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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン17 - 365 - 忍び舞う者たち

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 365 - 忍び 舞う者 たち

《 水 月 : この チャクラ … 何 だ ?》

《 大 蛇 丸 : ここ に いる 全員 →

感知 タイプ じゃ ない に も かかわら ず チャクラ を 感じて いる 。

この チャクラ は …》

( サスケ ) 行く ぞ 。 さっさと 案内 しろ 大 蛇 丸 。

《 少し 気 に なって いる よう ね ナルト 君 が 》

( シー ) これ は 九 尾 の … いや ナルト の チャクラ か ?

( 九 喇嘛 ) うまく わし の チャクラ を 変化 さ せ 渡せた な ナルト 。

( ナルト ) コツ は わかった 。 一緒に 頼む ぜ 九 喇嘛 。

《 奈良 の 忍 め 。

わし の チャクラ 受け渡し に 関して よく 分析 して や がった な 》

ずいぶん 待た せ ち まった から な 。

影 分身 も 少し なら 大丈夫だ 。

おう !

《 ヒナタ : す すごい … こんな チャクラ を ナルト 君 は 》

影 分身 の 術 !

( シカマル ) 遅 え ぞ ナルト ! わり い 。

チョウジ いの ! ( い の ) う うん !

( チョウジ ) 何 これ カロリー が 。

( キバ ) おい チョウジ ! また 太って ん ぞ 。

( マダラ ) ナルト の ガキ 。 九 尾 の チャクラ を 渡して る の か 。

( オビト ) フン 。

《 八 卦空 掌 !》

《 力 が … 湧いて くる 》

( ヒアシ ) ただ の 空 掌 であれ を 。

小 娘 が 。 ナルト の 力 を 受けて ずいぶん と 強く なった な 。

( チョウジ たち ) 倍 化 の 術 !

シカマル ! いの ! 準備 オーケー !?

おう 。 うん !

《 シカク : みんな 作戦 は わかった な 。

各自 頭 に 叩き込んで おけ 。

まずは 猪 鹿 蝶 だ 》

《 もし その 作戦 が うまく いか なかったら ?》

《 生きて て め え が 指揮 を とれ シカマル 》

《 い の いち : 本部 は これ から 消える 》

《 フッ 親父 と して 面 と 向き合って やれた の は →

暇つぶし の 将棋 くらい だった な 。

お前 に は 何も …》 《 シカマル : 十分だ 》

ん ?

《 親父 の 背中 見て 育った から よ 》

フン 。

《 いの …。

お前 は 山中 家 の 紫 の 家紋 →

萩 の 花 言葉 どおり に 育って くれた 》

《 いの : 前向きな 恋 でしょ 》

《 い の いち : 萩 の 花 言葉 は それ だけ じゃ ない 。

父さん が 何より 誇り に 思う の は →

お前 の 友 に 対する 思い だ 》

《 い の いち : お前 は きれいな 萩 の 花 を →

咲か せて 見せて くれた 》

《 さて そろそろ 時間 だ 。

最後に 言い残し たい こと は ある か ? シカク 》

《 ん ~ 母ちゃん に 伝え といて くれる か シカマル 。

あっ その 前 に 母ちゃん に 見つから ねえ ように →

物置 の 左 棚 の 木箱 の 中 の …》

《 全部 わかって る よ 心配 す んな 》

《 ハハ …》

《 最後に 俺 から だ 。

俺 たち は いつも お前たち の なか に いる 》

《 忘れ ん な よ 》

なめる な !

なに !? 影 真似 の …。 心 転身 の …。

(2 人 ) 術 !

《 いの : 入った 》 《 チッ また か 》

うわ っ … この !

俺 より はやく 。

ナイス だ いの 。

( 咆哮 )

クッ 。

次々 くる な 。 今度 は 奈良 の しばり の 術 。

( みんな ) 奈良 一族 を なめる な 。

よし 動き は 止めた 。

もう いい ぞ いの !

う っ 。 大丈夫 か ?

う うん 。

クッ 。

( リー ) ネジ !

