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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン7 - 144 - 風来坊

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 7 - 144 - 風来坊

<5 年 以下 の 懲役 または ➡

50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます >

< 後悔 して も 元 に は 戻せ ない >

不正 視聴 !?

( ウタカタ ) そこ は オレ の 指定 席 だ 。

( ホタル ) ウタカタ 様 !

( ウタカタ ) 遁 兵衛 が 呼んで る ぞ 。

( 遁 兵衛 ) 頼んだ ぞ 。

( アカボシ ) また か !

( チュウシン ) こんな だだっ広い 平原 に いく つ も 罠 を 仕掛ける た ぁな …。

ご 苦労な こった 。

何者 か が 罠 を 突破 し 砦 に 迫って おり ます 。

念のため 先代 の 教え に 従い 木 ノ 葉 隠れ の 里 に ➡

緊急の 知らせ を 放ち ました 。

並大抵の 者 で は この 砦 に 近づく こと も でき ませ ぬ が ➡

もし ここ まで 敵 が 押し寄せて きた とき は …。

ウタカタ 様 と 3 人 力 を 合わせて 戦えば 大丈夫 。

返り 討ち です !

なぜ ここ が 狙わ れる ? ヤツ ら の 目的 は いったい 何 だ ?

おそらく … 我ら 一族 に 伝わる 禁 術 か と …。

( チュウシン ) トラップ を かわし 続けて 砦 に 近づけば 深い 谷 。

更に その 向こう に 結 界 まで 張っちゃ って 。

ヘッ どん だけ 心配 性 な ヤツ ら な んだ 。

なあ そう 思わ ねえ か ? ナンゴウ 。

( ナンゴウ ) あぁ 。

( チュウシン ) 相変わらず 会話 が ふくらま ない ね お前 は …。

( ベンテン ) ムダ 話 は その へんに し とき な 。 チュウシン 。

口 が 軽い と オツム の 中 も 軽く 見える ぞ 。

口 を 開けば イメ ー ジ 悪く なる の は お前 の ほう じゃ ない の かい ベンテン 。

( アカボシ ) 相手 が 必死に 守ろう と する の は ➡

それ だけ 価値 が ある と いう 証拠 だ !

陣形 を 取れ !

♪♪~

《 アカボシ : あそこ か …》

破 !!

なに ! 結 界 が 破ら れた 。

ヤツ ら … ただ 者 で は ない な 。

ベンテン ! 任せろ !

♪♪~

お 次 は 山登り か 。

( 遁 兵衛 ) ホタル 様 これ を …。

お じい 様 から 伝わり し 禁 術 を 守る ため ➡

ひとまず 一族 の 隠れる 山里 へ ウタカタ 様 と ともに お 逃げ くだされ 。

遁 兵衛 は …。 すぐに あと を 追 いま する 。

さあ 早く …。 ダメ です !

逃げる なら 3 人 一緒に 。

敵 は すぐ そば まで 迫って いる のです ぞ 。

今 は そのような ワガママ を 言って いる 場合 で は 。

来 ない の か ?

さ ぁ ホタル 様 。

ウタカタ 殿 。

ホタル 様 の こと くれぐれも お 頼み 申す 。

借り は 返す 。

わ ~ おっと っと …。

いや 危な …。

ただ の 山登り じゃ すまない らしい ぜ アカボシ 。

頂上 じゃ 何 が 待ち受けて いる の か ➡

楽しみに なって きた な 。

( 遁 兵衛 ) ホタル 様 道中 くれぐれも 油断 なき よう 。

ウタカタ 様 の お そば を 決して 離れて は いけ ませ ん ぞ 。

遁 兵衛 必ず 後 から 来る のです よ 。

約束 です 。 ホタル 様 は ➡

自身 の 安全 のみ を 心配 なされ !

《 役 の 行者 様 一 時 でも 時間 を 稼ぎ …》

《 ホタル 様 を お守り する 》

( シズネ ) 綱 手 様 このような もの が 。

( 綱 手 ) なに !?

( カツユ ) あぁ ~!

( カカシ ) カツユ 様 。 あぁ カカシ さん 。

( キバ ) なんだ カツユ 様 が わざわざ お 出迎え か ?

( シノ ) いや 違う 。

どうやら 厄介 ごと が 起こった らしい 。

なぜなら …。

( ヤマト ) 綱 手 様 が カツユ 様 を お 使い に なる の は ➡

緊急の とき だけ だろう から 。

なるほど 緊急 事態 って こと か 。

《 ヒナタ : シノ 君 わかる わ 。

言い たい こと が 言え なかった とき の 気持 …》

( シズネ ) 密約 … です か ?

