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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン17 - 364 - 繋がれるもの

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 364 - 繋が れる もの

( ナルト ) 忍 連合 の 術 だって ば よ 。

( マダラ ) 哀れだ な 。

( オビト ) ああ 。

やつ ら の すがって いる 希望 など 存在 し ない 。

今 と なって は やつ ら の 存在 とて それ は 同じ 。

( マダラ ) 十 尾 も 頃合い の ようだ 。

( リー ) 第 五 杜門 開 。

《 十 尾 で は なく 今度 こそ 俺 たち が 狙い か 。

まあ 敵 の 頭 を 叩く の は 基本 だ が …》

《 作戦 どおり 十 尾 の 頭 に なって る こいつ ら を 倒す 》

《 マダラ : それ に は まず 十 尾 を 止め ない と な 》

( サクラ ) うわ っ 。 う っ 。

なぜ だ 十 尾 と やら の 動き は 止めた はず 。

グハッ 。 大丈夫 か ? クソ 。

♪♪~

《 肩 の 骨 が 外れ や がった な 》

見ろ 感知 水球 が 。

これ じゃ まるで 1 つ の 小さな 星 だ 。

こんな の は あり え ない 。

( シカク ) 十 尾 を 我々 が 止めた んじゃ なく →

あれ が 変化 する ため に 力 を 溜 め て →

動か なく なった だけ だった の か 。

( い の いち ) こんな やつ を どう やって 止める ?

2 人 を 狙う どころ で は ない ぞ 。

( カカシ ) それ でも あれ を 止め なければ →

俺 たち は 皆 終わる 。

( 赤 丸 ) クーン 。

( キバ ) チビリ そう だ ぜ 。 ウ ~!

( 黄 ツチ ) ビビッ てる 暇 が ある なら チャクラ を 練って おけ 。

本部 から の 作戦 を 受けて すぐ 動ける ように 準備 しろ 。

《 シカク : 十 尾 の 動き を 止める の は 絶対 だ 。

でなければ それ を 操る 頭 を 狙う こと など でき ない 。

だが どう やって 止める ?

止める の が 得意な 俺 たち 一族 の 術 も →

あれ が 相手 で は チャクラ を 消費 する わりに →

効果 は ほぼ …》

いの いち カカシ に つないで くれ 。 おう 。

《 シカク : カカシ 俺 だ 。

さっき 聞いた 一連の 戦闘 の 情報 で 確かめ たい こと が ある 》

( マダラ ) そろそろ 十 尾 の コントロール が 難しく なって くる 。

柱 間 細胞 を 使って つながり を 強く して おけ 。

この 状態 の 十 尾 が どれほど の 力 か →

確かめて み たく は ない か ? まずは …。

ああ やつ ら に 教えて やる の さ …。

絶望 を な 。

《 シカク さん いったん 切り ます 》

《 どうした ?》 これ は …。

( 青 ) 信じ られ ん 。

( 青 ) シカク 殿 いの いち 殿 。

《 ダメだ 神 威 じゃ 間に合わ ない 》

土 遁 で 足場 を 上 へ 。 おう 。

♪♪~

あんな 距離 まで …。

前 の 尾 獣 たち と 比べもの に なら ない 。

なんて 威力 だ 。

この 程度 で フラ つく と は コントロール が 完全で は ない な 。

次 だ 。

♪♪~

( ヒアシ ) なんて こと だ あんな 遠く の 街 が 一瞬 で 。

≪ うわ ぁ ~!

さっき から おかしい ぞ 。 遠く ばかり を 狙って いる ようだ 。

( シカク ) すべて の 街 人 が 射程 内 って こと だ 。

なら 避難 した 大名 や 里 を 守って いる みんな →

それ に 国 の 人々 も 安全じゃ ない って こと か ?

戦場 で は 忍 たち が その みんな を 守る ため に 戦って いる 。

それ を なくそう と いう わけだ 。

《 ネジ : あの 方向 は …》

( 青 ) こ これ は …。 ( い の いち ) どうした ? 青 殿 。

冷静に 聞いて くれ 。

ここ か …。

シカク どう する ?

やる べき こと を やる だけ だ 。

最後 の 仕事 だ 。 戦場 の みんな と つなげて くれ 。

十 尾 を 止める 策 が ある 。

( マダラ ) やっと 当たった な 。

これ で 連合 の 頭 は 潰した 。

まっ 基本 だ な 。

( チョウジ ) シカマル …。

( シカマル ) 今 は 戦争 中 だ 。 余計な 言葉 は いら ねえ 。

( シカマル ) いの に も だ 。

親父 の 言った とおり に やる だけ だ 。

これ って どういう こと だって ば よ !?

