今日 は 誰 も が 気 に なる おなか 周り

腹筋 の お 話 だ

腹筋 は 大きく 4 つ に 分け られる ん だ

まず 正面 の 腹 直 筋

インナー マッスル の 腹 横 筋

そして 斜め に 走る 外 腹 斜 筋 内 腹 斜 筋

脇腹 を 引き締める に は ―

この 腹 斜 筋 を 鍛える 必要 が ある

脇腹 を 鍛える 方法 と し て は ―

前 に 紗倉 ( さくら ) さん が 特訓 し た バイシクル クランチ

道具 を 使用 する 場合 は ―

サイド ベント が お すすめ だ よ

ダンベル 側 に 上体 を ゆっくり と 曲げ ―

ゆっくり 元 に 戻る

腹 斜 筋 の 収縮 を 意識 し ながら 15 回 ~ 20 回 ほど 行 お う

反動 を つけ た り バランス が 崩れる 姿勢 に なる の は NG

腹 直 筋 だけ で なく 脇腹 も 鍛え て ―

美しい おなか 周り を 目指 そ う

( るみ か ) う っ … ふ っ …

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ …

( るみ か ) こ … これ 見た目 より 全然 きつい かも

( 街 雄 ) 最初 は 無理 し なく て いい です よ

慣れ て き たら 強度 を 上げ て いき ま しょ う

ダンベル 側 に 体 を 曲げる と 強度 弱

反対 側 に 曲げ れ ば 強度 アップ と 覚え て おき ま しょ う

ダンベル 以外 の 重 り じゃ ダメ な ん です か ?

そんな こと は ない です よ

例えば 買い物 袋 など を 使え ば ―

ご 家庭 でも 簡単 に サイド ベント が でき ます よ

なるほど

( ひびき ) 先生 たち 頑張って る ね ( 2 人 ) ん ?

( 里美 ) あなた たち も サイド ベント ?

はい

あ そう だ 街 雄 さん に 聞こ う と 思って た ん だ

サイド ベント の ダンベル の 重 さ って どれ くらい が いい の ?

う ~ ん 場合 に よる ね

くびれ を 作り たい なら 15 回 ~ 20 回 程度 ―

反復 できる 重 さ が いい ん じゃ ない か な

( ひびき ) ふん ふん ( るみ か ) あれ 呉 先生 は ?

えっ ?

( 夜叉 ) ハァ う っ …

ハァ これ は 効く わ ねえ すごく いい わ

高 重量 を 難なく こなし とる !

しかも 強度 アップ バー ション !

初めて 会った 時 から 筋肉 の バランス が いい と 思って た けど

アスリート 並み の 身体 能力 だ ね

( ひびき たち ) 恐 る べし 最 年長

すごい です ね 何 か スポーツ やって た ん です か ?

は ?

フッ

( 里美 ) あっ 深く 追及 し ちゃ いけ ない やつ だ これ

それ じゃ お 疲れ ( 夜叉 ) また 学校 で ね

( ひびき たち ) さよう なら ー !

( 朱美 ) お 二 人 と も ご 自宅 の 近く に ある ―

シルバーマン ジム に 入会 を 決め た みたい ね

( 里美 ) あの 2 人 家 が 遠い から ね

この ジム に も 時々 顔 を 出す つもり らしい わ

あっ どう し た の ? ジーナ さん 今日 は おとなしい わ ね

いえ ね 考え て い た の よ

これ は い ける ん じゃ ない か って ( 里美 ) ん ?

( ジーナ ) 新 メンバー 2 人 加入 で ―

今度 こそ アイドル オーディション を 突破 する わ よ ー !

既に 加入 が 決定 し てる の ?

( ナレーター ) 11 月

皇 桜 女 学院 の 2 年生 は 課外 授業 に やって き た

わ あ 空気 が 透き通って る 気 が する

今日 は 登山 を する ん です って ね

私 登山 なんて 初めて だ よ ( 朱美 ) 私 も

( るみ か ) お ー い 全員 そろって る な ?

登山 の 前 に 注意 事項 を いく つ か 伝える わ よ

まず は これ から 登る 山 に つい て 説明 し ます

( 山鳴り ) ( ひびき たち ) ん ?

( 夜叉 ) ここ は 苦 死 山 ( くじ さん )

餓 鬼 ヶ 原 ( がき が はら ) 樹海 に そびえ 立つ ―

通称 死者 の 山 です

名前 から し て 完全 に アウト じゃ ねえ か !

安心 しろ

事前 に 安全 な 登山 ルート は 調べ て ある から

多分 大丈夫 だ

そう そう 気 を つけ て 登れ ば 多分 大丈夫 よ

“ 多分 ” が 不安 に なる わ !

先生 本当 に 大丈夫 な の ?

心配 ない わ よ

私 は 課外 授業 の 担当 じゃ ない けど

生徒 が はめ を 外し すぎ ない よう 大げさ に 言って る だけ よ きっと

( 彩 也香 ) そ っか あ

そう だ よ ね ちょっと 安心 し た よ

あっ ん ?

( 2 人 ) あ ああ … ( 夜叉 ) それ じゃ 出発 する わ

仏 様 の 仲間 入り を し ない よう に 気 を つける の よ

( 彩 也香 ) 先生 マジ で 大丈夫 な の ?

( 里美 ) 多分 …

( 生徒 たち の 荒い 息 )

( ジーナ ) わ あ アハハ … 朱美 待って !

( 彩 也香 ) やれやれ どう なる こと か と 思った けど ―

道 も 安全 だ し ちょっと し た ハイキング だ な

ああ …

( 3 人 ) う ああ …

( 彩 也香 ) いや そっち の 3 人 大丈夫 ?

おかしい わ 私 って こんなに 体力 なかった かしら

足 が パンパン だ よ

( 里美 ) 年 は 取り たく ない わ ね ハァ …

( るみ か ) 高校 生 の 体力 に は ついて い け ない わ …

う わ あ フォロー し づれ え

どう し た の ? 彩 也香

先頭 は だいぶ 先 まで 行っちゃ っ てる わ よ

実は ムキムキ デカデカ で さ …

なるほど それ で 2 人 が 落ち込 ん で い た の ね

復活 !

大丈夫 です よ 2 人 と も

ほら 先頭 を 見 て ください ( 2 人 ) あっ …

( 朱美 ) 最初 から 先頭 を 歩 い て いる の は ―

お 二 人 より 年上 の 呉 先生 です よ

( るみ か ・ 里美 ) おお ~ !

