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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 25

Magi : The Kingdom of Magic Episode 25

( イレーヌ ) 手 の 空 い て いる 者 は 救護 に 回れ ! →

我々 魔 導 士 の 特権 は →

この 国 を 守る 義務 ゆえ に ある の を 忘れる な !

♪ ♪ ~

( モルジアナ ) は あぁ ~ ! ドォーン !

くっ ! ( ドラ コーン ) 突破 力 が 欲しい 。 →

何 か … 誰 か !

パリン ! パリン ! グアァァーー

( アラジン ) 依り 代 の 「 防壁 魔法 」 が ! ( アリババ ) あっ 。

あれ は !

ムー さん ! それ と →

レーム の 金属 器 使い ! ?

ネルヴァ 様 も お 早く 魔 装 を 。

( ネルヴァ ) うるさい ! 僕 は 魔 装 が でき ない ん だ !

今 なら とど め を 刺せ る !

( 紅 明 ) しかし 我々 の 魔力 は 限界 です 。

♪ ♪ ~

( シェヘラザード ) 私 の 役目 も ここ で 終わり 。

この 体 に 蓄積 さ れ た 魔力 を →

全て 一 度 に 放出 する 。

それ が この 私 シェヘラザード の 分身 体 に 与え られ た →

最後 の 超 律 魔法 。

♪ ♪ ~

( 一同 ) あっ 。

( ムー ) くっ !

魔力 が 戻って くる 。

これ は … シェヘラザード さん 。

♪ ♪ ~

( 心 の 声 ) ≪ この 世界 の 未来 を →

どう か お 願い ね ≫

♪ ♪ ~

よし これ なら !

うん 。

♪ ♪ ~

極 大 魔法 。

( 紅 明 ) 極 大 魔法 。

( 紅 覇 ) 極 大 魔法 。

( 紅 炎 ) 極 大 魔法 。

♪ ♪ ~

( 一同 ) 極 大 魔法 !

♪ ♪ ~

( 神官 ) お ぉ … 。 ( 神官 ) お … おのれ ! →

こちら 側 の 世界 に 来 て も また … 。

♪ ♪ ~

( シンドバッド ) 極 大 魔法 →

「 雷 光 滅 剣 」 ! !

ズドォーーン ! ! グアァァァーー

ドオォォーーン ! !

は ぁ は ぁ … やった … 。

( ムー ) 全力 で 撃った ぞ 。 ( 白 瑛 ) 13 人 で →

一斉に 極 大 魔法 を 放った の です 。

( 紅 覇 ) これ で 倒 せ ない 敵 が い て たまる か !

( ユナン ) あっ 。

♪ ♪ ~

グオォォォーーー

( 玉 艶 ) あ は は は はっ !

アルマ ・ トラン の とき に 72 人 がかり だった もの を →

たった 13 人 で 倒 せる はず が ない じゃ ない 。

( ムー ) く そ っ ! シェヘラザード 様 の 最後 の 魔力 も 届か ん と いう の か ! ?

あっ … 。 最後 の ?

( ムー ) 俺 たち が 再び 極 大 魔法 を 撃 て た の は →

あの 方 の 最後 の 超 律 魔法 の 恩恵 だ 。

♪ ♪ ~

グアァ … グアァァーー …

♪ ♪ ~

どう し た ん だ ? なんだか 様子 が … 。

依り 代 が 迷って いる 。 →

正確 に は 依り 代 の 核 に なった 人物 の ルフ が ね 。

あっ 。

心当たり は ある かい ? アラジン 。

それ は きっと 学長 先生 だ 。

( ヤムライハ ) えっ ? で も なん だって 急に 。

( ユナン ) ご覧 。 あの ひと 粒 の 白い 光 の おかげ さ 。

♪ ♪ ~

( 神官 ) 依り 代 は 黒い ルフ のみ で 作ら れる べき はず だ と いう のに 。

( 神官 ) あの 不純 物 は 一体 … 。

堕 転し て い ない 真っ白 な 人物 の ルフ だ 。 →

みんな の 攻撃 で 力 が そが れ た 依り 代 を →

彼 が 押しとどめ て いる ん だ よ 。

誰 な の か は 分から ない けど 。

僕 に は 分かる よ 。

♪ ♪ ~

( スフィントス ) お前 は 死に たく なく て →

戦い に 出 た ん じゃ なかった の か よ ? →

マルガ と 生き たかった ん じゃ なかった の か よ ! ?

( スフィントス ) なんとか 言 えよ ティ トス ! →

ティ トス … 。

行って くる あの 中 へ 。 あっ … 。

学長 先生 の ルフ に 会い に 。

そして 彼 を 引き戻す 。

学長 先生 の 迷い は この 世界 の 迷い その もの な ん だ 。

魔 導 士 と 普通 の 人 と … 戦争 と 平和 と 。

そして 白い ルフ と 黒い ルフ と →

全て が せめぎ合う 運命 の 渦 の 中 に →

今 この 戦場 に いる 僕ら の 未来 が … →

この 世界 その もの の 未来 が 懸かって いる ん だ 。

だから !

( ヤムライハ ) アラジン 君 私 も 連れ て いって 。 →

学院 長 は 私 の 養父 な の 。 →

どう し て も 伝え たい こと が ある の 。 分かった 。

♪ ♪ ~

ソロモン の 知恵 !

この 力 は … 。

♪ ♪ ~

( ジュダル ) あれ だ 。 あれ が 見 たかった ん だ 。 →

俺 の 生き 方 を 変え ち まった 力 。

♪ ♪ ~

( ヤムライハ ) この 黒い 塊 は … 。

うん … 僅か だ けど →

同化 し て しまって いた ん だ 。

( 2 人 ) あっ 。

あっ !

やっぱり … 。

君 が 学長 先生 を 止め て くれ て た ん だ ね →

ティ トス くん 。

あっ … 。

( モガ メット ) 私 は … 。 ( 2 人 ) あっ 。

( モガ メット ) なぜ 誰 より も 正しく 生き られる など と →

考え た の だ ろ う 。 →

私 の 憎しみ に 駆られ た 決断 で →

魔 導 士 も そう で ない 人間 も →

死 に 追いやって しまった 。

( モガ メット ) 私 は 身勝手 に も 「 非 魔 導 士 」 たち に →

望 ん で い た の だ な 。 非力 な →

魔 導 士 に 助け られる べき 存在 で ある こと を 。 →

壁 を 作り 続け て い た の は →

私 自身 だった の だ 。

あの ね 学長 先生 →

魔 導 士 だけ の 王様 なんて →

ひどい こと 言って ごめんなさい 。

そう じゃ なかった よ 。

マグノ シュ タット で は 今 も たくさん の 人 たち が →

学長 先生 の 教え を 支え に 頑張って いる ん だ 。

だから 戻って き て ! みんな の ところ に 。

そして 伝え て おくれよ →

これ から の マグノ シュ タット の こと を !