( ガイ ) リー もう 泣く な 。

( 泣き声 )

( テンテン ) リー 。

( ガイ ) リー よ 我ら が ネジ の 思い を 捨て ぬ かぎり →

ネジ は 我々 の 中 で つながり 生きて いる 。

( オビト ) お前 ら に いい こと を 教えて やる 。

その つながり が 今 の 俺 を 作った のだ 。

それ は 強い 呪い で も ある こと を 知って おけ 。

( カカシ ) ナルト 俺 が 言った んだ よ な お前 に 。

仲間 は 絶対 殺さ せ や し ない と 。

あれ は な 俺 自身 に 言い聞かせた 戒め で も ある んだ 。

俺 は 今 まで 多く の 仲間 を 守れ なかった 。

( カカシ ) だ から 今度 こそ 守る と 口 に する 。

だが その たび に 仲間 を 守れ なかった 事実 を →

見つめ 直す こと に なる 。

その 傷 と 一生 向き合って いく こと に なる んだ 。

だから 忍び 耐える 者 →

忍 者 なんだ ろ 俺 たち は 。

忘れ させて なんて くれ ねえ よ 。

そもそも その 傷 が →

仲間 が ここ で 生きて る って こと じゃ ねえ の か よ 。

夢 の 中 で 自分 が 傷つか ねえ ように 作った 仲間 なんて →

本物 じゃ ねえ 。

それ って 本物 の 仲間 を 消す って こと だ 。

呪い だろう が 何 だろう が →

俺 は 本当の ネジ を ここ に 置いて おきて え 。

《 本当の ネジ を … ここ に 》

(( と あぁ !

( ネジ ) 柔 拳 !

無駄だ リー 。 努力 した ところ で お前 に 俺 は 倒せ ない 。

これ は 決まって いる こと だ ライバル なら 他 を 当たれ ))

(( 俺 の 負け 試合 見て いた の か 。

なぁ リー 。 俺 は 今 まで →

決め られた 運命 は 変え られ ない と 思って いた 。

リー いつか お前 の 剛 拳 と 俺 の 柔 拳 →

どちら の 拳 が 上 か 本気で 戦って やる 。

ただし 俺 の 目 の 黒い うち は 負け は し ない ))

(( テンテン : それ を 言う なら 目 の 白い うち じゃ ない の ?

ネジ の 場合 。 ( ネジ ) あぁ … うん 。

ま ぁ とにかく ライバル と して 俺 が いる って こと だ ))

《 カカシ : 前回 より も はるかに 強く … 多い 》

(( シカク : さっき 聞いた 一連の 情報 で 確かめ たい こと が ある 。

カカシ お前 は 神 威 で 時空 間 を 行き来 した うえ →

八尾 まで ほぼ 出し入れ できた の は →

九 尾 の チャクラ を ナルト から もらった おかげ だ と 言った な 。

( カカシ ) はい 。

正確に 言えば 九 尾 に 直接 チャクラ を もらい ました 。

お前 の 「 できた の は 」 と いう 言い回し から 見て →

九 尾 の チャクラ なし で の 神 威 は →

あり の とき と どれほど 違う と 感じた ?

簡単で いい 説明 して くれ 。

おそらく 3 倍 以上 です 。

それ まで 神 威 で 飛ば せる 回数 も 大き さ も →

たいした こと は なかった です から ))

ほぼ 渡し 終えた か …。

フンッ 貴 様 の 思いどおりに なった な 。

四 代 目 火影 …。

今 わし の チャクラ と リンク できる の は →

クシナ の 血 を 引き 人 柱 力 と して →

長年 付き添う こと に なった →

ナルト だけ だ 。

そして ナルト は わし の チャクラ を →

ほか の 忍 共 一人ひとり に →

合う ように 感知 し 変化 さ せ →

渡す こと が できる ほど →

器用に 成長 した 。

ま ぁ わし 自身 も ナルト を 介せば →

誰 に でも チャクラ を 渡せる 。

ミナト … て め え が ナルト に →

自分 の チャクラ を 組み込んで →

渡して いた やり 方 と 同じだ 。

こいつ は もう … とっくに て め えら を 超えて る ぜ 。

リンク する チャクラ 量 も 渡す チャクラ 量 も 規模 が 違う 。

クシナ ミナト … ざま ぁね え な て め えら ナルト の ガキ に 負けて ん ぜ 。

フフフ … まあ これ が …。

( 九 喇嘛 ) 貴 様 ら が ナルト に つなげ たかった →

力 なんだろう が な 。

《 マダラ : フッ … 俺 も もう 少し 力 を 貸して やる か 》

《 クソ ! 力 で 押さ れる …》

ナルト 今 の うち だ ! 行け !

( キラービー ) 尾 獣 玉 !

《 ミフネ : 一 閃 !》

( みんな ) 八 卦空 壁 掌 !

( テマリ たち ) 風 遁 大 掛け 網 !

ネジ の 死 は 無駄に は せ ん !

フンッ 一 度 かけて しまう と 死な ねば 消え ぬ 呪 印 。

日向 の 宗 家 と 分家 が 生んで きた 忍 の 呪い 。

かご の 中 で 死 を 待つ だけ の 存在 。

いい 暗示 だ お前 ら は さっき 犬死に した ガキ と 同じだ 。

ネジ の …。

ネジ の 意志 は …。 ( みんな ) う ぉ ~!

