NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 169 - ふたりの弟子
( ネジ ) どうして こんな 無 茶 を …。
《 サクラ : ヒナタ …》
《 あなた ナルト の こと …》
( カツユ ) ナルト 君 は 自分 で 九 尾 を 抑え 込み ました 。
《 自分 で 抑えた !?》
今 は 最後 の ペイン と の 決着 を つける ところ です 。
( ガイ ) リ ー 。
俺 たち は ナルト の 増 援 に 向かう ぞ 。
( リ ー ) はい ! ( カツユ ) それ は … やめて ください 。
かえって ナルト 君 の 邪魔に なり ます 。
しかし 里 を こんなに した やつ を 相手 に たった 一 人 で …。
ナルト 君 に は 考え が ある ようです 。
ここ は 彼 を 信じ ましょう 。
答え を 持た ぬ お前 ごとき が … あきらめろ !
( ナルト ) う っ ! う ぅ …。
耐えた … だ と !?
《 あの 術 は 投げ飛ばせ ない … 5 秒 … この 距離 なら いける 》
俺 が あきらめる の を …。
あきらめろ !
螺旋 丸 !
ぐ っ …。
う ぉ ~ っ !
う っ うわ ぁ ~ っ !
う ぅっ ! うわ ぁ ~!
( 長門 ) う っ ! ハァ ハァ …。
( 小南 ) 長門 …。
ハァ ハァ … 最後 の ペイン が … 潰さ れた 。
ペイン は こいつ で チャクラ を 受け取って 動いて いた …。
抜き取 っち まえば これ で もう 動け ねえ はずだ 。
(( お前 も 俺 も 目指す もの は 同じだ 。
自 来 也 先生 の 言って いた 平和 を 成そう と して いる 。
お前 も 俺 も 何も 変わら ない 。 互い の 正義 の ため に 動く 。
お前 は お前 の 正義 の ため に 。
俺 は 俺 の 正義 の ため に ))
(( 少し は 痛み を 理解 できた か ?
同じ 痛み を 知ら なければ 他人 を 本当に は 理解 でき ない 。
そして 理解 を した ところ で わかり 合える わけで も ない ))
(( 憎しみ の 連鎖 が 始まる 。 それ が 歴史 だ と 知る 。
人 は 決して 理解 し 合う こと の でき ない 生き物 だ と ➡
悟ら ざる を え ない 。
忍 の 世界 は 憎しみ に 支配 さ れて いる ))
行く んです か ? ああ 。
なら 今度 は 増 援 を 。 いや 駄目だ 。
一 人 で 行く 。
ヒナタ 様 。
( ヒナタ ) みんな 。 ( テンテン ) よかった 。 心配 した よ 。
大丈夫です か ? ヒナタ さん 。
ありがとう みんな 。 ありがとう サクラ さん 。
本当に よかった 。 無 茶 する んだ から 。
皆さん ナルト 君 が 6 人 目 の ペイン を 倒し ました 。
やっぱり ナルト 君 です ね 。
ナルト の 状態 は ? 怪我 は どう な んです ?
疲れ切って い ます が 大丈夫です 。
《 よかった 。 ナルト 君 よかった 》
で ナルト は どこ に いる ?
ペイン 本体 の ところ へ 単独 で 向かって い ます 。
なんで そんな 無謀な こと を 。 ガイ 先生 俺 たち も 向かおう 。
おう 。 しかし ナルト 君 は 増 援 を 望んで は いま せ ん 。
な なに !? 駄目だ 。 一 人 で やり すぎ だ 。
もう ナルト は かなり 弱って る 。 ナルト の 場所 まで 案内 して ください 。
どうした ? ナルト です 。
ナルト !
おっちゃん たち 。
お前 が ここ に いる って こと は ➡
6 人 目 の ペイン に 勝った って こと か ?
勝った と か 負けた と か そんな の 関係 ねえ よ 。
何 が あった ?
口 で は うまく 言え ねえ 。
うまく 言え ない と は どういう こと だ ?
とにかく 俺 って ば これ から ペイン 本体 の ところ へ 行く 。
みんな は 来 ないで くれ 。 俺 一 人 で 行 きて ぇ 。
ナルト ペイン 本体 の 居場所 を 知って る の か ?
あぁ 仙人 モ ー ド で 見つけた 。
ペイン の 体 から 抜き取った 黒い 棒 から やつ の チャクラ を 感じた んだ 。
なるほど 。 だが 一 人 で 行き たい など と …。
いったい どうした ん だ ?
確かめ たい こと が ある んだ 。
確かめる ? 何 を だ ?
ペイン 本体 と 話 が し たい 。
な っ … 何 を 勝手な こと を 言って る んだ !
お前 が ペイン を 倒した こと に は 感謝 して いる 。
だが 今さら 話し合い で どうこう 済む 問題 で は ない ぞ 。
だったら ペイン 本体 も その 部下 も 敵 の 里 も ➡
すべて 潰し ち まえば それ で 丸く 治ま ん の か ?
話し合って どう する と いう んだ 。
やつ は 木 ノ 葉 を 壊滅 さ せた 敵 だ ぞ !
許せる わけ が ないだ ろ !
俺 だって … 俺 だって そう だって ば よ 。
木 ノ 葉 の 里 を ➡
みんな を ムチャクチャ に した やつ なんか 許せ ねえ よ !
だったら ! いの いち 。
ここ は ナルト の 言う とおり 一 人 で 行か せて やろう じゃ ない か 。
シカク お前 !
