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オーバーロードⅡ, Overlord II (Overlord Season 2) Episode 13

Overlord II (Overlord Season 2) Episode 13

( ザナック ) 誇り 高き リ ・ エスティーゼ 王国 の 民 たち よ

( ザナック ) 悪魔 など 恐れる に 足り ん

我が 剣 と 盾 は お前 たち と 共に ある !

( 市民 たち ) う お おお お っ !

ザナック 殿下 万歳 !

( 冒険 者 ) 住民 は どこ に 行った ん だ ?

家 の 中 に こもって いる の か ?

( 冒険 者 ) 扉 が 破壊 さ れ て いる

おそらくは どこ か に 連行 さ れ た ん だ ろ う

( ラキュース ) アイアン と カッパー の 冒険 者 は 残って 家屋 内 を 探索

他の 方々 は 広がり つつ ライン を 構成 し て いき ます

( 獣 の 鳴き声 )

来 た わ ね

( 衛 士 ) あっ …

オーバー イーティング に ゲイザー デビル

ヘル ・ ハウンド が 15 体 も …

( 衛 士 たち ) う わ あっ …

( 衛 士 ) う う っ … う っ う わ っ !

( 衛 士 ) おい 逃げる な !

( 衛 士 たち ) あ あっ …

( 衛 士 ) あっ …

( モモン ) 投げろ !

( 衛 士 たち ) おお っ !

( モモン ) ふん っ !

は あ あっ !

あと は ゲイザー デビル と オーバー イーティング か !

( オーバー イーティング の 悲鳴 )

( 切り裂く 音 )

( モモン ) つまら ん 相手 だ な

これ から 私 冒険 者 モモン が ―

敵 の 首 魁 ( し ゅ かい ) ヤルダバオト を 討伐 する

それ まで の 間 壁 の 向こう に いる 市民 たち を 守って くれ

頼 ん だ ぞ

( 冒険 者 たち の 戦う 声 )

( ブレイン ) 始まった な ( クライム ) はい

悪魔 たち の 気 が それ て いる うち に

とらわれ て いる 人々 を 捜さ ない と …

ああ お姫様 の 推測 だ と この 辺り の 倉庫 が 怪しい そう だ が

ん ?

シャルティア ・ ブラッドフォールン

クライム 君 俺 は ここ で 時間 を 稼ぐ

お前 は 行け

( シャルティア ) うん ?

( ブレイン ) お前 たち は 王 都 で 何 を し て いる ?

( シャルティア ) なぜ そんな こと を あなた に 言わ なく ちゃ なら ない の ?

ここ まで 侵入 し て き た の は あなた だけ ?

他の 誰 か を 探し て い た の か ? 俺 じゃ なく て

( シャルティア ) あなた を ? なぜ ?

( ブレイン ) アリ 程度 覚え て おく ほう が 難しい と いう やつ か

( シャルティア ) 殺し た ほう が いい の かしら ?

死に たい ? 土下座 し て 私 の 靴 でも なめ れ ば ―

私 の 機嫌 が よく なる かも しれ ない わ よ

悪い な その 気 は ない

武 技 “ 領域 ”

( シャルティア ) フゥ …

お互い の 実力 差 を 知ら ない って 本当 に やっかい ね

知って いる

だが 時間 稼ぎ くらい は できる さ

剣 を 振るう こと が … 人生 か …

遅く なった が ありがとう

我が 強敵 ( と も ) よ !

おりゃ ああ あっ !

四 光 連 斬 !

( シャルティア ) あっ … 狙って ?

( ブレイン ) フッ アハハ ハハ …

( シャルティア ) 爪 切り と して は 合格 み たい ね

あっ … 感謝 する よ 褒め て くれ て

俺 の 剣 は … 人生 は 決して 無駄 で は なかった

果て なき 頂 に わずか でも 届 い た ん だ !

( シャルティア ) どこ か 1 本 ネジ が 外れ て いる よう ね

( 衝撃 音 ) ( シャルティア ) ん ?

こんな 近く に あの 方 が いらっしゃる のに ―

探知 阻害 の 指輪 の せい で 気配 すら 感じ られ ない なんて …

( 足音 )

( シャルティア ) この 私 から ぜい弱 な 人間 ごとき が 無事 に 逃げ きれ る はず が !

タイム ・ アクセラレーター !

あれ は …

( デミ ウル ゴス ) さすが お 強い

( イビル アイ ) ハッ …

( エン トマ ) シャー ! シャー !

( イビル アイ ) ヤルダバオト の 持つ 戦力 を 侮って い た か …

( モモン ) そちら の 5 人 は 任せる

では いく ぞ デミウ … デーモン !

は あ あっ !

( ナーベラル ) 私 が 3 人 で あなた が 2 人 …

と いう こと で よろしい です か ?

( イビル アイ ) 私 が 3 人 でも かまわ ない ぞ

あなた が 2 人 で 私 が 3 人 です

( イビル アイ ) フッ 頑固 な ヤツ だ な

( ナーベラル ) 誰 が 来る か は そちら に 任せ ます

( ユリ ) 私 の 名前 は アルファ そして こちら が デルタ

( イビル アイ ) そう か これ は ご 丁寧 に な

私 の 名 は イビル アイ

お前 たち を 倒す 者 だ !

( 3 人 の 荒い 息 )

何 を し て いる 俺 は “ 行け ” と 言った ん だ

( クライム ) そ … それ は …

( ロック マイアー ) 待て 待て 待て 待て

何 が あった の か は 分から ない が あれ で は 言葉 が 足りな すぎ だ

なぜ 追って こ ない ん だ

一体 どう し た ん だ よ

セバス さん に 匹敵 する 化け物 を 見つけ た

( クライム ) えっ … N ( ロック マイアー ) それ で ?

刀 で … そう … N 俺 は ヤツ の 爪 を 切った ん だ !

俺 は あいつ の 爪 を 切った ん だ

ま … まあ 刀 で 爪 を 切った ん だ から 確かに それ は すごい … な

すごい こと … だ と 思い ます

とにかく 追っ手 が 来 ない の は 奇跡 だ

急ぐ ぞ !

超 技 “ ダーク ブレード メガ インパクト ” !

フローティング ・ ソーズ !

( ヘル ・ ハウンド たち の 悲鳴 )

( ラキュース ) 次 から 次 へ と … N ( ティナ ) どう する ? 鬼 ボス

( 冒険 者 たち の うめき声 )

( ラキュース ) まずい わ 神官 たち の 魔力 が 尽き かけ て いる

( 冒険 者 たち の ざわめき )

う っ …

( ガゼフ ) 六 光 連 斬 !

( 冒険 者 たち ) おお っ …

( ガゼフ ) 潰せ !

なぜ 王 城 を 守護 し て いる はず の ストロノーフ 様 が ?

( 冒険 者 ) 陛下 ! ( 冒険 者 ) ランポッサ Ⅲ 世 !

( 冒険 者 ) どうして こんな ところ に ?

陛下 は こう おっしゃった

“ お前 たち が 守る もの は 城 な の か それとも 私 な の か ” と

答え は たった 1 つ

王 の 御 身 を お守り する の が 我々 の 役目 だ !

ならば ここ こそ が 戦う べき 地 で ある !

( ガゼフ ) 突貫 ! ( 槍 兵 ( そう へい ) たち ) おお ー !