まだ 死んじゃ …。

いね えん だ よ !

僕 が 右 を やる !

よっ しゃ ! ( 肩 が 外れる 音 )

《 クソ ! さっき ので 肩 が また 外れた 》

( ヒナタ ) 柔 拳 !

はっ ! いけ ! リー ! はい !

お前 と 違って 俺 は …。

つながって た もん を 切りた かね えし →

切ら れた くも ねえ んだ よ 。

ここ か 。

( 大 蛇 丸 ) ここ は 手つかず の よう ね 。

( 水 月 ) ボロボロ だ ね 。

( 大 蛇 丸 ) そりゃ こんな 里 の はずれ なら ね 。

どれ だ ? さて どこ か に …。

( 大 蛇 丸 ) あった わ 。

なんか 気味 が 悪い ね 。

見つけた ん なら さっさと 行こう よ 。

そう ね 行き ましょう 。

すべて の 秘密 が 眠る 場所 へ 。

( 水 月 ) ん ?

ここ も … ずいぶん 変わった な 。

なんだ ? サスケ の やつ 。

私 が 木 ノ 葉 崩し を やる 前 と 同じ ね 。

何 が ? たとえ 彼 や 里 が →

変わって しまった と して も →

ここ は 彼 の 故郷 に 変わり ない 。

( 大 蛇 丸 ) 感傷 に 浸り 過去 を なぞる こと で →

己 の 決意 を 再 確認 する 時間 が 必要な の よ 。

ふ ~ ん なら あんた は もう いい の ?

( 水 月 ) 感傷 に 浸り つつ 木 ノ 葉 崩し の 決意 って の 。

あの さ よく 考えたら 僕ら あんた の 部下 で →

トップ メンバー だった でしょ 。

んで 今 それ が 木 ノ 葉 の 中 に いる 。

里 の つわもの ども は 戦争 で い ない 。

と なる と これ って あんた に とって チャンス じゃ ない の ?

フッ そう かも ね 。 でも ひと つ 違って る わ 。

あなた たち は もう 蛇 じゃ ない 。

へ ぇ 術 で 開け んだ 入り口 の 石 。

( 大 蛇 丸 ) うち は の 南 賀 ノ 神社 は 跡形 も ない の ね 。

うわべ は いい 。 大事な の は その 下 だ 。 行く ぞ 。

なら 始める わ よ 。

少し 離れて なさい 。

グァ ~。

(( 大 蛇 丸 : 巻物 に 書か れて る こと を する に は →

まず 死 神 の 面 が 必要な の よ 。

それ は 木 ノ 葉 の はずれ うずまき 一族 の 納 面 堂 に ある 。

その 面 を 使い 屍 鬼 封 尽 の 死 神 を 己 に 憑依 さ せ 導き 出す 。

死 神 の 腹 を 裂けば 封印 は 解ける 。

ただ 私 が 人 柱 に なる 必要 は ある けど ね ))

グフッ !

(( 大 蛇 丸 : これ で 死 神 の 中 に あった 私 の 両手 を →

取り戻す こと が できる ))

《 戻った わ 》

(( 大 蛇 丸 : そうして 私 に 両手 の 力 が 戻れば →

穢土 転生 が できる 。

そう あの 4 人 を …。

もちろん そうなれば 必要な もの が いる の 。

知って る わ ね ?

あ ~ 僕ら を 穢土 転生 の いけにえ に する 気 っす ね !

フフッ それ も いい けど →

あんた なんか より もっと いい の が いる の よ 。

今 は 目 に 見え ない けど ね ))

重 吾 サスケ 水 月 準備 なさい 。

( 重 吾 ) わかった 。

(( 重 吾 あなた が サスケ に 呪 印 仙力 を 与え なさい ))

(( 大 蛇 丸 : そう すれば トビ が サスケ の 監視 役 に つけて いた ゼツ が →

その チャクラ に 呼応 して 表 へ 出て くる はず ))

クソッ なんで ? お前たち 柱 間 細胞 は →

実験 で 知り尽くして いる の よ 。

ハァ ハァ … もちろん 感知 する 方法 も ね 。

やはり 6 体 。 トビ は ずいぶん 慎重 を 期して いた よう ね 。

ぐう っ …。

(( 大 蛇 丸 : カブト から チャクラ を 吸い 戻した とき →

彼 の 情報 は 私 に 蓄積 さ れた 。

彼 は ちゃんと サスケ に つけ られて いた ゼツ 6 体 を 調べて 知っていた 。

私 は 4 人 の 個人 情報 物質 を 持って いる 。

私 も 蓄積 が 好きで ね ))

水 月 重 吾 残り の 2 体 を 任せる わ よ 。

オーケー っす よ 大 蛇 丸 様 。

穢土 転生 の 術 !