第 三 次 忍 界 大戦 の とき ➡

土 蜘蛛 一族 の 頭領 役 の 行者 が 伝える ある 術 が ➡

里 一 つ を 丸ごと 焼き 尽くした 。

♪♪~

( 綱 手 ) あまりに 危険な その 術 を ➡

禁 術 に する よう 要請 した の が ➡

三 代 目 火影 その 代償 と して ➡

土 蜘蛛 一族 が 危機 に 陥った とき に は ➡

木 ノ 葉 が 守る と いう 約束 を 交わした 。

( カツユ ) カカシ さん は 報告 の ため 里 に 戻る ように と の こと です 。

わかり ました 。

事 は 一刻 を 争う 。

第 七 班 は 隊長 の ヤマト と 共に ➡

大至急 葛 城山 へ 向かえ 。 ( サクラ ) はい 。

( ナルト ) なぁ なんで カカシ 先生 が 一緒じゃ ねん だ ?

( サクラ ) えっ !? ボク で は 不満だ と ?

そういう 意味 じゃ ねえ って ば よ 。

すでに 役 の 行者 は 1 年 前 に 亡くなり ➡

葛城 山 の 砦 に は ➡

孫娘 の ホタル が 従者 1 人 と ともに 暮らして いる 。

砦 を 襲う ヤツ ら の 目的 は ➡

役 の 行者 の 禁 術 に 違いない 。

禁 術 が 他の 忍 に 奪わ れる こと は ➡

なんと して も 防が ねば なら ない 。

ナルト 君 を 向かわ せた の は …。

( 綱 手 ) 対 暁 の 対策 と して 泳が せる 意味 も ある 。

電 ! 光 !

石 ! 火 !

( チュウシン ) この ジジイ 1 人 で 砦 を 守りきる つもりだった の か ねぇ 。

( アカボシ ) しかし 思った より 手間取った 。

急いで 捜索 開始 だ 。

あれ が 土 蜘蛛 一族 の 砦 …。

ヤマト 隊長 。

ここ で 何 が あった んだ ?

戦闘 で は な さ そうだ 。 サイ どう だい ?

( サイ ) 砦 の 方向 に 向かって いる 新しい 足跡 が 。

敵 は 4 人 です 。

これ は 砦 の 周り の トラップ だ よ 。

敵 は うまく かわした らしい けど ね 。

じゃあ この あたり に は まだ 罠 が ?

だから この トラップ の 跡 を たどって いけば いい って こと さ 。

そ っか それ なら 罠 に ひっかから ず に ➡

砦 まで 行ける って わけ か 。

役 の 行者 の 禁 術 は どこ に 隠した !!

お前 は 負けた んだ 潔く 吐け 。 ( 遁 兵衛 ) 知ら ん 。

( チュウシン ) しら ばっ くれて も ムダ だって んだ よ !

孫娘 …。 ん ?

そう いや あ ここ に は 役 の 行者 の 孫娘 が いる はずだ な 。

娘 を 逃がした か 。 禁 術 も ソイツ が ?

そう な んだ な おい !!

もう いい 。 それ なら 見当 は ついて る 。

そろそろ 潮時 だ 。

どうやら ジャマ 者 が 現れた ようだ 。

ヤマト 隊長 行き止まり だって ば よ 。

( ヤマト ) なら 橋 を 架ければ いい だけ さ 。

木 遁 の 術 !

さっす が ヤマト 隊長 !

ボク が 一緒で よかった でしょ ?

しつこい って ば よ !

しっかり しろ じいさん 。

弱い けど 脈 は ある わ 。 助かる 。

ひと 足 遅かった か 。

サイ 他 に 誰 か い ない か 周辺 を 調べて くれ 。

はい 。

気 が ついた か ?

私 たち は 木 ノ 葉 隠れ の 里 より 警護 の ため に 派遣 さ れた 者 です 。

あなた は ホタル 様 の 従者 と お 見うけ する が 。

私 は 遁 兵衛 です 。

ホ … ホタル 様 は ➡

土 蜘蛛 一族 が 隠れ 住む 山里 に 向かい ました 。

屋敷 の 奥 に 入口 を 崩さ れた 抜け穴 らしき もの が ある 。

そこ を 通って ホタル 様 は …。

わかり ました 。 我々 も あと を 追い ます 。

サクラ ! このまま 遁 兵衛 殿 の 治療 を 続けて くれ 。

はい ! ナルト ! サイ ! すぐに 出発 だ !

♪♪~

( ホタル ) ウタカタ 様 。

お 聞き し たい こと が ある のです が …。

隠れ里 に 着いた あと も ➡

私 に 術 を 教えて ください ます か ?

オレ は 何も 教えた つもり は ない 。

でも 砦 で は ➡

いろいろな 修業 を つけて くださって …!

