Suzumiya Haruhi no Yuuutsu - 28
( キョン ) 文化 祭 や その後 に やって 来た ゴタゴタ も 終了 し
はや 冬 の 足音 が 山 風 と ともに 聞こえて くる 今 は
もう そろそろ 12 月
創立 以来 の 古 さ を 誇る 旧 館 この 部室 棟 は
その 壁 の 薄 さ の せい も あって
屋内 に いながら 妙に 寒々 しい 日 の こと である
♪~
~♪
( 運動 部員 たち の 掛け声 )
( 吹奏 楽 の 練習 の 音 )
( キョン ) あ …
( キョン ) 毎度 いろんな こと に 巻き込ま れて きた SOS 団
と いう より もっぱら 俺 だった が
しかし そんな 事態 が 毎日 毎日 律 儀 に 訪れる わけ は なく
大体 毎日 の ように あれ や これ や の 非 日常 爆弾 が
さく裂 して いたら 俺 の 身 が もた ず 心 の ほう は もっと もた ない
は あ …
( キョン ) しかし ハルヒ が い ない と ホント 静かで いい な
でも 少し 静か すぎる か
よく 考えたら ハルヒ や 朝比奈 ( あさひ な ) さん たち と 出会って
もう 半年 たつ の か
いろいろ やら かして きた もん だ
ハルヒ が 原因 な もの も あれば そう で ない もの も 含めて な
まあ 大抵 は こうして 俺 たち が まったり と 時 を 過ごして いる 最中 に
あいつ が 突然 飛び込んで きて 始ま …
( ハルヒ ) みんな ~! 聞いて 朗報 よ !
( キョン ) また か こいつ の 言う 朗報 と やら が ―
俺 たち … 特に 俺 と 朝比奈 さん に とって
朗らかな 報告 と なった こと など 実際 ほとんど ない のだ が …
( キョン ) 今度 は な んだ よ
( ハルヒ ) 部室 に 暖房 器具 を 設置 する 手はず が 整った わ
ん … お いしょ
( み くる ) あっ は いはい
映画 撮った 時 に スポンサー に なって くれた 電器 屋 さん が
提供 して くれる って
去年 の 売れ残り を 倉庫 に しまった きり 忘れちゃ って て
処分 に 困って る 電気 ストーブ で よければ って ―
さっき 電話 が あった の
( キョン ) ハルヒ に わざわざ 電話 して そんな 申し出 を する ほど
暇で 親切な 電器 屋 は ない だろう から
どうせ こいつ が ゴリ 押し で ねじ込んだ のだろう
だから キョン あんた これ から 店 に 行って もらって きて ちょうだい
俺 が ? 今 から ?
そう あんた が 今 から
( キョン ) お前 俺 が 毎日 往復 して る 山道 を もう 一 回 下りて
しかも 電車 で 2 駅 かかる 電器 店 まで 行って から
おまけに 荷物 抱えて また ここ まで 戻って こい って 言う の か
そう よ だって 急が ない と ―
おっちゃん の 気 が 変わっちゃ う かも しれ ない じゃ ない
いい から さっさと 行って き なさい どうせ 暇な んでしょ
( キョン ) この 部屋 に いる 時点 で
暇で ない ヤツ など い ない ような 気 が する が …
お前 は 暇じゃ ねえ の か
あたし は これ から し ない と いけない こと が ある から
イヒッ
ん ?
( ハルヒ ) 古泉 ( こい ずみ ) 君 は 副 団長 で
あんた は ヒラ の 団員 な んだ から
階級 の 低い ほう が キリキリ 働く の は どこ の 組織 だって 同じ よ
もちろん SOS 団 も その ルール を 採用 して る わ
( キョン ) まあ いい か
今回 ばかり は ハルヒ も マシ な 用件 を 取り付けて きた
ちょうど 部室 に 暖房 器具 が 欲しい と 思って いた ところ だ
朝比奈 さん や 長門 ( な が と ) に 行か せる くらい なら 俺 が 行く さ
あっ …
待って
今日 は 冷え ます から
あ …
( キョン ) どうも ( ハルヒ ) 早く
行き なさい よ !