( ネジ ) お前 が 作戦 の キー って こと だ 。

ち げ えよ ! シカク とい の いち の おっちゃん たち は →

どう なった って 聞いて んだ !

( 忍 たち ) うわ ぁ ~!

( ヒアシ ) ネジ お前 は 右 回転 だ ! わかった 。

( ネジ / ヒアシ ) 八 卦掌 回 天 !

す すげ え !

ボケッ と する な ナルト 。 ここ は 戦場 で 今 は 戦闘 中 だ 。

人 も 死ぬ 。

( ヒアシ ) だ が この 戦い に 敗れれば →

すべて の 人 が 死ぬ こと に なる 。

もちろん わかって る 。

シカマル とい の の 父親 たち も →

子 より 先 に 逝け たこ と は 忍 と して 本望 だ と 言う だろう 。

俺 の 父 が そう だった ように 。

作戦 に は ナルト お前 の 力 が 必要に なって くる 。

作戦 遂行 まで なんと して も 。

( ヒナタ ) ナルト 君 を 守り抜く !

ヒナタ !

心せよ ! 日向 は 木 ノ 葉 にて 最強 !

( マダラ ) など と やつ ら が 口上 を のたまう 前 に →

攻撃 を して やろう と 思った が →

十 尾 を うまく コントロール でき ん な 。

この 状態 まで は これ で いける だろう が →

次 こそ は 人 柱 力 に なら ねば 十 尾 を コントロール でき ん ようだ 。

俺 が 十 尾 の 人 柱 力 に なる に は →

俺 自身 が 穢土 転生 の 死体 で は なく →

生命 体 に なる 必要 が ある のだ が な 。

道連れ が モットー の 穢土 転生 の あんた が →

この 足 もと の 連合 に 自爆 覚悟 で →

十 尾 の 尾 獣 玉 を 撃ち込ま ない の は →

その 巻き添え で 俺 まで 死んで しまう から だ 。

そう なって は 困る 理由 …。

人 柱 力 に なる ため に あんた が 本当の 意味 で 生き返る に は →

俺 が あんた に 輪廻 転生 の 術 を 命 を 捨てて する しか ない から な 。

つまり 今 の あんた は 俺 の 言う こと を 聞か ざる を え ない →

微妙な 立場 に ある 。 忘れる な 。

あの ジャリ が ずいぶん と したたかに なった もの だ 。

昔 から べつに あんた を 仲間 だ と 思った こと は ない 。

フッ それ で いい 。

なら 次に どう する か お前 が 決めろ 。

続き だ 。 絶望 を 教えて やる の さ 。 丁寧に な 。

( 十 尾 ) ギィ ~ ッ !

( オビト ) 木 遁 挿し木 の 術 !

うわ っ !

《 九 尾 の 力 が 戻る まで →

わし の 山 土 の 術 なら 少し は 止め られる はず 。

しかし チャクラ を 練る 時間 が かかる 。 それ まで …》

( サクラ ) し ゃあ ~ んな ろ ぉ ~!

《 ネジ : なんて 数 だ 。 回 天 が 間に合わ ない 》

クッ !

サンキュー ネジ 。 仙人 モード に なれた って ば よ 。

天才 ばかり に 頼って らん ねえ 。 こっか ら 俺 も …。

フン 。 《 螺旋 手 裏 剣 》

おら ぁ ~!

まだまだ !

ハァ ハァ …。

ハッ ! うわ ぁ !

八 卦空 壁 掌 。 は ぁ ~ っ !

《 しまった 。 ピン ポイント か 。 数 が 多 すぎる 。

ヒナタ と ネジ の 空 掌 で は …》 ( ネジ ) 白 眼 !

《 土 遁 山 土 の 術 !》

( 黄 ツチ ) 今 だ ! ( みんな ) う ぉ ~!

医療 班 どこ だ ? 重傷 な んだ 。 早く 来て くれ !