それ は お前 が 勝手に やって いた こと だ 。

それ に … 里 に 着けば オレ は 用 なし だ 。

ウタカタ 様 ほど 強い お 人 は 里 に は いま せ ん !

それ に 私 は ウタカタ 様 に お 教え いただき たい のです !

あの 時 私 を 助けて いただいた とき …!

(( キャ ~ ッ !!

しつこい ヤツ ら だ !

♪♪~

《 なに ? あの 術 ! すごい !》

これ で ヤツ ら に 居場所 を 知ら れた な !

しばらく 人目 を 避けて 移動 し なければ …。

大丈夫です か !?

その 傷 …。

よろしければ 私 たち の 砦 で ➡

治療 さ せて もらえ ませ ん か ?

助けて いただいた お 礼 と いって は なん です が …。

《 砦 ?》

う っ !

あっ !

しっかり して ください !

今 助け を 呼んで き ます !

それ まで ここ で ジッ と して いて ください !))

《 ウタカタ : クソッ ! チャクラ を 使い すぎ だ … な …》

あの 時 私 も ➡

ウタカタ 様 の ように なり たい と 思った のです !

オレ は 別に お前 を 助けた わけじゃ ない 。

でも …!

襲って きた 忍 たち は お前 じゃ なく オレ を 狙って いた のだ 。

オレ は 自分 の 身 を 守る ため に 戦った だけ だ 。

そう だ と して も ➡

私 は ウタカタ 様 を 見て 強く なり たい と 思った んです !

いえ … 強く なら なければ いけない んです !

その ため に ウタカタ 様 の 術 を …!

強ければ いい の か ? えっ ?

人 に つけ狙わ れる ような 人間 に 教えて もらった こと を ➡

あと で 後悔 する ように なる かも しれ ない ぞ 。

私 は ウタカタ 様 を 信じて い ます 。

どんな こと が あって も ウタカタ 様 を 一生 師匠 と して …。

オレ を 師匠 と 呼ぶ な !!

しまった ! その 子 から 離れろ !

♪♪~

《 影 分身 ?

面倒な …》

♪♪~

おとなしく 捕まり や が …。

ダメ ! その方 は 敵 で は あり ませ ん !

( ヤマト ) ナルト !

早とちり した ようで すみません でした 。

遁 兵衛 殿 より ホタル 様 の こと だけ は 聞いて いた のです が 。

遁 兵衛 は 無事な んです ね ? はい 。

今 医療 班 が 看護 して い ます 。

よかった 。

( ヤマト ) ここ から は 我々 も 護衛 に 加わり ます 。

ほんとに 悪かった って ば よ 。

あと は 任せて も 大丈夫だ な ?

ああ 。 任務 は きっちり やりぬく って …。

世話に なった 。 じゃあ な 。

ウタカタ 様 !

おい ! どこ 行く んだ ?

せめて 隠れ里 まで 一緒に 行って もらえ ませ ん か ?

アイツ ら は 強い 。 頼って も 大丈夫だ 。

私 に は 護衛 より も 術 を 教えて くれる 人 が 必要な のです 。

お 願い です 。 私 と 一緒に …。

修業 は 今 まで 以上 に 真剣に やり ます !

どんなに つらい 訓練 でも 決して 泣き ごと は 言い ませ ん !

そして ウタカタ 様 を 二度と 師匠 と は …。

師匠 と は …。

ウタカタ 師匠 の バカ ~!!

それ は 禁句 だ と 言った だ ろ 。

オレ は 師匠 と 呼ば れる ほど バカ じゃ ない 。

同期 の なか ただ 1 人 いまだ 下 忍 の まま の ➡

うずまき ナルト 君 。 今日 の お 客 様 です !

なんか テンション 下がる 紹介 だ なぁ 。

台本 に そう 書いて ある もん で ね 。

今日 は 台本 忘れ なかった んだ な 。

ああ っ ! まだ その こと を 言う !

だって 2 回 も だ ぜ !

この 間 は カカシ 先輩 が 持って た だけ だ ろ !

じゃあ 1 回 目 は ?

あの 日 の 台本 は トイレ に 行って いる 間 に ➡

なくなって いて その あと ➡

ラ ー メン の 汁 まみれ で 発見 さ れた んだ 。

ん ? ラ ー メン の 汁 ?

(( ヘヘヘ … 休憩 中 に ラ ー メン ラ ー メン と 。

だっ あっ ! げ ~ っ !

や っべ え ! 誰 の 台本 だって ば よ ?

あ ~ どう しよう ? どう しよう ?

こう なりゃ 証拠 隠滅 !