は あ … あ ~ あ
( カラス の 鳴き声 )
( ハルヒ ) さっ 邪魔者 は 消えた わ ( み くる ) えっ ?
( ハルヒ ) み くるちゃ ん 写真 撮り たい から ポーズ 取って くれる ?
( み くる ) ええ ? なんの 写真 です か ?
( ハルヒ ) 決まって る でしょ 文化 祭 で 上映 した ―
「 朝比奈 ミクル の 冒険 」 を DVD に する から ―
その ジャケット 撮影 よ
( み くる ) ええ ? あれ 本当に 作る つもりな んです か ?
諦めて くれた んじゃ …
( ハルヒ ) あん 時 は キョン が うるさかった から
今 なら 反対 する ヤツ も い ない し ね
( 古泉 ) うん
( キョン ) 最初に この 坂道 を 上って 登校 した 日 に は
うんざり さ せ られた が
半年 以上 通って いる と すっかり 慣れ ち まった
ハイキング コース みたいな 登 下校 に も
そして SOS 団 に も な
今頃 俺 の いない 部室 で ハルヒ は 何 を やって んだろう
暇だ から と か なんとか 言って
朝比奈 さん を オモチャ に して なければ いい んだ が
( ハルヒ ) 古泉 君 レフ 板 係 お 願い ね
( 古泉 ) 分かり ました
( ハルヒ ) み くるちゃ ん ぼ ー っと して ないで ポーズ を 取りなさ い ほら ほら
( み くる ) は … は ~ い
( ハルヒ ) もっと 媚 ( こ ) び る ように 笑って
もっと 物 欲し そうに
そんな ん じゃ 男子 ユーザー を 満足 さ せ られ ない わ よ
( み くる ) ふえ え …
( ハルヒ ) そろそろ 衣装 チェンジ し ま しょ 次 は これ
( み くる ) ええ え …
( ハルヒ ) いい から いい から !
( み くる ) う ぐ っ … う っ う ぬ ぬ …
( ハルヒ ) 離し なさい この !
( み くる ) あ ~! 自分 で やり ます ~
いい の ! あたし が 手伝った ほう が 早い でしょ
( み くる ) ふえ っ ! ブラ まで 一緒に …
( ハルヒ ) どうせ 取る んだ し いい でしょ
あっ み くる ちゃん また 大きく なった んじゃ ない の ?
ますます ダイナマイト ね
( み くる ) ち べ たっ ! ど ど ど … どこ 触って んです か ~
あ … もう 冷たく なって る
( み くる ) う う … さ ぶい です それ に 恥ずかしい です よ ~
( ハルヒ ) み くるちゃ ん あなた は もっと 自信 を 持つ べき よ
なんといっても この あたし が 選んだ
学校 一 の マスコットキャラ なんだ から
ねっ ? 古泉 君
( 古泉 ) まったく その とおり か と
( ハルヒ ) ほん じゃ 次 これ 着て !
( み くる ) えっ また ?
わ わ っ ! だ … だ から 自分 で …
( ハルヒ ) あ ~ ん もう ! ん ん ~!
今日 中 に 全て 撮り 終え ない と いけない んだ から 急ぐ わ よ
( ハルヒ ) ん っ ! は あ … ( み くる ) ふえ …
( ハルヒ ) はい 次 これ !
( み くる ) あの … この ナース 服 も それ も
映画 の 中 で 着たり して ない んです けど …
ホントに これ ジャケット の 撮影 な んです か ?
( ハルヒ ) うん そう よ ! でも 今 アイデア が ひらめいた わ
この 分 だ と 写真 集 だって 作れ そう ね
どう ? 古泉 君 この アイデア !
( 古泉 ) 誠に 結構な アイデア か と
( み くる ) ひえ え …
( ハルヒ ) いえ 待って ! どうせ DVD に する なら
特典 と して おまけ 映像 を つける べき よ ね
どう ? 古泉 君 この アイデア !
