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ナルト, Naruto Episode 145

Naruto Episode 145

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ

♬ 明日 なんて もう いら ない から

♬ 握った 拳 を 隠す な よ

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ

♬ 少年 よ 心 の 銃 の

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ どうし よ も なく くだらない

♬ この 素晴らしい 世界 に

♬ たった今 生きて いる から

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ すべて の 本当 と 嘘 を

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように

♬ すべて の 若者 は 言った

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう

♬ しらけた 面 が 並んで る

♬ からっぽの この 街 で

♬ すべて の 若者 は 行った

♬ 風 の 無い この 夜 に

♬ 何 か を 変えよう と して る から

♬~

( ナルト ) シカマル い の チョウジ !

( シカマル ) フッ ま ぁ 何 だ 。

かったり ぃ が 綱 手 様 の 命令 だ から な 。

綱 手 の ばあちゃん が ?

ミズキ の 野郎 を 追って る んだろう ?

あ … ああ 。

( シカマル ) で こいつ ら 何者 だ ?

( 風神 ) ん … う あ ~…。

( パックン ) 風神 に 雷神 じゃ 。

( チョウジ ) 風神 に 雷神 ?

( パックン ) うん 頭 の ほう は ち と 不自由じゃ が 腕力 だけ なら

あの 伝説 の 三 忍 を も しのぐ ほど の 怪力 の 持ち主 じゃ わ い 。

( いの ) マジ で ?( シカマル ) あぁ …。

どうやら マジ らしい ぜ …。( いの ) え ?

( 雷神 ) あ … ん …!

( 風神 ) ん ~ お ~…。

( シカマル ) 影 真似 の 術 に 力 だけ で …

ここ まで 対抗 できる と は な …。

また めん どくせ ぇこ と に なり そうだ ぜ 。

ここ は 俺 たち に 任せて お前 は ミズキ を 追え !

大丈夫 !( チョウジ ) 任せて よ !

分かった 。

でも 気 を つけろ よ 。

こいつ ら って ば 化け物 みたいに むちゃくちゃな ヤツ ら だ かんな !

ああ そう みて ぇだ な …。

( 雷神 ) ん …!( 風神 ) ん ぐ っ !

( シカマル ) 行け ! ナルト !

ああ 頼んだ って ば よ !( パックン ) 急ぐ ぞ ナルト !

( 雷神 ・ 風神 ) ん ~…!

( シカマル ) お前 ら の 相手 は こっち だっ つう の !

貴 様 ら われら 兄弟 に こんな こと を して …。

生きて 帰れる と 思う な よ 。

さ ~ て そ いつ は どう かな ?

チョウジ いの さっさと や っち まおう ぜ !

( チョウジ ・ いの ) うん !

( イルカ ) 待て ミズキ !

( ミズキ ) ハハハハ …!

なかなか 楽しめ そうだ ぜ イルカ 。

( イルカ ) こっち か 。

( イルカ ) ミズキ どこ に いる ?

♬~

チッ しまった … これ は 幻 術 。

♬~

( イルカ ) くっ … 解 !

♬~

ハァハァハァ …。

幻 術 の 次 は 傀儡 か 術 が 多彩だ 。

( イルカ )《 しかも 術 を かける タイミング が 絶妙 。

危うく やられる ところ だ 。

ここ まで 高度に 術 を 使いこなす と は …。

ミズキ の ヤツ …》

( ミズキ ) ハッハハハ …。

傀儡 を 実体 だ と 見破った の は 褒めて やる ぜ 。

だが どこ まで 俺 が 遊び に つきあえる かな ?

イルカ 。

ここ は …。

( 雷神 ) ん ~…!( 風神 ) ん お ~…!

( 風神 ・ 雷神 ) ん …!

う ぅ …。

( シカマル )《 ヤッベェ … 影 真似 を

力 技 だけ で ここ まで はね返す か …》

ん ~… あ ~!

う ぅ …。

シカマル 僕 が 行く よ 。( シカマル ) チョウジ !

よせ ! あいつ ら の 力 は とんで も ねえ !

僕 が こいつ を 押さえて る から その 間 に もう 一 人 を !

ヘッ よし … 行く ぜい の 。( いの ) 任せて ~!

忍法 心 転身 の 術 !

う あ ~!

( 雷神 ) ん ?

あ … 兄 者 どうした ん だ ?

《 ウフ 成功 よ ~》

( シカマル ) おっと …。

よ ~ し !

ハハ … フォーメーション い の シカチョウ 完成 。

兄 者 … どうした ? 兄 者 !

《 イルカ 先生 すぐ に 追いつく から

無事で いて くれ って ば よ !》

( ミズキ ) どう だ ? イルカ 俺 の 術 は 。

( ミズキ ) 独学 に しちゃ 結構 イケ て た ろ ?

( イルカ ) 俺 に は 分から ん 。( ミズキ ) ん ?

ここ まで 高度な 忍術 を 使える 才 を 持ち ながら

なぜ お前 は それ を ムダ に する ?

ヘッヘヘヘ …。

相変わらず 正義 感 の 押しつけ か 。

ぬるい 甘い 。

ヘッ ! 俺 に 説教 垂れて んじゃ ねえ !