ふ ぅ ~ これ で よし 。

本番 で ~ す ! ああ 今 行く って ば よ !))

あれ が ヤマト 隊長 … の !?

やっぱり … お前 か !

出た ~ っ !!

< ル ー シィ : それ は 天 に も 地 に も →

いまだかつて 現れた こと なき 怪 異 の 顕 現 >

< その 異様な 姿 が 人々 の 前 に 立ち現れ し とき →

誰 も が 異様な 冷気 を 肌身 に 感じた のであった >

もう 逃げ られ ん ぞ 連続 宝石 強盗 !

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 7 - 144 - 風来坊 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ふうらいぼう Naruto Shippuden - Season 7 - 144 - The Windigo

<5 年 以下 の 懲役 または ➡ とし|いか||ちょうえき|

50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます > よろず|えん|いか||ばっきん||しょせ||

< 後悔 して も 元 に は 戻せ ない > こうかい|||もと|||もどせ|

不正 視聴 !? ふせい|しちょう

( ウタカタ ) そこ は オレ の 指定 席 だ 。 |||||してい|せき|

( ホタル ) ウタカタ 様 ! ||さま

( ウタカタ ) 遁 兵衛 が 呼んで る ぞ 。 |とん|ひょうえ||よんで||

( 遁 兵衛 ) 頼んだ ぞ 。 とん|ひょうえ|たのんだ|

( アカボシ ) また か !