( 古泉 ) 非常に よい アイデア か と
( み くる ) ひえ え ~
( お 知らせ の チャイム )
( アナウンス ) まもなく 電車 が 到着 いたし ます
( み くる ) あっ …
( ハルヒ ) じゃ 後ろ 向いて ひ ょい っと
どうやら ひと 雨 き そうです ね
( ハルヒ ) これ かぶって
( 女子 生徒 A ) おかしかった ( 女子 生徒 B ) そう な の ?
( 女子 生徒 A ) ビックリ する って ( 女子 生徒 B ) アハハッ
( み くる ) ふう … ( ハルヒ ) ほら 脱いで 脱いで
( み くる ) わ あ … ええ まだ やる んです か ?
( み くる ) ふえ ~ ( ハルヒ ) フフ ~ ン ♪
フッフフン フンフ ~ ン ♪
アハハッ フフ ~
うりゃ ~!
( み くる ) これ は 脱が さ なくて も いい で すよ !
( ハルヒ ) 見せ パン は くんだ から これ は いら ない でしょ っと
♪( ハルヒ の 歌声 )
( ハルヒ ) ハハハ ~ 楽し ~! ( み くる ) あれ ~!
( 大森 ( おおもり )) これ が 約束 の ストーブ だ よ 持って 帰れる かい ?
ええ まあ なんとか
あの かわいい 娘 さん たち は 元気 かな ?
1 人 が 元気 あり すぎて 困って ます よ
CM の 効果 は あり ました ?
正直 言って あまり 変わって ない ね
( キョン ) そりゃ そう だろう な
高校 の 文化 祭 映画 本 編 中 の CM じゃ あまりに 局地 的 すぎる
よく スポンサー に なって くれた もの だ
ところで あの 元気 の いい 娘 さん が 電話 で 言って た んだ が
映画 の 続編 を 作る って 本当 かい ?
あいつ が そう 言って んだったら そう なる んでしょう ね
次 も スポンサー に なる よう 頼ま れて しまった よ ハッハッハ
この ストーブ は 次の スポンサー 料 の 前渡し だ と 思って くれ
( キョン ) そういう カラ クリ だった の か
じゃあ これ で
ありがとう ございます
ああ 気 を つけて
( 演劇 部員 たち ) あめんぼ あかい な アイウエオ
うき も に こえ び も およいで る
かき の き くり のき カキクケコ
きつつき こつこつ かれ けやき
ささげ に す を かけ サシスセソ
その う お あさせ で さし ました
たち ま しょ らっぱ で タチツテト
( 男性 ) 声 出して け 声 !
( 演劇 部員 たち ) トテトテ タッタ と とびたった
なめくじ のろのろ ナニヌネノ
( 演劇 部員 ) ナニヌネノ ~!
( 演劇 部員 ) ん ~ あなた が 犯人 です
( 演劇 部員 ) うん 赤 の 方 14 番 を 選ば れた ん ~ まあ いい でしょう
この後 どういった 展開 に なる のでしょう か 次の 問題 どうぞ
( 演劇 部員 ) すごい わ あの 子 が 出て きた だけ で ステージ の 空気 が 変わった
それにしても あの 子 今 まで と 全然 違う
さっき まで と まるで 別人 だ わ
なんて 恐ろしい 子
( 演劇 部員 ) タンメンセット ~! チャーハン セット ~!
天 ざる セット ~!
( 演劇 部員 F ) 青年 エース ! 中年 エース ! 定年 エース !
留年 エース ! 来年 エース ! 3 年 エース !
や っぱ 好き や ねん エース !
( 演劇 部員 ) なぜ ベスト を 尽くさ ない の か ! ど ~ ん と 来 ~ い !
( 演劇 部員 ) お前 ら の やった こと は まる っと ゴリ っと 全て お 見通し だ !
