Naruto Episode 11
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ( Come On ! )
♪ ~
♪ 追わ れる よう に
♪ 急 い で いる
♪ 渇 い た 胸 が
♪ かり たてる の さ
♪ 誰 の ため で なく
♪ 誰 の もの で なく
♪ 俺 たち の いま が
♪ ~
♪ 痛み ほどき 心 ほどき
♪ 影 を ほどき
♪ 息 を つめ て 走りぬけろ
♪ 闇 を 裂 い て
♪ ~
♪ 闘う こと も
♪ 愛し あう こと も
♪ 終わり は し ない
♪ On The Way
♪ ~
♪ I Wanna ROCKS
♪ 胸 に ROCKS
( サクラ の あくび )
( タズナ ) 1 人 で 暇 そう じゃ な 。
ん ?
( タズナ ) あの 金髪 小僧 と スカ し た 小僧 は どう し た ?
木 登り の 修業 中 。 ( タズナ ) お前 は いい の か ?
私 は 優秀 だ から 。
カカシ 先生 が おじさん の 護衛 を しろ って 。
ホント か ? 《 何 よ ~ ! ? 》
( タズナ ) よっ と 。 ( ギイチ ) ちょっと いい か ? タズナ 。
( タズナ ) あっ ? どう し た ? ギイチ 。
( ギイチ ) あぁ それ が … いろいろ 考え て み た ん だ が
橋 作り 俺 降ろさ せ て もらって いい か ?
な … 何で じゃ ! ? そんな 急 に … お前 まで !
タズナ あんた と は 昔ながら の 縁 だ 。
協力 は し たい が むちゃ を する と
俺 たち まで ガトー に 目 を 付け られ ち まう 。
ん ~。
それ に お前 が 殺さ れ ち まったら 元 も 子 も ねえ 。
( ギイチ ) ここ ら で やめ に し ねえ か ? 橋 作り も 。
( タズナ ) そう は い かね えよ 。 ( ギイチ ) えっ ?
( タズナ ) この 橋 は わし ら の 橋 じゃ 。
資源 の 少ない 超 貧しい 波 の 国 に
物流 と 交通 を もたらし て くれる と 信じ て
町 の みんな で 作って き た 橋 じゃ 。
けど 命 まで 取ら れ たら … 。
( タズナ ) もう 昼 じゃ な きょう は ここ まで に しよ う 。
( ギイチ ) タズナ !
ギイチ 次 から は もう 来 なく て いい 。
( ナルト ) く っそ ~ ! ハァ ハァ … 。
一体 何 だって ば よ ~ ! ?
( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。
ん っ !
《 お前 だけ に は 負け ねえ ! 》
( サスケ ・ ナルト ) は ぁ ~ !
ハァ ハァ ハァ … 。
ねぇ どこ に 行く の ?
帰り に 夕飯 の 材料 を 頼ま れ とった から な 。
( 男性 ) 泥棒 ~ !
あ … 。
《 何 な の ? この 町 》
( タズナ ) ここ じゃ 。
( 店員 ) いらっしゃい 。
《 ほとんど 何も ない じゃ ない 》
( 男 ) フフ … 。
う わ ~ ! 痴漢 ~ ! ( 男 ) ど わ ~ !
ち … 違 っ … 。
( タズナ ) や ぁ ~ さっき は 超 びっくり し た ぞい 。
どう なって ん の ? この 町 。
《 また ! ? 》
ちょっと ! あん … た … 。
えっ ?
( アゲハ ) 頂 戴 フフッ 。
エヘッ 。
あっ … はい 。
う わ ~ !
ありがとう 。
( タズナ ) ガトー が 来 て から この ざま じゃ 。
ここ で は 大人 たち は みんな ふ ぬけ に な っち まっ た 。
だから 今 あの 橋 が 必要 な ん じゃ 。
勇気 の 象徴 … 。
無抵抗 を 決め込 ん だ 国 の 人々 に
もう 一 度 逃げ ない 心 を 取り戻さ せる ため に 。
あの 橋 さえ … 。
あの 橋 さえ 出来 れ ば … 。
町 は また あの ころ に 戻 れる 。
みんな 戻って くれる !
《 サスケ 君 … ナルト … 》
タァ ~ ! ハァ ハァ ハァ … 。
ん ! ?
ハァ ハァ ハァ … 。
《 くそ くそ ! サスケ の ヤツ まだ 登って や がる って ば よ ! 》
あっ … う っ !
