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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 3

Magi : The Kingdom of Magic Episode 3

♪ ♪ ~

( アラジン ) うん しょ っと 。 ( ヤムライハ ) アラジン 君 →

昨日 言って おい た もの は ちゃんと 入れ た ?

ちゃんと 全部 入れ た よ 。

( ヤムライハ ) 君 は おっちょこちょい だ から ね 。 →

これ も ある し … あ あ ~ これ も ちゃんと 入って る わ ね 。

( シンドバッド ) しかし 早い もの だ な 。 あっ 。

( シンドバッド ) もう 君 たち が 巣立って いく 姿 を →

見る こと に なる と は な 。 だが →

君 自身 が 決断 し た こと だ から ね 尊重 する よ 。

ありがとう シンド バッド おじさん 。

( ヤムライハ ) よし 忘れ物 は ない みたい 。

はい 。 これ で 旅 の 準備 は 万全 ね 。

うん 。

≪ ( モルジアナ ) 私 も アク ティア 王国 まで お 願い し ます 。

( ヤムライハ アラジン ) ん ? モル さん ?

故郷 を この 目 で 見 て 気持ち の 整理 を つけ て き ます 。

これ から の 戦い の ため に 。

( 2 人 ) うん 。

( マス ルール ) よく 決心 し た な 。

それ は 白 龍 さん の おかげ です 。

あなた が 励まし て くださった ので 前 向き に なれ まし た 。

ありがとう ござい ます 。 ( 白 龍 ) ん ん … 。

それ は 本当 に よかった 。

わ … 私 は 姉 の いる 天 山 高原 に 向かう ので →

モルジアナ 殿 と は しばらく ご 一緒 です ね 。

ん ? ん ん ~ ?

( 白 龍 ) は はっ … 。 →

ふ ふ ふ っ 。 ん ん ~ ?

お にいさん の 周り の ルフ が 桃色 だ よ ?

( 白 龍 ) えっ ! ? ウキウキ し てる し なん だい これ 。

( 白 龍 ) な … なん の こと です か ! ? アラジン 殿 !

白 龍 お にいさん は なんか あった の かい ?

モルジアナ 。 ん ?

レーム に は ファナ リス を 奴隷 と し て 扱う のに →

たけ た 連中 が いる 。 →

気 を つけろ 。 はい 。

( 白 龍 ) う ~ ん … 。 ん ん ~ ?

( ヤムライハ ) あと ね アラジン 君 。 ん ?

( ヤムライハ ) これ は 「 ルフ の 瞳 」 と いって →

私 の 遠隔 透視 魔法 を 込め た 魔法 道具 な の 。 →

離れ た 場所 でも 交信 できる わ 。 →

何 か 困った こと が あったら これ で 知らせ て ちょうだい 。

分かった よ ヤム さん 。

( シンドバッド ) 必ず 無事 に 帰って 来る ん だ ぞ 。

( ピス ティ ) つらく なったら いつ でも 戻って おいで よ 。

( ドラ コーン ) いや 男子 が ひとたび 志 を 立て 旅立つ 以上 →

甘やかし て は いか ん な 。

頑張る よ ドラ コーン おじさん 。

( スパル トス ) よい 旅 に なる こと を お 祈り し て い ます 。

ん ? ( スパル トス ) ん ?

お にいさん 誰 ? ( スパル トス ) え えっ ! ? →

わ … 私 は その ~ 八 人 将 の 一 人 で … 。

あ は はっ ごめん ね 。 冗談 だ よ ストルパス お にいさん 。

( スパル トス ) 「 スパル トス 」 です … 。 あ あっ !

( シャルル カン ) は は は はっ ! しょうが ねぇ よ スパル トス 。

お前 影 薄い し 。 くっ … 。

( ヒナ ホホ ) そう だ な 。 う っ !

( ヒナ ホホ ) もっと 食って で かく なれ 。

アラジン お前 も たっぷり 食って 修行 し て →

で かい 男 に なる ん だ ぞ 。

分かった よ ヒナ ホホ おじさん 。

( ピス ティ ) スパル トス は もっと 個性 を 出さ ない と ね ~ 。

( シャルル カン ) あっ 試しに 髪 型 変え て みる か ?

( スパル トス ) いや しかし それ は … 。 ( シンドバッド ) いい な は は はっ 。

( ジャー ファル ) 王 から 話 は 聞き まし た 。 →

事 を 起こす 際 は 我ら に お 知らせ ください 。

力 に なり ま しょ う 。 心強い です 。

初めて この 港 に 降り られ た とき に 比べ て →

随分 と よい お 顔 に なら れ まし た ね 。

あっ 。 だ と すれば →

この 国 と シンド バッド 王 や アリババ 殿 →

皆 の おかげ でしょ う 。 →

この ご恩 は 一生 忘れ ませ ん 。 →

兄 や ヤツ ら が この 国 に 手 を 伸ばす 前 に →

事 を 成し て みせ ます 。

この ザガン に 懸けて 。

( ジャー ファル ) 期待 し て おり ます 殿下 。

( 白 龍 ) 必ずや 。

とうとう 見送り に も 来 て くれ ませ ん でし た ね →

アリババ さん 。 お っ ?

うん … 結局 あれ から 全然 口 も 利 い て くれ なかった し 。

やっぱり まだ 怒って いる の でしょ う か ?

( シンドバッド ) ん ? 何 を 言って る ん だ ? ( アラジン モルジアナ ) えっ ?

あっ … 。 ん ん ~ ?

バーン ! バーン ! ( ドラ の 音 ) ボォオオー ! ( ほら貝 の 音 )

出航 ~ !

♪ ♪ ~

ヤム さ ~ ん ! おじ さ ~ ん !

みんな ~ !

( ピス ティ ) 頑張って ね ~ ! ( ヒナ ホホ ) 気 を つけ て な !

( シャルル カン ) しっかり やって こい よ !

( ヤムライハ ) いって らっしゃ ~ い !

♪ ♪ ~

いって き ます 。

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) とうとう 現れ ませ ん でし た ね 。

アリババ くん … 。 大丈夫 よ アラジン 。

あと で きちんと 話し ま しょ う 。

そう だ ね 。 僕ら は バラバラ に なる わけ じゃ ない 。

( 白 龍 ・ モルジアナ ) あっ … 。 僕 に は 分かる ん だ 。

僕ら は 導か れ て また 必ず 会 える さ 。

はい 。 次 アリババ さん に 会う とき に →

しっかり 成長 し た 姿 を 見 て もらい ま しょ う 。

( 白 龍 ) 俺 も アリババ 殿 を 驚か せる くらい →

強く なって みせ ます よ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( アリババ ・ 心 の 声 ) ≪ 俺 の 名 は アリババ ・ サルー ジャ ≫

≪ 現在 と ある 理由 で アラジン たち と →

同じ 船 に 乗って いる ≫

≪ だが アラジン たち は それ を 知ら ない ≫

≪ 近頃 みんな と は 気まずかった せい も あり →

俺 は 一緒 に 行く と 言いだす タイミング を →

逃し て しまった の だ ≫

≪ だが これ は 仲直り の チャンス ≫

≪ 俺 は この アラジン たち が 泊まる 予定 の 部屋 で 待ち … ≫

( 3 人 ) あっ !

アリババ くん なんで ここ に ! ? よっ !

まっ 俺 も ちょっと 決意 し た こと が あって な 。

≪ この サプライズ で 仲直り も 完璧 だ ! ≫

≫ どんな 部屋 かな ~ ? あっ 。

≫ ( 白 龍 ) あっ こっち です よ アラジン 殿 。

ん ん っ ! うん 。

≫ トン トン トン … ( 足音 )

≪ ガチャ ( ドア の 音 ) ん ?

≪ わ あ ~ ! すてき な 部屋 だ ね 。 ハンモック だ よ 。

≪ 三 つ ある ので 三 人 と も ここ で 泊まれ ば よい よう です ね 。

≪ ( 白 龍 ) これ なら 船 が 揺れ て も 気 に なら ない かも しれ ませ ん 。

≪ 私 初めて です ハンモック 。

≪ ( 白 龍 ) 広 さ も 三 人 なら 十 分 です し →

≪ ゆったり と し た 船旅 が でき そう です ね 。

≪ う わ ぁ ~ ! なんだか ウキウキ し て き た よ 。

≪ 部屋 間違え た ~ ! ≫

≪ しかも あいつ ら なんか 楽し そう だ な ≫

≪ どう する ? 隣 の 部屋 に 行く か ? ≫

≪ だけど な … う ~ ん ≫

≪ いや 待て よ 。 もう 少し し たら きっと … ≫

あ は は はっ は はっ … は ぁ … 。

( 白 龍 ) どう し た ん です か ? アラジン ?

