Naruto Episode 203
♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ
♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ
♪ ~
♪ ずっと 側 に い た から
♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て
♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事
♪ 「 また ね … 」 が 淋しい
♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら
♪ 側 に い なく て も
♪ 笑顔 は 届け たい
♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ
♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ
♪ こんなに も 近く に 感じ てる
♪ ふた つ の 想い
( ナルト ) は ~ あ … 。
や っぱ 一 人 だ と 修業 に も 身 が 入ら ねえ って ば よ 。
あ ~ あ … 。
♪ ~
エロ 仙人 って ば
どこ で 何 やって ん だって ば よ 。
修業 見 て くれる って 話 は
どう な っち まっ た ん だ よ く そ っ !
ん ?
♪ ~
何 してん だ ?
♪ ~
♪ ~ ( 足音 )
へ ぇ ~ 絵描 い てん だ 。
♪ ~
あ ?
♪ ~
空 に 雨雲 なんて ない って ば よ ?
♪ ~
( 雷鳴 )
あっ 。
♪ ~
う っ !
( 雷鳴 )
だっ … あぁ !
火影 の 家 が !
♪ ~
( 半鐘 の 音 )
( 綱 手 ) 急げ ! 早く しろ !
水 だ ! 水 水 ! ( 忍 1 ) ただいま !
( 忍 1 ・ 忍 2 ) 水 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] … !
バカ 者 ! あたし じゃ なく て 屋根 の 上 だ !
( 忍 1 ) 申し訳 あり ませ ん !
( 忍 1 ・ 忍 2 ) ハァ ~ !
( 綱 手 ) そう だ その 調子 ! ( 忍 1 ) はっ !
♪ ~
( 紅 ) 《 やはり 恐れ て い た こと が 起こった か … 》
あっ い たい た お ~ い !
待って くれ って ば よ !
( 八雲 ) あっ 。
( 八雲 ) ん ! あっ … あぁ !
( 忍 1 ) フン ! ( 八雲 ) はっ !
( 忍 2 ) てこずら せ や が って 。
( 忍 1 ) 急 い で 回収 しよ う 。 ( 忍 2 ) ああ 。
待て こら ! ( 忍 2 ) あっ 。
お前 ら 何 してん だって ば よ !
暗部 !
( 暗部 ) うずまき ナルト この 場 より 即刻 立ち去れ 。
えっ … 。
そい つ って ば 何 を し た ん だって ば よ ?
( 暗部 ) お前 に は 関係ない 。
いい か ? ここ で 見 た こと 一切 他言 無用 だ 。
ふざけ ん な ! ちょっと 待て って ば よ !
( 暗部 ) われわれ に 干渉 する な 。
な っ … 消え た 。
く っそ ~ 何 が 起き てん だって ば よ 。
( シズネ ) あ ~ あ … 大事 な 書類 が ぐし ょぐ しょ 。
( 綱 手 ) これ も 天日 干し だ ね 。
( サクラ ) 外 に 持っていき ます ね 。 ( 綱 手 ) 頼む 。
( トントン ) ブ ~ 。
( 紅 ) おはよう 。 あっ 紅 先生 。
五 代 目 は いる ? はい 。
( 綱 手 ) どう だ ?
第 八 班 から 手 を 引き たい と いう 気持ち に 変わり は ない の か ?
( 紅 ) はい 。 えっ ?
よく 考えろ 。
キバ シノ ヒナタ 。
経験 不足 の あいつ ら を 中 忍 試験 に 推薦 し た の は お前 だ 。
あいつ ら が かわいく ない の かい ?
ですが あの 問題 を 放っておく わけ に は いき ませ ん 。
私 の 責任 です から 。
その 件 に つい て なら お前 に 落ち度 は ない 。
暗部 が 絡 ん でる って こと は
あの 姉ちゃん 相当 悪い ヤツ な の か ?
それとも 何 か 大きな 事件 に 巻き込ま れ て いる と か … 。
( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ と ! ? て め ぇ !
( ヒナタ ) 落ち着 い て キバ 君 !
キバ ? ヒナタ ?
( キバ ) おい シノ もう いっぺん 言って みろ !
( シノ ) いい だ ろ う ムダ だ と 言った ん だ 。
( キバ ) お前 よく も そんな こと !
