InuYasha Episode 23 inuyasha|episode InuYasha Episode 23 ИнуЯша Эпизод 23

は あ は あ は あ は あ は あ 　 ん ここ か

は あ 　 あの 坊主 が 言って た 河原 は |||ぼうず||いって||かわはら|

はっ

これ は

元 結 ？ もと|けつ

桔梗 ききょう

本当に 生きて いる の か ？ ほんとうに|いきて|||

「 かご め の 声 と 桔梗 の 口づけ 」 |||こえ||ききょう||くちづけ

言った ろ 私 が 死ぬ 時 は お前 が 死ぬ 時 だ ー いった||わたくし||しぬ|じ||おまえ||しぬ|じ||-

やめろ ー ぐ あっ 桔梗 |-|||ききょう

ぐ っ 桔梗 ー ||ききょう|-

私 は お前 を 憎み ながら 死んだ わたくし||おまえ||にくみ||しんだ

魂 が そこ から 動け ぬ たましい||||うごけ|

お前 が 生きて いる 限り 私 は 救わ れ ない おまえ||いきて||かぎり|わたくし||すくわ||

眠って る の 桔梗 ？ ねむって|||ききょう

何 か 悲し そう 　 あっ なん||かなし||

あ お前 私 の 結 界 を 通り抜けて 来た の か ？ |おまえ|わたくし||けつ|かい||とおりぬけて|きた|| け 結 界 ？　 あ あった っけ そんな の |けつ|かい|||||

あ 女 の 人 の 魂 を 呼び 集めて いた の |おんな||じん||たましい||よび|あつめて|| あなた な んです か ？

もし そう だったら 返して あげて ください |||かえして||

一緒で は ない の か ？ いっしょで||||

え 犬 夜叉 は あなた の こと 探し に 行く って |いぬ|やしゃ|||||さがし||いく| そう だ ここ に 犬 夜叉 来よう と して る んだ ||||いぬ|やしゃ|こよう||||

