Hibike ! Euphonium Episode 3 hibike|euphonium|episode Hibike! Euphonium Episode 3 Хибике! Эуфониум Эпизод 3 Hibike! 上低音号 第 3 集

結局 ユーフォ に よろしく だ よ けっきょく|||||

はい 多数決 の 結果 全国 大会 を 目標 に 活動 し て いく こと に なり ます |たすうけつ||けっか|ぜんこく|たいかい||もくひょう||かつどう|||||||

久美子 ちゃん も 気 を つけ た 方 が いい よ くみこ|||き||||かた|||

３ 年 なんて あっという間 だ から とし||あっというま||

叶え たい 事 が 溢れ てる から かなえ||こと||あふれ||

は ば やし

立ち止まって る 暇 なんて な いよ ね たちどまって||いとま||||

刹 那 さつ|な

日 校 ひ|こう

爪 爪 つめ|つめ

日 听 ひ|きん

胸 に 秘め た あこがれ を フル ボリューム で 届けよ う むね||ひめ||||ふる|ぼりゅーむ||とどけよ|

随 便 ずい|びん

行 こ う クレシェンド の 向こう へ ぎょう|||||むこう|

つまず い て も いい は みだし て も いい

zwx

翻 校 ひるがえ|こう

Coolkid coolkid

君 の 音色 を 僕たち は 待って いる きみ||ねいろ||ぼくたち||まって|

響け 生まれ たて の 夢 つめ込 ん で ひびけ|うまれ|||ゆめ|つめこ||

大きな 空 へ 今 旅立 と う おおきな|から||いま|たびだ||

拓 け 笑顔 を 味方 に つけ て たく||えがお||みかた|||

離さ ない 諦め たく ない はなさ||あきらめ||

限界 さえ も 跳ね返す 勇気 で げんかい|||はねかえす|ゆうき|

DREAM SOLISTER dream|solister

疲れ た … つかれ|

そっち の 机 よろしく ね ||つくえ||

ああ … うん …

こんにちは

こんにちは

おい そこ 椅子 置く ところ 違う よ ||いす|おく||ちがう|

す … すみません

部活 の 始まり は ミーティング から ぶかつ||はじまり||みーてぃんぐ|

はい 皆 聞い て ください |みな|ききい||

ここ で その 日 の 練習 内容 が 伝え られる |||ひ||れんしゅう|ないよう||つたえ|

この 後 １ 年生 の 希望者 は 腹式呼吸 の 練習 を し ます ので |あと|ねんせい||きぼう しゃ||はら しき こきゅう||れんしゅう||||

中庭 に 集合 し て ください なかにわ||しゅうごう|||

上級生 は 新入生 を きちんと 指導 し て あげて ください じょうきゅう せい||しんにゅう せい|||しどう||||

はい

はい

パート 練習 と いう の は 楽器 ごと に グループ で 分かれ て 行う 練習 の こと だ ぱーと|れんしゅう|||||がっき|||ぐるーぷ||わかれ||おこなう|れんしゅう|||