それ は でき ない 。

( 2 人 ) えっ ? なぜ ?

≫ う う ぅ ~~ … 。 ( 2 人 ) あっ 。

う お ぉ ぉ ~ … 。

あぁ ~ … 。 う ぅ ~ … 。

≪ う う ぅ ~ … 。 ≫ お ぉ ~ … 。

( モガ メット ) 私 は たくさん の 人々 を →

堕 転 に 導 い た 。 →

彼ら を 捨て て は 行 けん よ 。 →

マギ で ある お前 に も 彼ら を 救う こと は →

でき ない の だ ろ う ? うん 。

この 人 たち は ずっと 昔 に 死 ん でる 。

堕 転し た まま 死 ん だ 人 から 抜け出し た ルフ は →

白い ルフ に は 戻 れ ない →

二 度 と 。 そう か … 。

( モガ メット ) アラジン お前 に 頼み が ある 。

なん だい ? ( モガ メット ) お前 は →

この 世界 の 仕組み を 超越 し た どこ か から 来 た 存在 だ 。 →

この 姿 に なった 今 それ が よく 分かる 。 →

だから どう か →

黒い ルフ を 白い ルフ に 戻す 方法 を →

探し て は くれ ない か ね ? えっ ?

世界 中 の … かつて 己 を →

運命 を 恨み ながら 死 ん で いった 者 たち の 命 を →

彼ら の 家族 や 愛し た 者 たち の 眠る →

白き 流れ へ 還 す 方法 を 。

≪ 黒い ルフ を 白い ルフ へ ? ≫

≪ そう だ よ 。 ある かも しれ ない じゃ ない か ≫

≪ 誰 も 見つけ られ なかった だけ で 本当 は … ≫

♪ ♪ ~

最後 に 会 え て よかった ヤムライハ 。 →

と いって も 私 に →

そんな こと を 言う 資格 は ない が ね 。

えっ ? この 人 →

私 を ムスタシム の 王宮 から さらって →

育て た の 。 えっ ?

私 は 代々 王家 に 仕える 一族 の →

娘 だった そう よ 。

でも その こと を かたくな に 隠さ れ て … 。 →

怖かった わ 。 私 は →

反乱 の 道具 に する ため に 育て られ てる ん じゃ ない か って 。 →

でも 違って た 。 あの 時代 に →

王宮 で 魔 導 士 が 生まれ たら どう なって い た か 。

( モガ メット ) あの とき お前 は 処分 さ れ て しまう ところ だった 。 →

だが お前 の 出自 を →

隠し て い た の は 事実 だ 。

知れ ば お前 が 出 て いって しまう と 思って な 。

すま なかった 。 →

お前 の 人生 を →

私 など が 縛る べき で は なかった 。

( ヤムライハ ) で も 私 は 幸せ だった わ ! →

あなた が い た から ! はっ … 。

ヤム さん … 。

そう だ よ 僕 たち は 知って る 。

みんな 学長 先生 の おかげ で 希望 を 見つけ られ たり →

温かい 気持ち に な れ た ん だ 。

学長 先生 が い た から 頑張 れ た ん だ 。

♪ ♪ ~

そう … か … 。

♪ ♪ ~

パリン !

グアァァァー …

( モルジアナ アリババ ) あっ !

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あぁ … 。 ( モガ メット ) ありがとう アラジン 。 →

娘 に 会わ せ て くれ た こと だけ じゃ ない 。 →

この 国 を 守って くれ た こと →

レーム と の 戦 を 止め て くれ た こと →

敵対 する 国々 の 王 が 集い 力 を 合わせ た の も →

お前 なし で は でき ん こと だった だ ろ う 。

お前 も ありがとう 。 もう いい よ 。

さあ 行か ね ば 。

そんな … 待って ! 学長 先生 !

( モガ メット ) 最後 に 身勝手 だ が 一 つ →

マグノ シュ タット の みんな に 伝え て くれ ん か ね ?

いい よ ! なんて 伝え れ ば いい ?

優れ た 者 など どこ に も →

存在 し ない と いう こと を 。 →

魔 導 士 だ ろ う と そう で なか ろ う と … →

たとえ どんな に ほか より →

10 倍 も 100 倍 も 勝る 力 を 持った →

まぶしい 誰 か が い た と し て も … 。

♪ ♪ ~

( モガ メット ) 委ね て は なら ない 。 →

間違え ず に 生き られる 者 など →

どこ に も い ない の だ から 。

( イレーヌ ) モガ メット 様 … 。

♪ ♪ ~

う ぅ … う う っ !

ダメ だ ヤム さん !

( ヤムライハ ) 待って ! →

ずっと … ずっと 言い たかった の !

♪ ♪ ~

あ あっ ! う っ … 。

ごめんなさい ! 私 ずっと … 。

♪ ♪ ~

あぁ … う う っ う ぅ … 。

あっ ティ トス くん !

そんな … 待って くれ !

どう し て ! ? どう し て 君 が 死な なきゃ なら ない ん だ ! ?

ティ トス くん !

♪ ♪ ~

黒い ルフ が 消え た 。

今度 こそ 依り 代 を →

完全 に 消し去った ん だ !

( 歓声 )

♪ ♪ ~

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん 。 →

私 いっぱい 恩返し が し たい ん だ 。 →

だから ずっと 一緒に い て ね 。

あっ ふ ふ っ 。

( マルガ ) 約束 だ よ ティ トス お にいちゃん 。

( ウーゴ ) や あ 。 →

アラジン の 友達 だ ね 。 ふ ふ っ 。

( ヤムライハ ) う ぅ … う う っ … 。 あっ 。

( ヤムライハ ) う ぅ う う っ … 。

あ あ ~ … あぁ … 。

ん ん っ 。 ( 2 人 ) あっ … あぁ 。

( 3 人 ) は はっ 。

≫ ( 兵士 ) おお っ … 。 ( 3 人 ) あっ 。

♪ ♪ ~

共通 の 敵 が 消え ち まった から … 。

やめ て よ ! 兵 を 退く って 約束 し た もん ね →

紅 炎 おじさん 。

いや 。 もともと 俺 たち の 目的 は →

ここ マグノ シュ タット だ 。 →

戦う 相手 が すげ 替わ ろ う が その 目的 は 変わら ん 。

そんな … 話 が 違う じゃ ない か !