でも 何 か 物足りない 感じ が し ない かい ?

あっ はい … 実は 私 も 。

あっ アリババ 殿 です よ 。

アリババ 殿 が い ない と やっぱり ダメ な ん です よ 。

≪ ガチャ ( 2 人 ) あっ !

おいおい お前 ら →

情け ねぇ な 。

ア … アリババ く ~ ん !

( 白 龍 ・ モルジアナ ) わ あ ~ ! は はっ ! った く よう 。

そんな こった ろ う と 思った ぜ 。

う わ ~ ん 大好き !

大好き アリババ く ~ ん !

あ は はっ 。

はっ は はっ … 。

≪ これ だ ! どうせ あいつ ら →

すぐ に 寂し がる に 決まって る ん だ 。 それ を 待つ ≫

≪ ( 白 龍 ) えっ ! ? 俺 が モルジアナ 殿 の 隣 に 寝る の です か 。

あれ ? それ が どう かし た の かい ?

( 白 龍 ) いえ … モルジアナ 殿 の 隣 なんて 俺 は … 。

いい じゃ ない か 。 ねえ ? モル さん 。

はい かまい ませ ん 。

≪ ( 白 龍 ) いや でも やはり … 。 ≪ 大丈夫 だ って 。 う ふ ふ っ !

≪ 「 う ふ ふ っ ! 」 じゃ ねぇ よ ≫

ふ ふ ふ っ 。 ん ん ~ … 。

ん ? アラジン 殿 ?

でも 何 か 物足りない 気 が し ない かい ?

( 白 龍 ) 物足りない ?

はい … 実は 私 も さっき から 。

ア … 。 ( 2 人 ) ア … 。

( 白 龍 ) 朝 ご飯 です よ 。 俺 作って き た ん です 。

わ ~ い !

≪ 何 が 「 わ ~ い ! 」 だ ≫

≪ あいつ ら 俺 の こと なんて すっかり 忘れ て … ≫

≪ ( 白 龍 ) あっ でも 正直 →

≪ 皆さん は あの 人 の こと を どう 思って いる ん です か ?

≪ あの 人 って 誰 だい ? ≪ ( 白 龍 ) そりゃ あ もちろん →

≪ アリババ 殿 の こと です よ 。 あっ !

アリババ くん … ねぇ … 。

≪ えっ 何 ? その 気 の ない 返事 ≫

う ~ ん … 。 ( 白 龍 ) アラジン 殿 は →

正直 かなり の アリババ 殿 び いき で し た よ ね 。

そう かな ? ふ ふ ふ っ 。

≪ まあ 僕 が 地上 に 出 て ほぼ 初めて 会った 人 だ から →

≪ なんとなく … ねぇ … 。

≪ えっ そう な の ! ? ≫

( 回想 ) ( ( 僕 の 大好き な アリババ くん だ から ね ) )

( ( いつか 君 は 王 に なる だ ろ う ) )

でも 長く つきあって みる と →

いろいろ 見え て くる もの が ある の さ 。

( 白 龍 ) と いう と ? うん アリババ くん は ね →

モテ ない ん だ 。 僕 が きれい な お ねえさん と →

仲よく し て いる と いつも 物 欲し げ な 目 で →

こちら を じ ~ っと 見 てる ん だ 。

恨み が まし そう に 指 を くわえ て 。

( 白 龍 ) あっ … それ は モテ ない です ねぇ 。

≪ 何 を ~~ ! ? ≫

≪ そう いえ ば 私 も … 。 あっ 。

以前 アリババ さん の 奇妙 な 行動 を 見 た こと が あり ます 。

部屋 で 下半身 を あらわ に し て →

待ち構え て い た ん です 。

う わ ぁ ~~ ! !

いや ~ 最低 !

許 せ ませ ん よ ! モルジアナ 殿 に そんな こと する なんて !

最低 の ハレンチ 野郎 です よ !

アリババ くん に そんな 趣味 が … 。

≪ それ は モテ ない よ 。 ≪ ( 白 龍 ) 許 せ ませ ん し →

≪ モテ ませ ん ! ≪ モテ ませ ん か ?

≪ モテ ない よ … 。 ≪ ( 白 龍 ) モテ ませ ん よ !

あ … あいつ ら ~ !

あんな 調子 の いい こと 言 っと い て … 。

( ( アリババ くん ! ) ) ( ( 感謝 し て い ます アリババ さん ) )

( 白 龍 ) ( ( この 先 何 が あ ろ う と あなた を 信じ て い ます ) )

なのに … →

俺 の こと を 内心 →

そんな ふう に 思って た の か ~~ ! !

う ぅ う う っ … 。

ちくしょう … う ぅ … ちくしょう 。

( 白 龍 ・ アラジン ) は はっ … 。

許し て おくれよ アリババ くん 。

君 が 来る こと は シンド バッド おじさん から 聞い て い て ね 。

( 白 龍 ) そう そう 。 軽い 冗談 じゃ ない です か 。 →

それ に 男 の くせ に 泣き 過ぎ です よ ふ ふ っ … 。

て め ぇ に だけ は 言わ れ たく ねぇ よ この 泣き虫 野郎 !

( 白 龍 ) モテ ない くせ に 。 よし て め ぇ 表 出ろ 。

まあ まあ 。 仲直り でき て よかった じゃ ない か 。

全部 冗談 だ よ ね ? モル さん 。

私 の は 本当 に あった こと です 。 う っ !

( 2 人 ) ん ん っ !

でも なんで アリババ くん も 来た ん だい ?

マグノ シュ タット に は 魔法使い しか 入れ ない ん だ よ 。

( 白 龍 ) う わ っ ! けっ ! 勘違い す ん な よ 。

別に お前 に つい て き た ん じゃ ねぇ よ 。

では 寂しく て つい ? 違 ぇ よ 修行 の ため だ !

ち っ ! 俺 は な →

レーム で 剣 闘士 に なる ん だ よ 。

( 3 人 ) あっ 。 剣 闘士 ?

( 白 龍 ) 一体 なぜ そんな こと を ?

ほんと に 聞き たい の か ?

うん 。 ( モルジアナ ・ 白 龍 ) はい 。

まあ よ シンドバッド さん に な … 。

( ( 二 人 の 戦い を 見 て 武器 化 まで しか でき ない ん じゃ →

絶対 ダメ だ って 思い知り まし た ) )

( ( 俺 やっぱり 才能 ない です か ね ) )

( ( こんな 女の子 でも できる のに ) ) ( シンドバッド ) ( ( いや →

彼女 の 才能 は 並 で は ない が それ は 君 とて 同じ こと だ ) )

( ( 修行 し て も 全身 魔 装 でき ない と いう なら →

何 か 理由 が ある はず だ ) )

( ( 理由 です か ? ) ) ( ( 手 を ) )

♪ ♪ ~

( ( ふむ 。 やはり 魔力 が 変質 し て いる の かも しれ ない な ) )

( ( 俺 も 経験 が ある ん だ が もし そう だ と し たら →

君 は いくら ここ で 修行 を し て も 魔 装 は でき ない ) )

( ( え えっ ! ? ) ) ( ( 君 の 魔力 が →

なぜ か 全く 別 物 に なった ん だ ) )

( ( 再び 使いこなす のに また 一体 何 年 かかる か ) )

( ( そんな … 。 シンドバッド さん は その とき どう し た ん です か ? ) )

( ( 俺 の 場合 は →

1 年 間 修行 し に 行った ん だ →

魔力 操作 の 村 に な ) )

魔力 操作 の 村 ?

それ は 一体 な ん だい ? ふ ふ ~ ん 。

実は その 魔力 操作 の 村 って の はな … 。

東方 の 少数 民族 →

ヤン バラ が 住む 村 の こと です よ 。 が っ !

( 白 龍 ) 彼ら は 魔力 操作 を 得意 と する 一族 で →

たまたま 煌 の 付近 に 来 た とき に 俺 も →

指南 を 受け た こと が ある ん です 。 ( 2 人 ) へ え ~ 。

でも ヤン バラ は 流浪 の 民 で 村 が どこ に ある か は →

分かり ませ ん 。 分から ない の かい ?

実は 村 に 行か ず と も ヤン バラ たち に →

確実 に 会 える 場所 が ある ん だ ぜ 。

それ は ? それ は な →

レーム … 。 レーム の 闘 技 場 です よ 。 →

ヤン バラ は 世界 各地 で 武者 修行 を し て い ます 。 →

世界 最大 の 格闘 場 で ある レーム に は 必ず いる はず 。 →

あそこ なら 剣 闘 の 修行 に も なり ます し ね 。

そ っか すごい ん だ ね 。

カタッ ( 2 人 ) ん ?

カタッ ふん 。

( モルジアナ アラジン ) あっ … 。

ア … アリババ くん それ で ?

