High School DxD New ( High School DxD Second Season ) Episode 9

ここ に

私 と 同じ ビショップ が わたくし||おなじ||

深夜 は 封印 の 術 も 解ける から しんや||ふういん||じゅつ||とける|

旧 校舎 内 限定 で 部屋 を 出 て も いい こと に なって いる の きゅう|こうしゃ|うち|げんてい||へや||だ||||||||

でも 中 に いる 子 自身 が それ を 拒否 し て |なか|||こ|じしん||||きょひ||

要するに 引き篭もり ようするに|ひきこもり

でも この 子 が 一 番 の 稼ぎ 頭 な ん です もの ||こ||ひと|ばん||かせぎ|あたま||||

マジ です か

パソコン を 介 し て 特殊 な 契約 を 行って いる ん だ ぱそこん||かい|||とくしゅ||けいやく||おこなって|||

しかし 封印 さ れる ほど の 危険 な 力 と は どんな 物 な ん だ |ふういん|||||きけん||ちから||||ぶつ|||

封印 が 解け ます ふういん||とけ|

扉 を 開ける わ とびら||あける|

なん だ

ご機嫌よう 元気 そう で よかった わ ごきげんよう|げんき||||

な 何事 な ん です か |なにごと||||

封印 が 解け た の です よ ふういん||とけ||||

さあ 私 たち と 一緒 に |わたくし|||いっしょ|

いや です ここ が いい です 外 怖い ||||||がい|こわい

女の子 おんなのこ

しかも アーシア に 続き 金髪 美 少女 |||つづき|きんぱつ|び|しょうじょ

ビショップ は 金髪 尽くし って こと です か ||きんぱつ|つくし||||

なん だ よ 木場 |||きば

この 子 は 男の子 よ |こ||おとこのこ|

え 部長 今 何と |ぶちょう|いま|なんと

見た目 は 女の子 だ けれど みため||おんなのこ||

この 子 は 紛れ も なく 男の子 |こ||まぎれ|||おとこのこ

女装 の 趣味 が ある の です わ じょそう||しゅみ|||||

この 子 は ギャスパー ・ ヴラディ |こ|||

私 の 眷属 もう 一 人 の ビショップ わたくし||けんぞく||ひと|じん||

一応 駒 王 学園 の 一 年生 で いちおう|こま|おう|がくえん||ひと|ねんせい|

転生 前 は 人間 と ヴァンパイア の ハーフ よ てんせい|ぜん||にんげん||||はーふ|

ヴァ ヴァンパイア

吸 血 鬼 って す|ち|おに|

こいつ が

マジ か

こんな 残酷 な 話 が あって いい もの か |ざんこく||はなし|||||

でも よく 似合って ます よ ||にあって||

だから その分 ショック が で かい だって |そのぶん|しょっく||||

引き篭もって い て 誰 に 見せる ん って だ ひきこもって|||だれ||みせる|||

だ だ だ だって

この 格好 の ほう が 可愛い もん |かっこう||||かわいい|

もん と か 言う な もん と か |||いう||||

一瞬 で が アーシア と お前 の 金髪 美 少女 ダブル ビショップ 夢見 た ん だ ぞ いっしゅん|||||おまえ||きんぱつ|び|しょうじょ|だぶる||ゆめみ||||