( 演劇 部員 ) 見た目 は 子供 中身 は 微妙 ご 町 内 の 強い 味方
( 演劇 部員 ) その 名 は 名 探偵 … ( 長門 ) ユキ
( 演劇 部員 ) え ~ い 控え 控え 控え ~ い ! この 紋 所 が 目 に 入ら ぬ か
( 演劇 部員 ) わたくし は フランス の 女王 な のです から
( 演劇 部員 ) 変な ところ に 当たる な !
( 演劇 部員 ) まだまだ 甘い な
♪( 演劇 部員 の オペラ の 独唱 )
( 男子 生徒 ) どうも ~! 北海 アイスキャンディーズ です
( 女子 生徒 ) ズキューン
( 男子 生徒 ) ユキ ちゃん 今日 も 相変わらず セクシーだ ね
( 女子 生徒 ) どこ 見 てんねん ど スケベ 警察 呼ぶ ぞ
( 男子 生徒 ) いきなり ボディーブロー かい
満員 電車 の 中 で 痴漢 に 間違わ れた ような 気分 だ よ
( 女子 生徒 ) ところ で もう 冬 やね
( 男子 生徒 ) そう ! 冬 だ ね 冬 と いえば …
( 女子 生徒 ) プロ 野球 オフシーズン
( 男子 生徒 ) クール な と こ突いて くる ね ユキ ちゃん ! WBC も 真っ青だ よ
( 女子 生徒 ) 戦力 外 に なった 選手 が 出て くる の が 楽しみ や ねん
( 男子 生徒 ) しか も なんて イン ザ ダーク な 楽しみ 方 !
いや ほら さ もう すぐ クリスマス じゃ ない ?
( 女子 生徒 ) 鍋 食べ たく なって きた な
( 男子 生徒 ) そう ! 冬 と いえば 鍋
( 女子 生徒 ) あんた 鍋 に は 何 入れる ?
( 男子 生徒 ) えっ ? そうだ な 白菜 に 鶏 豚 白 ネギ 納豆 豆腐 …
えっ と ユキ ちゃん は ?
( 女子 生徒 ) ヒグマ
( 男子 生徒 ) ワーオ ! ユキ ちゃん 狩人 だった んだ
マタギ も 泣いて 逃げ出す よ
( 女子 生徒 ) でも い っつ も ヒグマ の 気持ち に なって
かわいそうに なって 食べ られ へん ねん
( 男子 生徒 ) だったら 最初 から 鍋 に 入れる なって 話 も ある よね
( 女子 生徒 ) じゃあ これ から ヒグマ の 役 やる わ
( 男子 生徒 ) えっ ? ユキ ちゃん が ?
( 女子 生徒 ) だ から あんた 鍋 の 役 やって
( 男子 生徒 ) 来た よ これ ! 漫才 史上 最も …
( 谷口 ( たに ぐち )) よう キョン 何 やって んだ こんな ところ で
見て 分から ない の か 荷物 運び だ
ハッ ご 苦労な こった どうせ また 涼 宮 ( すずみ や ) の 命令 だ ろ
( キョン ) どうやら 半年 も あれば
クラスメート が 俺 の 立場 を 正しく 認識 する の に 十分な ようだった
( 国 木田 ( くに き だ )) これ から 学校 に 戻る の ? 本当に ご苦労さまだ ね
まったく だ
( 谷口 ) じゃ あな ( キョン ) おう
( 国 木田 ) また あした ( キョン ) うん
っと …
チェッ 降って きや がった
( キョン ) 天気 予報 じゃ 降水 確率 10 パー って 言って や がった のに
当て に なら ん 気象 予報 士 だ 本降り に なら ん こと を 祈ろう
( 古泉 ) おや 雨 の ようです ね
( み くる ) キョン 君 大丈夫 かな
( キョン ) 今 ほど あの 部屋 が 恋しい と 思った こと は ない
一刻 も 早く 朝比奈 さん の いれて くれる お茶 に ありついて
心 と 体 を あっ ため たい ぜ
( 鶴屋 ( つる や )) ヤッホー ! み くる いる ?
