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はたらく細胞, はたらく細胞12

はたらく 細胞 12

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ 酸素 酸素

カラダ 中 の スミ から スミ へ

だけど 広くて 迷子 迷子

手助け さ れて る はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 修行 中

今日 も 雑菌 排除 排除

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ

絶対 逃がす な 遊 走 遊 走

プロフェッショナルな はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 戦場

37兆 個 の ひと り

次に 会える の は いつか な

誰 か の ため に

一生懸命

あなた も わたし も 必死に はたらいて る

みんな の ため に

命がけ だ ぞ

プライド 持って 健康 第 イチ !

はたらく ? はたらく ! はたらく ? はたらく ! HATARAKU !!!!

君 らしい ペース で さあ 歩こう よ

あつい 陽 の 下 汗 を かいたら

冷たい 水 を 届ける よ

寒 さ に 震えて 風邪 を 引いたら

元気 の 魔法 を となえる よ

ひとりひとり が 違う カタチ で

同じ 日 を 生きて る

Happy Good Day

君 に 向かって エール 満点 じゃ なくて も

It ' s Okay , All Okay

だから Happy Good Day

大きな 声 で フレー

少し 転んで も All Okay 笑って

じゃあ ね また 明日

昨日 が くれた 今 を 未来 へ

君 らしい ペース で 届けて よ

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹

人間 の 体 の 中 に は 約 37兆2千億 個 も の 細胞 たち が

毎日 毎日 24 時間 365 日 元気に はたらいて い ます

毎日 毎日 24 時間 365 日 元気に はたらいて い ます

ここ は 人間 の 中

ようこそ いら しゃ い ませ こちら は 肺 胞 です

二 酸化 炭素 は こちら で 回収 いたし ます

お 待た せ し ました 酸素 を お 受け取り ください

よ ー し 次 は この 酸素 を 肝臓 の 皆さん に 届けて … と

よ ー し

行く ぞ

頑張って る じゃ ない

先輩

最近 ちょっと は 慣れて きた みたい ね

ドジ は 治 ん ない けど

ドジ は 治 ん ない けど

え ホントです か

先輩 の 日頃 の 温かい ご 指導 の おかげ …

ああ いい の そういう 堅苦しい の は

あ 柔らかい

それ よか あんた に 頼み たい こと が あって ね

な … 何 でしょう か

この 新人 赤血球 さん の 教育 係 を して もらい ます

はじめ まして

そういう こと だ から あと は よろしく

じゃあ 頑張って

待って

ま … 待って ください 先輩

む … 無理です よ 私 自身 半 人 前 みたいな もの な のに

何 言って ん の これ も 仕事 の うち よ

あんた も 新人 の 頃 は ずっと 他の 赤血球 たち に お 世話に なって きた でしょ

そ … そ っか

その 恩 を 返す んだ と 思って やりゃ いい の あたし も そう だった んだ から

分かった ? 仲良く する の よ

何 か あったら すぐ 連絡 する の よ

は … はい

よ … よろしく お 願い し ます

こちら こそ 先輩

落ちついて る な

先輩 なんで 敬語 使う んです か

私 後輩 です よ ね 一応

そう でした

そ … そうだ よ いきなり 後輩 さん を 混乱 さ せる ような こと して

もう 私 の アホ

私 は 先輩 なんだ から 毅然と して なきゃ

頼りない 先輩 って 思わ れたら 彼女 を 困ら せちゃ う んだ から しっかり

私 は 先輩 よ ー し

それ じゃ い … いろいろ 教えて あげる ね

はい よろしく お 願い し ます

えっ と まず メモ を

あれ あれ

あの ね まず 私 たち の お 仕事 の 内容 だ けど

はい 血液 の 六 つ の はたらき

① 水分 保持

② ガス 交換

③ 栄養 分 など の 運搬

④ 体温 調節

⑤ 体 の 防御

⑥ 傷口 の 補修

その うち 私 たち 赤血球 が す べき 仕事 は ガス 交換 が メイン な んです よ ね

本来 の 仕事 で は ない 栄養 分 の 運搬 も おまけ で やって しまって る けど

組織 細胞 さん に 酸素 を 届ける と 細胞 さん は ブドウ 糖 を 燃焼 し

エネルギー と 二 酸化 炭素 と 水 を 作る と か

で 二 酸化 炭素 は 体 に とって 有害な もの であり 排出 し なければ なら ない から

私 たち が 肺 胞 まで 運搬 し 酸素 と 交換 を する

その 繰り返し だ と 聞いて い ます

だから 体 全体 の 生命 活動 の 維持 に は 私 たち 赤血球 の 存在 が 不可欠な んです よ ね

この 子 いや この 方 に 何 を 教えれば

そんな 仕事 が できて 光栄です

あの 先輩

そ っか もう 知って る んだ ね

じゃ とりあえず 実際 に 循環 して みよう ね

分か ん なくて も いろいろ やって 覚えて いけば いい から

ファイト だ よ

そう です … ね

あれ そう いえば 後輩 って 何 話したら いい んだろう

自己 紹介 ?