( ラキュース ) ストロノーフ 様 お 力 を お 貸し ください

( ガゼフ ) 無論 だ

( ガガーラン ) おっと 待て や ( ラキュース ・ ティナ ) あっ …

( ガガーラン ) 優秀 だった 戦士 の 支援 は 要ら ねえ か ?

( ティア ) 将来 優秀 に なる 予定 の 忍 ( しのび ) も いる

ガガーラン ! ティア !

( ガガーラン ) 寝 て いる と 体 が なまる から な

( ティア ) もう 戦え る ( ラキュース ) そんな はず …

それ は 心強い わ

( 悪魔 の 咆哮 ( ほうこう ) ) ( 槍 兵 たち の どよめき )

いく わ よ !

( 一同 ) お う っ !

( イビル アイ ) シャード ・ バック ショット !

また か …

( ユリ ) は っ !

( イビル アイ ) チッ

( シズ ) 援護 する 必要な い だ ろ う けど

( イビル アイ ) サンド フィールド ・ オール !

クソッ !

モンスター が チーム を 組 ん だ り 協調 し て き たり …

間違って る だ ろ う が !

あっ 何 だ と ! ?

( ユリ ) ふん っ !

( イビル アイ ) クリスタル ・ ウォール !

( ユリ ) は あ あっ !

ふん っ !

( イビル アイ ) 発 勁 ( は っけ い ) か !

褒め て やる ぞ 移動 の 阻害 も 負 の エネルギー も 効か ない と は

隙 なく 耐性 を そろえ て いる な

まだ 戦闘 は 続 い て いる の か

ならば もう 少し 時間 を 稼が せ て もらう ぞ !

( モモン ) この 部屋 は 安全 な の だ な ?

( デミ ウル ゴス ) 大丈夫 で ござい ます

ここ で の 会話 を 盗み聞き できる 者 など おり ませ ん

( モモン ) そう か

では 計画 の すべて を 話し て もらう ぞ

( デミ ウル ゴス ) まずは ―

アインズ 様 と 直接 お 会い し て 申し上げ たい と いう ―

私 の わがまま を 聞い て くださり ありがとう ござい ます

( モモン ) うむ

今回 の 一 連 の 計画 に は 4 つ ほど の 利点 が あり まし た

( モモン ) 4 つ ? 1 つ も 分か ん ない ん だ けど !

( モモン ) ほう 3 つ だ と 思って い た が …

初めて アインズ 様 に 知恵 比べ で 勝て た 気 が し ます

( モモン ) お前 は いつ でも 私 に 勝って る さ

何 を おっしゃい ます ご 謙遜 を

( モモン ) いや 本当 に … N ( せきばらい )

( モモン ) さて で は その 4 つ に つい て 聞か せ て もら お う

はっ まず 第 一 は この 倉庫 区 に ある すべて の 財 を 頂き ます

( モモン ) うむ

( モモン ) すばらしい !

これ で しばらく は 金策 で 苦労 し なく て 済む ぞ !

第 二 は アインズ 様 に 指示 さ れ た 八 本 指 へ の 襲撃 を ごまかす ため です

( モモン ) そう いえ ば ―

アイテム を 回収 する の が 目的 と 言って い た な

( デミ ウル ゴス ) これ を ご 覧 ください

この 宝石 の 中 に 付与 し て いる 魔法 は ―

第 十 位 階 魔法 “ アーマ ゲドン ・ イビル ” です

( モモン ) 悪魔 を 大量 に 召喚 する 魔法 か

これ は ウル ベルト 様 が お 作り に なった アイテム です が

ここ で 使う べき でしょ う

( モモン ) うむ

デミ ウル ゴス よ こちら を 使う と よい

同じく ウル ベルト さん が 作ら れ た アイテム だ

試作 品 だ が 用 は 足りる だ ろ う

ア … アインズ 様 の お 手持ち の 物 を 使う など …

( モモン ) そう か ? ならば これ は デミ ウル ゴス に やろ う

しかし ウル ベルト さん も ―

自分 の 失敗 作 が いつ まで も 残って いる の は ―

恥ずかしい かも しれ ん ぞ

なんという …

( デミ ウル ゴス ) 感謝 いたし ます ( モモン ) よせ デミ ウル ゴス

お前 の 忠義 へ の 礼 だ と でも 思え

私 たち 守護 者 は 御 方々 に 創ら れ た 者

ならば 消滅 する その 時 まで 忠義 を 尽くす の が 当然

にもかかわらず

繰り返し お 慈悲 ある お 言葉 を かけ て くださり ―

なおかつ これほど の 褒美 を 頂ける と は …

この デミ ウル ゴス

より 一層 の 忠節 を ささげ させ て いただき ます

( モモン ) あっ うむ … N 期待 し て いる ぞ

それ で デミ ウル ゴス 言う べき こと は 別 に ある だ ろ う ?

はっ そういった わけ で

ヤルダバオト は これ を 狙って 八 本 指 の 拠点 を 襲い

王 都 の 倉庫 区画 を 占拠 し た と いう こと に なり ます

そして もちろん この アイテム は 八 本 指 の 拠点 で ある 倉庫 から

発見 さ れる 予定 と なって おり ます

( モモン ) それ で ? 3 つ 目 の 利点 は ?

はい 炎 の 壁 の 内側 に いる 人間 たち を 捕まえ まし た

すでに その 大半 を ナザ リック に 連れ 去り

さまざま な 用途 に 使え れ ば と 考え て おり ます

( モモン ) それ は 老若 男女 関係なく … N と いう こと か ?

( デミ ウル ゴス ) はい

( モモン ) 確かに この 体 に なって から 人間 と いう 種族 に 親近感 は ない

ナザ リック の 利益 の ため なら ば ―

いくら 殺し た ところ で 心 が 痛む こと も ない

だけど それ でも …

( モモン ) デミ ウル ゴス よ

ナザ リック 地下 大 墳墓 そして この 私 に ―

無礼 を 働 い て い ない 人間 に は 苦痛 なき 死 を 与えよ

なんと 慈悲 深い

承知 いたし まし た

( モモン ) 話 を 戻 そ う そう する と 4 つ 目 の 利点 は …

はい これ ら すべて の 悪評 を

魔 王 ヤルダバオト に 受け て もらい ます

( モモン ) つまり 魔 王 と して の 悪評 を 立てる こと が 狙い か

( モモン ) 冒険 者 モモン の 名声 を 高める の に 使える わけ だ な

( モモン ) なるほど 納得 し た

それ で 私 に これ から 協力 し て ほしい こと は ある か ?

あと は 私 を 撃退 し て いただく だけ で 問題 は あり ませ ん

アインズ 様 の 引き立て 役 に なれる よう

精いっぱい 努力 し たい と 考え て おり ます

( ルプスレギナ ) いや あ あの 小 娘 は なかなか 強い っす ねえ

何て いう 名前 な ん す か ?

“ 大 蚊 ( ガガンボ ) ” の 名前 など 興味 が ない から 知ら ない わ

( ソリュシャン ) 確か 蒼 ( あお ) の 薔薇 ( ばら ) の イビル アイ ね

セバス 様 の 調べ られ た 情報 に 載って い た わ

ああ そんな 名前 だった

( ルプスレギナ ) ナー ちゃん ボケ が 始まって る ん じゃ ない っす か ?

みんな は 人間 の 名前 を 覚え られる ?