( チュウシン ) こんな だだっ広い 平原 に いく つ も 罠 を 仕掛ける た ぁな …。 ||だだっぴろい|へいげん|||||わな||しかける||

ご 苦労な こった 。 |くろうな|

何者 か が 罠 を 突破 し 砦 に 迫って おり ます 。 なにもの|||わな||とっぱ||とりで||せまって||

念のため 先代 の 教え に 従い 木 ノ 葉 隠れ の 里 に ➡ ねんのため|せんだい||おしえ||したがい|き||は|かくれ||さと|

緊急の 知らせ を 放ち ました 。 きんきゅうの|しらせ||はなち|

並大抵の 者 で は この 砦 に 近づく こと も でき ませ ぬ が ➡ なみたいていの|もの||||とりで||ちかづく||||||

もし ここ まで 敵 が 押し寄せて きた とき は …。 |||てき||おしよせて|||

ウタカタ 様 と 3 人 力 を 合わせて 戦えば 大丈夫 。 |さま||じん|ちから||あわせて|たたかえば|だいじょうぶ

返り 討ち です ! かえり|うち|

なぜ ここ が 狙わ れる ? ヤツ ら の 目的 は いったい 何 だ ? |||ねらわ|||||もくてき|||なん|

おそらく … 我ら 一族 に 伝わる 禁 術 か と …。 |われら|いちぞく||つたわる|きん|じゅつ||

( チュウシン ) トラップ を かわし 続けて 砦 に 近づけば 深い 谷 。 ||||つづけて|とりで||ちかづけば|ふかい|たに

更に その 向こう に 結 界 まで 張っちゃ って 。 さらに||むこう||けつ|かい||はっちゃ|

ヘッ どん だけ 心配 性 な ヤツ ら な んだ 。 |||しんぱい|せい|||||

なあ そう 思わ ねえ か ? ナンゴウ 。 ||おもわ|||

( ナンゴウ ) あぁ 。

( チュウシン ) 相変わらず 会話 が ふくらま ない ね お前 は …。 |あいかわらず|かいわ|||||おまえ|

( ベンテン ) ムダ 話 は その へんに し とき な 。 チュウシン 。 ||はなし|||||||

口 が 軽い と オツム の 中 も 軽く 見える ぞ 。 くち||かるい||||なか||かるく|みえる|

口 を 開けば イメ ー ジ 悪く なる の は お前 の ほう じゃ ない の かい ベンテン 。 くち||あけば||||わるく||||おまえ|||||||

( アカボシ ) 相手 が 必死に 守ろう と する の は ➡ |あいて||ひっしに|まもろう||||

それ だけ 価値 が ある と いう 証拠 だ ! ||かち|||||しょうこ|

陣形 を 取れ ! じんけい||とれ

♪♪~

《 アカボシ : あそこ か …》

破 !! やぶ

なに ! 結 界 が 破ら れた 。 |けつ|かい||やぶら|

ヤツ ら … ただ 者 で は ない な 。 |||もの||||

ベンテン ! 任せろ ! |まかせろ

♪♪~

お 次 は 山登り か 。 |つぎ||やまのぼり|

( 遁 兵衛 ) ホタル 様 これ を …。 とん|ひょうえ||さま||

お じい 様 から 伝わり し 禁 術 を 守る ため ➡ ||さま||つたわり||きん|じゅつ||まもる|

ひとまず 一族 の 隠れる 山里 へ ウタカタ 様 と ともに お 逃げ くだされ 。 |いちぞく||かくれる|やまざと|||さま||||にげ|

遁 兵衛 は …。 すぐに あと を 追 いま する 。 とん|ひょうえ|||||つい||

さあ 早く …。 ダメ です ! |はやく||

逃げる なら 3 人 一緒に 。 にげる||じん|いっしょに

敵 は すぐ そば まで 迫って いる のです ぞ 。 てき|||||せまって|||

今 は そのような ワガママ を 言って いる 場合 で は 。 いま|||||いって||ばあい||

来 ない の か ? らい|||

さ ぁ ホタル 様 。 |||さま

ウタカタ 殿 。 |しんがり

ホタル 様 の こと くれぐれも お 頼み 申す 。 |さま|||||たのみ|もうす

借り は 返す 。 かり||かえす

わ ~ おっと っと …。

いや 危な …。 |あぶな

ただ の 山登り じゃ すまない らしい ぜ アカボシ 。 ||やまのぼり|||||

頂上 じゃ 何 が 待ち受けて いる の か ➡ ちょうじょう||なん||まちうけて|||

楽しみに なって きた な 。 たのしみに|||

( 遁 兵衛 ) ホタル 様 道中 くれぐれも 油断 なき よう 。 とん|ひょうえ||さま|どうちゅう||ゆだん||

ウタカタ 様 の お そば を 決して 離れて は いけ ませ ん ぞ 。 |さま|||||けっして|はなれて|||||

遁 兵衛 必ず 後 から 来る のです よ 。 とん|ひょうえ|かならず|あと||くる||

約束 です 。 ホタル 様 は ➡ やくそく|||さま|

自身 の 安全 のみ を 心配 なされ ! じしん||あんぜん|||しんぱい|

《 役 の 行者 様 一 時 でも 時間 を 稼ぎ …》 やく||ぎょうじゃ|さま|ひと|じ||じかん||かせぎ

《 ホタル 様 を お守り する 》 |さま||おもり|

( シズネ ) 綱 手 様 このような もの が 。 |つな|て|さま|||

( 綱 手 ) なに !? つな|て|

( カツユ ) あぁ ~!

