InuYasha Episode 82 inuyasha|episode

あたし 日 暮 かご め |ひ|くら||

とっても 古くて 由緒 ある 神社 に 生まれ |ふるくて|ゆいしょ||じんじゃ||うまれ

ごくごく 平凡な 中学 ３ 年生 |へいぼんな|ちゅうがく|ねんせい

でも 15 歳 の 誕生日 に |さい||たんじょうび|

境内 の 井戸 から 突然 現れた 妖怪 に けいだい||いど||とつぜん|あらわれた|ようかい|

戦国 時代 に 引きずり込ま れて しまった せんごく|じだい||ひきずりこま||

そこ で 出会った の が 半 妖 の 少年 犬 夜叉 ||であった|||はん|よう||しょうねん|いぬ|やしゃ

妖怪 の 妖力 を 高める 宝玉 四 魂 の 玉 ようかい||ようりょく||たかめる|ほうぎょく|よっ|たましい||たま

犬 夜叉 や 仲間 たち と 一緒に いぬ|やしゃ||なかま|||いっしょに

砕け 散った その かけら を 集める ため くだけ|ちった||||あつめる|

あたし は 現代 と 戦国 時代 を ||げんだい||せんごく|じだい|

行き来 する こと に なっちゃ った ゆきき|||||

その 四 魂 の 力 を |よっ|たましい||ちから|

自分 の 欲望 の ため だけ に じぶん||よくぼう||||

使おう と して いる の が つかおう|||||

奈落 ならく

犬 夜叉 の 兄 殺生 丸 の いぬ|やしゃ||あに|せっしょう|まる|

完全な 妖怪 の 力 を 取り込む ため かんぜんな|ようかい||ちから||とりこむ|

奈落 は 殺生 丸 を 城 に おびき寄せた ならく||せっしょう|まる||しろ||おびきよせた

奈落 が ならく|

今 まさに 殺生 丸 を 自ら の 身体 に いま||せっしょう|まる||おのずから||からだ|

取り込もう と した その 時 とりこもう||||じ

犬 夜叉 が 奈落 の 結 界 を 斬って 城 に 飛び込んだ いぬ|やしゃ||ならく||けつ|かい||きって|しろ||とびこんだ

くらえ 風 の 傷 |かぜ||きず

わし の 結 界 が ||けつ|かい|

この

何 とど め を 刺す 寸前 まで ついに 追い詰めた んだ けど なん||||さす|すんぜん|||おいつめた|| バカ が ばか|

私 から 逃げ られる と でも 思って いる の か わたくし||にげ||||おもって|||

奈落 は ならく|

珊瑚 ちゃん の 弟 琥珀 くん を さんご|||おとうと|こはく||

利用 した 卑劣な 罠 に よって 逃れ りよう||ひれつな|わな|||のがれ

私 たち の 前 から 姿 を 消した わたくし|||ぜん||すがた||けした

「 現代 と 戦国 の はざま 」 げんだい||せんごく||

畜生 奈落 の 野郎 ちくしょう|ならく||やろう

もう この 城 に 戻る 気 は ねえ って ことか ||しろ||もどる|き||||

でしょう な

犬 夜叉 に 結 界 を 斬ら れた 以上 いぬ|やしゃ||けつ|かい||きら||いじょう

城 を 移動 さ せた ところ で 無駄です から な しろ||いどう|||||むだです||

く あ くそ 今 なら 奈落 の 野郎 を いま||ならく||やろう|

ぶった 斬 れる かも しれ ねえ のに |き|||||

あと 一 歩 まで 追い詰めた のに |ひと|ふ||おいつめた|

く 畜生 |ちくしょう

よかった の か な 帰って きちゃ って ||||かえって||

何 か なん|

こんな 安全な 世界 で のんびり 勉強 なんか して て |あんぜんな|せかい|||べんきょう|||

犬 夜叉 たち に 申し訳ない みたい いぬ|やしゃ|||もうしわけない|

皆 どう して る かな みな||||

この 公式 は 明後日 の 模擬 テスト に 出る から |こうしき||みょうごにち||もぎ|てすと||でる|

覚えて おく ように おぼえて||よう に

え テスト |てすと

人 の 心配 して る 場合 じゃ ない わ じん||しんぱい|||ばあい|||

何とか ２ 日 で 皆 に 追い付か ない と なんとか|ひ||みな||おいつか||

追試 なんて こと に なり かね ない わ ついし|||||||