すごい わ ね 最 年 長者

中年 の 星 だ なあ

( 夜叉 ) 立花 先生 は セーフ

愛 菜 先生 は あと で お 仕置 きね

( 里美 ) で も 呉 先生 は もともと 体力 ある から

( るみ か ) そう そう 街 雄 さん の お墨付き だ もん な

( 朱美 ) 確か に 体 力 が ある と 登山 も 楽 に なり ます けど

それ だけ じゃ ない ん です よ

例えば お 二 人 の 場合 は 歩き 方 を 意識 し て み たら どう です か

( 2 人 ) 歩き 方 を ?

皇 桜 女 学院 2 年 A 組 担任 の ―

呉 夜叉 です

ここ で は 私 が 山登り を する 時 の 歩き 方 を 説明 し ます ね

たま に は ジム を 出 て アウトドア な トレーニング を し たい です ね

登山 は トレーニング と 同時に 気分 も リフレッシュ でき て 一石二鳥

でも 気 を つけ て

山道 は 整備 さ れ た 街 の 道路 と は まるで 違い ます

街 と 同じ 感覚 で 歩く と 無駄 に 体力 を 消耗 し て しまい ます

山 で の 歩き 方 は ―

1 背筋 を 伸ばし 体 を まっすぐ に

2 膝 を しっかり と 曲げ て 歩く

3 足 の 裏 全体 で 着地 する

4 歩幅 は 小さく

5 歩く ペース は 一定 に

以上 を 心がけ て ください

この 動き を 自宅 で 練習 する に は

踏み台 昇降 運動 が お すすめ です

台 の かわり に 束ね た 本 でも オーケー です

正面 を 向 い た まま 階段 を 上り 下り する 感覚 で ―

昇降 運動 を 繰り返し ます

まず は 目標 20 分

テレビ を 見 た り 音楽 を 聴き ながら 行う と ―

長 時間 の 運動 も 苦 に なり ませ ん よ

ただし 転倒 に は 要 注意

踏み台 昇降 運動 は 下半身 の 筋肉 を バランス よく 鍛える こと が でき ます

山 で の 歩き 方 を 習得 する の と 同時に

登山 に 必要 な 体力 を 養い ま しょ う

登山 を 楽しむ 際 は 安全 第 一 を 心がけ ま しょ う ね

おお こりゃ いい や 全然 歩き やすく なった

でしょ ? ( 彩 也香 ) よっ しゃ

それ じゃ みんな を 追いかけよ う ぜ ( 朱美 ) そう ね

あ あっ ちょっと …

置 い て いか れ ちゃ った

よし 休 ん だ ら 少し 回復 し た ぞ 私 たち も 急 ご う よ

いつの間にか 最後尾 も 見え なく なって る

これ 以上 遅れる と あと の 予定 に 影響 が 出 ちゃ う よ

( 3 人 ) うん

えっ と …

まず は 背筋 を 伸ばす ん だった な

( 3 人 ) ふ っ

( ひびき ) で もって 膝 を 高く し て

( るみ か ) 足 の 裏 全体 で 着地 っと

( 里美 ) あら ? ( ひびき ) おお

すげ え !

歩く の が ずっと 楽 に なった ぞ

( 里美 ) これ なら 頂上 まで 行け そう ね

この ペース なら お 昼 御飯 に は 間に合い そう だ わ

喜べ 紗倉 昼 飯 は 山頂 で バーベキュー だ ぞ

マジ っす か ヤバ い 急が ない と 肉 が なくなっちゃ う !

( るみ か ) こら こら 慌てる と ケガ する ぞ !

( 里美 ) ホント に 食いしん坊 ねえ

それにしても なか なか 前 に 追いつか ない わ ねえ

( るみ か ) 随分 離さ れ ちゃ った もん なあ

( ナレーター ) その 頃 シルバーマン ジム で は

( 街 雄 ) これ は !

プロテイン が だま に なって いる

( 街 雄 ) イヤ な 予感 が する

やっぱり バニラ 味 は おいしい な

( 生徒 たち ) フゥ ~ 着 い た ね

( ジーナ ) 到着 !

ハハッ ハハハ わ あ ~ ( 朱美 ) 案外 早く 着 い た わ ね

( 夜叉 ) みんな ひと休み し たら お 昼 に し ます よ

あら どう し た の ? 上原 ( うえ はら ) さん

先生 ひびき たち が まだ 来 て ない みたい だ けど

えっ ?

あれ ? ひびき たち 私 たち の すぐ 後ろ に い た わ よ ね

立花 先生 と 愛 菜 先生 が 一緒 な ん だ し 大丈夫 じゃ ない ?

その 2 人 と 一緒 だ から 心配 な ん だ よ

もし かして 道 に 迷って ん の か なあ

( 夜叉 ) 道 に 迷った ?

あっ … まさか あの ルート に 行った ん じゃ …

( 3 人 ) ああ …

( ひびき ) 私 たち 遭難 し て ね ?

そ そそ … 遭難 ! ?

だ … 誰 か 助け て ー 警察 呼 ん で ー ( るみ か ) は いはい

落ち着き なさい

こう いう 時 は 無駄 に 騒が ず 体力 を 温存 し て おか ない と

( 里美 ) 誰 か … ああ 申し訳ない つい 取り乱し た わ

さて 紗倉 私 たち は できる こと から 始めよ う か

そう だ ね 先生 ( 2 人 ) うん

ん ?

( るみ か ) 体 力 が ある うち に 遺書 を したため て おか なく ちゃ

( ひびき ) 辞世 の 句 “ 肉 と 落ち 肉 と 消え に し 我が身 か な ”

“ 脂肪 の こと は 肉 の また 肉 ”

お前 ら の ほう が よっぽど 動転 し てる よ !

お前 文才 ある な

今 と なって は 無意味 だ けど ね

( 2 人 ) ハハハ …

どん だけ 後ろ向き な ん だ よ

今 やる べき こと は 他 に ある でしょ

やる べき こと ?

( 2 人 ) あっ そう だ !

ん ?

身元 が はっきり 分かる よう に し と か ない と な

身元 不明 だ と 迷惑 かかる し ね

免許 証 で いい か ( ひびき ) 私 は 学生 証

( 里美 ) こいつ ら どう しよう も ねえ

諦める の は 早い わ よ

生き て 帰る ため に 3 人 で 協力 し ま しょ う !

( 2 人 ) 協力 ?

って 何 す ん だ ?

( ひびき ) 携帯 は 圏 外 だ し 助け も 呼 べ ない よ

それ は 今 考え 中 ( るみ か ・ ひびき ) ああ …

( るみ か ) やっぱり ダメ か ( ひびき ) 遺書 の 続き 考え よっ と

( るみ か ) やっぱり ダメ か ( ひびき ) 遺書 の 続き 考え よっ と

待って 待って 待って !