まっ そんな 感じ だ よ 。

終わり ?

終わり だ よ !

( シャルル カン ) 終わ っち まっ た なぁ 。 ( シンドバッド ヤムライハ ) ん ?

あら ~ 寂しい の ? ああ ?

別に そんな こと は ねぇ よ 。

弟子 取る の と か そもそも ガラ じゃ ねぇ し 。

だが 三 人 と も 彼ら の 師匠 と し て よく 働 い て くれ た 。

今夜 は その ねぎらい だ 。 遠慮 なく やって くれ 。

( ヤムライハ ) ふ ふ っ 。 でも 驚 い た わ 。 →

こっそり アリババ 君 まで あの 船 に 乗り込 ん で た なんて 。

( マス ルール ) そ っす ねぇ 。 てっきり ここ に 残る もん だ と →

思って まし た から 。 ( ヤムライハ ) ねえ 。

いや 実は な … 。

( ( 聞い て ください よ 師匠 ~ ! ) )

( ( アラジン の ヤツ が ひどい ん す よ ぉ ) )

( ( ねえ 聞い て ます ~ ? う う っ … ) )

( シャルル カン ) ( ( 珍しく 飲み に 連れ て け なんて 言う から →

何 か と 思え ば 愚痴 か よ ) )

( ( だって 冷 て ぇ じゃ ねぇ っす か ) )

( ( 俺 たち これ まで 一緒に 旅 し て き た のに ) )

( シャルル カン ) ≪ めん どくせ ぇ … ≫

( ( は ぁ ~ じゃあ あれ だ よ 。 王子 と か 関係なく →

お前 も 武者 修行 し て くれ ば いい じゃ ん 。 →

あっ レーム の 闘 技 場 デビュー と か いい ん じゃ ねぇ ? ) )

( ( え え ~ ? ) ) ( シャルル カン ) ( ( 「 き ゃ あ ~ ! →

アリババ 様 ~ ! 」 なんて モテ る ぞ ~ ) )

( ( ん ん … は ぁ ~ ) )

な ~ ん て こと が あって な 。

俺 も 彼 と 話 を する 機会 が あって な 。

結局 彼 自身 が 決断 し た ん だ →

旅立つ こと を 。 そう だった ん です か 。

まっ これ で 俺 たち の 弟子 ども も みんな 行 っち まっ た し →

誰 の 弟子 が いちばん 育った か の 勝負 は →

しばらく お預け だ な 。 ( ヤムライハ ) は あ ~ ? →

何 言って ん の ? あん ?

いちばん 育った の は アラジン 君 に 決まって る でしょ う が !

ん だ と ! ? そんな の いつ 決まった ん だ よ ! ?

ふざけ ん な ! ( 2 人 ) ん ん ~ !

( マス ルール ) いや モルジアナ っす よ 。 ( 2 人 ) ん ん っ ! ?

眷属 器 も 使える よう に なった し →

素手 なら 先輩 と か 敵 じゃ ない っす 。

( シャルル カン ) 待て ! それ なら アリババ だって … 。

あ あ ~ 全身 魔 装 が まだ でき ない 人 の こと っす ね 。

( シャルル カン ) な っ ! ? ( ヤムライハ ) え え ~ 誰 が 教え た の ぉ ? →

よっぽど ひどい 師匠 に 当たった の ね 。

( シャルル カン ) ぐ っ ! 黙れ この 陰険 女 !

( ヤムライハ ) な ~ に ? 文句 が ある なら 今度 こそ →

本気 で 決着 つけ ま しょ う か ! ? ( マス ルール ) あっ 俺 帰って いい っす か ?

≪ 皆 無事 に 成長 し て 帰って 来い →

この シンドバッド の もと に ≫

( ヤムライハ ) 望む ところ よ この ハゲ ! ( シャルル カン ) ハゲ て ねぇ よ !

♪ ♪ ~

これ なんて 参考 に なる ん じゃ ない です か ?

うん よ さ そう だ ね 。

≪ ドドーン ! ≪ ( 衛兵 ) 南海 生物 だ ! →

南海 生物 が 出 た ぞ ! クワァーー !

( 衛兵 ) 気 を つけろ 。 1 匹 だ が で かい ぞ !

みんな いく よ 。 ( 2 人 ) はい 。

≫ ちょっと 待った ! ( 3 人 ) あっ 。

アリババ くん ! ここ は 俺 に 任せろ 。

こいつ 1 匹 くらい なら →

俺 一 人 で 十 分 だ !

♪ ♪ ~

は あぁ ~~ !

いや ~ 本当 に すごかった ね アリババ くん 。

はい お 見事 で し た 。

( 白 龍 ) すっかり お 任せ し て しまい まし た ね 。

まっ モテ ない から ちょっと は いい とこ 見せ ない と な 。

( 白 龍 ) 根 に 持って る ん です ね 。 ごめん って アリババ くん 。

でも アリババ 殿 だけ 戦わ せる わけ に は いき ませ ん 。

次 は 俺 が 頑張り ます 。

でき ん の か ? う っ !

まあ まあ 。 それ に 次 って いう の は →

ちょっと 難しく ない かい ? ( 2 人 ) ん ?

だって この 船旅 は そろそろ … 。

( 2 人 ) あっ 。

港 が 近い の です ね 。

♪ ♪ ~

( 船員 ) 陸 が 見え た ぞ ~ !

( 船長 ) 潮 の 流れ も 申し分 ない 。 これ なら →

あと 半日 も せ ず に 入港 でき ます ぞ 。

あれ が アク ティア か 。

うん 。 あそこ から また 僕 たち の →

新しい 旅 が 始まる の さ 。

あっ 。 ん ?

どう し た ? モルジアナ 。

いえ なんだか →

港 の 様子 が 変 な の です 。

こっか ら 見える の ? モル さん に は 。

あれ は … 燃え てる ?

≫ ( オルバ ) 目 ぇ いい ん だ お ねえさん 。 ( 一同 ) は っ !

なん だ ? あいつ 。

( 衛兵 ) おい 浮 い てる ぞ 。 ( 衛兵 ) 気 を つけろ !

アラジン あれ は ? うん 飛 ん でる 。

だ ぁ ~ ! ( オルバ ) お っ 。

は はっ 。 ( オルバ ) よし よし ちょっと 待って ろ よ →

す ~ ぐ 終わら せる から な 。 →

は は はっ 。 だ ぁ ~ 。

て め ぇ ら これ いい 船 だ な 。

さぞかし いい もん 積 ん で ん だ ろ ? 全部 よこせ よ 。

( 衛兵 ) 何 を 言って る ん だ ! ( 衛兵 ) ふざける な !

( 衛兵 ) 何者 だ ! ? お前 ! ( オルバ ) ふ っ 俺 か ?

俺 たち は … 。

な … なん だ ! ? ( 2 人 ) あっ !

♪ ♪ ~

( オルバ ) 海賊 だ よ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

アク ティア 王国 へ の 旅 の 途中 で →

僕 たち の 船 が 突然 襲わ れ て しまう 。

しかも 彼ら は この 辺り の 町 を 荒らし て は →

子供 たち を 連れ 去って る と いう 。

一体 なんの ため に そんな こと を ?

ねえ アリババ くん 彼ら が 持って る 武器 を 見 て ごらん 。

あれ は もしかしたら … 。


Magi : The Kingdom of Magic Episode 3

♪ ♪ ~

( アラジン ) うん しょ っと 。 ( ヤムライハ ) アラジン 君 → ||||||きみ

昨日 言って おい た もの は ちゃんと 入れ た ? きのう|いって||||||いれ|

ちゃんと 全部 入れ た よ 。 |ぜんぶ|いれ|| I packed everything, just like you said.

( ヤムライハ ) 君 は おっちょこちょい だ から ね 。 → |きみ||||| Well, but you're a scatterbrain.

これ も ある し … あ あ ~ これ も ちゃんと 入って る わ ね 。 |||||||||はいって||| You've got this... Oh, and I see you've packed that, too...

( シンドバッド ) しかし 早い もの だ な 。 あっ 。 ||はやい|||| But really, it's amazing how time flies.

( シンドバッド ) もう 君 たち が 巣立って いく 姿 を → ||きみ|||すだって||すがた| To think that already, I'm watching you strike out on your own.

見る こと に なる と は な 。 だが → みる|||||||

君 自身 が 決断 し た こと だ から ね 尊重 する よ 。 きみ|じしん||けつだん|||||||そんちょう||

ありがとう シンド バッド おじさん 。 Thank you, Uncle Sinbad!

( ヤムライハ ) よし 忘れ物 は ない みたい 。 ||わすれもの||| All right, looks like you haven't forgotten anything!

はい 。 これ で 旅 の 準備 は 万全 ね 。 |||たび||じゅんび||ばんぜん| Okay, you're all set for your journey!