( ソリュシャン ) 私 は 大丈夫 よ 固有 名詞 に は 注意 を 払って いる から

( ルプスレギナ ) 大丈夫 っす

と いう か 人間 たち と 仲よく やって る っす よ

( エン トマ ) 問題 ナイ

え えっ …

( 一同 ) あっ

( エン トマ ) 地震 ダ マーレ 様 ガ ヤッタミタイ

( ナーベラル ) これ は 何 か の サイン な の ?

( ソリュシャン ) そう よ

じゃあ ナーベラル そろそろ ケガ を 負って くれる ?

( ルプスレギナ ) あんまり 痛く ない よう に し たい ん す けど ―

許し て ほしい っす

しかたない わ 仕事 です もの

( 人々 の 悲鳴 )

( 男性 ) 悪魔 だ 悪魔 の 仕業 だ !

落ち着 い て … N 落ち着 い て ください !

( 女性 ) 助け て 私 の 子ども が い ない の !

( 女性 ) うち の 子 は どこ に いる の ? まだ 3 歳 な の よ !

( クライム ) くっ …

姫 様 の 言って い た とおり だった か

やはり 家族 を バラバラ に し て とらえ て いたって こと か

う っ …

あ あっ …

くっ … あっ …

( イビル アイ ) まだ 戦え る か ? ( ナーベラル ) 無論 問題 ない で す

( デミ ウル ゴス の うめき声 )

モモン 様 !

( モモン ) 少し だけ 楽しい な 何と いう か …

リアル と いう の か ? 戦って いる と いう 気 が する

( デミ ウル ゴス ) それ は よろしゅう ござい まし た

では 本気 で まいり ます !

( モモン ) かかって こい ヤルダバオト !

( モモン ) ふ っ !

う おお お っ !

( デミ ウル ゴス ) 悪魔 の 諸 相 : 煉獄 ( れ ん ごく ) の 衣

( モモン ) う お おお お っ !

この レベル の 武器 を 融解 する と は その 力 強化 さ れ て いる な

( デミ ウル ゴス ) ご 明 察 どおり です

( モモン ) 地獄 の 炎 か !

( デミ ウル ゴス ) はい

いかに 炎 に 対 し て 完全 耐性 を 有 し て いよ う と も ―

無傷 と いう わけ に は いき ませ ん よ

( モモン ) “ 凍 牙 の 苦痛 ( フロスト ・ ペイン ) ・ 改 ”

( デミ ウル ゴス ) それ は 一体 ! ? 先ほど の 槍 ( やり ) も そう で し た が …

( モモン ) アイシー ・ バースト !

( デミ ウル ゴス ) 本当 に あなた は お 強い

( モモン ) お前 も な

なんという 2 人 だ …

( デミ ウル ゴス ) 提案 が ある の です が …

この 辺り で 引き ます ので 勝負 は これ ぐらい に し ませ ん か ?

ふざける な !

( モモン ) かまわ ない ( イビル アイ ) あっ …

( デミ ウル ゴス ) モモン さん が この よう な 頭 の 悪い 女 を ―

なぜ 連れ て き た の か 見当 も つき ませ ん ね

少し 考え れ ば 分かる ん じゃ ない です か ?

悪魔 の 群れ が いつ でも 王 都 全域 を 襲え る よう ―

待機 さ せ て おり ます

王 都 を … 人質 に ! ?

( デミ ウル ゴス ) で は これ で 撤収 さ せ て いただき ます

残念 です アイテム を 回収 する と いう 目的 も 果たせ ない の は

( モモン ) 行った な

( イビル アイ ) うわ ー アハハッ ! やった ! 勝った !

さすが モモン 様 だ !

( モモン ) いや すま ない が 離れ て くれ ない か ?

( イビル アイ ) 照れ なく て も

( ガガーラン ) お ー い 生き てる か ?

みんな …

モモン 様 皆 に 勝利 を

( モモン ) 恥ずかしい な

これ は 最も 武 功 を 挙げ た 者 が し なくて は なら ない こと です よ

( モモン ) は あ そうだ な する べき だ な

( モモン ) う お おお お っ ! ( イビル アイ ) モモン 様 の 勝利 だ !

( 一同 ) う お おお お っ !

( イビル アイ ) やはり エ ・ ラン テル に 帰って しまわ れる の か

同行 し たい の は やまやま な ん だ が …

( モモン ) 気 に する な

( レエブン 侯 ) 今回 は 非常 に お 世話 に なり まし た

( モモン ) うむ ( レエブン 侯 ) 国王 陛下 も ―

あなた に 直接 お 礼 を 申し上げ たかった そうです が …

( モモン ) かまい ませ ん よ レエブン 侯

いろいろ と 感謝 し ます

( レエブン 侯 ) いえ

今後 も よい おつきあい が できる よう 願って おり ます

( モモン ) 蒼 の 薔薇 の 皆さん も ―

同じ アダ マン タイト 級 冒険 者 と して ―

また 何 か の 時 は よろしく お 願い し ます

( ラキュース ) こちら こそ

( モモン ) で は

( イビル アイ ) あっ …

フラ れ た な

( イビル アイ ) 違う さ

彼 は そういう 男 な ん だ よ

( アウラ ) これ から 皆さん は

私 たち の ご 主人 様 の しも べ に なって もらい ます

とりあえず おめでとう !

( リーダー ) ふ … ふざける な

まず 皆さん を 楽しい 場所 に ご 招待 し ます

( マーレ ) はい えっ と ご 招待 です

( ヒルマ ) ま … 待って ! ( リーダー ) ヒルマ …

( ヒルマ ) 私 は いい ん でしょ ? 協力 し た じゃ ない !

もう 嫌 な の あんな の は ごめん よ !

うーん 何 し た の ?

き … 恐怖 公 の 部屋 に 連れ て いって 体 の 中 から 食べ て もらった の

なるほど 傷 は 治癒 魔法 で 癒 や し た って わけ ね

それ なら 素直 に なる の も 当然 だ ね

じゃあ おばさん

とりあえず ここ の 人 たち も ―

素直 に なる まで 時間 を 稼 い で ほしい の

できる ?

( ヒルマ ) も … もちろん でき ます お 任せ ください !

( リーダー ) き … 貴 様 まさか …

さて この 国 の 半分 は 支配 完 了 っと !

( クライム ) 保護 し た 者 たち は 皆 ―

ラナー 様 に 感謝 を お 伝え し て ほしい と

( ラナー ) まあ ぜひ お 会い し たい わ

いけ ませ ん !

ラナー 様 の お 優しい 気持ち を 無 に し て 申し訳 あり ませ ん が

あっ

それでは しかた あり ませ ん ね

( 冒険 者 たち の 騒ぎ 声 )

( ブレイン ) へえ あんた も リグリット に 負け た の か

( イビル アイ ) うるさい ! ( ティア ) ボコ られ た

( ティナ ) 泣か さ れ た

ウフフッ なつかしい わ ね

( イビル アイ ) お前 と 一緒 に する な !

私 の 時 は あの ばば あ に 加え て こい つら も いたん だ ぞ !

そう いえ ば さ イビル アイ は 転移 できる ん だ ろ ?

モモン に つい て って エ ・ ラン テル に 転移 先 を 作って くれ ば

自由 に 行き来 で きたん じゃ ねえ の ?

( イビル アイ ) あっ …

( ガガーラン ) 気 が つい て なかった の か よ !

( イビル アイ ) う わ あ ああ あ ~ !