ハッ

木 だ わ 木 に 登って みる の よ

こんにち は 今日 は 私 が 木 登り と

その 代替 トレーニング に つい て 解説 し ます ね

木 登り は とって も 優秀 な トレーニング な ん です

全身 の 筋肉 を 無駄 なく 使える 上 に

器具 で は 鍛え られ ない 自然 な 体 の 使い 方 を 習得 でき ます

しかし 都市 部 で は 木 登り の できる 環境 が 少ない の が 実情 です

そこ で 今日 は 木 登り の かわり に なる トレーニング

ロープ クライミング を 紹介 し ます

やり 方 は いたって 簡単

ロープ を つか ん で 体 を 引き寄せる これ を ひたすら 繰り返す だけ

上 腕 二 頭 筋 大 円 筋 など ―

引き寄せる 際 に 使用 する 筋肉 を ―

鍛える こと が でき ます

慣れ て き たら 下半身 を 使わ ず 上半身 だけ で 登る と ―

効果 抜群 です ただし 転落 に 注意

ロープ クライミング の 設備 は 体育 館 など に 設置 さ れ て い ます

興味 の ある 方 は 問い合わせ て み ま しょ う

また バイパー ロープ クライマー と いう ―

ロープ クライミング の マシン も あり ます

転落 の 危険 が ない 分 と っつ き やすい です ね

ロープ 1 本 で 可能 性 は 無限大

ロープ クライミング で マッチョ 道 を 上り詰め ま しょ う !

確か に 都会 じゃ 木 登り なんて でき ない もん な

公園 でも 禁止 だ し

( ひびき ) こんな 時 に も 筋 トレ なんて 先生 も はまって る ね

( 里美 ) そう いう こと じゃ なく て

見 た ところ この 辺り で 一 番 高い の は この 木 よ

てっぺん まで 登れ ば 周り の 地形 を 把握 できる かも しれ ない わ

( るみ か ) おお っ ( ひびき ) そう か

それ に 高い ところ に いる ほう が

捜索 隊 に 発見 し て もらい やすい でしょ

( るみ か ) 確か に 森 の 中 に いる より は マシ かも

やって みる 価値 は ある な よし 早速 登 ろ う ぜ

( ひびき ) おう !

( 3 人 ) う っ う う …

( 里美 ) もう 1 回 よ ( るみ か ・ ひびき ) おう !

( 3 人 ) う っ う う …

登 れ ねえ ! 木 登り って こんな 難しい の ?

子供 の 頃 は 楽勝 だった の に 体 が なまって る わ

クッソ … 服 が 滑る な

( ひびき ) う わ っ ( 里美 ) 何 し てる の 愛 菜 先生

( るみ か ) 恥ずかし がって る 場合 か どう せ 誰 に も 見 られ て ねえ よ

( ひびき ) た … ( 里美 ) 確か に

( 2 人 ) うん

よ ー し 私 たち も 脱ぐ わ

( 里美 ) よっ ! ( ひびき ) おう !

どう ? 3 人 は 見つかった ?

( 彩 也香 ) はい 半 裸 で 木 に 登 ろ う と し て ます

あら あら は しゃい でる わ ね

よっぽど 山 が 気 に 入った の ね

御飯 も 食べ ず に アスレチック コーナー に ―

直行 する なんて

( 3 人 ) う お ー !

うん うん おいしい

( ナレーター ) 3 人 が 事実 を 知った の は ―

昼食 時間 終了 後 だった と いう

( 街 雄 ) 悪い 予感 が 当たって しまった

僕 と し た こと が

お気に入り の プロテイン を 切ら し て しまう なんて

( 会員 ) 街 雄 さん 街 雄 さん 私 が まとめ 買い し た プロテイン

1 袋 お 譲り し ます よ

ホント ?

あり が と … う っ !

( 会員 ) ハハハハ … ( 街 雄 ) アッハハハ …

( ジェイソン ) お呼び です か サー

( ドゲゲンチョネッガー ) この ダンベル は もう ダメ だ な

( ジェイソン ) は ? ダンベル … です か

あ あっ ! ?

サー 特注 の 強化 合金 製 ダンベル が …

握り潰さ れ て いる !

サー が 荒ぶ って おら れる !

( ドゲゲンチョネッガー ) 旅 の 支度 を 私 は ジャパン に 向かう

ようやく 見つけ た ぞ

鳴 造 ( なる ぞう ) …

( ナレーター ) シルバーマン ジム に 嵐 が 迫る

ダンベル 何 キロ 持てる? |なん|きろ|もてる How many pounds of dumbbells can you hold? (08) Сколько килограммов гантелей вы можете удержать? (08) 你能舉起多少公斤的啞鈴? (08) (08)

( るみ か ) 立花 ( たちばな ) 先生 この あと 時間 ある ? ||たちばな||せんせい|||じかん|

( 夜叉 ( やく しゃ ) ) 久しぶり に 3 人 で 食事 でも どう かしら ? やしゃ|||ひさしぶり||じん||しょくじ|||

( 里美 ( さとみ ) ) ああ 愛 菜 ( あい な ) 先生 呉 ( くれ ) 先生 さとみ|||あい|な|||せんせい|くれ||せんせい

すみません この あと 1 件 用事 が あって |||けん|ようじ||

あと から 追いかける から 先 に 始め とい て ください ||おいかける||さき||はじめ|||

じゃあ 後 ほど |あと|

( 戸 が 閉まる 音 ) と||しまる|おと

用事 ねえ 最近 忙し そう だ けど ようじ||さいきん|いそがし|||

一体 何 を し てる ん だ か いったい|なん||||||

もし かして 彼 氏 が でき た の かしら ( るみ か ) それ は 絶対 に ない っす ||かれ|うじ||||||||||ぜったい|||

力強く 断言 し た わ ね ( るみ か ) うむ ちからづよく|だんげん|||||||

( ナレーター ) 皇 桜 ( こう よう ) 女 学院 教師 愛 菜 るみ か 30 歳 独身 なれーたー|こう|さくら|||おんな|がくいん|きょうし|あい|な|||さい|どくしん

呉 夜叉 34 歳 既婚 くれ|やしゃ|さい|きこん

じゃあ 今日 は 2 人 で |きょう||じん|

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない じん||さとみ||じむ||かよって||||しら|

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない じん||さとみ||じむ||かよって||||しら|

2 人 は 里美 が ジム に 通って いる こと を 知ら ない じん||さとみ||じむ||かよって||||しら|

( るみ か ) そう っす ね

( るみ か ) ん ?

