InuYasha Episode 151 inuyasha|episode 犬夜叉 第 151 集

う う う 　 う う う 　 う っ

ん っ ぐ っ う 　 あ

アアアア アアアア

誘って いる の ？ さそって||

う う

う う う

うわ あ

あ ？

滝 え ？ たき| 桔梗 ききょう

「 かご め 本能 の 選択 」 ||ほんのう||せんたく

え ？　 皆 死んで いた のです か |みな|しんで|||

そう よ 　 産 屋 に 居合わせた 者 たち は 皆 ||さん|や||いあわせた|もの|||みな

翌朝 それ を 見た 殿 方 の 話 だ と よくあさ|||みた|しんがり|かた||はなし||

とても 奇怪な 死 に ざま だった そう よ |きかいな|し|||||

魔物 の 仕業 でしょう か まもの||しわざ||

それ は 分から ない けれど ||わから||

奥 方 様 と おく|かた|さま|

生まれた ばかりの 若 様 が 無事だった の が うまれた||わか|さま||ぶじだった||

何より の 幸い よ なにより||さいわい|

きっと 御 仏 の ご 加護 が あった のでしょう ね |ご|ふつ|||かご||||

良い 子 じゃ 　 誠に 良い 子 じゃ よい|こ||まことに|よい|こ|

殿 … しんがり

ん ？　 どうした ？

いえ 何でも あり ませ ん |なんでも|||

心配 する な 　 城 中 の 警護 は 固めて おる しんぱい|||しろ|なか||けいご||かためて|

魔物 であろう と 何 だろう と まもの|||なん||

この 城 に は 近づけ ぬ |しろ|||ちかづけ|

やっと 授かった 世継ぎ じゃ |さずかった|よつぎ|

この わし が 命 を 懸けて 守って み せる |||いのち||かけて|まもって||

その 子 は 本当に 私 の 産んだ 子 か ？ |こ||ほんとうに|わたくし||うんだ|こ|

あの 白い 童 は 幻 だった の か 　 分から ない |しろい|わらべ||まぼろし||||わから|

すま ねえ な 坊主 |||ぼうず

う うん

たく 年 は 取り たく ねえ なあ |とし||とり|||

これ ぐれ え の 焚 き 木 ||||ふん||き

担ぐ のに 腰 抜かし ち まう なんて かつぐ||こし|ぬかし|||

情け ねえ なさけ|

無理 しちゃ 駄目だ よ むり||だめだ|

坊主 名前 は ？ ぼうず|なまえ|

え ？

名前 だ よ 　 今夜 行く と こ あ ん の か なまえ|||こんや|いく||||||

よかったら うち に 来 な 　 飯 ぐらい 食わせて やる |||らい||めし||くわせて|

ああ ありがとう 　 俺 琥珀 って いう んだ ||おれ|こはく|||

琥珀 ？　 しゃれた 名前 だ なあ こはく||なまえ||

- ハハハハハハ アハハハハハ - そう かな 　 ヘヘ ヘヘヘ ヘヘヘ

飛来 骨 ひらい|こつ

グウウ

う う

珊瑚 今 の が 最後 の ようです さんご|いま|||さいご||

いっ

ああ 　 ああ

ピュールル

雲母 も よく 頑張った な うんも|||がんばった|

フッ

- グウウウ ウウウウ - ひ いい 　 まだ おる の か

- う っ - ああ

で え 何で え こっち に も 妖怪 が いやがった の か ||なんで|||||ようかい||||

犬 夜叉 か いぬ|やしゃ|

脅かさ ないで よ おびやかさ||

おい かご め は ？　 かご め は どうした

う う

ん かご め は 死 魂 虫 を 追って ||||し|たましい|ちゅう||おって 死 魂 虫 だ と ？ し|たましい|ちゅう||

そのまま 姿 が 見え なく なって しまった んじゃ |すがた||みえ||||