いや もう 俺 は …。

ネジ 。 兄さん 。

クッ … ナルト 。

ヒナタ 様 は お前 の ため なら 死ぬ 。

だから お前 の 命 は 1 つ じゃ ない 。

どうやら 俺 の 命 も その 1 つ に 入って た ようだ 。

なんで お前 は こんな とこ で …。

お前 は 日向 を …。

《 かつて お前 が 俺 を 運命 の 呪縛 から 解放 して くれた 言葉 》

どうして 俺 に そこ まで …。

命 を かけて まで 俺 に 。

お前 に →

天才 だ と 言わ れた から だ 。

(( お前 は 俺 と 違って 落ちこぼれ じゃ ねえ んだ から ))

《 父 様 やっと わかった よ 。

仲間 を 守る ため に 死 を 選んだ 父 様 の 自由 の 気持 が 》

( オビト ) 仲間 は 殺さ せ ない んじゃ なかった の か 。 ナルト !

(( 俺 の 仲間 は 絶対 殺さ せ やし ねえ !))

仲間 は 絶対 殺さ せ や し ない と 言った お前 の その 言葉 。

さあ 辺り を 見て もう 一 度 言って みろ 。

もう 一 度 言って みろ と 言って いる んだ !

冷たく なって いく 仲間 に 触れ ながら →

実感 しろ 。 死 を !

ネジ が … 死んだ ?

《 ヒザシ すま ぬ … ネジ を 》

これ から これ が 続く 。

お前 の 軽い 言葉 も 理念 も 偽り に なる 。

理想 や 希望 を 語った 結果 が これ だ 。

これ が 現実 な んだ 。

ナルト … この 現実 に 何 が ある ?

父 も 母 も い ない 。 師 の 自 来 也 も 。

そして お前 が 対立 する かぎり →

これ から 仲間 も そう やって 次々 い なく なる 。

お前 を 認める 者 が 存在 し ない 世界 だ 。

オビト 。

その先 に 待って いる の は →

お前 も よく 知る 最も 恐ろしい …。

孤独だ 。

《 マダラ : まるで かつて の 俺 の ように なった な オビト 。

ナルト は もう 少し で 落ちる 。 連合 の 心 を 折る か 》

現実 に いる 必要 が どこ に ある ?

いいかげん こっち へ 来い ナルト 。

さっき ネジ 兄さん が 言った →

ナルト 君 の 命 は 一 つ じゃ ない って 意味 … わかる ?

仲間 は 絶対 殺さ せ ない 。

その 言葉 も 信念 も 偽り じゃ ない 。

それ を 胸 に ちゃんと やってのけた の 。

ネジ 兄さん は 。

ナルト 君 だけ じゃ ない … みんな が そう やって →

その 言葉 想い と 同じ もの を 胸 に お互いに 命 を つなぎ あって る 。

だから 仲間 な の 。

その 言葉 と 想い を みんな が 諦め 捨てて しまったら →

ネジ 兄さん の した こと も 無駄に なる 。

それ こそ 本当に 仲間 を 殺す こと に なる 。

もう 仲間 じゃ なく なって しまう そう … 思う の 。

だから 私 と 一緒に 立とう ナルト 君 。

まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ない 。 私 も それ が 忍 道 だ から !

(( ネジ : ナルト … ヒナタ 様 は お前 の ため なら 死ぬ 。

だから お前 の 命 は …。

( 九 喇嘛 )1 つ じゃ ねえ だろう が !

わし も いる の 忘れる な !!

わかって る 俺 だって つながり は …。

仲間 は 絶対 捨てた か ねえ ! でも 実際 ネジ は …。

それ 以上 ぐ だ ぐ だ 言って みろ 。

ぶん 殴って 今度 こそ お前 の 体 を いただく ぞ コラ !

これ も 忘れた の か !

て め え の 父 と 母 は お前 が 生まれて すぐ →

ネジ と 同じ こと を した 。

お前 に 敵 である わし まで 封印 し 未来 を 託して 死んだ 。

て め え の 命 は 生まれた とき から すでに →

2 つ の 命 で つなが れて んだ よ !))

動か ず ナルト の 出方 を うかがう か …。

ずいぶん と 気 に なる ようだ な 。

もう いい !

焦る な !

それでは 十 尾 が 傷つく うえ お前 も …。

少々 かまわ ん 十 尾 の 表皮 は 強い !

ここ を 狙う 気 だ !

( キラービー ) 充電 十 分 !

《 オモイ : 気 を つけて ビー 様 !》

( カルイ ) 行 っけ ぇ !!

これ でも 食らえ !

( カルイ ) ビー 様 ! ( オモイ ) 無 茶 し ないで ください 。

心配 無用 連合 を 守る 俺 なり の 苦労 。

《 そうだ … 父ちゃん と 母ちゃん だけ じゃ ねえ 。

そう だ ろ … 今 まで だって 。

俺 の 命 は 1 つ じゃ ねえ 》

ヒナタ ありがとう 。

お前 が 俺 の 横 に いて くれた おかげ だ !