“ シルバーマン ジム ” |じむ

♪ ~

~ ♪

ああ …

あなた たち 何 して ん の ? ||なん|||

何 って カード を 届け に 来た ん じゃ ん なん||かーど||とどけ||きた|||

ついでに 無料 体験 し て く だけ だ よ |むりょう|たいけん||||||

着替え も 貸し て くれる って いう から つい きがえ||かし||||||

ジム 入った ん なら 言って くれよ 勧め た の は 私 な ん だ から さ じむ|はいった|||いって||すすめ||||わたくし|||||

( 里美 ) エヘヘ 何 か ちょっと てれくさく て … さとみ||なん||||

( ひびき ) こない だ の オーディション 楽しかった なあ |||||たのしかった|

( 朱美 ( あけみ ) ) 落ち た の は 残念 だった けど ね あけみ||おち||||ざんねん|||

( ジーナ ) なんの まだまだ チャンス は ある わ よ |||ちゃんす||||

( 彩 也香 ( あやか ) ) おう また チャレンジ し よ う ぜ あや|やかおり||||ちゃれんじ||||

( ジーナ ) もちろん

うち の 生徒 も 通って る ん だ な ||せいと||かよって||||

最近 の 女子 高 生 は 筋 トレ が ブーム な の か ? さいきん||じょし|たか|せい||すじ|||ぶーむ|||

あの 子 たち が 特殊 な だけ よ |こ|||とくしゅ|||

だけど ちょうど いい 機会 だ わ |||きかい||

最近 運動 不足 気味 だ し 体形 の 崩れ が 気 に なる わ さいきん|うんどう|ふそく|きみ|||たいけい||くずれ||き|||

呉 先生 スタイル いい じゃ ない っす か くれ|せんせい|すたいる|||||

この 中 で 最 年長 な の に |なか||さい|ねんちょう|||

ウッフフ 愛 菜 先生 ったら |あい|な|せんせい|

悪気 は な さ そう だ から ― わるぎ||||||

今回 は 聞か なかった こと に し と くわ ね こんかい||きか|||||||

怖 ( こえ ) え な おい せめて 声 張って キレ て よ こわ||||||こえ|はって|きれ||

( 街 雄 ( まち お ) ) こんばんは 今回 は 僕 が 担当 さ せ て いただき ます がい|おす|||こんばん は|こんかい||ぼく||たんとう|||||

トレーナー の 街 雄 です とれーなー||がい|おす|

お っ 爽 や か イケメン ||そう|||

なるほど イケメン トレーナー 目当て で ― ||とれーなー|めあて|

ジム 通い って わけ か ( 里美 ) う わ っ じむ|かよい||||さとみ|||

と ん だ スケベ 女 ね ||||おんな|

呉 先生 いきなり 毒舌 キャラ 化 ? くれ|せんせい||どくぜつ||か

今日 は どこ か 気 に なる 体 の 部位 は あり ます か ? きょう||||き|||からだ||ぶい||||

うーん そう だ なあ

特に 気 に なって る の は 脇腹 っす ね とくに|き||||||わきばら||

若い 頃 は こんな ところ に 肉 が つか なかった ん だ けど なあ わかい|ころ|||||にく|||||||

ひびき は 若い に も かかわら ず 脇腹 たっぷり だ けど な ||わかい|||||わきばら||||

( ひびき ) やかましい わ ( 里美 ) 話 の 腰 を 折ら ない の |||さとみ|はなし||こし||おら||

思いつ い た 時 に 腹筋 も やって る けど ― おもいつ|||じ||ふっきん||||

いまいち 脇腹 に 効果 が 出 ない ん です |わきばら||こうか||だ|||

その とおり いい こと に 気 が つき まし た ね |||||き|||||

ふ っ !

おなか 周り の 筋肉 は 部位 に よって 鍛え 方 が 違う ん です |まわり||きんにく||ぶい|||きたえ|かた||ちがう||

えっ 腹筋 だけ じゃ ダメ な の ? |ふっきん|||だめ||

( 里美 ) お 願い だ から 初 見 の 人 は 服 の ほう に 突っ込 ん で あげ て さとみ||ねがい|||はつ|み||じん||ふく||||つっこ||||

