シュタインズ ・ ゲート ゼロ (11)
( 岡部 ( お かべ )) あっ …
ここ で 本当に いい の か ?
( 真 帆 ( ま ほ )) 間違い ない わ
( 真 帆 ) 私 も 来た の は 初めて だ けど …
あっ
( メール の 着信 音 )
カメラ で 確認 した って 右側 の メイド 服 の 辺り を 入れ って …
まるで 忍者 屋敷 ね
( 岡部 ) ここ か
な っ …
ダル !? 何で お前 が ?
( ダル ) それ は こっち の セリフ だ お
( 岡部 ) まさか お前 が パソコン の 解析 を ?
( ダル ) 依頼 主 が 真 帆 たん だった なんて ね
この 僕 の 目 を もって して も …
( 真 帆 ) その “ たん ” って いう の やめて くれ ない かしら
バカに さ れて る 気 が する わ
( ダル ) 何で ? かわいい じゃ ん
この バイト の こと は あまり 知ら れ たく なかった んだ けど …
こんな こと まで やって いた と は な
それ が ?
( ダル ) うん 僕 も 起動 して 初めて 分かって びっくり した お
これ 牧 瀬 ( まき せ ) 氏 の パソコン な ん よ ね
♪~
~♪
( 岡部 ) じゃあ ―
お互い 相手 の 名前 も 知ら ず に 連絡 を 取り合って いた の か
( 真 帆 ) そういう 解析 と か を バイト で やって いる ―
信頼 できる 人 が いる って 言わ れて
ただ 顔 は 見せ られ ない って
そりゃ そう っ しょ
でも パソコン 受け取って 中身 見たら もし かして と 思って
( 岡部 ) それ で 解析 は ?
( ダル ) まだ … ただ あと 3 日 も あれば
中止 しろ 今 すぐに
( ダル ) えっ … どういう こと ?
( 岡部 ) その パソコン の 中 に は 世界 を 混とん へ 導く ほど の ―
とんでもない もの が 眠って いる 可能 性 が ある から だ
( ダル ) 厨 二 病 ( ちゅう に びょう )… 乙 !
ち … 違う 本気だ !
鈴 羽 ( すず は ) も 関係 して いる 話 だ ( ダル ) 鈴 羽 ?
そう だ お前 も 聞いた だ ろ タイム マシン で …
いや …
まだ 話せ ない こと が ある って わけ ね
( 岡部 ) すまない ( 真 帆 ) 分かった わ
席 を 外して おいた ほう が いい わ ね 終わったら 呼んで
( ドア の 開閉 音 )
オカリン もう 話す しか ない んじゃ ない の ?
( 岡部 ) しか し …
そんなに 知ら れ たく ない ん ?
( 岡部 ) いや …
ただ 話したら 比 屋 定 ( ひや じょう ) さん は きっと …
タイムマシン …
( 岡部 ) 連中 の 狙い は 恐らく その 研究 の 痕跡 ―
もしくは アマデウス の 中 に ある 紅 莉栖 ( くり す ) の 理論
俺 は 紅 莉栖 を …
( ドア の 開く 音 ) ( 真 帆 ) あっ …
( 真 帆 ) 終わった ? ( 岡部 ) いや …
これ から これ まで 起きた こと を 全部 君 に 話そう と 思う
( 真 帆 ) いい の ? ( 岡部 ) ああ
このまま じゃ 比 屋 定 さん も 気持ち 悪い だろう しな
ただ これ だけ は 約束 して くれ ( 真 帆 ) うん ?
牧 瀬 紅 莉栖 を 救おう なんて … 絶対 に 考える な !
( 真 帆 ) ああ っ …
( ま ゆり ) オカリン 急用 入っちゃ った から 来 られ ない って
( る か ) そうです か ( ま ゆり ) うん
時間 ある ようだったら みんな で 一緒に ごはん 食べよう って ―
話して た んだ けど
( る か ) か が りさん その CM 好きです よ ね
( かがり ) えっ … ええ
( CM ナレーター ) クリア 由宇 比 ( ゆうひ ) 糖質 50% オフ !