《 くそ … だんだん 追いつか れ てん な 》
《 チック ショ ~ ! … って ダメ ダメ 。
サスケ なんか に 気 を 取ら れ て 精神 が 乱れる って ば よ 》
< あの さ … あの さ コツ 教え て くん ない ? >
< えっ ? >
< サスケ に は ないしょ で さ ねっ ねっ >
< いい ? チャクラ って の は 精神 エネルギー を 使う ん だ から
気 を 張り 過ぎ たり 躍起 に なっちゃ ダメ よ 。
絶え ず 一定 量 の チャクラ を 足 の 裏 に 集める よう に
リラックス し て 木 に 集中 する の よ >
《 集中 集中 。
よ ~ し いい 感じ だって ば よ !
よし 行 ける ! 》
おい ナルト ! ダァ ~ !
も う ~ ! 何 な ん だって ば よ ! ? お前 は !
集中 し て ん のに 邪魔 す ん な !
そ … その … 何 だ … 。
えっ ? 何 だ よ ?
《 こいつ が 俺 に 話しかける なんて 珍しい な 》
こ … この 前 サクラ に コツ 聞い て たよ な 。
お前 に 何て 言って た ?
ん ? フフ ~。
教え な ~ い 。
な っ ! ?
♪ ~
( タズナ ) いや ~ 超 楽しい わ い !
こんなに 大勢 で 食事 する の は 久しぶり じゃ な 。
お代わり !
( サスケ ・ ナルト ) う っ … ウェ ~ !
吐く ん なら 食べる の やめ なさい よ !
いや … 食う 。
我慢 し て でも 食わ なきゃ 。
早く 強く なん なきゃ な ん ねえ ん だ から 。
( カカシ ) うん うん けど 吐く の は 違う ぞ 。
あの … 何で 破れ た 写真 なんか 飾って る ん です か ?
イナリ 君 食事 中 ずっと これ 見 て た けど
この 破れ た とこ 何 か 写って い た 誰 か を
意図 的 に 破った って 感じよ ね 。
( ツナミ ) 夫 よ 。
かつて 町 の 英雄 と 呼ば れ た 男 じゃ 。
( ツナミ ) イナリ どこ 行く の ?
父さん ! イナリ の 前 で は あの 人 の 話 は し ない で って いつも … 。
もう !
イナリ 君 どう し た って いう の ?
( カカシ ) 何 か 訳 あり の よう です ね 。
イナリ に は 血 の つながら ない 父親 が い た 。
超 仲 が よく 本当 の 親子 の よう じゃ った 。
( タズナ ) あの ころ の イナリ は 本当 に よく 笑う 子 じゃ った 。
しかし … 。
( タズナ ) しかし …
イナリ は 変わって しまった ん じゃ 。
父親 の あの 事件 以来 。
この 島 の 人間 そして イナリ から 「 勇気 」 と いう ことば は
永遠 に 奪い取ら れ て しまった の じゃ 。
あの 日 あの 事件 を きっかけ に 。
( カカシ ) あの 事件 ? イナリ 君 に 何 が あった ん です ?
その 事件 を 説明 する に は まず
この 国 で 英雄 と 呼ば れ た 男 の こと から
話 さ に ゃあ なら ん だ ろ う 。 英雄 ?
3 年 ほど 前 の こと じゃ 。
イナリ と その 男 は 出会った 。
( イナリ ) < ポチ ! ポチ ! >
( ポチ の ほえ 声 )
( アカネ ) < 違う ! こいつ の 名前 は シューティング ・ スター 。
きょう から 俺 の 犬 だ >
< シュ ー ティング ・ スタ ー じゃ ない ! 僕 の ポチ だ 返せ !
ポチ は 僕 の 友達 な ん だ 誰 が お前 なんか に やる もん か !
う っ ! >
< うる せ ぇ ! > ( ポチ の 鳴き声 )
( アカネ ) < フン ! > ( ポチ の 鳴き声 )
( イナリ ) < あっ !
ポチ ! > ( ポチ の ほえ 声 )
( アカネ ) < お前 が おとなしく 渡さ ない から だ ぜ 。
もう あんな 犬 どう で も いい さ 。
おい 放し て やれ >
< 何て こと す ん だ ! ポチ を 殺す 気 か ! ? >
< フン ! お前 の 大切 な 犬 っこ ろ な ん だ ろ ?
