Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 36 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode

ドナトゥス ポス ウェル

ライン マイル ジャンニ らいん|まいる|

コラン トーニ ウィラード

リプリー メヒティルト メイヨー

すまない 使わ せ て もらう よ |つかわ||||

撫で て あげ れ ば いい のに なで||||||

自分 の 息子 でしょ じぶん||むすこ|

化け物 が うつったら 困る ばけもの|||こまる

もう そんな こと で うつる ん なら

私 なんか とっくに うつって る わ よ わたくし||||||

この 体 に なって から |からだ|||

たくさん の 死 を 見 て き た ||し||み|||

だが それ も 大きな 世界 の 流れ の 中 の 一 つ と 思え ば |||おおきな|せかい||ながれ||なか||ひと|||おもえ|

悲しみ は 少し で 済 ん だ かなしみ||すこし||す||

美しい もの 不思議 な もの と 出会う 度 うつくしい||ふしぎ||||であう|たび

この 体 を 受け入れ て 生き て いく の も いい |からだ||うけいれ||いき|||||

ずっと そう 思って いた ん だ ||おもって|||

トリ シャ とり|

君 と 出会って 子供 が できる まで は ね きみ||であって|こども|||||

オレ は 年 を 取ら ない のに おれ||とし||とら||

オレ の 子供 たち は みる みる 年 を 取り 成長 し て いく おれ||こども|||||とし||とり|せいちょう|||

急に 恐ろしく なった よ きゅうに|おそろしく||

オレ は 本当 に 化け物 な ん だ なって おれ||ほんとう||ばけもの||||

あなた あなた ちょっと 来 て |||らい|

なん だい

どうも ご 主人 さん ||あるじ|

写真 屋 しゃしん|や

はい ぴしっと し て

まだ みんな で 写真 撮って なかった でしょ |||しゃしん|とって||

そんな 急に |きゅうに

はい エド だっこ し て

準備 出来 まし た じゅんび|でき||

お 願い し ます |ねがい||

参った なぁ まいった|

はい こっち 向 い て ||むかい||

動か ない で ね うごか|||

私 だって ね わたくし||

いつか 化け物 み たい な |ばけもの|||

皺 くちゃ の ばあちゃん に なっちゃ う わ よ しわ||||||||

でも ね

どんな 姿 に なって も |すがた|||

みんな で 一緒 に 笑って 写真 を 撮り たい の ||いっしょ||わらって|しゃしん||とり||

だから ずっと 家族 で い て ||かぞく|||

自分 から 距離 を 置 い て 遠い 存在 に なったり し ない で じぶん||きょり||お|||とおい|そんざい|||||

化け物 だ なんて そんな 言葉 で 自分 を 傷つけ ない で ばけもの||||ことば||じぶん||きずつけ||

はい 撮り ます よ |とり||

あなた 笑って |わらって

このまま ずっと この 体 を 受け入れ て |||からだ||うけいれ|

生き て いく つもり だった いき||||

だが 今 は 違う |いま||ちがう

オレ は トリ シャ と 子供 たち と 一緒 に おれ||とり|||こども|||いっしょ|

一緒 に 老い て 死に たい いっしょ||おい||しに|

あの 野郎 |やろう

これ で よ しっと

何 やって た の なん|||

ブランコ 整備 ぶらんこ|せいび

慣れ ない ことし て なれ|||

あいつ ら に 何も して やれ なかった から |||なにも||||

これ くらい は な

トリ シャ オレ 行く よ とり||おれ|いく|

待って い て くれ まって|||

はい