お前 犬 夜叉 の 何 な のだ おまえ|いぬ|やしゃ||なん||

えっ 　 あ

体 が 動か ない からだ||うごか|

お前 は 邪魔だ おまえ||じゃまだ

はあはあ …　 あれ は ！　 死 魂 を 集めて いた 妖怪 |||し|たましい||あつめて||ようかい

くっ くっ 　 は あ 　 結 界 か ||||けつ|かい|

桔梗 が ききょう|

この 中 に …　 桔梗 …　 本当に お前 か ？ |なか||ききょう|ほんとうに|おまえ|

動け ない うごけ|

犬 夜叉 が 来た か いぬ|やしゃ||きた|

くっ

お前 を 助け に で は ない おまえ||たすけ||||

私 に 会い に 来る のだ わたくし||あい||くる|

邪魔 は させ ない じゃま||さ せ|

邪魔 って じゃま|

あ まさか まだ 犬 夜叉 を 殺す つもりな んじゃ |||いぬ|やしゃ||ころす||

違う の 桔梗 ちがう||ききょう

あなた たち を 憎しみ 合わせよう と した 奴 が いた の |||にくしみ|あわせよう|||やつ|||

あなた を 殺した の は 犬 夜叉 じゃ なかった の よ ||ころした|||いぬ|やしゃ||||

ふん 　 喜べ と でも 言い たい ような 顔 を して いる なあ |よろこべ|||いい|||かお||||

え ？

私 を 死に 至ら しめた 者 わたくし||しに|いたら||もの

その者 が 死ねば 私 は 生き返る の か ？ そのもの||しねば|わたくし||いきかえる||

それ は

死人 が 望み しにん||のぞみ

それ は 再び 命 を 得る こと だ ||ふたたび|いのち||える||

ふん 　 叶わ ぬ 願い よ |かなわ||ねがい|

だが 死人 に も 叶う 望み が ある |しにん|||かなう|のぞみ||

私 は わたくし|

最も 私 を 忘れる こと を 許さ ぬ 者 の 心 を もっとも|わたくし||わすれる|||ゆるさ||もの||こころ|

奪い 尽くし たい うばい|つくし|

忘れる こと を 許さ ぬ 者 わすれる|||ゆるさ||もの

犬 夜叉 の こと ？ いぬ|やしゃ||

奴 は 私 の 死 を 望んで いる 　 良い こと だ やつ||わたくし||し||のぞんで||よい||

奴 は 私 と の 戦い に 悔い を 残して いる と いう の か やつ||わたくし|||たたかい||くい||のこして|||||

フフフフフ 　 悔やむ が よい |くやむ||

忘れ させ は し ない 　 私 の こと を わすれ|さ せ||||わたくし|||

時 を 進ま せ は し ない じ||すすま||||

そう すれば 私 は 止まった 時間 の 中 で 命 を 得る ||わたくし||とまった|じかん||なか||いのち||える

あ 奴 の 心 の 中 に 生き 続ける こと が 出来る |やつ||こころ||なか||いき|つづける|||できる

今 だって 犬 夜叉 は いつも あなた の こと を 考えて る いま||いぬ|やしゃ|||||||かんがえて|

それ じゃ いけない の ？

犬 夜叉 は あなた の こと が 好きな の よ いぬ|やしゃ||||||すきな||

ずっと 思わ れて る わ |おもわ|||

それ で いい んでしょう ？

は あ は あ

犬 夜叉 と 私 は いぬ|やしゃ||わたくし|

憎しみ 合い ながら 別れた にくしみ|あい||わかれた

お前 の 言う 生ぬるい 感情 など おまえ||いう|なまぬるい|かんじょう|

憎しみ を 高めた 踏み台 に 過ぎ ぬ にくしみ||たかめた|ふみだい||すぎ|

心 を 結ぶ もの で こころ||むすぶ||

恨み と いう 感情 に 勝る もの は 無い のだ うらみ|||かんじょう||まさる|||ない|

愛する のであれば 私 の 怨念 を 愛せ あいする||わたくし||おんねん||あいせ

私 は わたくし|

苦悩 に 陥る 奴 の 心 を 愛 おしもう くのう||おちいる|やつ||こころ||あい|

違う わ 屁理屈 よ ちがう||へりくつ|

そんな の 絶対 おかしい わ ||ぜったい||

はっ

むっ

は あ は あ

犬 夜叉 桔梗 に 話して いぬ|やしゃ|ききょう||はなして

あなた たち の こと 奈落 に 騙さ れた こと を ||||ならく||だまさ|||

犬 夜叉 ？ いぬ|やしゃ

桔梗 ききょう

はっ 　 犬 夜叉 に は あたし が 見え ない んだ |いぬ|やしゃ|||||みえ||

やっぱり お前 な の か 　 女 の 死 魂 を 集めて いた の は |おまえ||||おんな||し|たましい||あつめて|||

この 土 と 骨 の 紛いもの の 体 は |つち||こつ||まがいもの||からだ|

魂 で 満たして おか ねば うまく 動かせ ない たましい||みたして||||うごかせ|

う っ

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

私 が おぞましい だろう わたくし|||

お前 へ の 怨念 に 突き動かさ れ おまえ|||おんねん||つきうごかさ|

死者 の 魂 を まとって ししゃ||たましい||

この世 に 在り 続けて いる のだ から このよ||あり|つづけて|||

ばっ バカな |ばかな

お前 は 俺 を 憎んで る かも しれ ねえ けど なあ おまえ||おれ||にくんで||||||

俺 は １ 日 だって お前 を 忘れた こと は 無かった おれ||ひ||おまえ||わすれた|||なかった

う ああ あ

やっぱり

犬 夜叉 は ずっと 桔梗 の こと を …　 そうだ よ ね いぬ|やしゃ|||ききょう||||そう だ||

なんか 寂しい …　 かな |さびしい|

犬 夜叉 取ら れちゃ った いぬ|やしゃ|とら||

えっ 何 言って ん の あたし |なん|いって|||

別に あたし 犬 夜叉 と 付き合って る わけで も ない のに べつに||いぬ|やしゃ||つきあって|||||

は あ 　 お前 が どんな 姿 に なって たって ||おまえ|||すがた|||

俺 は おぞましい と も 憎い と も 思わ ねえ おれ|||||にくい|||おもわ|

本当 な の か ？ ほんとう|||

今 この 手 で お前 を 殺す かも しれ ない のに いま||て||おまえ||ころす||||

う え う う えっ ？　 ちょ ちょっと ー |||||||- あ 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ お前 に 出会って から おまえ||であって|

