×

Χρησιμοποιούμε cookies για να βελτιώσουμε τη λειτουργία του LingQ. Επισκέπτοντας τον ιστότοπο, συμφωνείς στην cookie policy.


image

ブラック★ロックシューター, Black★Rock Shooter (TV) Episode 2

Black ★ Rock Shooter ( TV ) Episode 2

( マト ) く … 苦しい … 。 お 昼 の そうめん 出 ちゃ う 。

( マト の 母 ) マト ば たば た 動く から これ ぐらい きつく し ない と 。

着 崩れ ちゃ う でしょ ? う う … 。

( ヒロ ) お 姉ちゃん 。 俺 見 て も 声 掛け ない で よ 恥ずかしい から 。

こっち の せりふ !

( ヒロ ) う わ っ 。 な … 何 す ん だ よ ! 何 よ !

( マト の 母 ) こら 動か ない 。 ケンカ し ない !

フン !

《 私 は 傷つか ない 》

《 そりゃ あの 子 に … N 人 に 嫌わ れる の は 怖い 》

《 でも … やっぱり 小鳥 遊 さ ん と 仲良く なり たい 》

はい お 姫 さま 。

《 そして … 》

《 一緒 に いろんな 世界 を 見る ん だ 》

♪♪~

♪♪~

( 生徒 ) あれ ? 黒衣 さん ?

行け ない ん じゃ なかった の ? あ … うん 大丈夫 に なって 。

誰 と ? その … 小鳥 遊 さ ん と 。

( 生徒 たち ) あっ … 。

( 生徒 ) あ … じゃあ ね 。

まだ かな ?

《 青 》

( 子供 たち の 笑い声 )

《 オレンジ 》

ほら あっ ち の 方 が 見える よ !

紫 … 。 [ TEL ] ( メール の 着信 音 )

あ … 。

( 花火 の 音 )

《 小鳥 遊 さん から もらった メール … 》

《 2 通 》

《 その どちら も が … 》

ごめんなさい 。

♪♪~

痛い … 。

( サヤ ) 《 誰 か が ね あなた の 代わり に →

その 痛 み を 引き受け て くれる 》

( サヤ ) 《 どれ だけ 痛 ん で も 傷 つい て も 本当 に 傷つく の は →

あなた じゃ ない 》

嘘 だ 。

《 嘘 だ 》

《 こんなに 痛い のに … 》

( 子供 ) あの お 姉ちゃん は だし !

( カガリ ) アハ ハハ … !

( カガリ ) 見 て あいつ 。 アリ なんか に 食べ られ てる ! →

ダサ い 。 内臓 キモ ~ い !

( ヨミ ) メール も 送ら せ て くれ ない なんて … 。

今 送ら せ た じゃ ない 。 それ に 待って ない よ どうせ 。

( ヨミ ) 食べ たく ない 。 食べ て 。

行き たかった 。 何 ?

私 … お祭り 行き たかった 。

だから 何 言って る の ?

カガリ が 行け ない ん だ から ヨミ だって 行け ない よ 。

う う … 。 もう … もう や だ 。

泣か ない で ヨミ 。 大丈夫 だ から 。

だから ね … 。

脱 い で 。 えっ ! ?

ヨミ が 悲しく なら ない よう に … 。

彫って あげる 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て … 。

≪ 助け て !

たす … け て … ?

( 生徒 ) 笑え た よ ね 遠藤 君 も お祭り 来 てる なんて さ !

( 生徒 ) ホント ホント ! だって さ 山内 が いん の に !

≪ ( 始業 チャイム ) ( 生徒 ) あっ ヤバ っ 。 →

急 ご う 急 ご う ! あ あっ … 。

ね … ねえ 。 あっ 。

小鳥 遊 さ ん その 傷 ?

あっ … 。 見 ない で !

ごめん … 。

どうして 怒ら ない の ? えっ ?