かご め 帰れる ？ ||かえれる

もちろん よ フ

この とおり お 願い ノート 貸して |||ねがい|のーと|かして

て 言わ れて も |いわ||

ねえ

あたし たち だって テスト ある の よ |||てすと|||

そこ を 何とか ||なんとか

ちょっと 一瞬 貸して くれる だけ で いい から |いっしゅん|かして|||||

そりゃ あかごめ ちゃん

病気 がちだ から 大変だろう けど びょうき|||たいへんだろう|

そう そう だ から 助ける と 思って ||||たすける||おもって

ちょこっと コピー 取ら せて くれれば いい から |こぴー|とら||||

分かった 　 そこ まで 言う なら しょうがない わかった|||いう||

それ じゃ

いい わ よ

ああ ありがとう

ただし

フフフ

え いただき ます くう

は むっ

ん っ

ズルズルズル …

は あ

ん かご め ？

え また 考えて る んでしょ ||かんがえて|| 何 を ？ なん|

何 を って 決まって る でしょ なん|||きまって||

やきもち や き で 不良 の 彼 よ ||||ふりょう||かれ|

ち 違う わ よ 　 あたし は 別に |ちがう|||||べつに

いい から いい から

で どう なった の

どう って 言わ れて も ||いわ||

何 か 進展 あった の なん||しんてん||

この 前 お 兄さん に 会った の |ぜん||にいさん||あった|

彼 の お 兄さん ？ かれ|||にいさん

やっぱり 不良だったり して ？ |ふりょうだったり|

お 兄さん も 強い の ？ |にいさん||つよい|

そう ね お 兄さん の 方 が 強い かも しれ ない わ ね |||にいさん||かた||つよい|||||

あの ２ 人 会えば 喧嘩 ばっかり して る の よ |じん|あえば|けんか|||||

危ない 人 だ わ あぶない|じん||

絶対 危ない 人 だ わ ぜったい|あぶない|じん||

いい の ？　 黙って て ||だまって|

将来 苦労 する の は 目 に 見えて る わ しょうらい|くろう||||め||みえて||

愛 が あれば きっと 大丈夫 よ あい||||だいじょうぶ|

頑張って ね かご め ちゃん がんばって||||

どうした の

べ 別に |べつに

それ じゃ ノート 貸して ||のーと|かして

ああ

なぜ

大学 が テスト 中 な の よ だいがく||てすと|なか|||

目的 は かご め と 同じ ね もくてき|||||おなじ|

どう する ？　 並ぶ ？ ||ならぶ

コピー なら 他 に も ある わ よ コピー なら こぴー||た||||||こぴー|

他 に も た||

他 に も た||

嘘 もう どう なって ん の よ うそ|||||| じゃ じゃ あかごめ

あたし たち 帰る から ||かえる|

が 頑張って ね |がんばって|

ちょ ちょっと

そんな

裏切り者 うらぎりもの

- う う - お ？　 あ

遅 え じゃ ねえ かよ かご め の 奴 おそ||||||||やつ

すぐ 戻る んじゃ なかった の か よ |もどる|||||

２ ３ 日 は 向こう に いる と 言って おった ぞ ひ||むこう||||いって||

そう 焦る な 犬 夜叉 |あせる||いぬ|やしゃ

て て め え は 何で そう 落ち着いて られ んだ よ |||||なんで||おちついて|||

奈落 を 取り逃がす の は 昨日 ならく||とりにがす|||きのう

今日 に 始まった こと じゃ ないだ ろ ？ きょう||はじまった||||

それ に 犬 夜叉 ||いぬ|やしゃ

あんた も 少し 体 を 休めた 方 が いい よ ||すこし|からだ||やすめた|かた|||

は ？　 何 言って んだ 珊瑚 |なん|いって||さんご

お め えら やわな 人間 と 違って ||||にんげん||ちがって

俺 は 全然 疲れて ねえ ぞ おれ||ぜんぜん|つかれて||

それ だ

ん お前 の 勢い に 付き合って る と 身 が 持た ん |おまえ||いきおい||つきあって|||み||もた| お め え が 疲れて んだ な お め え が ||||つかれて||||||