( ペス トーニャ ) 彼女 が ナザ リック に 入った 新しい メイド です

( ツアレ ) ツアレニーニャ です よろしく お 願い し ます

あの 娘 は どの 程度 まで

できる よう に し た ほう が よい の です か わん ?

( セバス ) ナザ リック の メイド と して

及第 点 ぐらい を 目標 に し て ください

ただ 彼女 は 単なる 人間 な の で ―

その 辺り を 踏まえ た 教育 を お 願い し ます

かしこまり まし た わ ん メイド は 単なる 腰掛け だ と …

それ は どういう 意味 です か ?

いえ 結婚 退職 に なる か と …

あっ わん

( アルベド ) お かえり なさい ませ

アインズ 様

( フールーダ ) アインズ ・ ウール ・ N ゴウン なる 人物 に つい て ―

調査 し まし た

これ が 実在 する 人物 で あれ ば 私 と 同等 ―

あるいは それ 以上 の 魔法 を 行使 する 者 か と

( ジルクニフ ) なるほど な だ から うれし そう な の か 爺 ( じい )

( フールーダ ) 当然 です

魔法 の 深淵 ( しん えん ) を のぞ こ う と する に は さまざま な 智 者 ( ち しゃ ) が 必要

でき れ ば 直接 会い たい もの です が …

( ジルクニフ ) あと 漆黒 の モモン と いう

アダ マン タイト 級 冒険 者 に 関し て も 情報 を 集め たい

協力 し て くれる か 爺

( フールーダ ) もちろん です と も 陛下

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Overlord II (Overlord Season 2) Episode 13 Overlord II (Overlord Season 2) Episode 13 霸王II(霸王第2季)第13集

( ザナック ) 誇り 高き リ ・ エスティーゼ 王国 の 民 たち よ |ほこり|たかき|||おうこく||たみ||

( ザナック ) 悪魔 など 恐れる に 足り ん |あくま||おそれる||たり|

我が 剣 と 盾 は お前 たち と 共に ある ! わが|けん||たて||おまえ|||ともに|

( 市民 たち ) う お おお お っ ! しみん||||||

ザナック 殿下 万歳 ! |でんか|ばんざい

( 冒険 者 ) 住民 は どこ に 行った ん だ ? ぼうけん|もの|じゅうみん||||おこなった||

家 の 中 に こもって いる の か ? いえ||なか|||||

( 冒険 者 ) 扉 が 破壊 さ れ て いる ぼうけん|もの|とびら||はかい||||

おそらくは どこ か に 連行 さ れ た ん だ ろ う ||||れんこう|||||||

( ラキュース ) アイアン と カッパー の 冒険 者 は 残って 家屋 内 を 探索 |||||ぼうけん|もの||のこって|かおく|うち||たんさく

他の 方々 は 広がり つつ ライン を 構成 し て いき ます たの|ほうぼう||ひろがり||らいん||こうせい||||

( 獣 の 鳴き声 ) けだもの||なきごえ

来 た わ ね らい|||

( 衛 士 ) あっ … まもる|し|

オーバー イーティング に ゲイザー デビル おーばー||||

ヘル ・ ハウンド が 15 体 も … |||からだ|

( 衛 士 たち ) う わ あっ … まもる|し||||

( 衛 士 ) う う っ … う っ う わ っ ! まもる|し||||||||

( 衛 士 ) おい 逃げる な ! まもる|し||にげる|

( 衛 士 たち ) あ あっ … まもる|し|||

( 衛 士 ) あっ … まもる|し|

( モモン ) 投げろ ! |なげろ

( 衛 士 たち ) おお っ ! まもる|し|||

( モモン ) ふん っ !

は あ あっ !

あと は ゲイザー デビル と オーバー イーティング か ! |||||おーばー||

( オーバー イーティング の 悲鳴 ) おーばー|||ひめい

( 切り裂く 音 ) きりさく|おと

( モモン ) つまら ん 相手 だ な |||あいて||

これ から 私 冒険 者 モモン が ― ||わたくし|ぼうけん|もの||

敵 の 首 魁 ( し ゅ かい ) ヤルダバオト を 討伐 する てき||くび|かい||||||とうばつ|

それ まで の 間 壁 の 向こう に いる 市民 たち を 守って くれ |||あいだ|かべ||むこう|||しみん|||まもって|

頼 ん だ ぞ たの|||

( 冒険 者 たち の 戦う 声 ) ぼうけん|もの|||たたかう|こえ

( ブレイン ) 始まった な ( クライム ) はい |はじまった|||

悪魔 たち の 気 が それ て いる うち に あくま|||き||||||

とらわれ て いる 人々 を 捜さ ない と … |||ひとびと||さがさ||

ああ お姫様 の 推測 だ と この 辺り の 倉庫 が 怪しい そう だ が |おひめさま||すいそく||||あたり||そうこ||あやしい|||

ん ?

シャルティア ・ ブラッドフォールン

クライム 君 俺 は ここ で 時間 を 稼ぐ |きみ|おれ||||じかん||かせぐ

お前 は 行け おまえ||いけ

( シャルティア ) うん ?

( ブレイン ) お前 たち は 王 都 で 何 を し て いる ? |おまえ|||おう|と||なん||||

( シャルティア ) なぜ そんな こと を あなた に 言わ なく ちゃ なら ない の ? |||||||いわ|||||

ここ まで 侵入 し て き た の は あなた だけ ? ||しんにゅう||||||||

他の 誰 か を 探し て い た の か ? 俺 じゃ なく て たの|だれ|||さがし||||||おれ|||

( シャルティア ) あなた を ? なぜ ?

( ブレイン ) アリ 程度 覚え て おく ほう が 難しい と いう やつ か |あり|ていど|おぼえ|||||むずかしい||||

( シャルティア ) 殺し た ほう が いい の かしら ? |ころし||||||

死に たい ? 土下座 し て 私 の 靴 でも なめ れ ば ― しに||どげざ|||わたくし||くつ||な め||

私 の 機嫌 が よく なる かも しれ ない わ よ わたくし||きげん||||||||

悪い な その 気 は ない わるい|||き||

武 技 “ 領域 ” ぶ|わざ|りょういき

( シャルティア ) フゥ …

お互い の 実力 差 を 知ら ない って 本当 に やっかい ね おたがい||じつりょく|さ||しら|||ほんとう|||

知って いる しって|

だが 時間 稼ぎ くらい は できる さ |じかん|かせぎ||||

剣 を 振るう こと が … 人生 か … けん||ふるう|||じんせい|

遅く なった が ありがとう おそく|||

我が 強敵 ( と も ) よ ! わが|きょうてき|||

おりゃ ああ あっ !