新 発売 !
( 真 帆 ) そんな …
( 岡部 ) やはり 信じ られ ない か
( 真 帆 ) 信じ られ ない って いう か 思考 が 追いつか ない
理論 だけ じゃ なく タイム マシン を 作って いた なんて
( 岡部 ) 実際 に 作ら れる の は もっと あと の 話 だ
俺 たち が 完成 さ せた の は ―
過去 に メール を 送る 電話 レンジ ( 仮 ) と ―
タイムリープマシン ( 真 帆 ) 似た ような もの よ
形 は どう あれ ―
自分 の 意志 で 過去 に 干渉 する こと を 可能に した なんて
タイム マシン は ?
鈴 羽 さん が いる って こと は 今 どこ か に ある って こと よ ね ?
知って どう する
( 真 帆 ) えっ …
それ は …
あっ … だ から “ 紅 莉栖 を 救おう なんて 考える な ” って
( 岡部 ) ああ
過去 を 変える こと は …
いや 時間 を 操ろう と して は いけない 絶対 に だ
でも もし 紅 莉栖 を 救えれば 今 の この 状況 だって …
( 岡部 ) そんな 簡単に は いか ない んだ !
過去 が 変わる と いう こと は ―
確定 した 過去 の 保証 が なくなる と いう こと だ
他者 に よって 自分 の 成功 も 幸せ も ―
やり 方 に よって は 存在 すら も 奪わ れる 可能 性 が ある と いう こと だ
( 真 帆 ) そんな …
( 岡部 ) だ が そんな 力 が 存在 する と なれば ―
国家 や 組織 は 躍起に なって 探す
あらゆる 兵器 より も 恐ろしい 力 だ から な
だからこそ その 可能 性 は 全て なくさ なくて は なら ない
( 真 帆 ) 中身 を 確認 して も い ない のに ?
( 岡部 ) その 可能 性 が 存在 して いる だけ で 争い は 必ず 起こる
人 が 死ぬ …
そう なって から で は 遅い
でも これ は 紅 莉栖 が 生きて いた 証し よ
紅 莉栖 の 遺志 よ
( 岡部 ) だ が 一 歩 間違えば 死者 の 墓 を 暴く の と 同じ 行為 だ
ハッ …
違う ! 私 は そんな つもり じゃ …
( 岡部 ) 分かって る
ただ 結果 と して ―
そう なって しまう 可能 性 が 否定 でき ない って こと な んだ
どう する ?
分かった わ この PC は 破棄 し ましょう
比 屋 定 さん …
( ダル ) ホントに ?
依頼 料 は どう なる ん ?
僕 今月 末 発売 の エロゲー 予約 しちゃ った んだ よ ね
お前 最低だ な
( ダル ) えっ ? ( 岡部 ・ 真 帆 ) あっ …
( ダル ) えっ ? ( 岡部 ・ 真 帆 ) あっ …
( 警報 音 )
( 警報 音 )
( 警報 音 )
( ダル ) 大事な 話して ん のに 何 だ お
( 岡部 ) これ は …
( 真 帆 ) 何 ? まさか もう 場所 を 嗅ぎつけて …
( 携帯 電話 の 振動 音 )
オーキードーキー
ここ は 放棄 する お
( ダル )2 人 と も 逃げる べ ( 真 帆 ) 逃げる って …
( ダル )2 人 と も 逃げる べ ( 真 帆 ) 逃げる って …
( キーボード を 打つ 音 )
( 岡部 ) もう 店 内 に いる んだ ぞ
大声 出す と 聞こえる お
( 真 帆 ・ 岡部 ) あっ !
こっち
( 岡部 ) こんなふうに なって いた の か
( ダル ) ここ 結構 お気に入り だった んだ けど な
( ダル ) よっ …
う っ あっ … う う っ …
ハァ …
( 岡部 ) ここ は ? ( ダル ) さっき の ビル の 裏側 だ お
ここ まで 来れば … ( 真 帆 ) ああ っ !