そう か

やはり 奈落 の 邪気 は 影 を 潜めた まま |ならく||じゃき||かげ||ひそめた|

あれ から 死 魂 虫 たち に 邪気 を 探ら せて いる が ||し|たましい|ちゅう|||じゃき||さぐら|||

結 界 を 張って いる 気配 すら 見つから ない けつ|かい||はって||けはい||みつから|

あれほど の 邪気 を どう やって 隠した ||じゃき||||かくした

たく

琥珀 の 死体 から 四 魂 の かけら を 取って こい こはく||したい||よっ|たましい||||とって|

この ガキ ただ の 木 偶 人形 か と 思って たら |がき|||き|たま|にんぎょう|||おもって|

人質 の 小 娘 は 殺さ ねえ ひとじち||しょう|むすめ||ころさ|

殺生 丸 に 殺さ れ もし ねえ せっしょう|まる||ころさ|||

琥珀 こはく

お前 このまま 奈落 に 逆らい 続けて たら おまえ||ならく||さからい|つづけて|

長生き は 出来 ねえ ぜ ながいき||でき||

もっとも あたし も 人 の こと 言え ねえ けど な |||じん|||いえ|||

奈落 が 消えた 　 琥珀 も また 一緒に ならく||きえた|こはく|||いっしょに

琥珀 こはく

お前 どこ に いる の おまえ||||

ニャオーン

ん 珊瑚 |さんご 法師 様 ほうし|さま

ほう

法師 殿 は 珊瑚 を 口説き に 行った の か ほうし|しんがり||さんご||くどき||おこなった||

そう に 決 まっ とる ||けっ||

実は 珊瑚 も 密かに それ を 待って いる に 違いない と じつは|さんご||ひそかに|||まって|||ちがいない|

かご め が 言って おった |||いって|

雲母 ちょっと いい か うんも|||

弟 の こと が 気がかりな んだ な おとうと||||きがかりな||

まあ ね

ンニャア

無理 かも しれん が あまり 気 を 張り詰める な むり|||||き||はりつめる|

うん

お前 の 気持ち は 分かる が おまえ||きもち||わかる|

うん

やっぱり 今 は １ 人 に なり たい か |いま||じん||||

え 　 て それ だけ

は ？

いや 法師 様 の こと だ から |ほうし|さま||||

慰める ふり して 何 か なぐさめる|||なん|

すけ べ な こと を する つもりな の か と

は あ 珊瑚 お前 ||さんご|おまえ

う 待って いた ん なら 早く そう 言い なさい |まって||||はやく||いい| ああ

おお

今日 は 一 段 と いい 音 じゃ きょう||ひと|だん|||おと|

たく ど いつも こいつ も たるんで いやがる

やっぱり 勉強 は 自分 で やら ない と |べんきょう||じぶん||||

う は 全然 分から ない ||ぜんぜん|わから| こういう 時 は |じ|

あ もしもし テツコ ちゃん ？

聞く に 限る わ きく||かぎる|

うん それ じゃ は い う ん じゃ あね

ふわ あ

ん あ て 何の ため に 電話 して た んだ っけ |||なんの|||でんわ||||

姉ちゃん 教科 書 ふわ あ ねえちゃん|きょうか|しょ||

結局 昨日 は 何にも 出来 なかった けっきょく|きのう||なんにも|でき|

あ 姉ちゃん あの ね あ 姉ちゃん |ねえちゃん||||ねえちゃん

話しかけ ないで 　 暗記 した こと 忘れる でしょ はなしかけ||あんき|||わすれる|

何とか 今日 中 に 追い付か ない と なんとか|きょう|なか||おいつか||

来 てるよ 犬 の 兄ちゃん らい||いぬ||にいちゃん

おう

だ 何で よ |なんで| 遅 え から 迎え に 来て やった んじゃ ねえ かよ おそ|||むかえ||きて||||

ほら 早く 帰る ぞ |はやく|かえる|

何 寝ぼけて ん の よ 明日 テスト な の よ なん|ねぼけて||||あした|てすと|||

何 怒って んだ よ なん|いかって||

行って き ます おこなって||

いい ？　 絶対 外 に 出たら 駄目だ から ね |ぜったい|がい||でたら|だめだ||

おとなしく うち の 中 で 待って る の よ |||なか||まって|||

- ふわ あ - 分かった ？ ||わかった

ん ああ 分かった よ ||わかった|

それ じゃ 夕方 に は 戻る から ||ゆうがた|||もどる|

け あら かご め は ？ もう 行 っち まった ぜ |ぎょう|||

あら 困った わ 　 かご め お 弁当 置いて っちゃ った |こまった|||||べんとう|おいて||

あ ？　 弁当 ？ |べんとう

ね 悪い んだ けど 届けて くれる ？ |わるい|||とどけて|

ん ？

はい

くん くん

へ かご め の 匂い を 伝って 行けば すぐに 追いつけ ら ||||におい||つたって|いけば||おいつけ| 誰 か そい つ を 捕まえて くれ だれ|||||つかまえて|