どうして お祭り に 行か なかった のに →

怒ら ない の ?

小鳥 遊 さ ん 怒ら れ たい の ?

怒ら れ たい なら 怒る よ 。 私 ずっと 待って た ん だ から !

だから … 無理 だって 言った じゃ ない 最初 から 。

小鳥 遊 さん は やっぱり 小鳥 遊 さん な ん だ 。

えっ ? 小鳥 遊び じゃ ない 。

小鳥 遊 さん の こと 小鳥 だって 思った 。

私 を … いろんな 色 の 世界 に 連れ て いって くれる 小鳥 遊び !

でも 小鳥 遊び じゃ ない 。 小鳥 遊 さん は 全然 小鳥 じゃ ない !

だって 小鳥 遊 さん は どこ に も 行け ない !

ホント は いろんな 世界 に 行ける はず な のに 。

そんな の おかしい ! 絶対 おかしい !

ハァ … 。

小鳥 遊 意気地なし !

うん ? ああ ! 黒衣 君 こんにち は 。

ユウ 。 ( ユウ ) ヘヘッ 。

居心地 良く て なぁ ここ 。 ( サヤ ) はい ユウ 君 。

コーヒー 砂糖 5 杯 入り ! ( ユウ ) 砂糖 の 量 覚え て もらった の 。

授業 は どう し た の ? そういう マト は ?

( ユウ ) へ ~ ん な の 。 夢 で 見 た ハート が 実際 に なんて →

変 な 話 。

( サヤ ) 知って る ? ( ユウ ・ マト ) うん ?

親しい 人 同士 の 夢 は 奥 の 奥 で つながって る って 。

つながって る ? そう 。

相手 に 口 に でき ない こと を 夢 を 通じて 伝え た り も できる の 。

夢 で … 伝える 。

もし かして その 小鳥 遊 君 て いう の は →

黒衣 君 に 分かって ほしい こと が ある ん じゃ ない の か な ?

あっ ! !

私 は … 。

≪ ( チャイム )

あ あっ !

黒衣 さん 。

ああ … 。

フフ … 。

≪ ( カガリ ) どこ 行く の ? はっ !

カガリ どうして … 。

( カガリ ) カガリ ね 今日 は ずーっと ヨミ ん ち に い た の 。

えっ ? ヨミ が 帰って くる の 待って た ん だ よ 。

なのに どこ に 行く の か な 。

カガリ ? 落ちる よ 。

カガリ !

ここ から 落ち たら ヨミ もう 絶対 に 許さ れ ない ね 。

カガリ やめ て !

カガリ 死 ん だ り し たら もう ヨミ 許さ れ ない し →

ヨミ も 死亡 だ ね 。

嫌 っ … やめ て ! 嫌 ー !

≪ ( 落ちる 音 )

小鳥 遊 さ ん ! 小鳥 遊 さ ん どう し た の ! ?

小鳥 遊 さ ん ! ≪ ( ヨミ の 母 ) あら あなた … 。

( ヨミ の 母 ) 軽く 手首 を ひねった だけ み たい 。 →

カガリ ちゃん の ご 両親 も 来る から 大丈夫 よ 。 →

黒衣 さん は お うち に 帰って 。 ヨミ さん と 帰り ます 。

ヨミ は カガリ ちゃん の 付き添い が ある から 。

付き添い ?

手 を ひねった だけ な のに 入院 です か ?

カガリ ちゃん が 望む こと だ から 。 どうして … 。

カガリ ちゃん は 小さな ころ から ヨミ が 大好き で ね 。 →

私 たち が お 父さん の 都合 で 数 年 海外 で 暮らす こと に なって 。

( カガリ ) 《 嫌 だ ー ! 》 ( ヨミ ) 《 カガリ ? いけない ! 》

( カガリ ) 《 行か ない で ヨミ ! ヨミー ! 》

《 あっ ! 》 ≪ ( 車 の ブレーキ 音 )

それ で あの 子 の 足 … 。

カガリ ちゃん の 足 に は 何度 調べ て も →

異常 は 見つから なかった の 。 えっ ?