( アール マカン ) ふん 。 煌 に は マギ と →

もう 一 人 金属 器 使い が いる はず 。

( ミラ ) 何 か 奥の手 を 隠し て いる の で は ない か ?

( 紅 明 ) それ は そちら 側 も 分から ぬ こと 。 →

いかが か ? シンド バッド 王 。

( シンドバッド ) 痛 っ 。 ( ユナン ) こら っ 。 →

せっかく 煌 と ケンカ に なら ない よう に →

予防 策 を 講じ て き た のに 。 →

ねえ ? モルジアナ 。 はい 。

( シンドバッド ) 七海 連合 は レーム 帝国 と →

正式 に 同盟 を 結 ん だ 。

ん ん … 。 ( 2 人 ) あっ !

( ムー ) その とおり だ 。 シェヘラザード 様 が →

最後 の 戦い に 赴く 直前 に 決断 な さ れ た 。

( シンドバッド ) レーム と 煌 に 対抗 し うる 勢力 は →

七海 連合 しか ない 。 →

それ が レーム と 手 を 組 ん だ 。 →

どう いう こと か 分かる よ な ? →

更に 俺 は 部下 で ある ヤムライハ の 養父 →

マタル ・ モガ メット が 治め て い た 国 を →

半壊 し た まま 捨て 置く こと など でき ない 。

マグノ シュ タット の 再興 に 力 を 惜しま ない つもり だ 。

♪ ♪ ~

( 紅 覇 ) あいつ マグノ シュ タット を ぶんどる 気 だ 。

( 紅 明 ) まさか あの 男 ここ まで 計算 し て … 。

( 紅 炎 ) で は 俺 は … 。

( 紅 炎 ) この マギ を 頂く 。

( 一同 ) え え ~ ~~ ! ?

約束 し た もん な ? う … うん … 。

( 紅 明 ) 兄 王様 … 。 ( 紅 炎 ) あの 者 が →

領土 や 権力 を 望む だけ の 男 なら ば →

ここ で 息の根 を 止める の も いい 。 →

だが そう で は ない はず だ 。 ふん … 。 →

存外 扱い づらい 男 だ 。

( 2 人 ) ふ ぅ ~ … 。

♪ ♪ ~

≫ ( スフィントス ) お ~ い アラジン ! ( ユナン モルジアナ ) あっ 。

あっ みんな !

( 玉 艶 ) くだらない 男 だった わ ねぇ →

マタル ・ モガ メット 。 →

ですが 今 宵 は 祝杯 を 挙げ ま しょ う 。

シェヘラザード は 死 に →

世界 の 穴 を 穿つ こと が でき た 。 →

次 なる 暗黒 点 を 仕上げ れ ば →

すぐ に でも 我ら が 父 を お 招き できる 。

( 神官 ) しかし 玉 艶 様 。 マギ の 魂 は →

すでに あの 場所 に 還って いる 様子 。

( 神官 ) 傲慢 なる ソロモン 王 は 再び レーム の 地 に →

マギ の ルフ を 落とす や も しれ ませ ん 。

( 神官 ) レーム 本国 に は シェヘラザード の ルフ に 適合 する →

分身 体 が 残って いる 可能 性 が あり ます 。

( 神官 ) と すれ ば か の 地 の マギ は →

すぐ に でも 完全 に 復活 し て しまう でしょ う 。

( ウーゴ ) 本当 に そちら の 子 で いい の かい ?

( ウーゴ ) 分かった よ 。

♪ ♪ ~

さあ お 行き ! 新た な マギ よ 。 →

君 を 待つ 世界 へ 。

♪ ♪ ~

マルガ ちゃん 。

♪ ♪ ~

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん は ?

♪ ♪ ~

≫ ( ファナ リス 団員 ) 団長 ~ ! ん ?

ムー 団長 ! →

ん ん っ ! て … て て て … 転送 魔法 で →

おお … お … 送ら れ て き て … 。 落ち着け 。

何 が 送ら れ て き た って ? あっ … 。

あっ 。 ( 3 人 ) あっ !

( スフィントス ) マルガ !

≪ ずっと … ずっと 一緒 だ よ 。 →

約束 し た もん ね ≫

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あっ !

お かえり なさい ティ トス お にいちゃん !

( ティ トス ) マルガ スフィントス アラジン 。 →

僕 は 一体 … 。

( マルガ ) は はっ ! は は はっ !

( マルガ ) あ は っ ! あ は はっ ! ふ ふ ふ っ !

♪ ♪ 運命 なんて 簡単 に 信じ れ ない けど

♪ ♪ おんなじ 夢 見 て い たい

♪ ♪ ~

はっ 。 用 は 済 ん だ 。

行く ぜ 白 龍 。 ( 白 龍 ) ああ 。 →

アラジン 殿 モルジアナ 殿 →

アリババ 殿 →

あなた たち に 背 を 向ける 道 を 選ぶ こと に なり →

申し訳 あり ませ ん 。

さよなら 。

あっ 。

ん ? アリババ さん ?

いや … 行 こ う モルジアナ 。 はい !

アリババ くん ! モル さん !

♪ ♪ ~

♪ ♪ 道 は 続 い て く


Magi : The Kingdom of Magic Episode 25 magi|the|kingdom||magic|episode

( イレーヌ ) 手 の 空 い て いる 者 は 救護 に 回れ ! → |て||から||||もの||きゅうご||まわれ Everyone who's free – join in the rescue effort!

我々 魔 導 士 の 特権 は → われわれ|ま|みちび|し||とっけん| Don't forget that we have our privileges as magicians because of our duty to protect this country!

この 国 を 守る 義務 ゆえ に ある の を 忘れる な ! |くに||まもる|ぎむ||||||わすれる|

♪ ♪ ~

( モルジアナ ) は あぁ ~ ! ドォーン !