( コーラス ) ♪ 街 雄 の 筋肉 講座 こーらす|がい|おす||きんにく|こうざ

肉 の お 兄さん だ よ にく|||にいさん||

今日 は 誰 も が 気 に なる おなか 周り きょう||だれ|||き||||まわり

腹筋 の お 話 だ ふっきん|||はなし|

腹筋 は 大きく 4 つ に 分け られる ん だ ふっきん||おおきく|||わけ|||

まず 正面 の 腹 直 筋 |しょうめん||はら|なお|すじ

インナー マッスル の 腹 横 筋 |||はら|よこ|すじ

そして 斜め に 走る 外 腹 斜 筋 内 腹 斜 筋 |ななめ||はしる|がい|はら|しゃ|すじ|うち|はら|しゃ|すじ

脇腹 を 引き締める に は ― わきばら||ひきしめる||

この 腹 斜 筋 を 鍛える 必要 が ある |はら|しゃ|すじ||きたえる|ひつよう||

脇腹 を 鍛える 方法 と し て は ― わきばら||きたえる|ほうほう||||

前 に 紗倉 ( さくら ) さん が 特訓 し た バイシクル クランチ ぜん||さくら||||とっくん||||

道具 を 使用 する 場合 は ― どうぐ||しよう||ばあい|

サイド ベント が お すすめ だ よ さいど||||||

ダンベル 側 に 上体 を ゆっくり と 曲げ ― |がわ||じょうたい||||まげ

ゆっくり 元 に 戻る |もと||もどる

腹 斜 筋 の 収縮 を 意識 し ながら 15 回 ~ 20 回 ほど 行 お う はら|しゃ|すじ||しゅうしゅく||いしき|||かい|かい||ぎょう||

反動 を つけ た り バランス が 崩れる 姿勢 に なる の は NG はんどう|||||ばらんす||くずれる|しせい|||||ng

腹 直 筋 だけ で なく 脇腹 も 鍛え て ― はら|なお|すじ||||わきばら||きたえ|

美しい おなか 周り を 目指 そ う うつくしい||まわり||まなざし||

( るみ か ) う っ … ふ っ …

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ … じん|||

( るみ か ) こ … これ 見た目 より 全然 きつい かも ||||みため||ぜんぜん||

( 街 雄 ) 最初 は 無理 し なく て いい です よ がい|おす|さいしょ||むり||||||

慣れ て き たら 強度 を 上げ て いき ま しょ う なれ||||きょうど||あげ|||||

ダンベル 側 に 体 を 曲げる と 強度 弱 |がわ||からだ||まげる||きょうど|じゃく

反対 側 に 曲げ れ ば 強度 アップ と 覚え て おき ま しょ う はんたい|がわ||まげ|||きょうど|あっぷ||おぼえ|||||

ダンベル 以外 の 重 り じゃ ダメ な ん です か ? |いがい||おも|||だめ||||

そんな こと は ない です よ

例えば 買い物 袋 など を 使え ば ― たとえば|かいもの|ふくろ|||つかえ|

ご 家庭 でも 簡単 に サイド ベント が でき ます よ |かてい||かんたん||さいど|||||

なるほど

( ひびき ) 先生 たち 頑張って る ね ( 2 人 ) ん ? |せんせい||がんばって|||じん|

( 里美 ) あなた たち も サイド ベント ? さとみ||||さいど|

はい

あ そう だ 街 雄 さん に 聞こ う と 思って た ん だ |||がい|おす|||ききこ|||おもって|||

サイド ベント の ダンベル の 重 さ って どれ くらい が いい の ? さいど|||||おも|||||||

う ~ ん 場合 に よる ね ||ばあい|||

くびれ を 作り たい なら 15 回 ~ 20 回 程度 ― ||つくり|||かい|かい|ていど

反復 できる 重 さ が いい ん じゃ ない か な はんぷく||おも||||||||

( ひびき ) ふん ふん ( るみ か ) あれ 呉 先生 は ? ||||||くれ|せんせい|

えっ ?

( 夜叉 ) ハァ う っ … やしゃ|||

ハァ これ は 効く わ ねえ すごく いい わ |||きく|||||

高 重量 を 難なく こなし とる ! たか|じゅうりょう||なんなく||

しかも 強度 アップ バー ション ! |きょうど|あっぷ|ばー|

初めて 会った 時 から 筋肉 の バランス が いい と 思って た けど はじめて|あった|じ||きんにく||ばらんす||||おもって||

アスリート 並み の 身体 能力 だ ね |なみ||からだ|のうりょく||

( ひびき たち ) 恐 る べし 最 年長 ||こわ|||さい|ねんちょう

すごい です ね 何 か スポーツ やって た ん です か ? |||なん||すぽーつ|||||

は ?

フッ

( 里美 ) あっ 深く 追及 し ちゃ いけ ない やつ だ これ さとみ||ふかく|ついきゅう|||||||

それ じゃ お 疲れ ( 夜叉 ) また 学校 で ね |||つかれ|やしゃ||がっこう||

( ひびき たち ) さよう なら ー ! ||||-

( 朱美 ) お 二 人 と も ご 自宅 の 近く に ある ― あけみ||ふた|じん||||じたく||ちかく||

シルバーマン ジム に 入会 を 決め た みたい ね |じむ||にゅうかい||きめ|||

( 里美 ) あの 2 人 家 が 遠い から ね さとみ||じん|いえ||とおい||

この ジム に も 時々 顔 を 出す つもり らしい わ |じむ|||ときどき|かお||だす|||

あっ どう し た の ? ジーナ さん 今日 は おとなしい わ ね |||||||きょう||||

いえ ね 考え て い た の よ ||かんがえ|||||

これ は い ける ん じゃ ない か って ( 里美 ) ん ? |||||||||さとみ|

( ジーナ ) 新 メンバー 2 人 加入 で ― |しん|めんばー|じん|かにゅう|

今度 こそ アイドル オーディション を 突破 する わ よ ー ! こんど||あいどる|||とっぱ||||-

既に 加入 が 決定 し てる の ? すでに|かにゅう||けってい|||

( ナレーター ) 11 月 なれーたー|つき

皇 桜 女 学院 の 2 年生 は 課外 授業 に やって き た こう|さくら|おんな|がくいん||ねんせい||かがい|じゅぎょう||||

わ あ 空気 が 透き通って る 気 が する ||くうき||すきとおって||き||

今日 は 登山 を する ん です って ね きょう||とざん||||||

私 登山 なんて 初めて だ よ ( 朱美 ) 私 も わたくし|とざん||はじめて|||あけみ|わたくし|

( るみ か ) お ー い 全員 そろって る な ? |||-||ぜんいん|||

登山 の 前 に 注意 事項 を いく つ か 伝える わ よ とざん||ぜん||ちゅうい|じこう|||||つたえる||

まず は これ から 登る 山 に つい て 説明 し ます ||||のぼる|やま||||せつめい||

( 山鳴り ) ( ひびき たち ) ん ? やまなり|||

( 夜叉 ) ここ は 苦 死 山 ( くじ さん ) やしゃ|||く|し|やま||

餓 鬼 ヶ 原 ( がき が はら ) 樹海 に そびえ 立つ ― が|おに||はら||||じゅかい|||たつ

通称 死者 の 山 です つうしょう|ししゃ||やま|

名前 から し て 完全 に アウト じゃ ねえ か ! なまえ||||かんぜん||あうと|||

安心 しろ あんしん|

事前 に 安全 な 登山 ルート は 調べ て ある から じぜん||あんぜん||とざん|るーと||しらべ|||

多分 大丈夫 だ たぶん|だいじょうぶ|

そう そう 気 を つけ て 登れ ば 多分 大丈夫 よ ||き||||のぼれ||たぶん|だいじょうぶ|

“ 多分 ” が 不安 に なる わ ! たぶん||ふあん|||

先生 本当 に 大丈夫 な の ? せんせい|ほんとう||だいじょうぶ||

心配 ない わ よ しんぱい|||

私 は 課外 授業 の 担当 じゃ ない けど わたくし||かがい|じゅぎょう||たんとう|||

生徒 が はめ を 外し すぎ ない よう 大げさ に 言って る だけ よ きっと せいと||||はずし||||おおげさ||いって||||

( 彩 也香 ) そ っか あ あや|やかおり|||

そう だ よ ね ちょっと 安心 し た よ |||||あんしん|||

あっ ん ?