うん 。 Right.

≪ ( モルジアナ ) 私 も アク ティア 王国 まで お 願い し ます 。 |わたくし||あく||おうこく|||ねがい|| Please allow me to accompany you as far as the Actia Kingdom.

( ヤムライハ アラジン ) ん ? モル さん ?

故郷 を この 目 で 見 て 気持ち の 整理 を つけ て き ます 。 こきょう|||め||み||きもち||せいり||||| I'm going to see my homeland with my own eyes, and find some kind of closure.

これ から の 戦い の ため に 。 |||たたかい||| To help me in the battles that lie ahead.

( 2 人 ) うん 。 じん|

( マス ルール ) よく 決心 し た な 。 ます|るーる||けっしん||| Good for you for making that decision.

それ は 白 龍 さん の おかげ です 。 ||しろ|りゅう|||| It was...

あなた が 励まし て くださった ので 前 向き に なれ まし た 。 ||はげまし||||ぜん|むき|||| Because you gave me encouragement, I was able to see it in a positive light.

ありがとう ござい ます 。 ( 白 龍 ) ん ん … 。 |||しろ|りゅう|| Thank you very much.

それ は 本当 に よかった 。 ||ほんとう|| Well, I'm... I'm really happy for you.

わ … 私 は 姉 の いる 天 山 高原 に 向かう ので → |わたくし||あね|||てん|やま|こうげん||むかう| S-Since I'll be heading for the Tian Shan Plateau where my elder sister is,

モルジアナ 殿 と は しばらく ご 一緒 です ね 。 |しんがり|||||いっしょ|| we'll be together for a time, won't we?

ん ? ん ん ~ ?

( 白 龍 ) は はっ … 。 → しろ|りゅう||

ふ ふ ふ っ 。 ん ん ~ ?

お にいさん の 周り の ルフ が 桃色 だ よ ? |||まわり||||ももいろ|| Hey, the Rukh around you are all pink, Hakuryu!

( 白 龍 ) えっ ! ? ウキウキ し てる し なん だい これ 。 しろ|りゅう||うきうき|||||| What?

( 白 龍 ) な … なん の こと です か ! ? アラジン 殿 ! しろ|りゅう||||||||しんがり Wh-What are you talking about, Aladdin?

白 龍 お にいさん は なんか あった の かい ? しろ|りゅう||||||| Did something happen to you, Hakuryu?

モルジアナ 。 ん ? Morgiana?

レーム に は ファナ リス を 奴隷 と し て 扱う のに → ||||りす||どれい||||あつかう| There are people in Leam who are skilled at enslaving the Fanalis.

たけ た 連中 が いる 。 → ||れんちゅう||

気 を つけろ 。 はい 。 き|||

( 白 龍 ) う ~ ん … 。 ん ん ~ ? しろ|りゅう||||

( ヤムライハ ) あと ね アラジン 君 。 ん ? ||||きみ| One more thing, Aladdin...

( ヤムライハ ) これ は 「 ルフ の 瞳 」 と いって → |||||ひとみ|| This is called the Eye of the Rukh.

私 の 遠隔 透視 魔法 を 込め た 魔法 道具 な の 。 → わたくし||えんかく|とうし|まほう||こめ||まほう|どうぐ|| It's a Magic Tool infused with my Clairvoyance Magic.

離れ た 場所 でも 交信 できる わ 。 → はなれ||ばしょ||こうしん|| We'll be able to communicate even if we're apart.

何 か 困った こと が あったら これ で 知らせ て ちょうだい 。 なん||こまった||||||しらせ|| If you ever find yourself in trouble, use this to let me know.

分かった よ ヤム さん 。 わかった|||

( シンドバッド ) 必ず 無事 に 帰って 来る ん だ ぞ 。 |かならず|ぶじ||かえって|くる||| Be sure to come back safely.

( ピス ティ ) つらく なったら いつ でも 戻って おいで よ 。 ||||||もどって|| If things get too tough, you can come home anytime!

( ドラ コーン ) いや 男子 が ひとたび 志 を 立て 旅立つ 以上 → どら|||だんし|||こころざし||たて|たびだつ|いじょう No, when a young man sets off with a goal in sight,

甘やかし て は いか ん な 。 あまやかし||||| we can't go easy on him, can we?

頑張る よ ドラ コーン おじさん 。 がんばる||どら|| I'll do my best, Uncle Drakon!

( スパル トス ) よい 旅 に なる こと を お 祈り し て い ます 。 |とす||たび||||||いのり|||| I pray that you'll have a good journey.

ん ? ( スパル トス ) ん ? ||とす|

お にいさん 誰 ? ( スパル トス ) え えっ ! ? → ||だれ||とす|| Who are you, Mister?

わ … 私 は その ~ 八 人 将 の 一 人 で … 。 |わたくし|||やっ|じん|すすむ||ひと|じん|

あ は はっ ごめん ね 。 冗談 だ よ ストルパス お にいさん 。 |||||じょうだん|||||

( スパル トス ) 「 スパル トス 」 です … 。 あ あっ ! |とす||とす||| It's... Spartos...

( シャルル カン ) は は は はっ ! しょうが ねぇ よ スパル トス 。 |かん|||||||||とす

お前 影 薄い し 。 くっ … 。 おまえ|かげ|うすい||

( ヒナ ホホ ) そう だ な 。 う っ ! ひな||||||

( ヒナ ホホ ) もっと 食って で かく なれ 。 ひな|||くって||| Eat more, and get bigger!

アラジン お前 も たっぷり 食って 修行 し て → |おまえ|||くって|しゅぎょう|| Aladdin, you make sure you eat well and train hard!

で かい 男 に なる ん だ ぞ 。 ||おとこ||||| Grow into a great big man, okay?

分かった よ ヒナ ホホ おじさん 。 わかった||ひな|| Gotcha, Uncle Hinahoho!

( ピス ティ ) スパル トス は もっと 個性 を 出さ ない と ね ~ 。 |||とす|||こせい||ださ||| Spartos will have to show some more personality...

( シャルル カン ) あっ 試しに 髪 型 変え て みる か ? |かん||ためしに|かみ|かた|かえ||| For starters, want to try changing that hairstyle?

( スパル トス ) いや しかし それ は … 。 ( シンドバッド ) いい な は は はっ 。 |とす|||||||||| No, but... You see...

( ジャー ファル ) 王 から 話 は 聞き まし た 。 → じゃー||おう||はなし||きき|| The king has told me about your discussion.

事 を 起こす 際 は 我ら に お 知らせ ください 。 こと||おこす|さい||われら|||しらせ| When you're ready to strike, please notify us without fail.

力 に なり ま しょ う 。 心強い です 。 ちから||||||こころづよい| We will come to your aid.

初めて この 港 に 降り られ た とき に 比べ て → はじめて||こう||ふり|||||くらべ| Compared to the day when you first landed on this dock...

随分 と よい お 顔 に なら れ まし た ね 。 ずいぶん||||かお|||||| ...you now have a much better look in your eye.

あっ 。 だ と すれば →

この 国 と シンド バッド 王 や アリババ 殿 → |くに||||おう|||しんがり

皆 の おかげ でしょ う 。 → みな|||| ...it's thanks to you all.

この ご恩 は 一生 忘れ ませ ん 。 → |ごおん||いっしょう|わすれ|| I will be forever in your debt.

兄 や ヤツ ら が この 国 に 手 を 伸ばす 前 に → あに||やつ||||くに||て||のばす|ぜん| Before my elder brother and... they make this kingdom an object of their evil designs,

事 を 成し て みせ ます 。 こと||なし||| I'll be sure to set my plan in motion.

この ザガン に 懸けて 。 |||かけて I swear on Zagan!

( ジャー ファル ) 期待 し て おり ます 殿下 。 じゃー||きたい|||||でんか We have great expectations of you, Your Highness.

( 白 龍 ) 必ずや 。 しろ|りゅう|かならずや You can count on me.

とうとう 見送り に も 来 て くれ ませ ん でし た ね → |みおくり|||らい||||||| So he didn't even come to see us off, did he? Alibaba...

アリババ さん 。 お っ ?

うん … 結局 あれ から 全然 口 も 利 い て くれ なかった し 。 |けっきょく|||ぜんぜん|くち||り||||| I know. He wouldn't even talk to us since that day...

やっぱり まだ 怒って いる の でしょ う か ? ||いかって||||| Do you suppose that he's still angry, after all?

( シンドバッド ) ん ? 何 を 言って る ん だ ? ( アラジン モルジアナ ) えっ ? ||なん||いって||||||

あっ … 。 ん ん ~ ?

バーン ! バーン ! ( ドラ の 音 ) ボォオオー ! ( ほら貝 の 音 ) ||どら||おと||ほらがい||おと

出航 ~ ! しゅっこう Anchors aweigh!