( ヨミ の 母 ) でも 足 じゃ なく て カガリ ちゃん の 心 は … 。

( カガリ ) もう 手 も 動か ない ね 。

カガリ … 。 全部 し て ね ヨミ 。

ご飯 も 食べ させ て ね 。 トイレ も し て ね 。

カガリ の こと 全部 し て ね 。

( ヨミ の 母 ) カガリ ちゃん は もう ヨミ なし じゃ … 。

そんな !

だから って どうして ヨミ さん が 犠牲 に なら なく ちゃ なん です か !

そんな の って おかしい 。 ( ヨミ の 母 ) 分かって る の よ 。

だけど カガリ ちゃん が かわいそう で 。

じゃあ ヨミ さん は ? 黒衣 さん 。

ヨミ さん は かわいそう じゃ ない ん です か !

小鳥 遊 さ ん ! 開け て 小鳥 遊 さ ん お 願い !

黒衣 さん ? あいつ … 。 何で あいつ !

黒衣 さん お 願い 帰って !

≪ や だ よ ! 帰る なら 小鳥 遊 さ ん と … 。

ヨミ と 一緒 だ よ !

黙れ ー !

消えろ ! あの 女 。 ヨミ … ヨミ は 私 の … 。

こんなに し た のに 。 こんなに し た のに ー !

何 笑って ん だ よ 。

えっ ? 私 笑って る ?

どうして 笑って る … 。

≪ か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 →

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。

♪♪~

( カガリ ) うれしい の か よ ! ヨミ って 呼ば れ て 。

にや つい て !

て め え ー !

カガリ … 。 ≪ ヨミ ! ヨミ !

うわ ー ! 黙れ ! この 肥 だめ が ー !

開け て ヨミ !

う っせ ー う っせ ー ! う っせ ー !

分から ない の 。 カガリ は 私 が い なきゃ 駄目 な の ?

そう だ ! そうだ ー !

どう すれ ば … 。

どう すれ ば いい の !

≪ か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 →

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。

私 の せい で カガリ に … 。

申し訳ない こと し た って 。 カガリ が かわいそう だって 。

でも 私 あなた と 友達 に なり たい の 。

どう すれ ば いい の ?

教え て 黒衣 さ … マト !

かわいそう だって 思っちゃ 駄目 な ん だ よ !

えっ … 。 ≪ かわいそう が られる こと こそ →

カガリ さん かわいそう 。

≪ そんな の 腫れ物 扱い 。 バカ に し てる もん 。

て め え が かわいそう 言う な ー ! そう か … 。

ヨミ ? 私 怖かった ん だ 。

カガリ が 私 の せい で どんどん おかしく なって っ ちゃ う の 。

これ 以上 カガリ を おかしく さ せ ちゃ う の が 怖い から →

それ だったら 言う こと 聞い て た 方 が →

まだ 楽 だ から 。

結局 は 自分 の ため 。

カガリ 。 何 だ よ 。

ここ から 出よ う 。 は あ ?

家 に 閉じこもら ない で ちゃんと 学校 に 行 こ う 。

車 椅子 も やめよ う 。 ざ っ … ざ けん な キモ 眼鏡 。

一 人 に は させ ない から 。

もう 引っ越し し たり し ない よ 。

外 に 出 た って マト と 友達 に なった って →

絶対 一 人 に は させ ない から !

ちゃんと 向き合う から 。 カガリ から 逃げ ない から 。

だから 出よ う 。 ここ から 一緒 に 。

駄目 だ よ だって … 。 出 なく ちゃ 駄目 な ん だ よ 。

ここ から 出 なく ちゃ →

いつ まで も 私 たち 変わら ない !