( 2 人 ) あ ああ … ( 夜叉 ) それ じゃ 出発 する わ じん|||やしゃ|||しゅっぱつ||

仏 様 の 仲間 入り を し ない よう に 気 を つける の よ ふつ|さま||なかま|はいり||||||き||||

( 彩 也香 ) 先生 マジ で 大丈夫 な の ? あや|やかおり|せんせい|||だいじょうぶ||

( 里美 ) 多分 … さとみ|たぶん

( 生徒 たち の 荒い 息 ) せいと|||あらい|いき

( ジーナ ) わ あ アハハ … 朱美 待って ! ||||あけみ|まって

( 彩 也香 ) やれやれ どう なる こと か と 思った けど ― あや|やかおり|||||||おもった|

道 も 安全 だ し ちょっと し た ハイキング だ な どう||あんぜん||||||はいきんぐ||

ああ …

( 3 人 ) う ああ … じん||

( 彩 也香 ) いや そっち の 3 人 大丈夫 ? あや|やかおり||||じん|だいじょうぶ

おかしい わ 私 って こんなに 体力 なかった かしら ||わたくし|||たいりょく||

足 が パンパン だ よ あし||ぱんぱん||

( 里美 ) 年 は 取り たく ない わ ね ハァ … さとみ|とし||とり|||||

( るみ か ) 高校 生 の 体力 に は ついて い け ない わ … ||こうこう|せい||たいりょく|||||||

う わ あ フォロー し づれ え |||ふぉろー|||

どう し た の ? 彩 也香 ||||あや|やかおり

先頭 は だいぶ 先 まで 行っちゃ っ てる わ よ せんとう|||さき||おこなっちゃ||||

実は ムキムキ デカデカ で さ … じつは||でかでか||

なるほど それ で 2 人 が 落ち込 ん で い た の ね |||じん||おちこ||||||

復活 ! ふっかつ

大丈夫 です よ 2 人 と も だいじょうぶ|||じん||

ほら 先頭 を 見 て ください ( 2 人 ) あっ … |せんとう||み|||じん|

( 朱美 ) 最初 から 先頭 を 歩 い て いる の は ― あけみ|さいしょ||せんとう||ふ|||||

お 二 人 より 年上 の 呉 先生 です よ |ふた|じん||としうえ||くれ|せんせい||

( るみ か ・ 里美 ) おお ~ ! ||さとみ|

すごい わ ね 最 年 長者 |||さい|とし|ちょうじゃ

中年 の 星 だ なあ ちゅうねん||ほし||

( 夜叉 ) 立花 先生 は セーフ やしゃ|たちばな|せんせい||せーふ

愛 菜 先生 は あと で お 仕置 きね あい|な|せんせい|||||しおき|

( 里美 ) で も 呉 先生 は もともと 体力 ある から さとみ|||くれ|せんせい|||たいりょく||

( るみ か ) そう そう 街 雄 さん の お墨付き だ もん な ||||がい|おす|||おすみつき|||

( 朱美 ) 確か に 体 力 が ある と 登山 も 楽 に なり ます けど あけみ|たしか||からだ|ちから||||とざん||がく||||

それ だけ じゃ ない ん です よ

例えば お 二 人 の 場合 は 歩き 方 を 意識 し て み たら どう です か たとえば||ふた|じん||ばあい||あるき|かた||いしき|||||||

( 2 人 ) 歩き 方 を ? じん|あるき|かた|

皇 桜 女 学院 2 年 A 組 担任 の ― こう|さくら|おんな|がくいん|とし|a|くみ|たんにん|

呉 夜叉 です くれ|やしゃ|

ここ で は 私 が 山登り を する 時 の 歩き 方 を 説明 し ます ね |||わたくし||やまのぼり|||じ||あるき|かた||せつめい|||

たま に は ジム を 出 て アウトドア な トレーニング を し たい です ね |||じむ||だ||あうとどあ||とれーにんぐ|||||

登山 は トレーニング と 同時に 気分 も リフレッシュ でき て 一石二鳥 とざん||とれーにんぐ||どうじに|きぶん|||||いっせきにちょう

でも 気 を つけ て |き|||

山道 は 整備 さ れ た 街 の 道路 と は まるで 違い ます やまみち||せいび||||がい||どうろ||||ちがい|

街 と 同じ 感覚 で 歩く と 無駄 に 体力 を 消耗 し て しまい ます がい||おなじ|かんかく||あるく||むだ||たいりょく||しょうもう||||

山 で の 歩き 方 は ― やま|||あるき|かた|

1 背筋 を 伸ばし 体 を まっすぐ に せすじ||のばし|からだ|||

2 膝 を しっかり と 曲げ て 歩く ひざ||||まげ||あるく

3 足 の 裏 全体 で 着地 する あし||うら|ぜんたい||ちゃくち|

4 歩幅 は 小さく ほはば||ちいさく

5 歩く ペース は 一定 に あるく|ぺーす||いってい|

以上 を 心がけ て ください いじょう||こころがけ||

この 動き を 自宅 で 練習 する に は |うごき||じたく||れんしゅう|||

踏み台 昇降 運動 が お すすめ です ふみだい|しょうこう|うんどう||||

台 の かわり に 束ね た 本 でも オーケー です だい||||たばね||ほん||おーけー|

正面 を 向 い た まま 階段 を 上り 下り する 感覚 で ― しょうめん||むかい||||かいだん||のぼり|くだり||かんかく|

昇降 運動 を 繰り返し ます しょうこう|うんどう||くりかえし|

まず は 目標 20 分 ||もくひょう|ぶん

テレビ を 見 た り 音楽 を 聴き ながら 行う と ― てれび||み|||おんがく||きき||おこなう|

長 時間 の 運動 も 苦 に なり ませ ん よ ちょう|じかん||うんどう||く|||||

ただし 転倒 に は 要 注意 |てんとう|||かなめ|ちゅうい

踏み台 昇降 運動 は 下半身 の 筋肉 を バランス よく 鍛える こと が でき ます ふみだい|しょうこう|うんどう||かはんしん||きんにく||ばらんす||きたえる||||

山 で の 歩き 方 を 習得 する の と 同時に やま|||あるき|かた||しゅうとく||||どうじに

登山 に 必要 な 体力 を 養い ま しょ う とざん||ひつよう||たいりょく||やしない|||

登山 を 楽しむ 際 は 安全 第 一 を 心がけ ま しょ う ね とざん||たのしむ|さい||あんぜん|だい|ひと||こころがけ||||

おお こりゃ いい や 全然 歩き やすく なった ||||ぜんぜん|あるき||

でしょ ? ( 彩 也香 ) よっ しゃ |あや|やかおり||

それ じゃ みんな を 追いかけよ う ぜ ( 朱美 ) そう ね ||||おいかけよ|||あけみ||

あ あっ ちょっと …

置 い て いか れ ちゃ った お||||||

よし 休 ん だ ら 少し 回復 し た ぞ 私 たち も 急 ご う よ |きゅう||||すこし|かいふく||||わたくし|||きゅう|||

いつの間にか 最後尾 も 見え なく なって る いつのまにか|さいこうび||みえ|||

これ 以上 遅れる と あと の 予定 に 影響 が 出 ちゃ う よ |いじょう|おくれる||||よてい||えいきょう||だ|||

( 3 人 ) うん じん|

えっ と …

まず は 背筋 を 伸ばす ん だった な ||せすじ||のばす|||

( 3 人 ) ふ っ じん||

( ひびき ) で もって 膝 を 高く し て |||ひざ||たかく||

( るみ か ) 足 の 裏 全体 で 着地 っと ||あし||うら|ぜんたい||ちゃくち|

( 里美 ) あら ? ( ひびき ) おお さとみ|||

すげ え !