子供 たち に は オレ の 体 の こと は 言う な こども||||おれ||からだ||||いう|

はい

起こさ なく て いい の おこさ||||

顔 見 たら オレ かお|み||おれ

バカ ね 泣 い た って いい わ よ ばか||なき||||||

あ あら どう し た の

こんな 朝 早く に |あさ|はやく|

アル が おし っこ って

そ っか アル の 面倒 見 て くれ た の ね ||||めんどう|み|||||

ありがとう エド

もう 少し だ |すこし|

どう だ

ダメ です やっぱり つながり ませ ん だめ|||||

参った な 上 と 連絡 が つけ られ ない まいった||うえ||れんらく||||

どう し ます 進み ます か |||すすみ||

掘った ガレキ を 出す ため の 出口 が どこ か に ある はず だ ほった|がれき||だす|||でぐち|||||||

もう 少し 進 ん で みよ う |すこし|すすむ||||

スミス は 報告 に 戻れ すみす||ほうこく||もどれ

はっ

どう し た

散 開 ち|ひらき

完全 な 不 死 の 軍団 に 興味 は ない か かんぜん||ふ|し||ぐんだん||きょうみ|||

くらい つい た

死な ず 朽ち ず 君 も 興味 ある だ ろ う しな||くち||きみ||きょうみ||||

ぶった 斬って しまい たい |きって||

いえ 突飛 な 話 で |とっぴ||はなし|

どう 答え たら よい もの か |こたえ||||

興味 が ある か ない か きょうみ|||||

答え は 二 択 だ こたえ||ふた|たく|

おもしろい です ね

その 不 死 が 夢 で なく なる 日 が 来 たら |ふ|し||ゆめ||||ひ||らい|

私 だけ で なく わたくし|||

我が 兵 たち も 恩恵 に 預かれ る と わが|つわもの|||おんけい||あずかれ||

その 日 が 来 たら な |ひ||らい||

それ まで は 保障 し て くれ ん と いう こと か |||ほしょう||||||||

こいつ ら の 話 に 乗れ ば |||はなし||のれ|

この ブリッグズ で よから ぬ 事件 を 起こす |||||じけん||おこす

手伝い を さ せ られる てつだい||||

受け入れ なけ れ ば 代わり の 駒 と すげ替え られ うけいれ||||かわり||こま||すげかえ|

私 は おそらく 左遷 わたくし|||させん

さて どう 答える の が ベスト か ||こたえる|||べすと|

失礼 しつれい

どう し た

失礼 し ます 地下 トンネル 先遣 隊 が っと しつれい|||ちか|とんねる|せんけん|たい||

地下 トンネル が どうか し た か ね ちか|とんねる||||||

かまわ ん 言え ||いえ

はっ

先遣 隊 に 異常 あり と せんけん|たい||いじょう||

分かった すぐ 行く わかった||いく

私 も 行 こ う わたくし||ぎょう||

よし 移動 だ |いどう|

ちょ い 待 ||ま

こいつ が いる だ ろ

どう し た バッカ ニア ||||にあ

はっ

エル リック 兄弟 を 東 牢 から 西 牢 へ 移送 中 で あり ます ||きょうだい||ひがし|ろう||にし|ろう||いそう|なか|||

そちら の 御 仁 は ||ご|しとし|

ゾルフ ・ Ｊ ・ キン ブリー 氏 |ｊ|きん||うじ

レイブン 中将 の 客人 だ |ちゅうじょう||きゃくじん|

キン ブリー きん|

紅 蓮 の 錬金術 師 くれない|はす||れんきんじゅつ|し

エル リック 兄弟 と いう と 鋼 の 錬金術 師 ||きょうだい||||はがね||れんきんじゅつ|し

なるほど ふた つ 名 どおり の 姿 |||な|||すがた

あっ こっち です か

なんか 久しぶり だ な この やりとり |ひさしぶり||||

よろしく 鋼 の 錬金術 師 殿 |はがね||れんきんじゅつ|し|しんがり

どうも

閣下 かっか

