Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April ) Episode 13
shigatsu||kimi||uso|your|lie||april|episode
Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April) Episode 13
♪♪ 『 愛 の 悲しみ 』
あい||かなしみ
♪♪~
≪ ( ドア の 開く 音 ) ( 公生 ) ん ?
どあ||あく|おと|きみお|
( 紘子 ) お 願い ! ( 早 希 ) もう しょうがない わ ね 。
ひろこ||ねがい|はや|まれ||||
♪♪ ( ピアノ の 演奏 )
ぴあの||えんそう
( 紘子 ) ♪♪ 「 旦那 の アホ 」 →
ひろこ|だんな||
♪♪ 「 もっと 構え 浮気 する ぞ 」
|かまえ|うわき||
♪♪ "I'm going to cheat on you more"
♪♪~
( 公生 ) 紘 ちゃん また 旦那 さん と ケンカ し た の ?
きみお|ひろし|||だんな|||けんか|||
( 紘子 ) ケンカ じゃ ない わ 。 これ は 戦争 よ 。 →
ひろこ|けんか||||||せんそう|
謝ったら 金輪際 おしまい な の 。
あやまったら|こんりんざい|||
If you apologize, it will be the end of your life.
ふ ~ ん 。
♪♪~
♪♪ 「 旦那 の アホ 」
だんな||
♪♪ 「 もっと 構え 浮気 する ぞ 」
|かまえ|うわき||
公生 … 。 あんた 何で ピアノ 弾け てる の ?
きみお||なんで|ぴあの|はじけ||
Or I'm gonna step out on you!
ん ? どうして 弾け ない の ?
||はじけ||
( 紘子 ) 早 希 ! 公生 を ピアニスト に しよ う ! →
ひろこ|はや|まれ|きみお||ぴあにすと|||
Saki!
公生 は … 公生 は …→
きみお||きみお|
Kousei is... Kousei is...→
天才 だ よ !
てんさい||
♪♪~
( 公生 ) 僕 行き ます 。
きみお|ぼく|いき|
I'm heading out now.
( 紘子 ) 一 人 で ? ( 公生 ) はい 。
ひろこ|ひと|じん||きみお|
By yourself?
( 紘子 ) 本気 ? ( 公生 ) はい 。
ひろこ|ほんき|きみお|
Are you serious?
( 紘子 ) 何 を 弾く つもり ? バイオリン なし じゃ … 。
ひろこ|なん||はじく||ばいおりん||
What are you going to play? Without a violi-
( 公生 ) 曲目 は 変え ませ ん 。
きみお|きょくもく||かえ||
I'm not changing the song.
( 三池 ) 《 あんな の 音楽 でも 何でもない 》
みいけ|||おんがく||なんでもない
(Miike) 《It's nothing like that kind of music》
( 公生 ) 僕 悔し い ん です 。
きみお|ぼく|くやし|||
See, I'm pissed.
( 公生 ) だ から 証明 し ます 。
きみお|||しょうめい||
宮 園 かをり が どれほど の 演奏 家 か 。
みや|えん|かおり||||えんそう|いえ|
What kind of performer is Kaori Miyazono?
それ に じゃ じゃ 馬 の 至上 命令 な ん です 。
||||うま||しじょう|めいれい|||
And it's a shrew's supreme command.
ガラコン は 目立って なんぼ です から 。
||めだって|||
These galas are all about standing out.
( 観客 たち の 拍手 )
かんきゃく|||はくしゅ
( 観客 ) これ って バイオリン の コンサート だ ろ ?
かんきゃく|||ばいおりん||こんさーと||
Wait, this is a violin concert, right?
( 観客 ) 伴奏 者 が 一 人 だけ で 弾く の ?
かんきゃく|ばんそう|もの||ひと|じん|||はじく|
《 全部 君 の せい だ 。 君 が 僕 を 舞台 に 戻し た から 》
ぜんぶ|きみ||||きみ||ぼく||ぶたい||もどし||
"It's all your fault. Because you put me back on stage
《 いつも 君 が 僕 を 突き動かす 》
|きみ||ぼく||つきうごかす
( 武士 ) 《 俺 を 見ろ ! 》 ( 絵 見 ) 《 私 を 見ろ ! 》
ぶし|おれ||みろ|え|み|わたくし||みろ
( かをり ) 《 私 を 見ろ ! 》
かおり|わたくし||みろ
《 僕 を 見ろ ! 》
ぼく||みろ
《 証明 して やる 。 僕 は すごい 》
しょうめい|||ぼく||
I'm going to prove it. That I'm incredible.