くっ ! ( ドラ コーン ) 突破 力 が 欲しい 。 → |どら||とっぱ|ちから||ほしい

何 か … 誰 か ! なん||だれ| Something... Somebody!

パリン ! パリン ! グアァァーー ||グアァァー-

( アラジン ) 依り 代 の 「 防壁 魔法 」 が ! ( アリババ ) あっ 。 |より|だい||ぼうへき|まほう||| The Medium's Borg!

あれ は !

ムー さん ! それ と →

レーム の 金属 器 使い ! ? ||きんぞく|うつわ|つかい The Metal Vessel Users of Leam?

ネルヴァ 様 も お 早く 魔 装 を 。 |さま|||はやく|ま|そう| Lord Nerva, please Djinn Equip yourself right away!

( ネルヴァ ) うるさい ! 僕 は 魔 装 が でき ない ん だ ! ||ぼく||ま|そう||||| Shut up! I can't Djinn Equip!

今 なら とど め を 刺せ る ! いま|||||させ| We can finish it off now!

( 紅 明 ) しかし 我々 の 魔力 は 限界 です 。 くれない|あき||われわれ||まりょく||げんかい| But our magoi is at its limit!

♪ ♪ ~

( シェヘラザード ) 私 の 役目 も ここ で 終わり 。 |わたくし||やくめ||||おわり My role ends here...

この 体 に 蓄積 さ れ た 魔力 を → |からだ||ちくせき||||まりょく| I shall release all of the magoi accumulated inside my body at once.

全て 一 度 に 放出 する 。 すべて|ひと|たび||ほうしゅつ|

それ が この 私 シェヘラザード の 分身 体 に 与え られ た → |||わたくし|||ぶんしん|からだ||あたえ|| That is the final Aberrant Magic granted to me – the clone of Scheherazade.

最後 の 超 律 魔法 。 さいご||ちょう|りつ|まほう

♪ ♪ ~

( 一同 ) あっ 。 いちどう|

( ムー ) くっ !

魔力 が 戻って くる 。 まりょく||もどって| The magoi's coming back!

これ は … シェヘラザード さん 。 This is...

♪ ♪ ~

( 心 の 声 ) ≪ この 世界 の 未来 を → こころ||こえ||せかい||みらい| The future of this world...

どう か お 願い ね ≫ |||ねがい| I'm leaving it in your hands...

♪ ♪ ~

よし これ なら !

うん 。

♪ ♪ ~

極 大 魔法 。 ごく|だい|まほう

( 紅 明 ) 極 大 魔法 。 くれない|あき|ごく|だい|まほう Extreme Magic!

( 紅 覇 ) 極 大 魔法 。 くれない|は|ごく|だい|まほう Extreme Magic!

( 紅 炎 ) 極 大 魔法 。 くれない|えん|ごく|だい|まほう

♪ ♪ ~

( 一同 ) 極 大 魔法 ! いちどう|ごく|だい|まほう Extreme Magic!

♪ ♪ ~

( 神官 ) お ぉ … 。 ( 神官 ) お … おのれ ! → しんかん|||しんかん||

こちら 側 の 世界 に 来 て も また … 。 |がわ||せかい||らい||| Even now that we're here in this world... not again!

♪ ♪ ~

( シンドバッド ) 極 大 魔法 → |ごく|だい|まほう Extreme Magic...

「 雷 光 滅 剣 」 ! ! かみなり|ひかり|めつ|けん Balalark Inqerad Saika!

ズドォーーン ! ! グアァァァーー ズドォー-ン|グアァァァー-

ドオォォーーン ! ! ドオォォー-ン

は ぁ は ぁ … やった … 。

( ムー ) 全力 で 撃った ぞ 。 ( 白 瑛 ) 13 人 で → |ぜんりょく||うった||しろ|あきら|じん| We attacked it with all our strength...

一斉に 極 大 魔法 を 放った の です 。 いっせいに|ごく|だい|まほう||はなった||

( 紅 覇 ) これ で 倒 せ ない 敵 が い て たまる か ! くれない|は|||たお|||てき||||| There can be no enemy who can withstand this attack!

( ユナン ) あっ 。

♪ ♪ ~

グオォォォーーー グオォォォー--

( 玉 艶 ) あ は は は はっ ! たま|つや|||||

アルマ ・ トラン の とき に 72 人 がかり だった もの を → |||||じん||||

たった 13 人 で 倒 せる はず が ない じゃ ない 。 |じん||たお|||||| what makes you think you can do it with a mere thirteen?

( ムー ) く そ っ ! シェヘラザード 様 の 最後 の 魔力 も 届か ん と いう の か ! ? |||||さま||さいご||まりょく||とどか||||| Damn!

あっ … 。 最後 の ? |さいご|

( ムー ) 俺 たち が 再び 極 大 魔法 を 撃 て た の は → |おれ|||ふたたび|ごく|だい|まほう||う|||| The only reason we were able to launch our Extreme Magic again

あの 方 の 最後 の 超 律 魔法 の 恩恵 だ 。 |かた||さいご||ちょう|りつ|まほう||おんけい| was because of her final Aberrant Magic spell.

♪ ♪ ~

グアァ … グアァァーー … |グアァァー-

♪ ♪ ~

どう し た ん だ ? なんだか 様子 が … 。 ||||||ようす| What's going on?

依り 代 が 迷って いる 。 → より|だい||まよって| The Medium is hesitating...

正確 に は 依り 代 の 核 に なった 人物 の ルフ が ね 。 せいかく|||より|だい||かく|||じんぶつ|||| Or to be more precise, the Rukh of the person who's become the Medium's core is...

あっ 。

心当たり は ある かい ? アラジン 。 こころあたり|||| Any idea who it could be, Aladdin?

それ は きっと 学長 先生 だ 。 |||がくちょう|せんせい| It must be... I'm sure it's Mr. Mogamett.

( ヤムライハ ) えっ ? で も なん だって 急に 。 ||||||きゅうに

( ユナン ) ご覧 。 あの ひと 粒 の 白い 光 の おかげ さ 。 |ごらん|||つぶ||しろい|ひかり||| Behold.

♪ ♪ ~

( 神官 ) 依り 代 は 黒い ルフ のみ で 作ら れる べき はず だ と いう のに 。 しんかん|より|だい||くろい||||つくら||||||| The Medium must be made of nothing but Black Rukh. And yet...