仕事 の 説明 と か 道中 の 会話 の ネタ に 残し ときゃ いい のに

ちょっと 要領 悪い んだ な この 人

えっ と

ここ を 右 ? そこ の 道 かな

こら ここ は リンパ 管 だ 赤血球 の ガキ が 入 んじゃ ねえ

ま … 間違え ました

怖かった

ごめん ね びっくり さ せて

いや 別に

私 すぐ 間違えちゃ う の ホントアホ で

いえ ただ今 の 人 は 必要 以上 に 攻撃 的な 人 で そこ が 少し 不快 か な と

私 たち 別 に あの 人 に 怒鳴ら れる の が 仕事 って わけじゃ ない じゃ ないで す か

あ うん いや

死ね 死ね

白血球 さん だ

先輩 免疫 系 と 知り合い な んです か

うん いい 人 たち だ よ

何 言って んです か

好 中 球 なんて 正義 と 暴力 を ご ちゃ 混ぜ に した 矛盾 集団 じゃ ないで す か

そ … そんな こと ない よ

話す と 穏やかな

お 疲れ 様 です 白血球 さん

スルー した

よう 赤血球 お 疲れ

隣 の 赤血球 は … もしや 後輩 か

そう な んです

私 教育 係 を 任さ れ まして 今 いろいろ 教えて あげて る んです よ

まだ 何も 教えて ない けど

そう か はじめ まし …

って こいつ まだ 息 が

あの ね 血管 中 で 仕事 する 白血球 さん たち に も 種類 が ある んだ よ

好 中 球 さん と 他 に も

ね 白血球 さん 教えて あげて ください

白血球 に は 何 種類 か 職種 が あって

好 中 球 と 好 酸 球 と 好 塩基 球 …

こいつ

特に マクロファー …

死ね

他 に リンパ 球 と いう 仲間 も いて …

この 野郎

この 白血球 さん も みんな は ちょっと 怖がって る けど ホント は 優しい 人 だ から

トドメ だ

よかったら 仲良く …

先輩 血 しぶき 避けて

ごめん ホント ごめん ね

新品 の 制服 な のに 返り血 で ベトベト に なっちゃ って

申し訳ない

いや 全然 いい です けど

ほら ビショビショ に なっちゃ った から あったかい 飲み物 持ってきた よ

コーヒー と 紅茶 どっち に する

お 砂糖 と ミルク も ある よ

一緒に 飲んで あっ たまろう

いや ここ は 普通 飲み物 じゃ なくて タオル で は

おっしゃる 通り で ございます

ダメだ もっと 先輩 らしい とこ 見せ なきゃ

この 肺 から 運んで きた 酸素 を ね 誰 か に 渡す か って 言う と

知って ます それよ か 早く 渡した 方 が

そ … そう

じゃ 渡す 時 は 相手 の 目 を 見て

笑顔 で はっきり お 届け に まいり ました って

それ も 知って ます

それ から 受け取った あと は サイン か 判 子 を もらって

それ から 受け取った あと は サイン か 判 子 を もらって

あの …

その 時 は お 疲れ 様 と か 言って くれる 細胞 さん も いる から

先輩 酸素 を …

私 は いつも いいえ 仕事 です から って 言って て

いい から 早く 渡して くれ って

この 人 は 好 酸 球 さん って 言って ね

知って ます

可愛い だけ じゃ なくて すごい 人 な んだ よ

かわ …

どの くらい すごい って

あの ね 寄生 虫 って いう ものすごい で っ かい 敵 を ね

こんなふうに 空中 から ドスーン って ね

いや

あの 時 の 活躍 見せて あげ たかった なぁ

ホントに め っちゃ くちゃ かっこよかった んだ から

そ … そ … そんなに 褒め ないで くれ もう

先輩 困ら せちゃ って ますよ

血小板 ちゃん は 傷口 を 塞ぐ の が 仕事 で

こんな ちっちゃ い のに 血管 の 中 の 平和 を 守って くれて て

知って ます

先輩

フィブリン に 巻き込ま れ ないで ください

ご 協力 ありがとう ございます

こんにちは

樹 状 細胞 さん マクロファージ さん お 疲れ 様 です

あら もし かして 教育 係 を して る の かしら

すごい 成長 した ね

いえ そんな 私 なんて まだまだ って いう か

先輩 早く 届け ない と

うん そう だ ね 行こう か

それ じゃ 失礼 し ます

先輩 そっち じゃ ない と 思い ます

疲れたら 適当に 休憩 を 取ろう ね

はい

だから あれ は あたし の せい じゃ ない って ば

いい や 絶対 に ヒスタミン の 出し すぎ が 原因 な よ

ね 記憶 さん

どう な の よ

えっ と えっ と どう な の どう な の どう な の

記憶 さん 記憶 さん

全然 思い出せ ない

まあまあ 記憶 さん 落ち着いて

もう いきなり パニック 起こす の やめて くれ ない

大人 なら どんな 時 でも どっしり 構えて なさい よ

あら

先輩 そこ じゃ ないで す

先輩 そこ 立って る と 邪魔です よ

ど いて け ろ

先輩 そっち じゃ ないで す

先輩 落ち着いて ください

先輩

先輩

先輩

先輩 って ば

これ が 情報 伝達 物質 の 生産 所 です か

そう そう 他 に も いろいろ ある よ

君 新人

はい

あれ 先輩 は

赤血球

あいつ 後輩 と うまく やれて る の か な

先輩

ご … ごめん ね 頼りない 先輩 で

いや 別に そんな こと は

今度 こそ ちゃんと 案内 する から

ええ と ここ が こう で ここ が こう なって て

ここ から 肺 に 戻る なら その道 を 右 だ ぞ 右