何 が あった なん||

トンネル の 探査 に 入った 部隊 と の 連絡 が 途絶え まし た とんねる||たんさ||はいった|ぶたい|||れんらく||とだえ||

直後 スミス の 馬 と ちょくご|すみす||うま|

彼 の もの と 思わ れる 腕 だけ 帰って 来 まし た かれ||||おもわ||うで||かえって|らい||

腕 だけ うで|

体 は からだ|

行方 不明 です ゆくえ|ふめい|

乗って い た 馬 は 興奮 し すぎ て い て のって|||うま||こうふん|||||

使い物 に なり ませ ん つかいもの||||

ヘン シェル 救援 部隊 を ||きゅうえん|ぶたい|

これ は いか ん な アーム スト ロング 少将 ||||||すと|ろんぐ|しょうしょう

この 穴 は 危険 すぎる |あな||きけん|

例の 不死身 の 生物 兵器 は どこ へ やった れいの|ふじみ||せいぶつ|へいき||||

元 に 戻し て 入り口 を ふさげ 少将 もと||もどし||いりぐち|||しょうしょう

中 に まだ なか||

少将 に 話 を し て いる しょうしょう||はなし||||

ここ の 掟 だ ろ う ||おきて|||

強者 に 力 に 従え きょうしゃ||ちから||したがえ

アーム スト ロング 少将 |すと|ろんぐ|しょうしょう

セントラル の レイブン だ

大 総統 閣下 から 話 は 聞い て いる よ だい|そうとう|かっか||はなし||ききい|||

どうも

余計 な こと は しゃべって おら ん よう だ な よけい|||||||||

約束 です から やくそく||

不服 そう だ ね ふふく|||

人質 まで 取ら れ て ひとじち||とら||

不満 じゃ ない 方 が おかしい でしょ ふまん|||かた|||

あの いつ 牢 から 出し て もらえ る ん です か ||ろう||だし||||||

そちら の 邪魔 を し なけ れ ば ||じゃま|||||

旅 を 続け て も いい って 約束 です よ たび||つづけ|||||やくそく||

その うち 出し て やる から 心配 する な ||だし||||しんぱい||

地下 の 穴 あれ も そちら さん の 計画 の 一部 でしょ ちか||あな||||||けいかく||いちぶ|

みんな に バレ たら

それ も 心配 いら ん ||しんぱい||

アーム スト ロング 少将 は 人造 人間 を トンネル に 戻し て |すと|ろんぐ|しょうしょう||じんぞう|にんげん||とんねる||もどし|

穴 を ふさぐ そう だ よ あな|||||

少将 も こちら 側 の 人間 に なった しょうしょう|||がわ||にんげん||

閣下 行方 不明 の 先遣 隊 の 捜索 は かっか|ゆくえ|ふめい||せんけん|たい||そうさく|

黙れ ヘン シェル だまれ||

まだ 生き て 助け を 求め てる かも しれ ない ん です よ |いき||たすけ||もとめ|||||||

黙れ と 言って いる だまれ||いって|

黙って 従え だまって|したがえ

力 に 従え ねぇ ちから||したがえ|

難 攻 不 落 の ブリッグズ の 北 壁 も 権力 に 屈 し ます か なん|おさむ|ふ|おと||||きた|かべ||けんりょく||くっ|||

まあ その方 が 賢い やり 方 です |そのほう||かしこい||かた|

ほう あれ が 噂 の |||うわさ|

おはよう スロウス

よく 眠れ た か ね |ねむれ|||

誰 まだ 眠い だれ||ねむい おいおい 君 に は まだ 仕事 が ある |きみ||||しごと||

プライド に 言わ れ て いる の だ ろ う ぷらいど||いわ|||||||

プライド ぷらいど

面倒 めんどう

だけど しょうがない

めん どく せ ぇ

なんで めん ど くさかった ん だ っけ

思い出す の もめん どく せ ぇ おもいだす|||||

心配 は いら ん しんぱい|||