(4 人 ) うわ ぁ !

さあ 来る わ よ !

すべて を 知る 者 たち 。

( 大 蛇 丸 ) 先代 の 火影 たち が 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 365 - 忍び 舞う者 たち naruto||しっぷう|つたい|しーずん|しのび|まう もの|

《 水 月 : この チャクラ …  何 だ ?》 すい|つき|||なん|

《 大 蛇 丸 : ここ に いる 全員 → だい|へび|まる||||ぜんいん

感知 タイプ じゃ ない に も かかわら ず チャクラ を 感じて いる 。 かんち|たいぷ|||||||||かんじて|

この チャクラ は …》

( サスケ ) 行く ぞ 。 さっさと 案内 しろ   大 蛇 丸 。 さすけ|いく|||あんない||だい|へび|まる

《 少し 気 に なって いる よう ね ナルト 君 が 》 すこし|き|||||||きみ|

( シー ) これ は 九 尾 の … いや   ナルト の チャクラ か ? |||ここの|お||||||

( 九 喇嘛 ) うまく   わし の チャクラ を 変化 さ せ   渡せた な   ナルト 。 ここの|らつま||||||へんか|||わたせた||

( ナルト ) コツ は わかった 。 一緒に 頼む ぜ   九 喇嘛 。 |こつ|||いっしょに|たのむ||ここの|らつま

《 奈良 の 忍 め 。 なら||おし|

わし の チャクラ 受け渡し に 関して よく 分析 して や がった な 》 |||うけわたし||かんして||ぶんせき||||

ずいぶん 待た せ ち まった から な 。 |また|||||

影 分身 も 少し なら 大丈夫だ 。 かげ|ぶんしん||すこし||だいじょうぶだ

おう !

《 ヒナタ : す   すごい … こんな チャクラ を ナルト 君 は 》 |||||||きみ|

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

( シカマル ) 遅 え ぞ   ナルト ! わり い 。 |おそ|||||

チョウジ   いの ! ( い の ) う   うん !

( チョウジ ) 何 これ   カロリー が 。 |なん||かろりー|

( キバ ) おい   チョウジ ! また 太って ん ぞ 。 ||||ふとって||

( マダラ ) ナルト の ガキ 。 九 尾 の チャクラ を 渡して る の か 。 まだら|||がき|ここの|お||||わたして|||

( オビト ) フン 。 |ふん

《 八 卦空 掌 !》 やっ|けそら|てのひら

《 力 が …  湧いて くる 》 ちから||わいて|

( ヒアシ ) ただ の 空 掌 であれ を 。 |||から|てのひら||

小 娘 が 。  ナルト の 力 を 受けて ずいぶん と 強く なった な 。 しょう|むすめ||||ちから||うけて|||つよく||

( チョウジ たち ) 倍 化 の 術 ! ||ばい|か||じゅつ

シカマル !  いの !  準備 オーケー !? ||じゅんび|おーけー

おう 。 うん !

《 シカク : みんな   作戦 は わかった な 。 ||さくせん|||

各自 頭 に 叩き込んで おけ 。 かくじ|あたま||たたきこんで|

まずは 猪 鹿 蝶 だ 》 |いのしし|しか|ちょう|

《 もし   その 作戦 が うまく いか なかったら ?》 ||さくせん||||

《 生きて   て め え が 指揮 を とれ シカマル 》 いきて|||||しき|||

《 い の いち : 本部 は これ から 消える 》 |||ほんぶ||||きえる

《 フッ   親父 と して 面 と 向き合って やれた の は → |おやじ|||おもて||むきあって|||

暇つぶし の 将棋 くらい だった な 。 ひまつぶし||しょうぎ|||

お前 に は 何も …》 《 シカマル : 十分だ 》 おまえ|||なにも||じゅうぶんだ

ん ?