こう で

右 かな うん

そんな 難しい です か この 地図

レッツゴー

新たな 細胞 が 生まれ そして はたらく

体 の 中 で は いつも と 同じ 日常 が 繰り広げ られて いた

そう この 時 まで は

後輩 ちゃん

先輩

な … 何事 です か これ は

分か ん ない

お ー い 大丈夫 か

白血球 さん 血小板 ちゃん 一体 何 が

よく 分から ん

とにかく 血球 たち は 体 の 中心 部 へ 集まれ と の 命令 だ

急が ない と ここ ら の 血球 たち が …

見ろ っ

すごい 血圧 で 押し寄せて きた ぞ

流さ れる

先輩 何 です か この 血圧 上昇 は

私 も 分か ん ない

何 だ どう なって んだ

緊急 事態 に つき 遊 走 中 の 白血球 も 至急 集合

おい 押す な よ

何 な の 一体

被害 状況 は

非常に 深刻な 問題 が 各地 で 発生 して い ます

現場 は 混乱 状況 に 陥って おり

事態 の 全容 解明 に は まだ 時間 が かかり そうです

このまま で は 細菌 が 侵入 する の も 時間 の 問題 か くそ

長官

分かった やむ を 得 まい

これ より 緊急 事態 を 宣言 する

緊急 事態 が 発生 し ました

緊急 事態 が 発生 し ました

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます

そんな

免疫 細胞 の 皆様 損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え

至急 現場 へ 急行 して ください

繰り返し ます

緊急 事態 が 発生 し ました

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます

免疫 細胞 の 皆様 損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え

至急 現場 へ 急行 して ください

オッシャー 行く ぞ ー

血小板 の 皆様 は 直ちに 損傷 箇所 へ 集合 し

速やかに 止血 を お 願い いたし ます

すみません 道 を あけて ください

赤血球 の 皆様 恒常 性 維持 の ため 酸素 運搬 を 継続 して ください

よし 運ぶ ぞ

あっ ち だ

何 が 起こって …

行く よ

狼狽 える の は 後 に して とにかく 今 は 酸素 を 運ぶ よ

ようこそ 心臓 へ

押す な

おかしい いつも より 血 流 が 速い

心 音 も 速く なって る

押す な

なかなか 速い ぞ

どうかした んです かね

きっと 大丈夫だ よ

体温 が 上昇 して い ない のに

よし 冷や汗 を 出せ 急げ

さ むっ

急ごう

今 の うち に この 体 は 俺 たち が …

死ね

ち っ 組織 中 だ と すぐに 白血球 が 来 や がる

ここ ら の 血管 から どこ か 遠く に 逃げて

逃がす か こいつ ッ

傷口 が 近く なって きた ようだ な

と いう こと は 細菌 に 襲わ れて いる 赤血球 たち も いる はず

探す か

やけに 静かだ な

そんな …

バカな

血球 が …

いない

緊急 事態 が 発生 し ました

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます

免疫 細胞 の 皆様 損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え

至急 現場 へ 急行 して ください

ここ ら の 血球 たち は まさか みんな

そ … そうだ よ 僕 は 見た んだ

酸素 を くれ

この 酸素 を 運んで ください

せ … 先輩

この 世界 は もう 終わり なんだ よ

私 は 最後 まで 酸素 を 運ぶ よ

はたらく 細胞 12 |さいぼう

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ   酸素   酸素 きょう||はこぶ||さんそ|さんそ

カラダ 中 の スミ から スミ へ |なか||すみ||すみ|

だけど 広くて   迷子   迷子 |ひろくて|まいご|まいご

手助け さ れて る はたらく 細胞   さ ぁ   いこう てだすけ|||||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 修行 中 ||||まいにち|まいにち|しゅぎょう|なか

今日 も 雑菌   排除   排除 きょう||ざっきん|はいじょ|はいじょ

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ さいきん|ういるす|でて|||

絶対 逃がす な   遊 走   遊 走 ぜったい|にがす||あそ|はし|あそ|はし

プロフェッショナルな はたらく 細胞   さ ぁ   いこう ぷろふぇっしょなるな||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 戦場 ||||まいにち|まいにち|せんじょう

37兆 個 の ひと り ちょう|こ|||

次に 会える の は いつか な つぎに|あえる||||

誰 か の ため に だれ||||

一生懸命 いっしょうけんめい

あなた も わたし も 必死に はたらいて る ||||ひっしに||

みんな の ため に

命がけ だ ぞ いのちがけ||

プライド 持って   健康 第 イチ ! ぷらいど|もって|けんこう|だい|いち

はたらく ?  はたらく !  はたらく ?  はたらく !  HATARAKU !!!!