( カカシ ) カツユ 様 。 あぁ カカシ さん 。 ||さま|||

( キバ ) なんだ カツユ 様 が わざわざ お 出迎え か ? |||さま||||でむかえ|

( シノ ) いや 違う 。 ||ちがう

どうやら 厄介 ごと が 起こった らしい 。 |やっかい|||おこった|

なぜなら …。

( ヤマト ) 綱 手 様 が カツユ 様 を お 使い に なる の は ➡ |つな|て|さま|||さま|||つかい||||

緊急の とき だけ だろう から 。 きんきゅうの||||

なるほど 緊急 事態 って こと か 。 |きんきゅう|じたい|||

《 ヒナタ : シノ 君 わかる わ 。 ||きみ||

言い たい こと が 言え なかった とき の 気持 …》 いい||||いえ||||きもち

( シズネ ) 密約 … です か ? |みつやく||

第 三 次 忍 界 大戦 の とき ➡ だい|みっ|つぎ|おし|かい|たいせん||

土 蜘蛛 一族 の 頭領 役 の 行者 が 伝える ある 術 が ➡ つち|くも|いちぞく||とうりょう|やく||ぎょうじゃ||つたえる||じゅつ|

里 一 つ を 丸ごと 焼き 尽くした 。 さと|ひと|||まるごと|やき|つくした

♪♪~

( 綱 手 ) あまりに 危険な その 術 を ➡ つな|て||きけんな||じゅつ|

禁 術 に する よう 要請 した の が ➡ きん|じゅつ||||ようせい|||

三 代 目 火影 その 代償 と して ➡ みっ|だい|め|ほかげ||だいしょう||

土 蜘蛛 一族 が 危機 に 陥った とき に は ➡ つち|くも|いちぞく||きき||おちいった|||

木 ノ 葉 が 守る と いう 約束 を 交わした 。 き||は||まもる|||やくそく||かわした

( カツユ ) カカシ さん は 報告 の ため 里 に 戻る ように と の こと です 。 ||||ほうこく|||さと||もどる|||||

わかり ました 。

事 は 一刻 を 争う 。 こと||いっこく||あらそう

第 七 班 は 隊長 の ヤマト と 共に ➡ だい|なな|はん||たいちょう||||ともに

大至急 葛 城山 へ 向かえ 。 ( サクラ ) はい 。 だいしきゅう|つづら|しろやま||むかえ||

( ナルト ) なぁ なんで カカシ 先生 が 一緒じゃ ねん だ ? ||||せんせい||いっしょじゃ||

( サクラ ) えっ !? ボク で は 不満だ と ? |||||ふまんだ|

そういう 意味 じゃ ねえ って ば よ 。 |いみ|||||

すでに 役 の 行者 は 1 年 前 に 亡くなり ➡ |やく||ぎょうじゃ||とし|ぜん||なくなり

葛城 山 の 砦 に は ➡ かつらぎ|やま||とりで||

孫娘 の ホタル が 従者 1 人 と ともに 暮らして いる 。 まごむすめ||||じゅうしゃ|じん|||くらして|

砦 を 襲う ヤツ ら の 目的 は ➡ とりで||おそう||||もくてき|

役 の 行者 の 禁 術 に 違いない 。 やく||ぎょうじゃ||きん|じゅつ||ちがいない

禁 術 が 他の 忍 に 奪わ れる こと は ➡ きん|じゅつ||たの|おし||うばわ|||

なんと して も 防が ねば なら ない 。 |||ふせが|||

ナルト 君 を 向かわ せた の は …。 |きみ||むかわ|||

( 綱 手 ) 対 暁 の 対策 と して 泳が せる 意味 も ある 。 つな|て|たい|あかつき||たいさく|||えい が||いみ||

電 ! 光 ! いなずま|ひかり

石 ! 火 ! いし|ひ

( チュウシン ) この ジジイ 1 人 で 砦 を 守りきる つもりだった の か ねぇ 。 |||じん||とりで||まもりきる||||

( アカボシ ) しかし 思った より 手間取った 。 ||おもった||てまどった

急いで 捜索 開始 だ 。 いそいで|そうさく|かいし|

あれ が 土 蜘蛛 一族 の 砦 …。 ||つち|くも|いちぞく||とりで

ヤマト 隊長 。 |たいちょう

ここ で 何 が あった んだ ? ||なん|||

戦闘 で は な さ そうだ 。 サイ どう だい ? せんとう|||||そう だ|||

( サイ ) 砦 の 方向 に 向かって いる 新しい 足跡 が 。 |とりで||ほうこう||むかって||あたらしい|あしあと|

敵 は 4 人 です 。 てき||じん|

これ は 砦 の 周り の トラップ だ よ 。 ||とりで||まわり||||

敵 は うまく かわした らしい けど ね 。 てき||||||

じゃあ この あたり に は まだ 罠 が ? ||||||わな|

だから この トラップ の 跡 を たどって いけば いい って こと さ 。 ||||あと|||||||

そ っか それ なら 罠 に ひっかから ず に ➡ ||||わな||||

砦 まで 行ける って わけ か 。 とりで||いける|||

役 の 行者 の 禁 術 は どこ に 隠した !! やく||ぎょうじゃ||きん|じゅつ||||かくした

お前 は 負けた んだ 潔く 吐け 。 ( 遁 兵衛 ) 知ら ん 。 おまえ||まけた||いさぎよく|はけ|とん|ひょうえ|しら|

( チュウシン ) しら ばっ くれて も ムダ だって んだ よ !

孫娘 …。 ん ? まごむすめ|

そう いや あ ここ に は 役 の 行者 の 孫娘 が いる はずだ な 。 ||||||やく||ぎょうじゃ||まごむすめ||||

娘 を 逃がした か 。 禁 術 も ソイツ が ? むすめ||にがした||きん|じゅつ|||

そう な んだ な おい !!

もう いい 。 それ なら 見当 は ついて る 。 ||||けんとう|||

そろそろ 潮時 だ 。 |しおどき|

どうやら ジャマ 者 が 現れた ようだ 。 ||もの||あらわれた|

ヤマト 隊長 行き止まり だって ば よ 。 |たいちょう|いきどまり|||

( ヤマト ) なら 橋 を 架ければ いい だけ さ 。 ||きょう||かければ|||

木 遁 の 術 ! き|とん||じゅつ

さっす が ヤマト 隊長 ! |||たいちょう

ボク が 一緒で よかった でしょ ? ||いっしょで||

しつこい って ば よ !