《 親父 の 背中 見て   育った から よ 》 おやじ||せなか|みて|そだった||

フン 。 ふん

《 いの …。

お前 は   山中 家 の 紫 の 家紋 → おまえ||さんちゅう|いえ||むらさき||かもん

萩 の 花 言葉 どおり に 育って くれた 》 はぎ||か|ことば|||そだって|

《 いの : 前向きな 恋   でしょ 》 |まえむきな|こい|

《 い の いち : 萩 の 花 言葉 は それ だけ じゃ ない 。 |||はぎ||か|ことば|||||

父さん が 何より 誇り に 思う の は → とうさん||なにより|ほこり||おもう||

お前 の 友 に 対する 思い だ 》 おまえ||とも||たいする|おもい|

《 い の いち : お前 は きれいな 萩 の 花 を → |||おまえ|||はぎ||か|

咲か せて 見せて くれた 》 さか||みせて|

《 さて   そろそろ 時間 だ 。 ||じかん|

最後に 言い残し たい こと は ある か ?  シカク 》 さいごに|いいのこし||||||

《 ん ~  母ちゃん に 伝え といて くれる か   シカマル 。 |かあちゃん||つたえ||||

あっ   その 前 に   母ちゃん に 見つから ねえ ように → ||ぜん||かあちゃん||みつから||よう に

物置 の 左 棚 の 木箱 の 中 の …》 ものおき||ひだり|たな||きばこ||なか|

《 全部 わかって る よ   心配 す んな 》 ぜんぶ||||しんぱい||

《 ハハ …》

《 最後に 俺 から だ 。 さいごに|おれ||

俺 たち は いつも お前たち の なか に いる 》 おれ||||おまえたち||||

《 忘れ ん な よ 》 わすれ|||

なめる な !

なに !? 影 真似 の …。 心 転身 の …。 |かげ|まね||こころ|てんしん|

(2 人 ) 術 ! じん|じゅつ

《 いの : 入った 》 《 チッ   また か 》 |はいった|||

うわ っ …  この !

俺 より はやく 。 おれ||

ナイス だ   いの 。

( 咆哮 ) ほうこう

クッ 。

次々 くる な 。 今度 は   奈良 の しばり の 術 。 つぎつぎ|||こんど||なら||||じゅつ

( みんな ) 奈良 一族 を なめる な 。 |なら|いちぞく|||

よし   動き は 止めた 。 |うごき||とどめた

もう いい ぞ   いの !

う っ 。 大丈夫 か ? ||だいじょうぶ|

う   うん 。

クッ 。

( リー ) ネジ ! |ねじ

( ガイ ) リー   もう 泣く な 。 |||なく|

( 泣き声 ) なきごえ

( テンテン ) リー 。

( ガイ ) リー よ   我ら が ネジ の 思い を 捨て ぬ かぎり → |||われら||ねじ||おもい||すて||

ネジ は   我々 の 中 で つながり 生きて いる 。 ねじ||われわれ||なか|||いきて|

( オビト ) お前 ら に いい こと を 教えて やる 。 |おまえ||||||おしえて|

その つながり が 今 の 俺 を 作った のだ 。 |||いま||おれ||つくった|

それ は   強い 呪い で も ある こと を 知って おけ 。 ||つよい|まじない||||||しって|

( カカシ ) ナルト   俺 が 言った んだ よ な お前 に 。 ||おれ||いった||||おまえ|

仲間 は   絶対   殺さ せ や し ない と 。 なかま||ぜったい|ころさ|||||

あれ は な   俺 自身 に 言い聞かせた 戒め で も ある んだ 。 |||おれ|じしん||いいきかせた|いましめ||||

俺 は   今 まで 多く の 仲間 を 守れ なかった 。 おれ||いま||おおく||なかま||まもれ|

( カカシ ) だ から   今度 こそ 守る と 口 に する 。 |||こんど||まもる||くち||

だが   その たび に 仲間 を 守れ なかった 事実 を → ||||なかま||まもれ||じじつ|

見つめ 直す こと に なる 。 みつめ|なおす|||

その 傷 と 一生 向き合って いく こと に なる んだ 。 |きず||いっしょう|むきあって|||||

だから   忍び 耐える 者 → |しのび|たえる|もの

忍 者 なんだ ろ   俺 たち は 。 おし|もの|||おれ||

忘れ させて なんて くれ ねえ よ 。 わすれ|さ せて||||

そもそも   その 傷 が → ||きず|

仲間 が ここ で 生きて る って こと じゃ ねえ の か よ 。 なかま||||いきて||||||||

夢 の 中 で   自分 が 傷つか ねえ ように 作った 仲間 なんて → ゆめ||なか||じぶん||きずつか||よう に|つくった|なかま|

本物 じゃ ねえ 。 ほんもの||

それ って 本物 の 仲間 を 消す って こと だ 。 ||ほんもの||なかま||けす|||

呪い だろう が   何 だろう が → まじない|||なん||

俺 は   本当の ネジ を ここ に 置いて おきて え 。 おれ||ほんとうの|ねじ||||おいて||

《 本当の ネジ を …  ここ に 》 ほんとうの|ねじ|||

(( と あぁ !