お互い の 音 が 邪魔 に なら な いよ う おたがい||おと||じゃま|||||

それぞれ の パート が 別 の 場所 で 練習 する ||ぱーと||べつ||ばしょ||れんしゅう|

移動 が 大変 な 打楽器 は 音楽 室 いどう||たいへん||だがっき||おんがく|しつ

日光 や 水 に 弱い 木管楽器 は 近く の 空き 教室 にっこう||すい||よわい|もっかん がっき||ちかく||あき|きょうしつ

外 でも 平気 な 金管 楽器 は 残った 場所 がい||へいき||きんかん|がっき||のこった|ばしょ

と いう 感じ に なる ||かんじ||

うち の 学校 の 低音 パート は 人数 が 少ない こと も あり ||がっこう||ていおん|ぱーと||にんずう||すくない|||

楽器 単体 で は ない パート 練習 は 低音部 と して まとまって 行う がっき|たんたい||||ぱーと|れんしゅう||ていおん ぶ||||おこなう

我が 低音 パート の 練習 は ここ で 行って ます わが|ていおん|ぱーと||れんしゅう||||おこなって|

パート 練習 って 言わ れ たら ここ に 集合 する こと ぱーと|れんしゅう||いわ|||||しゅうごう||

別名 ３ 年 ３ 組 べつめい|とし|くみ

別名 の 意味 ない です よ ね べつめい||いみ||||

後藤 そこ は テンション 上げ て いく ところ でしょ ー ことう|||てんしょん|あげ|||||-

あれ 他の １ 年生 は ？ 確か ３ 人 だ よ ね |たの|ねんせい||たしか|じん|||

腹 式 呼吸 の 練習 です はら|しき|こきゅう||れんしゅう|

吸って すって

はい 吐い て |は い|

ゆっくり ゆっくり お腹 から 強く 長 ー く ||おなか||つよく|ちょう|-|

最初 が 難しい けど さいしょ||むずかしい|

だんだん 出来る よう に なる から |できる||||

大事 な の は 強く 長く 吹く こと だいじ||||つよく|ながく|ふく|

加藤 さん これ を 見 て 腹 式 呼吸 の 練習 に は これ が いい ん だ よ かとう||||み||はら|しき|こきゅう||れんしゅう||||||||

この 吹き 戻し を ずーっと 伸ばし た まま に する よう に 意識 し て み て |ふき|もどし|||のばし|||||||いしき||||

こういう 風 に |かぜ|

す … すごい

葉月 ちゃん 久美子 ちゃん はづき||くみこ|

そろそろ もらって て いい ？

も の みたい に 言わ ない の ||||いわ||

何 か ある の なん|||

大事 な こと が ある でしょ だいじ|||||

まだ 決まって い ない の よ この 子 達 の お 相手 が ね |きまって||||||こ|さとる|||あいて||

お 相手 ？ |あいて

さあ 者ども 遠慮 は 要ら ねえ 全部 いただ こ う じゃ ねえ か |もの ども|えんりょ||いら||ぜんぶ||||||

声 大きい です よ こえ|おおきい||

楽器 って こんなに いっぱい ある ん です ね がっき|||||||

一応 誰 か が 使って いる 楽器 は 下 に 下ろし て ある から いちおう|だれ|||つかって||がっき||した||おろし|||

棚 に 入って いる の なら どれ でも いい よ たな||はいって|||||||

加藤 ちゃん チューバ は そこ ね かとう|||||

はい

わ デカッ 重 っ ||おも|

大丈夫 ？ だいじょうぶ

開け 方 分かる ？ あけ|かた|わかる

ここ 外せ ば いい ん です よ ね |はずせ||||||

それ に する ？

え ー と … |-|

欲張り だ ね よくばり||

いろいろ 見て い いよ |みて||

はい

緑 は これ に し ます みどり|||||

早い ね はやい|

はい 目 が 合った ので |め||あった|

えっ 目 が ある の |め|||

はい 開け た 時 に こっち を 見 て まし た |あけ||じ||||み|||

目 ？ め

名前 は … ジョージ くん でしょう か なまえ||じょーじ|||

ジョージ ？ じょーじ

はい

楽器 って 名前 つける もの な の がっき||なまえ||||

まあ そういう 子 は 結構 いる よ ||こ||けっこう||

そ っか なるほど ね じゃ 私 も つける |||||わたくし||

え ー と チューバ チューバ チューパカブ … |-||||

あっ そうだ チュパカブラ に しよ う |そう だ||||

何で すか それ なんで||

知ら ない の チュパカブラ だ よ しら|||||