《 僕 を 伴奏 者 に 据える 宮 園 かおり は … 》
ぼく||ばんそう|もの||すえる|みや|えん||
That Kaori Miyazono, who's named me to be her accompanist...
《 もっと すごい ! 》
...is even more incredible!
♪♪ 『 愛 の 悲しみ 』
あい||かなしみ
♪♪~
( 風間 ) 《 再び 前代未聞 。 また 有馬 か ! 》
かざま|ふたたび|ぜんだいみもん||ありま|
Once again, unprecedented! Arima again?
( 審査 員 ) 《 伴奏 じゃ ない 。 これ は … 》
しんさ|いん|ばんそう||||
( 絵 見 ) 《 クライスラー 『 愛 の 悲しみ 』 ラフマニノフ ピアノ 編曲 版 》
え|み||あい||かなしみ||ぴあの|へんきょく|はん
[ テレビ ] ♪♪ ( 『 愛 の 悲しみ 』 の 演奏 )
|あい||かなしみ||えんそう
( 紘子 ) 《 早 希 が 好き だった 曲 》 →
ひろこ|はや|まれ||すき||きょく
《 一 人 で ずっと 向き合って た の ね 》 →
ひと|じん|||むきあって|||
So you've been facing it alone all this time. But...
《 でも あんた の 知って る 『 愛 の 悲しみ 』 は →
|||しって||あい||かなしみ|
《 But the `` sorrow of love '' that you know is →
そんな 曲 だった ? 》
|きょく|
♪♪~
《 見 て ろ 見 て ろ 見 て ろ ! 》
み|||み|||み||
《 僕 は すごい ! 宮 園 かをり は … 》
ぼく|||みや|えん|かおり|
《 もっと すごい ! 》
<< More amazing! 》
♪♪~
( 観客 ) 《 すげ え 》 ( 観客 ) 《 大 迫力 》
かんきゃく|||かんきゃく|だい|はくりょく
Unbelievable!
( 落合 ) 《 がっかり ね 》 →
おちあい||
(Ochiai) 《Disappointment》 →
《 ただ 怒り を ぶつけ てる だけ 》 →
|いかり||||
《 粗雑 さ と たけだけし さ を はき違え てる 》 →
そざつ||||||はきちがえ|
He's confusing crudeness with ferocity.
《 耳障り だ わ 》
みみざわり||
This grates on my ears.
《 あれ ? 僕 こんなに 強く たた い て た ? 》
|ぼく||つよく||||
Huh?
《 体中 に 力 が 入って る 》
たいちゅう||ちから||はいって|
My whole body is taut...
《 こんな ん じゃ 駄目 だ 》
|||だめ|
《 この 曲 は こんな 弾き 方 じゃ ない よ な 》
|きょく|||はじき|かた||||
《 いつも 聴 い て い た この 曲 は 僕 の 子守歌 だった 》
|き||||||きょく||ぼく||こもりうた|
《 この 曲 は … 》
|きょく|
♪♪~
《 おかしい な 》
《 いつも み たい に 音 が 聞こえ ない のに →
||||おと||きこえ||
Even though I can't hear the notes as usual,
僕 の 中 に 音 が ある 》
ぼく||なか||おと||
《 それ は 音 に 束縛 さ れ ない って こと じゃ ない か な 》 →
||おと||そくばく|||||||||
《 I think that means that you are not bound by sound 》 →
《 願い や 思い を 込め た 音 を 感じる 瞬間 は なかった ? 》
ねがい||おもい||こめ||おと||かんじる|しゅんかん||
あっ … 。
( 紘子 ) 《 音 が 聞こえ なく なる 。 きっと それ は 贈り物 だ よ 》
ひろこ|おと||きこえ||||||おくりもの||
Losing the ability to hear the notes...
