ロク で なし 魔術 講師 と 禁 忌 教 典 (07)
( シス ティーナ ) は ぁ っ !
許し て 先生 もう ダメ …
( グレン ) 箱入り お 嬢 様 だ もん なあ 慣れ ない うち は こんな もん か
こんな の 本当 に 慣れる ん です か ?
( グレン ) ああ 初めて の 頃 と 比べ たら だいぶ よく なって き てる
( シス ティーナ ) あっ …
( グレン ) 体 冷 やす な よ お前 も 一応 女の子 だ し な
( シス ティーナ ) 先生 の 匂い が する … ふ ふ っ
そう いえ ば 先生 私 たち …
なんで 拳 闘 を やって る ん です か ! ?
そろそろ そんな ツッコミ が 来る だ ろ う と は 思って い た ふん っ
♪~
~♪
( シス ティーナ ) ふう …
特訓 って 言う から 魔力 を 高め た り と か
新しい 呪文 を 覚え た り だ と か 思って た のに …
拳 闘 の 練習 を すれ ば おのずと 魔術 戦 の 攻守 の 感覚 が 磨か れる ん だ よ
うーん 日頃 の 私 の 説教 に 対 する うっぷん を 晴らさ れ て いる だけ の よう な …
当然 それ も ある ( シス ティーナ ) ある ん です か !
ま 当面 は 拳 闘 を 中心 に やって ―
ある 程度 できる よう に なったら 軍用 魔術 を 教え て やる さ
軍用 魔術 …
怖い か ? だが いざ と いう 時 本当 に ルミア を 守り たい なら
力 は 必要 だ
大丈夫 軍用 魔術 を 怖い と 感じ られる お前 なら
魔術 の 暗黒 面 に 振り回さ れ ず 正しく 力 を 振る える と 信じ てる
ま いざ と いう 時 なんて 来 ない の が 一 番 いい ん だ が な
( シス ティーナ ) クッ …
これ から も ご 指導 ご 鞭撻 ( べん たつ ) の ほど よろしく お 願い し ます !
( グレン ) フッ …
( ルミア ) あっ ? ( シス ティーナ ) あっ
( ルミア ) 先生 おはよう ございます
おはよう さん
先生 顔色 が … 寝不足 です か ?
ルミア が 心配 だ から 毎日 待って て くれ てる ん です よ ね 先生 !
そんな ん じゃ ねえ し
私 の 事 なんか 気 に し ない で もっと ゆっくり し て も …
たまたま 偶然 通学 路 と 時間 が かぶる だけ だ し
( シス ティーナ ) ふう …
ど わ あ あっ !
( ルミア ・ シス ティーナ ) ああ … !
( リィエル ) 会い たかった グレン
リィ … リィ … N いきなり 何 し や がん だ ! 殺す 気 か !
あいさつ … ?
( ルミア ・ シス ティーナ ) えっ ?
これ の どこ が あいさつ だっ !
でも アルベルト が 久々 に 会う 戦友 に は こう しろ って
あいつ の 仕業 か … N そんなに 俺 が 嫌い か チクショー !
その 子 魔術 競技 祭 の 時 の …
リィエル だ よ ね ?
それ と その 格好 って …
まさか 編入 生 って お前 か ?
どういう 事 です か ?
帝国 政府 が ルミア を 正式 に 警護 する 事 を 決め た らしく て な
編入 生 を 隠れみの に 魔 導 士 を 派遣 する っ つ っ て た けど ―
より に よって こいつ だった と は …
私 なんか の ため に 来 て くれる なんて 心強い です
これ から よろしく お 願い し ます ね
ん 任せ て グレン は 私 が 守る
( ルミア ・ シス ティーナ ) え えっ ?
俺 じゃ ねえ 守る の は ルミア !
この 金髪 の かわいい かわ いい ルミア ちゃん だ ! オーケー ?
よく 分から ない けど 私 は ルミア … ? より グレン を 守り たい
訳 分から ん 事 言って ん じゃ ねえ ~ !
訳 分から ん 事 言って ん じゃ ねえ ~ !