君 らしい ペース で   さあ   歩こう よ きみ||ぺーす|||あるこう|

あつい 陽 の 下   汗 を かいたら |よう||した|あせ||

冷たい 水 を 届ける よ つめたい|すい||とどける|

寒 さ に 震えて   風邪 を 引いたら さむ|||ふるえて|かぜ||ひいたら

元気 の 魔法 を となえる よ げんき||まほう|||

ひとりひとり が   違う カタチ で ||ちがう||

同じ 日 を 生きて る おなじ|ひ||いきて|

Happy Good Day

君 に 向かって エール   満点 じゃ なくて も きみ||むかって|えーる|まんてん|||

It ' s Okay , All Okay

だから   Happy Good Day

大きな 声 で フレー おおきな|こえ||

少し 転んで も   All Okay   笑って すこし|ころんで||||わらって

じゃあ ね   また 明日 |||あした

昨日 が くれた   今 を 未来 へ きのう|||いま||みらい|

君 らしい ペース で   届けて よ きみ||ぺーす||とどけて|

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう|きんし|よう|うしょう||ようと

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい||||およ|び|はく|诸かみ|じまく|

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔 ひ|きん||い||ひ|こう|谢ほう|ひるがえ||もくもく|

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹 ひるがえ|こう|||しょうこな|压せい|かわ|かに

人間 の 体 の 中 に は 約 37兆2千億 個 も の 細胞 たち が にんげん||からだ||なか|||やく|ちょう|せんおく|こ|||さいぼう||

毎日 毎日  24 時間 365 日   元気に はたらいて い ます まいにち|まいにち|じかん|ひ|げんきに|||

毎日 毎日  24 時間 365 日   元気に はたらいて い ます まいにち|まいにち|じかん|ひ|げんきに|||

ここ は 人間 の 中 ||にんげん||なか

ようこそ いら しゃ い ませ   こちら は 肺 胞 です |||||||はい|ほう|

二 酸化 炭素 は こちら で 回収 いたし ます ふた|さんか|たんそ||||かいしゅう||

お 待た せ し ました   酸素 を お 受け取り ください |また||||さんそ|||うけとり|

よ ー し   次 は この 酸素 を 肝臓 の 皆さん に 届けて … と |-||つぎ|||さんそ||かんぞう||みなさん||とどけて|

よ ー し |-|

行く ぞ いく|

頑張って る じゃ ない がんばって|||

先輩 せんぱい

最近 ちょっと は 慣れて きた みたい ね さいきん|||なれて|||

ドジ は 治 ん ない けど ||ち|||

ドジ は 治 ん ない けど ||ち|||

え   ホントです か |ほんと です|

先輩 の 日頃 の 温かい ご 指導 の おかげ … せんぱい||ひごろ||あたたかい||しどう||

ああ   いい の   そういう 堅苦しい の は ||||かたくるしい||

あ   柔らかい |やわらかい

それ よか   あんた に 頼み たい こと が あって ね ||||たのみ|||||

な … 何 でしょう か |なん||

この 新人 赤血球 さん の 教育 係 を して もらい ます |しんじん|せっけっきゅう|||きょういく|かかり||||

はじめ まして

そういう こと だ から   あと は よろしく

じゃあ   頑張って |がんばって

待って まって

ま … 待って ください   先輩 |まって||せんぱい

む … 無理です よ   私 自身 半 人 前 みたいな もの な のに |むり です||わたくし|じしん|はん|じん|ぜん||||

何 言って ん の   これ も 仕事 の うち よ なん|いって|||||しごと|||

あんた も 新人 の 頃 は ずっと 他の 赤血球 たち に お 世話に なって きた でしょ ||しんじん||ころ|||たの|せっけっきゅう||||せわに|||

