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ナルト, Naruto Episode 131

Naruto Episode 131

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

( サスケ ) ハァ ~ !

( ナルト ) ぐ は っ !

♪ ~

が っ !

♪ ~

《 この 先 が どんな 闇 だ ろ う と

俺 は 突き進 ん で やる 。

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる 》

《 だいぶ 遅く なっちゃ っ た な 》

♪ ~

《 何 だ ? 今 誰 かい た よう な 気 が … 》

《 明かり が … 。

まだ 寝る よう な 時間 じゃ ない のに 》

♪ ~

これ は !

な … 何 だ よ ? これ 。

《 何 な ん だ よ ! ? 一体 ! 》

あっ 。

おじさん … おばさん … 。

父さん … 母 さん … 。

♪ ~

父さん ? 母 さん ?

♪ ~

≪ ( 物音 )

♪ ~

《 誰 か いる … 》

♪ ~

《 動け … 。

動け !

動け 》

♪ ~

父さん ! 母 さん !

♪ ~

♪ ~

兄さん !

兄さん ! 父さん と 母 さん が !

何で ? どう し て ?

一体 誰 が … 。

♪ ~

兄さん 何 を ?

♪ ~

何 する ん だ よ ? 兄さん 。

( イタチ ) 愚か なる 弟 よ 。

( 鼓動 )

( イタチ ) 《 万華鏡 写 輪 眼 ! 》

( 刺さる 音 )

う あ ~ ~ !

やめ て ~ ! 兄 さ ~ ん !

こんな の 見せ ない で ~ !

どう し て …

どう し て 兄さん が … 。

( 斬る 音 )

う あ ~ ~

( 倒れる 音 )

ハァ ハァ ハァ … 。

どう し て …

どう し て 兄さん が … 。

( イタチ ) 己 の 器 を 量る ため だ 。

器 を 量る … ?

それ だけ … 。

それ だけ の ため に

みんな を … 。

( イタチ ) それ が 重要 な の だ 。

何 だ ? それ … 。

う わ ~ ! ふざけ ん な ~ !

♪ ~

♪ ~

《 怖い … 怖い ! 》

う わ ~~ !

♪ ~

あ ~ !

殺さ ない で ~~ !

♪ ~

♪ ~

うそ だ … こんな の 兄さん じゃ ない !

だって … 。

お前 が 望む よう な 兄 を 演じ 続け て き た の は

お前 の 器 を 確かめる ため だ 。

お前 は 俺 の 器 を 確かめる ため の 相手 に なる 。

そう いう 可能 性 を 秘め て いる 。

俺 を 疎 ま しく 思い 俺 を 憎 ん で い た 。

この 俺 を 超える こと を 望み 続け て い た 。

だからこそ 生かし て やる 。

俺 の ため に 。

お前 も 俺 と 同じ 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 し うる 者 だ 。

( イタチ ) ただし それ に は 条件 が ある 。

最も 親しい 友 を … 。

( 風 の 音 )

そんな … 。

( イタチ ) この … 俺 の よう に な 。

はっ 。

( ヤシロ ) < 昨夜 南 賀 ノ 川 に 身投げ し て 自殺 し た

うち は シスイ に つい て だ >

( イナビ ) < 会合 に 来 なかった もう 一 人 が その シスイ だ 。

確か お前 は

シスイ を 実の 兄 の よう に 慕って た な >

あれ … 兄さん が …

兄さん が シスイ さん を ?

そう だ その おかげ で この 眼 を 手 に 入れ た 。

( イタチ ) 南 賀 ノ 神社 本堂

その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に

一族 の 集会 場 が ある 。

そこ に この うち は 一族 の 瞳 術 が

本来 何 の ため に 存在 する の か

その 本当 の 秘密 が 記さ れ て いる 。

《 本当 の 秘密 … 》

( イタチ ) お前 が 開眼 すれ ば

俺 を 含め 万華鏡 写 輪 眼 を 扱う 者 は

3 人 に なる 。

そう なれ ば … フッ …

お前 を 生かし て おく 意味 も ある 。

だが 今 の … 。

はっ !