ペイン を 止めた の は ナルト だ 。
ナルト に は ペイン と 話す 資格 が ある 。
それ に こいつ なり の 考え が あって の こと だろう 。
しかし …。 いい から 行か せて やろう 。
あり が と な シカク の おっちゃん 。
シカク どうして ナルト を 一 人 で 行か せた ?
息子 だ よ 。 息子 ?
(( どこ に 行って いた ? 暗号 部 から 連絡 が あった ぞ 。
( シカマル ) どこ って ナルト に 説教 して きた んだ よ 。
落ち込んで んじゃ ねえ って 。
面倒 くせ え の に 足 が 動 いち まった 。
あいつ は みんな に は ない 何 か を 持って る 。
何 か ? あぁ 。
いつか あいつ は この 里 に とって 大切な 忍 に なる 。
ナルト と いる と ➡
俺 は あいつ と 一緒に 歩いて い きて え ➡
そう 思わさ れ ん だ ))
めったに 人 を 褒め ない あいつ が そこ まで 言う んだ 。
きっと ナルト に は 何 か ある んだ と 俺 も 信じ たい 。
ここ は ナルト に 託して みよう 。
( 長門 ) 小南 下がれ 。
長門 …。
いい んだ 。
お前 が ペイン の 本体 か ?
平和 が ノコノコ やってきた か …。
♪♪~
俺 が 憎い か ? 敵 を 目の前 に し ➡
復讐 を 成し遂げ たい だろう ?
(( 憎しみ の 連鎖 が 始まる 。
俺 は その 憎しみ の 連鎖 を 止める ため に 暁 を 立ち上げた ))
長門 を 今 ここ で 殺し 復讐 を した ところ で ➡
世の中 は 何も 変わら ない 。 それ は お前 の 自己 満足 だ 。
(( ミナト : この 忍 の システム が ある かぎり 憎しみ と いう バケモノ は ➡
また 新たな ペイン を 生み出して いく 。
忍 と は その 憎しみ と の 戦い な んだ 。
どの 忍 も その 憎しみ と 戦って いる 。
自 来 也 先生 は この 憎しみ を 終わら せる 答え を ➡
お前 に 託した んだ ))
何も 答え られ なかった お前 に できる こと は ない 。
お前 の 役目 は 俺 の 創り 出す 平和 の ため に ➡
犠牲 に なる と いう の が 正解 な のだ 。
この 近距離 なら ➡
俺 の チャクラ で お前 の 動き を 思い の まま 操る こと が できる 。
安心 しろ 急所 は 避けて ある 。
大切な 人 柱 力 だ から な 。
どうした の ? 長門 。
《 こいつ わざと 避け ず に …》
お前 と は 話 を する つもりで ここ へ 来た 。
けど 他 に 確かめ たい こと も あった 。
確かめ たい こと … だ と ?
自分 の 気持 を 確かめ たかった 。 敵 を 目の前 に したら ➡
俺 が どう する の か 自分 でも わから なかった から だ 。
で ?
や っぱ て め え は 許せ ねえ !
今にも 殺し たくて 震え が 止まら ねえ !!
《 そんな … この 近距離 で ➡
長門 の チャクラ に 抗 う なんて …》
だ ~ っ !
(( 自 来 也 : こんな わし でも ➡
この 忍 の 世に 憎しみ が はびこって いる の は わかる 。
その 憎しみ を どうにか し たい と は 思 っと る んだ が ➡
どう したら いい の か わし に も まだ わから ん 。
ワハハハハ !
お前 を 弟子 に して よかった わ い ))
エロ 仙人 は 本当の 意味 で ➡
理解 し あえる 時代 が くるって ➡
信じて る って 言った 。
その 話 を して くれた とき 俺 は ➡
適当に しか 聞いて なく って …。
俺 に その やり 方 の 答え を 託す って 言って くれた の が ➡
ただ 弟子 と して 認め られた みたいで ➡
嬉しかった だけ だった 。
今に なって やっと エロ 仙人 の 言って た 意味 が わかる 。
そんな 簡単な もん じゃ ね えん だって 。
だが 俺 を 許せ ない こと に 変わり は ない はずだ 。
きれいごと で 許せる ほど 人 の 愛情 は 安く は ない 。
あぁ 確かに その とおり だって ば よ 。
自 来 也 先生 の 言って いた こと は 時代遅れの 理想 主義 だ 。
現実 は 違い すぎる 。
お前 は 俺 を 倒し 忍 の 世界 を 平和に して やる と ➡
言って いた はずだ が …。
たとえ それ が 建て前 で ➡
おのれ の 自己 満足 の ため の 復讐 だ と して も ➡
それ が お前 の 正義 なら それ で いい 。
お前 は 神 じゃ ない 。
この 現実 を 目の当たり に し お前 は 本当に ➡
自 来 也 先生 の 戯れ ごと を 信じる こと が できる の か ?
お前 が エロ 仙人 の 弟子 だ と わかった とき どうしても ➡
聞いて おき たい こと が できた 。 なんだ ?
エロ 仙人 の 弟子 だった お前たち が ➡
どうして こう な っち まった の か 。
お前たち は 今 まで の 暁 の や つら みて え に ➡
ただ 殺戮 を 楽しむ や つら じゃ ねえ の は わかった 。
けど 俺 は お前たち の こと を 何も 知ら ねえ 。
だから 話 を 聞いて それ から 答え を 出し たい 。
いい だろう 。
俺 たち の 痛 み を 教えて やる 。
( ウェンディ ) ル ー シィ さん ありがとう ございます !
( ル ー シィ ) どう いたし まして 。
キャンサ ー って わけに は いか ない けど 私 だって なかなか の もの でしょ 。
はい とって も 上手です !
それ に 外 で こうして いる と 気持 いい で すね !