四 光 連 斬 ! よっ|ひかり|れん|き

( シャルティア ) あっ … 狙って ? ||ねらって

( ブレイン ) フッ アハハ ハハ …

( シャルティア ) 爪 切り と して は 合格 み たい ね |つめ|きり||||ごうかく|||

あっ … 感謝 する よ 褒め て くれ て |かんしゃ|||ほめ|||

俺 の 剣 は … 人生 は 決して 無駄 で は なかった おれ||けん||じんせい||けっして|むだ|||

果て なき 頂 に わずか でも 届 い た ん だ ! はて||いただ||||とどけ||||

( シャルティア ) どこ か 1 本 ネジ が 外れ て いる よう ね |||ほん|ねじ||はずれ||||

( 衝撃 音 ) ( シャルティア ) ん ? しょうげき|おと||

こんな 近く に あの 方 が いらっしゃる のに ― |ちかく|||かた|||

探知 阻害 の 指輪 の せい で 気配 すら 感じ られ ない なんて … たんち|そがい||ゆびわ||||けはい||かんじ|||

( 足音 ) あしおと

( シャルティア ) この 私 から ぜい弱 な 人間 ごとき が 無事 に 逃げ きれ る はず が ! ||わたくし||ぜいじゃく||にんげん|||ぶじ||にげ||||

タイム ・ アクセラレーター ! たいむ|

あれ は …

( デミ ウル ゴス ) さすが お 強い |||||つよい

( イビル アイ ) ハッ …

( エン トマ ) シャー ! シャー ! えん|||

( イビル アイ ) ヤルダバオト の 持つ 戦力 を 侮って い た か … ||||もつ|せんりょく||あなどって|||

( モモン ) そちら の 5 人 は 任せる |||じん||まかせる

では いく ぞ デミウ … デーモン !

は あ あっ !

( ナーベラル ) 私 が 3 人 で あなた が 2 人 … |わたくし||じん||||じん

と いう こと で よろしい です か ?

( イビル アイ ) 私 が 3 人 でも かまわ ない ぞ ||わたくし||じん||||

あなた が 2 人 で 私 が 3 人 です ||じん||わたくし||じん|

( イビル アイ ) フッ 頑固 な ヤツ だ な |||がんこ||やつ||

( ナーベラル ) 誰 が 来る か は そちら に 任せ ます |だれ||くる|||||まかせ|

( ユリ ) 私 の 名前 は アルファ そして こちら が デルタ ゆり|わたくし||なまえ||||||でるた

( イビル アイ ) そう か これ は ご 丁寧 に な |||||||ていねい||

私 の 名 は イビル アイ わたくし||な|||

お前 たち を 倒す 者 だ ! おまえ|||たおす|もの|

( 3 人 の 荒い 息 ) じん||あらい|いき

何 を し て いる 俺 は “ 行け ” と 言った ん だ なん|||||おれ||いけ||いった||

( クライム ) そ … それ は …

( ロック マイアー ) 待て 待て 待て 待て ろっく||まて|まて|まて|まて

何 が あった の か は 分から ない が あれ で は 言葉 が 足りな すぎ だ なん||||||わから||||||ことば||たりな||

なぜ 追って こ ない ん だ |おって||||

一体 どう し た ん だ よ いったい||||||

セバス さん に 匹敵 する 化け物 を 見つけ た |||ひってき||ばけもの||みつけ|

( クライム ) えっ …\ N ( ロック マイアー ) それ で ? |||ろっく|||

刀 で … そう …\ N 俺 は ヤツ の 爪 を 切った ん だ ! かたな||||おれ||やつ||つめ||きった||

俺 は あいつ の 爪 を 切った ん だ おれ||||つめ||きった||

ま … まあ 刀 で 爪 を 切った ん だ から 確かに それ は すごい … な ||かたな||つめ||きった||||たしかに||||

すごい こと … だ と 思い ます ||||おもい|

とにかく 追っ手 が 来 ない の は 奇跡 だ |おって||らい||||きせき|

急ぐ ぞ ! いそぐ|

超 技 “ ダーク ブレード メガ インパクト ” ! ちょう|わざ|だーく||めが|いんぱくと

フローティング ・ ソーズ !

( ヘル ・ ハウンド たち の 悲鳴 ) ||||ひめい

( ラキュース ) 次 から 次 へ と …\ N ( ティナ ) どう する ? 鬼 ボス |つぎ||つぎ|||||||おに|ぼす

( 冒険 者 たち の うめき声 ) ぼうけん|もの|||うめきごえ

( ラキュース ) まずい わ 神官 たち の 魔力 が 尽き かけ て いる |||しんかん|||まりょく||つき|||

( 冒険 者 たち の ざわめき ) ぼうけん|もの|||

う っ …

( ガゼフ ) 六 光 連 斬 ! |むっ|ひかり|れん|き

( 冒険 者 たち ) おお っ … ぼうけん|もの|||

( ガゼフ ) 潰せ ! |つぶせ

なぜ 王 城 を 守護 し て いる はず の ストロノーフ 様 が ? |おう|しろ||しゅご|||||||さま|

( 冒険 者 ) 陛下 ! ( 冒険 者 ) ランポッサ Ⅲ 世 ! ぼうけん|もの|へいか|ぼうけん|もの||よ

( 冒険 者 ) どうして こんな ところ に ? ぼうけん|もの||||

陛下 は こう おっしゃった へいか|||

“ お前 たち が 守る もの は 城 な の か それとも 私 な の か ” と おまえ|||まもる|||しろ|||||わたくし||||

答え は たった 1 つ こたえ|||

王 の 御 身 を お守り する の が 我々 の 役目 だ ! おう||ご|み||おもり||||われわれ||やくめ|

ならば ここ こそ が 戦う べき 地 で ある ! ||||たたかう||ち||

( ガゼフ ) 突貫 ! ( 槍 兵 ( そう へい ) たち ) おお ー ! |とっかん|やり|つわもの|||||-

( ラキュース ) ストロノーフ 様 お 力 を お 貸し ください ||さま||ちから|||かし|

( ガゼフ ) 無論 だ |むろん|

( ガガーラン ) おっと 待て や ( ラキュース ・ ティナ ) あっ … ||まて||||

( ガガーラン ) 優秀 だった 戦士 の 支援 は 要ら ねえ か ? |ゆうしゅう||せんし||しえん||いら||

( ティア ) 将来 優秀 に なる 予定 の 忍 ( しのび ) も いる |しょうらい|ゆうしゅう|||よてい||おし|||

ガガーラン ! ティア !

( ガガーラン ) 寝 て いる と 体 が なまる から な |ね||||からだ||||

( ティア ) もう 戦え る ( ラキュース ) そんな はず … ||たたかえ||||

それ は 心強い わ ||こころづよい|

( 悪魔 の 咆哮 ( ほうこう ) ) ( 槍 兵 たち の どよめき ) あくま||ほうこう||やり|つわもの|||

いく わ よ !

( 一同 ) お う っ ! いちどう|||

( イビル アイ ) シャード ・ バック ショット ! |||ばっく|しょっと

また か …

( ユリ ) は っ ! ゆり||

( イビル アイ ) チッ

( シズ ) 援護 する 必要な い だ ろ う けど しず|えんご||ひつような|||||

( イビル アイ ) サンド フィールド ・ オール ! |||ふぃーるど|おーる

クソッ !

モンスター が チーム を 組 ん だ り 協調 し て き たり … ||ちーむ||くみ||||きょうちょう||||

間違って る だ ろ う が ! まちがって|||||

あっ 何 だ と ! ? |なん||

( ユリ ) ふん っ ! ゆり||

( イビル アイ ) クリスタル ・ ウォール !

( ユリ ) は あ あっ ! ゆり|||

ふん っ !