( リィエル ) 痛い やめ て ぇ …
( リィエル ) 痛い やめ て ぇ …
言って おく が お前 ―
( リィエル ) 痛い やめ て ぇ …
自分 の 任務 と か 正体 と か ばらす ん じゃ ねえ ぞ
自分 の 任務 と か 正体 と か ばらす ん じゃ ねえ ぞ
( リィエル ) う う … N あぁ あぁ … う っ う っ …
( リィエル ) う う … N あぁ あぁ … う っ う っ …
絶対 だ ! 絶対 だ かんな !
( リィエル ) う う … N あぁ あぁ … う っ う っ …
大丈夫 … N ( ルミア ) な の か な …
( 生徒 の ざ わ つき )
あー 今日 から お前 ら の クラスメイト に なる ―
あー 今日 から お前 ら の クラスメイト に なる ―
( 男子 生徒 たち ) おお っ !
( 男子 生徒 たち ) おお っ !
( 男子 生徒 たち ) おお っ !
リィエル = レイ フォード だ
ま 仲良く して やって くれ
( 女子 生徒 たち ) あ ~ … !
ま 仲良く して やって くれ
( 女子 生徒 たち ) あ ~ … !
まずは 自己 紹介 し て もらう から ほれ っ
リィエル = レイ フォード
( 生徒 たち ) え えっ … ?
アホッ ! 名前 は 俺 が 言った ろ
なんか 趣味 で も いい から お前 自身 の 事 を 適当 に 話せ
分かった
私 は リィエル = レイ フォード
帝国 軍 が 一翼 帝国 宮廷 魔 導 士 団 特務 分室 …
帝国 軍 が 一翼 帝国 宮廷 魔 導 士 団 特務 分室 …
( 生徒 たち ) え …
帝国 軍 が 一翼 帝国 宮廷 魔 導 士 団 特務 分室 …
( グレン ) だ ああ あ あっ !
帝国 軍 が 一翼 帝国 宮廷 魔 導 士 団 特務 分室 …
将来 私 は … N 帝国 軍 へ の 入隊 を 目指し て …
イテリア 地方 から …
( 生徒 1 ) ちょっと 変わった 子 だ な …
( 生徒 2 ) まあ かわいい けど
ま 仲 良く しろ よ
( ウェンディ ) 1 つ だけ よろしい でしょう か ( リィエル ) ん
イテリア 地方 から と おっしゃい まし た が
ご 家族 の 方 と は 離れ て ?
あっ …
兄 が い た … けど
あー すま ん 家族 に 関 する 質問 は 避け て やって くれ
こいつ は 今 身寄り が ない
え えっ ! 申し訳 ござい ませ ん 何も 知ら なく て …
( カッシュ ) じゃあ さ リィエル ちゃん と グレン 先生 って 知り合い っぽい し ―
一体 どういう 関係 な ん です か ?
私 と グレン の 関係 ? ( グレン ) あぁ … それ は だ な
( シス ティーナ ) あ …
私 と グレン の 関係 ? ( グレン ) あぁ … それ は だ な
( シス ティーナ ) あ …
グレン は 私 の すべて 私 は グレン の ため に 生きる と 決め た
( 女子 生徒 たち ) キャー ! 大胆 ~ !
( 男子 生徒 たち ) もう 失恋 だ あ !
ちょ ー っ ! お ま 何 言っちゃ っ てん の お ! ?
( シス ティーナ ) う …
“ 雷 精 ( ら い せい ) の 紫 電 よ ”
( 生徒 たち ) すげ え … !
( 生徒 たち ) すげ え … !
よ しっ !
最近 どんどん 調子 が 上がって る ね !
やる な 白 猫 !
この 距離 で 6 発 全 弾 命中 は 普通 に すげ え ぞ
あっ … と 当然 です !