おそらく 結 界 か 何 か でしょう |けつ|かい||なん||

その 結 界 って の は どこ だ 　 案内 しろ |けつ|かい||||||あんない|

桔梗 生きて る の ？　 それとも ききょう|いきて|||

命 は 尽き かけて い ます いのち||つき|||

あ 瘴気 が 広がり 続けて い ます |しょうき||ひろがり|つづけて|| 瘴気 ？ しょうき

お 選び ください |えらび|

お 救い する か し ない か |すくい|||||

え 選ぶ って どういう こと ？ |えらぶ|||

桔梗 は どう なって る の ききょう|||||

白 霊山 が 崩壊 した 後 しろ|りょうぜん||ほうかい||あと

奈落 の 毒 の 触手 に 貫か れ ならく||どく||しょくしゅ||つらぬか|

瘴気 の 濁流 に 落ち ました しょうき||だくりゅう||おち|

でも 霊 骨 と 墓 土 で 出来た 体 は |れい|こつ||はか|つち||できた|からだ|

瘴気 に 溶かさ れる こと は なかった しょうき||とかさ||||

それ でも 傷口 から 染み込んだ 瘴気 は 全身 に 広がり ||きずぐち||しみこんだ|しょうき||ぜんしん||ひろがり

いまだ 胸 の 穴 も 塞がら ぬ まま |むね||あな||ふさがら||

この 方 を 蝕み 続けて いる |かた||むしばみ|つづけて|

お 救い 出来る の は |すくい|できる||

あなた しか い ない

あたし しか 桔梗 を 救え ない ？ ||ききょう||すくえ|

あなた は 今 ||いま

この 方 の 命 を 握って いる |かた||いのち||にぎって|

だから あたし に 選べ と ？ |||えらべ|

どう すれば どう すれば 助かる の ？ ||||たすかる|

お 救い し ます か |すくい|||

当たり前 よ ！ あたし しか 助け られ ない んでしょう あたりまえ||||たすけ|||

だったら

触れて くだされば いい ふれて||

それ で 瘴気 は 浄化 さ れる ||しょうき||じょうか||

触れる だけ で いい の ね ふれる|||||

急いで ください いそいで|

魂 移し の 人形 が 壊さ れて しまって たましい|うつし||にんぎょう||こわさ||

魂 を とどめて おく の が 難しく なって い ます たましい||||||むずかしく|||

日 が 沈む まで に 浄化 し ない と ひ||しずむ|||じょうか|||

この 方 の 魂 は 消えて しまい ます |かた||たましい||きえて||

分かった わかった

う っ

う う っ

この 水 痛い |すい|いたい

奈落 の 瘴気 が 染み 出して いる んだ わ ならく||しょうき||しみ|だして|||

うわ っ

あっ

これ って 解け 出した 瘴気 ||とけ|だした|しょうき

これ 全部 桔梗 の 体 から |ぜんぶ|ききょう||からだ|

ごめん ね 　 見せて ね ||みせて|

う う

ひどい 　 かわいそう

何で ？　 触れる だけ で いい って 言って た じゃ ない なんで|ふれる|||||いって|||

どう すれば … どう すれば 桔梗 は 目覚める の ？ ||||ききょう||めざめる|

あっ

何 ？　 これ は … なん||

その方 の 墓 土 です そのほう||はか|つち|

今 あなた の 手 が 浄化 し ました いま|||て||じょうか||

それ を 胸 の 穴 に ||むね||あな|

分かった わ わかった|

墓 土 が 瘴気 に 押し戻さ れて る はか|つち||しょうき||おしもどさ||

瘴気 の 力 は 闇 に よって 増して いく しょうき||ちから||やみ|||まして|