貴 様 など 殺す 価値 も ない 。

愚か なる 弟 よ 。

この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎 め 。

そして 醜く 生き延びる が いい 。

逃げ て 逃げ て 生 に しがみつく が いい 。

そして いつか 俺 と 同じ 眼 を 持って

俺 の 前 に 来い 。

ハァ ハァ ハァ … 。

《 夢 … 》

痛 っ 。

( 看護 師 1 ) そう … 。 ( 看護 師 2 ) そう な の よ 。

助かった の あの 子 だけ な ん です って 。

( 看護 師 1 ) 確か お 兄さん が い た わ よ ね ? あの 子 。

( 看護 師 2 ) それ が 行方 が 分から ない ん です って 。

( 看護 師 1 ) あぁ … 。

まさか あの 名門 の うち は 一族 が ねぇ 。

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( ウルチ ) や ぁ サスケ ちゃん きょう は 何 買い に 来た ん だい ?

♪ ~

♪ ~

( ウルチ ) < サスケ ちゃん これ から 学校 かい ? >

< うん >

< さっき イタチ ちゃん 見 た けど 立派 に なった ねぇ 。

もう 一流 の 忍 だ よ 。

7 歳 で アカデミー を 首席 で 卒業 し て

10 歳 で 中 忍 に 昇格 し た ん だ よ ね >

< 8 歳 で 写 輪 眼 が 使える よう に なった ん だ >

< そう だった ねぇ 。

あたし ら うち は 一族 の 誇り だ よ あの 子 は >

♪ ~

( 雷鳴 )

♪ ~

( ミコト ) < お かえり サスケ >

♪ ~

♪ ~

( ミコト ) < サスケ … ちょっと 待って >

< 何 ?

痛 っ >

< ウフフ … >

≪ ( 物音 )

母 さん ! ( 雷鳴 )

( 猫 の 鳴き声 )

♪ ~

< じゃあ 何で 兄さん ばっかり ! >

< は ぁ … 。

兄さん は 兄さん あなた は あなた よ 。

父さん は いつも あなた たち の こと を 気 に かけ てる わ >

♪ ~

( 雷鳴 )

♪ ~

( 雷鳴 )

♪ ~

( イタチ ) < 南 賀 ノ 神社 本堂 >

( イタチ ) < その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に

一族 秘密 の 集会 場 が ある >

そう か … 。

そう いう こと か … 。

( チョウジ ) ねぇ シカマル 放 課 後 駄菓子 屋 行か ない ?

( シカマル ) あぁ 無理 無理 。

そりゃ お前 の 母ちゃん は 優しい から いい けど よ

うち の おかん に 帰り の 買い食い が バレ たら

めん どくせ ぇ ことに なる から よ 。

( 生徒 1 ) 知って る か ? うち は 一族 って

みんな 殺さ れ た らしい ぜ 。 ( 生徒 2 ) うん 。

父ちゃん も 言って た 。

( 生徒 1 ) 生き残った の あいつ だけ な ん だって さ 。

♪ ~

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ >

( ミコト ) < あなた の こと ばかり 話し てる の よ 父さん >

♪ ~

母 さん と どんな 話し て た ん だ ろ ?

父さん 。

♪ ~

( イタチ ) < この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎め >

《 兄さん … 》

《 あんた を 殺す ため なら この 先 が どんな 闇 だ ろ う と

俺 は 突き進 ん で やる 。

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる !

今 から 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる 。

こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる >

♪ ~

( せきこみ )

♪ ~

《 ネジ … お前 の 言った とおり だ 。

あいつ は 今 闇 ん 中 に いる み て ぇ だ 。

本気 で くれ や が って … チクショ ~ ! 》

♪ ~

もう 俺 って ば

お前 に とって 仲間 でも 何でも ねえ の か よ ?