人 の 夢 と 書 い て 儚い じん||ゆめ||しょ|||はか ない

ギャスパー お 願い だ から 外 に 出 ま しょ う ||ねがい|||がい||だ|||

ね いや です ほら 部長 が 言って る ん だ から さ |ぶちょう||いって|||||

あれ

怒ら ない で 怒ら ない で 叩か ない で ください いから|||いから|||たたか|||

可 笑 しい です 今 一瞬 か|わら|||いま|いっしゅん

何 か する ん って の は 確か だ ね なん|||||||たしか||

フォービトウン ・ バロール ・ ビュー

停止 世界 の 邪 眼 と 呼ば れる ていし|せかい||じゃ|がん||よば|

その 子 の セイクリッド ? ギア です わ |こ|||ぎあ||

興奮 する と こうふん||

視界 に 映し た もの を 一 定 時間 停止 さ せる こと が できる ん です しかい||うつし||||ひと|てい|じかん|ていし|||||||

ギャスパー 君 は この 力 を 制御 でき ない ため |きみ|||ちから||せいぎょ|||

魔 王 サー ゼクス さま の 命 で ここ に 封じ られ て い た の です わ ま|おう|||||いのち||||ほうじ|||||||

その 上 無意識 の うち に 能力 が 高まって いく みたい で |うえ|むいしき||||のうりょく||たかまって|||

バランス ・ ブレイカー に 至る 可能 性 も ある の よ ばらんす|||いたる|かのう|せい||||

バランス ・ ブレイカー ばらんす|

僕 の 話 なんか し て ほしく ない のに ぼく||はなし||||||

する ん った く ない で す

いつの間に いつのまに

また こんな ところ に 隠れ や がって ||||かくれ||

僕 は この 箱 の 中 で 十 分 です ぼく|||はこ||なか||じゅう|ぶん|

箱 入れ ごっこ の こと で 許し て ください はこ|いれ|||||ゆるし||

なん だ そりゃ

部長 そろそろ お 時間 です ぶちょう|||じかん|

そう ね

私 と 朱 乃 は これ から トップ 会談 の 打ち合わせ に 行か なく て は なら ない の よ わたくし||しゅ|の||||とっぷ|かいだん||うちあわせ||いか|||||||

祐 斗 たすく|と

はい 部長 |ぶちょう

お 兄 様 が あなた の バランス ・ ブレイカー に つい て 詳しく 知り たい らしい わ |あに|さま||||ばらんす|||||くわしく|しり|||

一緒 に 来 て 頂 戴 いっしょ||らい||いただ|たい

分かり まし た わかり||

その 間 だけ でも あなた たち に ギャスパー の 教育 係 お 願い できる かしら |あいだ||||||||きょういく|かかり||ねがい||

教育 係 きょういく|かかり

いや

ほら 走れ |はしれ

も だ も だし てる と この デュランダル の 餌食 に なる ぞ |||||||||えじき|||

ほら ボブ だ まつ き 合い で ほら |||||あい||

吸 血 鬼 狩り に しか 見え ない す|ち|おに|かり|||みえ|

どうして こんな こと する ん です か

健全 な 精神 は 健全 な 肉体 に 宿る けんぜん||せいしん||けんぜん||にくたい||やどる

まずは 体力 から 鍛える の が 一 番 だ |たいりょく||きたえる|||ひと|ばん|

ゼノ ヴィア なんか 楽し そう だ なぁ |||たのし|||

え ああいう の 無理 と は 好き みたい です ね |||むり|||すき|||

もう 駄目 です |だめ|

一 歩 も 動け ませ ん ひと|ふ||うごけ||

ギャー 君 |きみ

これ を 食べ れ ば すぐに 元気 に ||たべ||||げんき|

いや 大 蒜 嫌い |だい|にんにく|きらい

好き嫌い 駄目 だ よ ギャ 君 すききらい|だめ||||きみ

いや

小 猫 ちゃん も ちょっと 楽し そう です しょう|ねこ||||たのし||

小 猫 ちゃん が いじめる しょう|ねこ|||

小 猫 ちゃん が 誰 か を 弄って る の は しょう|ねこ|||だれ|||いじって|||

待って まって

よ やって る な オカ 研 |||||けん

お 匙 |さじ

解禁 さ れ た 引き篭もり 眷属 が いる と 聞い て ちょっと 見 に 来 た ぜ かいきん||||ひきこもり|けんぞく||||ききい|||み||らい||

金髪 美 少女 か よ きんぱつ|び|しょうじょ||

女装 やろう だ けど ね じょそう||||

マジ か こんな 残酷 な 話 が あって いい もの か |||ざんこく||はなし|||||

分かる 気持ち は 分かる ぞ 匙 よ わかる|きもち||わかる||さじ|

魔 王 眷属 の 悪魔 さん 方 は ここ で 集まって お 遊 戯 し てる わけ か ま|おう|けんぞく||あくま||かた||||あつまって||あそ|ぎ||||