俺 は … 俺 は 絶対 お前 を 認め ねえ !

俺 は 常に 自分 を 鬼 に して 任務 を 遂行 して きた んだ 。

なのに 里 の 連中 と きたら

どんなに 力 が あって も どんなに 任務 で 敵 を 倒して も

ヤツ ら は 俺 を 認めよう と し なかった !

仲間 だの チームワーク だの と

くだら ねえ ルール に 縛ら れて な !

( 忍 1)< ヤツ ら の 狙い は 機密 文書 だ 。

ミズキ を 援護 しろ >( 忍 2)< はっ !

う あっ !>

< おい 大丈夫 か !?>

( 忍 2)< あ … 脚 … 感覚 が ない …>

( 忍 1)< どう だ ? ミズキ >

< ダメだ 残念だ が もう …>

( 忍 1)< そう か …。

よし 撤収 だ !

急げ !>( ミズキ )< ああ >

( 忍 2)< ん …! ぐ …!>

( ミズキ )< 残念だ が 戦場 で 使え ない ヤツ は

足手まといな だけ だ 。

軽傷 と は いえ その 傷 で は 動け まい 。

恨む なら 非力な 己 を 恨め >

( 忍 2)< ん ~! う っ !>

( ミズキ ) 俺 は 確実に 任務 を 遂行 した だけ だ !

( ミズキ ) な のに 里 の 連中 と きたら

誰 も 俺 を 認めよう と し なかった 。

なぜ だ !? なぜ 誰 も 俺 の 力 を 認めよう と し ない !?

なぜ だ !? イルカ 。

お前 や あの 九 尾 の ガキ で さえ 認め られて る のに

何で 俺 だけ !

今 から でも 遅く は ない 。

罪 を 償い ちゃんと やり 直せば

里 の みんな だって お前 の こと を 認めて …。

偉 そうに ! 俺 に 説教 なん ぞ 垂れて んじゃ ねえ よ !

て め ぇも 里 の ヤツ ら と 同じだ !

俺 を 見下し や が って !( イルカ ) ミズキ …。

( ミズキ ) 全部 … そう

全部 あの 日 から 始まった …。

< は ぁ ~…>

< 今 から 緊張 して て どう する ?>

( イルカ )< ミズキ >

( ミズキ )< いよいよ あした だ な アカデミー 教員 採用 試験 >

( イルカ )< ああ 気 が 重い よ お前 は いい よ な 。

俺 より 成績 も いい し あした の 試験 だって 楽勝 だ >

< ハハハ … そう で も ない さ 。

まっ お互いに 頑張ろう ぜ >

< あ … ああ >

♬~

( イルカ )《 しまった !》

♬~

( ミズキ )< 伏せろ !

危なかった な イルカ >( イルカ )< ああ 。

ミズキ すまない 助かった >

< お互いさまだ さっ 急ぐ ぞ >

♬~

< やった … やった !>

( イルカ )< ミズキ …>

( 忍 1)< それでは ミズキ に 関して は しばらく 様子 見 と いう こと で …>

( 猿 飛 )< うむ 致し方 ある まい >

( 忍 2)< そうです ね 前回 の 機密 文書 奪還 任務 で の ミズキ の 疑惑 …

それ が 完全に 晴れる まで は やむ を え ませ ん ね >

( 忍 3)< 例の 遺体 の 検視 報告 に よる と

死因 は 窒息 死 に よる もの 。

ミズキ たち の 報告 に あった 脚 の 傷 は

それほど 重篤な もの で は あり ませ ん でした >

( 猿 飛 )< 分かった 。

優秀な ヤツ だ が やむ を え まい >

< くっ …!>

俺 は 自分 に 与え られた 任務 を 完遂 した だけ だ 。

俺 が あの あと どんな 惨めな 思い で 生きて きた か

お前 に 分かる か ? あぁ ? イルカ 。

て め ぇに は 分から ねえ だろう な 。

辛酸 を なめ 尽くした 俺 と 甘 っち ょろ い お 前

どっち が 本当の 忍 か はっきり さ せ ようじゃ ない か 。

ハッフフフ …。

( ミズキ ) さ ぁ 来い イルカ 。

ミズキ どこ に いる ?

もう お前 に は 改心 する 気 は ない んだ な ?

( ミズキ ) 何度 も 同じ こと を 言わ せる な 。

( イルカ ) これ で 終わり に する 残念だ が な …。

( ミズキ ) ヘッヘヘヘ … 泣ける ねぇ 。

俺 も うれしい ぜ イルカ 。

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( チョウジ ) ぬ お ~!

この ~!

兄 者 … どうした ? 兄 者 !

お ぉ 気 が 付いた か 兄 …

うわ っ ! 兄 者 !

う っ ! ぐ は っ !

貴 様 ら 兄 者 に 何 を した !?

( いの )《 あたし が 乗っ取って ん の よ バ ~ カ !

う っ ! な … 何 な の よ !?》

えっ !?( 雷神 ) 兄 者 ! 起きろ !

目 を 覚ませ ~!( チョウジ ) あ ~!