そ … そ っか

その 恩 を 返す んだ と 思って やりゃ いい の   あたし も そう だった んだ から |おん||かえす|||おもって|||||||||

分かった ?  仲良く する の よ わかった|なかよく|||

何 か あったら すぐ 連絡 する の よ なん||||れんらく|||

は … はい

よ … よろしく お 願い し ます |||ねがい||

こちら こそ   先輩 ||せんぱい

落ちついて る な おちついて||

先輩   なんで 敬語 使う んです か せんぱい||けいご|つかう|ん です|

私   後輩 です よ ね   一応 わたくし|こうはい||||いちおう

そう でした

そ … そうだ よ   いきなり 後輩 さん を 混乱 さ せる ような こと して |そう だ|||こうはい|||こんらん|||||

もう   私 の アホ |わたくし||

私 は 先輩 なんだ から 毅然と して なきゃ わたくし||せんぱい|||きぜんと||

頼りない 先輩 って 思わ れたら 彼女 を 困ら せちゃ う んだ から   しっかり たよりない|せんぱい||おもわ||かのじょ||こまら|||||

私 は 先輩   よ ー し わたくし||せんぱい||-|

それ じゃ   い … いろいろ 教えて あげる ね ||||おしえて||

はい   よろしく お 願い し ます |||ねがい||

えっ と   まず   メモ を |||めも|

あれ   あれ

あの ね   まず 私 たち の お 仕事 の 内容 だ けど |||わたくし||||しごと||ないよう||

はい   血液 の 六 つ の はたらき |けつえき||むっ|||

①  水分 保持 すいぶん|ほじ

②  ガス 交換 がす|こうかん

③  栄養 分 など の 運搬 えいよう|ぶん|||うんぱん

④  体温 調節 たいおん|ちょうせつ

⑤  体 の 防御 からだ||ぼうぎょ

⑥  傷口 の 補修 きずぐち||ほしゅう

その うち   私 たち 赤血球 が す べき 仕事 は ガス 交換 が メイン な んです よ ね ||わたくし||せっけっきゅう||||しごと||がす|こうかん||||ん です||

本来 の 仕事 で は ない 栄養 分 の 運搬 も おまけ で やって しまって る けど ほんらい||しごと||||えいよう|ぶん||うんぱん|||||||

組織 細胞 さん に 酸素 を 届ける と 細胞 さん は ブドウ 糖 を 燃焼 し そしき|さいぼう|||さんそ||とどける||さいぼう|||ぶどう|とう||ねんしょう|

エネルギー と 二 酸化 炭素 と 水 を 作る と か えねるぎー||ふた|さんか|たんそ||すい||つくる||

で   二 酸化 炭素 は 体 に とって 有害な もの であり   排出 し なければ なら ない から |ふた|さんか|たんそ||からだ|||ゆうがいな|||はいしゅつ|||||

私 たち が 肺 胞 まで 運搬 し   酸素 と 交換 を する わたくし|||はい|ほう||うんぱん||さんそ||こうかん||

その 繰り返し だ と 聞いて い ます |くりかえし|||きいて||

だから 体 全体 の 生命 活動 の 維持 に は 私 たち 赤血球 の 存在 が 不可欠な んです よ ね |からだ|ぜんたい||せいめい|かつどう||いじ|||わたくし||せっけっきゅう||そんざい||ふかけつな|ん です||

この 子   いや   この 方 に 何 を 教えれば |こ|||かた||なん||おしえれば

そんな 仕事 が できて 光栄です |しごと|||こうえい です

あの   先輩 |せんぱい

そ っか   もう 知って る んだ ね |||しって|||

じゃ   とりあえず 実際 に 循環 して みよう ね ||じっさい||じゅんかん|||

分か ん なくて も   いろいろ やって 覚えて いけば いい から わか||||||おぼえて|||

ファイト だ よ ふぁいと||

そう です … ね

あれ   そう いえば   後輩 って 何 話したら いい んだろう |||こうはい||なん|はなしたら||

自己 紹介 ? じこ|しょうかい

仕事 の 説明 と か 道中 の 会話 の ネタ に 残し ときゃ いい のに しごと||せつめい|||どうちゅう||かいわ||ねた||のこし|||

ちょっと 要領 悪い んだ な   この 人 |ようりょう|わるい||||じん

えっ と

ここ を 右 ?  そこ の 道 かな ||みぎ|||どう|

こら   ここ は リンパ 管 だ   赤血球 の ガキ が 入 んじゃ ねえ |||りんぱ|かん||せっけっきゅう||がき||はい||

ま … 間違え ました |まちがえ|

怖かった こわかった

ごめん ね   びっくり さ せて

いや   別に |べつに

私 すぐ 間違えちゃ う の   ホントアホ で わたくし||まちがえちゃ||||

いえ   ただ今 の 人 は 必要 以上 に 攻撃 的な 人 で   そこ が 少し 不快 か な と |ただいま||じん||ひつよう|いじょう||こうげき|てきな|じん||||すこし|ふかい|||

私 たち 別 に あの 人 に 怒鳴ら れる の が 仕事 って わけじゃ ない じゃ ないで す か わたくし||べつ|||じん||どなら||||しごと|||||||