こいつ は 中央 軍 の ため に 仕事 を し て いる 合成 獣 だ ||ちゅうおう|ぐん||||しごと|||||ごうせい|けだもの|

この 国 を 更に 強大 に する ため に 働 い て いる |くに||さらに|きょうだい|||||はたら|||

とはいえ まだ 極秘 の 作戦 だ ||ごくひ||さくせん|

さあ 早く この 穴 を ふさい で くれ |はやく||あな||||

ブリッグズ の 諸君 よ ||しょくん|

君 たち は 秘密 を 分け 合った 同志 だ きみ|||ひみつ||わけ|あった|どうし|

肝心 な ところ が かんじん|||

古代 イシュヴァール 語 に 置き換え られ て い て こだい||ご||おきかえ||||

読め ない よう に なって いる よめ|||||

お手上げ です か おてあげ||

スカー が いれ ば 読める かも しれ ない ||||よめる|||

イシュヴァール の 僧 なら ||そう|

古い 言葉 を 知って いる 可能 性 が ある から な ふるい|ことば||しって||かのう|せい||||

スカー さん 何 か あった ん でしょ う か ||なん||||||

見つけ まし た みつけ||

白黒 猫 を 連れ た 娘 です しろくろ|ねこ||つれ||むすめ|

よし 行く ぞ |いく|

スカー さん ヨキ さん ||よき|

研究 書 は あった か けんきゅう|しょ|||

はい 確かに |たしかに

場所 を 移る ばしょ||うつる

ここ は ブリッグズ 兵 に 気づか れ た |||つわもの||きづか||

急げ いそげ

これ で よい

我々 選ば れ た 者 が 神 に 近い 体 を 授かり われわれ|えらば|||もの||かみ||ちかい|からだ||さずかり

この 世界 を 統べる の だ |せかい||すべる||

スミス と か いった か すみす||||

先遣 隊 に ついて は しかたがない せんけん|たい||||

選ば れ た 者 の ため に 下 の 者 は 犠牲 に なる と えらば|||もの||||した||もの||ぎせい|||

そう 弱肉強食 だ |じゃくにくきょうしょく|

弱き 者 が 国 の 礎 と なり よわき|もの||くに||いしずえ||

強き 者 が その 上 に 繁栄 する つよき|もの|||うえ||はんえい|

もしや イシュヴァール も

そう だ 計画 の 一部 だ ||けいかく||いちぶ|

そもそも 弱き 民 は 滅ぶ 運命 だった の だ よ |よわき|たみ||ほろぶ|うんめい||||

そう です か

それ は 是非 と も 私 に ||ぜひ|||わたくし|

はい

お 待た せ し まし た |また||||

随分 と こまめ に 電話 を し て いる じゃ ない か ずいぶん||||でんわ|||||||

レイブン 中将 は どこ です か |ちゅうじょう||||

話し て おく こと が はなし||||

瀕死 の 重傷 だった 貴 様 が ひんし||じゅうしょう||とうと|さま|

その 日 の うち に 全快 し て ここ に 現れ た |ひ||||ぜんかい|||||あらわれ|

どんな 魔法 を 使った |まほう||つかった

あなた に は 関係ない こと です |||かんけいない||

そもそも 上官 殺し で 刑務所 に い た 貴 様 が |じょうかん|ころし||けいむしょ||||とうと|さま|

なぜ 出所 でき た |しゅっしょ||

だから 言って る でしょ う 関係ない と |いって||||かんけいない|

この 計画 は いつ から |けいかく|||

この 国 が でき た 時 から と 聞い て いる |くに||||じ|||ききい||

それ を 今 私 の 代 で 完成 さ せる の だ ||いま|わたくし||だい||かんせい||||

ご 協力 感謝 する よ アーム スト ロング 少将 |きょうりょく|かんしゃ||||すと|ろんぐ|しょうしょう

上 に 掛け合って 君 の イス を 用意 さ せよ う うえ||かけあって|きみ||いす||ようい|||