( ネジ ) 柔 拳 ! ねじ|じゅう|けん

無駄だ   リー 。  努力 した ところ で お前 に 俺 は 倒せ ない 。 むだだ||どりょく||||おまえ||おれ||たおせ|

これ は 決まって いる こと だ ライバル なら 他 を 当たれ )) ||きまって||||らいばる||た||あたれ

(( 俺 の 負け 試合   見て いた の か 。 おれ||まけ|しあい|みて|||

なぁ   リー 。  俺 は 今 まで → ||おれ||いま|

決め られた 運命 は 変え られ ない と 思って いた 。 きめ||うんめい||かえ||||おもって|

リー   いつか お前 の 剛 拳 と 俺 の 柔 拳 → ||おまえ||かたし|けん||おれ||じゅう|けん

どちら の 拳 が 上 か 本気で 戦って やる 。 ||けん||うえ||ほんきで|たたかって|

ただし   俺 の 目 の 黒い うち は 負け は し ない )) |おれ||め||くろい|||まけ|||

(( テンテン : それ を 言う なら 目 の 白い うち じゃ ない の ? |||いう||め||しろい||||

ネジ の 場合 。 ( ネジ ) あぁ …  うん 。 ねじ||ばあい|ねじ||

ま ぁ とにかく ライバル と して 俺 が いる って こと だ )) |||らいばる|||おれ|||||

《 カカシ : 前回 より も はるかに 強く …  多い 》 |ぜんかい||||つよく|おおい

(( シカク : さっき 聞いた 一連の 情報 で 確かめ たい こと が ある 。 ||きいた|いちれんの|じょうほう||たしかめ||||

カカシ   お前 は 神 威 で 時空 間 を 行き来 した うえ → |おまえ||かみ|たけし||じくう|あいだ||ゆきき||

八尾 まで ほぼ 出し入れ できた の は → やお|||だしいれ|||

九 尾 の チャクラ を   ナルト から もらった おかげ だ と 言った な 。 ここの|お||||||||||いった|

( カカシ ) はい 。

正確に 言えば   九 尾 に 直接 チャクラ を もらい ました 。 せいかくに|いえば|ここの|お||ちょくせつ||||

お前 の  「 できた の は 」 と いう 言い回し から 見て → おまえ|||||||いいまわし||みて

九 尾 の チャクラ なし で の 神 威 は → ここの|お||||||かみ|たけし|

あり の とき と どれほど 違う と 感じた ? |||||ちがう||かんじた

簡単で いい   説明 して くれ 。 かんたんで||せつめい||

おそらく  3 倍 以上 です 。 |ばい|いじょう|

それ まで 神 威 で 飛ば せる 回数 も 大き さ も → ||かみ|たけし||とば||かいすう||おおき||

たいした こと は なかった です から ))