黄 前 久美子 ちゃん ユーフォ は ここ ね き|ぜん|くみこ|||||

はい えっ と 二 つ ある ん です ね |||ふた|||||

選び 放題 でしょ ー えらび|ほうだい||-

他の 楽器 も いっぱい 残って る ん だ な たの|がっき|||のこって||||

お すすめ は これ かな

４ 番 ピストン が 下 の 方 に あって 使い やすい し ばん|ぴすとん||した||かた|||つかい||

まあ 年期 は 入って る ん だ けど |とし き||はいって||||

はい

うん いい です ね

去年 一 年 誰 も 吹 い て なかった から きょねん|ひと|とし|だれ||ふ||||

きっと すごい 吹か れ た がって る よ ||ふか|||||

久美子 はん ワイオワイオ 吹 い て け ろ ー くみこ|||ふ|||||-

なんで なまって る ん です ？

イメージ だ よ イメージ いめーじ|||いめーじ

で どう ？

これ に し ます

さて じゃあ 一 度 みんな で 鳴らし て み よっ か ||ひと|たび|||ならし||||

夏 紀 が い ませ ん けど なつ|き|||||

帰った ん だ ろ もう 5 時 だ し かえった|||||じ||

って いう か 楽器 室 行か ない って 時点 で その つもり だ ろ う |||がっき|しつ|いか|||じてん||||||

わから ない でしょ

分かる わかる

まま まま ぁ とりあえず １ 年生 も いる ん だ し ||||ねんせい|||||

音合わせ から やって みよ う か おと あわせ|||||

昨日 の ミーティング で 合奏 する って 言って まし た よ ね きのう||みーてぃんぐ||がっそう|||いって||||

そう な ん だ けど ね

では 合奏 できる クオリティ に なったら 呼 ん で ください |がっそう|||||よ|||

曲 は ？ きょく|

でも あの 曲 と か は … ||きょく|||

なんでも いい です よ みなさん の 得意 な もの で ||||||とくい|||

そう です ね じゃあ 「 海兵隊 」 で どう でしょ う ||||かいへいたい||||

「 海兵 隊 」 ？ かいへい|たい

その 曲って 大変 な の ？ |まがって|たいへん||

大 変って いう か むしろ 簡単 って いう か だい|かわって||||かんたん|||

吹奏 楽 の 曲 と して は 初級 だ ね すいそう|がく||きょく||||しょきゅう||

サン フェス 「 海兵 隊 」 で 行く ん です か ||かいへい|たい||いく|||

そう と は 言わ れ て ない みたい な ん だ けど ね |||いわ|||||||||

サン フェス って 何 |||なん

後 で 教え て あげ ます あと||おしえ|||

違う と し たら 早く 曲 決め ない と 間に合わ ない と 思う ん だ けど な ちがう||||はやく|きょく|きめ|||まにあわ|||おもう||||

滝 先生 って イケメン です よ ね たき|せんせい|||||

そう ？

久美子 ちゃん は どう 思う くみこ||||おもう

ど … どう でしょ う

そんな の どうでも いい だ ろ

ていうか 音 を 合わせる よ てい うか|おと||あわせる|

すみません

サンライズ フェスティバル ？ |ふぇすてぃばる

そう 略し て サン フェス |りゃくし|||

ここ ら 辺 じゃ 恒例 です ね ||ほとり||こうれい||

五 月 の はじめ に 各校 の 吹奏 楽部 が 行進 し て 演奏 する の いつ|つき||||かっこう||すいそう|がくぶ||こうしん|||えんそう||

できる かな

葉月 ちゃん は ステップ 係り かも です はづき|||すてっぷ|かかわり||

まだ 始め たて です ので |はじめ|||

サックス 君 … |きみ

また 当て なかった の ？ |あて||

ダブって る から 一 個 あげる って 子 が クラス い た よ だぶって|||ひと|こ|||こ||くらす|||

ダメ です 自ら の 手 で 巡り合わ なけ れ ば 意味 が あり ませ ん だめ||おのずから||て||めぐりあわ||||いみ||||

案外 頑固 だ よ ね ね 久美子 … あんがい|がんこ|||||くみこ

疲れ た ぁ つかれ||

お腹 から 息 を 出せ って 言わ れ て た でしょ おなか||いき||だせ||いわ||||

貸し て み て かし|||

やっぱり 久美子 も できる ん だ |くみこ||||

私 向 い て ない の か な わたくし|むかい||||||

まだ はじめ た ばかり じゃ ない です か

そう だ よ