さて と 次 は お前 の 番 だ リィエル
( リィエル ) ん …
( シス ティーナ ) ん …
( ギイ ブル ) さ あて お 手並み 拝見
( カッシュ ) 帝国 軍 へ の 入隊 を 目指し てる っ つ っ て たし な
“ 雷 精 よ ・ 紫 電 の 衝撃 以 ( も っ ) て ・ N 撃ち 倒せ ”
( グレン ) リィエル が まとも に “ ショック ・ ボルト ” を 使った ところ は ―
見 た 事 なかった が ここ まで だ と は …
あの 子 本当 に 宮廷 魔 導 士 団 ?
緊張 し てる の か な ?
どう し た ? あと 1 発 だ ぞ
これ って “ ショック ・ ボルト ” じゃ ない と ダメ な の ?
ダメ っ つ う か … この 距離 を 狙え る 学生 用 の 呪文 は それ しか ねえ だ ろ
( リィエル ) つまり 呪文 は なんでも いい ( グレン ) できる もん なら な
分かった ( グレン ) 軍用 魔術 は 禁止 だ ぞ !
“ 万象 に 希 ( こい ね が ) う ”
な っ … N ( リィエル ) “ 我が 腕 手 ( かい な ) に ・ 剛 毅 ( ご うき ) なる 刃 ( やい ば ) を ”
おい リィエル ちょっと 待て !
( リィエル ) ヤーッ !
( リィエル ) はっ
6 分 の 6
( 生徒 たち ) ええ え …
( シス ティーナ ・ ルミア ) あ ああ …
( グレン ) 完全 に 危ない やつ って な っち まっ た なあ …
ねえ リィエル お 昼 ごはん どう する の ?
必要 ない 私 は 3 日間 食べ なく て も 平気
でも ちゃんと 食べ なきゃ お 仕事 に も 差し 障っちゃ う よ
あ … 一理 ある
( シス ティーナ ) あ …
( ルミア ) 私 たち これ から 学 食 に 行く ん だ けど リィエル も 一緒 に 行か ない ?
( シス ティーナ ) あ …
( ルミア ) 私 たち これ から 学 食 に 行く ん だ けど リィエル も 一緒 に 行か ない ?
( リィエル ) 学 食 ?
( シス ティーナ ) ん …
( ルミア ) ここ だ よ どう ?
( リィエル ) 人 が たくさん いる
( リィエル が 匂い を 嗅ぐ 音 ) それ に いい 匂い
さあ 注文 し に 行 こ う !
私 は いつも の だ けど リィエル は どう する ?
あ …
それ に し て みる ? それとも 私 と 一緒 の に し て みる ?
( リィエル ) うーん …
( ルミア ) う ふ ふ っ N いちご タルト の ほう が いい みたい ね
ん …
はむ はむ はむ … N は む は む は む …
( ルミア ) どう ? おいしい ? ( リィエル ) うん
( ルミア ) よかった あ ! シス ティ も 好き な ん だ よ
( リィエル ) 欲しい の ? 分けて あげる ( シス ティーナ ) えっ ?
( リィエル ) ああ …
い いい わ よ 全部 食べ て 私 は 大丈夫 だ から
本当 ?
う うん !
( リィエル ) は む は む は む … N ( シス ティーナ ) ふ ふ っ
( リィエル ) は む は む は む … N ( ルミア ) う ふ っ
もう リィエル ったら クリーム ついて る
ほら じっと し て
はい きれい に なった
あ … ありがとう
こぼさ ない よう に し なさい よ
いつの間にか ずいぶん と 仲良く なり まし た の ね
こうして 見 てる と デカ い 剣 ぶん 投げ て ゴー レム ぶ っ 壊し た と は 思え ねえ よ なあ
( リィエル ) あ …
誰 も 取ったり し ませ ん わ
( リィエル ) ああ …
大丈夫 ゆっくり 食べ て いい の よ
( リィエル ) うん
( グレン ) フッ …
( グレン ) ルミア の 護衛 を リィエル に やら せる なんて なあ
軍 の 連中 は 何 考え て ん だ か
なかなか 変わった 子 の よう だ な
まあ な これ を 機会 に まっとう な 人間 関係 を 学 ん で くれりゃ
それ を 教え て やる の が 教師 の 仕事 じゃ ない か ?