( カガリ ) 嫌 だ よ … 。

カガ … 。 ( カガリ ) 嫌 だ ! →

出 ない 。 だって 出る の は … 。 →

出る の は 怖い !

♪♪~

( 斬る 音 )

( カガリ ) い … 嫌 ー !

≪ ( カガリ ) あっ … ああ … 。 ≪ カガリ ! ? カガリ どう し た の ?

≪ カガリ 大丈夫 ? や だ カガリ ! ヨミ ! どう し た の ! ?

カガリ さん が … 。 ヨミ ?

≪ ( 足音 )

ど … どう し た の ?

♪♪~

( パイロット ) 間もなく 東京 上空 。 降下 ポイント まで 3 分 。

( 倉 知 ) ハッチ 開放 。

( 倉 知 ) この ルート が 使える の は 1 回 こ っきり 。

やり 直し は 利か ない よ 。 いい ね 。

( アルゴ ) あれ が 東京 か よ 。

( アルゴ ) 《 じいさん の 孫 を 脱出 さ せる ? 》


Black ★ Rock Shooter ( TV ) Episode 2

( マト ) く … 苦しい … 。 お 昼 の そうめん 出 ちゃ う 。 ||くるしい||ひる|||だ||

( マト の 母 ) マト ば たば た 動く から これ ぐらい きつく し ない と 。 ||はは|||||うごく|||||||

着 崩れ ちゃ う でしょ ? う う … 。 ちゃく|くずれ|||||

( ヒロ ) お 姉ちゃん 。 俺 見 て も 声 掛け ない で よ 恥ずかしい から 。 ひろ||ねえちゃん|おれ|み|||こえ|かけ||||はずかしい|

こっち の せりふ !

( ヒロ ) う わ っ 。 な … 何 す ん だ よ ! 何 よ ! ひろ|||||なん|||||なん|

( マト の 母 ) こら 動か ない 。 ケンカ し ない ! ||はは||うごか||けんか||

フン ! ふん

《 私 は 傷つか ない 》 わたくし||きずつか|

《 そりゃ あの 子 に …\ N 人 に 嫌わ れる の は 怖い 》 ||こ|||じん||きらわ||||こわい

《 でも … やっぱり 小鳥 遊 さ ん と 仲良く なり たい 》 ||ことり|あそ||||なかよく||

はい お 姫 さま 。 ||ひめ|

《 そして … 》

《 一緒 に いろんな 世界 を 見る ん だ 》 いっしょ|||せかい||みる||

♪♪~

♪♪~

( 生徒 ) あれ ? 黒衣 さん ? せいと||こくい|

行け ない ん じゃ なかった の ? あ … うん 大丈夫 に なって 。 いけ||||||||だいじょうぶ||

誰 と ? その … 小鳥 遊 さ ん と 。 だれ|||ことり|あそ|||

( 生徒 たち ) あっ … 。 せいと||

( 生徒 ) あ … じゃあ ね 。 せいと|||

まだ かな ?

《 青 》 あお

( 子供 たち の 笑い声 ) こども|||わらいごえ

《 オレンジ 》 おれんじ

ほら あっ ち の 方 が 見える よ ! ||||かた||みえる|

紫 … 。 [ TEL ] ( メール の 着信 音 ) むらさき||めーる||ちゃくしん|おと

あ … 。

( 花火 の 音 ) はなび||おと

《 小鳥 遊 さん から もらった メール … 》 ことり|あそ||||めーる

《 2 通 》 つう

《 その どちら も が … 》

ごめんなさい 。

♪♪~

痛い … 。 いたい

( サヤ ) 《 誰 か が ね あなた の 代わり に → |だれ||||||かわり|

その 痛 み を 引き受け て くれる 》 |つう|||ひきうけ||

( サヤ ) 《 どれ だけ 痛 ん で も 傷 つい て も 本当 に 傷つく の は → |||つう||||きず||||ほんとう||きずつく||

あなた じゃ ない 》

嘘 だ 。 うそ|

《 嘘 だ 》 うそ|

《 こんなに 痛い のに … 》 |いたい|

( 子供 ) あの お 姉ちゃん は だし ! こども|||ねえちゃん||

( カガリ ) アハ ハハ … !