緑 も コン バス はじめ た 頃 は 指 が 痛く て 痛く て みどり|||ばす|||ころ||ゆび||いたく||いたく|

絶対 無理 だって いつも 思って まし た ぜったい|むり|||おもって||

でも 今 は もう |いま||

硬 っ かた|

私 達 だって そう だ よ わたくし|さとる||||

一 週間 も し たら 唇 痛く て いや って なる よ きっと ひと|しゅうかん||||くちびる|いたく||||||

そう な の

運動 部 くらい 大変 って 言って る 人 も いる くらい です し ね うんどう|ぶ||たいへん||いって||じん||||||

そ っか だ から ２ 年生 少ない の か な ||||ねんせい|すくない|||

やっぱり そう です よ ね

緑 も なんか ２ 年生 だけ 少ない な って みどり|||ねんせい||すくない||

だ よ ね 楽器 も たくさん 余って た し |||がっき|||あまって||

きっと 元 は たくさん い た の かも |もと||||||

なんか あった の か な

来 まし た よ らい|||

ただいま

お 姉ちゃん 帰って た の |ねえちゃん|かえって||

吹 部 入った ん だって ね ふ|ぶ|はいった|||

別に いい でしょ べつに||

また ユーフォ じゃ ん

吹か ない で よ うるさい から ふか|||||

吹か ない よ ふか||

使う の 1 年 ぶり だって 言う から ちょっと きれい に する だけ つかう||とし|||いう||||||

もう

ほら スタンド が ある と 楽 でしょ |すたんど||||がく|

本当 だ ほんとう|

で ロータリー を スムーズ に する ため に オイル を さす ん だ よ |ろーたりー||すむーず|||||おいる|||||

これ で よし ちょっと 吹 い て み て ||||ふ||||

音 出 た おと|だ|

そして これ が チューナー |||ちゅーなー

これ で 音 を 合わせる の ||おと||あわせる|

どう やる ん です か

ちょっと 見 て て ね |み|||

小さな 芽 が すくすく 育って る ね ー ちいさな|め|||そだって|||-

結構 結構 けっこう|けっこう

ユーフォ は 大丈夫 な ん です か ||だいじょうぶ||||

全く 問題 ない よ 久美子 ちゃん が いる し ね まったく|もんだい|||くみこ|||||

いや 私 は … |わたくし|

そっち じゃ なく て

まあまあ 大丈夫 大丈夫 |だいじょうぶ|だいじょうぶ

いざ と なれ ば ちゃん と 吹 い て くれる から ||||||ふ||||

あの この 部 って ２ 年生 が 少ない です よ ね ||ぶ||ねんせい||すくない|||

えっ と …

一 年 が 気 に する こと ない 気 に し なく て いい ひと|とし||き|||||き|||||

ちょっと そういう 言い 方 は 良く ない よ ||いい|かた||よく||

え えっ と …

ちょっと 出 て くる |だ||

ごめん ね 気 に し なく て いい から ||き||||||

あの … 私 の 方 こそ |わたくし||かた|

久美子 ちゃん 合奏 する から ホルンター 呼 ん で き て くみこ||がっそう||||よ||||

下 の 教室 に いる と 思う から した||きょうしつ||||おもう|

はい

いっせ ー の で 3 |-||

いっせ ー の で 4 |-||

いっせ ー の で 0 |-||

いっせ ー の で 2 |-||

では 合奏 を 始め ます 準備 し て |がっそう||はじめ||じゅんび||

今 から ？ いま|

毎日 「 海兵 隊 」 練習 し て も しょうがない って まいにち|かいへい|たい|れんしゅう|||||

サン フェス も コンクール も ある ん だ から |||こんくーる|||||

早く 来 て もらった ほう が いい って はやく|らい||||||

いや でも …

わかり まし た

すぐに 行き ます |いき|

いい

先生 よろしく お 願い し ます せんせい|||ねがい||

では 皆さん よろしい です か |みなさん|||

今日 が 初めて に なり ます ね きょう||はじめて||||

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

では 最初 から 一 度 通し て やって み ま しょ う か |さいしょ||ひと|たび|とおし|||||||

3 4

はい そこ まで

なん です か これ

部長 私 言い まし た よ ね ぶちょう|わたくし|いい||||