お 知り合い です か |しりあい||

や 悪魔 君 |あくま|きみ

いや 赤 龍 帝 |あか|りゅう|みかど

元気 そう だ な げんき|||

アザ ゼル

兵 兵藤 つわもの|ひょうとう

アザ ゼル って

マジ だ よ

実際 こいつ と は 何 回 も 接触 し てる じっさい||||なん|かい||せっしょく||

お前 ら が た ば に なって も 勝負 に すら なら ぬ ぞ おまえ||||||||しょうぶ|||||

いくら 下級 悪魔 だって その ぐらい 分かる だ ろ う |かきゅう|あくま||||わかる|||

何 し に 来 た なん|||らい|

散歩 が たら ちょっと 見学 だ さんぽ||||けんがく|

聖 魔 剣 使い は いる か せい|ま|けん|つかい|||

木場 なら い ない きば|||

それ に あんた が 木場 を 狙って る なら ||||きば||ねらって||

ブースト

った く 相変わらず 異性 だけ は いい 男 だ な ||あいかわらず|いせい||||おとこ||

そう か 聖 魔 剣 使い は い ねぇ の か よ ||せい|ま|けん|つかい||||||

つま ん ねぇ な

そこ の ヴァンパイア

フォービトウン ・ バロール ・ ビュー

この タイプ の セイクリッド ・ ギア は |たいぷ|||ぎあ|

持ち主 の キャパシティー が 足り ない と 危険 極まりない もちぬし||||たり|||きけん|きわまりない

それ は 黒い 龍 脈 アブソーブション ・ ライン だ な ||くろい|りゅう|みゃく||らいん||

訓練 なら そい つ を ヴァンパイア に 接続 し て くんれん|||||||せつぞく||

余分 な パワー を 吸い取り つつ 発動 さ せる と いい よぶん||ぱわー||すいとり||はつどう||||

暴走 も 少なく て 済む ぼうそう||すくなく||すむ

力 を 吸い取る ちから||すいとる

何 だ 知ら なかった の か なん||しら|||

そい つ は 五 大 龍 王 の 一角 |||いつ|だい|りゅう|おう||いっかく

黒 邪 の 龍 王 プリズン ・ ドラゴンヴリトラ の 力 を 宿し て いる ね くろ|じゃ||りゅう|おう||||ちから||やどし|||

物体 に 接続 し その 力 を 散ら せる 能力 が ある ぶったい||せつぞく|||ちから||ちら||のうりょく||

短 時間 なら ほか の もの に 接続 さ せる こと も 構わ ない みじか|じかん||||||せつぞく|||||かまわ|

こいつ に そんな 力 が |||ちから|

あ そうだ もっと 手っ取り早い 方法 が ある ぞ |そう だ||てっとりばやい|ほうほう|||

赤 龍 帝 の 血 を 飲む こと だ あか|りゅう|みかど||ち||のむ||

それ で 俺 の 血 を 飲む って こと か ||おれ||ち||のむ|||

ヴァンパイア に は 血 を 飲む する の が 一 番 だ し ね |||ち||のむ||||ひと|ばん|||

まあ あと は 自分 たち で やって みろ う |||じぶん|||||

じゃ なあ

待って よ 何で 正体 を 隠し て 俺 に 接触 し て き た まって||なんで|しょうたい||かくし||おれ||せっしょく||||

それ は ね

俺 の 趣味 で あり おれ||しゅみ||

あれ が 堕 天使 の 総督 か ||だ|てんし||そうとく|

何度 も 掴め ない 男 だ なんど||つかめ||おとこ|

行く そう いく|

はい

行く そう ギャスパー いく||

おう 消え た |きえ|

ボール だけ を 停める はず が ぼーる|||とめる||

俺 たち まで 停め られ ちゃ 使い 者 に なん で よ なぁ おれ|||とめ|||つかい|もの|||||

また 逃げ られ そう ちゃ し て まし た |にげ|||||||

ご め さ ない

これ は 訓練 そのもの が 難しい なあ ||くんれん|その もの||むずかしい|

能力 が 能力 です し ね のうりょく||のうりょく|||

力 が 強 すぎ た の か な ちから||つよ|||||

匙 もう 少し 吸い取って くれ ない か さじ||すこし|すいとって|||

おい 来 た |らい|

悪い な 付き合わ せ ちゃ って わるい||つきあわ|||