あ は あ は あ は あ 待て まて

ああ 　 あ

おら そこ を どけ

き ゃあ ああ

あ ？

て て め え 死 にて え の か ||||し||||

は あ

ごふ

が ああ

結構 かご め の 国 も 危 ねえ と ころ なんだ な けっこう||||くに||き|||||

今度 は 何 だ こんど||なん|

う う

うわ ああ

あ ち - ふ - ん ？ ぐう

あ あ ああ 何 して んだ 来い なん|||こい

ああ

ひ う あ

ん ？

わ あ

どうした

ああ

ああ 　 あ

ああ 　 アハ

ふ 耳 だ |みみ| ち だ から 何 しや がん だ |||なん|||

う う じゃ あな

う あ お 兄ちゃん ありがとう |||にいちゃん| 全く 物騒な 世の中 だ ぜ 　 フ まったく|ぶっそうな|よのなか|||

は あ

ひ どうした の かご め あ いや 別に フフフ ||べつに|

もう 何で 犬 夜叉 が いる の よ |なんで|いぬ|やしゃ||||

ん ？

あ お すわり い ぐ あ

は あ

え お すわり ね じゃあ 日 暮 は 立って て もらおう か |||||ひ|くら||たって||| - あ - ハハ

な 何で だ |なんで|

どうした の よ あれほど 外 に 出 ないで って 言って おいた のに ||||がい||だ|||いって||

うる せ え な 仕方 ねえ だ ろ 頼ま れた んだ から よ ||||しかた||||たのま||||

頼ま れた ？ たのま|

ふう

ほら よ

あたし の お 弁当 |||べんとう

わざわざ これ を 届け に |||とどけ|

待って 犬 夜叉 まって|いぬ|やしゃ

う ん ？

一緒に 食べよう いっしょに|たべよう

て 思いっきり 寄って る し |おもいっきり|よって||

く うち じゃ 集中 出来 そうに ない わ せめて 夕方 まで 図書 室 で |||しゅうちゅう|でき|そう に||||ゆうがた||としょ|しつ| しっかり 勉強 し ない と |べんきょう|||

ん 日 暮 |ひ|くら

北条 くん ほうじょう|

肋間 神経 痛 は 治った の か ？ ろっかん|しんけい|つう||なおった||

ほ 北条 くん |ほうじょう|

まだ 若い んだ から 体 鍛えた 方 が いい ぞ |わかい|||からだ|きたえた|かた|||

アハハ

- これ 健康に いい 献立 作って みた んだ - ん |けんこうに||こんだて|つくって|||

試して くれよ な ためして||

あ ありがとう

それ じゃ

フ 北条 くん って 割 と こまめ よ ね |ほうじょう|||わり||||

あ そうだ |そう だ

何で 気 が 付か なかった の なんで|き||つか||

北条 くん に ノート 借りれば いい じゃ ない ほうじょう|||のーと|かりれば|||

は あ は あ 　 北条 くん 待って ||||ほうじょう||まって

は あ は あ

北条 くん ほうじょう|

は あ 北条 くん ||ほうじょう|

あ 思い出した |おもいだした

これ 漢方 な んだ けど いろんな 病気 に 効く みたいだ から |かんぽう|||||びょうき||きく||

え あ ありがとう

いい か 日 暮 健康 って いう の は まず 気 の 持ち ようだ ||ひ|くら|けんこう||||||き||もち|

規則正しい 生活 を 心掛け ３ 食 しっかり 食べる んだ ぞ きそくただしい|せいかつ||こころがけ|しょく||たべる||

う うん

それ じゃ

あ 日 暮 しっかり 食べろ よ |ひ|くら||たべろ| あ 待って 北条 くん |まって|ほうじょう|

は あ 北条 くん ||ほうじょう|

ただいま

結局 ノート 借り られ なかった は あ けっきょく|のーと|かり||||

あ 姉ちゃん 見て 見て |ねえちゃん|みて|みて

え ？

あ 皆 で どうした の ？ |みな||| と いう わけで 赤い 服 を 着た 妙に 身軽な 少年 が |||あかい|ふく||きた|みょうに|みがるな|しょうねん|