( いの )《 あ ~!》

げ っ … 何て ヤツ ら だ 。

( いの ) たっ … 痛 て て …。

大丈夫 か ? いの 。

うん 何とか 大 …

丈夫じゃ ない ~! あたし の 美貌 が ~!

った く やれやれ …。

( チョウジ ) が ~!( シカマル ) チョ … チョウジ !

( チョウジ ) が … あぁ ! あ ~!

チョウジ !( チョウジ ) ぐ ~…。

大丈夫 か ?( チョウジ ) だ … 大丈夫 。

悪 ぃ ちょっと 寝 ち まって た ようだ ぜ 。

おう 兄 者 目 が 覚めた か 。

( シカマル )《 ん ~ し ゃあ ねえ なぁ あれ を 使う しか ねえ 》

忍法 影 首 縛り の 術 。

( 雷神 ・ 風神 ) う お っ 。

( 雷神 ) 兄 者 …。

( 風神 ) な … 生意気な …。

ヘッヘヘ …。

近い ぞ ! ミズキ が わな を 張って る かも しれ ん 。

用心 しろ ! 分かって る って ば よ !

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( ミズキ ) 楽しかった ぜ おり の 中 って の はよ 。

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( ミズキ ) カビ 臭く って ジメジメ と うっとうしく って よ 。

( 殴る 音 )( イルカ ) う あっ !

ハァハァハァ …。

( ミズキ )1 年 中 真っ暗で な ハハハ …!

だが その おかげ で 俺 は

並 の 忍 じゃ 手 に 入れ られ ない 術 を 会得 できた 。

暗闇 でも お前 の 気 を ビンビン 感じる ぜ 。

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( イルカ ) ハァハァハァ …。

( ミズキ ) どうした ? もう おしまい か ?

( ミズキ ) ケッヘヘヘ !

ボ ~ っと して る 暇 は ない ぜ イルカ 。

じっくり と 楽しま せて もらう ぜ じっくり と な 。

( 雷神 ・ 風神 ) あ … あぁ …。

ヘヘ …。

( 雷神 ・ 風神 ) う あ ~…。( いの ) よし あたし も !

よせ ! 今 心 転身 で 入ったら

術 は お前 に も かか っち まう んだ ぞ 。

フフ 新しい 術 覚えた の 自分 だけ だ と 思ったら

大 間違い !

ん ?( いの ) 忍法

心 乱 身 の 術 !

ど … どうした ? 雷神 。

( 風神 ) ら … 雷神 何 を …。

ヘヘッ やる じゃ ねえ の 。

フフッ い の コレクション 春 の 新 術 よ !

( 風神 ) う あ ~…。

( 足音 )

( パックン ) 近い ぞ !

( 足音 )

( パックン ) あれ じゃ あの 建物 じゃ 。

よっ しゃ よっ しゃ ! もう 一息 だって ば よ !

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( ミズキ ) ヘヘヘヘ … どう だ ? 少し は 目 が 慣れて きた か ?

お前 の ように 光 の 中 で 生きて きた ヤツ に は

暗闇 は 不便な もの だろう 。

( クナイ が ぶつかり合う 音 )

( イルカ ) う っ !

くそ っ … どこ だ ?

が っ !

う あ …。

ハァハァハァ …。

( ミズキ ) あれ ~? イルカ 。

お前 これ で 終わり に する って 言って た けど …。

あぁ ハハハ … そう か 。

最後 って お前 自分 の こと を 言って た の か 。

ハハハ … ア ~ ッハハハハ …!

( 風神 ) あ ~…。

ヘヘ … もう 一息 だ 。

頑張れ い の !( いの ) 任せて !

く っそ ~…!

ぐ っ !( いの ) あっ !

う あ ~~!

く っそ ~ 何て バカ 力 だ 。

こいつ ら …。

( 風神 ) う ~ あ ~!

ぐ っ …。( いの ) う っ …。

これ 以上 支え きれ ない よ !

( シカマル )《 ここ で 術 を やめたら なす すべ が ねえ 。

考えろ 次の 一 手 を 》

( 風神 ) う ~ あ ~!

( いの ) あぁ !( シカマル ) こらえろ い の !

( チョウジ ) 僕 に 任せて !

( いの ) あんた また 投げ飛ばさ れる だけ よ !

い の 黙って 見て ろ よ 。

ぽっ ちゃ り 系 も やる ときゃ やる ぜ 。

( チョウジ ) フン ! う お ~~!

部分 倍 化 の 術 !

両手 !

( 風神 ) う お ~!

( 雷神 ) う あ ~!

チョウジ …。

い の ばっ か いい ところ 持っていか れる わけに は いか ない よ 。

ヘヘ … 僕 は

ぽっ ちゃ り 系 ナンバーワン の イケメン 忍者 な んだ から ね 。

いい わ よ チョウジ ! かっこいい ~!

ヘヘ … チョウジ の ヤツ 。

新 フォーメーション い の シカチョウ 完成 。

( イルカ ) ハァハァハァ …。

( イルカ )《 おかしい … ミズキ の 気配 が 消えた 。

静か すぎる …》

( イルカ )《 違う …》

( 鼓動 )

( イルカ )《 もっと 深く …》( 鼓動 )

( 鼓動 )

( 鼓動 )

( 足音 )

( イルカ )《 足音 ?