気 に する な き|||

俺 も 自分 の 新しい 力 を 覚え られ たかし な おれ||じぶん||あたらしい|ちから||おぼえ|||

そう 言え アザ ゼル は もう 一 つ 気 に なる こと を 言って だ よ な |いえ|||||ひと||き|||||いって|||

俺 の 血 を 飲め ば と か おれ||ち||のめ|||

え 血 嫌い です |ち|きらい|

だって お前 ヴァンパイア な ん だ ろ う |おまえ||||||

血 嫌い です 生臭い と だめ ち|きらい||なまぐさい||

へ たれ ヴァンパイア

あ 小 猫 ちゃん が いじめる |しょう|ねこ|||

困った 者 だ な こまった|もの||

ギャスパー 出 て き て ちょうだい |だ||||

無理 に 出し た は 私 も 悪かった わ むり||だし|||わたくし||わるかった|

すみません 部長 |ぶちょう

大事 な 打ち合わせ の 最中 呼び出し ちゃ って だいじ||うちあわせ||さい なか|よびだし||

いいえ あなた たち は この 子 の ため に 頑張って くれ た の たし |||||こ||||がんばって||||

外 怖い がい|こわい

これ が 逆 効果 で ||ぎゃく|こうか|

ギャスパー が こんな ふう に なって しまった の は 事情 が ある の よ |||||||||じじょう||||

事情 じじょう

ギャスパー の 父親 は 名門 の ヴァンパイア な の だ けれど ||ちちおや||めいもん||||||

母親 の 方 は 人間 な の ははおや||かた||にんげん||

ヴァンパイア は 悪魔 以上 に 血統 を 重んじる 種族 で ね ||あくま|いじょう||けっとう||おもんじる|しゅぞく||

当然 ギャスパー は 親 兄弟 で あって も とうぜん|||おや|きょうだい|||

差別 的 な 使い 受け て は 育った わ さべつ|てき||つかい|うけ|||そだった|

人間 界 に 来 たら き た て 化け物 扱い さ れ にんげん|かい||らい|||||ばけもの|あつかい||

更に 時間 を 止める なんて 厄介 な 力 まで 授かって さらに|じかん||とどめる||やっかい||ちから||さずかって

制御 する でき ない の だ から せいぎょ||||||

怖 上がれ こわ|あがれ

いえ 意味 嫌わ れ た と 言った ほう が 正しい かしら |いみ|きらわ||||いった|||ただしい|

何 を さ れ た って 自分 は まったく 気づか ない の よ なん||||||じぶん|||きづか|||

そんな もの の 近く に い た と は 思わ ない もの ね |||ちかく||||||おもわ|||

そう か ギャスパー も アーシア と 同じ だった ん だ ||||||おなじ|||

もちろん ギャスパー が そんな こと する 子 じゃ ない の は ||||||こ||||

私 たち は よく 分かって る の だ けれど わたくし||||わかって||||

僕 こんな 力 要ら ない ぼく||ちから|いら|

みんな 停 まっちゃ う ん だ |てい||||

だから みんな 怖がる 嫌がる ||こわがる|いやがる

僕 だって 嫌 だ ぼく||いや|

仲間 の 友達 の 停 まった 顔 を 見る の は もう 嫌 だ なかま||ともだち||てい||かお||みる||||いや|

これ で は キング 失格 ね |||きんぐ|しっかく|

部長 後 は 俺 に 任せ て ください ぶちょう|あと||おれ||まかせ||

何とか し て みせ ます なんとか||||

一誠 いっせい

大丈夫 です だいじょうぶ|

せっかく でき た 男子 の 後輩 な ん です が |||だんし||こうはい||||

俺 が 何とか し ます おれ||なんとか||

一誠 あなた に 任せる わ いっせい|||まかせる|

はい 部長 |ぶちょう

ギャスパー お前 が 出 て くる まで |おまえ||だ|||

俺 は ここ を 一 歩 も 動か ない から な おれ||||ひと|ふ||うごか|||

なぁ 怖い か |こわい|

セイクリッド ・ ギア と 俺 たち が |ぎあ||おれ||

俺 の 中 に も さ おれ||なか|||