って あれ ? 長門 っち だけ ?
あした の 掃除 当番 代わって ほしくて さ
それ を 頼み に 来た んだ けど み くる は ?
おうおう そっち の ほう に いん の かい ? あん が と !
( テニス 部 の ランニング の 掛け声 )
( キョン ) … っと ああ
やれやれ
は あ ~ は あ ~
( 鶴屋 ) あれ れ ? キョン 君 お つかい だった の かい ?
鶴屋 さん
どうりで
はっ ? 何 が です ?
フフフ なんでもない っさ ご 苦労 さん
ん ~ ぬれて る ねえ よい しょ っと
どうも
じゃあ ね !
ハンカチ なら これ と 一緒に 後 で み くる に 渡し といて フフッ
( キョン ) 相変わらず 挙動 の よく 読め ない 人 だ
サバ けた 感じ の いい 先輩 だ が
( キョン ) あれ 長門 お前 だけ か
よっ …
ハルヒ たち は ?
( み くる ) と お ~!
( ハルヒ ) そう ! そこ は 尻もち を つく べき ところ よ
なかなか 分かって る じゃ ない
( み くる ) ん ~ ん …
ほっ
あ 痛 ! ふえ ~ ん
( ハルヒ ) ほれぼれ する くらい の ドジ っ子 っぷり ねえ
ひょっとして わざと やって ない ? 古泉 君 ちょっと これ 持って て
こう する の よ こう !
( キョン ) 3 人 が 今 どこ で 何 を して いる の か 少し は 気がかりだ が
さすが に かさばる 荷物 を 持って の 坂道 登り は こたえた ぜ
しかも 同じ 道 を 下校 時 に
また 下り ない と いけない と きた 日 に は なおさら だ
( キョン ) 来い 来い 来い 来い …
( キョン ) あ ~ 手 が 冷 て え
は あ …
疲れた
( 寝息 )
( ハルヒ ) おわ ~ っと …
ああ … あ … う …
ああ ? お前 だけ か
何 よ 悪い の ?
悪く は ない が …
お前 俺 の 顔 に イタズラ 書き と か して ない だろう な
し ない わ よ そんな 幼稚な こと
他の 3 人 は ?
( ハルヒ ) 先 に 帰った わ
あんた なかなか 起き そうに なかった から
で お前 は 帰ら ず に 残って た の か
しようがない でしょ あんた 寝て る し ―
部室 に 鍵 かけて 帰ら ない と ダメだ し
それ に 雨 も 降って る し
( 雨 の 音 )
返し なさい
( キョン ) へ っ ? ( ハルヒ ) カーディガン
あ ? ああ …
( ハルヒ ) ん っ
フン
( キョン ) 一 枚 は ハルヒ の 物 で 間違い ない
だが このもう 一 枚 は 誰 のだ ?
って 待てよ と いう こと は ―
朝比奈 さん は 俺 が 寝て いる 横 で 着替え を して た の か ?
クソ ~ どうして 本当に 寝 ち まったん だ
寝た フリ を して おけば …
さっ とっくに 下校 時間 だ し あたし たち も 帰る わ よ
ああ
でも まいった な 俺 傘 持ってきて ない ぜ
1 本 あれば 十分でしょ
( ハルヒ ) もっと こっち に 寄せ なさい よ あたし が ぬれる じゃ ない の
十分 寄せて る だ ろ
あ ? この 傘 お前 のじゃ ねえ な
職員 用 って 書いて ある ぞ
( ハルヒ ) 学校 の 備品 だ もん
生徒 が 使って 悪い こと なんか ない でしょ
それとも 何 ? ぬれて 帰り た いってん なら
入れて あげ ない わ よ !
( キョン ) まったく … せっかく ストーブ を もらって きて やった って のに
いたわり の 言葉 も な しか この 団長 様 は
待てよ !
アハッ !
♪~
~♪