結構 けっこう

何 スミス の 腕 は 左 で し た か 右 で し た か なん|すみす||うで||ひだり|||||みぎ|||| な っ 何 を ||なん|

老い と は 本当 に 恐ろしい もの です ね レイブン 中将 おい|||ほんとう||おそろしい|||||ちゅうじょう

あなた も 昔 は 本気 で この 国 を 思う ||むかし||ほんき|||くに||おもう

若く 気高い 軍人 で あった でしょ う に わかく|けだかい|ぐんじん|||||

こ っ こんな 選ば れ た 人間 に なれる と いう のに |||えらば|||にんげん|||||

せっかく の イス を ||いす|

新た な イス など 不要 あらた||いす||ふよう

その 腐り きった 尻 を のせ て いる 貴 様 の 席 を |くさり||しり|||||とうと|さま||せき|

とっとと 空けろ |あけろ

老 害 が っ ろう|がい||

不老 不 死 が 目の前 に ある のに ふろう|ふ|し||めのまえ|||

この 地 で 文字どおり 国家 の 礎 と なら れよ |ち||もじどおり|こっか||いしずえ|||

レイブン 中将 |ちゅうじょう

私 は 不老 不 死 を わたくし||ふろう|ふ|し|

バッカ ニア マイルズ に 連絡 して やれ |にあ|||れんらく||

はっ

皆 は そのまま 続けろ みな|||つづけろ

閣下 かっか

コンクリ きれい に ならし て おけ よ

へい

随分 つっかかる じゃ ない です か ずいぶん|||||

私 が イシュヴァール 戦 で 活躍 し た わたくし|||いくさ||かつやく||

国家 錬金術 師 だ から です か こっか|れんきんじゅつ|し||||

あなた どう すれ ば 満足 する ん です ||||まんぞく|||

同族 が どんな 死に 方 を し た の か 知り たい と でも どうぞく|||しに|かた||||||しり|||

黙れ キン ブリー だまれ|きん|

お 話 し ま しょ う か |はなし|||||

黙れ と 言って いる だまれ||いって|

少佐 よろしい です か しょうさ|||

アーム スト ロング 少将 から 伝言 です |すと|ろんぐ|しょうしょう||でんごん|

作戦 完了 時間 稼ぎ は もう いい だ そう です さくせん|かんりょう|じかん|かせぎ||||||

了解 だ りょうかい|

やれやれ やっと あれ と 会話 し なく て 済む か ||||かいわ||||すむ|

演技 と は いえ しんどく て な えんぎ||||||

キン ブリー きん|

レイブン 中将 の 姿 が 見え ない そう だ |ちゅうじょう||すがた||みえ|||

どこ か 行き そう な 所 を 知ら ない か ||いき|||しょ||しら||

行方 不明 ゆくえ|ふめい

参った な まいった|

ここ は 素人 が 勝手 に 歩きまわれ る ほど ||しろうと||かって||あるきまわれ||

安全 な 構造 じゃ ない あんぜん||こうぞう||

中将 に 何 か あったら ちゅうじょう||なん||

それ は 有り難い ||ありがたい

レイブン 中将 に 何 か あった 場合 |ちゅうじょう||なん|||ばあい

私 個人 の 判断 で 自由 に 動 い て よし と わたくし|こじん||はんだん||じゆう||どう||||

大 総統 から 許可 を もらって いる ん です よ だい|そうとう||きょか||||||

ふもと まで 車 を 出し て いただけ ます か ||くるま||だし||||

マイルズ 少佐 |しょうさ

分かり ます か わかり||

今や 私 の 行動 は 大 総統 の 行動 に 等しい と いう こと です いまや|わたくし||こうどう||だい|そうとう||こうどう||ひとしい||||

お 待ち ください 閣下 |まち||かっか

完全 に 穴 を ふさぐ 前 に かんぜん||あな|||ぜん|

スミス たち の 捜索 を すみす|||そうさく|

