NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 199 - 五 影 登場!
( テマリ ) 遅い んだ よ カンクロウ !
( カンクロウ ) 新 カラ クリ の 組み立て に 手間取った んだ よ !
では 風 影 様 。 お 気 を つけて 。
カンクロウ 殿 テマリ 殿 頼み ました ぞ 。
( テマリ ) わかって る よ 。
( カンクロウ ) 我 愛 羅 に 護衛 なん ざ いら ねえ じゃ ん だいたい よ 。
( 我 愛 羅 ) で は 行って くる 。
おそらく 五 影 の なか で 我 愛 羅 が いちばん 若い だろう 。
五 影 会談 で 風 影 が なめ られ ぬ ように する の も →
私 たち の 仕事 だ 。
五 影 会談 か …。
他の 里 の 長 って の は どんな やつ ら が 来る んだろう な 。
黒 ツチ 赤 ツチ 頼んだ よ !
土 影 様 ! 他の 里 長 に 一 発 か まして やれ !
( オオノキ ) この 歳 に なる と 会談 に 行く の も ひと 苦労 じゃ ぜ 。
腰 に 爆弾 抱え とる わし の 気 も 知ら んで →
若い もん は はしゃぎ よる !
( 黒 ツチ ) じゃあ そろそろ 引退 する か ? じ じい 。
いつまでも 栄光 引きずって んじゃ ねえ よ 。
( 赤 ツチ ) アハハハハ 。
土 影 様 の 荷物 は わ い が 持って やる だに !
触る な 赤 ツチ ! いら ぬ 世話じゃ ぜ !
フン ! これ ぐらい …。
ぬ お ~ っ ! 腰 が !
どう すんだ ? 別の 者 に 行か せ ん の か ?
バ バカ 者 ! この わし を 誰 だ と 思 っと る !
岩 隠れ 両 天秤 の オオノキ と 恐れ られた 土 影 じゃ ぜ !
ええ い ! わし の 荷物 は わし が 持つ !
まったく … 頑固 じじ いが 。
どうぞ 自分 の 荷物 は 自分 で 持つ だに 。
では 行 くだ に 。
あ ~ もう 。 勝手に せい 。
素直じゃ ねえ な じ じい 。
では 水 影 様 を 頼んだ よ 。
水 影 様 に 無理 さ せる んじゃ ない ぞ 。
( 青 ) わかって る 。
( メイ ) ありがとう ございます 。 長老 様 。
水 影 の 名 に かけて 立派に お 役目 果たして まいり ます 。
忍 刀 七 人 衆 の 1 人 と して →
水 影 様 を しっかり お守り しろ よ 。 長 十郎 。
( 長 十郎 ) は … はい 。 たぶん 大丈夫だ と 思い ます 。
もっと 自分 に 自信 を 持って 。 あなた は 強い の よ 。
だから 会談 まで の 護衛 に あなた を 選んだ のです から 。
ね 長 十郎 。
あ はい 。 頑張れる と 思い ます たぶん 。
《 なんて 優しい 方 な んだ 》
そこ は はい だけ で いい 。
そんな 適当な 気持 で いったい どう する !
これ だ から 最近 の 若い や つら は 根気 が …。
青 説教 は いい から →
早く 出発 し ない と 会談 に 遅れる 。
説教 こそ 助言 だ 。 我々 の 時代 で は な 。
黙れ 。 殺す ぞ !
えっ …。
では 長 十郎 。 青 。 参り ましょう 。
《 優しい 水 影 様 の 笑顔 を 僕 が 守る !
できる こと なら …》
何 を して いる ? 青 。 水 影 様 は 出発 さ れた ぞ 。
あっ しまった !
水 影 様 ~ お 待ち を ~!
( エー ) サムイ 小 隊 から の 連絡 は まだ か !
はい 。 ですが もう 少し で →
なにかしら の 連絡 は ある と 思い ます 。
それ に 雷 影 様 が 会談 に 行か れる ルート は →
前もって サムイ に 知らせて あり ます 。
どちら に せよ 道中 で 接触 ないしは 連絡 鳥 が 来る でしょう 。
よし なら いい 。 わし も 出発 する 。
行く ぞ シー ! ダルイ !
( シー ) ハッ ! ( ダルイ ) オ ~ ッス 。
ついてこい 。
また …。
行く ぞ ダルイ !
いや … 俺 は 普通に 扉 から 降りる わ 。
追いつく から 先 行 っと いて 。
( トルネ ) ダンゾウ 様 。 ( ダンゾウ ) うむ 。
久しぶりの 実戦 。
なまった 体 を 動かす に は ちょうど いい 。
手 を 出す な 。
わし が やる !
ぐ ぁ ~! 痛 え !
痛 えよ …。
狙い は 火影 か ?
それとも この わ しか !