日 が 沈む 前 に あの 方 の 魂 を 救わ ない と ひ||しずむ|ぜん|||かた||たましい||すくわ||

く 苦しい 　 は じき 飛ばさ れ そう |くるしい|||とばさ||

真っ暗だ 　 何も 見え ない まっくらだ|なにも|みえ|

何 だろう 　 桔梗 ？ なん||ききょう

- はっ はっ 遅く なって しまった - あれ って 四 魂 の 玉 ||おそく|||||よっ|たましい||たま

じゃあ ここ に 見えて る の は |||みえて|||

- 犬 夜叉 寝坊 でも した の か - 桔梗 が 死ぬ 前 の 光景 ？ いぬ|やしゃ|ねぼう|||||ききょう||しぬ|ぜん||こうけい

50 年 前 の 出来事 ？ とし|ぜん||できごと

フフフフフフ

あ 危ない ！ |あぶない

- ああ - うわ ああ あ

ああ

う う う いい っ

こんなんで 化粧 した って |けしょう||

て め え の 本性 は 変わら ねえ よ ||||ほんしょう||かわら||

ん 何 ？ |なん

似合わ ねえ んだ よ こんな 紅 にあわ|||||くれない

て め え は 妖怪 の 返り血 で 十分だろう が ||||ようかい||かえりち||じゅうぶんだろう|

ああ 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

違う ちがう

- う う - けっ バカ が |||ばか|

違う わ 　 こんな の 犬 夜叉 じゃ ない ちがう||||いぬ|やしゃ||

犬 夜叉 が こんな こと 言う わけな い じゃ ない いぬ|やしゃ||||いう||||

俺 は 人間 に なる 気 なん ざ さらさら ねえ よ おれ||にんげん|||き|||||

- ああ ああ - どうして 気付か ない の ？ |||きづか||

四 魂 の 玉 ありがたく 貰って おく ぜ よっ|たましい||たま||もらって||

- この 玉 もっと 恨み の 血 を 吸わ せ なきゃ いけ ねえ - 桔梗 |たま||うらみ||ち||すわ|||||ききょう

こいつ は 奈落 な の よ ||ならく|||

村 の 奴 ら は 皆殺し だ むら||やつ|||みなごろし|

おのれ

分から ない の ？ わから||

おのれ ええ え

う う う ぐう ぐ っ う う 　 ぐ っ くう

間に合わ ない まにあわ|

あの 方 の 魂 が 消えて ゆく |かた||たましい||きえて|

ひふ ひふ ひふ 　 ここ じゃ

ここ で かご め の 姿 が |||||すがた|

どこ だ 　 どこ に いる ？

う う くう き う

う っ う う くっ

何で だろう 　 桔梗 の 肩 と 胸 の 傷 なんで||ききょう||かた||むね||きず

今 と 同じ 場所 を やられて いる いま||おなじ|ばしょ|||

おのれ おのれ

あ ここ は ？

犬 夜叉 ！ いぬ|やしゃ

くっ

信じて いた のに しんじて||

お前 の こと を 信じて いた のに おまえ||||しんじて||

犬 夜叉 ！ いぬ|やしゃ

うわ 　 ああ あ …

き 桔梗 … |ききょう

て め え よくも

ああ っ

あっ

- お 姉 様 - う う |あね|さま||

桔梗 お 姉 様 ききょう||あね|さま

桔梗 様 ききょう|さま

よい か 楓 ||かえで

これ を

- この 四 魂 の 玉 を 私 の 亡骸 と 共に 燃やせ - そう か |よっ|たましい||たま||わたくし||なきがら||ともに|もやせ||

- 二度と 再び 悪 しき者 ども の 手 に 渡ら ぬ ように - そう な んだ 桔梗 の 魂 は にどと|ふたたび|あく|しきしゃ|||て||わたら||よう に||||ききょう||たましい|