私 は 巫女 で は なく なった 　 一 人 の 女 に なった わたくし||いちこ|||||ひと|じん||おんな||

生きて いる 時 に こうし たかった いきて||じ||こう し|

犬 夜叉 受け入れちゃ う の ね いぬ|やしゃ|うけいれちゃ|||

そう よ ね 受け入れて 当然 よ ね |||うけいれて|とうぜん||

こんな 近く で あたし 何 やって んだろう |ちかく|||なん||

何 か バカ みたい なん||ばか|

や だ もう 涙 なんか 出て きちゃ った |||なみだ||でて||

何で ？　 かっこ悪 ー なんで|かっこわる|-

懐かしい 桔梗 の 匂い 　 昔 と 同じだ なつかしい|ききょう||におい|むかし||おなじだ

違う の は 温もり が 無い って こと だ ちがう|||ぬくもり||ない|||

死んで しまった 体 は 冷たくて しんで||からだ||つめたくて

悲しくて 寂しくて かなしくて|さびしくて

私 たち は あの 頃 に は 戻れ ない わたくし||||ころ|||もどれ|

だから もう 少し このまま で いたい ||すこし|||い たい

俺 は 桔梗 を 助けて やれ ない おれ||ききょう||たすけて||

もう 何も して やれ ない の なら このまま |なにも||||||

このまま 時 が 止まれば いい |じ||とまれば|

良い の か 時 を 止めて も ？ よい|||じ||とどめて|

ああ 　 構 やし ねえ |かま||

桔梗 と 一緒な … ききょう||いっしょな

あー 見て られ ない |みて||

もう 邪魔 し ない から 早く 動ける ように して よ お |じゃま||||はやく|うごける||||

ど っか に 引っ込む から さあ |||ひっこむ||

ちょっと あんた たち 聞いて る ？ |||きいて|

あ ？

グワアア

犬 夜叉 　 もう 逃し は し ない いぬ|やしゃ||のがし|||

私 と 共に 地獄 に 来い わたくし||ともに|じごく||こい

引きずり込ま れて いく ひきずりこま||

犬 夜叉 何 してん の 早く 逃げ ない と いぬ|やしゃ|なん|||はやく|にげ||

駄目だ わ 意識 を 奪わ れて る だめだ||いしき||うばわ||

桔梗 あんた に は 聞こえて る んでしょう 　 卑怯 よ ききょう||||きこえて|||ひきょう|

犬 夜叉 は あんた と 一緒に いたい と 言った けど いぬ|やしゃ||||いっしょに|い たい||いった|

あんた に 付き合って ||つきあって

死に たい と は 言って なかった でしょう ？ しに||||いって||

犬 夜叉 は あんた と 違って いぬ|やしゃ||||ちがって

50 年 前 に 罠 を 掛けた とし|ぜん||わな||かけた

奈落 って 奴 を 倒さ なきゃ いけない んだ から ならく||やつ||たおさ||||

犬 夜叉 は 生きて 戦う こと を 一 番 望んで る の よ いぬ|やしゃ||いきて|たたかう|||ひと|ばん|のぞんで|||

犬 夜叉 は あなた の 為 に も いぬ|やしゃ||||ため||

敵 を 討とう と して る んだ から てき||うとう|||||

あっ 分かって くれた の ？ |わかって||

き ゃ あっ

グワアア 　 グワアア

桔梗 ききょう

敵 など 討った ところ で てき||うった||

この 身 は 生き返り は し ない |み||いきかえり|||

のう 犬 夜叉 　 私 を 忘れ られ ず に 生きる より |いぬ|やしゃ|わたくし||わすれ||||いきる|

共に 逝こう 　 私 と お前 願い は 同じ ともに|いこう|わたくし||おまえ|ねがい||おなじ

あんた ねえ 犬 夜叉 が 気 を 失って なかったら ||いぬ|やしゃ||き||うしなって|

あんた なんか と 一緒に 逝く もん です か |||いっしょに|いく|||

冗談 じゃ ない わ よ 犬 夜叉 から 離れて じょうだん|||||いぬ|やしゃ||はなれて