合奏 できる クオリティー に なったら 集まって ください って がっそう|||||あつまって||

はい

その 結果 が これ です か |けっか||||

すみません

皆さん 合奏 って なん だ と 思い ます みなさん|がっそう|||||おもい|

塚本 くん どう 思い ます つかもと|||おもい|

はい

え ー と それ は その … |-||||

みんな で 音 を 合わせ て 演奏 する ||おと||あわせ||えんそう|

そう です ね

しかし 各 パート あまり に 欠陥 が 多 すぎ て |かく|ぱーと|||けっかん||おお||

これ で は 合奏 に なり ませ ん |||がっそう||||

皆さん パート 練習 やって た ん です か みなさん|ぱーと|れんしゅう|||||

やって まし た

みんな やって まし た

毎日 パート 練習 や って 最後 に 合奏 も し て まいにち|ぱーと|れんしゅう|||さいご||がっそう|||

ていうか どこ が 悪かった か 具体 的 に 言って もらわ ない と わかり ませ ん てい うか|||わるかった||ぐたい|てき||いって||||||

ただ 駄目 だ 駄目 だって |だめ||だめ|

そう です か

わかり まし た

トロンボーン の 皆さん は この メトロノーム に 合わせ て 最初 から 吹 い て ください ||みなさん|||||あわせ||さいしょ||ふ|||

いい です か

1 2 3 4

はい そこ まで

皆さん この 演奏 を 聴 い て どう 思い まし た みなさん||えんそう||き||||おもい||

よい と 思った 人 ||おもった|じん

よく ない と 思った 人 |||おもった|じん

私 は トロンボーン だけ じゃ なく ほか の パート も 同じ だ と 思い まし た わたくし||||||||ぱーと||おなじ|||おもい||

パート 単体 でも 聴く に 堪え ない もの ばかり だ と ぱーと|たんたい||きく||こらえ|||||

でも それ で は 困る の です ||||こまる||

あなた たち は 全国 に 行く と 決め た ん です |||ぜんこく||いく||きめ|||

だったら 最低 基準 の 演奏 は パート 練習 の 間 に クリア し て もらい たい |さいてい|きじゅん||えんそう||ぱーと|れんしゅう||あいだ||くりあ||||

この 演奏 で は 指導 以前 の 問題 です |えんそう|||しどう|いぜん||もんだい|

私 の 時間 を 無駄 に し ない で いただき たい わたくし||じかん||むだ||||||

部長 ぶちょう

はい

今日 は これ まで に し て 来週 の 水曜 に 再度 合奏 の 時間 を とり ます きょう|||||||らいしゅう||すいよう||さいど|がっそう||じかん|||

以上 です いじょう|

あ あの …

なん です か

サンライズ フェスティバル の 曲 は |ふぇすてぃばる||きょく|

あなた たち は そういう こと を 気 に する レベル に は あり ませ ん ||||||き|||れべる|||||

来週 まとも な レベル に なって なかったら らいしゅう|||れべる|||

参加 し なく て いい と 私 は 思って い ます さんか||||||わたくし||おもって||

失礼 しつれい

何 な の あいつ なん|||

いきなり 来 て サン フェス 出 ない と か あり え ない ん だ けど |らい||||だ|||||||||

ていうか また 一 週間 この 曲 練習 しろ って いう の か よ てい うか||ひと|しゅうかん||きょく|れんしゅう||||||

部長 ちゃん と 言って き た ほう が いい よ ぶちょう|||いって||||||

サン フェス 毎年 出 てる ん だ し さ ||まいとし|だ|||||

でも …

はい はい はい

聖徳太子 じゃ ない ん だ から 一遍に 言って も わから ない よ しょうとくたいし||||||いっぺんに|いって||||

今 晴 香 が 言い に 行った って あの 先生 が 言う こと 聞く わけ ない と 思わ ない いま|はれ|かおり||いい||おこなった|||せんせい||いう||きく||||おもわ|

じゃあ あいつ の 言う こと 聞け って |||いう||きけ|

そういう わけ じゃ ない よ

とりあえず いきなり この 人数 で 話し て も 収拾 つ か ない から |||にんずう||はなし|||しゅうしゅう||||

各 パート で 意見 まとめ て パート リーダー 会議 で 話し たら い い ん じゃ ない かく|ぱーと||いけん|||ぱーと|りーだー|かいぎ||はなし||||||