♪ ♪ ~

ヤム さ ~ ん ! おじ さ ~ ん ! Yam! Uncle Sinbad!

みんな ~ ! You guys!

( ピス ティ ) 頑張って ね ~ ! ( ヒナ ホホ ) 気 を つけ て な ! ||がんばって||ひな||き|||| Good luck!

( シャルル カン ) しっかり やって こい よ ! |かん|||| Make sure you do your best!

( ヤムライハ ) いって らっしゃ ~ い ! Have a good trip!

♪ ♪ ~

いって き ます 。 I'm off, then!

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) とうとう 現れ ませ ん でし た ね 。 しろ|りゅう||あらわれ|||||

アリババ くん … 。 大丈夫 よ アラジン 。 ||だいじょうぶ|| Alibaba...

あと で きちんと 話し ま しょ う 。 |||はなし||| We'll clear the air with him later on...

そう だ ね 。 僕ら は バラバラ に なる わけ じゃ ない 。 |||ぼくら||ばらばら||||| You're right. It's not as if we're all going to be separated.

( 白 龍 ・ モルジアナ ) あっ … 。 僕 に は 分かる ん だ 。 しろ|りゅう|||ぼく|||わかる||

僕ら は 導か れ て また 必ず 会 える さ 。 ぼくら||みちびか||||かならず|かい|| Something's going to guide us, and we'll be sure to meet again!

はい 。 次 アリババ さん に 会う とき に → |つぎ||||あう|| Right.

しっかり 成長 し た 姿 を 見 て もらい ま しょ う 。 |せいちょう|||すがた||み|||||

( 白 龍 ) 俺 も アリババ 殿 を 驚か せる くらい → しろ|りゅう|おれ|||しんがり||おどろか|| Right. I'm going to become so powerful that Alibaba will be stunned!

強く なって みせ ます よ 。 つよく||||

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( アリババ ・ 心 の 声 ) ≪ 俺 の 名 は アリババ ・ サルー ジャ ≫ |こころ||こえ|おれ||な|||| My name is Alibaba Saluja.

≪ 現在 と ある 理由 で アラジン たち と → げんざい|||りゆう|||| At this moment, I'm on the same ship as Aladdin and the others for a certain reason.

同じ 船 に 乗って いる ≫ おなじ|せん||のって|

≪ だが アラジン たち は それ を 知ら ない ≫ ||||||しら| But Aladdin and the others have no clue.

≪ 近頃 みんな と は 気まずかった せい も あり → ちかごろ||||きまずかった||| Partly because things have been awkward between us lately,

俺 は 一緒 に 行く と 言いだす タイミング を → おれ||いっしょ||いく||いいだす|たいみんぐ| I just never found the right time to tell them that I was joining them.

逃し て しまった の だ ≫ のがし||||

≪ だが これ は 仲直り の チャンス ≫ |||なかなおり||ちゃんす But this is my chance to make up with them!

≪ 俺 は この アラジン たち が 泊まる 予定 の 部屋 で 待ち … ≫ おれ||||||とまる|よてい||へや||まち

( 3 人 ) あっ ! じん|

アリババ くん なんで ここ に ! ? よっ ! Alibaba? What are you doing here?

まっ 俺 も ちょっと 決意 し た こと が あって な 。 |おれ|||けつい|||||| Well, it just so happens that I made up my mind about something, too...

≪ この サプライズ で 仲直り も 完璧 だ ! ≫ |||なかなおり||かんぺき| This surprise will make for a perfect reconciliation!

≫ どんな 部屋 かな ~ ? あっ 。 |へや|| I wonder what kind of room it'll be?

≫ ( 白 龍 ) あっ こっち です よ アラジン 殿 。 しろ|りゅう||||||しんがり Oh, it's this way, Aladdin.

ん ん っ ! うん 。

≫ トン トン トン … ( 足音 ) とん|とん|とん|あしおと

≪ ガチャ ( ドア の 音 ) ん ? |どあ||おと|

≪ わ あ ~ ! すてき な 部屋 だ ね 。 ハンモック だ よ 。 ||||へや|||はんもっく|| Wow, what a fabulous room! Look, hammocks!

≪ 三 つ ある ので 三 人 と も ここ で 泊まれ ば よい よう です ね 。 みっ||||みっ|じん|||||とまれ||||| Since there are three, it looks like all three of us should stay in this room.

≪ ( 白 龍 ) これ なら 船 が 揺れ て も 気 に なら ない かも しれ ませ ん 。 しろ|りゅう|||せん||ゆれ|||き||||||| Sleeping in these, we might not even notice it when the boat rocks.

≪ 私 初めて です ハンモック 。 わたくし|はじめて||はんもっく I've never slept in a hammock before.

≪ ( 白 龍 ) 広 さ も 三 人 なら 十 分 です し → しろ|りゅう|ひろ|||みっ|じん||じゅう|ぶん|| The room's spacious enough for three,

≪ ゆったり と し た 船旅 が でき そう です ね 。 ||||ふなたび||||| so it looks like we have a pleasant journey in store.

≪ う わ ぁ ~ ! なんだか ウキウキ し て き た よ 。 ||||うきうき||||| Wow, I'm getting so excited!

≪ 部屋 間違え た ~ ! ≫ へや|まちがえ| The room... I'm in the wrong one!

≪ しかも あいつ ら なんか 楽し そう だ な ≫ ||||たのし||| Not only that, but those guys seem to be having a blast...

≪ どう する ? 隣 の 部屋 に 行く か ? ≫ ||となり||へや||いく| What should I do? Go into the room next door?

≪ だけど な … う ~ ん ≫ Yeah, but... Um...

≪ いや 待て よ 。 もう 少し し たら きっと … ≫ |まて|||すこし||| No, hold up! If I wait a little longer, I bet that...

あ は は はっ は はっ … は ぁ … 。

( 白 龍 ) どう し た ん です か ? アラジン ? しろ|りゅう||||||| What's the matter?

でも 何 か 物足りない 感じ が し ない かい ? |なん||ものたりない|かんじ|||| Well, don't you get the feeling that there's something missing here?

あっ はい … 実は 私 も 。 ||じつは|わたくし| Yes, actually, I, too...

あっ アリババ 殿 です よ 。 ||しんがり|| It's Alibaba! It's no good without Alibaba after all!

アリババ 殿 が い ない と やっぱり ダメ な ん です よ 。 |しんがり||||||だめ||||

≪ ガチャ ( 2 人 ) あっ ! |じん|

おいおい お前 ら → |おまえ| Hey, you guys...

情け ねぇ な 。 なさけ|| How lame is that?

ア … アリババ く ~ ん ! A-A-Alibaba!

( 白 龍 ・ モルジアナ ) わ あ ~ ! は はっ ! った く よう 。 しろ|りゅう||||||||

そんな こった ろ う と 思った ぜ 。 |||||おもった| I had a feeling I'd find you like this, you know!

う わ ~ ん 大好き ! |||だいすき

大好き アリババ く ~ ん ! だいすき|||

あ は はっ 。

はっ は はっ … 。

≪ これ だ ! どうせ あいつ ら →

すぐ に 寂し がる に 決まって る ん だ 。 それ を 待つ ≫ ||さびし|||きまって||||||まつ

≪ ( 白 龍 ) えっ ! ? 俺 が モルジアナ 殿 の 隣 に 寝る の です か 。 しろ|りゅう||おれ|||しんがり||となり||ねる||| Huh? Am I to sleep next to Miss Morgiana?

あれ ? それ が どう かし た の かい ? Hmm? Something wrong with that?

( 白 龍 ) いえ … モルジアナ 殿 の 隣 なんて 俺 は … 。 しろ|りゅう|||しんがり||となり||おれ| No...

いい じゃ ない か 。 ねえ ? モル さん 。 No worries! Right, Morg?

はい かまい ませ ん 。 Yes. I have no qualms.

≪ ( 白 龍 ) いや でも やはり … 。 ≪ 大丈夫 だ って 。 う ふ ふ っ ! しろ|りゅう||||だいじょうぶ|||||| No, but really...

≪ 「 う ふ ふ っ ! 」 じゃ ねぇ よ ≫ Don't gimme that "hee hee!"

ふ ふ ふ っ 。 ん ん ~ … 。

ん ? アラジン 殿 ? ||しんがり

でも 何 か 物足りない 気 が し ない かい ? |なん||ものたりない|き|||| But... don't you get the feeling that something's missing here?

( 白 龍 ) 物足りない ? しろ|りゅう|ものたりない Something missing?

はい … 実は 私 も さっき から 。 |じつは|わたくし||| Yes... Actually, I've had that feeling myself...