俺 たち 第 七 班 で やって き た こと は

全部 何 の 意味 も なかった の か よ ! ?

いや … 。

《 どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる ! 》

無意味 じゃ ない 。

俺 に とって お前 は 最も …

親しい 友 に なった … 。

友 に なった … ?

だったら 何で … 。

だからこそ だ 。

だからこそ お前 に は

倒す 価値 が ある 。

♪ ~

何 か 分か ん ねえ けど

俺 と 本気 で やろ う って の は 分かった ぜ 。

サスケ よ !

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに

♪ 色褪せ た 言葉 は

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった

♪ 答え の 出 ない 夜 と

♪ 一片 の 温もり と

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの

♪ 時 の しずく

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶

♪ 失 くし た 言葉

♪ ~

♪ この 思い は

〈 お前 は 本気 で 俺 を やろ う って ん だ な 。

今 は もう さっき の お前 の ことば が

ホント だった の か さえ 俺 に は 分か ん ねえ 。

もしかしたら 勝手 に 友達 だ と 思って い た の は

俺 だけ かも しん ねえ !

だったら 俺 …

すげ ぇ ダセェ じゃ ねえ か よ !

なぁ サスケ ! 〉

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Naruto Episode 131 naruto|episode Naruto Episode 131

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

( サスケ ) ハァ ~ !

( ナルト ) ぐ は っ !

♪ ~

が っ !

♪ ~

《 この 先 が どんな 闇 だ ろ う と |さき|||やみ||||

俺 は 突き進 ん で やる 。 おれ||つきすす|||

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる 》 |||||ちから||て||いれ||

《 だいぶ 遅く なっちゃ っ た な 》 |おそく||||

♪ ~

《 何 だ ? 今 誰 かい た よう な 気 が … 》 なん||いま|だれ|||||き|

《 明かり が … 。 あかり|

まだ 寝る よう な 時間 じゃ ない のに 》 |ねる|||じかん|||

♪ ~

これ は !

な … 何 だ よ ? これ 。 |なん|||

《 何 な ん だ よ ! ? 一体 ! 》 なん|||||いったい

あっ 。

おじさん … おばさん … 。

父さん … 母 さん … 。 とうさん|はは|

♪ ~

父さん ? 母 さん ? とうさん|はは|

♪ ~

≪ ( 物音 ) ものおと

♪ ~

《 誰 か いる … 》 だれ||

♪ ~

《 動け … 。 うごけ

動け ! うごけ

動け 》 うごけ

♪ ~

父さん ! 母 さん ! とうさん|はは|

♪ ~

♪ ~

兄さん ! にいさん

兄さん ! 父さん と 母 さん が ! にいさん|とうさん||はは||

何で ? どう し て ? なんで|||

一体 誰 が … 。 いったい|だれ|

♪ ~

兄さん 何 を ? にいさん|なん|

♪ ~

何 する ん だ よ ? 兄さん 。 なん|||||にいさん

( イタチ ) 愚か なる 弟 よ 。 |おろか||おとうと|

( 鼓動 ) こどう

( イタチ ) 《 万華鏡 写 輪 眼 ! 》 |まんげきょう|うつ|りん|がん

( 刺さる 音 ) ささる|おと

う あ ~ ~ !

やめ て ~ ! 兄 さ ~ ん ! ||あに||

こんな の 見せ ない で ~ ! ||みせ||

どう し て …

どう し て 兄さん が … 。 |||にいさん|

( 斬る 音 ) きる|おと

う あ ~ ~

( 倒れる 音 ) たおれる|おと

ハァ ハァ ハァ … 。

どう し て …

どう し て 兄さん が … 。 |||にいさん|

( イタチ ) 己 の 器 を 量る ため だ 。 |おのれ||うつわ||はかる||

器 を 量る … ? うつわ||はかる

それ だけ … 。

それ だけ の ため に

みんな を … 。

( イタチ ) それ が 重要 な の だ 。 |||じゅうよう|||

何 だ ? それ … 。 なん||

う わ ~ ! ふざけ ん な ~ !