いや 違う …。

足音 と は 別に もっと 細かい

もっと 小さな 連続 した 音 …》

( イルカ )《 起爆 札 !?》

う あっ !( パックン ) お っ !

な … 何 だって ば よ ? これ …。

( パックン ) 何 が あった んじゃ ? これ は …。

イルカ 先生 …。

イルカ 先生 ~!

♬( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて

♬ 君 は 返事 も し ない

♬ 君 が 泣いて る

♬ ひと り で 泣いて る

♬ 僕 は どう する ?

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。

♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 そんな … イルカ 先生 は どう なった んだ って ば よ ?〉

( パックン )〈 に おい は ここ で 途切れて おる 。

とにかく 辺り を 捜す しか ある まい 〉

〈 何もかも バラバラ じゃ ねえ かく っそ ~!

無事で いて くれよ イルカ 先生 !〉

( パックン )〈 シッ ! 静かに しろ ナルト 〉

〈 えっ …〉( パックン )〈 お 客 さん じゃ 。

どうやら 誰 か 追って くる ようだ ぞ 〉

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Naruto Episode 145 Naruto Episode 145

♬~

♬ 少年 よ 聞いて くれ しょうねん||きいて|

♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ にんげん||||||

♬ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♬ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど ふあんに|ゆめ||うりとばす|

♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ |ろう|||||

♬ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♬~

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ どうし よ も なく くだらない どう し||||

♬ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♬ たった今 生きて いる から たったいま|いきて||

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♬ 決して 忘れて しまわ ない ように けっして|わすれて|||よう に

♬ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう しぬ|||わか||

♬ しらけた 面 が 並んで る |おもて||ならんで|

♬ からっぽの この 街 で ||がい|

♬ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♬ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♬ 何 か を 変えよう と して る から なん|||かえよう||||

♬~

( ナルト ) シカマル い の チョウジ !

( シカマル ) フッ ま ぁ 何 だ 。 ||||なん|

かったり ぃ が 綱 手 様 の 命令 だ から な 。 |||つな|て|さま||めいれい|||

綱 手 の ばあちゃん が ? つな|て|||

ミズキ の 野郎 を 追って る んだろう ? ||やろう||おって||

あ … ああ 。

( シカマル ) で こいつ ら 何者 だ ? ||||なにもの|

( 風神 ) ん … う あ ~…。 ふうじん|||

( パックン ) 風神 に 雷神 じゃ 。 |ふうじん||らいじん|

( チョウジ ) 風神 に 雷神 ? |ふうじん||らいじん

( パックン ) うん 頭 の ほう は ち と 不自由じゃ が 腕力 だけ なら ||あたま||||||ふじゆうじゃ||わんりょく||

あの 伝説 の 三 忍 を も しのぐ ほど の 怪力 の 持ち主 じゃ わ い 。 |でんせつ||みっ|おし||||||かいりき||もちぬし|||

( いの ) マジ で ?( シカマル ) あぁ …。

どうやら マジ らしい ぜ …。( いの ) え ?

( 雷神 ) あ … ん …! らいじん||

( 風神 ) ん ~ お ~…。 ふうじん||

( シカマル ) 影 真似 の 術 に 力 だけ で … |かげ|まね||じゅつ||ちから||

ここ まで 対抗 できる と は な …。 ||たいこう||||

また めん どくせ ぇこ と に なり そうだ ぜ 。 |||||||そう だ|

ここ は 俺 たち に 任せて お前 は ミズキ を 追え ! ||おれ|||まかせて|おまえ||||おえ

大丈夫 !( チョウジ ) 任せて よ ! だいじょうぶ||まかせて|

分かった 。 わかった

でも 気 を つけろ よ 。 |き|||

こいつ ら って ば 化け物 みたいに むちゃくちゃな ヤツ ら だ かんな ! ||||ばけもの|||やつ|||

ああ そう みて ぇだ な …。

( 雷神 ) ん …!( 風神 ) ん ぐ っ ! らいじん||ふうじん|||

( シカマル ) 行け ! ナルト ! |いけ|

ああ 頼んだ って ば よ !( パックン ) 急ぐ ぞ ナルト ! |たのんだ|||||いそぐ||

( 雷神 ・ 風神 ) ん ~…! らいじん|ふうじん|

( シカマル ) お前 ら の 相手 は こっち だっ つう の ! |おまえ|||あいて|||||

貴 様 ら われら 兄弟 に こんな こと を して …。 とうと|さま|||きょうだい|||||

生きて 帰れる と 思う な よ 。 いきて|かえれる||おもう||

さ ~ て そ いつ は どう かな ?

チョウジ いの さっさと や っち まおう ぜ !

( チョウジ ・ いの ) うん !

( イルカ ) 待て ミズキ ! |まて|

( ミズキ ) ハハハハ …!

なかなか 楽しめ そうだ ぜ イルカ 。 |たのしめ|そう だ||いるか

( イルカ ) こっち か 。

( イルカ ) ミズキ どこ に いる ?