《 そして ネジ … あり が と だって ば よ 》

《 ヒナタ : ナルト 君 の 手 って 大きくて 強くて 何より …》

行く ぞ ヒナタ ! うん !

《 ヒナタ : とっても 安心 する 》

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →

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( ナルト ) 忍 連合 の 術 だって ば よ 。 |おし|れんごう||じゅつ|||

( マダラ ) 哀れだ な 。 まだら|あわれだ|

( オビト ) ああ 。

やつ ら の すがって いる 希望 など 存在 し ない 。 |||||きぼう||そんざい||

今 と なって は   やつ ら の 存在 とて それ は   同じ 。 いま|||||||そんざい||||おなじ

( マダラ ) 十 尾 も 頃合い の ようだ 。 まだら|じゅう|お||ころあい||

( リー ) 第 五 杜門   開 。 |だい|いつ|もりもん|ひらき

《 十 尾 で は なく 今度 こそ   俺 たち が 狙い か 。 じゅう|お||||こんど||おれ|||ねらい|

まあ   敵 の 頭 を 叩く の は 基本 だ が …》 |てき||あたま||たたく|||きほん||

《 作戦 どおり   十 尾 の 頭 に なって る こいつ ら を 倒す 》 さくせん||じゅう|お||あたま|||||||たおす

《 マダラ : それ に は   まず 十 尾 を 止め ない と な 》 まだら|||||じゅう|お||とどめ|||

( サクラ ) うわ っ 。 う っ 。 さくら||||

なぜ だ   十 尾 と やら の 動き は 止めた はず 。 ||じゅう|お||||うごき||とどめた|

グハッ 。 大丈夫 か ?  クソ 。 |だいじょうぶ||くそ

♪♪~

《 肩 の 骨 が 外れ や がった な 》 かた||こつ||はずれ|||

見ろ   感知 水球 が 。 みろ|かんち|すいきゅう|

これ じゃ   まるで 1 つ の 小さな 星 だ 。 |||||ちいさな|ほし|

こんな の は   あり え ない 。

( シカク ) 十 尾 を 我々 が 止めた んじゃ なく → |じゅう|お||われわれ||とどめた||

あれ が 変化 する ため に 力 を 溜 め て → ||へんか||||ちから||たま||

動か なく なった だけ だった の か 。 うごか||||||

( い の いち ) こんな やつ を どう やって 止める ? ||||||||とどめる

2 人 を 狙う どころ で は ない ぞ 。 じん||ねらう|||||

( カカシ ) それ でも あれ を 止め なければ → |||||とどめ|

俺 たち は   皆 終わる 。 おれ|||みな|おわる

( 赤 丸 ) クーン 。 あか|まる|

( キバ ) チビリ そう だ ぜ 。 ウ ~!