( カガリ ) 見 て あいつ 。 アリ なんか に 食べ られ てる ! → |み|||あり|||たべ||

ダサ い 。 内臓 キモ ~ い ! ||ないぞう||

( ヨミ ) メール も 送ら せ て くれ ない なんて … 。 よみ|めーる||おくら|||||

今 送ら せ た じゃ ない 。 それ に 待って ない よ どうせ 。 いま|おくら|||||||まって|||

( ヨミ ) 食べ たく ない 。 食べ て 。 よみ|たべ|||たべ|

行き たかった 。 何 ? いき||なん

私 … お祭り 行き たかった 。 わたくし|おまつり|いき|

だから 何 言って る の ? |なん|いって||

カガリ が 行け ない ん だ から ヨミ だって 行け ない よ 。 ||いけ|||||よみ||いけ||

う う … 。 もう … もう や だ 。

泣か ない で ヨミ 。 大丈夫 だ から 。 なか|||よみ|だいじょうぶ||

だから ね … 。

脱 い で 。 えっ ! ? だつ|||

ヨミ が 悲しく なら ない よう に … 。 よみ||かなしく||||

彫って あげる 。 ほって|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て … 。 たすけ|

≪ 助け て ! たすけ|

たす … け て … ?

( 生徒 ) 笑え た よ ね 遠藤 君 も お祭り 来 てる なんて さ ! せいと|わらえ||||えんどう|きみ||おまつり|らい|||

( 生徒 ) ホント ホント ! だって さ 山内 が いん の に ! せいと|ほんと|ほんと|||さんない||||

≪ ( 始業 チャイム ) ( 生徒 ) あっ ヤバ っ 。 → しぎょう|ちゃいむ|せいと|||

急 ご う 急 ご う ! あ あっ … 。 きゅう|||きゅう||||

ね … ねえ 。 あっ 。

小鳥 遊 さ ん その 傷 ? ことり|あそ||||きず

あっ … 。 見 ない で ! |み||

ごめん … 。

どうして 怒ら ない の ? えっ ? |いから|||

どうして お祭り に 行か なかった のに → |おまつり||いか||

怒ら ない の ? いから||

小鳥 遊 さ ん 怒ら れ たい の ? ことり|あそ|||いから|||

怒ら れ たい なら 怒る よ 。 私 ずっと 待って た ん だ から ! いから||||いかる||わたくし||まって||||

だから … 無理 だって 言った じゃ ない 最初 から 。 |むり||いった|||さいしょ|

小鳥 遊 さん は やっぱり 小鳥 遊 さん な ん だ 。 ことり|あそ||||ことり|あそ||||

えっ ? 小鳥 遊び じゃ ない 。 |ことり|あそび||

小鳥 遊 さん の こと 小鳥 だって 思った 。 ことり|あそ||||ことり||おもった

私 を … いろんな 色 の 世界 に 連れ て いって くれる 小鳥 遊び ! わたくし|||いろ||せかい||つれ||||ことり|あそび

でも 小鳥 遊び じゃ ない 。 小鳥 遊 さん は 全然 小鳥 じゃ ない ! |ことり|あそび|||ことり|あそ|||ぜんぜん|ことり||

だって 小鳥 遊 さん は どこ に も 行け ない ! |ことり|あそ||||||いけ|

ホント は いろんな 世界 に 行ける はず な のに 。 ほんと|||せかい||いける|||

そんな の おかしい ! 絶対 おかしい ! |||ぜったい|

ハァ … 。

小鳥 遊 意気地なし ! ことり|あそ|いくじなし

うん ? ああ ! 黒衣 君 こんにち は 。 ||こくい|きみ||

ユウ 。 ( ユウ ) ヘヘッ 。 ゆう|ゆう|

居心地 良く て なぁ ここ 。 ( サヤ ) はい ユウ 君 。 いごこち|よく||||||ゆう|きみ

コーヒー 砂糖 5 杯 入り ! ( ユウ ) 砂糖 の 量 覚え て もらった の 。 こーひー|さとう|さかずき|はいり|ゆう|さとう||りょう|おぼえ|||