最強 と 呼ば れる ドラゴン が 宿って ん だ さいきょう||よば||||やどって||

正直 怖い よ しょうじき|こわい|

この 力 を 使う たび に |ちから||つかう||

体 の どこ か が 違う 何 か に なって いく 感じ が する ん だ からだ|||||ちがう|なん|||||かんじ||||

けど 俺 は 恐れ ず 前 に 進 も う と 思って る |おれ||おそれ||ぜん||すすむ||||おもって|

もしかしたら その 力 で ||ちから|

大切 な 何 か を 失う かも しれ ない ん です よ たいせつ||なん|||うしなう||||||

どうして そこ まで まっすぐ に 生き られる ん です か |||||いき||||

俺 は 馬鹿 だ から おれ||ばか||

難しい こと は 分か ん ねぇ よ むずかしい|||わか|||

ただ

ただ

部長 の 涙 は 二 度 と 見 たく ねぇ ぶちょう||なみだ||ふた|たび||み||

仲間 が 次々 と 倒れ て い て なかま||つぎつぎ||たおれ|||

最後 俺 だけ が なって さいご|おれ|||

でも ボコボコ に やら れ て

ほとんど 覚え て ねぇ けど |おぼえ|||

あの とき の 部長 の 涙 だけ は |||ぶちょう||なみだ||

今 でも そのまま 心 に 焼き 付い て いる いま|||こころ||やき|つけい||

あれ は きつい ん だ

あ あの 戦い は 僕 も 知って ます ||たたかい||ぼく||しって|

でも 僕 は その とき も ここ で |ぼく||||||

別に 責め てる わけ じゃ ない さ ぁ べつに|せめ||||||

だって これ から は 違う だ ろ う ||||ちがう|||

でも 僕 な ん か が いって も みんな に 迷惑 を かける だけ で |ぼく|||||||||めいわく||||

俺 は お前 を 迷惑 だ なんて 思わ ねぇ よ おれ||おまえ||めいわく|||おもわ||

大事 な 後輩 で 悪魔 の 先輩 で だいじ||こうはい||あくま||せんぱい|

そして 仲間 だ から なぁ |なかま|||

先輩 せんぱい

力 を 貸し て くれ ギャスパー ちから||かし|||

俺 と 一緒 に 部長 を 支えよ う ぜ おれ||いっしょ||ぶちょう||ささえよ||

お前 に 怖い もん が ある なら おまえ||こわい||||

俺 が 全部 吹っ飛ば し て やれ おれ||ぜんぶ|ふっとば|||

でも

や っぱ 俺 の 血 飲 ん で みる か ||おれ||ち|いん||||

そう すりゃ さ お前 の 力 だって もっと うま が 上がり やって |||おまえ||ちから|||||あがり|

怖い ん です こわい||

生き た もの から 血 を 吸う の か いき||||ち||すう||

時々 我慢 し て 輸血 用 の 血 を 飲む の は 精一杯 で ときどき|がまん|||ゆけつ|よう||ち||のむ|||せいいっぱい|

今 でも 自分 の 力 が 怖い のに いま||じぶん||ちから||こわい|

これ 以上 何 か 高まったら |いじょう|なん||たかまったら

僕 は 僕 は ぼく||ぼく|

そんなに 嫌 か |いや|

俺 なんか お前 の 能力 が 羨ま し い けど なぁ おれ||おまえ||のうりょく||うらやま||||

羨ま し い うらやま||

時間 が 止め られる って 最高 じゃ ねぇ か じかん||とどめ|||さいこう|||

これ は 断言 できる ||だんげん|

匍 匐 前進 し て 学校 中 の 女の子 の スカート の 中 を だ なぁ は|ふく|ぜんしん|||がっこう|なか||おんなのこ||すかーと||なか|||

そんな せ っこ と より 部長 を 停め て |||||ぶちょう||とめ|

お おっぱい を 好き 放題 |||すき|ほうだい

そう だ 朱 乃 さん の おっぱい も いい なぁ ||しゅ|の||||||

は は 妄想 が 止まら ん ||もうそう||とまら|

すま ん つい

先輩 って 優しい ん です ね せんぱい||やさしい|||

あ 羨ま し い なんて 言わ れ た こと は 今 まで なかった です |うらやま||||いわ|||||いま||| しかも 具体 的 な 例 まで |ぐたい|てき||れい|