ア … 。 ( 2 人 ) ア … 。 |じん|

( 白 龍 ) 朝 ご飯 です よ 。 俺 作って き た ん です 。 しろ|りゅう|あさ|ごはん|||おれ|つくって|||| Ah - breakfast! You see, I've prepared some for us!

わ ~ い ! Yay!

≪ 何 が 「 わ ~ い ! 」 だ ≫ なん|||| What do you mean, "yay!"

≪ あいつ ら 俺 の こと なんて すっかり 忘れ て … ≫ ||おれ|||||わすれ| Th-Those guys... Forgetting all about me...

≪ ( 白 龍 ) あっ でも 正直 → しろ|りゅう|||しょうじき Oh, but... To be honest, what do you all think about that person?

≪ 皆さん は あの 人 の こと を どう 思って いる ん です か ? みなさん|||じん|||||おもって||||

≪ あの 人 って 誰 だい ? ≪ ( 白 龍 ) そりゃ あ もちろん → |じん||だれ||しろ|りゅう||| That person? Who do you mean?

≪ アリババ 殿 の こと です よ 。 あっ ! |しんがり|||||

アリババ くん … ねぇ … 。 Oh, Alibaba... Right...

≪ えっ 何 ? その 気 の ない 返事 ≫ |なん||き|||へんじ

う ~ ん … 。 ( 白 龍 ) アラジン 殿 は → ||しろ|りゅう||しんがり|

正直 かなり の アリババ 殿 び いき で し た よ ね 。 しょうじき||||しんがり|||||||

そう かな ? ふ ふ ふ っ 。 Am I?

≪ まあ 僕 が 地上 に 出 て ほぼ 初めて 会った 人 だ から → |ぼく||ちじょう||だ|||はじめて|あった|じん|| Well, he was practically the first person I ever met when I arrived aboveground,

≪ なんとなく … ねぇ … 。 so in a way... yeah...

≪ えっ そう な の ! ? ≫ Huh? For real?

( 回想 ) ( ( 僕 の 大好き な アリババ くん だ から ね ) ) かいそう|ぼく||だいすき|||||| Because you're the Alibaba that I'm crazy about!

( ( いつか 君 は 王 に なる だ ろ う ) ) |きみ||おう||||| You'll be a king one day!

でも 長く つきあって みる と → |ながく||| But now that I've known him for a long time,

いろいろ 見え て くる もの が ある の さ 。 |みえ||||||| there are certain things that I've noticed about him.

( 白 龍 ) と いう と ? うん アリババ くん は ね → しろ|りゅう|||||||| L-Like what?

モテ ない ん だ 。 僕 が きれい な お ねえさん と → ||||ぼく|||||| He's not popular. Whenever I'm getting chummy with a beautiful woman,

仲よく し て いる と いつも 物 欲し げ な 目 で → なかよく||||||ぶつ|ほし|||め|

こちら を じ ~ っと 見 てる ん だ 。 ||||み|||

恨み が まし そう に 指 を くわえ て 。 うらみ|||||ゆび||| Sucking on his finger with a vengeful look on his face...

( 白 龍 ) あっ … それ は モテ ない です ねぇ 。 しろ|りゅう||||||| Well, if that's the case...

≪ 何 を ~~ ! ? ≫ なん| What the hell?

≪ そう いえ ば 私 も … 。 あっ 。 |||わたくし|| Come to think of it, I, too...

以前 アリババ さん の 奇妙 な 行動 を 見 た こと が あり ます 。 いぜん||||きみょう||こうどう||み||||| Some time ago, I saw Alibaba acting in a curious manner...

部屋 で 下半身 を あらわ に し て → へや||かはんしん||||| He had exposed his entire lower body in his room, and was lying in wait for me.

待ち構え て い た ん です 。 まちかまえ|||||

う わ ぁ ~~ ! !

いや ~ 最低 ! |さいてい No way! That's awful!

許 せ ませ ん よ ! モルジアナ 殿 に そんな こと する なんて ! ゆる||||||しんがり||||| That's unforgivable!

最低 の ハレンチ 野郎 です よ ! さいてい|||やろう||

アリババ くん に そんな 趣味 が … 。 ||||しゅみ| You mean Alibaba... was into that kind of thing?

≪ それ は モテ ない よ 。 ≪ ( 白 龍 ) 許 せ ませ ん し → |||||しろ|りゅう|ゆる|||| No wonder he's not popular!

≪ モテ ませ ん ! ≪ モテ ませ ん か ? He's unforgivable, and he's not popular, either!

≪ モテ ない よ … 。 ≪ ( 白 龍 ) モテ ませ ん よ ! |||しろ|りゅう|||| Not popular by any means!

あ … あいつ ら ~ !

あんな 調子 の いい こと 言 っと い て … 。 |ちょうし||||げん||| After saying all those nice things to me...

( ( アリババ くん ! ) ) ( ( 感謝 し て い ます アリババ さん ) ) ||かんしゃ|||||| Alibaba!

( 白 龍 ) ( ( この 先 何 が あ ろ う と あなた を 信じ て い ます ) ) しろ|りゅう||さき|なん||||||||しんじ||| No matter what the future holds, I shall believe in you.

なのに … → And yet...

俺 の こと を 内心 → おれ||||ないしん Deep down inside, that's what they thought of me all this time?

そんな ふう に 思って た の か ~~ ! ! |||おもって|||

う ぅ う う っ … 。

ちくしょう … う ぅ … ちくしょう 。 Dammit! Dammit!

( 白 龍 ・ アラジン ) は はっ … 。 しろ|りゅう|||

許し て おくれよ アリババ くん 。 ゆるし|||| Forgive us, Alibaba.

君 が 来る こと は シンド バッド おじさん から 聞い て い て ね 。 きみ||くる|||||||ききい|||| We heard from Uncle Sinbad that you'd be coming, see...

( 白 龍 ) そう そう 。 軽い 冗談 じゃ ない です か 。 → しろ|りゅう|||かるい|じょうだん|||| That's right! It was just a little joke, that's all!

それ に 男 の くせ に 泣き 過ぎ です よ ふ ふ っ … 。 ||おとこ||||なき|すぎ||||| And besides...

て め ぇ に だけ は 言わ れ たく ねぇ よ この 泣き虫 野郎 ! ||||||いわ||||||なきむし|やろう That's the last thing I want to hear from you of all people! You little crybaby punk!

( 白 龍 ) モテ ない くせ に 。 よし て め ぇ 表 出ろ 。 しろ|りゅう|||||||||ひょう|でろ For someone who's not popular...

まあ まあ 。 仲直り でき て よかった じゃ ない か 。 ||なかなおり|||||| Now, now...

全部 冗談 だ よ ね ? モル さん 。 ぜんぶ|じょうだん||||| Everything we said was a joke, right, Morg?

私 の は 本当 に あった こと です 。 う っ ! わたくし|||ほんとう|||||| What I said really happened.

( 2 人 ) ん ん っ ! じん|||

でも なんで アリババ くん も 来た ん だい ? |||||きた|| But why did you board this ship, too, Alibaba?

マグノ シュ タット に は 魔法使い しか 入れ ない ん だ よ 。 |||||まほうつかい||いれ|||| Only magicians can enter Magnostadt, you know.

( 白 龍 ) う わ っ ! けっ ! 勘違い す ん な よ 。 しろ|りゅう|||||かんちがい||||

別に お前 に つい て き た ん じゃ ねぇ よ 。 べつに|おまえ||||||||| It's not like I'm tagging along with you.

では 寂しく て つい ? 違 ぇ よ 修行 の ため だ ! |さびしく|||ちが|||しゅぎょう||| Oh, so it's because you were lonely?

ち っ ! 俺 は な → ||おれ||

レーム で 剣 闘士 に なる ん だ よ 。 ||けん|とうし||||| ...become a gladiator in Leam.

( 3 人 ) あっ 。 剣 闘士 ? じん||けん|とうし

( 白 龍 ) 一体 なぜ そんな こと を ? しろ|りゅう|いったい|||| Why on earth would you do such a thing?

ほんと に 聞き たい の か ? ||きき||| Do you really want to know?

うん 。 ( モルジアナ ・ 白 龍 ) はい 。 ||しろ|りゅう| - Yeah. - Yes.

まあ よ シンドバッド さん に な … 。 Well, okay. See, I told Sinbad...

( ( 二 人 の 戦い を 見 て 武器 化 まで しか でき ない ん じゃ → ふた|じん||たたかい||み||ぶき|か|||||| Seeing you two battle it out,

絶対 ダメ だ って 思い知り まし た ) ) ぜったい|だめ|||おもいしり||

( ( 俺 やっぱり 才能 ない です か ね ) ) おれ||さいのう|||| Do you think that I have no talent, after all?