ここ から 動け ない んだ ||うごけ||

ああ あ

お 姉 様 ？　 お 姉 様 ー ！ |あね|さま||あね|さま|-

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

これ が 桔梗 の 時 が 止まって しまった 瞬間 ||ききょう||じ||とまって||しゅんかん

う う あれ ？　 どうした んだろう 私 |||||わたくし

夢 でも 見て た の か な ゆめ||みて||||

夢 ？　 どんな 夢 ？ ゆめ||ゆめ

頭 が ぼんやり して る あたま||||

あっ

傷 が 塞がって いく きず||ふさがって|

もう 少し よ 　 頑張って |すこし||がんばって

頑張って 桔梗 がんばって|ききょう

犬 夜叉 は もう 一 度 あなた に 会い たがって る の よ いぬ|やしゃ|||ひと|たび|||あい||||

だから 頑張って |がんばって

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

が 頑張れる はず よ |がんばれる||

あなた だって 犬 夜叉 に 会い たい でしょう ||いぬ|やしゃ||あい||

う う

あっ

水 が 綺麗に なった すい||きれいに|

瘴気 が 浄化 さ れた んだ しょうき||じょうか|||

良かった … よかった

う うん

死 魂 虫 　 あ し|たましい|ちゅう|

桔梗 ！ ききょう

は あ

なぜ 助けた ？ |たすけた

え ？

て だって あなた が あたし を 呼んだ んじゃ ない の ？ ||||||よんだ|||

選べた はずだ 救う か 救わ ない か えらべた||すくう||すくわ||

あの ね

選ぶ と か 選ば ない と か そういう 話 じゃ ない でしょう えらぶ|||えらば|||||はなし|||

ん 　 目の前 に 助かり そうな 人 が いて |めのまえ||たすかり|そう な|じん||

あたし しか 助ける こと が 出来 ない って 言わ れたら ||たすける|||でき|||いわ|

助ける に 決まって る じゃ ない たすける||きまって|||

ならば 礼 は 言わ ない 　 お前 が 決めた こと だ |れい||いわ||おまえ||きめた||

へ ？　 え …

何 か もう 本当に 素直じゃ ない んだ から なん|||ほんとうに|すなおじゃ|||

水 の 中 で 何 か 見た か すい||なか||なん||みた|

え ？　 何 を ？ |なん|

覚えて ない なら それ で いい おぼえて|||||

ちょっと どこ 行く の よ ||いく||

間もなく 犬 夜叉 が 来る お前 を 追って まもなく|いぬ|やしゃ||くる|おまえ||おって

え ？

私 は しばらく 身 を 隠す 　 力 を 蓄え ねば なら ぬ わたくし|||み||かくす|ちから||たくわえ|||

犬 夜叉 に 会って いか ない の ？　 ねえ 桔梗 いぬ|やしゃ||あって|||||ききょう

犬 夜叉 は いぬ|やしゃ|

あ 　 犬 夜叉 は 聖 様 の 噂 を 聞いて から |いぬ|やしゃ||せい|さま||うわさ||きいて|

ずっと あなた の こと しか 考えて なかった |||||かんがえて|

犬 夜叉 が 会い たい の は あなた の 方 な の よ いぬ|やしゃ||あい||||||かた|||

悔しい けど くやしい|

ん ？　 この 音 ||おと

どうした ん じゃ 犬 夜叉 |||いぬ|やしゃ

聞こえる 　 滝 の 音 だ きこえる|たき||おと|

おい こら 犬 夜叉 ||いぬ|やしゃ

行き ましょう 　 結 界 が 解けた の かも しれ ませ ん いき||けつ|かい||とけた|||||

うん

う っ

は あ

お 選び ください |えらび|

お 救い する か し ない か |すくい|||||

何 よ 　 人 を 試す ような こと 言っちゃ って さ なん||じん||ためす|||いっちゃ||

でも どうして そんな こと を ？

もし かして 犬 夜叉 の こと ？ ||いぬ|やしゃ||

桔梗 が 邪魔だ から あたし が 助け ない と 思った の ？ ききょう||じゃまだ||||たすけ|||おもった|

て いう か そう と しか 考え られ ない ||||||かんがえ||

もう バカに して |ばかに|

あたし が そんな 嫌な 女 だ と 本気で 思って る わけ ？ |||いやな|おんな|||ほんきで|おもって||

う ？

かご め

無事だった か ぶじだった|

かご め ええ

かご め ちゃん

無事でした か ぶじでした|

何 キョロキョロ して ん の よ なん|||||

ああ ？

桔梗 なら もう 行っちゃ った わ 　 追っかけたら ききょう|||おこなっちゃ|||おっかけたら

桔梗 が ここ に いた の か ききょう||||||

そう よ 　 でも もう 行っちゃ った わ ||||おこなっちゃ||

犬 夜叉 に 会えば って 言った のに いぬ|やしゃ||あえば||いった|

ふう

やっぱり 嬉しい んだ |うれしい|

ひ いい

あ …

犬 夜叉 どう する ？　 追う の か いぬ|やしゃ|||おう||

かご め 桔梗 と 何 か あった の か ||ききょう||なん||||

あの 時 は 一生懸命だった けど |じ||いっしょうけんめいだった|

今更 こんな 気持ち に なる なんて いまさら||きもち|||

おい かご め