あ いえ

僕 この 能力 が 嫌わ れる だけ の もの だ と ばかり と 思って い まし た ぼく||のうりょく||きらわ|||||||||おもって|||

馬鹿 野郎 ばか|やろう

俺 たち は セイクリッド ・ ギア は 与え られ た おれ||||ぎあ||あたえ||

これ が 逃れ られ ない 運命 なぁ ||のがれ|||うんめい|

前 向き 考え なく て どう する ぜん|むき|かんがえ||||

呪ったり 恨 ん だ り して 一生 過ごす 済ま ん か のろったり|うら|||||いっしょう|すごす|すま||

よく 聞い て ギャスパー |ききい||

俺 は この 赤 龍 帝 の 力 を おれ|||あか|りゅう|みかど||ちから|

どうにか し て 部長 の おっぱい に 譲渡 し たい |||ぶちょう||||じょうと||

これ が 俺 の 今 の 目標 な の だ ||おれ||いま||もくひょう|||

あー す すごい です 一誠 先輩 ||||いっせい|せんぱい

伝説 と 呼ば れる 力 を 持って い ながら でんせつ||よば||ちから||もって||

そこ まで 卑猥 に 前向き に なれる なんて ||ひわい||まえむき|||

ぼ 僕 に は とうてい 及ば ない 思考 回路 です |ぼく||||およば||しこう|かいろ|

一誠 先輩 の 煩悩 って 勇気 に 溢れ てる ん です ね いっせい|せんぱい||ぼんのう||ゆうき||あふれ||||

仰せ いよ てれる だ ろ う おおせ|||||

ぼ 僕 も なんだか 少し だけ 勇気 が 湧 い て き た よう な 気 が し ます |ぼく|||すこし||ゆうき||わ|||||||き|||

そう だ ろ う そう だ ろ う 友 ||||||||とも

いい が 聞い て 驚け ||ききい||おどろけ

この 右手 は な |みぎて||

部長 の 乳 を 揉 ん だ こと だって ある ん だ ぜ ぶちょう||ちち||も||||||||

ほ 本当 です か |ほんとう||

そんな 主 で ある 上級 悪魔 の 胸 を |おも|||じょうきゅう|あくま||むね|

実は さっき の 譲渡 の 話 も 魔 王 サー ゼクス さま の アイディア な ん だ じつは|||じょうと||はなし||ま|おう|||||あいでぃあ|||

神 を も 滅ぼ せる ロンギヌス の 可能 性 を かみ|||ほろぼ||||かのう|せい|

そんな 斜め 上 に 向ける なんて |ななめ|うえ||むける|

や やっぱり 魔 王 さま は 最強 な ん です ね ||ま|おう|||さいきょう||||

なぁ 俺 は あの 方 に 一生 ついて い こ と 思った ね |おれ|||かた||いっしょう|||||おもった|

さす 方 ね 一誠 君 |かた||いっせい|きみ

よう お 疲れ ||つかれ

もう ギャスパー 君 と 打ち解ける なんて ||きみ||うちとける|

ちょうど よかった

今 俺 は ギャスパー と 話 ながら いま|おれ||||はなし|

グレモリー 眷属 男子 の 連携 を 考え て た ん だ |けんぞく|だんし||れんけい||かんがえ||||

へえ それ は 興味 が ある ね |||きょうみ|||

俺 が 貯 め た パワー を ギャスパー に 譲渡 する おれ||ちょ|||ぱわー||||じょうと|