あ   うん   いや

死ね   死ね しね|しね

白血球 さん だ はっけっきゅう||

先輩   免疫 系 と 知り合い な んです か せんぱい|めんえき|けい||しりあい||ん です|

うん   いい 人 たち だ よ ||じん|||

何 言って んです か なん|いって|ん です|

好 中 球 なんて 正義 と 暴力 を ご ちゃ 混ぜ に した 矛盾 集団 じゃ ないで す か よしみ|なか|たま||せいぎ||ぼうりょく||||まぜ|||むじゅん|しゅうだん||||

そ … そんな こと ない よ

話す と 穏やかな はなす||おだやかな

お 疲れ 様 です   白血球 さん |つかれ|さま||はっけっきゅう|

スルー した するー|

よう   赤血球   お 疲れ |せっけっきゅう||つかれ

隣 の 赤血球 は … もしや 後輩 か となり||せっけっきゅう|||こうはい|

そう な んです ||ん です

私   教育 係 を 任さ れ まして   今 いろいろ 教えて あげて る んです よ わたくし|きょういく|かかり||まかさ|||いま||おしえて|||ん です|

まだ 何も 教えて ない けど |なにも|おしえて||

そう か   はじめ まし …

って   こいつ   まだ 息 が |||いき|

あの ね   血管 中 で 仕事 する 白血球 さん たち に も 種類 が ある んだ よ ||けっかん|なか||しごと||はっけっきゅう|||||しゅるい||||

好 中 球 さん と 他 に も よしみ|なか|たま|||た||

ね   白血球 さん   教えて あげて ください |はっけっきゅう||おしえて||

白血球 に は 何 種類 か 職種 が あって はっけっきゅう|||なん|しゅるい||しょくしゅ||

好 中 球 と 好 酸 球 と 好 塩基 球 … よしみ|なか|たま||よしみ|さん|たま||よしみ|えんき|たま

こいつ

特に   マクロファー … とくに|

死ね しね

他 に リンパ 球 と いう 仲間 も いて … た||りんぱ|たま|||なかま||

この 野郎 |やろう

この 白血球 さん も みんな は ちょっと 怖がって る けど   ホント は 優しい 人 だ から |はっけっきゅう||||||こわがって|||ほんと||やさしい|じん||