( イビル アイ ) 発 勁 ( は っけ い ) か ! ||はつ|けい||||

褒め て やる ぞ 移動 の 阻害 も 負 の エネルギー も 効か ない と は ほめ||||いどう||そがい||ふ||えねるぎー||きか|||

隙 なく 耐性 を そろえ て いる な すき||たいせい|||||

まだ 戦闘 は 続 い て いる の か |せんとう||つづ|||||

ならば もう 少し 時間 を 稼が せ て もらう ぞ ! ||すこし|じかん||かせが||||

( モモン ) この 部屋 は 安全 な の だ な ? ||へや||あんぜん||||

( デミ ウル ゴス ) 大丈夫 で ござい ます |||だいじょうぶ|||

ここ で の 会話 を 盗み聞き できる 者 など おり ませ ん |||かいわ||ぬすみぎき||もの||||

( モモン ) そう か

では 計画 の すべて を 話し て もらう ぞ |けいかく||||はなし|||

( デミ ウル ゴス ) まずは ―

アインズ 様 と 直接 お 会い し て 申し上げ たい と いう ― |さま||ちょくせつ||あい|||もうしあげ|||

私 の わがまま を 聞い て くださり ありがとう ござい ます わたくし||||ききい|||||

( モモン ) うむ

今回 の 一 連 の 計画 に は 4 つ ほど の 利点 が あり まし た こんかい||ひと|れん||けいかく||||||りてん||||

( モモン ) 4 つ ? 1 つ も 分か ん ない ん だ けど ! ||||わか|||||

( モモン ) ほう 3 つ だ と 思って い た が … |||||おもって|||

初めて アインズ 様 に 知恵 比べ で 勝て た 気 が し ます はじめて||さま||ちえ|くらべ||かて||き|||

( モモン ) お前 は いつ でも 私 に 勝って る さ |おまえ||||わたくし||かって||

何 を おっしゃい ます ご 謙遜 を なん|||||けんそん|

( モモン ) いや 本当 に …\ N ( せきばらい ) ||ほんとう|||

( モモン ) さて で は その 4 つ に つい て 聞か せ て もら お う |||||||||きか|||||

はっ まず 第 一 は この 倉庫 区 に ある すべて の 財 を 頂き ます ||だい|ひと|||そうこ|く|||||ざい||いただき|

( モモン ) うむ

( モモン ) すばらしい !

これ で しばらく は 金策 で 苦労 し なく て 済む ぞ ! ||||きんさく||くろう||||すむ|

第 二 は アインズ 様 に 指示 さ れ た 八 本 指 へ の 襲撃 を ごまかす ため です だい|ふた|||さま||しじ||||やっ|ほん|ゆび|||しゅうげき||||

( モモン ) そう いえ ば ―

アイテム を 回収 する の が 目的 と 言って い た な あいてむ||かいしゅう||||もくてき||いって|||

( デミ ウル ゴス ) これ を ご 覧 ください ||||||み|

この 宝石 の 中 に 付与 し て いる 魔法 は ― |ほうせき||なか||ふよ||||まほう|

第 十 位 階 魔法 “ アーマ ゲドン ・ イビル ” です だい|じゅう|くらい|かい|まほう||||

( モモン ) 悪魔 を 大量 に 召喚 する 魔法 か |あくま||たいりょう||しょうかん||まほう|

これ は ウル ベルト 様 が お 作り に なった アイテム です が |||べると|さま|||つくり|||あいてむ||

ここ で 使う べき でしょ う ||つかう|||

( モモン ) うむ

デミ ウル ゴス よ こちら を 使う と よい ||||||つかう||

同じく ウル ベルト さん が 作ら れ た アイテム だ おなじく||べると|||つくら|||あいてむ|

試作 品 だ が 用 は 足りる だ ろ う しさく|しな|||よう||たりる|||

ア … アインズ 様 の お 手持ち の 物 を 使う など … ||さま|||てもち||ぶつ||つかう|

( モモン ) そう か ? ならば これ は デミ ウル ゴス に やろ う

しかし ウル ベルト さん も ― ||べると||

自分 の 失敗 作 が いつ まで も 残って いる の は ― じぶん||しっぱい|さく|||||のこって|||

恥ずかしい かも しれ ん ぞ はずかしい||||

なんという …

( デミ ウル ゴス ) 感謝 いたし ます ( モモン ) よせ デミ ウル ゴス |||かんしゃ|||||||

お前 の 忠義 へ の 礼 だ と でも 思え おまえ||ちゅうぎ|||れい||||おもえ

私 たち 守護 者 は 御 方々 に 創ら れ た 者 わたくし||しゅご|もの||ご|ほうぼう||つくら|||もの

ならば 消滅 する その 時 まで 忠義 を 尽くす の が 当然 |しょうめつ|||じ||ちゅうぎ||つくす|||とうぜん

にもかかわらず

繰り返し お 慈悲 ある お 言葉 を かけ て くださり ― くりかえし||じひ|||ことば||||

なおかつ これほど の 褒美 を 頂ける と は … |||ほうび||いただける||

この デミ ウル ゴス

より 一層 の 忠節 を ささげ させ て いただき ます |いっそう||ちゅうせつ|||さ せ|||

( モモン ) あっ うむ …\ N 期待 し て いる ぞ ||||きたい||||

それ で デミ ウル ゴス 言う べき こと は 別 に ある だ ろ う ? |||||いう||||べつ|||||

はっ そういった わけ で

ヤルダバオト は これ を 狙って 八 本 指 の 拠点 を 襲い ||||ねらって|やっ|ほん|ゆび||きょてん||おそい

王 都 の 倉庫 区画 を 占拠 し た と いう こと に なり ます おう|と||そうこ|くかく||せんきょ||||||||

そして もちろん この アイテム は 八 本 指 の 拠点 で ある 倉庫 から |||あいてむ||やっ|ほん|ゆび||きょてん|||そうこ|

発見 さ れる 予定 と なって おり ます はっけん|||よてい||||

( モモン ) それ で ? 3 つ 目 の 利点 は ? ||||め||りてん|

はい 炎 の 壁 の 内側 に いる 人間 たち を 捕まえ まし た |えん||かべ||うちがわ|||にんげん|||つかまえ||

すでに その 大半 を ナザ リック に 連れ 去り ||たいはん|||||つれ|さり

さまざま な 用途 に 使え れ ば と 考え て おり ます ||ようと||つかえ||||かんがえ|||

( モモン ) それ は 老若 男女 関係なく …\ N と いう こと か ? |||ろうにゃく|だんじょ|かんけいなく|||||

( デミ ウル ゴス ) はい

( モモン ) 確かに この 体 に なって から 人間 と いう 種族 に 親近感 は ない |たしかに||からだ||||にんげん|||しゅぞく||しんきんかん||