♬~

チッ しまった … これ は 幻 術 。 ||||まぼろし|じゅつ

♬~

( イルカ ) くっ … 解 ! ||かい

♬~

ハァハァハァ …。

幻 術 の 次 は 傀儡 か 術 が 多彩だ 。 まぼろし|じゅつ||つぎ||かいらい||じゅつ||たさいだ

( イルカ )《 しかも 術 を かける タイミング が 絶妙 。 ||じゅつ|||たいみんぐ||ぜつみょう

危うく やられる ところ だ 。 あやうく|||

ここ まで 高度に 術 を 使いこなす と は …。 ||こうどに|じゅつ||つかいこなす||

ミズキ の ヤツ …》 ||やつ

( ミズキ ) ハッハハハ …。

傀儡 を 実体 だ と 見破った の は 褒めて やる ぜ 。 かいらい||じったい|||みやぶった|||ほめて||

だが どこ まで 俺 が 遊び に つきあえる かな ? |||おれ||あそび|||

イルカ 。 いるか

ここ は …。

( 雷神 ) ん ~…!( 風神 ) ん お ~…! らいじん||ふうじん||

( 風神 ・ 雷神 ) ん …! ふうじん|らいじん|

う ぅ …。

( シカマル )《 ヤッベェ … 影 真似 を ||かげ|まね|

力 技 だけ で ここ まで はね返す か …》 ちから|わざ|||||はねかえす|

ん ~… あ ~!

う ぅ …。

シカマル 僕 が 行く よ 。( シカマル ) チョウジ ! |ぼく||いく|||

よせ ! あいつ ら の 力 は とんで も ねえ ! ||||ちから||||

僕 が こいつ を 押さえて る から その 間 に もう 一 人 を ! ぼく||||おさえて||||あいだ|||ひと|じん|

ヘッ よし … 行く ぜい の 。( いの ) 任せて ~! ||いく||||まかせて

忍法 心 転身 の 術 ! にんぽう|こころ|てんしん||じゅつ

う あ ~!

( 雷神 ) ん ? らいじん|

あ … 兄 者 どうした ん だ ? |あに|もの|||

《 ウフ 成功 よ ~》 |せいこう|

( シカマル ) おっと …。

よ ~ し !