トドメ だ

よかったら   仲良く … |なかよく

先輩   血 しぶき   避けて せんぱい|ち||さけて

ごめん   ホント ごめん ね |ほんと||

新品 の 制服 な のに   返り血 で ベトベト に なっちゃ って しんぴん||せいふく|||かえりち||べとべと|||

申し訳ない もうし わけない

いや   全然 いい です けど |ぜんぜん|||

ほら   ビショビショ に なっちゃ った から   あったかい 飲み物 持ってきた よ |||||||のみもの|もってきた|

コーヒー と 紅茶   どっち に する こーひー||こうちゃ|||

お 砂糖 と ミルク も ある よ |さとう||みるく|||

一緒に 飲んで あっ たまろう いっしょに|のんで||

いや   ここ は 普通 飲み物 じゃ なくて タオル で は |||ふつう|のみもの|||たおる||

おっしゃる 通り で ございます |とおり||

ダメだ   もっと 先輩 らしい とこ 見せ なきゃ だめだ||せんぱい|||みせ|

この 肺 から 運んで きた 酸素 を ね   誰 か に 渡す か って 言う と |はい||はこんで||さんそ|||だれ|||わたす|||いう|

知って ます   それよ か 早く 渡した 方 が しって||それ よ||はやく|わたした|かた|

そ … そう

じゃ   渡す 時 は 相手 の 目 を 見て |わたす|じ||あいて||め||みて

笑顔 で はっきり お 届け に まいり ました って えがお||||とどけ||||

それ も 知って ます ||しって|

それ から 受け取った あと は サイン か 判 子 を もらって ||うけとった|||さいん||はん|こ||

それ から 受け取った あと は サイン か 判 子 を もらって ||うけとった|||さいん||はん|こ||

あの …

その 時 は お 疲れ 様 と か 言って くれる 細胞 さん も いる から |じ|||つかれ|さま|||いって||さいぼう||||

先輩   酸素 を … せんぱい|さんそ|

私 は いつも   いいえ   仕事 です から って 言って て わたくし||||しごと||||いって|

いい から   早く 渡して くれ って ||はやく|わたして||

この 人 は 好 酸 球 さん って 言って ね |じん||よしみ|さん|たま|||いって|

知って ます しって|

可愛い だけ じゃ なくて すごい 人 な んだ よ かわいい|||||じん|||

かわ …

どの くらい すごい って

あの ね   寄生 虫 って いう   ものすごい で っ かい 敵 を ね ||きせい|ちゅう|||||||てき||

こんなふうに 空中 から ドスーン って ね |くうちゅう||||

いや

あの 時 の 活躍   見せて あげ たかった なぁ |じ||かつやく|みせて|||

ホントに め っちゃ くちゃ かっこよかった んだ から ほんとに||||||

そ … そ … そんなに 褒め ないで くれ   もう |||ほめ|||

先輩   困ら せちゃ って ますよ せんぱい|こまら|||

血小板 ちゃん は 傷口 を 塞ぐ の が 仕事 で けっしょうばん|||きずぐち||ふさぐ|||しごと|

こんな ちっちゃ い のに 血管 の 中 の 平和 を 守って くれて て ||||けっかん||なか||へいわ||まもって||

知って ます しって|

先輩 せんぱい

フィブリン に 巻き込ま れ ないで ください ||まきこま|||

ご 協力 ありがとう ございます |きょうりょく||

こんにちは

樹 状 細胞 さん   マクロファージ さん   お 疲れ 様 です き|じょう|さいぼう|||||つかれ|さま|

あら   もし かして 教育 係 を して る の かしら |||きょういく|かかり|||||

すごい   成長 した ね |せいちょう||

いえ   そんな   私 なんて まだまだ って いう か ||わたくし|||||

先輩   早く 届け ない と せんぱい|はやく|とどけ||

うん   そう だ ね   行こう か ||||いこう|

それ じゃ   失礼 し ます ||しつれい||

先輩   そっち じゃ ない と 思い ます せんぱい|||||おもい|

疲れたら   適当に 休憩 を 取ろう ね つかれたら|てきとうに|きゅうけい||とろう|

はい

だから   あれ は あたし の せい じゃ ない って ば

いい や   絶対 に ヒスタミン の 出し すぎ が 原因 な よ ||ぜったい||||だし|||げんいん||

ね   記憶 さん |きおく|

どう な の よ

えっ と   えっ と   どう な の   どう な の   どう な の

記憶 さん   記憶 さん きおく||きおく|

全然 思い出せ ない ぜんぜん|おもいだせ|

まあまあ   記憶 さん 落ち着いて |きおく||おちついて

もう   いきなり パニック 起こす の やめて くれ ない ||ぱにっく|おこす||||

大人 なら どんな 時 でも どっしり 構えて なさい よ おとな|||じ|||かまえて||

あら

先輩   そこ じゃ ないで す せんぱい||||

先輩   そこ 立って る と 邪魔です よ せんぱい||たって|||じゃま です|

ど いて け ろ

先輩   そっち じゃ ないで す せんぱい||||

先輩   落ち着いて ください せんぱい|おちついて|

先輩 せんぱい

先輩 せんぱい

先輩 せんぱい

先輩 って ば せんぱい||

これ が 情報 伝達 物質 の 生産 所 です か ||じょうほう|でんたつ|ぶっしつ||せいさん|しょ||

そう そう   他 に も いろいろ ある よ ||た|||||

君   新人 きみ|しんじん

はい

あれ   先輩 は |せんぱい|

赤血球 せっけっきゅう

あいつ   後輩 と うまく やれて る の か な |こうはい|||||||

先輩 せんぱい

ご … ごめん ね   頼りない 先輩 で |||たよりない|せんぱい|

いや   別に そんな こと は |べつに|||

今度 こそ ちゃんと 案内 する から こんど|||あんない||

ええ と   ここ が こう で   ここ が こう なって て

ここ から 肺 に 戻る なら その道 を 右 だ ぞ   右 ||はい||もどる||そのみち||みぎ|||みぎ

こう で

右 かな   うん みぎ||

そんな 難しい です か   この 地図 |むずかしい||||ちず

レッツゴー

新たな 細胞 が 生まれ   そして はたらく あらたな|さいぼう||うまれ||

体 の 中 で は いつも と 同じ 日常 が 繰り広げ られて いた からだ||なか|||||おなじ|にちじょう||くりひろげ||

そう   この 時 まで は ||じ||

後輩 ちゃん こうはい|

先輩 せんぱい

な … 何事 です か   これ は |なにごと||||

分か ん ない わか||

お ー い   大丈夫 か |-||だいじょうぶ|