( 赤 丸 の ほえ 声 )
あぁ やめろ って ! ( ヒナタ ) ナルト 君 。
ま ぁ 落ち着け って ば よ 一体 どう し た ん だ ?
俺 たち 第 八 班 は 見放さ れ た ん だ よ 紅 先生 に な 。
あ ? どう いう こと だって ば よ ?
実は 先生 から 直接 話 が あった の 。
( 紅 ) < 私 の 役目 は 終わった わ 。
いずれ あなた たち に は 別 の 担当 上 忍 が 通達 さ れる でしょ う >
< ちょ … 待って くれよ 紅 先生 > ( ヒナタ ) < 先生 … >
< これ は 決定 事項 よ 。
あなた たち と 私 の 関係 は あくまで 隊長 と 部下 。
必要 に 応じ て チーム の 編成 が 変わる だけ の こと だ わ >
理由 も 言わ ず に ただ それ だけ … 。
たった そん だけ ? お前 ら それ で 納得 す ん の か よ ?
する か よ ! だ から これ から 火影 様 の 所 に 乗り込 ん で
何で 俺 たち 第 八 班 から 紅 先生 を 外す の か 抗議 し て やろ う って
言って ん じゃ ねえ か ! それ を シノ の ヤツ が … !
( シノ ) だ から ムダ だ と 言って いる 。
なぜ なら この 件 は 恐らく 先生 自身 が 決め た こと だ から だ 。
チッ この 石 頭 が 。
ヒナタ お前 は どう な ん だ ?
わ … 私 も 紅 先生 に 担当 上 忍 で い て ほしい 。
だけど … 。 ( キバ ) だけど ? 何 だ よ ! ?
紅 先生 に だって 何 か 事 情 が ある かも しれ ない し 。
その … 。 ( キバ ) フン 。
お前 も シノ と 同じ か よ 。
違う よ キバ 君 ! いい から !
もめ ん の は もう よせ って ! 俺 が 何とか して やる って ば よ 。
ナルト お前 は 部 外 者 だ ろ う が 。 ( シノ ) 何 を する 気 だ ?
任し とけ って !
紅 先生 は 俺 が 絶対 やめ させ ねえ から よ 。
思わず 任せ とけ って 言 っち まっ た けど
どう す っか な ? あ ?
紅 先生 。
何 やって ん だ ?
よし ! 直接 聞きゃ あ いい ん だ 。
あの 先生 。
( 紅 ) ナルト 。 話 は キバ たち から 聞い た って ば よ 。
えっ ?
第 八 班 の 担当 降り ねえ で くれよ 。
あいつ ら すげ ぇ 落ち込 ん で て さ 。
それ で わざわざ あなた が ? ああ 。
あいつ ら 先生 の こと す ん げ ぇ 慕って る ん だ って 。
あの 子 たち から 何 を 聞い た か 知ら ない けど
それ は でき ない わ 。
私 に は その 資格 が ない の よ 。
えっ … 資格 って ?
みんな に 伝え て ちょうだい 。
私 は もう 戻ら ない って 。
先生 … 。
く そ ~ ろくに 話 も 聞い て もら え なかった って ば よ 。
こう なりゃ 綱 手 の ばあちゃん に 直接 当たって みる か 。
ナルト 。 あっ サクラ ちゃん 。
どう し た の ?
は ぁ あの さ 紅 先生 が 第 八 班 を 降りる って 言う から さ
綱 手 の ばあちゃん に 直接 頼 ん で みる ん だって ば よ 。
ムダ だ と 思う わ たぶん 。
大丈夫 だ って ! 俺 って ば
ばあちゃん の 酒 の 隠し 場 所 知って っ から さ !
シズネ の 姉ちゃん に それ を バラ す ぞ ~ って 脅せ ば … 。
だから やめる の に は それなり の 理由 が ある って こと よ 。
何 ? 何 ? ひょっとして サクラ ちゃん 何 か 知って ん の か ?
えっ ! ?
知って る ん だ な ! 教え て くれ って ば よ !
う うん ! 全然 知ら ない わ !
なぁ ! 教え て くれ って ば よ ! しつこい わ ね !
人 の 大事 な 話 あたし が 盗み聞き し たり な ん か する もん です か !
何 ~ ! ? 盗み聞き し た の か ~ ! キャ ~ !
シ ~ ! バカ バカ 大きな 声 出さ ない で 。
八雲 ?