( ( こんな 女の子 でも できる のに ) ) ( シンドバッド ) ( ( いや → |おんなのこ||||| I mean, even a girl like that can do it...

彼女 の 才能 は 並 で は ない が それ は 君 とて 同じ こと だ ) ) かのじょ||さいのう||なみ|||||||きみ||おなじ|| Granted, she has extraordinary talent, but you're no different than her.

( ( 修行 し て も 全身 魔 装 でき ない と いう なら → しゅぎょう||||ぜんしん|ま|そう||||| If you're unable to perform a Full Body Djinn Equip even after all that training,

何 か 理由 が ある はず だ ) ) なん||りゆう||||

( ( 理由 です か ? ) ) ( ( 手 を ) ) りゆう|||て| A reason, did you say?

♪ ♪ ~

( ( ふむ 。 やはり 魔力 が 変質 し て いる の かも しれ ない な ) ) ||まりょく||へんしつ||||||||

( ( 俺 も 経験 が ある ん だ が もし そう だ と し たら → おれ||けいけん||||||||||| I've had that experience myself, but if that really is the case...

君 は いくら ここ で 修行 を し て も 魔 装 は でき ない ) ) きみ|||||しゅぎょう|||||ま|そう||| No matter how hard you train here, you'll never achieve a Djinn Equip.

( ( え えっ ! ? ) ) ( ( 君 の 魔力 が → ||きみ||まりょく| What?

なぜ か 全く 別 物 に なった ん だ ) ) ||まったく|べつ|ぶつ||||

( ( 再び 使いこなす のに また 一体 何 年 かかる か ) ) ふたたび|つかいこなす|||いったい|なん|とし||

( ( そんな … 。 シンドバッド さん は その とき どう し た ん です か ? ) ) No way!

( ( 俺 の 場合 は → おれ||ばあい|

1 年 間 修行 し に 行った ん だ → とし|あいだ|しゅぎょう|||おこなった|| I left to undergo training for a year.

魔力 操作 の 村 に な ) ) まりょく|そうさ||むら|| To the Village of Magoi Manipulation.

魔力 操作 の 村 ? まりょく|そうさ||むら Village of Magoi Manipulation?

それ は 一体 な ん だい ? ふ ふ ~ ん 。 ||いったい|||||| What is that, exactly?

実は その 魔力 操作 の 村 って の はな … 。 じつは||まりょく|そうさ||むら||| The thing is, this Village of Magoi Manipulation...

東方 の 少数 民族 → とうほう||しょうすう|みんぞく

ヤン バラ が 住む 村 の こと です よ 。 が っ ! |ばら||すむ|むら||||||

( 白 龍 ) 彼ら は 魔力 操作 を 得意 と する 一族 で → しろ|りゅう|かれら||まりょく|そうさ||とくい|||いちぞく| They're a tribe that excel in Magoi Manipulation,

たまたま 煌 の 付近 に 来 た とき に 俺 も → |こう||ふきん||らい||||おれ| and once when they happened to be near Kou, I received some training from them.

指南 を 受け た こと が ある ん です 。 ( 2 人 ) へ え ~ 。 しなん||うけ|||||||じん||

でも ヤン バラ は 流浪 の 民 で 村 が どこ に ある か は → ||ばら||るろう||たみ||むら||||||

分かり ませ ん 。 分から ない の かい ? わかり|||わから|||

実は 村 に 行か ず と も ヤン バラ たち に → じつは|むら||いか|||||ばら|| Actually, there's a place where you're sure to run into the Yambala,

確実 に 会 える 場所 が ある ん だ ぜ 。 かくじつ||かい||ばしょ||||| even if you don't go to their village!

それ は ? それ は な → And where is that?

レーム … 。 レーム の 闘 技 場 です よ 。 → |||たたか|わざ|じょう|| The Leam Coliseum!

ヤン バラ は 世界 各地 で 武者 修行 を し て い ます 。 → |ばら||せかい|かくち||むしゃ|しゅぎょう||||| The Yambala undergo warrior training all over the world.

世界 最大 の 格闘 場 で ある レーム に は 必ず いる はず 。 → せかい|さいだい||かくとう|じょう||||||かならず|| They're certain to be found in Leam, which boasts the biggest coliseum in the world!

あそこ なら 剣 闘 の 修行 に も なり ます し ね 。 ||けん|たたか||しゅぎょう|||||| A place like that would certainly provide gladiator training!

そ っか すごい ん だ ね 。 I see... That's really amazing...

カタッ ( 2 人 ) ん ? |じん|

カタッ ふん 。

( モルジアナ アラジン ) あっ … 。

ア … アリババ くん それ で ? Oh, yeah, Alibaba. What were you saying?

まっ そんな 感じ だ よ 。 ||かんじ|| Well, that's about it.

終わり ? おわり Is that all?

終わり だ よ ! おわり|| That's all, you guys!

( シャルル カン ) 終わ っち まっ た なぁ 。 ( シンドバッド ヤムライハ ) ん ? |かん|しまわ||||||| It's all over now, huh?

あら ~ 寂しい の ? ああ ? |さびしい||

別に そんな こと は ねぇ よ 。 べつに||||| It's not that I'm sad or anything!

弟子 取る の と か そもそも ガラ じゃ ねぇ し 。 でし|とる|||||がら||| Having an apprentice, and all that... that's just not my style.

だが 三 人 と も 彼ら の 師匠 と し て よく 働 い て くれ た 。 |みっ|じん|||かれら||ししょう|||||はたら|||| But all three of you did a splendid job as their masters.

今夜 は その ねぎらい だ 。 遠慮 なく やって くれ 。 こんや|||||えんりょ||| This is my way of thanking you.

( ヤムライハ ) ふ ふ っ 。 でも 驚 い た わ 。 → |||||おどろ|||

こっそり アリババ 君 まで あの 船 に 乗り込 ん で た なんて 。 ||きみ|||せん||のりこ||||

( マス ルール ) そ っす ねぇ 。 てっきり ここ に 残る もん だ と → ます|るーる|||||||のこる||| True.

思って まし た から 。 ( ヤムライハ ) ねえ 。 おもって|||||

いや 実は な … 。 |じつは| No, actually...

( ( 聞い て ください よ 師匠 ~ ! ) ) ききい||||ししょう Please listen to my story! Master!

( ( アラジン の ヤツ が ひどい ん す よ ぉ ) ) ||やつ|||||| That Aladdin is so heartless!

( ( ねえ 聞い て ます ~ ? う う っ … ) ) |ききい||||| Hey, you listening?

( シャルル カン ) ( ( 珍しく 飲み に 連れ て け なんて 言う から → |かん|めずらしく|のみ||つれ||||いう| For once you ask me to take you for a drink, and this is the reason?

何 か と 思え ば 愚痴 か よ ) ) なん|||おもえ||ぐち||

( ( だって 冷 て ぇ じゃ ねぇ っす か ) ) |ひや|||||| But he's being way too cold!

( ( 俺 たち これ まで 一緒に 旅 し て き た のに ) ) おれ||||いっしょに|たび||||| After we'd come all this way together on our journey!

( シャルル カン ) ≪ めん どくせ ぇ … ≫ |かん||| What a drag...

( ( は ぁ ~ じゃあ あれ だ よ 。 王子 と か 関係なく → ||||||おうじ|||かんけいなく

お前 も 武者 修行 し て くれ ば いい じゃ ん 。 → おまえ||むしゃ|しゅぎょう|||||||

あっ レーム の 闘 技 場 デビュー と か いい ん じゃ ねぇ ? ) ) |||たたか|わざ|じょう|でびゅー||||||

( ( え え ~ ? ) ) ( シャルル カン ) ( ( 「 き ゃ あ ~ ! → |||かん|||

アリババ 様 ~ ! 」 なんて モテ る ぞ ~ ) ) |さま|||| Oh, my! Lord Alibaba! It'll turn you into such a stud!

( ( ん ん … は ぁ ~ ) )

な ~ ん て こと が あって な 。 There was a little episode, see...

俺 も 彼 と 話 を する 機会 が あって な 。 おれ||かれ||はなし|||きかい||| Well, I had a chance to talk to him, too.

結局 彼 自身 が 決断 し た ん だ → けっきょく|かれ|じしん||けつだん|||| In the end, he made the decision himself.

旅立つ こと を 。 そう だった ん です か 。 たびだつ||||||| To set off on a journey.

まっ これ で 俺 たち の 弟子 ども も みんな 行 っち まっ た し → |||おれ|||でし||||ぎょう|||| Well, now our apprentices have all taken off.

誰 の 弟子 が いちばん 育った か の 勝負 は → だれ||でし|||そだった|||しょうぶ| Guess we'll have to wait to see whose apprentice ends up making the most of himself.