しっかり しろ じいさん 。

弱い けど 脈 は ある わ 。 助かる 。 よわい||みゃく||||たすかる

ひと 足 遅かった か 。 |あし|おそかった|

サイ 他 に 誰 か い ない か 周辺 を 調べて くれ 。 |た||だれ|||||しゅうへん||しらべて|

はい 。

気 が ついた か ? き|||

私 たち は 木 ノ 葉 隠れ の 里 より 警護 の ため に 派遣 さ れた 者 です 。 わたくし|||き||は|かくれ||さと||けいご||||はけん|||もの|

あなた は ホタル 様 の 従者 と お 見うけ する が 。 |||さま||じゅうしゃ|||みうけ||

私 は 遁 兵衛 です 。 わたくし||とん|ひょうえ|

ホ … ホタル 様 は ➡ ||さま|

土 蜘蛛 一族 が 隠れ 住む 山里 に 向かい ました 。 つち|くも|いちぞく||かくれ|すむ|やまざと||むかい|

屋敷 の 奥 に 入口 を 崩さ れた 抜け穴 らしき もの が ある 。 やしき||おく||いりぐち||くずさ||ぬけあな||||

そこ を 通って ホタル 様 は …。 ||かよって||さま|

わかり ました 。 我々 も あと を 追い ます 。 ||われわれ||||おい|

サクラ ! このまま 遁 兵衛 殿 の 治療 を 続けて くれ 。 ||とん|ひょうえ|しんがり||ちりょう||つづけて|

はい ! ナルト ! サイ ! すぐに 出発 だ ! ||||しゅっぱつ|

♪♪~

( ホタル ) ウタカタ 様 。 ||さま

お 聞き し たい こと が ある のです が …。 |きき|||||||

隠れ里 に 着いた あと も ➡ かくれざと||ついた||

私 に 術 を 教えて ください ます か ? わたくし||じゅつ||おしえて|||

オレ は 何も 教えた つもり は ない 。 ||なにも|おしえた|||

でも 砦 で は ➡ |とりで||

いろいろな 修業 を つけて くださって …! |しゅぎょう|||

それ は お前 が 勝手に やって いた こと だ 。 ||おまえ||かってに||||

それ に … 里 に 着けば オレ は 用 なし だ 。 ||さと||つけば|||よう||

ウタカタ 様 ほど 強い お 人 は 里 に は いま せ ん ! |さま||つよい||じん||さと|||||

それ に 私 は ウタカタ 様 に お 教え いただき たい のです ! ||わたくし|||さま|||おしえ|||

あの 時 私 を 助けて いただいた とき …! |じ|わたくし||たすけて||

(( キャ ~ ッ !!

しつこい ヤツ ら だ !

♪♪~

《 なに ? あの 術 ! すごい !》 ||じゅつ|

これ で ヤツ ら に 居場所 を 知ら れた な ! |||||いばしょ||しら||

しばらく 人目 を 避けて 移動 し なければ …。 |ひとめ||さけて|いどう||

大丈夫です か !? だいじょうぶです|

その 傷 …。 |きず

よろしければ 私 たち の 砦 で ➡ |わたくし|||とりで|

治療 さ せて もらえ ませ ん か ? ちりょう||||||

助けて いただいた お 礼 と いって は なん です が …。 たすけて|||れい||||||

《 砦 ?》 とりで

う っ !

あっ !

しっかり して ください !

今 助け を 呼んで き ます ! いま|たすけ||よんで||

それ まで ここ で ジッ と して いて ください !))

《 ウタカタ : クソッ ! チャクラ を 使い すぎ だ … な …》 ||||つかい|||

あの 時 私 も ➡ |じ|わたくし|

ウタカタ 様 の ように なり たい と 思った のです ! |さま||||||おもった|

オレ は 別に お前 を 助けた わけじゃ ない 。 ||べつに|おまえ||たすけた||

でも …!

襲って きた 忍 たち は お前 じゃ なく オレ を 狙って いた のだ 。 おそって||おし|||おまえ|||||ねらって||

オレ は 自分 の 身 を 守る ため に 戦った だけ だ 。 ||じぶん||み||まもる|||たたかった||

そう だ と して も ➡

私 は ウタカタ 様 を 見て 強く なり たい と 思った んです ! わたくし|||さま||みて|つよく||||おもった|

いえ … 強く なら なければ いけない んです ! |つよく||||

その ため に ウタカタ 様 の 術 を …! ||||さま||じゅつ|

強ければ いい の か ? えっ ? つよければ||||

人 に つけ狙わ れる ような 人間 に 教えて もらった こと を ➡ じん||つけねらわ|||にんげん||おしえて|||

あと で 後悔 する ように なる かも しれ ない ぞ 。 ||こうかい|||||||

私 は ウタカタ 様 を 信じて い ます 。 わたくし|||さま||しんじて||

どんな こと が あって も ウタカタ 様 を 一生 師匠 と して …。 ||||||さま||いっしょう|ししょう||

オレ を 師匠 と 呼ぶ な !! ||ししょう||よぶ|

しまった ! その 子 から 離れろ ! ||こ||はなれろ

♪♪~

《 影 分身 ? かげ|ぶんしん

面倒な …》 めんどうな

♪♪~

おとなしく 捕まり や が …。 |つかまり||

ダメ ! その方 は 敵 で は あり ませ ん ! |そのほう||てき|||||

( ヤマト ) ナルト !