銀行 強盗 を 捕まえた と いう わけです ぎんこう|ごうとう||つかまえた|||

何 な の これ なん|||

それ だけ で なく この 少年 は |||||しょうねん|

火事 で 逃げ遅れた 子供 を 助け出した と の こと です かじ||にげおくれた|こども||たすけだした||||

- え - 兄ちゃん 格好いい |にいちゃん|かっこいい

これ は 助け られた 女の子 に よる 似顔絵 です ||たすけ||おんなのこ|||にがおえ|

あ あ 俺 が 被って た 帽子 じゃ ねえ か ||おれ||おおって||ぼうし||| あら 本当 |ほんとう

学校 来る まで に 何 して た の がっこう|くる|||なん|||

それ より この 箱 何 なんで ぇ |||はこ|なん||

ん は くん くん ん - たく この 忙しい のに - ん ん ||いそがしい|||

- お すわり - ん ぎ ゃ

草 太 ちょっと くさ|ふと|

何 姉ちゃん なん|ねえちゃん

犬 夜叉 の 相手 して て いぬ|やしゃ||あいて||

いい よ

- 兄ちゃん 一緒に 風呂 入ろう - お にいちゃん|いっしょに|ふろ|はいろう|

お 願い ね |ねがい|

さて と

- で だ あ あ ちい - ん

何 だ よ たく なん|||

は あ

駄目 だって ば 泡 は 流さ ない と だめ|||あわ||ながさ||

- あ うる せ え もう いい - 出て って ||||||でて|

あ ご

出て って 　 が あ でて|||

あ こら かご め

ふう あ

公式 一気に 忘れた う う こうしき|いっきに|わすれた||

ん ご飯 食べる ？ |ごはん|たべる 静かに なった しずかに|

ど わ あ は

何 だ これ 舌 が 痛 て え なん|||した||つう||

カレー あげた の 辛かった かしら かれー|||からかった|

て て

あんた 腹 に 穴 が 空いて て も やせ我慢 する くせ に |はら||あな||あいて|||やせがまん|||

- て え - は あ

あの さ

何 だ よ うるさく して ねえ ぞ なん||||||

黙って 見て られる の も 気 が 散る んだ けど だまって|みて||||き||ちる||

横 に なって たら ？ よこ|||

バカ 野郎 　 お前 こそ さっさと 前 向いて 勉強 しろ ばか|やろう|おまえ|||ぜん|むいて|べんきょう|

明日 は あ っち に 帰る んだ から な あした|||||かえる|||

フ は い

こいつ 本気 で 一晩 中 見張る つもり ？ |ほんき||ひとばん|なか|みはる|

やり かね ない 体力 お化け だ もん な |||たいりょく|おばけ|||

て 寝て る |ねて|

くう

たく 何 よ こいつ |なん||

散々 人 の 勉強 の 邪魔 して さんざん|じん||べんきょう||じゃま|

ん フ こんな 犬 夜叉 の 寝顔 見る の 初めて |||いぬ|やしゃ||ねがお|みる||はじめて すう すう

そう よね

一 番 疲れて た の は 犬 夜叉 だった んだ ひと|ばん|つかれて||||いぬ|やしゃ||

安心 して 眠って ね 今夜 くらい あんしん||ねむって||こんや|

は あ あ

お 帰って きおった ぞ |かえって||

- おお - と

昨夜 は かご め 様 の ところ に お 泊まり で さくや||||さま|||||とまり|

どうした かご め 元気 ねえ ぞ |||げんき||

あんた が 一晩 中 あたし の ベッド 占領 して た せい でしょ ||ひとばん|なか|||べっど|せんりょう||||

しかも 模試 は 散々だった し |もし||さんざんだった|

もう 最悪 よ |さいあく|

いい 天気 じゃ |てんき|

405 さ て 問題 です ||もんだい|

現在 四 魂 の かけら は 奈落 の 他 に 誰 が いく つ 持って いる でしょう げんざい|よっ|たましい||||ならく||た||だれ||||もって||

えっ と 琥珀 の 背中 に ある 一 つ と かご め ちゃん が 持って いる 三 つ ||こはく||せなか|||ひと|||||||もって||みっ|

- それ に えっ と - はい 時間切れ |||||じかんぎれ

妖狼 族 の 鋼 牙 の 両足 に も 二 つ あり ます ようおおかみ|ぞく||はがね|きば||りょうあし|||ふた|||

じゃあ 鋼 牙 も 奈落 に 狙わ れる ね |はがね|きば||ならく||ねらわ||

しかし 今 奈落 は 姿 を 消した まま です |いま|ならく||すがた||けした||

じゃあ あれ は 何 |||なん

次回 犬 夜叉 「 女 妖狼 族 と 月 虹 の 約束 」 じかい|いぬ|やしゃ|おんな|ようおおかみ|ぞく||つき|にじ||やくそく

女 妖狼 族 です と ？　 鋼 牙 も 隅 に 置け ませ ん な おんな|ようおおかみ|ぞく|||はがね|きば||すみ||おけ|||

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