犬 夜叉 に 触ら ないで ー いぬ|やしゃ||さわら||-

ああ っ

う っ

あ ああ あっ

この 女 |おんな

また 私 の 魂 を 奪う 　 この 体 から 死 魂 が 出尽くす 前 に |わたくし||たましい||うばう||からだ||し|たましい||でつくす|ぜん|

は あ 犬 夜叉 さあ ||いぬ|やしゃ|

駄目 犬 夜叉 目 を 覚まして だめ|いぬ|やしゃ|め||さまして

犬 夜叉 ー 犬 夜叉 ー いぬ|やしゃ|-|いぬ|やしゃ|-

駄目 目 を 覚まして だめ|め||さまして

犬 夜叉 ー 犬 夜叉 ー いぬ|やしゃ|-|いぬ|やしゃ|-

かご め の 声 　 う かご め いる の か ？ |||こえ||||||

かご め ？

はっ かご め ー |||-

やっ

ぐ っ は あ 　 かご め お前 ここ で 何 やって んだ ||||||おまえ|||なん||

あ あんた こそ 何 やって ん の よ |||なん||||

え 俺 ？　 俺 は 　 はっ 　 う っ |おれ|おれ||||

桔梗 ききょう

その 女 の 方 が 大切な の か ？ |おんな||かた||たいせつな||

- え ？　 あ … - う …

はっ

待て 桔梗 俺 は まて|ききょう|おれ|

犬 夜叉 　 忘れる な いぬ|やしゃ|わすれる|

お前 に 口づけ した 気持ち に 嘘 は 無い おまえ||くちづけ||きもち||うそ||ない

う っ

忘れる な わすれる|

桔梗 ききょう

ん ふ っ

え お おい 　 うん ？

来 ないで らい|

何 怒って んだ よ なん|いかって||

あの さあ 犬 夜叉 　 あんた １ 人 で 四 魂 の 玉 を 探せる ？ ||いぬ|やしゃ||じん||よっ|たましい||たま||さがせる

あたし もう 一緒に 探せ ない かも しれ ない ||いっしょに|さがせ||||

お前 何 言って んだ おまえ|なん|いって|

お前 に しか 四 魂 の かけら は 見え ねえ んだ ぞ おまえ|||よっ|たましい||||みえ|||

駄目に 決まって んだろう だめに|きまって|

それ だけ だ よ ね

あたし の 必要 性 って そんな もん だ よ ね ||ひつよう|せい||||||

え 何 か 愚痴 だ ね 　 ごめん ね |なん||ぐち|||| 今 の 聞か なかった こと に し といて いま||きか|||||

知ら ない 世界 で １ 人 で いる から かな しら||せかい||じん||||

ちょっと 寂しく なっちゃ った |さびしく||

お 俺 が いる じゃ ねえ か |おれ|||||

俺 が 付いて る んじゃ 駄目な の か おれ||ついて|||だめな||

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

そ っか 　 あんた に は 見えて なかった んだ よ ね |||||みえて||||

うん ？

悪い けど 全部 見て た の わるい||ぜんぶ|みて||

あ 　 ちょ 全部 って ||ぜんぶ|

最初 っ から 全部 さいしょ|||ぜんぶ

だから ね ちょっと そっと し といて

お おい 全部 って ぜ 全部 って 何 を 全部 だ ||ぜんぶ|||ぜんぶ||なん||ぜんぶ|

かご め その 時 俺 何 やって た ？ |||じ|おれ|なん||

おい ー かご め 教えろ ー |-|||おしえろ|-

お すわり

あ ぎ ぃ

全部 って 言ったら 全部 よ ぜんぶ||いったら|ぜんぶ|

ずーっと 特等 席 で 見ちゃ い ました |とくとう|せき||みちゃ||

は あ 　 帰る わ ||かえる|

何 ？　 見つけた か ？ なん|みつけた|

何 じゃ 犬 夜叉 　 こんな 所 で 何 を して おる ？ なん||いぬ|やしゃ||しょ||なん|||

おい かご め を 知ら ん か ？ ||||しら||

見覚え の ある 潰れ 方 です みおぼえ|||つぶれ|かた|