歩く の が ずっと 楽 に なった ぞ あるく||||がく|||

( 里美 ) これ なら 頂上 まで 行け そう ね さとみ|||ちょうじょう||いけ||

この ペース なら お 昼 御飯 に は 間に合い そう だ わ |ぺーす|||ひる|ごはん|||まにあい|||

喜べ 紗倉 昼 飯 は 山頂 で バーベキュー だ ぞ よろこべ|さくら|ひる|めし||さんちょう||ばーべきゅー||

マジ っす か ヤバ い 急が ない と 肉 が なくなっちゃ う ! |||||いそが|||にく|||

( るみ か ) こら こら 慌てる と ケガ する ぞ ! ||||あわてる||けが||

( 里美 ) ホント に 食いしん坊 ねえ さとみ|ほんと||くいしんぼう|

それにしても なか なか 前 に 追いつか ない わ ねえ |||ぜん||おいつか|||

( るみ か ) 随分 離さ れ ちゃ った もん なあ ||ずいぶん|はなさ|||||

( ナレーター ) その 頃 シルバーマン ジム で は なれーたー||ころ||じむ||

( 街 雄 ) これ は ! がい|おす||

プロテイン が だま に なって いる

( 街 雄 ) イヤ な 予感 が する がい|おす|いや||よかん||

やっぱり バニラ 味 は おいしい な ||あじ|||

( 生徒 たち ) フゥ ~ 着 い た ね せいと|||ちゃく|||

( ジーナ ) 到着 ! |とうちゃく

ハハッ ハハハ わ あ ~ ( 朱美 ) 案外 早く 着 い た わ ね ||||あけみ|あんがい|はやく|ちゃく||||

( 夜叉 ) みんな ひと休み し たら お 昼 に し ます よ やしゃ||ひとやすみ||||ひる||||

あら どう し た の ? 上原 ( うえ はら ) さん |||||うえはら|||

先生 ひびき たち が まだ 来 て ない みたい だ けど せんせい|||||らい|||||

えっ ?

あれ ? ひびき たち 私 たち の すぐ 後ろ に い た わ よ ね |||わたくし||||うしろ||||||

立花 先生 と 愛 菜 先生 が 一緒 な ん だ し 大丈夫 じゃ ない ? たちばな|せんせい||あい|な|せんせい||いっしょ|||||だいじょうぶ||

その 2 人 と 一緒 だ から 心配 な ん だ よ |じん||いっしょ|||しんぱい||||

もし かして 道 に 迷って ん の か なあ ||どう||まよって||||

( 夜叉 ) 道 に 迷った ? やしゃ|どう||まよった

あっ … まさか あの ルート に 行った ん じゃ … |||るーと||おこなった||

( 3 人 ) ああ … じん|

( ひびき ) 私 たち 遭難 し て ね ? |わたくし||そうなん|||

そ そそ … 遭難 ! ? ||そうなん

だ … 誰 か 助け て ー 警察 呼 ん で ー ( るみ か ) は いはい |だれ||たすけ||-|けいさつ|よ|||-||||

落ち着き なさい おちつき|

こう いう 時 は 無駄 に 騒が ず 体力 を 温存 し て おか ない と ||じ||むだ||さわが||たいりょく||おんぞん|||||

( 里美 ) 誰 か … ああ 申し訳ない つい 取り乱し た わ さとみ|だれ|||もうしわけない||とりみだし||

さて 紗倉 私 たち は できる こと から 始めよ う か |さくら|わたくし||||||はじめよ||

そう だ ね 先生 ( 2 人 ) うん |||せんせい|じん|

ん ?

( るみ か ) 体 力 が ある うち に 遺書 を したため て おか なく ちゃ ||からだ|ちから|||||いしょ||した ため||||

( ひびき ) 辞世 の 句 “ 肉 と 落ち 肉 と 消え に し 我が身 か な ” |じせい||く|にく||おち|にく||きえ|||わがみ||

“ 脂肪 の こと は 肉 の また 肉 ” しぼう||||にく|||にく

お前 ら の ほう が よっぽど 動転 し てる よ ! おまえ||||||どうてん|||

お前 文才 ある な おまえ|ぶんさい||

今 と なって は 無意味 だ けど ね いま||||むいみ|||

( 2 人 ) ハハハ … じん|

どん だけ 後ろ向き な ん だ よ ||うしろむき||||

今 やる べき こと は 他 に ある でしょ いま|||||た|||

やる べき こと ?

( 2 人 ) あっ そう だ ! じん|||

ん ?