そう だ ね それ が いい と 思う |||||||おもう

よっ しゃ じゃあ そういう こと で

ホルン ちゃん … ほるん|

もう いい加減 諦め な よ |いいかげん|あきらめ||

月 に 手 を 伸ばす の が 緑 の 信条 です つき||て||のばす|||みどり||しんじょう|

たとえ 届か なく て も |とどか|||

はい 行く よ |いく|

待って ください まって|

でも 今日 の 合奏 って そんなに ひどかった の |きょう||がっそう||||

まあ ね

出だし が バラバラ で し た し 拍 が とれ て ない 人 も い まし た でだし||ばらばら|||||はく|||||じん||||

そう な ん だ

パート 練習 少し やって れ ば できる はず な ん だ けど ぱーと|れんしゅう|すこし|||||||||

秀一 しゅういち

久美子 くみこ

なに

あ いや

帰り ま しょ う か かえり||||

違う そういう ん じゃ ない ちがう||||

ちょっと 話し て おき たい こと が ある が |はなし|||||||

退部 ？ たいぶ

そ っ

３０ 人 くらい い た 今 の ２ 年生 の 半分 くらい が やめ た ん だ って じん||||いま||ねんせい||はんぶん|||||||

なんで

その ２ 年生 たち は すげ ー やる 気 あった らしい ん だ けど |ねんせい||||-||き|||||

その せい で 当時 の ３ 年生 と 衝突 し た らしく て さ |||とうじ||ねんせい||しょうとつ|||||

それ で やる 気 が あった 人 たち が やめ て しまった わけ です ね |||き|||じん||||||||

そ っ

だから なんとなく だ ら ー っと し た ２ 年生 が 多い だ ろ ||||-||||ねんせい||おおい||

でも 後藤 先輩 や 梨 子 先輩 は とても 真面目 だ と 思い ます けど |ことう|せんぱい||なし|こ|せんぱい|||まじめ|||おもい||

そりゃ そういう 先輩 も いる けど さ ||せんぱい||||

今日 の 練習 後 の みんな の 文句 の 言い 方 見 たら わかる だ ろ きょう||れんしゅう|あと||||もんく||いい|かた|み||||

ホルン と か まとも に 練習 し てる とこ 見 た こと ない もん ほるん|||||れんしゅう||||み||||

そう な ん だ

こんな 学校 に 全国 なんて 無理 だ ろ う な |がっこう||ぜんこく||むり||||

とりあえず トランペッター 私 が まとめる から ||わたくし|||

晴 香 と あす か の ところ も 大丈夫 だ から はれ|かおり|||||||だいじょうぶ||

パーリー 会議 で 主導権を握る の は 難しく ない と 思う |かいぎ||しゅどう けん を にぎる|||むずかしく|||おもう

うん

でも この先 も また こんな こと が あったら … |このさき||||||

それ は その 時 考える しか ない かも ね |||じ|かんがえる||||

だ よ ね

去年 みたい な の は 今年 は ない と 思って た ん だ けど なぁ きょねん|||||ことし||||おもって|||||

あれ ー |-

２ 人 と も 何 して ん の じん|||なん|||

あすか まだ い た の

なんか むしゃくしゃ し た から ずっと １ 人 で 吹 い て た ||||||じん||ふ|||

で ２ 人 は な に 秘密 の 相談 し てる の かい |じん||||ひみつ||そうだん||||

違う よ ちがう|

だったら いい けど ね

明日 頼む ね パーリー 会議 あした|たのむ|||かいぎ

お 任せ ください わたくし め は 部長 の 忠実 な 部下 で あり ます ので |まかせ|||||ぶちょう||ちゅうじつ||ぶか||||

では これ にて 失礼 いたし ます る |||しつれい|||

アディ オス アミーゴ |おす|

相変わらず だ な あいかわらず||

だ ね

それ でも 部長 が パート リーダー 会議 で 文句 を 言って いる 人 たち を 宥め ||ぶちょう||ぱーと|りーだー|かいぎ||もんく||いって||じん|||なだめ