授業 は どう し た の ? そういう マト は ? じゅぎょう||||||||

( ユウ ) へ ~ ん な の 。 夢 で 見 た ハート が 実際 に なんて → ゆう|||||ゆめ||み||はーと||じっさい||

変 な 話 。 へん||はなし

( サヤ ) 知って る ? ( ユウ ・ マト ) うん ? |しって||ゆう||

親しい 人 同士 の 夢 は 奥 の 奥 で つながって る って 。 したしい|じん|どうし||ゆめ||おく||おく||||

つながって る ? そう 。

相手 に 口 に でき ない こと を 夢 を 通じて 伝え た り も できる の 。 あいて||くち||||||ゆめ||つうじて|つたえ|||||

夢 で … 伝える 。 ゆめ||つたえる

もし かして その 小鳥 遊 君 て いう の は → |||ことり|あそ|きみ||||

黒衣 君 に 分かって ほしい こと が ある ん じゃ ない の か な ? こくい|きみ||わかって||||||||||

あっ ! !

私 は … 。 わたくし|

≪ ( チャイム ) ちゃいむ

あ あっ !

黒衣 さん 。 こくい|

ああ … 。

フフ … 。

≪ ( カガリ ) どこ 行く の ? はっ ! ||いく||

カガリ どうして … 。

( カガリ ) カガリ ね 今日 は ずーっと ヨミ ん ち に い た の 。 |||きょう|||よみ||||||

えっ ? ヨミ が 帰って くる の 待って た ん だ よ 。 |よみ||かえって|||まって||||

なのに どこ に 行く の か な 。 |||いく|||

カガリ ? 落ちる よ 。 |おちる|

カガリ !

ここ から 落ち たら ヨミ もう 絶対 に 許さ れ ない ね 。 ||おち||よみ||ぜったい||ゆるさ|||

カガリ やめ て !

カガリ 死 ん だ り し たら もう ヨミ 許さ れ ない し → |し|||||||よみ|ゆるさ|||

ヨミ も 死亡 だ ね 。 よみ||しぼう||

嫌 っ … やめ て ! 嫌 ー ! いや||||いや|-

≪ ( 落ちる 音 ) おちる|おと

小鳥 遊 さ ん ! 小鳥 遊 さ ん どう し た の ! ? ことり|あそ|||ことり|あそ||||||

小鳥 遊 さ ん ! ≪ ( ヨミ の 母 ) あら あなた … 。 ことり|あそ|||よみ||はは||

( ヨミ の 母 ) 軽く 手首 を ひねった だけ み たい 。 → よみ||はは|かるく|てくび|||||

カガリ ちゃん の ご 両親 も 来る から 大丈夫 よ 。 → ||||りょうしん||くる||だいじょうぶ|

黒衣 さん は お うち に 帰って 。 ヨミ さん と 帰り ます 。 こくい||||||かえって|よみ|||かえり|

ヨミ は カガリ ちゃん の 付き添い が ある から 。 よみ|||||つきそい|||

付き添い ? つきそい

手 を ひねった だけ な のに 入院 です か ? て||||||にゅういん||

カガリ ちゃん が 望む こと だ から 。 どうして … 。 |||のぞむ||||

カガリ ちゃん は 小さな ころ から ヨミ が 大好き で ね 。 → |||ちいさな|||よみ||だいすき||

私 たち が お 父さん の 都合 で 数 年 海外 で 暮らす こと に なって 。 わたくし||||とうさん||つごう||すう|とし|かいがい||くらす|||