ハハ … フォーメーション い の シカチョウ 完成 。 |||||かんせい

兄 者 … どうした ? 兄 者 ! あに|もの||あに|もの

《 イルカ 先生 すぐ に 追いつく から いるか|せんせい|||おいつく|

無事で いて くれ って ば よ !》 ぶじで|||||

( ミズキ ) どう だ ? イルカ 俺 の 術 は 。 |||いるか|おれ||じゅつ|

( ミズキ ) 独学 に しちゃ 結構 イケ て た ろ ? |どくがく|||けっこう||||

( イルカ ) 俺 に は 分から ん 。( ミズキ ) ん ? |おれ|||わから|||

ここ まで 高度な 忍術 を 使える 才 を 持ち ながら ||こうどな|にんじゅつ||つかえる|さい||もち|

なぜ お前 は それ を ムダ に する ? |おまえ||||むだ||

ヘッヘヘヘ …。

相変わらず 正義 感 の 押しつけ か 。 あいかわらず|せいぎ|かん||おしつけ|

ぬるい 甘い 。 |あまい

ヘッ ! 俺 に 説教 垂れて んじゃ ねえ ! |おれ||せっきょう|しだれて||

俺 は … 俺 は 絶対 お前 を 認め ねえ ! おれ||おれ||ぜったい|おまえ||みとめ|

俺 は 常に 自分 を 鬼 に して 任務 を 遂行 して きた んだ 。 おれ||とわに|じぶん||おに|||にんむ||すいこう|||

なのに 里 の 連中 と きたら |さと||れんちゅう||

どんなに 力 が あって も どんなに 任務 で 敵 を 倒して も |ちから|||||にんむ||てき||たおして|

ヤツ ら は 俺 を 認めよう と し なかった ! やつ|||おれ||みとめよう|||

仲間 だの チームワーク だの と なかま||||

くだら ねえ ルール に 縛ら れて な ! ||るーる||しばら||

( 忍 1)< ヤツ ら の 狙い は 機密 文書 だ 。 おし|やつ|||ねらい||きみつ|ぶんしょ|

ミズキ を 援護 しろ >( 忍 2)< はっ ! ||えんご||おし|

う あっ !>

< おい 大丈夫 か !?> |だいじょうぶ|

( 忍 2)< あ … 脚 … 感覚 が ない …> おし||あし|かんかく||

( 忍 1)< どう だ ? ミズキ > おし|||

< ダメだ 残念だ が もう …> だめだ|ざんねんだ||

( 忍 1)< そう か …。 おし||

よし 撤収 だ ! |てっしゅう|

急げ !>( ミズキ )< ああ > いそげ||

( 忍 2)< ん …! ぐ …!> おし||

( ミズキ )< 残念だ が 戦場 で 使え ない ヤツ は |ざんねんだ||せんじょう||つかえ||やつ|

足手まといな だけ だ 。 あしでまといな||

軽傷 と は いえ その 傷 で は 動け まい 。 けいしょう|||||きず|||うごけ|

恨む なら 非力な 己 を 恨め > うらむ||ひりきな|おのれ||うらめ

( 忍 2)< ん ~! う っ !> おし|||

( ミズキ ) 俺 は 確実に 任務 を 遂行 した だけ だ ! |おれ||かくじつに|にんむ||すいこう|||

( ミズキ ) な のに 里 の 連中 と きたら |||さと||れんちゅう||

誰 も 俺 を 認めよう と し なかった 。 だれ||おれ||みとめよう|||

なぜ だ !? なぜ 誰 も 俺 の 力 を 認めよう と し ない !? |||だれ||おれ||ちから||みとめよう|||

なぜ だ !? イルカ 。 ||いるか

お前 や あの 九 尾 の ガキ で さえ 認め られて る のに おまえ|||ここの|お||がき|||みとめ|||

何で 俺 だけ ! なんで|おれ|

今 から でも 遅く は ない 。 いま|||おそく||

罪 を 償い ちゃんと やり 直せば ざい||つぐない|||なおせば

里 の みんな だって お前 の こと を 認めて …。 さと||||おまえ||||みとめて

偉 そうに ! 俺 に 説教 なん ぞ 垂れて んじゃ ねえ よ ! えら|そう に|おれ||せっきょう|||しだれて|||

て め ぇも 里 の ヤツ ら と 同じだ ! |||さと||やつ|||おなじだ

俺 を 見下し や が って !( イルカ ) ミズキ …。 おれ||みくだし|||||

( ミズキ ) 全部 … そう |ぜんぶ|

全部 あの 日 から 始まった …。 ぜんぶ||ひ||はじまった

< は ぁ ~…>

< 今 から 緊張 して て どう する ?> いま||きんちょう||||

( イルカ )< ミズキ >

( ミズキ )< いよいよ あした だ な アカデミー 教員 採用 試験 > |||||あかでみー|きょういん|さいよう|しけん

( イルカ )< ああ 気 が 重い よ お前 は いい よ な 。 ||き||おもい||おまえ||||

俺 より 成績 も いい し あした の 試験 だって 楽勝 だ > おれ||せいせき||||||しけん||らくしょう|

< ハハハ … そう で も ない さ 。

まっ お互いに 頑張ろう ぜ > |おたがいに|がんばろう|

< あ … ああ >

♬~

( イルカ )《 しまった !》

♬~

( ミズキ )< 伏せろ ! |ふせろ

危なかった な イルカ >( イルカ )< ああ 。 あぶなかった||いるか||

ミズキ すまない 助かった > ||たすかった

< お互いさまだ さっ 急ぐ ぞ > おたがいさまだ||いそぐ|

♬~

< やった … やった !>

( イルカ )< ミズキ …>

( 忍 1)< それでは ミズキ に 関して は しばらく 様子 見 と いう こと で …> おし||||かんして|||ようす|み||||

( 猿 飛 )< うむ 致し方 ある まい > さる|と||いたしかた||

( 忍 2)< そうです ね 前回 の 機密 文書 奪還 任務 で の ミズキ の 疑惑 … おし|そう です||ぜんかい||きみつ|ぶんしょ|だっかん|にんむ|||||ぎわく

それ が 完全に 晴れる まで は やむ を え ませ ん ね > ||かんぜんに|はれる||||||||

( 忍 3)< 例の 遺体 の 検視 報告 に よる と おし|れいの|いたい||けんし|ほうこく|||

死因 は 窒息 死 に よる もの 。 しいん||ちっそく|し|||

ミズキ たち の 報告 に あった 脚 の 傷 は |||ほうこく|||あし||きず|

それほど 重篤な もの で は あり ませ ん でした > |じゅうとくな|||||||

( 猿 飛 )< 分かった 。 さる|と|わかった

優秀な ヤツ だ が やむ を え まい > ゆうしゅうな|やつ||||||

< くっ …!>

俺 は 自分 に 与え られた 任務 を 完遂 した だけ だ 。 おれ||じぶん||あたえ||にんむ||かんすい|||

俺 が あの あと どんな 惨めな 思い で 生きて きた か おれ|||||みじめな|おもい||いきて||

お前 に 分かる か ? あぁ ? イルカ 。 おまえ||わかる|||いるか

て め ぇに は 分から ねえ だろう な 。 ||||わから|||

辛酸 を なめ 尽くした 俺 と 甘 っち ょろ い お 前 しんさん||な め|つくした|おれ||あま|||||ぜん

どっち が 本当の 忍 か はっきり さ せ ようじゃ ない か 。 ||ほんとうの|おし|||||||

ハッフフフ …。

( ミズキ ) さ ぁ 来い イルカ 。 |||こい|いるか

ミズキ どこ に いる ?

もう お前 に は 改心 する 気 は ない んだ な ? |おまえ|||かいしん||き||||

( ミズキ ) 何度 も 同じ こと を 言わ せる な 。 |なんど||おなじ|||いわ||

( イルカ ) これ で 終わり に する 残念だ が な …。 |||おわり|||ざんねんだ||

( ミズキ ) ヘッヘヘヘ … 泣ける ねぇ 。 ||なける|

俺 も うれしい ぜ イルカ 。 おれ||||いるか

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( チョウジ ) ぬ お ~!

この ~!