そして ギャスパー が 時間 を 停める |||じかん||とめる

なるほど それ で

その 間 俺 は 停止 し た 女の子 を 触り 放題 だ |あいだ|おれ||ていし|||おんなのこ||さわり|ほうだい|

え ー と それ なら 僕 の 役目 は いら ない ん じゃ ない か な |-||||ぼく||やくめ||||||||

いいえ 俺 が エッチ な こと を し て いる 間 に 敵 が 攻め て くる かも しれ ん |おれ|||||||||あいだ||てき||せめ|||||

おまえ は バランス ・ ブレイク し て 俺 を 守って くれ ||ばらんす|ぶれいく|||おれ||まもって|

うん 完璧 な 連携 だ |かんぺき||れんけい|

一誠 君 いっせい|きみ

僕 は 一誠 君 の ため なら 何でも する けど ぼく||いっせい|きみ||||なんでも||

一 度 真剣 に 今後 の こと を 考えよ う よ ひと|たび|しんけん||こんご||||かんがえよ||

うる せい イケメン

そんな 憐れみ の 目 で 見る な |あわれみ||め||みる|

おまえ は いい さ

俺 なんか 目 が 合った だけ で 毒 が まる と か 言わ れ てん た ぞ おれ||め||あった|||どく|||||いわ||||

おっと おまえ も 何で まだ 箱 中 に 入って る ん だ よ |||なんで||はこ|なか||はいって||||

す すみません

人 と 話す 時 この 方 が 落ち着く ん です じん||はなす|じ||かた||おちつく||

あ 大丈夫 です |だいじょうぶ|

蓋 は 閉め ない んで ふた||しめ||

そういう 問題 じゃ ねぇ だ ろ う |もんだい|||||

ずっと このまま で わけ に も いか ない よ

封印 も 解か れ た ん だ し ふういん||とか|||||

で でも

何 だ 仲良く 話し てる じゃ ない か なん||なかよく|はなし||||

や ー |-

あれ

どう し た ん だ 三 人 揃って |||||みっ|じん|そろって

あの 後 一誠 さん だけ に ギャスパー 君 の こと を 任せ する の は |あと|いっせい|||||きみ||||まかせ|||

よく ない と 思い まし て |||おもい||

私 たち に できる こと は ない か いろいろ 考え て い た の さ わたくし|||||||||かんがえ|||||

ぼ 僕 の ため に |ぼく|||

ギャー 君 も 大切 な 仲間 |きみ||たいせつ||なかま

こ 小 猫 ちゃん |しょう|ねこ|

お土産 おみやげ

は あー ニンニク ||にんにく

どう だい

あれ なんか 落ち 着 か ||おち|ちゃく|

あれ あれ ちょっと いい 感じ ||||かんじ

どういう こと

アーシア 先輩 の アイディア です |せんぱい||あいでぃあ|

へえ アーシア が

ち 違う ん です |ちがう||

私 も 人 と 面 と 向 って 話 の は 苦手 って わたくし||じん||おもて||むかい||はなし|||にがて|

でも 電話 なら 大丈夫 な の で |でんわ||だいじょうぶ|||

逆 に 自分 の 顔 が 見え なけ れ ば と 二 人 に お 話 だけ で ぎゃく||じぶん||かお||みえ|||||ふた|じん|||はなし||