だ な
今度 の 遠征 学習 で リィエル 自身 が 何 か つか ん で くれ れ ば
うまく いく か は 分から ん が
ふ ふ っ 少し は 教師 らしく なって き た じゃ ない か
う っせ ー !
に し て も 飽き ず に また 調べ 物 か よ
ん ? ああ まあ な …
( カッシュ ) あ ~ あ
や っぱ カン ターレ の 軍事 魔 導 研究 所 が よかった なあ
( セシル ) 僕 だって ほか の 所 が よかった よ
( ロッド ) 行き たい 所 に 行ける か は 運 しだい だ もん なあ
安心 しろ お前 ら 男子 は 間違い なく 絶対 的 に 幸運 だ
( 男子 生徒 たち ) おお …
( 男子 生徒 たち ) おお …
よく 考えろ 白金 魔 導 研究 所 が どこ に ある か
よく 考えろ 白金 魔 導 研究 所 が どこ に ある か
あ あっ ! ビーチ リゾート と して 有名 な サイネリア 島 !
そう ! サイネリア 島 は 年間 を 通し て 気温 が 高く
今 も 海水 浴 は 十分 に 可能 だ !
( カイ ) か … 海水 浴 !
そして うち の クラス の 女子 は レベル が 高い !
( 男子 生徒 たち ) う わ あ … わ あ ああ …
あと は 分かる な … N 黙って 俺 に つい て こ ー い !
( 男子 生徒 たち ) う お ー !
担任 を 筆頭 に 男子 って バカ ねえ …
( 店 の 主人 ) お 嬢ちゃん たち かわいい から この 特別 品 と か どう だい ?
そういう 怪しい もん を うち の 生徒 に 売りつけ ない で くれ ます か ねえ
( グレン ) シッシッ ( 女子 生徒 たち ) あー ん もう …
( 店 の 主人 ) 怪しい と は 心外 だ な
こ ちと ら アルザーノ 帝国 貴族 御用達 の 逸品 な ん だ が ね
は いはい もう いい よ
アルベルト が いる っ つ う 事 は リィエル は あて 馬 か
( アルベルト ) ああ 本命 は 俺 の 遠距離 から の 護衛 だ
やっぱり か で そんな お前 が わざわざ 俺 に 接触 し た 理由 は なん だ ?
リィエル に 気 を つけろ あの 女 は 危険 だ
笑え ねえ 冗談 だ な
( アルベルト ) 知って る はず だ 俺 と お前 だけ は
う っ … あれ は もう 昔 の 事 だ
相変わらず 甘い な 警告 は し た ぞ
ここ が サイネリア 島
う ぅ …
先生 しっかり
( リィエル ) グレン 変 な 顔 …
もう 先生 大丈夫 です か ?
船 が 苦手 なら 別 の 場所 に すれ ば よかった のに
カン ターレ の 軍事 魔 導 研究 所 と か …
フッ … 美 少女 たち の 水着 は あらゆる もの に 優先 する
決まって いる だ ろ たとえ ここ が 戦場 の ど真ん中 だった と して も ―
決まって いる だ ろ たとえ ここ が 戦場 の ど真ん中 だった と して も ―
( 男子 生徒 たち ) おお っ !
決まって いる だ ろ たとえ ここ が 戦場 の ど真ん中 だった と して も ―
俺 は ここ を 選 ん だ よ
( 男子 生徒 たち ) 先生 一生 ついて行き ます !
( リィエル ) ん ?
( リィエル ) ん ?
バカ な 事 言って ない で さっさと 行き ます よ
バカ な 事 言って ない で さっさと 行き ます よ
私 たち を 軍用 魔術 から 遠ざけ たい から だ から ここ な ん です よ ね
そんな ん じゃ ねえ し 俺 は 水着 姿 を 拝み たかった だけ だ し
( ルミア ) え へ っ ヤッホー !
シス ティ も リィエル も 早く おいで よ !
( シス ティーナ ) 今 行く ~ ! ( リィエル ) あ あ …
( シス ティーナ ) 一緒 に 泳 ご う ? リィエル
( リィエル ) ああ …
( 女子 生徒 たち の 歓声 )
だから 最初 に 言った ろ ? 黙って 俺 に つい て 来い って
( 男子 生徒 たち ) 先生 !