( 早 希 ) 《 公生 。 もっと 優しく 》 →
はや|まれ|きみお||やさしく
《 赤ちゃん の 頭 を なでる よう に 》
あかちゃん||あたま||||
Like you're caressing a baby's head.
( 早 希 ) 《 抱き締める よう に 弾く の よ 》
はや|まれ|だきしめる|||はじく||
(Saki) 《Play as if hugging you》
ああ … 。
《 母さん 》
かあさん
《 この 曲 母さん なら こう 弾 い た か な 》
|きょく|かあさん|||たま||||
《I wonder if my mother would have played this song like this》
♪♪~
( 落合 ) 《 演奏 が 変わった 》
おちあい|えんそう||かわった
( 絵 見 ) 《 また だ 。 音 が 変わる 》
え|み|||おと||かわる
He's doing it again.
♪♪~
( 椿 ) 《 公生 … 》
つばき|きみお
♪♪~
( 紘子 ) 《 早 希 だ 。 早 希 が いる 》
ひろこ|はや|まれ||はや|まれ||
( 紘子 ) 早 希 ! いくら 何でも やり 過ぎよ ! →
ひろこ|はや|まれ||なんでも||すぎよ
(Hiroko) Saki! No matter how much you overdo it! →
血 が 出る ほど 殴りつける なんて →
ち||でる||なぐりつける|
Hitting him hard enough to draw blood - that's way too harsh!
ひど 過ぎる わ 。 それ でも 母親 ? →
|すぎる||||ははおや
It's too bad. Still mother? →
公生 は あんた に 喜んで ほしく て 頑張って た の よ 。
きみお||||よろこんで|||がんばって|||
Kousei wanted you to be happy and worked hard.
分かって る わ よ そんな こと !
わかって|||||
I know that! Of course I know that!
( 紘子 ) 早 希 !
ひろこ|はや|まれ
Saki!
( 早 希 ) 分かって る わ 。 でも →
はや|まれ|わかって|||
私 に は 時間 が ない の 。
わたくし|||じかん|||
i don't have time
早 希 … 。
はや|まれ
♪♪~
助け て 助け て よ 。
たすけ||たすけ||
Help me... Please help me...
誰 か 助け て 。
だれ||たすけ|
somebody help .
音 が … ピアノ が …\ N 僕 の 耳 が … 。
おと||ぴあの||n|ぼく||みみ|
音 が 聞こえ ない よ 。
おと||きこえ||
誰 か 助け て よ 。
だれ||たすけ||
Somebody please help me.
お 母さん … 。
|かあさん
( 紘子 ) 《 公生 。 あんた を 追い詰め た の は 私 だ 》 →
ひろこ|きみお|||おいつめ||||わたくし|
Kousei...
《 私 が あんた を ピアニスト に し よう なんて 言った から 》
わたくし||||ぴあにすと|||||いった|
《Because I said I would make you a pianist》
( 紘子 ) ごめん ね 。
ひろこ||
( 紘子 ) 《 音楽 が 公生 を 苦しめる もの で しか ない のに 》
ひろこ|おんがく||きみお||くるしめる|||||
If music only brings Kousei pain and suffering...
( 紘子 ) ごめん ね 。
ひろこ||
I'm so sorry...
( 紘子 ) 《 私 は この 子 の そば に い て は いけない ん だ 》
ひろこ|わたくし|||こ|||||||||
Then I have no business being by his side.
( 紘子 ) ごめん ね 。 ごめん ね 。
ひろこ||||
I'm sorry... I'm sorry...
( 紘子 ) 《 でも … 》
ひろこ|
Kousei Arima Sumitani Junior Highschool
( 紘子 ) 《 公生 は 戻って き た 》
ひろこ|きみお||もどって||
( 紘子 ) 何 が あんた を ピアノ に 向かわ せ た の ?
ひろこ|なん||||ぴあの||むかわ|||
What made you turn to the piano?
僕 は もう 一 度 その 光景 を 体験 し たい 。
ぼく|||ひと|たび||こうけい||たいけん||
I want to see that sight again with my own eyes one more time.
思った ん です 。
おもった||
That's what made me think...
変 な ピアニスト に なり たい なって 。
へん||ぴあにすと||||
That I'd like become a really weird pianist!