( 神官 ) あの 不純 物 は 一体 … 。 しんかん||ふじゅん|ぶつ||いったい What on earth could that impurity be?

堕 転し て い ない 真っ白 な 人物 の ルフ だ 。 → だ|こかし||||まっしろ||じんぶつ|||

みんな の 攻撃 で 力 が そが れ た 依り 代 を → ||こうげき||ちから|||||より|だい| It's trying to hold on to the power of the Medium, even though it was reduced by our attack.

彼 が 押しとどめ て いる ん だ よ 。 かれ||おしとどめ|||||

誰 な の か は 分から ない けど 。 だれ|||||わから|| Though I don't know who it could be...

僕 に は 分かる よ 。 ぼく|||わかる| I know who it is.

♪ ♪ ~

( スフィントス ) お前 は 死に たく なく て → |おまえ||しに||| I thought you went off to fight because you didn't want to die!

戦い に 出 た ん じゃ なかった の か よ ? → たたかい||だ|||||||

マルガ と 生き たかった ん じゃ なかった の か よ ! ? ||いき|||||||

( スフィントス ) なんとか 言 えよ ティ トス ! → ||げん|||とす Say something! Titus!

ティ トス … 。 |とす Titus...

行って くる あの 中 へ 。 あっ … 。 おこなって|||なか|| I'm going. Inside it... To see Mr. Mogamett's Rukh.

学長 先生 の ルフ に 会い に 。 がくちょう|せんせい||||あい|

そして 彼 を 引き戻す 。 |かれ||ひきもどす And I'm gonna bring him back.

学長 先生 の 迷い は この 世界 の 迷い その もの な ん だ 。 がくちょう|せんせい||まよい|||せかい||まよい||||| Mr. Mogamett's hesitation is the hesitation of this world itself.

魔 導 士 と 普通 の 人 と … 戦争 と 平和 と 。 ま|みちび|し||ふつう||じん||せんそう||へいわ| Magicians and ordinary people... War and peace.

そして 白い ルフ と 黒い ルフ と → |しろい|||くろい|| And White Rukh and Black Rukh...

全て が せめぎ合う 運命 の 渦 の 中 に → すべて||せめぎあう|うんめい||うず||なか| Everything is in conflict in this vortex of fate,

今 この 戦場 に いる 僕ら の 未来 が … → いま||せんじょう|||ぼくら||みらい|

この 世界 その もの の 未来 が 懸かって いる ん だ 。 |せかい||||みらい||かかって||| The future of this world itself is at stake!

だから !

( ヤムライハ ) アラジン 君 私 も 連れ て いって 。 → ||きみ|わたくし||つれ||

学院 長 は 私 の 養父 な の 。 → がくいん|ちょう||わたくし||ようふ||

どう し て も 伝え たい こと が ある の 。 分かった 。 ||||つたえ||||||わかった

♪ ♪ ~

ソロモン の 知恵 ! そろもん||ちえ

この 力 は … 。 |ちから| What is this power?

♪ ♪ ~

( ジュダル ) あれ だ 。 あれ が 見 たかった ん だ 。 → |||||み||| That's it. That's what I wanted to see.

俺 の 生き 方 を 変え ち まった 力 。 おれ||いき|かた||かえ|||ちから The power that ended up changing my way of life...

♪ ♪ ~

( ヤムライハ ) この 黒い 塊 は … 。 ||くろい|かたまり|

うん … 僅か だ けど → |わずか|| Yeah... It's only a little bit, but it's been assimilated.

同化 し て しまって いた ん だ 。 どうか||||||

( 2 人 ) あっ 。 じん|

あっ !

やっぱり … 。

君 が 学長 先生 を 止め て くれ て た ん だ ね → きみ||がくちょう|せんせい||とどめ|||||||

ティ トス くん 。 |とす|

あっ … 。

( モガ メット ) 私 は … 。 ( 2 人 ) あっ 。 ||わたくし||じん| I...

( モガ メット ) なぜ 誰 より も 正しく 生き られる など と → |||だれ|||まさしく|いき||| Why... did I ever think that I could live life correctly, more so than anyone else?

考え た の だ ろ う 。 → かんがえ|||||

私 の 憎しみ に 駆られ た 決断 で → わたくし||にくしみ||かられ||けつだん|

魔 導 士 も そう で ない 人間 も → ま|みちび|し|||||にんげん| I've driven both magicians... and non-magicians... to their deaths.

死 に 追いやって しまった 。 し||おいやって|

( モガ メット ) 私 は 身勝手 に も 「 非 魔 導 士 」 たち に → ||わたくし||みがって|||ひ|ま|みちび|し|| For selfish reasons, I... I wished something on the gois, didn't I?

望 ん で い た の だ な 。 非力 な → のぞみ||||||||ひりき|

魔 導 士 に 助け られる べき 存在 で ある こと を 。 → ま|みちび|し||たすけ|||そんざい||||

壁 を 作り 続け て い た の は → かべ||つくり|つづけ||||| It was I who went on building that wall...

私 自身 だった の だ 。 わたくし|じしん|||

あの ね 学長 先生 → ||がくちょう|せんせい Listen, Mr. Mogamett...

魔 導 士 だけ の 王様 なんて → ま|みちび|し|||おうさま| Saying you could only be the king of the magicians...

ひどい こと 言って ごめんなさい 。 ||いって| I'm sorry that I said something so awful to you.

そう じゃ なかった よ 。 I was wrong about that.

マグノ シュ タット で は 今 も たくさん の 人 たち が → |||||いま||||じん|| In Magnoshutatt, there are still lots of people who can keep themselves going

学長 先生 の 教え を 支え に 頑張って いる ん だ 。 がくちょう|せんせい||おしえ||ささえ||がんばって||| because of what you taught them.

だから 戻って き て ! みんな の ところ に 。 |もどって||||||

そして 伝え て おくれよ → |つたえ|| And please, tell them...

これ から の マグノ シュ タット の こと を ! What kind of place Magnoshutatt's gonna be from now on!

それ は でき ない 。 That... I cannot do.

( 2 人 ) えっ ? なぜ ? じん||

≫ う う ぅ ~~ … 。 ( 2 人 ) あっ 。 |||じん| Why not?

う お ぉ ぉ ~ … 。

あぁ ~ … 。 う ぅ ~ … 。

≪ う う ぅ ~ … 。 ≫ お ぉ ~ … 。

( モガ メット ) 私 は たくさん の 人々 を → ||わたくし||||ひとびと| I've led so many people to Fall into Depravity.