( 黄 ツチ ) ビビッ てる 暇 が ある なら チャクラ を 練って おけ 。 き|つち|||いとま||||||ねって|

本部 から の 作戦 を 受けて すぐ 動ける ように 準備 しろ 。 ほんぶ|||さくせん||うけて||うごける|よう に|じゅんび|

《 シカク : 十 尾 の 動き を 止める の は 絶対 だ 。 |じゅう|お||うごき||とどめる|||ぜったい|

でなければ   それ を 操る 頭 を 狙う こと など   でき ない 。 |||あやつる|あたま||ねらう||||

だが   どう やって 止める ? |||とどめる

止める の が 得意な 俺 たち 一族 の 術 も → とどめる|||とくいな|おれ||いちぞく||じゅつ|

あれ が 相手 で は チャクラ を 消費 する わりに → ||あいて|||||しょうひ||

効果 は   ほぼ …》 こうか||

いの いち   カカシ に つないで くれ 。 おう 。

《 シカク : カカシ   俺 だ 。 ||おれ|

さっき 聞いた 一連の 戦闘 の 情報 で 確かめ たい こと が ある 》 |きいた|いちれんの|せんとう||じょうほう||たしかめ||||

( マダラ ) そろそろ 十 尾 の コントロール が 難しく なって くる 。 まだら||じゅう|お||こんとろーる||むずかしく||

柱 間 細胞 を 使って つながり を 強く して おけ 。 ちゅう|あいだ|さいぼう||つかって|||つよく||

この 状態 の 十 尾 が どれほど の 力 か → |じょうたい||じゅう|お||||ちから|

確かめて み たく は ない か ? まずは …。 たしかめて||||||

ああ   やつ ら に 教えて やる の さ …。 ||||おしえて|||

絶望 を な 。 ぜつぼう||

《 シカク さん   いったん 切り ます 》 |||きり|

《 どうした ?》 これ は …。

( 青 ) 信じ られ ん 。 あお|しんじ||

( 青 ) シカク 殿   いの いち 殿 。 あお||しんがり|||しんがり

《 ダメだ   神 威 じゃ 間に合わ ない 》 だめだ|かみ|たけし||まにあわ|

土 遁 で 足場 を 上 へ 。 おう 。 つち|とん||あしば||うえ||

♪♪~

あんな 距離 まで …。 |きょり|

前 の 尾 獣 たち と 比べもの に なら ない 。 ぜん||お|けだもの|||くらべもの|||

なんて 威力 だ 。 |いりょく|

この 程度 で フラ つく と は コントロール が 完全で は ない な 。 |ていど||||||こんとろーる||かんぜんで|||

次 だ 。 つぎ|

♪♪~

( ヒアシ ) なんて こと だ あんな 遠く の 街 が 一瞬 で 。 |||||とおく||がい||いっしゅん|

≪ うわ ぁ ~!

さっき から おかしい ぞ 。 遠く ばかり を 狙って いる ようだ 。 ||||とおく|||ねらって||

( シカク ) すべて の 街   人 が 射程 内 って こと だ 。 |||がい|じん||しゃてい|うち|||

なら   避難 した 大名 や 里 を 守って いる みんな → |ひなん||だいみょう||さと||まもって||

それ に   国 の 人々 も 安全じゃ ない って こと か ? ||くに||ひとびと||あんぜんじゃ||||

戦場 で は   忍 たち が   その みんな を 守る ため に 戦って いる 。 せんじょう|||おし||||||まもる|||たたかって|

それ を   なくそう と いう わけだ 。

《 ネジ : あの 方向 は …》 ねじ||ほうこう|

( 青 ) こ   これ は …。 ( い の いち ) どうした ?  青 殿 。 あお||||||||あお|しんがり

冷静に 聞いて くれ 。 れいせいに|きいて|

ここ か …。

シカク   どう する ?

やる べき こと を やる だけ だ 。

最後 の 仕事 だ 。 戦場 の みんな と つなげて くれ 。 さいご||しごと||せんじょう|||||

十 尾 を 止める 策 が ある 。 じゅう|お||とどめる|さく||

( マダラ ) やっと 当たった な 。 まだら||あたった|

これ で 連合 の 頭 は 潰した 。 ||れんごう||あたま||つぶした

まっ   基本 だ な 。 |きほん||

( チョウジ ) シカマル …。

( シカマル ) 今 は 戦争 中 だ 。 余計な 言葉 は いら ねえ 。 |いま||せんそう|なか||よけいな|ことば|||

( シカマル ) いの に も だ 。

親父 の 言った とおり に やる だけ だ 。 おやじ||いった|||||

これ って どういう こと だって ば よ !?

( ネジ ) お前 が   作戦 の キー って こと だ 。 ねじ|おまえ||さくせん||きー|||

ち げ えよ !  シカク とい の いち の おっちゃん たち は →

どう なった って 聞いて んだ ! |||きいて|

( 忍 たち ) うわ ぁ ~! おし|||

( ヒアシ ) ネジ   お前 は 右 回転 だ ! わかった 。 |ねじ|おまえ||みぎ|かいてん||

( ネジ / ヒアシ ) 八 卦掌 回 天 ! ねじ||やっ|けてのひら|かい|てん

す   すげ え !

ボケッ と する な   ナルト 。 ここ は 戦場 で   今 は 戦闘 中 だ 。 |||||||せんじょう||いま||せんとう|なか|

人 も 死ぬ 。 じん||しぬ

( ヒアシ ) だ が   この 戦い に 敗れれば → ||||たたかい||やぶれれば

すべて の 人 が 死ぬ こと に なる 。 ||じん||しぬ|||

もちろん   わかって る 。

シカマル とい の の 父親 たち も → ||||ちちおや||

子 より 先 に 逝け たこ と は 忍 と して 本望 だ と 言う だろう 。 こ||さき||いけ||||おし|||ほんもう|||いう|

俺 の 父 が そう だった ように 。 おれ||ちち||||よう に

作戦 に は   ナルト お前 の 力 が 必要に なって くる 。 さくせん||||おまえ||ちから||ひつよう に||

作戦 遂行 まで   なんと して も 。 さくせん|すいこう||||

( ヒナタ ) ナルト 君 を 守り抜く ! ||きみ||まもりぬく

ヒナタ !