( 紘子 ) 《 早 希 を 失った 公生 は →
ひろこ|はや|まれ||うしなった|きみお|
After losing Saki, Kousei...
掛け替えのない 誰 か と 出会った の ね 》 →
かけがえのない|だれ|||であった||
...met someone who means the world to him.
《 公生 が 信じ てる のに ピアニスト の 私 が →
きみお||しんじ|||ぴあにすと||わたくし|
音楽 の 力 を 信じ ない わけ に は いか ない じゃ ない 》
おんがく||ちから||しんじ||||||||
how can I not believe in the power of music?
♪♪~
( 紘子 ) 《 早 希 。 ちゃんと 見 て て よ 》 →
ひろこ|はや|まれ||み|||
Saki. Be sure to watch this.
《 私 たち の 息子 が 最後 の お 別れ を し に 行く から 》
わたくし|||むすこ||さいご|||わかれ||||いく|
" Our son is going to say his last goodbye "
♪♪~
《 ああ … やっぱり 思わず に は い られ ない 》
||おもわず|||||
《 Ah … I just can't help but think 》
《 この 曲 は 母さん の に おい が する 》
|きょく||かあさん|||||
This song has my mother's scent.
( かをり ) 《 君 は 誰 の ため に 弾く の ? 》
かおり|きみ||だれ||||はじく|
《 届く かな ? 届く と いい な 》
とどく||とどく|||
Will it reach her?
( 早 希 ) 私 が い なく なったら 公生 は どう なる の ? →
はや|まれ|わたくし|||||きみお||||
After I'm gone...
ちゃんと 生活 できる ?
|せいかつ|
Will be able to earn a living?
音楽 で 食べ て いけ る ? 今 私 に できる こと は →
おんがく||たべ||||いま|わたくし||||
Can he make music his livelihood?
譜面 を 忠実 に 正確 に 弾か せる こと 。 →
ふめん||ちゅうじつ||せいかく||はじか||
To play the musical score faithfully and accurately. →
手 に 技術 さえ あれ ば →
て||ぎじゅつ|||
If you have the technology at hand →
将来 何とか 食べ て いける かも しれ ない 。
しょうらい|なんとか|たべ|||||
I may be able to eat somehow in the future.
( 早 希 ) ひどい 母親 。 →
はや|まれ||ははおや
What a terrible mother...
あの 子 に 何も 残し て あげ られ ない 。 →
|こ||なにも|のこし||||
There's nothing I can leave that boy...
毎朝 歯磨き できる かしら 。 →
まいあさ|はみがき||
Will he brush his teeth every morning?
どこ でも 寝 ちゃ う から 風邪 ひか ない かしら 。 →
||ね||||かぜ|||
He falls asleep anywhere, so what if he catches a cold?
運動 が 苦手 だ から 大 ケガ し ない かしら 。 →
うんどう||にがて|||だい|けが|||
I'm not good at exercise, so I wonder if I'll get seriously injured. →
もっと そば に い て あげ たかった 。 →
I wanted to stay by your side more. →
私 の 宝物 は 幸せ に なれる かしら 。
わたくし||たからもの||しあわせ|||
Will my treasure... ever find happiness?
♪♪~
《 知って た ん だ 》
しって|||
《 母さん の 亡霊 は 僕 が つくり 出し た 影 》
かあさん||ぼうれい||ぼく|||だし||かげ
《 Mother's ghost is a shadow I created 》
《 逃げ出す ため の 理由 》
にげだす|||りゆう
An excuse for me to run away.
《 僕 の 弱 さ 》
ぼく||じゃく|
My own weakness.
《 母さん は もう あの 場所 に い ない 》
かあさん||||ばしょ|||
Mom isn't there anymore.
《 母さん は 僕 の 中 に いる 》
かあさん||ぼく||なか||
《 そうだ よ ね 》
そう だ||
Yes, that's right. The piano...
《 ピアノ は 抱き締める よう に 弾く ん だ よ ね 》
ぴあの||だきしめる|||はじく||||
♪♪~
ねえ ねえ お 母さん 。
|||かあさん
『 愛 の 喜び 』 と 『 愛 の 悲しみ 』 が ある のに →
あい||よろこび||あい||かなしみ|||
There's both Love's Joy and Love's Sorrow, so why...