助け て やれ よ 早く >
< う ぅ … >
< どう し た よ ? ほら 。
ポチ が 死 ん で も いい の か よ ? >
( ポチ の 鳴き声 )
( 鳴き声 )
( イナリ ) 《 死 ん で いい わけ ある か !
僕 の たった 一 人 の 友達 な ん だ ぞ 。
でも …
でも … 。
ごめん ポチ ! 僕 泳 げ ない ん だ 》
< ほら 飼い主 なら 飛び込 ん で みろ よ ! >
( イナリ ) < う わ ! >
< あっ … >
( 男の子 ) < マズ い っす よ アカネ さん こいつ 泳 げ なかったら … >
< あっ … 助け て ! >
< ほっとけ > ( 男の子 ) < でも … >
< 何なら 今度 は
お前 が イナリ を 助け に 行く か ? >
( イナリ ) 《 し … 死に たく ない ! だ … 誰 か 助け て ! 》
( ポチ の 鳴き声 ) ( イナリ ) < ポ … ポチ !
ポチ ~ ! >
( タズナ ) 超 余談 で ある が
ポチ は この 時 犬 かき を 覚え た ん じゃ 。
< ポチ ~ ! >
( ほえ 声 ) ( アカネ ) < あっ !
シューティング ・ スター が 逃げ た ぞ 追え ! >
( 男の子 ) < うん ! >
< ぶ は っ … う っ … >
( イナリ ) 《 あぁ … 苦しい 。
もう ダメ だ … 僕 は … 》
< あぁ … >
( カイザ ) < 気 が 付い た か ? 坊主 >
< あっ ! >
( カイザ ) < あいつ ら 俺 が もろ 叱 っと い て やった から な 。
ほら 食え ! >
( イナリ ) 《 神様 ? あぁ … 》
< おじちゃん が 僕 を 助け て くれ た の ? >
< いい から 食え ! まず は それ から だ >
( カイザ ) < そう か 犬 に も 裏切ら れ た か 。
俺 の 国 じゃ 犬 って の は
もろ 義理堅い 生き物 じゃ けど な 。
ま ぁ お前 の ほう が 先 に
犬 の 信頼 を 裏切った ん じゃ しかた ねえ な >
< 怖く て 体 が 動か なかった ん だ >
< 助け て あげ たく って … 。
でも 僕 に は 勇気 が ない から … >
( カイザ ) < そりゃ そう だ 。
お前 ぐらい の 子 なら 誰 だって 怖い に 決まって る 。
でも な 坊主 これ だけ は 覚え て おけ >
< えっ ? >
< 男 なら 後悔 し ない 生き 方 を 選べ >
< えっ ? >
< 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は
つらく て も 悲しく て も 頑張って 頑張って
たとえ 命 を 失う よう な こと が あった って
この 両腕 で 守り 通す ん だ ! >
名 を カイザ と いい
国 外 から 夢 を 求め て
この 島 に やって 来 た 漁師 じゃ った 。
それ 以来 イナリ は カイザ に 懐く よう に なった 。
物心 の つか ぬ うち に
本当 の 父親 を 亡くし た せい も ある ん じゃ ろ う が
いつも 金魚 の ふん み たい に くっ つい て
まるで 親子 の よう に … 。
そんな カイザ が 家族 の 一員 に なる のに
そう 時間 は かから なかった 。
そして カイザ は この 町 に も 必要 な 男 じゃ った 。
( 男性 1 ) < た … 大変 だ ! カイザ さん !
この 雨 で 川 の せき が 開 い ち まって !
このまま だ と D 地区 が つか っち まう ! >
< 何 ! ? > ( イナリ ) < 父ちゃん ! >
< イナリ 奥 行って ロープ を ! > ( イナリ ) < うん ! >
( 男性 2 ) < ダメ だ ! ロ ー プ を 掛けて 引っ張る しか ねえ が ! >
( 男性 3 ) < むちゃ 言う な ! どう やって ロープ を 掛ける ! ?