ええ 確か そう 言って た 。
( 紅 ) < 八雲 が ああ なって しまった の は
やはり 私 の 責任 です >
< いや むしろ お前 に 預け た から こそ
今 まで 無事 で あった と いう べき だ 。
シズネ 看護 態勢 は ? >
< 今 は 里見 ヶ 丘 近く の 山荘 に
医療 班 2 名 と 暗部 1 名 で 三 人 一 組 を 組み
24 時間 監視 態勢 を とって い ます >
( 綱 手 ) < それ でも 安心 でき ない か ? >
< はい 。
私 なり の けじめ を つけ たい の です >
里見 ヶ 丘 って いえ ば けさ の … 。
条件 は ぴったり だって ば よ 。
女の子 何て 名前 だ っけ ?
八雲 。 八雲 。
サンキュー サクラ ちゃん 。
ちょっと ナルト 私 が 言って た なんて 言わ ない で よ !
ああ 分かって る って ば よ !
《 あの 子 が 八雲 だ と し たら
紅 先生 の こと 何 か 分かる かも しん ねえ 》
( ガイ ) ハァ ~ !
( リー ) ハァ !
ん ~ !
( ガイ ) アチョ ~ !
( リー ) う わ っ !
( ガイ ) 踏み込み が 甘い ぞ リー 。 ( リー ) オッス 。
( 猿 飛 ) < 夕日 紅 。
お前 を この 里 きって の 幻 術 使い と 見込 ん で 頼み が ある >
♪ ~
( 猿 飛 ) < その 少女 を 預かって くれ ぬ か ? >
< この 子 は ? >
( 猿 飛 ) < 鞍馬 八雲 。
お前 も 鞍馬 一族 の こと は 知って おろ う >
< はい > ( 猿 飛 ) < かつて は
うち は 一族 と 同じ ように 木 ノ 葉 隠れ の 里 でも
一 大 勢力 を 築 い て い た 。
幻 術 に 秀で た 一門 だった の じゃ が
ここ 数 年 は 人材 に も 恵まれ ず その 勢力 は 衰え
上 忍 クラス の 忍 を 輩出 でき ず に おった の じゃ >
< 鞍馬 八雲 は 鞍馬 の … >
< ああ … 本家 ムラ クモ の 一 人 娘 で な
体力 面 に 問題 が あり
アカデミー に は 入学 し て い ない >
( 紅 ) < では 彼女 を 預かり 幻 術 使い に 育てろ と ? >
< いや 。
確か に 八雲 の 幻 術 の 潜在 能力 は 優れ て おる 。
一 時 は 一族 の 者 たち も
お家 再興 の 夢 を 懸けて い た ほど じゃ >
< 何 か 問題 でも ? >
< ここ だけ の 話 だ ぞ >
< はい >
( 猿 飛 ) < 八雲 の 両親
鞍馬 ムラ クモ と その 妻 が 亡くなった ん じゃ が … >
( 八雲 ) < ハァ ハァ ハァ … >
( 紅 ) < 大丈夫 ? 無理 は し ない で >
< 大丈夫 平気 です 。
ハァ … ちょっと 息 が … 切れ ちゃ って >
< 聞い て ちょうだい 八雲 。
忍 だけ が あなた の 道 で は ない >
< えっ ? >
< あなた は 女の子 だ し もっと 別 の 生き 方 も ある はず よ >
< なり たい ん です 忍者 に 。
アカデミー で は ロック ・ リー と いう
忍術 も 幻 術 も 使え ない 生徒 が
体 術 だけ で 忍者 を 目指し て いる と 聞き まし た 。
私 に は 体 力 が ない かも しれ ませ ん 。
でも あの 力 を 使え ば … 。
なれ ます よ ね ? 紅 先生 み たい な 忍者 に >
< 私 は ガイ の よう な 教師 と は 違う わ 。
残念 だ けど あなた を 育てる こと は でき ませ ん >
よ ~ し ! きょう は ここ まで !
( リー ) ありがとう ござい まし た 。 ( ガイ ) おう !
風呂 に 入って ゆっくり 休め よ 。
オッス ! 失礼 し ます 。 ( ガイ ) ん !
ハハハハ … !