( カガリ ) 《 嫌 だ ー ! 》 ( ヨミ ) 《 カガリ ? いけない ! 》 |いや||-|よみ||

( カガリ ) 《 行か ない で ヨミ ! ヨミー ! 》 |いか|||よみ|

《 あっ ! 》 ≪ ( 車 の ブレーキ 音 ) |くるま||ぶれーき|おと

それ で あの 子 の 足 … 。 |||こ||あし

カガリ ちゃん の 足 に は 何度 調べ て も → |||あし|||なんど|しらべ||

異常 は 見つから なかった の 。 えっ ? いじょう||みつから|||

( ヨミ の 母 ) でも 足 じゃ なく て カガリ ちゃん の 心 は … 。 よみ||はは||あし|||||||こころ|

( カガリ ) もう 手 も 動か ない ね 。 ||て||うごか||

カガリ … 。 全部 し て ね ヨミ 。 |ぜんぶ||||よみ

ご飯 も 食べ させ て ね 。 トイレ も し て ね 。 ごはん||たべ|さ せ|||といれ||||

カガリ の こと 全部 し て ね 。 |||ぜんぶ|||

( ヨミ の 母 ) カガリ ちゃん は もう ヨミ なし じゃ … 。 よみ||はは|||||よみ||

そんな !

だから って どうして ヨミ さん が 犠牲 に なら なく ちゃ なん です か ! |||よみ|||ぎせい|||||||

そんな の って おかしい 。 ( ヨミ の 母 ) 分かって る の よ 。 ||||よみ||はは|わかって|||

だけど カガリ ちゃん が かわいそう で 。

じゃあ ヨミ さん は ? 黒衣 さん 。 |よみ|||こくい|

ヨミ さん は かわいそう じゃ ない ん です か ! よみ||||||||

小鳥 遊 さ ん ! 開け て 小鳥 遊 さ ん お 願い ! ことり|あそ|||あけ||ことり|あそ||||ねがい

黒衣 さん ? あいつ … 。 何で あいつ ! こくい|||なんで|

黒衣 さん お 願い 帰って ! こくい|||ねがい|かえって

≪ や だ よ ! 帰る なら 小鳥 遊 さ ん と … 。 |||かえる||ことり|あそ|||

ヨミ と 一緒 だ よ ! よみ||いっしょ||

黙れ ー ! だまれ|-

消えろ ! あの 女 。 ヨミ … ヨミ は 私 の … 。 きえろ||おんな|よみ|よみ||わたくし|

こんなに し た のに 。 こんなに し た のに ー ! ||||||||-

何 笑って ん だ よ 。 なん|わらって|||

えっ ? 私 笑って る ? |わたくし|わらって|

どうして 笑って る … 。 |わらって|

≪ か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 → |-||-|||-||-|||-||-|

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 |-||-|||-||-|||-||-|

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 |-||-|||-||-|

♪♪~

( カガリ ) うれしい の か よ ! ヨミ って 呼ば れ て 。 |||||よみ||よば||

にや つい て !

て め え ー ! |||-

カガリ … 。 ≪ ヨミ ! ヨミ ! |よみ|よみ

うわ ー ! 黙れ ! この 肥 だめ が ー ! |-|だまれ||こえ|||-

開け て ヨミ ! あけ||よみ

う っせ ー う っせ ー ! う っせ ー ! ||-|||-|||-

分から ない の 。 カガリ は 私 が い なきゃ 駄目 な の ? わから|||||わたくし||||だめ||

そう だ ! そうだ ー ! ||そう だ|-

どう すれ ば … 。

どう すれ ば いい の !