心せよ !  日向 は 木 ノ 葉 にて 最強 ! こころせよ|ひゅうが||き||は||さいきょう

( マダラ ) など と   やつ ら が 口上 を のたまう 前 に → まだら||||||こうじょう|||ぜん|

攻撃 を して やろう と 思った が → こうげき|||||おもった|

十 尾 を うまく コントロール でき ん な 。 じゅう|お|||こんとろーる|||

この 状態 まで は これ で いける だろう が → |じょうたい|||||||

次 こそ は   人 柱 力 に なら ねば 十 尾 を コントロール でき ん ようだ 。 つぎ|||じん|ちゅう|ちから||||じゅう|お||こんとろーる|||

俺 が 十 尾 の 人 柱 力 に なる に は → おれ||じゅう|お||じん|ちゅう|ちから||||

俺 自身 が 穢土 転生 の 死体 で は なく → おれ|じしん||えど|てんせい||したい|||

生命 体 に なる 必要 が ある のだ が な 。 せいめい|からだ|||ひつよう|||||

道連れ が モットー の 穢土 転生 の あんた が → みちづれ||もっとー||えど|てんせい|||

この 足 もと の 連合 に 自爆 覚悟 で → |あし|||れんごう||じばく|かくご|

十 尾 の 尾 獣 玉 を 撃ち込ま ない の は → じゅう|お||お|けだもの|たま||うちこま|||

その 巻き添え で 俺 まで 死んで しまう から だ 。 |まきぞえ||おれ||しんで|||

そう なって は 困る 理由 …。 |||こまる|りゆう

人 柱 力 に なる ため に   あんた が 本当の 意味 で 生き返る に は → じん|ちゅう|ちから|||||||ほんとうの|いみ||いきかえる||

俺 が あんた に 輪廻 転生 の 術 を 命 を 捨てて する しか ない から な 。 おれ||||りんね|てんせい||じゅつ||いのち||すてて|||||

つまり   今 の あんた は 俺 の 言う こと を 聞か ざる を え ない → |いま||||おれ||いう|||きか||||

微妙な 立場 に ある 。  忘れる な 。 びみょうな|たちば|||わすれる|

あの ジャリ が   ずいぶん と したたかに なった もの だ 。

昔 から べつに   あんた を 仲間 だ と 思った こと は ない 。 むかし|||||なかま|||おもった|||

フッ   それ で いい 。

なら   次に どう する か お前 が 決めろ 。 |つぎに||||おまえ||きめろ

続き だ 。  絶望 を 教えて やる の さ 。 丁寧に な 。 つづき||ぜつぼう||おしえて||||ていねいに|

( 十 尾 ) ギィ ~ ッ ! じゅう|お||

( オビト ) 木 遁   挿し木 の 術 ! |き|とん|さしき||じゅつ

うわ っ !

《 九 尾 の 力 が 戻る まで → ここの|お||ちから||もどる|

わし の 山 土 の 術 なら 少し は 止め られる はず 。 ||やま|つち||じゅつ||すこし||とどめ||

しかし   チャクラ を 練る 時間 が かかる 。 それ まで …》 |||ねる|じかん||||

( サクラ ) し ゃあ ~ んな ろ ぉ ~! さくら|||||

《 ネジ : なんて 数 だ 。 回 天 が 間に合わ ない 》 ねじ||すう||かい|てん||まにあわ|

クッ !

サンキュー   ネジ 。 仙人 モード に なれた って ば よ 。 さんきゅー|ねじ|せんにん|もーど|||||

天才 ばかり に 頼って らん ねえ 。 こっか ら 俺 も …。 てんさい|||たよって|||||おれ|

フン 。 《 螺旋 手 裏 剣 》 ふん|らせん|て|うら|けん

おら ぁ ~!

まだまだ !

ハァ   ハァ …。

ハッ ! うわ ぁ !