リー は また 腕 を 上げ た わ ね 。
聞い た ぞ お前 第 八 班 から 手 を 引く そう だ な 。
( 紅 ) しかたない わ 私 の 下 で は 育つ もの も 育た なく なる 。
いや そんな こと は ない わ が 班 に は 及ば ん もの の
紅 お前 の 班 の 下 忍 たち の 成長 に は
目 を みはる もの が ある 。
だ と し たら それ は 私 の 力 じゃ ない 。
彼ら 自身 の 努力 の 成果 よ 。
なぁ 紅 。
俺 たち に できる こと は 何 だ と 思う ?
まっ お前 の 言う とおり リー が あそこ まで 成長 し た の も
ヤツ 自身 の 努力 だ 。
俺 が し た こと と いえ ば あいつ を 信じ て やる こと だけ だった 。
己 の 命 を 懸けて でも 弟子 を 信じ て やる 。
全力 で 信頼 し 全力 で 抱きしめ て やれ ば いい ん だ 。
決して 難しい こと で は ない 。
ガイ あなた が 羨ま し い 。
私 は その 簡単 な こと さえ でき なかった の 。
( ガイ ) おい 紅 。
( ガイ ) 《 己 を 信じろ ! 》
《 紅 先生 と けさ の 姉ちゃん が
どこ で どう つながって ん だ ?
調べる 価値 は あり そう だって ば よ 》
ん ?
里見 ヶ 丘 の 山荘 って あれ だ な 。
( 鈴 の 音 )
( 忍 1 ) 東 の トラップ か 。 ( 忍 2 ) その よう だ 。
( 暗部 ) 侵入 者 か ? ( 忍 1 ) はい 。
( 暗部 ) 紅 。
( 紅 ) 24 時間 の 警備 ご 苦労 だ な 。
八雲 を 見舞わ せ て くれ 。
( 暗部 ) こんな 夜更け に か ?
八雲 は 中 で 休 ん で ます が 。
少し 外し て もら える か ?
二 人きり で 話 が し たい ん だ 。
( 忍 1 ・ 忍 2 ) はっ 。
( 暗部 ) 長居 は 困る ぞ 。
10 分 で 済む 。 ( 暗部 ) 結構 。
♪ ~
♪ ~
♪ ~
気味 の 悪い 絵 ばかり 。
♪ ~
あっ 。
《 先生 お 願い ! 》
( 鼓動 ) ( 紅 ) う っ … 。
( 鼓動 )
《 フッ フフ フフ … 》
( 紅 ) あ ~ ~ !
( 暗部 ) 何 だ ?
あぁ ~ ! 心臓 が ! 俺 の … 俺 の 心臓 が ~ !
ハァ ハァ … あれ ? 何とも ない って ば よ 。
( 暗部 ) こら また お前 か !
変化 の 術 で 紅 に 化ける と は 。
なぁ さっき の は 一体 何 な ん だって ば よ ?
( 暗部 ) 黙れ よけい な 詮索 は する な 。
その ほう が 身 の ため だ 。
ん ?
おい 。
あんた が 八雲 ? そう な ん だ ろ ?
あんた に 紅 先生 の こと で 聞き たい こと が ある ん だって ば よ 。
だっ !
く っそ … 。
♪ ~
♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は
♪ いつも 近く で
♪ 笑って いる から
♪ ~
♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から
♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も
♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を
♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も
♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から
♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる
♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も
♪ 変え て み せる 全て の 思い で
♪ 照らす よ 今 すぐ
♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う
♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た
♪ きっと 君 は 涙 の 答え を
♪ 探し て いる ん だ ろ う
♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る
♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は
♪ いつも 近く で 笑って いる から
♪ ~
〈 何で 俺 って ば こんな とこ で 寝 てん だ ? 〉
〈 あんた が 特別 警備 中 の 山荘 に 無断 で 入った から でしょ ! 〉
〈 そう いえ ば … 〉 〈 った く 命 が あった だけ でも
感謝 し なさい 暗部 が 動 い てる ん だ から ね 〉
〈 暗部 … そう だ 俺 って ば こう し ちゃ い らん ねえ ん だ ! 〉
〈 ちょっと ナルト どこ 行く の ? 〉 〈 悪い サクラ ちゃん 俺 って ば
八雲 の こと で 紅 先生 に どう し て も 聞か なきゃ いけ ない こと が
ある ん だって ば よ ! 〉 〈 待ち なさい よ ナルト ! 〉