こんな 激流 の 中 に 入 っち まっ たら 死 ん じ まう ぞ ! >
( 男性 2 ) < けど グズグズ し て たら D 地区 が 全滅 だ ! どう し たら … >
( カイザ ) < 俺 が やる >
( 男性 2 ) < むちゃ だ やめろ ! >
( 男性 3 ) < いくら お前 でも ダメ じゃ ! >
< 父ちゃん > ( カイザ ) < 心配 す ん な 。
父ちゃん は 無敵 だ 。
父ちゃん は イナリ の いる この 町 が 大好き だ から な >
( カイザ ) 《 自分 に とって 本当 に 大切 な もの は … 》
( カイザ ) 《 たとえ 命 を 失 お う と … 》
( カイザ ) 《 この 両腕 で 守り 通す ん だ ! 》
< 父ちゃん 頑張れ ~ ! >
( 男性 4 ) < やった ! ロープ が … ロープ が 掛かった ぞ ! >
( 男性 5 ) < よし みんな で 引け ! > ( 男性 たち ) < お ~ ! >
それ から じゃ 国 の 人々 は カイザ を ヒーロー と 呼び
イナリ に とって カイザ は
胸 を 張って 誇 れる 父親 に なった ん じゃ 。
ガトー が この 国 に 目 を 付け た の は そんな ころ じゃ 。
そして ある 日 の 夜 … 。
( 棒 で たたく 音 ) ( カイザ ) < う っ ! う っ !
( 棒 で たたく 音 ) う っ !
う っ !
う っ ! >
( ガト ー ) < 聞い た ぞ その 腕 で この 町 を 守る ん だって な ? >
< う っ ! >
< チッ … や れる もん なら やって みろ ! >
( 男 1 ) < そ ~ ら ! > ( カイザ ) < う わ ! >
( 男 2 ) < ヘヘ ヘヘ … > ( 男 3 ) < ハハハハ … >
( 男 2 ・ 男 3 ) < ん ~ や ぁ ~ ! >
( カイザ ) < あ ~ ! >
( ガト ー ) < いい か ! この 男 は わが ガト ー コ ー ポレ ー ション の 政策 に
武力 を もって 抵抗 し この 国 の 秩序 を 乱し た 。
よって これ より 処刑 する ! >
< 二 度 と こんな つまら ぬ こと が 起き ぬ よう
私 も 願う ばかり で ある >
< 父ちゃん ! > ( ギイチ ) < よせ イナリ >
( 泣き声 )
< やれ >
< 父ちゃん … う っ … >
< 父 ちゃ ~ ん ! >
( イナリ ) < 言った じゃ ない か >
( イナリ ) < 僕 を … 国 の 人 を … >
( イナリ の 泣き声 )
( イナリ ) < その 両腕 で 守る って
言った じゃ ない か !
父ちゃん の うそつき … >
( タズナ ) それ 以来 イナリ は 変わって しまった 。
そして ツナミ も 町民 も な 。
< フッ ヒーロー なんて ばっ かみ たい 。
そんな の いる わけ ない じゃ ん >
( イナリ の 泣き声 )
う っ 痛 っ 。
何 やって ん の ? ナルト 。
( カカシ ) 修業 なら きょう は やめ とけ 。
チャクラ の 練り 過ぎ だ 。
これ 以上 動く と 死ぬ ぞ 。
証明 し て やる 。
ん ? 何 を ?
この 俺 が この世 に ヒーロー が いる って こと を … 。
証明 し て やる !
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ~
♪ Cultivate your hunger
♪ before you idealize
♪ Motivate your anger to
♪ make them realize
♪ Climbing the mountain .
♪ Never coming down ?
♪ Break in to the contents .
♪ Never falling down
♪ ~
♪ My knee is still shakinglike I was twelve
♪ Sneaking out the class roomby the back door
♪ A man railed at me twicebut I didn ' t care
♪ Waiting is wasting
♪ for people like me
♪ Don ' t try to live so wise .
♪ Don ' t cry
♪ coz you ' re so right .
♪ Don ' t dry with
♪ fakes or fears .
♪ Coz you will hate yourselfin the end .
♪ ~
♪ Don ' t try to live so wise .
♪ Don ' t crycoz you ' re so right .
♪ Don ' t dry withfakes or fears .
♪ Coz you will hate yourselfin the end .
♪ Don ' t try to live so wise .
♪ Don ' t cry coz
♪ you ' re so right .
♪ Don ' t dry
〈 ん ? 姉ちゃん 何 か 用 ?
俺 って ば 今 修業 中 。
再 不 斬 が いつ 襲って くる か 分か ん ねえ から な 。
大切 な 人 の ため に 強く な れる って よく 分かる 。
だから 俺 って ば もっと もっと 強く なる ん だ 。
この世 に ヒ ー ロ ー が いる って こと を イナリ に 見せ て やる ! 〉
〈 俺 って ば また 活躍 し ちゃ う って ば よ ! 〉