♪ ~

♪ ~

《 怖い … 怖い ! 》 こわい|こわい

う わ ~~ !

♪ ~

あ ~ !

殺さ ない で ~~ ! ころさ||

♪ ~

♪ ~

うそ だ … こんな の 兄さん じゃ ない ! ||||にいさん||

だって … 。

お前 が 望む よう な 兄 を 演じ 続け て き た の は おまえ||のぞむ|||あに||えんじ|つづけ|||||

お前 の 器 を 確かめる ため だ 。 おまえ||うつわ||たしかめる||

お前 は 俺 の 器 を 確かめる ため の 相手 に なる 。 おまえ||おれ||うつわ||たしかめる|||あいて||

そう いう 可能 性 を 秘め て いる 。 ||かのう|せい||ひめ||

俺 を 疎 ま しく 思い 俺 を 憎 ん で い た 。 おれ||うと|||おもい|おれ||にく||||

この 俺 を 超える こと を 望み 続け て い た 。 |おれ||こえる|||のぞみ|つづけ|||

だからこそ 生かし て やる 。 |いかし||

俺 の ため に 。 おれ|||

お前 も 俺 と 同じ 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 し うる 者 だ 。 おまえ||おれ||おなじ|まんげきょう|うつ|りん|がん||かいげん|||もの|

( イタチ ) ただし それ に は 条件 が ある 。 |||||じょうけん||

最も 親しい 友 を … 。 もっとも|したしい|とも|

( 風 の 音 ) かぜ||おと

そんな … 。

( イタチ ) この … 俺 の よう に な 。 ||おれ||||

はっ 。

( ヤシロ ) < 昨夜 南 賀 ノ 川 に 身投げ し て 自殺 し た |さくや|みなみ|が||かわ||みなげ|||じさつ||

うち は シスイ に つい て だ >

( イナビ ) < 会合 に 来 なかった もう 一 人 が その シスイ だ 。 |かいごう||らい|||ひと|じん||||

確か お前 は たしか|おまえ|

シスイ を 実の 兄 の よう に 慕って た な > ||じつの|あに||||したって||

あれ … 兄さん が … |にいさん|

兄さん が シスイ さん を ? にいさん||||

そう だ その おかげ で この 眼 を 手 に 入れ た 。 ||||||がん||て||いれ|

( イタチ ) 南 賀 ノ 神社 本堂 |みなみ|が||じんじゃ|ほんどう

その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に |みぎ|おく||まい|め||たたみ||した|

一族 の 集会 場 が ある 。 いちぞく||しゅうかい|じょう||

そこ に この うち は 一族 の 瞳 術 が |||||いちぞく||ひとみ|じゅつ|

本来 何 の ため に 存在 する の か ほんらい|なん||||そんざい|||

その 本当 の 秘密 が 記さ れ て いる 。 |ほんとう||ひみつ||しるさ|||

《 本当 の 秘密 … 》 ほんとう||ひみつ

( イタチ ) お前 が 開眼 すれ ば |おまえ||かいげん||

俺 を 含め 万華鏡 写 輪 眼 を 扱う 者 は おれ||ふくめ|まんげきょう|うつ|りん|がん||あつかう|もの|

3 人 に なる 。 じん||

そう なれ ば … フッ …

お前 を 生かし て おく 意味 も ある 。 おまえ||いかし|||いみ||

だが 今 の … 。 |いま|

はっ !