かご め 様 は 無事 の ようです なあ ||さま||ぶじ|||

かご め が ものすごく 元気 と いう こと じゃ な ||||げんき|||||

ワオーン

ん 　 はっ 　 桔梗 お 姉 様 ||ききょう||あね|さま

どうした 楓 　 姉 の 私 が 怖い の か |かえで|あね||わたくし||こわい||

い いえ 　 お 姉 様 は 崖 から 落ちた と 聞き |||あね|さま||がけ||おちた||きき

てっきり 私 は |わたくし|

そう 　 私 は 死人 だ |わたくし||しにん|

どうやら 現世 に 未練 が たっぷり と ある らしい |げんせ||みれん|||||

まだ 犬 夜叉 の 命 を 狙って おら れる のです か |いぬ|やしゃ||いのち||ねらって||||

今しがた その 犬 夜叉 と 会って きた いましがた||いぬ|やしゃ||あって|

命 は 取り 損ねた が な いのち||とり|そこねた||

話せ 楓 はなせ|かえで

お前 が 知る 限り の おまえ||しる|かぎり|

奈落 と いう 者 の こと を ならく|||もの|||

フ フフ フッフフフ

俺 の 腐った 魂 も 捨てた もん じゃ ねえ なあ おれ||くさった|たましい||すてた||||

うま そうだろう ？　 食 いて え んだ ろ |そう だろう|しょく||||

俺 は 自由に 動く 体 が 欲しい 　 四 魂 の 玉 を おれ||じゆうに|うごく|からだ||ほしい|よっ|たましい||たま|

そして 桔梗 を 俺 の もの に する 為 に なあ |ききょう||おれ|||||ため||

フフ 　 さあ 食え ||くえ

そして 体 を 力 を 俺 に 寄こせ えい |からだ||ちから||おれ||よこせ|

全て は 鬼 蜘蛛 の 邪 念 から 始まった こと すべて||おに|くも||じゃ|ねん||はじまった|

自ら が 呼び寄せた 数 多 の 妖怪 に 食い 尽くさ れ おのずから||よびよせた|すう|おお||ようかい||くい|つくさ|

そこ に 妖怪 奈落 が 生まれた のです ||ようかい|ならく||うまれた|

そう か 　 あの 野 盗 か |||の|ぬす|

はい

四 魂 の 玉 は 汚れて いて こそ よっ|たましい||たま||けがれて||

美しい と も 申して おり ました うつくしい|||もうして||

私 と 犬 夜叉 を 醜く 殺し 合わせ わたくし||いぬ|やしゃ||みにくく|ころし|あわせ

汚れた 玉 を 手 に 入れよう と した の か けがれた|たま||て||いれよう||||

お 姉 様 犬 夜叉 も また |あね|さま|いぬ|やしゃ||

奈落 の 罠 で 深く 傷ついた 　 です から ならく||わな||ふかく|きずついた||

私 は ただ わたくし||

自分 が 死んだ 訳 くらい じぶん||しんだ|やく|

知って おこう と 思った だけ だ しって|||おもった||

ところで 犬 夜叉 は 変わった な |いぬ|やしゃ||かわった|

優しい 顔つき を して いた やさしい|かおつき|||

昔 の あいつ は むかし|||

何者 も 信じよう と し ない 拗ねた 目 を して いた が なにもの||しんじよう||||すねた|め||||

かご め は 不思議な 子 です |||ふしぎな|こ|

犬 夜叉 の 心 を 少しずつ 癒 や して いる のです いぬ|やしゃ||こころ||すこしずつ|いや||||

やはり あの 女 か ||おんな|

犬 夜叉 を 変えた の は いぬ|やしゃ||かえた||

生きて いれば この 私 が いきて|||わたくし|

犬 夜叉 の 心 を 癒 やす はずだった いぬ|やしゃ||こころ||いや||

お 姉 様 　 未練 は 断ち切れ ませ ぬ か ？ |あね|さま|みれん||たちきれ|||

また 会おう |あおう

は あ

いつまで さ迷わ れる のです か |さまよわ|||

お 姉 様 |あね|さま