白血球 さん   血小板 ちゃん   一体 何 が はっけっきゅう||けっしょうばん||いったい|なん|

よく 分から ん |わから|

とにかく 血球 たち は 体 の 中心 部 へ 集まれ と の 命令 だ |けっきゅう|||からだ||ちゅうしん|ぶ||あつまれ|||めいれい|

急が ない と ここ ら の 血球 たち が … いそが||||||けっきゅう||

見ろ っ みろ|

すごい 血圧 で 押し寄せて きた ぞ |けつあつ||おしよせて||

流さ れる ながさ|

先輩   何 です か   この 血圧 上昇 は せんぱい|なん||||けつあつ|じょうしょう|

私 も 分か ん ない わたくし||わか||

何 だ   どう なって んだ なん||||

緊急 事態 に つき   遊 走 中 の 白血球 も 至急 集合 きんきゅう|じたい|||あそ|はし|なか||はっけっきゅう||しきゅう|しゅうごう

おい   押す な よ |おす||

何 な の   一体 なん|||いったい

被害 状況 は ひがい|じょうきょう|

非常に 深刻な 問題 が 各地 で 発生 して い ます ひじょうに|しんこくな|もんだい||かくち||はっせい|||

現場 は 混乱 状況 に 陥って おり げんば||こんらん|じょうきょう||おちいって|

事態 の 全容 解明 に は まだ 時間 が かかり そうです じたい||ぜんよう|かいめい||||じかん|||そう です

このまま で は 細菌 が 侵入 する の も 時間 の 問題 か   くそ |||さいきん||しんにゅう||||じかん||もんだい||

長官 ちょうかん

分かった   やむ を 得 まい わかった|||とく|

これ より   緊急 事態 を 宣言 する ||きんきゅう|じたい||せんげん|

緊急 事態 が 発生 し ました きんきゅう|じたい||はっせい||

緊急 事態 が 発生 し ました きんきゅう|じたい||はっせい||

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認 せいめい||かかわる|れべる||だめーじ||かくにん

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます とうぶ|ふきん||そしき|けっかん||はげしく|そんしょう|||

そんな

免疫 細胞 の 皆様   損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え めんえき|さいぼう||みなさま|そんしょう|ぶ|||さいきん||しんにゅう||そなえ

至急 現場 へ 急行 して ください しきゅう|げんば||きゅうこう||

繰り返し ます くりかえし|

緊急 事態 が 発生 し ました きんきゅう|じたい||はっせい||

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認 せいめい||かかわる|れべる||だめーじ||かくにん

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます とうぶ|ふきん||そしき|けっかん||はげしく|そんしょう|||

免疫 細胞 の 皆様   損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え めんえき|さいぼう||みなさま|そんしょう|ぶ|||さいきん||しんにゅう||そなえ

至急 現場 へ 急行 して ください しきゅう|げんば||きゅうこう||

オッシャー   行く ぞ ー |いく||-

血小板 の 皆様 は 直ちに 損傷 箇所 へ 集合 し けっしょうばん||みなさま||ただちに|そんしょう|かしょ||しゅうごう|

速やかに 止血 を お 願い いたし ます すみやかに|しけつ|||ねがい||

すみません   道 を あけて ください |どう|||

赤血球 の 皆様   恒常 性 維持 の ため   酸素 運搬 を 継続 して ください せっけっきゅう||みなさま|こうじょう|せい|いじ|||さんそ|うんぱん||けいぞく||

よし   運ぶ ぞ |はこぶ|

あっ ち だ

何 が 起こって … なん||おこって

行く よ いく|

狼狽 える の は 後 に して   とにかく 今 は 酸素 を 運ぶ よ ろうばい||||あと||||いま||さんそ||はこぶ|

ようこそ 心臓 へ |しんぞう|

押す な おす|

おかしい   いつも より 血 流 が 速い |||ち|りゅう||はやい

心 音 も 速く なって る こころ|おと||はやく||

押す な おす|

なかなか 速い ぞ |はやい|

どうかした んです かね |ん です|

きっと 大丈夫だ よ |だいじょうぶだ|

体温 が 上昇 して い ない のに たいおん||じょうしょう||||

よし   冷や汗 を 出せ   急げ |ひやあせ||だせ|いそげ

さ むっ

急ごう いそごう

今 の うち に この 体 は 俺 たち が … いま|||||からだ||おれ||

死ね しね

ち っ   組織 中 だ と すぐに 白血球 が 来 や がる ||そしき|なか||||はっけっきゅう||らい||

ここ ら の 血管 から どこ か 遠く に 逃げて |||けっかん||||とおく||にげて

逃がす か   こいつ ッ にがす|||

傷口 が 近く なって きた ようだ な きずぐち||ちかく||||

と いう こと は   細菌 に 襲わ れて いる 赤血球 たち も いる はず ||||さいきん||おそわ|||せっけっきゅう||||

探す か さがす|

やけに 静かだ な |しずかだ|

そんな …

バカな ばかな

血球 が … けっきゅう|

いない

緊急 事態 が 発生 し ました きんきゅう|じたい||はっせい||

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認 せいめい||かかわる|れべる||だめーじ||かくにん

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます とうぶ|ふきん||そしき|けっかん||はげしく|そんしょう|||

免疫 細胞 の 皆様   損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え めんえき|さいぼう||みなさま|そんしょう|ぶ|||さいきん||しんにゅう||そなえ

至急 現場 へ 急行 して ください しきゅう|げんば||きゅうこう||

ここ ら の 血球 たち は   まさか   みんな |||けっきゅう||||

そ … そうだ よ   僕 は 見た んだ |そう だ||ぼく||みた|

酸素 を くれ さんそ||

この 酸素 を 運んで ください |さんそ||はこんで|

せ … 先輩 |せんぱい

この 世界 は もう 終わり なんだ よ |せかい|||おわり||

私 は 最後 まで 酸素 を 運ぶ よ わたくし||さいご||さんそ||はこぶ|