( ダル ・ 岡部 ) あっ …
比 屋 定 さん !
( 女性 ) 言う こと を 聞いて
( 岡部 ) 待て ! 目的 は これ か !?
まず 手 を 離せ !
( 女性 ) 彼女 と 交換
( 真 帆 ) ダメ よ 渡しちゃ ダメ !
比 屋 定 さん おとなしく して て くれ
これ は 脅し じゃ ない 抵抗 すれば 本気で 殺さ れる
( 真 帆 ) でも … ( 岡部 ) こいつ は ―
世界中 の ハッカー が さじ を 投げた ―
強固な セキュリティー で 守ら れて いる
彼女 に 危害 を 加えれば 永久 に 分から なく なる ぞ
( 女性 ) 信じろ と ? ( 岡部 ) 好きに しろ
( ダル ) う っ う う っ …
( 岡部 ) 解放 すれば これ は 渡す
そして 3 人 の 安全 が 保証 さ れたら パスワード を 教えよう
( 岡部 ) 世界 線 は 変わって い ない
と いう こと は 俺 も ダル も ここ で 死ぬ こと は ない
だったら …
信用 でき ない なら 俺 が 人質 に なる
だから 彼女 を 解放 しろ
( 真 帆 ) 岡部 さん …
さあ
( 岡部 ) ええ いっ ! ( 女性 ) あっ !
( 岡部 ) 彼女 が 先 だ !
( 真 帆 ) あっ ! ( 岡部 ) う あっ …
( 岡部 ) 伏せろ !
ひ いっ …
う う っ …
( 女性 ) チッ
( ダル ) ひ いい っ …
( パトカー の サイレン )
( キャスター ) 近く の 住人 から ―
銃声 の ような もの が 響いた と ―
警察 に 通報 が あり 調べた ところ …
( 岡部 ) 比 屋 定 さん は 大丈夫 か ?
( 真 帆 ) ええ でも 本当に 平気な の ?
病院 に 行った ほう が …
( 岡部 ) どこ で ケガ した の か 聞か れる だ ろ
それ に …
( 岡部 ) 手 を 開いて ( 真 帆 ) えっ …
あっ …
あれ … おかしい わ ね 開か ない わ
あっ
これ は 紅 莉栖 の …
( 真 帆 ) いつの間に …
( 真 帆 ) ごめん ね
比 屋 定 さん
( 真 帆 ) ごめん ね
守って … あげ られ なくて …
ごめん … ごめん ね 紅 莉栖
ごめん ね
ごめん ね
( 真 帆 の 泣き声 )
( フェイリス ) 本当に 平気 ニャ ? ( 岡部 ) ああ 血 も 止まって る しな
( フェイリス ) ところ で ダルニャン は ?
( 岡部 ) いく つ か ある 隠れ家 に 行く そうだ
バイト 仲間 に も 連絡 し なきゃ と 言って いた から
( 萌郁 ( もえ か )) これ 要ら ない ?
( フェイリス ) 血 は 止まって て も 消毒 した ほう が いい ニャ
箱 の 中 から お 薬 と ばんそうこう を
( 岡部 ) やはり 違う ?
この 世界 線 で は ―
SERN ( セルン ) も ラウンダー も この 件 に は 関係 して い ない
と いう こと は …
あれ が ブラウン が 言って いた アメリカ ―
DURPA ( ダーパ ) か ストラトフォー そして …
撃って きた の が ロシア か …
( フェイリス ) それにしても 真 帆 ニャン ―
ずいぶん ゆっくり だ ニャ
( 真 帆 ) まだ 信じ られ ない …
( 真 帆 ) あれ …
あっ ああ … う っ …
( 真 帆 ) ま … まずい
極度の 緊張 と 急激な 緩和 で 一時的な 筋 弛緩 ( きん しかん ) が …
( ノック ) ( フェイリス ) 真 帆 ニャン ?