ほぼ 渡し 終えた か …。 |わたし|おえた|

フンッ   貴 様 の 思いどおりに なった な 。 |とうと|さま||おもいどおりに||

四 代 目   火影 …。 よっ|だい|め|ほかげ

今   わし の チャクラ と リンク できる の は → いま|||||りんく|||

クシナ の 血 を 引き 人 柱 力 と して → ||ち||ひき|じん|ちゅう|ちから||

長年   付き添う こと に なった → ながねん|つきそう|||

ナルト だけ だ 。

そして   ナルト は わし の チャクラ を →

ほか の 忍 共 一人ひとり に → ||おし|とも|ひとりひとり|

合う ように 感知 し   変化 さ せ → あう|よう に|かんち||へんか||

渡す こと が できる ほど → わたす||||

器用に 成長 した 。 きよう に|せいちょう|

ま ぁ   わし 自身 も   ナルト を 介せば → |||じしん||||かいせば

誰 に でも チャクラ を 渡せる 。 だれ|||||わたせる

ミナト …  て め え が   ナルト に → みなと||||||

自分 の チャクラ を 組み込んで → じぶん||||くみこんで

渡して いた やり 方 と 同じだ 。 わたして|||かた||おなじだ

こいつ は もう … とっくに て め えら を 超えて る ぜ 。 ||||||||こえて||

リンク する チャクラ 量 も 渡す チャクラ 量 も 規模 が 違う 。 りんく|||りょう||わたす||りょう||きぼ||ちがう

クシナ   ミナト …  ざま ぁね え な て め えら   ナルト の ガキ に 負けて ん ぜ 。 |みなと||||||||||がき||まけて||

フフフ …  まあ   これ が …。

( 九 喇嘛 ) 貴 様 ら が ナルト に つなげ たかった → ここの|らつま|とうと|さま||||||

力 なんだろう が な 。 ちから|||

《 マダラ : フッ …  俺 も もう 少し 力 を 貸して やる か 》 まだら||おれ|||すこし|ちから||かして||

《 クソ !  力 で 押さ れる …》 くそ|ちから||おさ|

ナルト   今 の うち だ !  行け ! |いま||||いけ

( キラービー ) 尾 獣 玉 ! |お|けだもの|たま

《 ミフネ : 一 閃 !》 |ひと|せん

( みんな ) 八 卦空 壁 掌 ! |やっ|けそら|かべ|てのひら

( テマリ たち ) 風 遁   大 掛け 網 ! ||かぜ|とん|だい|かけ|あみ

ネジ の 死 は   無駄に は せ ん ! ねじ||し||むだに|||

フンッ   一 度 かけて しまう と 死な ねば 消え ぬ 呪 印 。 |ひと|たび||||しな||きえ||まじない|いん

日向 の 宗 家 と 分家 が 生んで きた 忍 の 呪い 。 ひゅうが||はじめ|いえ||ぶんけ||うんで||おし||まじない

かご の 中 で 死 を 待つ だけ の 存在 。 ||なか||し||まつ|||そんざい

いい 暗示 だ   お前 ら は さっき 犬死に した ガキ と 同じだ 。 |あんじ||おまえ||||いぬじに||がき||おなじだ

ネジ の …。 ねじ|

ネジ の 意志 は …。 ( みんな ) う ぉ ~! ねじ||いし||||

まだ   死んじゃ …。 |しんじゃ

いね えん だ よ !

僕 が 右 を やる ! ぼく||みぎ||

よっ しゃ ! ( 肩 が 外れる 音 ) ||かた||はずれる|おと

《 クソ !  さっき ので 肩 が また 外れた 》 くそ|||かた|||はずれた

( ヒナタ ) 柔 拳 ! |じゅう|けん

はっ ! いけ !  リー ! はい !

お前 と 違って   俺 は …。 おまえ||ちがって|おれ|

つながって た もん を 切りた かね えし → ||||きりた||

切ら れた くも ねえ んだ よ 。 きら|||||

ここ か 。

( 大 蛇 丸 ) ここ は   手つかず の よう ね 。 だい|へび|まる|||てつかず|||

( 水 月 ) ボロボロ だ ね 。 すい|つき|ぼろぼろ||

( 大 蛇 丸 ) そりゃ   こんな 里 の はずれ なら ね 。 だい|へび|まる|||さと||||

どれ だ ? さて   どこ か に …。

( 大 蛇 丸 ) あった わ 。 だい|へび|まる||

なんか   気味 が 悪い ね 。 |きみ||わるい|

見つけた ん なら さっさと 行こう よ 。 みつけた||||いこう|

そう ね   行き ましょう 。 ||いき|

すべて の 秘密 が 眠る 場所 へ 。 ||ひみつ||ねむる|ばしょ|

( 水 月 ) ん ? すい|つき|

ここ も …  ずいぶん 変わった な 。 |||かわった|

なんだ ?  サスケ の やつ 。 |さすけ||

私 が   木 ノ 葉 崩し を やる 前 と 同じ ね 。 わたくし||き||は|くずし|||ぜん||おなじ|

何 が ? たとえ   彼 や 里 が → なん|||かれ||さと|

変わって しまった と して も → かわって||||

ここ は   彼 の 故郷 に 変わり ない 。 ||かれ||こきょう||かわり|

( 大 蛇 丸 ) 感傷 に 浸り 過去 を なぞる こと で → だい|へび|まる|かんしょう||ひたり|かこ||||

己 の 決意 を 再 確認 する 時間 が 必要な の よ 。 おのれ||けつい||さい|かくにん||じかん||ひつような||

ふ ~ ん   なら   あんた は もう いい の ?