兄 者 … どうした ? 兄 者 ! あに|もの||あに|もの

お ぉ 気 が 付いた か 兄 … ||き||ついた||あに

うわ っ ! 兄 者 ! ||あに|もの

う っ ! ぐ は っ !

貴 様 ら 兄 者 に 何 を した !? とうと|さま||あに|もの||なん||

( いの )《 あたし が 乗っ取って ん の よ バ ~ カ ! |||のっとって|||||

う っ ! な … 何 な の よ !?》 |||なん|||

えっ !?( 雷神 ) 兄 者 ! 起きろ ! |らいじん|あに|もの|おきろ

目 を 覚ませ ~!( チョウジ ) あ ~! め||さませ||

( いの )《 あ ~!》

げ っ … 何て ヤツ ら だ 。 ||なんて|やつ||

( いの ) たっ … 痛 て て …。 ||つう||

大丈夫 か ? いの 。 だいじょうぶ||

うん 何とか 大 … |なんとか|だい

丈夫じゃ ない ~! あたし の 美貌 が ~! じょうぶじゃ||||びぼう|

った く やれやれ …。

( チョウジ ) が ~!( シカマル ) チョ … チョウジ !

( チョウジ ) が … あぁ ! あ ~!

チョウジ !( チョウジ ) ぐ ~…。

大丈夫 か ?( チョウジ ) だ … 大丈夫 。 だいじょうぶ||||だいじょうぶ

悪 ぃ ちょっと 寝 ち まって た ようだ ぜ 。 あく|||ね|||||

おう 兄 者 目 が 覚めた か 。 |あに|もの|め||さめた|

( シカマル )《 ん ~ し ゃあ ねえ なぁ あれ を 使う しか ねえ 》 ||||||||つかう||

忍法 影 首 縛り の 術 。 にんぽう|かげ|くび|しばり||じゅつ

( 雷神 ・ 風神 ) う お っ 。 らいじん|ふうじん|||

( 雷神 ) 兄 者 …。 らいじん|あに|もの

( 風神 ) な … 生意気な …。 ふうじん||なまいきな

ヘッヘヘ …。

近い ぞ ! ミズキ が わな を 張って る かも しれ ん 。 ちかい||||||はって||||

用心 しろ ! 分かって る って ば よ ! ようじん||わかって||||

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( ミズキ ) 楽しかった ぜ おり の 中 って の はよ 。 |たのしかった||||なか|||

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( ミズキ ) カビ 臭く って ジメジメ と うっとうしく って よ 。 |かび|くさく||じめじめ||||

( 殴る 音 )( イルカ ) う あっ ! なぐる|おと|||

ハァハァハァ …。

( ミズキ )1 年 中 真っ暗で な ハハハ …! |とし|なか|まっくらで||

だが その おかげ で 俺 は ||||おれ|

並 の 忍 じゃ 手 に 入れ られ ない 術 を 会得 できた 。 なみ||おし||て||いれ|||じゅつ||えとく|

暗闇 でも お前 の 気 を ビンビン 感じる ぜ 。 くらやみ||おまえ||き|||かんじる|

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( イルカ ) ハァハァハァ …。

( ミズキ ) どうした ? もう おしまい か ?

( ミズキ ) ケッヘヘヘ !

ボ ~ っと して る 暇 は ない ぜ イルカ 。 ||||いとま||||いるか

じっくり と 楽しま せて もらう ぜ じっくり と な 。 ||たのしま||||||

( 雷神 ・ 風神 ) あ … あぁ …。 らいじん|ふうじん||

ヘヘ …。

( 雷神 ・ 風神 ) う あ ~…。( いの ) よし あたし も ! らいじん|ふうじん||||||

よせ ! 今 心 転身 で 入ったら |いま|こころ|てんしん||はいったら

術 は お前 に も かか っち まう んだ ぞ 。 じゅつ||おまえ|||||||

フフ 新しい 術 覚えた の 自分 だけ だ と 思ったら |あたらしい|じゅつ|おぼえた||じぶん||||おもったら

大 間違い ! だい|まちがい

ん ?( いの ) 忍法 ||にんぽう

心 乱 身 の 術 ! こころ|らん|み||じゅつ

ど … どうした ? 雷神 。 ||らいじん

( 風神 ) ら … 雷神 何 を …。 ふうじん||らいじん|なん|

ヘヘッ やる じゃ ねえ の 。

フフッ い の コレクション 春 の 新 術 よ ! |||これくしょん|はる||しん|じゅつ|

( 風神 ) う あ ~…。 ふうじん||

( 足音 ) あしおと

( パックン ) 近い ぞ ! |ちかい|

( 足音 ) あしおと

( パックン ) あれ じゃ あの 建物 じゃ 。 ||||たてもの|

よっ しゃ よっ しゃ ! もう 一息 だって ば よ ! |||||ひといき|||

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( ミズキ ) ヘヘヘヘ … どう だ ? 少し は 目 が 慣れて きた か ? ||||すこし||め||なれて||

お前 の ように 光 の 中 で 生きて きた ヤツ に は おまえ||よう に|ひかり||なか||いきて||やつ||

暗闇 は 不便な もの だろう 。 くらやみ||ふべんな||

( クナイ が ぶつかり合う 音 ) ||ぶつかりあう|おと

( イルカ ) う っ !