八 卦空 壁 掌 。  は ぁ ~ っ ! やっ|けそら|かべ|てのひら|||

《 しまった 。  ピン ポイント か 。 数 が 多 すぎる 。 |ぴん|ぽいんと||すう||おお|

ヒナタ と ネジ の 空 掌 で は …》 ( ネジ ) 白 眼 ! ||ねじ||から|てのひら|||ねじ|しろ|がん

《 土 遁   山 土 の 術 !》 つち|とん|やま|つち||じゅつ

( 黄 ツチ ) 今 だ ! ( みんな ) う ぉ ~! き|つち|いま||||

医療 班   どこ だ ?  重傷 な んだ 。 早く 来て くれ ! いりょう|はん|||じゅうしょう|||はやく|きて|

いや   もう   俺 は …。 ||おれ|

ネジ 。 兄さん 。 ねじ|にいさん

クッ …  ナルト 。

ヒナタ 様 は お前 の ため なら 死ぬ 。 |さま||おまえ||||しぬ

だから   お前 の 命 は 1 つ じゃ ない 。 |おまえ||いのち||||

どうやら   俺 の 命 も その 1 つ に 入って た ようだ 。 |おれ||いのち|||||はいって||

なんで   お前 は こんな とこ で …。 |おまえ||||

お前 は 日向 を …。 おまえ||ひゅうが|

《 かつて お前 が   俺 を 運命 の 呪縛 から 解放 して くれた 言葉 》 |おまえ||おれ||うんめい||じゅばく||かいほう|||ことば

どうして 俺 に そこ まで …。 |おれ|||

命 を かけて まで   俺 に 。 いのち||||おれ|

お前 に → おまえ|

天才 だ と 言わ れた から だ 。 てんさい|||いわ|||

(( お前 は 俺 と 違って 落ちこぼれ じゃ ねえ んだ から )) おまえ||おれ||ちがって|おちこぼれ||||

《 父 様   やっと わかった よ 。 ちち|さま|||

仲間 を 守る ため に 死 を 選んだ 父 様 の 自由 の 気持 が 》 なかま||まもる|||し||えらんだ|ちち|さま||じゆう||きもち|

( オビト ) 仲間 は 殺さ せ ない んじゃ なかった の か 。  ナルト ! |なかま||ころさ|||||||

(( 俺 の 仲間 は 絶対 殺さ せ やし ねえ !)) おれ||なかま||ぜったい|ころさ|||

仲間 は 絶対 殺さ せ や し ない と 言った   お前 の その 言葉 。 なかま||ぜったい|ころさ||||||いった|おまえ|||ことば

さあ   辺り を 見て もう 一 度 言って みろ 。 |あたり||みて||ひと|たび|いって|

もう 一 度 言って みろ と 言って いる んだ ! |ひと|たび|いって|||いって||

冷たく なって いく 仲間 に 触れ ながら → つめたく|||なかま||ふれ|

実感 しろ 。  死 を ! じっかん||し|

ネジ が …  死んだ ? ねじ||しんだ

《 ヒザシ   すま ぬ …  ネジ を 》 |||ねじ|

これ から これ が 続く 。 ||||つづく

お前 の 軽い 言葉 も 理念 も 偽り に なる 。 おまえ||かるい|ことば||りねん||いつわり||

理想 や 希望 を 語った 結果 が これ だ 。 りそう||きぼう||かたった|けっか|||

これ が 現実 な んだ 。 ||げんじつ||

ナルト …  この 現実 に 何 が ある ? ||げんじつ||なん||

父 も 母 も い ない 。  師 の 自 来 也 も 。 ちち||はは||||し||じ|らい|や|

そして   お前 が 対立 する かぎり → |おまえ||たいりつ||

これ から 仲間 も そう やって 次々 い なく なる 。 ||なかま||||つぎつぎ|||

お前 を 認める 者 が 存在 し ない 世界 だ 。 おまえ||みとめる|もの||そんざい|||せかい|

オビト 。

その先 に 待って いる の は → そのさき||まって|||

お前 も よく 知る   最も 恐ろしい …。 おまえ|||しる|もっとも|おそろしい

孤独だ 。 こどくだ

《 マダラ : まるで かつて の 俺 の ように なった な   オビト 。 まだら||||おれ||よう に|||

ナルト は もう 少し で 落ちる 。 連合 の 心 を 折る か 》 |||すこし||おちる|れんごう||こころ||おる|

現実 に いる 必要 が どこ に ある ? げんじつ|||ひつよう||||

いいかげん こっち へ 来い   ナルト 。 |||こい|

さっき ネジ 兄さん が 言った → |ねじ|にいさん||いった

ナルト 君 の 命 は 一 つ じゃ ない って 意味 …  わかる ? |きみ||いのち||ひと|||||いみ|

仲間 は 絶対 殺さ せ ない 。 なかま||ぜったい|ころさ||

その 言葉 も 信念 も 偽り じゃ ない 。 |ことば||しんねん||いつわり||