また 普段 通り 練習 が 始まる ん だ ろ う |ふだん|とおり|れんしゅう||はじまる||||

どこ か で そんな ふう に 楽観 し て い た 私 の 予想 は ||||||らっかん|||||わたくし||よそう|

翌日 見事 に 裏切ら れ た よくじつ|みごと||うらぎら||

休み ？ やすみ

各自 自由 練習 で いい ん じゃ ない か って 話 も あった ん だ けど かくじ|じゆう|れんしゅう||||||||はなし|||||

それ じゃ 意味 が ない って いう 人 も い て ね ||いみ|||||じん||||

パート リーダー 会議 が 終わる まで は 練習 は 休み に する こと に なって ぱーと|りーだー|かいぎ||おわる|||れんしゅう||やすみ|||||

ホント に ごめん ほんと||

部長 の 話 で は 一部 の 生徒 が ぶちょう||はなし|||いちぶ||せいと|

先生 の 方針 に 対 し て どう する べき か を 決める まで は 練習 し ない と 言い出し た らしい せんせい||ほうしん||たい||||||||きめる|||れんしゅう||||いいだし||

１ 年生 の 私 たち は なす 術 なく 従う しか なかった ねんせい||わたくし||||じゅつ||したがう||

このまま で 大丈夫 な の か な ||だいじょうぶ||||

わかり ませ ん けど

部長 たち 頑張って る みたい です し ぶちょう||がんばって||||

私 は やる なら 一生懸命 やり たい わたくし||||いっしょうけんめい||

せっかく 放課後 遊ば ない で 頑張る ん だ もん |ほうかご|あそば|||がんばる|||

それ は 緑 も 同じ です ||みどり||おなじ|

です けど …

それぞれ の 心 の 持ち 方 じゃ ない でしょう か ||こころ||もち|かた||||

でも 吹奏 楽 って 個人 競技 じゃ な いよ ね |すいそう|がく||こじん|きょうぎ||||

みんな が 同じ 方向 向 い て みんな で 頑張ら なきゃ 意味 が なく て ||おなじ|ほうこう|むかい|||||がんばら||いみ|||

はい

今 み たい に やる 気 の ない 人 に イライラ し ながら 頑張る の って いま|||||き|||じん||いらいら|||がんばる||

私 は … なんか … わたくし||

久美子 ちゃん は ？ くみこ||

誰 高坂 さん だ よ だれ|たかさか||| 高坂 さん だ よ たかさか|||

これ …

新 世界 より しん|せかい|

ドヴォルザーク が アメリカ に いる 時 に ||あめりか|||じ|

故郷 の ボヘミア を 思って つくった 曲 な ん だ って こきょう||||おもって||きょく||||

まだ 何も ない 新しい 世界 で |なにも||あたらしい|せかい|

その 日 私 たち は それ 以上 何も 話さ ず に 帰り |ひ|わたくし||||いじょう|なにも|はなさ|||かえり

明くる 日 あくる|ひ

何も 言わ ず に 3 人 で 練習 に 向かって いった なにも|いわ|||じん||れんしゅう||むかって|

そして …

こんにちは

次 の 曲 が 始まる の です つぎ||きょく||はじまる||

トゥッティ ! 私 たち が 心 を 奪う |わたくし|||こころ||うばう

マウスピース と 今日 の リード を 選び ながら ||きょう||||えらび|

汚れ た クロス が 匂う けがれ||くろす||におう

書き込 ん だ スコア たち が 試し てる の かきこ|||すこあ|||ためし||

青春 の 価値 せいしゅん||かち

奏でる 教室 の 窓 から かなでる|きょうしつ||まど|

繋げ る フレーズ から フレーズ へ つなげ|||||

ひとり でも 欠け たら ダメ な ん だ ||かけ||だめ|||

音 に 伝わる 感動 みんな で 響け ! おと||つたわる|かんどう|||ひびけ

体 が 歌って る 煌 め き の パッ セージ からだ||うたって||こう|||||

チューナー の 揺らぎ は きっと 舞い上がる 高揚 感 ちゅーなー||ゆらぎ|||まいあがる|こうよう|かん

想い を 乗せ て ゆく 楽器 って 赤い 糸 おもい||のせ|||がっき||あかい|いと

息 を 合わせ て … いき||あわせ|

トゥッティ ! 私 たち が 心 を 奪う |わたくし|||こころ||うばう