やい こら 　 お め え さっき から 何 ふてくされて |||||||なん|

うるさい な

いい っ

皆 あんた が 悪い の よ 　 もう 大 っ 嫌い みな|||わるい||||だい||きらい

な ぬ ？

- ぐ っ - か かご め ちゃん ？

すごく 怖い ぞ |こわい|

う お 俺 が 何 したって んだ よ ||おれ||なん|||

いいかげんに し ねえ と 怒る ぞ ||||いかる|

お すわり

ぐ わ わ

お っ

どう 思う ？　 法師 様 |おもう|ほうし|さま

いきさつ は 分から ん が 犬 夜叉 が 悪い のでしょう ||わから|||いぬ|やしゃ||わるい|

かご め が そう 言って る んじゃ から な ||||いって||||

謝れ ？　 何で 俺 が あやまれ|なんで|おれ|

見な よ あの かご め ちゃん を みな||||||

あんな 寂し そうな 姿 見た こと ない だろう |さびし|そう な|すがた|みた|||

う う 　 んな こと 言った って ||||いった|

犬 夜叉 その 前 に 一 つ 聞く が いぬ|やしゃ||ぜん||ひと||きく|

桔梗 様 の 後 を 追わ なくて いい の か ？ ききょう|さま||あと||おわ||||

かご め が あんな 様子 じゃ ||||ようす|

追う わけに いか ねえ だろう おう||||

じゃあ かご め ちゃん が 笑って 送り出して くれたら |||||わらって|おくりだして|

追っかけて た んだ ね おっかけて|||

う っ 　 う う 　 う う

ああ もう 私 って 最低 ||わたくし||さいてい

１ 人 で 怒って 犬 夜叉 に 八つ当たり して じん||いかって|いぬ|やしゃ||やつあたり|

嫌わ れた かも しれ ない きらわ||||

ん ？　 何 よ |なん|

まだ 怒って ん の か ？ |いかって|||

桔梗 を 追わ ない の ？ ききょう||おわ||

う う

う う

山 の 麓 で １ 人 に なった 時 やま||ふもと||じん|||じ

聖 様 に 会った せい|さま||あった

けど それ は 桔梗 の 操る 人 型 だった |||ききょう||あやつる|じん|かた|

本当の 桔梗 は 奈落 の 瘴気 に 蝕ま れて ほんとうの|ききょう||ならく||しょうき||むしばま|

命 が 尽き かけて る って 聞いた いのち||つき||||きいた

知って た んだ しって||

桔梗 は どんな 様子 だった ？ ききょう|||ようす|

傷ついて 眠って た きずついて|ねむって|

でも 瘴気 は 浄化 出来た から もう 大丈夫だ と 思う |しょうき||じょうか|できた|||だいじょうぶだ||おもう

お前 が やって くれた の か おまえ|||||

うん

そう か

そう だ よ ね 　 心配だ よ ね ||||しんぱいだ||

犬 夜叉 行き なさい よ 遠慮 し ないで いぬ|やしゃ|いき|||えんりょ||

う う 　 行か ねえ ||いか|

え ？

お前 こそ 無理 して んじゃ ねえ よ おまえ||むり||||

桔梗 は お前 が 助けた んだ ろ ききょう||おまえ||たすけた||

うん

だったら もう 大丈夫だ 　 俺 は 追わ ねえ ||だいじょうぶだ|おれ||おわ|

本当に いい の ？ ほんとうに||

ああ

ああ

だから さっき 言った こと 取り消せ ||いった||とりけせ

は ？

忘れた と は 言わ せ ねえ ぞ わすれた|||いわ|||

俺 の こと 大嫌い だって 言った じゃ ねえ か おれ|||だいきらい||いった|||

言った っけ ？　 そんな こと いった|||

ぐう う

ごめん 　 忘れて た |わすれて|

ぐ ぐ ぐ それ で 俺 が どん だけ 傷ついた と |||||おれ||||きずついた|

気 に して た んだ き||||

小心 者 じゃ しょうしん|もの|

あの 時 かご め の 心 に は 何の 迷い も 無かった |じ||||こころ|||なんの|まよい||なかった

迷い が あれば この 胸 の 穴 は 埋まら なかった まよい||||むね||あな||うずまら|

まだ 温かい |あたたかい

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は 何 じゃ ろ な 　 はい いど||なかみ||なん||||

聖 様 が 現れた 頃 せい|さま||あらわれた|ころ

阿 毘姫 の 母 は 妖怪 が 寄り付か ない 場所 に 気付く おもね|びひめ||はは||ようかい||よりつか||ばしょ||きづく

奈落 を 殺す ？ ならく||ころす

あいつ と 関わって から ろくな こと が ない ||かかわって|||||

鳥 を 使って その 場所 に 攻め込む 阿 毘姫 ちょう||つかって||ばしょ||せめこむ|おもね|びひめ

防戦 する 人々 の 中 に 琥珀 くん の 姿 が ぼうせん||ひとびと||なか||こはく|||すがた|

昔 こう やって 戦った ような 気 が する むかし|||たたかった||き||

仲間 と 一緒に 力 を 合わせて なかま||いっしょに|ちから||あわせて

次回 犬 夜叉 「 守れ そして 奪い取れ ！」 じかい|いぬ|やしゃ|まもれ||うばいとれ

琥珀 お前 は 赤子 を 守る のだ こはく|おまえ||あかご||まもる|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は いど||なかみ|

こいつ じゃ