どうして いつも 『 愛 の 悲しみ 』 を 弾く の ?
||あい||かなしみ||はじく|
あっ 。
それ は ね … 。
I play it so...
( 早 希 ) 悲しみ に 慣れ て おく ため よ 。
はや|まれ|かなしみ||なれ||||
(Saki) To get used to sadness.
( 紘子 ) 《 私 たち は つながって いる 》 →
ひろこ|わたくし||||
We're all connected.
《 音 が 断続 的 に つながる よう に 私 たち は 共有 し て いる 》 →
おと||だんぞく|てき|||||わたくし|||きょうゆう|||
Just like the notes are intermittently connected...
《 音楽 を 通し て 知って いる 誰 か と →
おんがく||とおし||しって||だれ||
Through music...
知ら ない 誰 か と 世界中 の 誰 か と 》
しら||だれ|||せかいじゅう||だれ||
with the people you don't know,
( かをり ) 《 君 も 行 こ う 》
かおり|きみ||ぎょう||
《 誰 か と 同じ ように 母さん と も つながって いる 》
だれ|||おなじ||かあさん||||
Just like with her, I'm connected to Mom, too.
《 そう 信じ て いる から 僕 は 進む ん だ 》
|しんじ||||ぼく||すすむ||
《 I believe so , so I go forward 》
《 だから … だ から … 》
《 さよなら 》
Goodbye...
( 拍手 )
はくしゅ
( 観客 たち の 拍手 )
かんきゃく|||はくしゅ
《 さよなら 》
≪ ( 物音 ) ( 三池 ) あっ 。
ものおと|みいけ|
ハハッ 。 膝 が 笑って る 。
|ひざ||わらって|
Haha. my knees are laughing
気 が 抜け た か な 。
き||ぬけ|||
Are you out of your mind?
( 三池 ) あっ 。 ≪ ( 紘子 ) 公生 ! 公生 !
みいけ||ひろこ|きみお|きみお
( 小春 ) う ぁ ~ ! ど わ ~ !
こはる||||
( 小春 の 泣き声 )
こはる||なきごえ
≪ ( 紘子 ) フッ 。 モテモテ だ ね 色 男 。
ひろこ|||||いろ|おとこ
≪(Hiroko) Huh. He's popular, isn't he?
娘 が 男 の 胸 に 飛び込 ん だ なんて 知ったら →
むすめ||おとこ||むね||とびこ||||しったら
If I knew my daughter jumped into a man's chest →
旦那 泣 くわ ね 。 ハハ … 。
だんな|なき|||
Husband is crying. Haha … .
早 希 に は 会え た ?
はや|まれ|||あえ|
母さん は いつも 近く に い まし た 。
かあさん|||ちかく||||
うん 。
ピアノ の タッチ も 指 の 運び も ペダル を キュッ と 踏む 癖 も →
ぴあの||たっち||ゆび||はこび||ぺだる||||ふむ|くせ|
Yes.
味 の 好み も 食べる 順番 も →
あじ||よしみ||たべる|じゅんばん|
Taste preferences and order of eating →
僕 の ちょっと し た しぐさ に 母さん が いる 。
ぼく|||||||かあさん||
僕ら は … 僕 と 母さん は つながって いる 。
ぼくら||ぼく||かあさん|||
We are... me and my mother are connected.
うん 。
紘子 さん 。 母さん に 届 い た か な 。
ひろこ||かあさん||とどけ||||
僕 の 精いっぱい の ピアノ 。
ぼく||せいいっぱい||ぴあの
母さん に 届 い た か な 。
かあさん||とどけ||||
( 紘子 ) バカ 。 あんた たち は つながって る ん でしょ 。
ひろこ|ばか|||||||
届 い た に 決まって ん じゃ ん 。
とどけ||||きまって|||
( 泣き声 )
なきごえ
《 音楽 が あった から 出会え た 瞬間 が ある 》
おんがく||||であえ||しゅんかん||
《 There is a moment when we met because there was music 》
《 出会え た 感動 が ある 》
であえ||かんどう||
《 出会え た 人 たち が いる 》
であえ||じん|||
《 出会え た 思い が ある 》
であえ||おもい||
《 これ は 全部 →
||ぜんぶ
ピアノ を 僕 に 教え て くれ た 母さん が 残し て くれ た 思い出 》
ぴあの||ぼく||おしえ||||かあさん||のこし||||おもいで
Memories left by my mother who taught me how to play the piano
《 母さん 僕 は 幸せ だ よ 》
かあさん|ぼく||しあわせ||
"Mom I'm happy"
《 ありがとう ありがとう 》
《 さよなら 》
( 観客 ) すてき だった なぁ 。
かんきゃく|||
( 観客 ) もう 帰って も いい くらい だ 。
かんきゃく||かえって||||
(Audience) It's time to go home.