- ピチュピチュピチュピチュ - コケコッコー

ピチュピチュピチュピチュ ピーピー ピーピー |ぴーぴー|ぴーぴー

うわ っ 　 わ わ わ うわ あっ

はっ ふう

ふ っ

帰って しまい ました なあ かえって|||

犬 夜叉 かご め 様 の あの 様子 は 尋常で は あり ませ ん いぬ|やしゃ|||さま|||ようす||じんじょうで||||

一体 桔梗 様 と 何 が あった のです いったい|ききょう|さま||なん|||

ふう お め え が いつも 女 と やって る こと だ よ ||||||おんな||||||

え えっ ？

ん ？

お前 そんな 淫らな こと を かご め 様 の 目の前 で おまえ||みだらな|||||さま||めのまえ|

はっ お 前 は 普段 どんな こと やって んだ ||ぜん||ふだん||||

ええ ？

かご め は 戻って くる かのう |||もどって||

かなり 思い詰めて おった ぞ |おもいつめて||

ふう

俺 は １ 日 だって お前 を 忘れた こと は なかった おれ||ひ||おまえ||わすれた|||

あの 言葉 に 嘘 は 無 え |ことば||うそ||む|

お前 に 口づけ した 気持ち に 嘘 は 無い おまえ||くちづけ||きもち||うそ||ない

俺 に も 嘘 は 無かった おれ|||うそ||なかった

その 女 の 方 が 大切な の か |おんな||かた||たいせつな||

え う さて どう する 犬 夜叉 |||||いぬ|やしゃ 桔梗 様 は まだ 遠く に は 行って おる まい 　 追う か ？ ききょう|さま|||とおく|||おこなって|||おう|

おい かご め の 方 が 大事じゃ ろう ||||かた||だいじじゃ|

犬 夜叉 早く 仲直り を して こい いぬ|やしゃ|はやく|なかなおり|||

は あ 　 何 やって んだろう ||なん||

ぼ ー っと して 荷物 全部 置き忘れて きちゃ った |-|||にもつ|ぜんぶ|おきわすれて||

ねえ その辺 に 誰 か いる ？ |そのへん||だれ||

どう する のだ 犬 夜叉 |||いぬ|やしゃ

- どっち を 選ぶ のじゃ - ん ？ ||えらぶ||

さあ

さあ

う あう う

両方 って いう の は 駄目な の か りょうほう|||||だめな||

は あ 二 股 か ？ ||ふた|また|

まあ 男 でしたら よく ある こと |おとこ||||

ただし 口 が 裂けて も ご 本人 に 悟ら れて は いか ん |くち||さけて|||ほんにん||さとら||||

万が一 ばれる ような こと が あれば まんがいち|||||

お すわり

そう お すわり で 　 うん ？

あ あ あ

天罰 が 下る と いう こと じゃ な てんばつ||くだる|||||

ああ あ

- 犬 夜叉 の 場合 悪気 は 無い のだ が なあ - あ いぬ|やしゃ||ばあい|わるぎ||ない||||

あー

妖怪 退治 を 仕事 に して いる 村 が 近く に ある らしい ようかい|たいじ||しごと||||むら||ちかく|||

そこ に 行けば ||いけば

四 魂 の かけら の 情報 が 得 られる かも しれ ない よっ|たましい||||じょうほう||とく||||

でも そう 考えた の は あたし たち だけ じゃ なかった ||かんがえた|||||||

操ら れた 鎖 鎌 が 次々 に 仲間 を 襲う あやつら||くさり|かま||つぎつぎ||なかま||おそう

襲撃 さ れる 村 　 罠 に 落ちた 姉 と 弟 しゅうげき|||むら|わな||おちた|あね||おとうと

全て は 全て は あいつ が 仕組んだ こと すべて||すべて||||しくんだ|

次回 犬 夜叉 「 妖怪 退治 屋 　 珊瑚 登場 ！」 じかい|いぬ|やしゃ|ようかい|たいじ|や|さんご|とうじょう

お楽しみ に おたのしみ|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