堕 転 に 導 い た 。 → だ|てん||みちび||

彼ら を 捨て て は 行 けん よ 。 → かれら||すて|||ぎょう|| I could never abandon them.

マギ で ある お前 に も 彼ら を 救う こと は → |||おまえ|||かれら||すくう|| Even a magi like you can't save them, can you?

でき ない の だ ろ う ? うん 。

この 人 たち は ずっと 昔 に 死 ん でる 。 |じん||||むかし||し|| These people died already a long time ago...

堕 転し た まま 死 ん だ 人 から 抜け出し た ルフ は → だ|こかし|||し|||じん||ぬけだし||| The Rukh released from a person who died after Falling can't return to the flow of White Rukh...

白い ルフ に は 戻 れ ない → しろい||||もど||

二 度 と 。 そう か … 。 ふた|たび||| Not ever...

( モガ メット ) アラジン お前 に 頼み が ある 。 |||おまえ||たのみ|| Aladdin... There's something I'd like you to do for me.

なん だい ? ( モガ メット ) お前 は → ||||おまえ| What is it?

この 世界 の 仕組み を 超越 し た どこ か から 来 た 存在 だ 。 → |せかい||しくみ||ちょうえつ||||||らい||そんざい|

この 姿 に なった 今 それ が よく 分かる 。 → |すがた|||いま||||わかる

だから どう か → And so... Please...

黒い ルフ を 白い ルフ に 戻す 方法 を → くろい|||しろい|||もどす|ほうほう| Would you find a way to return the Black Rukh to the flow of White Rukh?

探し て は くれ ない か ね ? えっ ? さがし|||||||

世界 中 の … かつて 己 を → せかい|なか|||おのれ|

運命 を 恨み ながら 死 ん で いった 者 たち の 命 を → うんめい||うらみ||し||||もの|||いのち|

彼ら の 家族 や 愛し た 者 たち の 眠る → かれら||かぞく||あいし||もの|||ねむる

白き 流れ へ 還 す 方法 を 。 しろき|ながれ||かえ||ほうほう| where their loved ones rest...

≪ 黒い ルフ を 白い ルフ へ ? ≫ くろい|||しろい|| Return the Black Rukh to the White Rukh?

≪ そう だ よ 。 ある かも しれ ない じゃ ない か ≫

≪ 誰 も 見つけ られ なかった だけ で 本当 は … ≫ だれ||みつけ|||||ほんとう| It's just that no one was ever able to find it...

♪ ♪ ~ But the truth is...!

最後 に 会 え て よかった ヤムライハ 。 → さいご||かい|||| I'm glad that I was able to see you in my final moments, Yamraiha.

と いって も 私 に → |||わたくし|

そんな こと を 言う 資格 は ない が ね 。 |||いう|しかく||||

えっ ? この 人 → ||じん

私 を ムスタシム の 王宮 から さらって → わたくし||||おうきゅう||

育て た の 。 えっ ? そだて|||

私 は 代々 王家 に 仕える 一族 の → わたくし||だいだい|おうけ||つかえる|いちぞく| Apparently, I was the daughter of a family that had served the royal family for generations.

娘 だった そう よ 。 むすめ|||

でも その こと を かたくな に 隠さ れ て … 。 → ||||||かくさ||

怖かった わ 。 私 は → こわかった||わたくし|

反乱 の 道具 に する ため に 育て られ てる ん じゃ ない か って 。 → はんらん||どうぐ|||||そだて|||||||

でも 違って た 。 あの 時代 に → |ちがって|||じだい| But... that wasn't the case.

王宮 で 魔 導 士 が 生まれ たら どう なって い た か 。 おうきゅう||ま|みちび|し||うまれ||||||

( モガ メット ) あの とき お前 は 処分 さ れ て しまう ところ だった 。 → ||||おまえ||しょぶん|||||| You were just about to be disposed of that day...

だが お前 の 出自 を → |おまえ||しょつじ| However, it's true that I hid your ancestry from you.

隠し て い た の は 事実 だ 。 かくし||||||じじつ|

知れ ば お前 が 出 て いって しまう と 思って な 。 しれ||おまえ||だ|||||おもって| I thought that if you found out, you'd leave me...

すま なかった 。 →

お前 の 人生 を → おまえ||じんせい| It was your life...

私 など が 縛る べき で は なかった 。 わたくし|||しばる|||| It wasn't my place to bind you.

( ヤムライハ ) で も 私 は 幸せ だった わ ! → |||わたくし||しあわせ|| But I was happy!

あなた が い た から ! はっ … 。

ヤム さん … 。

そう だ よ 僕 たち は 知って る 。 |||ぼく|||しって| She's right, we all know.

みんな 学長 先生 の おかげ で 希望 を 見つけ られ たり → |がくちょう|せんせい||||きぼう||みつけ||

温かい 気持ち に な れ た ん だ 。 あたたかい|きもち||||||

学長 先生 が い た から 頑張 れ た ん だ 。 がくちょう|せんせい|||||がんば|||| We were able to keep striving because of you!

♪ ♪ ~

そう … か … 。

♪ ♪ ~

パリン !

グアァァァー …

( モルジアナ アリババ ) あっ !

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あぁ … 。 ( モガ メット ) ありがとう アラジン 。 → じん|||||

娘 に 会わ せ て くれ た こと だけ じゃ ない 。 → むすめ||あわ|||||||| Not just for allowing me to see my daughter again...

この 国 を 守って くれ た こと → |くに||まもって||| For protecting this country...

レーム と の 戦 を 止め て くれ た こと → |||いくさ||とどめ|||| For stopping the war with Leam...

敵対 する 国々 の 王 が 集い 力 を 合わせ た の も → てきたい||くにぐに||おう||つどい|ちから||あわせ||| To have the kings of hostile nations gather and join forces...

お前 なし で は でき ん こと だった だ ろ う 。 おまえ||||||||||

お前 も ありがとう 。 もう いい よ 。 おまえ|||||

さあ 行か ね ば 。 |いか||

そんな … 待って ! 学長 先生 ! |まって|がくちょう|せんせい

( モガ メット ) 最後 に 身勝手 だ が 一 つ → ||さいご||みがって|||ひと| One last thing, if I may be so presumptive...