お 湯 加減 は …
ニャッ !? どうした ニャ ?
( 真 帆 ) フェイリス さん !?
( フェイリス ) た … 大変 ニャ
真 帆 ニャン が … 真 帆 ニャン が 死んじゃ う ~!
ニャ ~
早く ベッド に 運ぶ ニャ ~!
早く ベッド に 運ぶ ニャ ~!
( 真 帆 ) 待って これ は …
どう し … あっ !
( 真 帆 ) うわ ああ っ ! ちょ っ まっ …
フェイリス さん ! あっ !
( 岡部 ) ああ っ …
( 岡部 ) すまなかった
( 真 帆 ) いい わ 不可抗力 だ と いう の は 分かって いる し
でも 見た こと は 忘れて
( 岡部 ) 善処 しよう
そういう とき は “ 分かった ” って 言えば いい の
そんな こと 言って る と 海馬 に 電極 ぶ っ 刺して
あっ …
あっ … フッ
向こう でも そんな こと を 言って いた の か
( 真 帆 ) 頭 の 固い 教授 連中 に キレ た とき くらい だ けど
フフッ 想像 に 難く ない な
( 真 帆 ) ゾッと した わ よ
いざ と なったら 本気で やり かね ない って
( 岡部 ) じゃあ 行く よ
弛緩 は 一時的な も の みたいだ から ゆっくり 寝て る と いい
( 真 帆 ) ええ
じゃあ
( 真 帆 ) 岡部 さん
もう 少し だけ いて ほしい って 言ったら 迷惑 ?
( 岡部 ) 寝たら 帰る から 横 に なって いる と いい
( 真 帆 ) 本当に ごめんなさい
( 岡部 ) いや あんな こと が あった あと だ もん な
誰 だって 怖く なる さ
それ も そう だ けど …
サリエリ って ―
うれしかった と 思う ? 後悔 した と 思う ?
モーツァルト が 死んで
( 岡部 ) 比 屋 定 さん …
“ 死者 の 墓 を 暴く ような こと を する な ”
そう 言わ れて 初めて 気づいた
“ ああ そう な の かも ” って
彼女 が 亡くなって PC を 手 に した とき ―
これ は 紅 莉栖 の 遺志 だって … 紅 莉栖 の 思い だって
私 が 受け継が なきゃ って 伝えて いか なきゃ って 思った
でも …
その 瞬間 自分 が いらだつ の が 分かった
開けて やる って 絶対 中 を 見て やる って
せめて その くらい は … って
( 岡部 ) だ から こだわった の か ?
( 真 帆 ) だ と 思う
紅 莉栖 が 必死で 隠そう と する もの を ―
私 の 力 で 暴いて “ どう だ !” って どこ か で …
( 岡部 ) そう かな ( 真 帆 ) そう よ
モーツァルト は ―
サリエリ の こと なんか 気 に も かけて い ない
自由に 無邪気に 曲 を 作って いた だけ な のに …
( 岡部 ) でも 比 屋 定 さん は ―
最後 は PC を 破棄 する こと に 賛成 して くれた
それ は 岡部 さん が …
( 岡部 ) それ に 涙 を 流して いた
“ 守って あげ られ なくて ごめん ” って
それ が 比 屋 定 さん の 本心 な んじゃ ない か ?
( 真 帆 ) 買いかぶり すぎよ 私 は …
( 岡部 ) じゃ なきゃ こんなに なる まで ―
PC の 破片 を 握りしめたり し ない
俺 は そう 思う
あっ …
( 真 帆 ) う っ … ( 岡部 ) ん っ
あっ … 大丈夫 そうだ な
俺 が いる と なかなか 眠れ ない だろう から ―
向こう に 行って る よ
何 か あったら 呼んで くれ
( 真 帆 ) ねえ
岡部 さん は 紅 莉栖 と タイムリープマシン を 作って ―
何度 も 同じ 2 週間 を 過ごして きた の よ ね
( 岡部 ) ああ
( 真 帆 ) 岡部 さん と 紅 莉栖 って …
いいえ 何でもない わ
お やすみ なさい
( 岡部 ) お やすみ
( ドア の 開閉 音 )
( レスキネン ) 真 帆 ~ 大変だった ね ~!