( 水 月 ) 感傷 に 浸り つつ 木 ノ 葉 崩し の 決意 って の 。 すい|つき|かんしょう||ひたり||き||は|くずし||けつい||

あの さ   よく 考えたら 僕ら   あんた の 部下 で → |||かんがえたら|ぼくら|||ぶか|

トップ メンバー だった でしょ 。 とっぷ|めんばー||

んで 今   それ が 木 ノ 葉 の 中 に いる 。 |いま|||き||は||なか||

里 の つわもの ども は 戦争 で い ない 。 さと|||||せんそう|||

と なる と   これ って あんた に とって チャンス じゃ ない の ? ||||||||ちゃんす|||

フッ   そう かも ね 。 でも ひと つ 違って る わ 。 |||||||ちがって||

あなた たち は   もう 蛇 じゃ ない 。 ||||へび||

へ ぇ   術 で 開け んだ   入り口 の 石 。 ||じゅつ||あけ||いりぐち||いし

( 大 蛇 丸 ) うち は の 南 賀 ノ 神社 は 跡形 も ない の ね 。 だい|へび|まる||||みなみ|が||じんじゃ||あとかた||||

うわべ は いい 。 大事な の は その 下 だ 。  行く ぞ 。 |||だいじな||||した||いく|

なら 始める わ よ 。 |はじめる||

少し 離れて なさい 。 すこし|はなれて|

グァ ~。

(( 大 蛇 丸 : 巻物 に 書か れて る こと を する に は → だい|へび|まる|まきもの||かか|||||||

まず   死 神 の 面 が 必要な の よ 。 |し|かみ||おもて||ひつような||

それ は 木 ノ 葉 の はずれ うずまき 一族 の 納 面 堂 に ある 。 ||き||は||||いちぞく||おさむ|おもて|どう||

その 面 を 使い 屍 鬼 封 尽 の 死 神 を 己 に 憑依 さ せ   導き 出す 。 |おもて||つかい|しかばね|おに|ふう|つく||し|かみ||おのれ||ひょうい|||みちびき|だす

死 神 の 腹 を 裂けば 封印 は 解ける 。 し|かみ||はら||さけば|ふういん||とける

ただ   私 が 人 柱 に なる 必要 は ある けど ね )) |わたくし||じん|ちゅう|||ひつよう||||

グフッ !

(( 大 蛇 丸 : これ で 死 神 の 中 に あった 私 の 両手 を → だい|へび|まる|||し|かみ||なか|||わたくし||りょうて|

取り戻す こと が できる )) とりもどす|||

《 戻った わ 》 もどった|

(( 大 蛇 丸 : そうして 私 に 両手 の 力 が 戻れば → だい|へび|まる||わたくし||りょうて||ちから||もどれば

穢土 転生 が できる 。 えど|てんせい||

そう   あの 4 人 を …。 ||じん|

もちろん   そうなれば 必要な もの が いる の 。 |そう なれば|ひつような||||

知って る わ ね ? しって|||

あ ~  僕ら を 穢土 転生 の いけにえ に する 気 っす ね ! |ぼくら||えど|てんせい|||||き||

フフッ   それ も いい けど →

あんた なんか より もっと いい の が いる の よ 。

今 は 目 に 見え ない けど ね )) いま||め||みえ|||

重 吾   サスケ   水 月   準備 なさい 。 おも|われ|さすけ|すい|つき|じゅんび|

( 重 吾 ) わかった 。 おも|われ|

(( 重 吾   あなた が サスケ に 呪 印 仙力 を 与え なさい )) おも|われ|||さすけ||まじない|いん|せんちから||あたえ|

(( 大 蛇 丸 : そう すれば トビ が サスケ の 監視 役 に つけて いた ゼツ が → だい|へび|まる|||とび||さすけ||かんし|やく|||||

その チャクラ に 呼応 して 表 へ 出て くる はず )) |||こおう||ひょう||でて||

クソッ   なんで ? お前たち 柱 間 細胞 は → ||おまえたち|ちゅう|あいだ|さいぼう|

実験 で 知り尽くして いる の よ 。 じっけん||しりつくして|||

ハァ   ハァ … もちろん   感知 する 方法 も ね 。 |||かんち||ほうほう||

やはり 6 体 。  トビ は ずいぶん 慎重 を 期して いた よう ね 。 |からだ|とび|||しんちょう||きして|||

ぐう っ …。

(( 大 蛇 丸 : カブト から チャクラ を 吸い 戻した とき → だい|へび|まる|||||すい|もどした|

彼 の 情報 は 私 に 蓄積 さ れた 。 かれ||じょうほう||わたくし||ちくせき||

彼 は ちゃんと サスケ に つけ られて いた ゼツ 6 体 を 調べて 知っていた 。 かれ|||さすけ||||||からだ||しらべて|しっていた

私 は 4 人 の 個人 情報 物質 を 持って いる 。 わたくし||じん||こじん|じょうほう|ぶっしつ||もって|

私 も 蓄積 が 好きで ね )) わたくし||ちくせき||すきで|

水 月   重 吾 残り の 2 体 を 任せる わ よ 。 すい|つき|おも|われ|のこり||からだ||まかせる||

オーケー っす よ   大 蛇 丸 様 。 おーけー|||だい|へび|まる|さま

穢土 転生 の 術 ! えど|てんせい||じゅつ

(4 人 ) うわ ぁ ! じん||

さあ   来る わ よ ! |くる||

すべて を 知る 者 たち 。 ||しる|もの|

( 大 蛇 丸 ) 先代 の 火影 たち が 。 だい|へび|まる|せんだい||ほかげ||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|