貴 様 など 殺す 価値 も ない 。 とうと|さま||ころす|かち||

愚か なる 弟 よ 。 おろか||おとうと|

この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎 め 。 |おれ||ころし|||うらめ|にく|

そして 醜く 生き延びる が いい 。 |みにくく|いきのびる||

逃げ て 逃げ て 生 に しがみつく が いい 。 にげ||にげ||せい||||

そして いつか 俺 と 同じ 眼 を 持って ||おれ||おなじ|がん||もって

俺 の 前 に 来い 。 おれ||ぜん||こい

ハァ ハァ ハァ … 。

《 夢 … 》 ゆめ

痛 っ 。 つう|

( 看護 師 1 ) そう … 。 ( 看護 師 2 ) そう な の よ 。 かんご|し||かんご|し||||

助かった の あの 子 だけ な ん です って 。 たすかった|||こ|||||

( 看護 師 1 ) 確か お 兄さん が い た わ よ ね ? あの 子 。 かんご|し|たしか||にいさん||||||||こ

( 看護 師 2 ) それ が 行方 が 分から ない ん です って 。 かんご|し|||ゆくえ||わから||||

( 看護 師 1 ) あぁ … 。 かんご|し|

まさか あの 名門 の うち は 一族 が ねぇ 。 ||めいもん||||いちぞく||

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( ウルチ ) や ぁ サスケ ちゃん きょう は 何 買い に 来た ん だい ? |||さすけ||||なん|かい||きた||

♪ ~

♪ ~

( ウルチ ) < サスケ ちゃん これ から 学校 かい ? > |さすけ||||がっこう|

< うん >

< さっき イタチ ちゃん 見 た けど 立派 に なった ねぇ 。 |いたち||み|||りっぱ|||

もう 一流 の 忍 だ よ 。 |いちりゅう||おし||

7 歳 で アカデミー を 首席 で 卒業 し て さい||あかでみー||しゅせき||そつぎょう||

10 歳 で 中 忍 に 昇格 し た ん だ よ ね > さい||なか|おし||しょうかく||||||

< 8 歳 で 写 輪 眼 が 使える よう に なった ん だ > さい||うつ|りん|がん||つかえる|||||

< そう だった ねぇ 。

あたし ら うち は 一族 の 誇り だ よ あの 子 は > ||||いちぞく||ほこり||||こ|

♪ ~

( 雷鳴 ) らいめい

♪ ~

( ミコト ) < お かえり サスケ > |||さすけ

♪ ~

♪ ~

( ミコト ) < サスケ … ちょっと 待って > |さすけ||まって

< 何 ? なん

痛 っ > つう|

< ウフフ … >

≪ ( 物音 ) ものおと

母 さん ! ( 雷鳴 ) はは||らいめい

( 猫 の 鳴き声 ) ねこ||なきごえ

♪ ~

< じゃあ 何で 兄さん ばっかり ! > |なんで|にいさん|

< は ぁ … 。

兄さん は 兄さん あなた は あなた よ 。 にいさん||にいさん||||

父さん は いつも あなた たち の こと を 気 に かけ てる わ > とうさん||||||||き||||

♪ ~

( 雷鳴 ) らいめい

♪ ~

( 雷鳴 ) らいめい

♪ ~

( イタチ ) < 南 賀 ノ 神社 本堂 > |みなみ|が||じんじゃ|ほんどう

( イタチ ) < その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に ||みぎ|おく||まい|め||たたみ||した|