マグノ シュ タット の みんな に 伝え て くれ ん か ね ? ||||||つたえ||||| Could you give the people of Magnoshutatt a message from me?

いい よ ! なんて 伝え れ ば いい ? |||つたえ||| Sure! What should I tell them?

優れ た 者 など どこ に も → すぐれ||もの|||| That there's no one in the world who's better than anyone else.

存在 し ない と いう こと を 。 → そんざい||||||

魔 導 士 だ ろ う と そう で なか ろ う と … → ま|みちび|し|||||||||| Whether they're magicians, or not...

たとえ どんな に ほか より →

10 倍 も 100 倍 も 勝る 力 を 持った → ばい||ばい||まさる|ちから||もった one hundred times the power of everyone else...

まぶしい 誰 か が い た と し て も … 。 |だれ|||||||| You mustn't entrust everything to him.

♪ ♪ ~

( モガ メット ) 委ね て は なら ない 。 → ||ゆだね||||

間違え ず に 生き られる 者 など → まちがえ|||いき||もの|

どこ に も い ない の だ から 。

( イレーヌ ) モガ メット 様 … 。 |||さま Lord Mogamett...

♪ ♪ ~

う ぅ … う う っ !

ダメ だ ヤム さん ! だめ|||

( ヤムライハ ) 待って ! → |まって Wait!

ずっと … ずっと 言い たかった の ! ||いい|| I've always...

♪ ♪ ~

あ あっ ! う っ … 。

ごめんなさい ! 私 ずっと … 。 |わたくし|

♪ ♪ ~

あぁ … う う っ う ぅ … 。

あっ ティ トス くん ! ||とす|

そんな … 待って くれ ! |まって|

どう し て ! ? どう し て 君 が 死な なきゃ なら ない ん だ ! ? ||||||きみ||しな|||||

ティ トス くん ! |とす| Titus!

♪ ♪ ~

黒い ルフ が 消え た 。 くろい|||きえ| The Black Rukh's vanished.

今度 こそ 依り 代 を → こんど||より|だい|

完全 に 消し去った ん だ ! かんぜん||けしさった||

( 歓声 ) かんせい

♪ ♪ ~

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん 。 → ||とす|| Mr. Titus...

私 いっぱい 恩返し が し たい ん だ 。 → わたくし||おんがえし||||| I want to pay you back, lots and lots! So...

だから ずっと 一緒に い て ね 。 ||いっしょに|||

あっ ふ ふ っ 。

( マルガ ) 約束 だ よ ティ トス お にいちゃん 。 |やくそく||||とす|| Promise me.

( ウーゴ ) や あ 。 →

アラジン の 友達 だ ね 。 ふ ふ っ 。 ||ともだち|||||

( ヤムライハ ) う ぅ … う う っ … 。 あっ 。

( ヤムライハ ) う ぅ う う っ … 。

あ あ ~ … あぁ … 。

ん ん っ 。 ( 2 人 ) あっ … あぁ 。 |||じん||

( 3 人 ) は はっ 。 じん||

≫ ( 兵士 ) おお っ … 。 ( 3 人 ) あっ 。 へいし|||じん|

♪ ♪ ~

共通 の 敵 が 消え ち まった から … 。 きょうつう||てき||きえ||| Now that their common enemy's out of the picture...

やめ て よ ! 兵 を 退く って 約束 し た もん ね → |||つわもの||しりぞく||やくそく||||

紅 炎 おじさん 。 くれない|えん| didn't you, Mr. Kouen?

いや 。 もともと 俺 たち の 目的 は → ||おれ|||もくてき|

ここ マグノ シュ タット だ 。 →

戦う 相手 が すげ 替わ ろ う が その 目的 は 変わら ん 。 たたかう|あいて|||かわ|||||もくてき||かわら| Our opponents might have gotten switched out,

そんな … 話 が 違う じゃ ない か ! |はなし||ちがう||| No way! That's not what I agreed to!

( アール マカン ) ふん 。 煌 に は マギ と → あーる|||こう||||

もう 一 人 金属 器 使い が いる はず 。 |ひと|じん|きんぞく|うつわ|つかい|||

( ミラ ) 何 か 奥の手 を 隠し て いる の で は ない か ? |なん||おくのて||かくし||||||| Are they hiding some kind of trump card from us, perhaps?

( 紅 明 ) それ は そちら 側 も 分から ぬ こと 。 → くれない|あき||||がわ||わから||

いかが か ? シンド バッド 王 。 ||||おう

( シンドバッド ) 痛 っ 。 ( ユナン ) こら っ 。 → |つう||||

せっかく 煌 と ケンカ に なら ない よう に → |こう||けんか|||||

予防 策 を 講じ て き た のに 。 → よぼう|さく||こうじ||||

ねえ ? モルジアナ 。 はい 。

( シンドバッド ) 七海 連合 は レーム 帝国 と → |ななうみ|れんごう|||ていこく| The Seven Seas Alliance has officially become an ally of the Leam Empire.

正式 に 同盟 を 結 ん だ 。 せいしき||どうめい||けつ||

ん ん … 。 ( 2 人 ) あっ ! ||じん|

( ムー ) その とおり だ 。 シェヘラザード 様 が → |||||さま| He speaks the truth.

最後 の 戦い に 赴く 直前 に 決断 な さ れ た 。 さいご||たたかい||おもむく|ちょくぜん||けつだん||||

( シンドバッド ) レーム と 煌 に 対抗 し うる 勢力 は → |||こう||たいこう|||せいりょく| There's no force other than the Seven Seas Alliance that can hold its own against Leam and Kou.

七海 連合 しか ない 。 → ななうみ|れんごう||

それ が レーム と 手 を 組 ん だ 。 → ||||て||くみ|| And yet we joined forces with Leam.

どう いう こと か 分かる よ な ? → ||||わかる|| Do you understand what that means?

更に 俺 は 部下 で ある ヤムライハ の 養父 → さらに|おれ||ぶか|||||ようふ

マタル ・ モガ メット が 治め て い た 国 を → ||||おさめ||||くに| my subordinate Yamraiha's adoptive father,

半壊 し た まま 捨て 置く こと など でき ない 。 はんかい||||すて|おく|||| I can't very well abandon it.

マグノ シュ タット の 再興 に 力 を 惜しま ない つもり だ 。 ||||さいこう||ちから||おしま||| I will spare no effort towards the rebuilding of Magnoshutatt.