しばらく お預け だ な 。 ( ヤムライハ ) は あ ~ ? → |おあずけ|||||

何 言って ん の ? あん ? なん|いって|||

いちばん 育った の は アラジン 君 に 決まって る でしょ う が ! |そだった||||きみ||きまって|||| It goes without saying that Aladdin made the most of himself!

ん だ と ! ? そんな の いつ 決まった ん だ よ ! ? ||||||きまった||| What the hell? And when was this decided, huh?

ふざけ ん な ! ( 2 人 ) ん ん ~ ! |||じん|| Don't be ridiculous!

( マス ルール ) いや モルジアナ っす よ 。 ( 2 人 ) ん ん っ ! ? ます|るーる|||||じん||| No, it's Morgiana!

眷属 器 も 使える よう に なった し → けんぞく|うつわ||つかえる|||| Not only did she master the use of a Household Vessel,

素手 なら 先輩 と か 敵 じゃ ない っす 。 すで||せんぱい|||てき||| but she could make short work of either of you with her bare hands!

( シャルル カン ) 待て ! それ なら アリババ だって … 。 |かん|まて||||

あ あ ~ 全身 魔 装 が まだ でき ない 人 の こと っす ね 。 ||ぜんしん|ま|そう|||||じん|||| Right, you mean the one who still can't muster a Full Body Djinn Equip?

( シャルル カン ) な っ ! ? ( ヤムライハ ) え え ~ 誰 が 教え た の ぉ ? → |かん||||||だれ||おしえ|||

よっぽど ひどい 師匠 に 当たった の ね 。 ||ししょう||あたった|| He must've gotten stuck with one sorry master!

( シャルル カン ) ぐ っ ! 黙れ この 陰険 女 ! |かん|||だまれ||いんけん|おんな Shut up, you snake of a woman!

( ヤムライハ ) な ~ に ? 文句 が ある なら 今度 こそ → |||もんく||||こんど| What did you say? If you've got a problem with me,

本気 で 決着 つけ ま しょ う か ! ? ( マス ルール ) あっ 俺 帰って いい っす か ? ほんき||けっちゃく||||||ます|るーる||おれ|かえって|||

≪ 皆 無事 に 成長 し て 帰って 来い → みな|ぶじ||せいちょう|||かえって|こい All of you... see to it that you grow up, and come back safely!

この シンドバッド の もと に ≫ To me... Sinbad...

( ヤムライハ ) 望む ところ よ この ハゲ ! ( シャルル カン ) ハゲ て ねぇ よ ! |のぞむ||||||かん|||| Wouldn't have it any other way! Baldy!

♪ ♪ ~

これ なんて 参考 に なる ん じゃ ない です か ? ||さんこう||||||| This could be a good reference, don't you think?

うん よ さ そう だ ね 。 Yes, looks good to me!

≪ ドドーン ! ≪ ( 衛兵 ) 南海 生物 だ ! → |えいへい|なんかい|せいぶつ|

南海 生物 が 出 た ぞ ! クワァーー ! なんかい|せいぶつ||だ|||クワァー-

( 衛兵 ) 気 を つけろ 。 1 匹 だ が で かい ぞ ! えいへい|き|||ひき|||||

みんな いく よ 。 ( 2 人 ) はい 。 |||じん| You guys! Let's go!

≫ ちょっと 待った ! ( 3 人 ) あっ 。 |まった|じん| Right!

アリババ くん ! ここ は 俺 に 任せろ 。 ||||おれ||まかせろ Alibaba?

こいつ 1 匹 くらい なら → |ひき|| If it's just this one...

俺 一 人 で 十 分 だ ! おれ|ひと|じん||じゅう|ぶん| ...I can handle it alone!

♪ ♪ ~

は あぁ ~~ !

いや ~ 本当 に すごかった ね アリババ くん 。 |ほんとう||||| Wow... you really were awesome, Alibaba.

はい お 見事 で し た 。 ||みごと||| Yes, you were a sight to see.

( 白 龍 ) すっかり お 任せ し て しまい まし た ね 。 しろ|りゅう|||まかせ|||||| We totally left it all to you, didn't we?

まっ モテ ない から ちょっと は いい とこ 見せ ない と な 。 ||||||||みせ||| Well, being that I'm not popular, I had to show you some flair, right?

( 白 龍 ) 根 に 持って る ん です ね 。 ごめん って アリババ くん 。 しろ|りゅう|ね||もって|||||||| You're still holding that against us, I see...

でも アリババ 殿 だけ 戦わ せる わけ に は いき ませ ん 。 ||しんがり||たたかわ||||||| But it won't do to have Alibaba fight alone.

次 は 俺 が 頑張り ます 。 つぎ||おれ||がんばり| Next time, I'll do my utmost!

でき ん の か ? う っ ! Think you can handle it?

まあ まあ 。 それ に 次 って いう の は → ||||つぎ|||| Now, now...

ちょっと 難しく ない かい ? ( 2 人 ) ん ? |むずかしく|||じん|

だって この 船旅 は そろそろ … 。 ||ふなたび|| Because this boat journey is about to...

( 2 人 ) あっ 。 じん|

港 が 近い の です ね 。 こう||ちかい||| We're nearing the port, right?

♪ ♪ ~

( 船員 ) 陸 が 見え た ぞ ~ ! せんいん|りく||みえ|| Land ho!

( 船長 ) 潮 の 流れ も 申し分 ない 。 これ なら → せんちょう|しお||ながれ||もうしぶん||| You couldn't ask for a better tide, either. At this rate...

あと 半日 も せ ず に 入港 でき ます ぞ 。 |はんにち|||||にゅうこう||| ...we'll be able to make port in less than half a day!

あれ が アク ティア か 。 ||あく|| So that's Actia, huh?

うん 。 あそこ から また 僕 たち の → ||||ぼく|| Yeah. Our new journey will be starting from there!

新しい 旅 が 始まる の さ 。 あたらしい|たび||はじまる||

あっ 。 ん ?

どう し た ? モルジアナ 。 What's wrong, Morgiana?

いえ なんだか → Oh, no... it's just that...

港 の 様子 が 変 な の です 。 こう||ようす||へん||| There's something strange about that port.

こっか ら 見える の ? モル さん に は 。 ||みえる||||| You mean you can see it from here, Morg?

あれ は … 燃え てる ? ||もえ| Is that...

≫ ( オルバ ) 目 ぇ いい ん だ お ねえさん 。 ( 一同 ) は っ ! |め|||||||いちどう|| You've got great eyesight, young lady.

なん だ ? あいつ 。 Who the hell is he?

( 衛兵 ) おい 浮 い てる ぞ 。 ( 衛兵 ) 気 を つけろ ! えいへい||うか||||えいへい|き|| Hey, he's floating!

アラジン あれ は ? うん 飛 ん でる 。 ||||と|| Aladdin, is that...?

だ ぁ ~ ! ( オルバ ) お っ 。

は はっ 。 ( オルバ ) よし よし ちょっと 待って ろ よ → ||||||まって||

す ~ ぐ 終わら せる から な 。 → ||おわら||| I'll be done before you know it, okay?

は は はっ 。 だ ぁ ~ 。

て め ぇ ら これ いい 船 だ な 。 ||||||せん|| You guys, this is one fine ship.

さぞかし いい もん 積 ん で ん だ ろ ? 全部 よこせ よ 。 |||せき||||||ぜんぶ|| No doubt, it's loaded with some fine items, am I right?

( 衛兵 ) 何 を 言って る ん だ ! ( 衛兵 ) ふざける な ! えいへい|なん||いって||||えいへい|| What are you talking about?

( 衛兵 ) 何者 だ ! ? お前 ! ( オルバ ) ふ っ 俺 か ? えいへい|なにもの||おまえ||||おれ| Who the hell are you?

俺 たち は … 。 おれ|| We are...

な … なん だ ! ? ( 2 人 ) あっ ! |||じん| Wh-What the...?

♪ ♪ ~

( オルバ ) 海賊 だ よ 。 |かいぞく||

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

アク ティア 王国 へ の 旅 の 途中 で → あく||おうこく|||たび||とちゅう| On our way to the Kingdom of Actia, our ship is suddenly attacked.

僕 たち の 船 が 突然 襲わ れ て しまう 。 ぼく|||せん||とつぜん|おそわ|||

しかも 彼ら は この 辺り の 町 を 荒らし て は → |かれら|||あたり||まち||あらし|| Not only that, but by people who ransack towns in this area, and then kidnap all the children.

子供 たち を 連れ 去って る と いう 。 こども|||つれ|さって|||

一体 なんの ため に そんな こと を ? いったい|||||| Why on earth would they do such a thing?

ねえ アリババ くん 彼ら が 持って る 武器 を 見 て ごらん 。 |||かれら||もって||ぶき||み||

あれ は もしかしたら … 。 Do you think they could be...