夜 まで は 自由 時間 だ 好き な だけ 遊 ん で こい !
( 男子 生徒 たち ) はい !
夜 まで は 自由 時間 だ 好き な だけ 遊 ん で こい !
( 男子 生徒 たち ) はい !
( 男子 生徒 たち の 歓声 )
( グレン ) ああ … あっ
お前 は 相変わらず かって え なあ
( ギイ ブル ) よけい な お 世話 です 僕ら は 遊び に 来 た の で は ない の です から
( ルミア ) 先生 ! どう です ?
おお めちゃくちゃ 似合って る ぜ ! すげ え かわ いい
ありがとう ござい ます ! 先生
白 猫 お前 も なかなか センス いい じゃ ねえ か 眼 福 眼 福
そんなに ジロジロ 見 ない で よ !
うん うん
( シス ティーナ ) ん ん もう …
どう し た ?
( リィエル ) なんでもない
お前 ら 向こう で 遊 ん で た ん じゃ なかった の か ?
ビーチ バレー しよ う って 話 に なって …
先生 も 一緒 に どう です ?
ビーチ バレー か あ でも お 肌 焼け ちゃ う し ぃ
っし ゃ 来い よ オラァ !
おい どう し た !
“ 見え ざる 手 よ ”
( ロッド ) よっ ( カッシュ ・ ギイ ブル ) う わ っ !
( グレン ) ん … ど っせ ~ い !
( ルミア ) は は はっ !
( カッシュ ) これ より 遠征 学習 伝統 行事
女子 部屋 へ の 潜入 ミッション を 開始 する
( カイ ) 大丈夫 な の か ?
( カッシュ ) 安心 しろ ルート や 女子 の 部屋 は すでに 調査 済み だ
さすが カッシュ 抜かり ない ぜ
グレン 先生 の 動き は ?
把握 済み だ これ から 30 分間 先生 が 巡回 する 可能 性 は ゼロ に 近い
すげ え 完璧 だ !
よし みんな 最高 の 思い出 を 作る 準備 は いい か ?
( 男子 生徒 たち ) うん !
( グレン ) そう うまく は いか ねえ ん だ よ なあ
( ロッド ) ま まさか … N ( カッシュ ) なぜ 先生 が ここ に !
バッカ 野郎 ! 俺 が お前 ら だったら
絶対 この ルート この タイミング で !
今晩 女子 の 部屋 に 突入 し に 行く から な
( 男子 生徒 たち ) う う っ … ! ( カッシュ ) です よ ね …
一応 規則 だ から な 部屋 に 戻れ ~
( 一同 ) むっ …
男 に は 引け ない 時 が ある それ が 今 な ん だ !
俺 たち に だって 意地 が あん だ よ !
( ロッド ) 健全 な 男の子 だ から な !
( グレン ) そう か お前 ら 覚悟 を 決め た ん だ な
なら 俺 は 教師 と して 実力 で 排除 する しか ない !
( カッシュ ) あんた を 倒し て 俺 たち は エデン へ 行く ん だ !
行く ぞ ! みんな !
かかって こい や あ !
( グレン と 男子 生徒 たち が 戦う 音 )
( シス ティーナ ) ほんと 男 って バカ ばっ か …
あんな 楽し そう な グレン 初めて 見 た …
そう な の ? 学院 だ と いつも あんな 感じよ ?
昔 は もっと 暗かった だ から 私 が そば に い て 守 ろ う って …
そう 思って た のに …
リィエル … ?
( ウェンディ ) 皆 さ ~ ん カード ゲーム を やり ます わ よ
リィエル もちろん あなた も ご 一緒 に
カード ? 遊ぶ の ? 私 も ?
( ウェンディ ) ええ !
( リィエル ) 分かった よく 分から ない けど 遊ぶ
ふ ふ で は 参り ま しょ う
もう すっかり 打ち解け た みたい だ ね
うん そう ね
( 男子 生徒 たち ) う … あ …
( グレン ) イッテッテッテ … あいつ ら 加減 って もの を 知ら ねえ の か
ま 息抜き くらい いい だ ろ
あ … ?