( 観客 ) 次 の 演奏 か 。
かんきゃく|つぎ||えんそう|
( 観客 ) 今 音 いら ねぇ 。
かんきゃく|いま|おと||
Oh, the next performance, huh?
( 三池 ) 《 舞台 に 立つ の が こんなに 怖い なんて 》
みいけ|ぶたい||たつ||||こわい|
(Miike) 《Standing on stage is so scary》
( 風間 ) 《 三池 君 … 》
かざま|みいけ|きみ
( 審査 員 ) 《 これ は つらい な 》
しんさ|いん||||
Miike-kun...
( 三池 ) 《 逃げ出し たい 。 あっ 》
みいけ|にげだし||
Now this is a tough act to follow...
( 三池 ) 《 ママ … 》
みいけ|まま
( 三池 ) 《 僕 は あそこ まで 精いっぱい やった だ ろうか 》 →
みいけ|ぼく||||せいいっぱい|||
《 あそこ まで 真摯 に 向き合った だ ろうか 》 →
||しんし||むきあった||
《 僕 も あそこ まで 身 も 心 も 捧げ て み たい 》 →
ぼく||||み||こころ||ささげ|||
《 I want to devote my body and soul to that place 》 →
《 燃焼 し て み たい 》 →
ねんしょう||||
《 見 て て ! 》
み||
( 三池 ) 《 今 は 無性に ママ の 声 が 聞き たい よ 》
みいけ|いま||ぶしょうに|まま||こえ||きき||
( 観客 ) あれ ? ( 風間 ) 《 ん ? 》
かんきゃく||かざま|
( 審査 員 ) 《 いつも より 音 が 柔らかい ? 》 →
しんさ|いん|||おと||やわらかい
(Judge) << Is the sound softer than usual? >> →
《 そう か 。 君 も 打ち抜か れ た か 》 →
||きみ||うちぬか|||
" Really . Were you punched out too ? →
《 君 たち も 高め 合う の か 》
きみ|||たかめ|あう||
( 絵 見 ) あ ~ 面白かった 。 ( 落合 ) バイオリン は いい わ ね 。
え|み||おもしろかった|おちあい|ばいおりん||||
( 絵 見 ) 先生 。 ( 落合 ) うん ?
え|み|せんせい|おちあい|
Isn't violin music lovely?
( 絵 見 ) 私 音楽 やって て よかった 。
え|み|わたくし|おんがく|||
(Emi) I'm glad I did music.
( 落合 ) ウフッ 。
おちあい|
強敵 を ぶち の めす ! これ ぞ 至上 の 悦 楽 。
きょうてき|||||||しじょう||えつ|がく
Beat up a formidable foe! This is the ultimate pleasure.
( 落合 ) 《 真性 ド S 》
おちあい|しんせい||s
(Ochiai) 《True S》
( 渡 ) お っ 公生 。 … と お 姉 さま 。
と|||きみお|||あね|
(Watari) Oh Kousei. ... and sister.
お ー い ! ( 椿 ) 公生 !
|-||つばき|きみお
( 心臓 の 鼓動 )
しんぞう||こどう
( 椿 ) 《 あれ ? あれ ? おかしい な 》 →
つばき||||
《 言葉 が 出 て こ ない や 。 変 な の 》
ことば||だ|||||へん||
( 渡 ) もう 帰 っち まっ て いい の か ?
と||かえ||||||
(Watari) Can I go home now?
いい ん じゃ ない ? 僕 な ん か おまけ の おまけ だ し 。
||||ぼく||||||||
それ に … 。
トンズラ か まし た おまけに お きゅう を 据え ない と ね 。
||||||||すえ|||
On top of that, I've got to set up an okyu.