≪ か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 → |-||-|||-||-|||-||-|

か ー え ー れ 。 か ー え ー れ 。 |-||-|||-||-|

私 の せい で カガリ に … 。 わたくし|||||

申し訳ない こと し た って 。 カガリ が かわいそう だって 。 もうし わけない||||||||

でも 私 あなた と 友達 に なり たい の 。 |わたくし|||ともだち||||

どう すれ ば いい の ?

教え て 黒衣 さ … マト ! おしえ||こくい||

かわいそう だって 思っちゃ 駄目 な ん だ よ ! ||おもっちゃ|だめ||||

えっ … 。 ≪ かわいそう が られる こと こそ →

カガリ さん かわいそう 。

≪ そんな の 腫れ物 扱い 。 バカ に し てる もん 。 ||はれもの|あつかい|ばか||||

て め え が かわいそう 言う な ー ! そう か … 。 |||||いう||-||

ヨミ ? 私 怖かった ん だ 。 よみ|わたくし|こわかった||

カガリ が 私 の せい で どんどん おかしく なって っ ちゃ う の 。 ||わたくし||||||||||

これ 以上 カガリ を おかしく さ せ ちゃ う の が 怖い から → |いじょう||||||||||こわい|

それ だったら 言う こと 聞い て た 方 が → ||いう||ききい|||かた|

まだ 楽 だ から 。 |がく||

結局 は 自分 の ため 。 けっきょく||じぶん||

カガリ 。 何 だ よ 。 |なん||

ここ から 出よ う 。 は あ ? ||でよ|||

家 に 閉じこもら ない で ちゃんと 学校 に 行 こ う 。 いえ||とじこもら||||がっこう||ぎょう||

車 椅子 も やめよ う 。 ざ っ … ざ けん な キモ 眼鏡 。 くるま|いす||||||||||めがね

一 人 に は させ ない から 。 ひと|じん|||さ せ||

もう 引っ越し し たり し ない よ 。 |ひっこし|||||

外 に 出 た って マト と 友達 に なった って → がい||だ|||||ともだち|||

絶対 一 人 に は させ ない から ! ぜったい|ひと|じん|||さ せ||

ちゃんと 向き合う から 。 カガリ から 逃げ ない から 。 |むきあう||||にげ||

だから 出よ う 。 ここ から 一緒 に 。 |でよ||||いっしょ|

駄目 だ よ だって … 。 出 なく ちゃ 駄目 な ん だ よ 。 だめ||||だ|||だめ||||

ここ から 出 なく ちゃ → ||だ||

いつ まで も 私 たち 変わら ない ! |||わたくし||かわら|

( カガリ ) 嫌 だ よ … 。 |いや||

カガ … 。 ( カガリ ) 嫌 だ ! → ||いや|

出 ない 。 だって 出る の は … 。 → だ|||でる||

出る の は 怖い ! でる|||こわい

♪♪~

( 斬る 音 ) きる|おと

( カガリ ) い … 嫌 ー ! ||いや|-

≪ ( カガリ ) あっ … ああ … 。 ≪ カガリ ! ? カガリ どう し た の ?

≪ カガリ 大丈夫 ? や だ カガリ ! ヨミ ! どう し た の ! ? |だいじょうぶ||||よみ||||

カガリ さん が … 。 ヨミ ? |||よみ

≪ ( 足音 ) あしおと

ど … どう し た の ?

♪♪~

( パイロット ) 間もなく 東京 上空 。 降下 ポイント まで 3 分 。 ぱいろっと|まもなく|とうきょう|じょうくう|こうか|ぽいんと||ぶん

( 倉 知 ) ハッチ 開放 。 くら|ち||かいほう

( 倉 知 ) この ルート が 使える の は 1 回 こ っきり 。 くら|ち||るーと||つかえる|||かい||

やり 直し は 利か ない よ 。 いい ね 。 |なおし||きか||||

( アルゴ ) あれ が 東京 か よ 。 |||とうきょう||

( アルゴ ) 《 じいさん の 孫 を 脱出 さ せる ? 》 |||まご||だっしゅつ||