早とちり した ようで すみません でした 。 はやとちり||||

遁 兵衛 殿 より ホタル 様 の こと だけ は 聞いて いた のです が 。 とん|ひょうえ|しんがり|||さま|||||きいて|||

遁 兵衛 は 無事な んです ね ? はい 。 とん|ひょうえ||ぶじな|||

今 医療 班 が 看護 して い ます 。 いま|いりょう|はん||かんご|||

よかった 。

( ヤマト ) ここ から は 我々 も 護衛 に 加わり ます 。 ||||われわれ||ごえい||くわわり|

ほんとに 悪かった って ば よ 。 |わるかった|||

あと は 任せて も 大丈夫だ な ? ||まかせて||だいじょうぶだ|

ああ 。 任務 は きっちり やりぬく って …。 |にんむ||||

世話に なった 。 じゃあ な 。 せわに|||

ウタカタ 様 ! |さま

おい ! どこ 行く んだ ? ||いく|

せめて 隠れ里 まで 一緒に 行って もらえ ませ ん か ? |かくれざと||いっしょに|おこなって||||

アイツ ら は 強い 。 頼って も 大丈夫だ 。 |||つよい|たよって||だいじょうぶだ

私 に は 護衛 より も 術 を 教えて くれる 人 が 必要な のです 。 わたくし|||ごえい|||じゅつ||おしえて||じん||ひつような|

お 願い です 。 私 と 一緒に …。 |ねがい||わたくし||いっしょに

修業 は 今 まで 以上 に 真剣に やり ます ! しゅぎょう||いま||いじょう||しんけんに||

どんなに つらい 訓練 でも 決して 泣き ごと は 言い ませ ん ! ||くんれん||けっして|なき|||いい||

そして ウタカタ 様 を 二度と 師匠 と は …。 ||さま||にどと|ししょう||

師匠 と は …。 ししょう||

ウタカタ 師匠 の バカ ~!! |ししょう||

それ は 禁句 だ と 言った だ ろ 。 ||きんく|||いった||

オレ は 師匠 と 呼ば れる ほど バカ じゃ ない 。 ||ししょう||よば|||||

同期 の なか ただ 1 人 いまだ 下 忍 の まま の ➡ どうき||||じん||した|おし|||

うずまき ナルト 君 。 今日 の お 客 様 です ! ||きみ|きょう|||きゃく|さま|

なんか テンション 下がる 紹介 だ なぁ 。 ||さがる|しょうかい||

台本 に そう 書いて ある もん で ね 。 だいほん|||かいて||||

今日 は 台本 忘れ なかった んだ な 。 きょう||だいほん|わすれ|||

ああ っ ! まだ その こと を 言う ! ||||||いう

だって 2 回 も だ ぜ ! |かい|||

この 間 は カカシ 先輩 が 持って た だけ だ ろ ! |あいだ|||せんぱい||もって||||

じゃあ 1 回 目 は ? |かい|め|

あの 日 の 台本 は トイレ に 行って いる 間 に ➡ |ひ||だいほん||||おこなって||あいだ|

なくなって いて その あと ➡

ラ ー メン の 汁 まみれ で 発見 さ れた んだ 。 ||||しる|||はっけん|||

ん ? ラ ー メン の 汁 ? |||||しる

(( ヘヘヘ … 休憩 中 に ラ ー メン ラ ー メン と 。 |きゅうけい|なか||||||||

だっ あっ ! げ ~ っ !

や っべ え ! 誰 の 台本 だって ば よ ? |||だれ||だいほん|||

あ ~ どう しよう ? どう しよう ?

こう なりゃ 証拠 隠滅 ! ||しょうこ|いんめつ

ふ ぅ ~ これ で よし 。

本番 で ~ す ! ああ 今 行く って ば よ !)) ほんばん||||いま|いく|||

あれ が ヤマト 隊長 … の !? |||たいちょう|

やっぱり … お前 か ! |おまえ|

出た ~ っ !! でた|

< ル ー シィ : それ は 天 に も 地 に も → |||||てん|||ち||

いまだかつて 現れた こと なき 怪 異 の 顕 現 > |あらわれた|||かい|い||あきら|げん

< その 異様な 姿 が 人々 の 前 に 立ち現れ し とき → |いような|すがた||ひとびと||ぜん||たちあらわれ||

誰 も が 異様な 冷気 を 肌身 に 感じた のであった > だれ|||いような|れいき||はだみ||かんじた|

もう 逃げ られ ん ぞ 連続 宝石 強盗 ! |にげ||||れんぞく|ほうせき|ごうとう