( 椿 ) 《 怒って る 》 ( 渡 ) 《 怒って る ? 》
つばき|いかって||と|いかって|
じゃあ 帰 ろ っか 。 色々 疲れ た よ 。
|かえ|||いろいろ|つかれ||
Let's go home then. I'm tired in many ways.
( 小春 ) ジュース 飲み たい 。
こはる|じゅーす|のみ|
( 紘子 ) あ ~ お 母ちゃん も 飲み たい わ 。
ひろこ|||かあちゃん||のみ||
(Hiroko) Ah~ Mom wants to drink too.
椿 。 頑張った 僕 に 一言 ない の ?
つばき|がんばった|ぼく||いちげん||
Camellia. Don't you have a word for me who worked hard?
えっ ? えっ と … 。
何 か 大人っぽい 。
なん||おとなっぽい
何 だ よ それ 。 褒め て ほしかった のに 。
なん||||ほめ|||
《 あれ ? あれ れ ? 変 な の 》 →
|||へん||
《 こらえ て ない と 涙 が 出 そ う … 涙 ? 》 →
||||なみだ||だ|||なみだ
《 公生 と いつも どおり 話せ て ほっと し た 涙 ? 》 →
きみお||||はなせ|||||なみだ
《Are you relieved to be able to talk with Kosei as usual? >> →
《 公生 と いつも どおり 話せ て 残念 な 涙 ? 》
きみお||||はなせ||ざんねん||なみだ
《Tears of disappointment for being able to talk with Kousei as usual? 》
♪♪ ( ピアノ の 演奏 )
ぴあの||えんそう
♪♪~
( 紘子 ) 見 に 来 て た なら →
ひろこ|み||らい|||
31st - Gala Concert
一言 おっしゃって くだされ ば いい のに 。
いちげん|||||
If you were there at the concert, 31st - Gala Concert
相変わらず お 人 が 悪い です ね 。 →
あいかわらず||じん||わるい||
落合 先生 。 ( 落合 ) フッ 。
おちあい|せんせい|おちあい|
有馬 君 が あなた に 師事 し て い た なんて →
ありま|きみ||||しじ|||||
I can't believe Arima-kun was studying under you.
意外 だった わ 。
いがい||
有馬 早 希 が 他界 し て から あの 家 に は 近づか なかった のに 。 →
ありま|はや|まれ||たかい|||||いえ|||ちかづか||
I haven't been near that house since Arima Saki passed away. →
あの 子 も 変わった わ 。 面白い 演奏 家 に なった 。
|こ||かわった||おもしろい|えんそう|いえ||
He's changed too. Became an interesting performer.
はい 。
音 に 何 か を 宿し 聴 い た 人間 に 何 か を 残す 。 →
おと||なん|||やどし|き|||にんげん||なん|||のこす
The sound carries something and leaves something behind for the person who listens. →
あいつ は 表現 者 と して の 道 を 再び 歩み だ し まし た 。 →
||ひょうげん|もの||||どう||ふたたび|あゆみ||||
でも 有馬 早 希 を 失った こと は →
|ありま|はや|まれ||うしなった||
公生 に とって 私 に とって 残念 な こと です が →
きみお|||わたくし|||ざんねん||||
有馬 公生 と いう 演奏 家 に とって →
ありま|きみお|||えんそう|いえ||
必要 な こと だった ん でしょ う か 。
ひつよう|||||||
( 落合 ) 《 有馬 君 の 演奏 に は どこ か 悲し み が つきまとう 》 →
おちあい|ありま|きみ||えんそう|||||かなし|||
《 最愛 の 母 の 死 が 彼 に 何 か を もたらし た の だ と し たら →
さいあい||はは||し||かれ||なん|||||||||
それ は 鬼 の 通る 道 だ 》
||おに||とおる|どう|
( 紘子 ) 《 悲し み が 成長 さ せる 。 公生 が 進む の なら … 》
ひろこ|かなし|||せいちょう|||きみお||すすむ||
( 紘子 ) 《 失って 進む の かも しれ ない 》
ひろこ|うしなって|すすむ||||
Love's Sorrow
♪♪~