ナザ リック の 利益 の ため なら ば ― |||りえき||||

いくら 殺し た ところ で 心 が 痛む こと も ない |ころし||||こころ||いたむ|||

だけど それ でも …

( モモン ) デミ ウル ゴス よ

ナザ リック 地下 大 墳墓 そして この 私 に ― ||ちか|だい|ふんぼ|||わたくし|

無礼 を 働 い て い ない 人間 に は 苦痛 なき 死 を 与えよ ぶれい||はたら|||||にんげん|||くつう||し||あたえよ

なんと 慈悲 深い |じひ|ふかい

承知 いたし まし た しょうち|||

( モモン ) 話 を 戻 そ う そう する と 4 つ 目 の 利点 は … |はなし||もど|||||||め||りてん|

はい これ ら すべて の 悪評 を |||||あくひょう|

魔 王 ヤルダバオト に 受け て もらい ます ま|おう|||うけ|||

( モモン ) つまり 魔 王 と して の 悪評 を 立てる こと が 狙い か ||ま|おう||||あくひょう||たてる|||ねらい|

( モモン ) 冒険 者 モモン の 名声 を 高める の に 使える わけ だ な |ぼうけん|もの|||めいせい||たかめる|||つかえる|||

( モモン ) なるほど 納得 し た ||なっとく||

それ で 私 に これ から 協力 し て ほしい こと は ある か ? ||わたくし||||きょうりょく|||||||

あと は 私 を 撃退 し て いただく だけ で 問題 は あり ませ ん ||わたくし||げきたい||||||もんだい||||

アインズ 様 の 引き立て 役 に なれる よう |さま||ひきたて|やく|||

精いっぱい 努力 し たい と 考え て おり ます せいいっぱい|どりょく||||かんがえ|||

( ルプスレギナ ) いや あ あの 小 娘 は なかなか 強い っす ねえ ||||しょう|むすめ|||つよい||

何て いう 名前 な ん す か ? なんて||なまえ||||

“ 大 蚊 ( ガガンボ ) ” の 名前 など 興味 が ない から 知ら ない わ だい|か|||なまえ||きょうみ||||しら||

( ソリュシャン ) 確か 蒼 ( あお ) の 薔薇 ( ばら ) の イビル アイ ね |たしか|あお|||ばら|||||

セバス 様 の 調べ られ た 情報 に 載って い た わ |さま||しらべ|||じょうほう||のって|||

ああ そんな 名前 だった ||なまえ|

( ルプスレギナ ) ナー ちゃん ボケ が 始まって る ん じゃ ない っす か ? |||||はじまって||||||

みんな は 人間 の 名前 を 覚え られる ? ||にんげん||なまえ||おぼえ|

( ソリュシャン ) 私 は 大丈夫 よ 固有 名詞 に は 注意 を 払って いる から |わたくし||だいじょうぶ||こゆう|めいし|||ちゅうい||はらって||

( ルプスレギナ ) 大丈夫 っす |だいじょうぶ|

と いう か 人間 たち と 仲よく やって る っす よ |||にんげん|||なかよく||||

( エン トマ ) 問題 ナイ えん||もんだい|

え えっ …

( 一同 ) あっ いちどう|

( エン トマ ) 地震 ダ マーレ 様 ガ ヤッタミタイ えん||じしん|||さま||

( ナーベラル ) これ は 何 か の サイン な の ? |||なん|||さいん||

( ソリュシャン ) そう よ

じゃあ ナーベラル そろそろ ケガ を 負って くれる ? |||けが||おって|

( ルプスレギナ ) あんまり 痛く ない よう に し たい ん す けど ― ||いたく||||||||

許し て ほしい っす ゆるし|||

しかたない わ 仕事 です もの ||しごと||

( 人々 の 悲鳴 ) ひとびと||ひめい

( 男性 ) 悪魔 だ 悪魔 の 仕業 だ ! だんせい|あくま||あくま||しわざ|

落ち着 い て …\ N 落ち着 い て ください ! おちつ||||おちつ|||

( 女性 ) 助け て 私 の 子ども が い ない の ! じょせい|たすけ||わたくし||こども||||

( 女性 ) うち の 子 は どこ に いる の ? まだ 3 歳 な の よ ! じょせい|||こ|||||||さい|||

( クライム ) くっ …

姫 様 の 言って い た とおり だった か ひめ|さま||いって|||||

やはり 家族 を バラバラ に し て とらえ て いたって こと か |かぞく||ばらばら||||||||

う っ …

あ あっ …

くっ … あっ …

( イビル アイ ) まだ 戦え る か ? ( ナーベラル ) 無論 問題 ない で す |||たたかえ||||むろん|もんだい|||

( デミ ウル ゴス の うめき声 ) ||||うめきごえ

モモン 様 ! |さま

( モモン ) 少し だけ 楽しい な 何と いう か … |すこし||たのしい||なんと||

リアル と いう の か ? 戦って いる と いう 気 が する りある|||||たたかって||||き||

( デミ ウル ゴス ) それ は よろしゅう ござい まし た

では 本気 で まいり ます ! |ほんき|||

( モモン ) かかって こい ヤルダバオト !

( モモン ) ふ っ !

う おお お っ !

( デミ ウル ゴス ) 悪魔 の 諸 相 : 煉獄 ( れ ん ごく ) の 衣 |||あくま||しょ|そう|れんごく|||||ころも

( モモン ) う お おお お っ !

この レベル の 武器 を 融解 する と は その 力 強化 さ れ て いる な |れべる||ぶき||ゆうかい|||||ちから|きょうか|||||

( デミ ウル ゴス ) ご 明 察 どおり です ||||あき|さっ||

( モモン ) 地獄 の 炎 か ! |じごく||えん|

( デミ ウル ゴス ) はい

いかに 炎 に 対 し て 完全 耐性 を 有 し て いよ う と も ― |えん||たい|||かんぜん|たいせい||ゆう||||||

無傷 と いう わけ に は いき ませ ん よ むきず|||||||||

( モモン ) “ 凍 牙 の 苦痛 ( フロスト ・ ペイン ) ・ 改 ” |こお|きば||くつう|||かい

( デミ ウル ゴス ) それ は 一体 ! ? 先ほど の 槍 ( やり ) も そう で し た が … |||||いったい|さきほど||やり|||||||

( モモン ) アイシー ・ バースト !

( デミ ウル ゴス ) 本当 に あなた は お 強い |||ほんとう|||||つよい

( モモン ) お前 も な |おまえ||

なんという 2 人 だ … |じん|

( デミ ウル ゴス ) 提案 が ある の です が … |||ていあん|||||

この 辺り で 引き ます ので 勝負 は これ ぐらい に し ませ ん か ? |あたり||ひき|||しょうぶ||||||||

ふざける な !