( ルミア ) う わ あ きれい
本当 ね
どう かな ?
リィエル に は やっぱり 退屈 ?
あ …
( リィエル ) よく … N 分から ない けど ―
この 光景 は 飽き ない
私 たち ね リィエル と 知り合え て よかった って 思う の
どうして … ?
理屈 じゃ なく て … ふ ふ っ
( ルミア ) あなた と 友達 に なれ た 事 が うれしい の
友達 ?
( ルミア ) あ は は ( シス ティーナ ) き ゃ あ !
( シス ティーナ ) も う っ ! ( ルミア ) う ふ ふ っ
( リィエル ) 友達 … N よく 分から ない けど 嫌い じゃ ない
( 3 人 が はしゃぐ 声 )
( グレン ) 何 が 気 を つけろ だ 普通 に 女の子 し てる じゃ ねえ か
( グレン ) フッ …
ふ わ あ … お っ ?
( グレン ) リィエル … 何 してん だ ?
グレン に 会い たく て …
お … まあ いい 戻る ぞ
( リィエル ) ねえ なんで い なく なった の ?
それ は … だ な
勝手 に 宮廷 魔 導 士 団 を 辞め た 事 は 悪かった と 思って る
私 は グレン が い ない と
なんの ため に 生き て いる の か 分から ない
( グレン ) そ そんな 事 は ねえ だ ろ
今日 だって 白 猫 や ルミア たち と 遊 ん で 楽しかった だ ろ う ?
( リィエル ) よく 分から ない …
このまま 学院 の 生徒 に な っち まえ ば いい
宮廷 魔 導 士 団 から 足 を 洗って よ
そう じゃ ない 私 は グレン の ため に …
それ は 違う お前 が 幸せ に 生きる 事 を お前 の 兄貴 は …
( リィエル ) あ あっ …
分から ない … N ( グレン ) えっ ?
グレン の 言って いる 事 全然 分から ない !
なんで ダメ な の ?
お おい ちょっと 落ち着け リィ …
グレン を 守って 戦う 事 の 何 が いけない の ! ?
どうして 私 の そば に い て くれ ない の ! ?
大 っ 嫌い ! ( グレン ) リィエル …
ルミア シス ティーナ … N あいつ ら が 私 から グレン を 奪った の ?
なんで そんな 結論 に なる ん だ よ !
うるさい うるさい ! 全部 あいつ ら が いる から !
みんな 嫌い ! 大嫌い !
みんな 嫌い ! 大嫌い !
( グレン ) おい リィエル 待て !
( グレン ) おい リィエル 待て !
( グレン ) ああ …
( グレン ) うまく いか ねえ なあ …
( エレノア ) あの 件 は わが 組織 も 実に 前向き に 検討 し て い ます
( ライネル ) こちら も 感応 増幅 者 に 対 する 仕込み は すでに
それでは 互い の 望む もの の ため に
フ … フッ …
♪~
~♪
どうして ? グレン の 言って る 事 全然 分から ない !
どうして 私 が 次回 予告 を やったら ダメ な の !
( グレン ) … と 言わ れ て も なあ
リィエル 次回 予告 って あなた が 思って いる 以上 に 難しい し ―
責任 が 大きい もの な の よ
( リィエル ) で も やり たい
先生 少し だけ リィエル に やらせ て あげ られ ませ ん か ?
( グレン ) しょうが ねえ なあ リィエル やって み ?
( リィエル ) ん … N 次回 の 「 ロク アカ 」 は ―
私 が グレン の 事 を … N ( グレン ) う わ ああ ああ !
( リィエル ) ルミア は … N ( ルミア ) “ 雷 精 の 紫 電 よ ” !
( リィエル ) シス ティーナ は … N ( シス ティーナ ) “ 大いなる 風 よ ” !
( リィエル ) う う う …
うるさい うるさい うるさい ! なんで みんな し て 邪魔 する の !
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みんな 大 っ 嫌い !