♪ ♪ ~

( 紅 覇 ) あいつ マグノ シュ タット を ぶんどる 気 だ 。 くれない|は|||||||き|

( 紅 明 ) まさか あの 男 ここ まで 計算 し て … 。 くれない|あき|||おとこ|||けいさん|| Don't tell me that guy calculated even this!

( 紅 炎 ) で は 俺 は … 。 くれない|えん|||おれ|

( 紅 炎 ) この マギ を 頂く 。 くれない|えん||||いただく ...claiming this magi!

( 一同 ) え え ~ ~~ ! ? いちどう|| Whaaat?

約束 し た もん な ? う … うん … 。 やくそく|||||| We promised, right?

( 紅 明 ) 兄 王様 … 。 ( 紅 炎 ) あの 者 が → くれない|あき|あに|おうさま|くれない|えん||もの| My brother and king...

領土 や 権力 を 望む だけ の 男 なら ば → りょうど||けんりょく||のぞむ|||おとこ||

ここ で 息の根 を 止める の も いい 。 → ||いきのね||とどめる||| we could just step on his throat right here. But...

だが そう で は ない はず だ 。 ふん … 。 →

存外 扱い づらい 男 だ 。 ぞんがい|あつかい||おとこ| You're more of a handful than I expected.

( 2 人 ) ふ ぅ ~ … 。 じん||

♪ ♪ ~

≫ ( スフィントス ) お ~ い アラジン ! ( ユナン モルジアナ ) あっ 。

あっ みんな !

( 玉 艶 ) くだらない 男 だった わ ねぇ → たま|つや||おとこ|||

マタル ・ モガ メット 。 → That Matal Mogamett...

ですが 今 宵 は 祝杯 を 挙げ ま しょ う 。 |いま|よい||しゅくはい||あげ||| However, tonight let us celebrate.

シェヘラザード は 死 に → ||し| Scheherazade has died, and we were able to gouge a hole in the world.

世界 の 穴 を 穿つ こと が でき た 。 → せかい||あな||うがつ||||

次 なる 暗黒 点 を 仕上げ れ ば → つぎ||あんこく|てん||しあげ|| Once the next Dark Spot is completed, we can invite our Father to join us immediately.

すぐ に でも 我ら が 父 を お 招き できる 。 |||われら||ちち|||まねき|

( 神官 ) しかし 玉 艶 様 。 マギ の 魂 は → しんかん||たま|つや|さま|||たましい| But Lady Gyokuen... The magi's soul seems to have already returned to that place...

すでに あの 場所 に 還って いる 様子 。 ||ばしょ||かえって||ようす

( 神官 ) 傲慢 なる ソロモン 王 は 再び レーム の 地 に → しんかん|ごうまん||そろもん|おう||ふたたび|||ち| That arrogant King Solomon may yet again drop the Rukh of a magi upon Leam.

マギ の ルフ を 落とす や も しれ ませ ん 。 ||||おとす|||||

( 神官 ) レーム 本国 に は シェヘラザード の ルフ に 適合 する → しんかん||ほんごく|||||||てきごう| It's possible that a clone compatible with Scheherazade's Rukh still exists on the Leam mainland.

分身 体 が 残って いる 可能 性 が あり ます 。 ぶんしん|からだ||のこって||かのう|せい|||

( 神官 ) と すれ ば か の 地 の マギ は → しんかん||||||ち||| If that's true...

すぐ に でも 完全 に 復活 し て しまう でしょ う 。 |||かんぜん||ふっかつ|||||

( ウーゴ ) 本当 に そちら の 子 で いい の かい ? |ほんとう||||こ|||| Are you sure that you want it to be that child?

( ウーゴ ) 分かった よ 。 |わかった| Gotcha.

♪ ♪ ~

さあ お 行き ! 新た な マギ よ 。 → ||いき|あらた||| All right, then, go on... new magi!

君 を 待つ 世界 へ 。 きみ||まつ|せかい| To the world that awaits you!

♪ ♪ ~

マルガ ちゃん 。 Marga!

♪ ♪ ~

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん は ? ||とす||| Where's Mr. Titus?

♪ ♪ ~

≫ ( ファナ リス 団員 ) 団長 ~ ! ん ? |りす|だんいん|だんちょう|

ムー 団長 ! → |だんちょう

ん ん っ ! て … て て て … 転送 魔法 で → |||||||てんそう|まほう|

おお … お … 送ら れ て き て … 。 落ち着け 。 ||おくら|||||おちつけ

何 が 送ら れ て き た って ? あっ … 。 なん||おくら||||||

あっ 。 ( 3 人 ) あっ ! |じん|

( スフィントス ) マルガ ! Marga!

≪ ずっと … ずっと 一緒 だ よ 。 → ||いっしょ|| Always... We're gonna be together always.

約束 し た もん ね ≫ やくそく||||

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あっ ! じん|

お かえり なさい ティ トス お にいちゃん ! ||||とす|| Welcome home!

( ティ トス ) マルガ スフィントス アラジン 。 → |とす||| Marga... Sphintus... Aladdin?

僕 は 一体 … 。 ぼく||いったい

( マルガ ) は はっ ! は は はっ !

( マルガ ) あ は っ ! あ は はっ ! ふ ふ ふ っ !

♪ ♪ 運命 なんて 簡単 に 信じ れ ない けど うんめい||かんたん||しんじ|||

♪ ♪ おんなじ 夢 見 て い たい |ゆめ|み|||

♪ ♪ ~

はっ 。 用 は 済 ん だ 。 |よう||す||

行く ぜ 白 龍 。 ( 白 龍 ) ああ 。 → いく||しろ|りゅう|しろ|りゅう| We're done here. Let's go, Hakuryu.

アラジン 殿 モルジアナ 殿 → |しんがり||しんがり Aladdin... Morgiana... Alibaba...

アリババ 殿 → |しんがり

あなた たち に 背 を 向ける 道 を 選ぶ こと に なり → |||せ||むける|どう||えらぶ|||

申し訳 あり ませ ん 。 もうしわけ||| Please forgive me.

さよなら 。 Farewell.

あっ 。

ん ? アリババ さん ?

いや … 行 こ う モルジアナ 。 はい ! |ぎょう|||| It's nothing... Let's go, Morgiana.

アリババ くん ! モル さん !

♪ ♪ ~

♪ ♪ 道 は 続 い て く どう||つづ|||