( モモン ) かまわ ない ( イビル アイ ) あっ …

( デミ ウル ゴス ) モモン さん が この よう な 頭 の 悪い 女 を ― |||||||||あたま||わるい|おんな|

なぜ 連れ て き た の か 見当 も つき ませ ん ね |つれ||||||けんとう|||||

少し 考え れ ば 分かる ん じゃ ない です か ? すこし|かんがえ|||わかる|||||

悪魔 の 群れ が いつ でも 王 都 全域 を 襲え る よう ― あくま||むれ||||おう|と|ぜんいき||おそえ||

待機 さ せ て おり ます たいき|||||

王 都 を … 人質 に ! ? おう|と||ひとじち|

( デミ ウル ゴス ) で は これ で 撤収 さ せ て いただき ます |||||||てっしゅう|||||

残念 です アイテム を 回収 する と いう 目的 も 果たせ ない の は ざんねん||あいてむ||かいしゅう||||もくてき||はたせ|||

( モモン ) 行った な |おこなった|

( イビル アイ ) うわ ー アハハッ ! やった ! 勝った ! |||-|||かった

さすが モモン 様 だ ! ||さま|

( モモン ) いや すま ない が 離れ て くれ ない か ? |||||はなれ||||

( イビル アイ ) 照れ なく て も ||てれ|||

( ガガーラン ) お ー い 生き てる か ? ||-||いき||

みんな …

モモン 様 皆 に 勝利 を |さま|みな||しょうり|

( モモン ) 恥ずかしい な |はずかしい|

これ は 最も 武 功 を 挙げ た 者 が し なくて は なら ない こと です よ ||もっとも|ぶ|いさお||あげ||もの|||||||||

( モモン ) は あ そうだ な する べき だ な |||そう だ|||||

( モモン ) う お おお お っ ! ( イビル アイ ) モモン 様 の 勝利 だ ! |||||||||さま||しょうり|

( 一同 ) う お おお お っ ! いちどう|||||

( イビル アイ ) やはり エ ・ ラン テル に 帰って しまわ れる の か ||||らん|てる||かえって||||

同行 し たい の は やまやま な ん だ が … どうこう|||||||||

( モモン ) 気 に する な |き|||

( レエブン 侯 ) 今回 は 非常 に お 世話 に なり まし た |こう|こんかい||ひじょう|||せわ||||

( モモン ) うむ ( レエブン 侯 ) 国王 陛下 も ― |||こう|こくおう|へいか|

あなた に 直接 お 礼 を 申し上げ たかった そうです が … ||ちょくせつ||れい||もうしあげ||そう です|

( モモン ) かまい ませ ん よ レエブン 侯 ||||||こう

いろいろ と 感謝 し ます ||かんしゃ||

( レエブン 侯 ) いえ |こう|

今後 も よい おつきあい が できる よう 願って おり ます こんご|||||||ねがって||

( モモン ) 蒼 の 薔薇 の 皆さん も ― |あお||ばら||みなさん|

同じ アダ マン タイト 級 冒険 者 と して ― おなじ||まん||きゅう|ぼうけん|もの||

また 何 か の 時 は よろしく お 願い し ます |なん|||じ||||ねがい||

( ラキュース ) こちら こそ

( モモン ) で は

( イビル アイ ) あっ …

フラ れ た な

( イビル アイ ) 違う さ ||ちがう|

彼 は そういう 男 な ん だ よ かれ|||おとこ||||

( アウラ ) これ から 皆さん は |||みなさん|

私 たち の ご 主人 様 の しも べ に なって もらい ます わたくし||||あるじ|さま|||||||

とりあえず おめでとう !

( リーダー ) ふ … ふざける な りーだー|||

まず 皆さん を 楽しい 場所 に ご 招待 し ます |みなさん||たのしい|ばしょ|||しょうたい||

( マーレ ) はい えっ と ご 招待 です |||||しょうたい|

( ヒルマ ) ま … 待って ! ( リーダー ) ヒルマ … ||まって|りーだー|

( ヒルマ ) 私 は いい ん でしょ ? 協力 し た じゃ ない ! |わたくし|||||きょうりょく||||

もう 嫌 な の あんな の は ごめん よ ! |いや|||||||

うーん 何 し た の ? |なん|||

き … 恐怖 公 の 部屋 に 連れ て いって 体 の 中 から 食べ て もらった の |きょうふ|おおやけ||へや||つれ|||からだ||なか||たべ|||

なるほど 傷 は 治癒 魔法 で 癒 や し た って わけ ね |きず||ちゆ|まほう||いや||||||

それ なら 素直 に なる の も 当然 だ ね ||すなお|||||とうぜん||

じゃあ おばさん

とりあえず ここ の 人 たち も ― |||じん||

素直 に なる まで 時間 を 稼 い で ほしい の すなお||||じかん||かせ||||

できる ?

( ヒルマ ) も … もちろん でき ます お 任せ ください ! ||||||まかせ|

( リーダー ) き … 貴 様 まさか … りーだー||とうと|さま|

さて この 国 の 半分 は 支配 完 了 っと ! ||くに||はんぶん||しはい|かん|さとる|

( クライム ) 保護 し た 者 たち は 皆 ― |ほご|||もの|||みな

ラナー 様 に 感謝 を お 伝え し て ほしい と |さま||かんしゃ|||つたえ||||

( ラナー ) まあ ぜひ お 会い し たい わ ||||あい|||

いけ ませ ん !

ラナー 様 の お 優しい 気持ち を 無 に し て 申し訳 あり ませ ん が |さま|||やさしい|きもち||む||||もうし わけ||||

あっ

それでは しかた あり ませ ん ね

( 冒険 者 たち の 騒ぎ 声 ) ぼうけん|もの|||さわぎ|こえ

( ブレイン ) へえ あんた も リグリット に 負け た の か ||||||まけ|||

( イビル アイ ) うるさい ! ( ティア ) ボコ られ た

( ティナ ) 泣か さ れ た |なか|||

ウフフッ なつかしい わ ね

( イビル アイ ) お前 と 一緒 に する な ! ||おまえ||いっしょ|||

私 の 時 は あの ばば あ に 加え て こい つら も いたん だ ぞ ! わたくし||じ||||||くわえ|||||||

そう いえ ば さ イビル アイ は 転移 できる ん だ ろ ? |||||||てんい||||

モモン に つい て って エ ・ ラン テル に 転移 先 を 作って くれ ば ||||||らん|てる||てんい|さき||つくって||

自由 に 行き来 で きたん じゃ ねえ の ? じゆう||ゆきき|||||

( イビル アイ ) あっ …

( ガガーラン ) 気 が つい て なかった の か よ ! |き|||||||

( イビル アイ ) う わ あ ああ あ ~ !

( ペス トーニャ ) 彼女 が ナザ リック に 入った 新しい メイド です ||かのじょ|||||はいった|あたらしい||

( ツアレ ) ツアレニーニャ です よろしく お 願い し ます |||||ねがい||

あの 娘 は どの 程度 まで |むすめ|||ていど|

できる よう に し た ほう が よい の です か わん ?

( セバス ) ナザ リック の メイド と して

及第 点 ぐらい を 目標 に し て ください きゅうだい|てん|||もくひょう||||

ただ 彼女 は 単なる 人間 な の で ― |かのじょ||たんなる|にんげん|||

その 辺り を 踏まえ た 教育 を お 願い し ます |あたり||ふまえ||きょういく|||ねがい||

かしこまり まし た わ ん メイド は 単なる 腰掛け だ と … |||||||たんなる|こしかけ||

それ は どういう 意味 です か ? |||いみ||

いえ 結婚 退職 に なる か と … |けっこん|たいしょく||||

あっ わん

( アルベド ) お かえり なさい ませ

アインズ 様 |さま

( フールーダ ) アインズ ・ ウール ・\ N ゴウン なる 人物 に つい て ― ||うーる||||じんぶつ|||

調査 し まし た ちょうさ|||

これ が 実在 する 人物 で あれ ば 私 と 同等 ― ||じつざい||じんぶつ||||わたくし||どうとう

あるいは それ 以上 の 魔法 を 行使 する 者 か と ||いじょう||まほう||こうし||もの||

( ジルクニフ ) なるほど な だ から うれし そう な の か 爺 ( じい ) ||||||||||じい|

( フールーダ ) 当然 です |とうぜん|

魔法 の 深淵 ( しん えん ) を のぞ こ う と する に は さまざま な 智 者 ( ち しゃ ) が 必要 まほう||しんえん|||||||||||||さとし|もの||||ひつよう

でき れ ば 直接 会い たい もの です が … |||ちょくせつ|あい||||

( ジルクニフ ) あと 漆黒 の モモン と いう ||しっこく||||

アダ マン タイト 級 冒険 者 に 関し て も 情報 を 集め たい |まん||きゅう|ぼうけん|もの||かんし|||じょうほう||あつめ|

協力 し て くれる か 爺 きょうりょく|||||じい

( フールーダ ) もちろん です と も 陛下 |||||へいか