( 真 帆 ) 教授 苦しい … 苦しい です !
う っ … 教授 潰れる … 潰れる …
( レスキネン ) 見送り ありがとう リンターロ そして ラボメン の 皆さん
ところで リンターロ は 研究 所 に は いつ 頃 来 れる の か な ?
( 岡部 ) えっ それ って …
あなた を 本気で ヴィクトル ・ コンドリア 大学 の 研究 室 に ―
招く つもり よ 教授 は
( 岡部 ) 俺 を ?
ジャパニーズ ヤング アインシュタイン を ―
ほって おく なんて あり え ませ ん !
期待 して いる よ リンターロ
はい
勉強 して 行ける ように 頑張り ます
( フブキ ) いい の ?
うん オカリン が 行き たい なら まゆ し ぃ は 大 賛成 だ よ
( かえで ) あっ 由季 ( ゆき ) さん 手 どうした ん です ?
( 由季 ) 包丁 で ちょっと 切っちゃ って
( ダル ) 荷物 持つ お …
ウフフッ じゃあ お 願い し ます
鈴 羽 さん は ?
ああ 納得 は して なかった が …
紅 莉栖 の パソコン が なくなる こと で ―
当面 の アメリカ と ロシア の 衝突 は 回避 さ れた はずだ
( 鈴 羽 ) だからといって ―
第 3 次 世界 大戦 が 回避 さ れた わけじゃ ない
( 真 帆 ) いい の ?
( 岡部 ) 少なくとも できる こと は 全て やった
比 屋 定 さん は 気 に し なくて いい
( レスキネン ) 2 人 で デート の 相談 かね ?
( 真 帆 ) 何で そう なる んです か !
( レスキネン ) それ より まもなく リンターロ の ―
アマデウス の アクセス 権 が 解除 さ れる
最後に 挨拶 して おか なくて いいかね ?
( 岡部 ) そうです ね じゃあ ひと言 だけ
( アマデウス 紅 莉栖 ) 何 ?
一応 挨拶 と 思って な
( アマデウス 紅 莉栖 ) 真 帆 先輩 に は ちゃんと 挨拶 した んでしょう ね
したわ よ
な … なら いい です けど
お前 に 何度 お 別れ を 言って る んだろう な 俺 は
えっ ?
( 岡部 ) いや 何でもない
フフッ
まあ 話し相手 に なって くれた こと に は 感謝 して る
また こっち に 来る かも しれ ない んでしょ ?
一応 再会 まで は 覚えて おいて あげる
ハハハ … ツンデレ だ な
( アマデウス 紅 莉栖 ) は あ ? 何 だ それ ?
( 岡部 ) 顔 が 真っ赤だ ぞ
紅 莉栖 は シャイ だ ね ハハハハ …
( 真 帆 ) 教授 そろそろ … ( レスキネン ) おお っ そう か
あんまり 比 屋 定 さん の こと から かう な よ
( アマデウス 紅 莉栖 ) 分かって る
じゃあ な
( アマデウス 紅 莉栖 ) いつか …
( 岡部 ) ん ?
いつか 笑える 日 が 来る と いい わ ね 心 の 底 から
じゃあ
( 真 帆 ) 岡部 さん
いろいろ ありがとう あなた は 命 の 恩人 よ
( 岡部 ) 大げさだ な ( 真 帆 ) いいえ 本心 よ
本当に 感謝 して いる
待って る わ 向こう で
( 岡部 ) こうして レスキネン 教授 と 比 屋 定 さん は アメリカ へ 戻り ―
また 時 は 進み だす
変わる こと なく …
戻る こと なく 進んで ゆく
♪~
~♪