身元 が はっきり 分かる よう に し と か ない と な みもと|||わかる||||||||

身元 不明 だ と 迷惑 かかる し ね みもと|ふめい|||めいわく|||

免許 証 で いい か ( ひびき ) 私 は 学生 証 めんきょ|あかし|||||わたくし||がくせい|あかし

( 里美 ) こいつ ら どう しよう も ねえ さとみ||||||

諦める の は 早い わ よ あきらめる|||はやい||

生き て 帰る ため に 3 人 で 協力 し ま しょ う ! いき||かえる|||じん||きょうりょく||||

( 2 人 ) 協力 ? じん|きょうりょく

って 何 す ん だ ? |なん|||

( ひびき ) 携帯 は 圏 外 だ し 助け も 呼 べ ない よ |けいたい||けん|がい|||たすけ||よ|||

それ は 今 考え 中 ( るみ か ・ ひびき ) ああ … ||いま|かんがえ|なか||||

( るみ か ) やっぱり ダメ か ( ひびき ) 遺書 の 続き 考え よっ と |||だめ|||いしょ||つづき|かんがえ||

( るみ か ) やっぱり ダメ か ( ひびき ) 遺書 の 続き 考え よっ と |||だめ|||いしょ||つづき|かんがえ||

待って 待って 待って ! まって|まって|まって

ハッ

木 だ わ 木 に 登って みる の よ き|||き||のぼって|||

こんにち は 今日 は 私 が 木 登り と ||きょう||わたくし||き|のぼり|

その 代替 トレーニング に つい て 解説 し ます ね |だいたい|とれーにんぐ||||かいせつ|||

木 登り は とって も 優秀 な トレーニング な ん です き|のぼり||||ゆうしゅう||とれーにんぐ|||

全身 の 筋肉 を 無駄 なく 使える 上 に ぜんしん||きんにく||むだ||つかえる|うえ|

器具 で は 鍛え られ ない 自然 な 体 の 使い 方 を 習得 でき ます きぐ|||きたえ|||しぜん||からだ||つかい|かた||しゅうとく||

しかし 都市 部 で は 木 登り の できる 環境 が 少ない の が 実情 です |とし|ぶ|||き|のぼり|||かんきょう||すくない|||じつじょう|

そこ で 今日 は 木 登り の かわり に なる トレーニング ||きょう||き|のぼり|||||とれーにんぐ

ロープ クライミング を 紹介 し ます ろーぷ|||しょうかい||

やり 方 は いたって 簡単 |かた|||かんたん

ロープ を つか ん で 体 を 引き寄せる これ を ひたすら 繰り返す だけ ろーぷ|||||からだ||ひきよせる||||くりかえす|

上 腕 二 頭 筋 大 円 筋 など ― うえ|うで|ふた|あたま|すじ|だい|えん|すじ|

引き寄せる 際 に 使用 する 筋肉 を ― ひきよせる|さい||しよう||きんにく|

鍛える こと が でき ます きたえる||||

慣れ て き たら 下半身 を 使わ ず 上半身 だけ で 登る と ― なれ||||かはんしん||つかわ||じょうはんしん|||のぼる|

効果 抜群 です ただし 転落 に 注意 こうか|ばつぐん|||てんらく||ちゅうい

ロープ クライミング の 設備 は 体育 館 など に 設置 さ れ て い ます ろーぷ|||せつび||たいいく|かん|||せっち|||||

興味 の ある 方 は 問い合わせ て み ま しょ う きょうみ|||かた||といあわせ|||||

また バイパー ロープ クライマー と いう ― ||ろーぷ|||

ロープ クライミング の マシン も あり ます ろーぷ|||ましん|||

転落 の 危険 が ない 分 と っつ き やすい です ね てんらく||きけん|||ぶん||||||

ロープ 1 本 で 可能 性 は 無限大 ろーぷ|ほん||かのう|せい||むげんだい

ロープ クライミング で マッチョ 道 を 上り詰め ま しょ う ! ろーぷ||||どう||のぼりつめ|||

確か に 都会 じゃ 木 登り なんて でき ない もん な たしか||とかい||き|のぼり|||||

公園 でも 禁止 だ し こうえん||きんし||

( ひびき ) こんな 時 に も 筋 トレ なんて 先生 も はまって る ね ||じ|||すじ|||せんせい||||

( 里美 ) そう いう こと じゃ なく て さとみ||||||

見 た ところ この 辺り で 一 番 高い の は この 木 よ み||||あたり||ひと|ばん|たかい||||き|

てっぺん まで 登れ ば 周り の 地形 を 把握 できる かも しれ ない わ ||のぼれ||まわり||ちけい||はあく|||||

( るみ か ) おお っ ( ひびき ) そう か

それ に 高い ところ に いる ほう が ||たかい|||||

捜索 隊 に 発見 し て もらい やすい でしょ そうさく|たい||はっけん|||||

( るみ か ) 確か に 森 の 中 に いる より は マシ かも ||たしか||しげる||なか||||||

やって みる 価値 は ある な よし 早速 登 ろ う ぜ ||かち|||||さっそく|のぼる|||

( ひびき ) おう !

( 3 人 ) う っ う う … じん||||

( 里美 ) もう 1 回 よ ( るみ か ・ ひびき ) おう ! さとみ||かい|||||

( 3 人 ) う っ う う … じん||||

登 れ ねえ ! 木 登り って こんな 難しい の ? のぼる|||き|のぼり|||むずかしい|

子供 の 頃 は 楽勝 だった の に 体 が なまって る わ こども||ころ||らくしょう||||からだ||||

クッソ … 服 が 滑る な |ふく||すべる|

( ひびき ) う わ っ ( 里美 ) 何 し てる の 愛 菜 先生 ||||さとみ|なん||||あい|な|せんせい

( るみ か ) 恥ずかし がって る 場合 か どう せ 誰 に も 見 られ て ねえ よ ||はずかし|||ばあい||||だれ|||み||||

( ひびき ) た … ( 里美 ) 確か に ||さとみ|たしか|

( 2 人 ) うん じん|

よ ー し 私 たち も 脱ぐ わ |-||わたくし|||ぬぐ|

( 里美 ) よっ ! ( ひびき ) おう ! さとみ|||

どう ? 3 人 は 見つかった ? |じん||みつかった

( 彩 也香 ) はい 半 裸 で 木 に 登 ろ う と し て ます あや|やかおり||はん|はだか||き||のぼる||||||

あら あら は しゃい でる わ ね

よっぽど 山 が 気 に 入った の ね |やま||き||はいった||

御飯 も 食べ ず に アスレチック コーナー に ― ごはん||たべ|||あすれちっく|こーなー|

直行 する なんて ちょっこう||

( 3 人 ) う お ー ! じん|||-

うん うん おいしい

( ナレーター ) 3 人 が 事実 を 知った の は ― なれーたー|じん||じじつ||しった||

昼食 時間 終了 後 だった と いう ちゅうしょく|じかん|しゅうりょう|あと|||

( 街 雄 ) 悪い 予感 が 当たって しまった がい|おす|わるい|よかん||あたって|

僕 と し た こと が ぼく|||||

お気に入り の プロテイン を 切ら し て しまう なんて おきにいり||||きら||||

( 会員 ) 街 雄 さん 街 雄 さん 私 が まとめ 買い し た プロテイン かいいん|がい|おす||がい|おす||わたくし|||かい|||

1 袋 お 譲り し ます よ ふくろ||ゆずり|||

ホント ? ほんと

あり が と … う っ !

( 会員 ) ハハハハ … ( 街 雄 ) アッハハハ … かいいん||がい|おす|

( ジェイソン ) お呼び です か サー |および|||

( ドゲゲンチョネッガー ) この ダンベル は もう ダメ だ な |||||だめ||

( ジェイソン ) は ? ダンベル … です か

あ あっ ! ?

サー 特注 の 強化 合金 製 ダンベル が … |とくちゅう||きょうか|ごうきん|せい||

握り潰さ れ て いる ! にぎりつぶさ|||

サー が 荒ぶ って おら れる ! ||すさぶ|||

( ドゲゲンチョネッガー ) 旅 の 支度 を 私 は ジャパン に 向かう |たび||したく||わたくし||じゃぱん||むかう

ようやく 見つけ た ぞ |みつけ||

鳴 造 ( なる ぞう ) … な|つく||

( ナレーター ) シルバーマン ジム に 嵐 が 迫る なれーたー||じむ||あらし||せまる