それ を 胸 に ちゃんと やってのけた の 。 ||むね||||

ネジ 兄さん は 。 ねじ|にいさん|

ナルト 君 だけ じゃ ない … みんな が そう やって → |きみ|||||||

その 言葉   想い と 同じ もの を 胸 に お互いに 命 を つなぎ あって る 。 |ことば|おもい||おなじ|||むね||おたがいに|いのち||||

だから 仲間 な の 。 |なかま||

その 言葉 と 想い を   みんな が 諦め 捨てて しまったら → |ことば||おもい||||あきらめ|すてて|

ネジ 兄さん の した こと も 無駄に なる 。 ねじ|にいさん|||||むだに|

それ こそ 本当に 仲間 を 殺す こと に なる 。 ||ほんとうに|なかま||ころす|||

もう 仲間 じゃ なく なって しまう そう …  思う の 。 |なかま||||||おもう|

だから   私 と 一緒に 立とう   ナルト 君 。 |わたくし||いっしょに|りっとう||きみ

まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ない 。 私 も それ が 忍 道 だ から ! |じぶん||ことば||まげ||わたくし||||おし|どう||

(( ネジ : ナルト … ヒナタ 様 は   お前 の ため なら 死ぬ 。 ねじ|||さま||おまえ||||しぬ

だから   お前 の 命 は …。 |おまえ||いのち|

( 九 喇嘛 )1 つ じゃ ねえ だろう が ! ここの|らつま|||||

わし も いる の 忘れる な !! ||||わすれる|

わかって る 俺 だって つながり は …。 ||おれ|||

仲間 は 絶対 捨てた か ねえ ! でも   実際   ネジ は …。 なかま||ぜったい|すてた||||じっさい|ねじ|

それ 以上 ぐ だ ぐ だ 言って みろ 。 |いじょう|||||いって|

ぶん 殴って   今度 こそ お前 の 体 を いただく ぞ   コラ ! |なぐって|こんど||おまえ||からだ||||

これ も 忘れた の か ! ||わすれた||

て め え の 父 と 母 は お前 が 生まれて すぐ → ||||ちち||はは||おまえ||うまれて|

ネジ と 同じ こと を した 。 ねじ||おなじ|||

お前 に 敵 である わし まで 封印 し 未来 を 託して 死んだ 。 おまえ||てき||||ふういん||みらい||たくして|しんだ

て め え の 命 は 生まれた とき から すでに → ||||いのち||うまれた|||

2 つ の 命 で つなが れて んだ よ !)) ||いのち||つな が|||

動か ず ナルト の 出方 を うかがう か …。 うごか||||でかた|||

ずいぶん と 気 に なる ようだ な 。 ||き||||

もう いい !

焦る な ! あせる|

それでは 十 尾 が 傷つく うえ お前 も …。 |じゅう|お||きずつく||おまえ|

少々   かまわ ん 十 尾 の 表皮 は 強い ! しょうしょう|||じゅう|お||ひょうひ||つよい

ここ を 狙う 気 だ ! ||ねらう|き|

( キラービー ) 充電 十 分 ! |じゅうでん|じゅう|ぶん

《 オモイ : 気 を つけて   ビー 様 !》 |き||||さま

( カルイ ) 行 っけ ぇ !! |ぎょう||

これ でも 食らえ ! ||くらえ

( カルイ ) ビー 様 ! ( オモイ ) 無 茶 し ないで ください 。 ||さま||む|ちゃ|||

心配 無用 連合 を 守る 俺 なり の 苦労 。 しんぱい|むよう|れんごう||まもる|おれ|||くろう

《 そうだ …  父ちゃん と 母ちゃん だけ じゃ ねえ 。 そう だ|とうちゃん||かあちゃん|||

そう だ ろ …  今 まで だって 。 |||いま||

俺 の 命 は  1 つ じゃ ねえ 》 おれ||いのち||||

ヒナタ   ありがとう 。

お前 が 俺 の 横 に いて くれた おかげ だ ! おまえ||おれ||よこ|||||

《 そして   ネジ … あり が と だって ば よ 》 |ねじ||||||

《 ヒナタ : ナルト 君 の 手 って 大きくて   強くて   何より …》 ||きみ||て||おおきくて|つよくて|なにより

行く ぞ   ヒナタ ! うん ! いく|||

《 ヒナタ : とっても 安心 する 》 ||あんしん|

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり   お 楽しみ ください 。 |さいご|||||たのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

( 松丸 ) 今回 は   ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ||みなさん||