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昔話、日本語。, 一休さん

一休さん

むかし 、 むかし 、 一休さん と いう とても 賢い お坊さん が いました 。 小さい ころ から 、 賢くて りこうだ と 評判 でした 。 これ は 、 一休 さん が 子供 の ころ の お話 です 。

一休さん の 賢さ の 評判 を 聞いた 将軍様 は 、 一休さん を 困らせてやろう と 思って 、 ある 日 一休さん お城 に 呼んで 、こう 言いました 。

「 一休さん 、 そち に 頼みたい こと が ある のだ が 。」 そう いって 、一枚 の 屏顪 を 見せました 。 その 屏顪 に は 、 一匹 の 虎 が 描かれていました 。 「 この 虎 が 、 毎晩 抜け出して いたずら を する ので 、 困って いる 。 なんと か 、 この 虎 を 捕まえたい の だ 。」絵 に 描いた 虎 を 捕まえる こと なんて 、できる わけ が ありません 。 一休さ は 、 しばらく 考えて から こう 言いました 。

「 かしこまりました 。」 一休さん は 、 立ち上がって 頭 に ねじりはちまき を しめ 、 なわ を もって 屏顪 の 前 に 立ちました 。 「 将軍様 、 私 は 用意 が できました 。 いつでも 虎 を 捕まえましょう 。 さあ 、将軍様 、 その 屏顪 の 虎 を そこ から 追い出して ください 。」

将軍様 は 、 びっくりして 、「 なんじゃ と 、 絵 に 描いた 虎 を 追い出せ と いう の か ? 」 「 はい 、 将軍様 。 お願い いたしま す 。」

将軍様 が 青く なって いる と 、 一休さん は 、 こう 言いました 。

「 絵 に 描いた 虎 を 将軍様 が 追い出せ ない なら 、 私 も 虎 を 捕まえる こと は できません 。」

「 うーん 、 まいった 。」将軍様 は 、 一休さん の 賢さ に たいへん 感心 した と いう こと です 。

おしまい 。

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一休さん ひと きゅうさ ん Ikkyu-san Restful 一休さん Rusten. Em repouso. Отдых. 一休桑 一休桑

むかし 、 むかし 、 一休さん と いう とても 賢い お坊さん が いました 。 ||ひと きゅうさ ん||||かしこい|お ぼうさん|| |a long time ago||||||Buddhist priest|| Once upon a time, there was a very wise monk named Ikkyu. 小さい ころ から 、 賢くて りこうだ と 評判 でした 。 ちいさい|||かしこくて|||ひょうばん| ||||smart||| From a young age, he had a reputation for being smart. これ は 、 一休 さん が 子供 の ころ の お話 です 。 ||ひと きゅう|||こども||||お はなし| ||Ikkyu|||||||story| This is the story of Ikkyu-san when he was a child.

一休さん の 賢さ の 評判 を 聞いた 将軍様 は 、 一休さん を 困らせてやろう と 思って 、 ある 日 一休さん お城 に 呼んで 、こう 言いました 。 ひと きゅうさ ん||かしこ さ||ひょうばん||きいた|しょうぐん さま||ひと きゅうさ ん||こまら せて やろう||おもって||ひ|ひと きゅうさ ん|お しろ||よんで||いいました ||wisdom|||||the general||||trouble him||||||castle|||| Hearing about Ikkyu-san's reputation for cleverness, the shogun wanted to annoy Ikkyu-san, so one day he called Ikkyu-san to the castle and said,

「 一休さん 、 そち に 頼みたい こと が ある のだ が 。」 ひと きゅうさ ん|||たのみたい||||| |you||want to ask||||| "Ikkyu-san, there is something I would like to ask of you." そう いって 、一枚 の 屏顪 を 見せました 。 ||ひと まい||びょう顪||みせました ||one||screen||showed After saying that, I showed him a screen. その 屏顪 に は 、 一匹 の 虎 が 描かれていました 。 「 この 虎 が 、 毎晩 抜け出して いたずら を する ので 、 困って いる 。 |びょう顪|||ひと ひき||とら||えがかれて いました||とら||まいばん|ぬけだして|||||こまって| ||||one||tiger|(subject marker)|was drawn|||||sneaking out|||||| A tiger was drawn on the tiger. "I'm in trouble because this tiger gets out and plays pranks every night. なんと か 、 この 虎 を 捕まえたい の だ 。」絵 に 描いた 虎 を 捕まえる こと なんて 、できる わけ が ありません 。 |||とら||つかまえたい|||え||えがいた|とら||つかまえる|||||| |||||want to catch||||||||catch|||||| Somehow, I want to catch this tiger. There is no way I can catch the tiger I drew in the picture. 一休さ は 、 しばらく 考えて から こう 言いました 。 ひと きゅうさ|||かんがえて|||いいました Ikkyu||||||

「 かしこまりました 。」 understood Yes, sir. 一休さん は 、 立ち上がって 頭 に ねじりはちまき を しめ 、 なわ を もって 屏顪 の 前 に 立ちました 。 「 将軍様 、 私 は 用意 が できました 。 ひと きゅうさ ん||たちあがって|あたま||||||||びょう顪||ぜん||たちました|しょうぐん さま|わたくし||ようい|| |||||twisted headband||tied||||||||stood up|||||| いつでも 虎 を 捕まえましょう 。 |とら||つかまえましょう |||let's catch さあ 、将軍様 、 その 屏顪 の 虎 を そこ から 追い出して ください 。」 |しょうぐん さま||びょう顪||とら||||おいだして| |||||||||drive out| Come on, General, get that tiger out of there."

将軍様 は 、 びっくりして 、「 なんじゃ と 、 絵 に 描いた 虎 を 追い出せ と いう の か ? しょうぐん さま||びっくり して|なん じゃ||え||えがいた|とら||おいだせ|||| |||what is it|||||||drive out|||| The general was astonished and said, "What, you want me to drive out the painted tiger? 」 「 はい 、 将軍様 。 |しょうぐん さま お願い いたしま す 。」 お ねがい|いた しま| request|will do| Please do so."

将軍様 が 青く なって いる と 、 一休さん は 、 こう 言いました 。 しょうぐん さま||あおく||||ひと きゅうさ ん|||いいました ||blue||||||| Ikkyu-san said this when the general was turning blue.

「 絵 に 描いた 虎 を 将軍様 が 追い出せ ない なら 、 私 も 虎 を 捕まえる こと は できません 。」 え||えがいた|とら||しょうぐん さま||おいだせ|||わたくし||とら||つかまえる||| "If the general can't drive out the tiger in the picture, I can't catch it either."

「 うーん 、 まいった 。」将軍様 は 、 一休さん の 賢さ に たいへん 感心 した と いう こと です 。 ||しょうぐん さま||ひと きゅうさ ん||かしこ さ|||かんしん||||| |I'm stumped||||||||||||| "Hmm, I'm sorry." Shogun said that he was very impressed with Mr. Ikkyu's wisdom.

おしまい 。