こんな こと も あ ろ う か と

鋼 の が 抜け穴 を 作って おい て くれ た はがね|||ぬけあな||つくって||||

殺し た レイブン 中将 を ころし|||ちゅうじょう|

じゃ 確かに 伝え た ぜ |たしかに|つたえ||

って おい

オレ たち いつ に なったら こっか ら 出 られる ん だ よ おれ|||||||だ||||

さあ な 少将 に 聞い て くれ ||しょうしょう||ききい||

く っそ

焦って も しょうがない よ 兄さん あせって||||にいさん

今 は 体 を 休ま せ た 方 が いま||からだ||やすま|||かた|

こんなに いろんな こと が 起こって ん の に ||||おこって|||

じっと し て らん ねぇ よ

やっ どうも

鋼 の 錬金術 師 殿 に 面会 を お 願い はがね||れんきんじゅつ|し|しんがり||めんかい|||ねがい

おや 私 なんだか 嫌わ れ て ます か ね |わたくし||きらわ|||||

今日 は お 二 人 に お 客 様 を お 連れ し まし た きょう|||ふた|じん|||きゃく|さま|||つれ|||

客 あ ほ きゃく|| なんで 来 た ん だ よ |らい||||

なん で って 北国 用 機械 鎧 に 付け替える ん でしょ |||きたぐに|よう|きかい|よろい||つけかえる||

って いう か なんで 牢 に 入って ん の ||||ろう||はいって||

誰 も 呼 ん で ねぇ だ ろ だれ||よ|||||

何 よ それ 心配 し て た ん だ から ね なん|||しんぱい|||||||

軍 の 人 が 連絡 し て くれ たから いい よう な も の の ぐん||じん||れんらく||||||||||

軍 が ぐん|

まあまあ お 二 人 と も ||ふた|じん||

大 総統 閣下 が 大層 心配 し て い まし た よ だい|そうとう|かっか||たいそう|しんぱい||||||

キン ブリー きん|

そ っ

ブリッグズ の ふもと で 看護 師 やって る 友達 に 聞い た の ||||かんご|し|||ともだち||ききい||

大 ケガ で 入院 し て た のに だい|けが||にゅういん||||

レイブン 将軍 が 見舞い に 来 た 後 |しょうぐん||みまい||らい||あと

すぐに 治って 退院 し ちゃ った ん だ って |なおって|たいいん||||||

レイブン と キン ブリー ||きん|

今日 の 情報 は そんな とこ きょう||じょうほう|||

ありがとう また 何 か あったら 頼む よ ||なん|||たのむ|

また お 店 に 寄って ね ||てん||よって|

振ら れ た ね お にいさん ふら|||||

花 でも 買って 追いかけ たら どう だい か||かって|おいかけ|||

あきらめ は いい 方 で ね 遠慮 し とく よ |||かた|||えんりょ|||

振る 女 も いれ ば 拾う 女 も いる さ ふる|おんな||||ひろう|おんな|||

オリヴィエ ・ ミラ ・ アーム スト ロング 少将 から 伝言 が ある よ |||すと|ろんぐ|しょうしょう||でんごん|||

ロイ ・ マスタング 大佐 ||たいさ

その 花 全部 買わ せ て もら お う か |か|ぜんぶ|かわ||||||

手足 を 縛る 鎖 は 意外 な 形 を し て 現れる てあし||しばる|くさり||いがい||かた||||あらわれる

少年 よ 鎖 を ほどき 引きちぎれ しょうねん||くさり|||ひきちぎれ

手繰り寄せ 敵 の 正体 を 暴け たぐりよせ|てき||しょうたい||あばけ

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 三 十七 話 始まり の 人造 人間 だい|みっ|じゅうしち|はなし|はじまり||じんぞう|にんげん

策略 と 恫喝 さくりゃく||どうかつ

それ は 欲望 へ の 手段 ||よくぼう|||しゅだん