そこ と は 私 が これ を 思い出し て ね |||わたくし||||おもいだし||

頭 に 何 か を 被せ たら っと あたま||なん|||かぶせ||

まだ 持って や がった の か |もって||||

どう です か 似合い ます か |||にあい||

演 も 言わ れ ぬ 迫力 が ある ね えん||いわ|||はくりょく|||

うん 変質 者 的 な 恐怖 感 と いう か |へんしつ|もの|てき||きょうふ|かん|||

とにかく すごい 気 が する ||き||

これ いい です ね 気 に 入り まし た ||||き||はいり||

俺 初めて お前 を すごい と 思った よ おれ|はじめて|おまえ||||おもった|

本当 です か ほんとう||

これ を 被れ ば ヴァンパイア と して ハク が つく かも ||かぶれ||||||||

それ は どう だ ろ う

ありがとう ござい ます 皆さん |||みなさん

ギャスパー も 教室 に 出 て 来 れる と いい ん だ けど ||きょうしつ||だ||らい||||||

紙袋 被って じゃ 無理 か かみぶくろ|おおって||むり|

もう 少し 時間 が かかり そう です ね |すこし|じかん|||||

あら

部長 朱 乃 さん ぶちょう|しゅ|の|

こんにちは

ちょうど よかった わ

放課後 一誠 君 に お付き合い し て 欲しい 所 が あり ます の ほうかご|いっせい|きみ||おつきあい|||ほしい|しょ||||

俺 に おれ|

神社 って 悪魔 に とって 超 アウェー じゃ ねぇ じんじゃ||あくま|||ちょう|||

いらっしゃい ます 一誠 君 ||いっせい|きみ

朱 乃 さん しゅ|の|

ごめんなさい ね 急に 呼び出し て しまって ||きゅうに|よびだし||

いえいえ それ で 部長 は |||ぶちょう|

サー ゼクス さま と の 最後 の 打ち合わせ の 後 |||||さいご||うちあわせ||あと

こちら に 来る そう です わ ||くる|||

朱 乃 さん も いっしょ に 行か なく て いい ん です か しゅ|の|||||いか||||||

ある 方 を お迎え する 仕事 が ある もの です から |かた||おむかえ||しごと|||||

ある 方 |かた

これ 以上 を |いじょう|

ここ は 悪魔 でも 大丈夫 です わ ||あくま||だいじょうぶ||

裏 で 特別 な 約定 が 取り 交 さ れ て い ます うら||とくべつ||やくじょう||とり|こう|||||

へえ こんな 所 に こんな 立派 な 神社 が あった ん だ ||しょ|||りっぱ||じんじゃ||||

先代 の 神主 が 亡くなり 無人 なった の です が せんだい||かんぬし||なくなり|むじん||||

リアス が 私 の ため に 確保 し て くれ た の です わ ||わたくし||||かくほ|||||||

彼 が 赤 龍 帝 です か かれ||あか|りゅう|みかど||

だれ だ

初め まして 兵藤 一誠 君 はじめ||ひょうとう|いっせい|きみ

金色 の 羽 きんいろ||はね

私 は ミカエル わたくし||

天使 の 長 を し て い ます てんし||ちょう|||||

次回 色々 三すくみ です じかい|いろいろ|さんすくみ|

撓 む ぜ おっぱい とう|||