くそ っ … どこ だ ?

が っ !

う あ …。

ハァハァハァ …。

( ミズキ ) あれ ~? イルカ 。 ||いるか

お前 これ で 終わり に する って 言って た けど …。 おまえ|||おわり||||いって||

あぁ ハハハ … そう か 。

最後 って お前 自分 の こと を 言って た の か 。 さいご||おまえ|じぶん||||いって|||

ハハハ … ア ~ ッハハハハ …!

( 風神 ) あ ~…。 ふうじん|

ヘヘ … もう 一息 だ 。 ||ひといき|

頑張れ い の !( いの ) 任せて ! がんばれ||||まかせて

く っそ ~…!

ぐ っ !( いの ) あっ !

う あ ~~!

く っそ ~ 何て バカ 力 だ 。 ||なんて|ばか|ちから|

こいつ ら …。

( 風神 ) う ~ あ ~! ふうじん||

ぐ っ …。( いの ) う っ …。

これ 以上 支え きれ ない よ ! |いじょう|ささえ|||

( シカマル )《 ここ で 術 を やめたら なす すべ が ねえ 。 |||じゅつ||||||

考えろ 次の 一 手 を 》 かんがえろ|つぎの|ひと|て|

( 風神 ) う ~ あ ~! ふうじん||

( いの ) あぁ !( シカマル ) こらえろ い の !

( チョウジ ) 僕 に 任せて ! |ぼく||まかせて

( いの ) あんた また 投げ飛ばさ れる だけ よ ! |||なげとばさ|||

い の 黙って 見て ろ よ 。 ||だまって|みて||

ぽっ ちゃ り 系 も やる ときゃ やる ぜ 。 |||けい|||||

( チョウジ ) フン ! う お ~~! |ふん||

部分 倍 化 の 術 ! ぶぶん|ばい|か||じゅつ

両手 ! りょうて

( 風神 ) う お ~! ふうじん||

( 雷神 ) う あ ~! らいじん||

チョウジ …。

い の ばっ か いい ところ 持っていか れる わけに は いか ない よ 。 ||||||もっていか||||||

ヘヘ … 僕 は |ぼく|

ぽっ ちゃ り 系 ナンバーワン の イケメン 忍者 な んだ から ね 。 |||けい|なんばーわん|||にんじゃ||||

いい わ よ チョウジ ! かっこいい ~!

ヘヘ … チョウジ の ヤツ 。 |||やつ

新 フォーメーション い の シカチョウ 完成 。 しん|||||かんせい

( イルカ ) ハァハァハァ …。

( イルカ )《 おかしい … ミズキ の 気配 が 消えた 。 ||||けはい||きえた

静か すぎる …》 しずか|

( イルカ )《 違う …》 |ちがう

( 鼓動 ) こどう

( イルカ )《 もっと 深く …》( 鼓動 ) ||ふかく|こどう

( 鼓動 ) こどう

( 鼓動 ) こどう

( 足音 ) あしおと

( イルカ )《 足音 ? |あしおと

いや 違う …。 |ちがう

足音 と は 別に もっと 細かい あしおと|||べつに||こまかい

もっと 小さな 連続 した 音 …》 |ちいさな|れんぞく||おと

( イルカ )《 起爆 札 !?》 |きばく|さつ

う あっ !( パックン ) お っ !

な … 何 だって ば よ ? これ …。 |なん||||

( パックン ) 何 が あった んじゃ ? これ は …。 |なん|||||

イルカ 先生 …。 いるか|せんせい

イルカ 先生 ~! いるか|せんせい

♬( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて ||||||||とおりすぎて

♬ 君 は 言葉 を 無くす きみ||ことば||なくす

♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて ぼく||こえ|||ちいさ|

♬ 君 は 返事 も し ない きみ||へんじ|||

♬ 君 が 泣いて る きみ||ないて|

♬ ひと り で 泣いて る |||ないて|

♬ 僕 は どう する ? ぼく|||

♬ 僕 も 泣いて る の さ 。 ぼく||ないて|||

♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』 よ||||おれ||||

♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で |じだい||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で ||よ||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ つんざく ギター と オレ の スピード で |ぎたー||おれ||すぴーど|

♬ ぶ っと ば して く Yeah

♬ 傾く 世界 も わるい や つら も かたむく|せかい|||||

♬ けちらして く Yeah

♬~

〈 そんな … イルカ 先生 は どう なった んだ って ば よ ?〉 |いるか|せんせい|||||||

( パックン )〈 に おい は ここ で 途切れて おる 。 ||||||とぎれて|

とにかく 辺り を 捜す しか ある まい 〉 |あたり||さがす|||

〈 何もかも バラバラ じゃ ねえ かく っそ ~! なにもかも|ばらばら||||

無事で いて くれよ イルカ 先生 !〉 ぶじで|||いるか|せんせい

( パックン )〈 シッ ! 静かに しろ ナルト 〉 ||しずかに||

〈 えっ …〉( パックン )〈 お 客 さん じゃ 。 |||きゃく||

どうやら 誰 か 追って くる ようだ ぞ 〉 |だれ||おって|||