一族 秘密 の 集会 場 が ある > いちぞく|ひみつ||しゅうかい|じょう||

そう か … 。

そう いう こと か … 。

( チョウジ ) ねぇ シカマル 放 課 後 駄菓子 屋 行か ない ? |||はな|か|あと|だがし|や|いか|

( シカマル ) あぁ 無理 無理 。 ||むり|むり

そりゃ お前 の 母ちゃん は 優しい から いい けど よ |おまえ||かあちゃん||やさしい||||

うち の おかん に 帰り の 買い食い が バレ たら ||||かえり||かいぐい|||

めん どくせ ぇ ことに なる から よ 。

( 生徒 1 ) 知って る か ? うち は 一族 って せいと|しって|||||いちぞく|

みんな 殺さ れ た らしい ぜ 。 ( 生徒 2 ) うん 。 |ころさ|||||せいと|

父ちゃん も 言って た 。 とうちゃん||いって|

( 生徒 1 ) 生き残った の あいつ だけ な ん だって さ 。 せいと|いきのこった|||||||

♪ ~

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ > ||おれ||こ|

( ミコト ) < あなた の こと ばかり 話し てる の よ 父さん > |||||はなし||||とうさん

♪ ~

母 さん と どんな 話し て た ん だ ろ ? はは||||はなし|||||

父さん 。 とうさん

♪ ~

( イタチ ) < この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎め > ||おれ||ころし|||うらめ|にくめ

《 兄さん … 》 にいさん

《 あんた を 殺す ため なら この 先 が どんな 闇 だ ろ う と ||ころす||||さき|||やみ||||

俺 は 突き進 ん で やる 。 おれ||つきすす|||

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる ! |||||ちから||て||いれ||

今 から 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》 いま||おれ||ふくしゅう|もの|

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる 。 ねじ|さすけ||いま|やみ||なか||

こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる > |しょ||とまって||||さすけ||おいつ|||

♪ ~

( せきこみ )

♪ ~

《 ネジ … お前 の 言った とおり だ 。 ねじ|おまえ||いった||

あいつ は 今 闇 ん 中 に いる み て ぇ だ 。 ||いま|やみ||なか||||||

本気 で くれ や が って … チクショ ~ ! 》 ほんき||||||

♪ ~

もう 俺 って ば |おれ||

お前 に とって 仲間 でも 何でも ねえ の か よ ? おまえ|||なかま||なんでも||||

俺 たち 第 七 班 で やって き た こと は おれ||だい|なな|はん||||||

全部 何 の 意味 も なかった の か よ ! ? ぜんぶ|なん||いみ|||||

いや … 。

《 どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる ! 》 |||||ちから||て||いれ||

無意味 じゃ ない 。 むいみ||

俺 に とって お前 は 最も … おれ|||おまえ||もっとも

親しい 友 に なった … 。 したしい|とも||

友 に なった … ? とも||

だったら 何で … 。 |なんで

だからこそ だ 。

だからこそ お前 に は |おまえ||

倒す 価値 が ある 。 たおす|かち||

♪ ~

何 か 分か ん ねえ けど なん||わか|||

俺 と 本気 で やろ う って の は 分かった ぜ 。 おれ||ほんき|||||||わかった|

サスケ よ ! さすけ|

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば ひとつひとつ|おもいだせ|

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに すべて||||き||||||

♪ 色褪せ た 言葉 は いろあせ||ことば|

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった ぼく|||||お|||

♪ 答え の 出 ない 夜 と こたえ||だ||よ|

♪ 一片 の 温もり と いっぺん||ぬくもり|

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と はるか|かなた||あこがれ|

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる くりかえし|ぼく||いき||

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの |りょうて||かかえ|||

♪ 時 の しずく じ||

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶 |にぎりしめ||わすれ||きおく

♪ 失 くし た 言葉 うしな|||ことば

♪ ~

♪ この 思い は |おもい|

〈 お前 は 本気 で 俺 を やろ う って ん だ な 。 おまえ||ほんき||おれ|||||||

今 は もう さっき の お前 の ことば が いま|||||おまえ|||

ホント だった の か さえ 俺 に は 分か ん ねえ 。 ほんと|||||おれ|||わか||

もしかしたら 勝手 に 友達 だ と 思って い た の は |かって||ともだち|||おもって||||

俺 だけ かも しん ねえ ! おれ||||

だったら 俺 … |おれ

すげ ぇ ダセェ じゃ ねえ か よ !

なぁ サスケ ! 〉 |さすけ