う ぐ ぐ … こ … 殺せ …。
ま ぁ どちら でも よい 。
7 8 9 10。
17 か …。
( ナルト ) よっ しゃ ~ 準備 オッケー !
( ヤマト ) オッケー じゃ ない よ まったく もう 。
ほんとに 雷 影 に 会い に いく つもりな の ?
あぁ ! サスケ の こと を 許して もらう んだ 。
会う と いって も 雷 影 の 居場所 が わから なくて は …。
( カカシ ) そこ ん とこ よろしく 頼む ね ヤマト 。
え ぇ ~ っ !? そんじゃ 。
カカシ 先輩 …。
( 木 ノ 葉 丸 ) 勝負 だ これ ! ナルト の お 兄ちゃん !
ん っ ? この 声 は ?
火影 の 連絡 に は ナルト の 行動 は 一切 伏せて おいて くれ 。
何も 動き は ない と 。
僕 は まだ あなた に は 信用 さ れて い ない みたいです ね 。
ダンゾウ の 部下 で ナルト の 見張り 役 の 君 だ 。
だが お前 は 俺 たち カカシ 第 七 班 の 一員 で も ある 。
信じて る よ 。
(( 俺 を 信じて る って 言って くれた !))
《 何 だろう ? この 感じ …》
じゃあ な !
ギャ ~ ッ !!
( フー ) こいつ ら 前 に 暗殺 した 林 の 国 般若 衆 暗部 の 残党 です 。
( ダンゾウ ) 昔 から そう だ 。 いつも こういう 機 を 狙って くる 。
裏 から 表 へ 出る と →
いろいろ やっかい ごと が 増え そうです ね 。
忍者 と は 修験 の 世界 。
名 が 出 ない こと が 誇り であった 。
だが 表裏 を 独占 して こそ 国 と 里 を 強固に できる のだ 。
この 会談 を 成功 さ せ わし が 火影 だ と 認識 さ せる 。
上 忍 衆 も わし を 火影 だ と 認め ざる を え なく なる 。
やっと わし の 時代 が 来た のだ 。
なんだ ? どうした ? わから ん 。
あの 2 人 何 を する つもりだ ?
は ぁ ~!
だ ぁ ~ っ !!
(2 人 ) お いろけ の 術 !
当分 は ナルト の 幻 を 見て て もらう よ 。
お いろけ の 術 が 気 に なって た か な 。 ごめん ね 。
《 しかし サイ は 根 に あまり →
信用 さ れ なく なって きた みたいだ な …》
( 木 ノ 葉 丸 ) あ ~ ん !
なんという エロ さ だ これ ~! さて …。
くそ ~ 俺 の 負け だ !
兄ちゃん に どんどん 突き放さ れ ち まっ てる だ ろ これ !
ライバル な のに … あ ~!
聞いた ぜ 。 え ?
ペイン の 1 人 を 螺旋 丸 で やっつけた んだ って な 。
あれ は ただ … 夢中で 。
よく やった な ! 木 ノ 葉 丸 !
お前 だって 里 の 英雄 だ !
ヘヘヘヘ …。
お前 は 俺 より 飲み込み 早 え よ 。
今度 は 大玉 螺旋 丸 の 修業 つけて やっ から な 。
おう !!
( オモイ ) 手 が 痛 えよ もう !
これ で 腱 鞘炎 に なって それ が もと で 剣 筋 が 鈍って →
そんで も って それ が 原因 で 戦闘 で やられて …。
医療 班 の 女の子 たち の 必死の 看病 も 虚 しく …。
死んだら …。
( カルイ ) 口 動かす 前 に 手 動かせ ! 手 !
サスケ と 暁 の 情報 さっさと まとめ ねえ と →
いつまでも ここ で 作業 し なきゃ な ん ねえ んだ ぞ !
あの … ここ で は 静かに して いただけ ませ ん か ?
す … すみません 。
あ ~ やっと 終わった 終わった 。
った く … 忍 なら もっと クール に なさい クール に !
雷 影 様 の 所 へ 急ぐ わ よ 。
あぁ 。 オッス !
《 ヤマト : 悪い けど 送信 木 を 仕込ま せて もらった よ 。
こう 見えて も 尾行 は 得意な ほう で ね 》
《 さて … カカシ 先輩 と ナルト に 連絡 し ます か ね 》
あの ナルト って やつ … 大丈夫 か なぁ ?
それ 以上 しゃべったら お前 も ボコボコ に する ぞ オモイ !
あれ ? や っぱ 気 に して た んだ 。
しゃべる な っ つったろう が !
った く … 相変わらず 手 が 早 え やつ だ 。
尾行 を 開始 し ます 。 オッス !
長 十郎 … 大 双 剣 ヒラメ カレイ は 重たかった でしょう 。
大丈夫でした か ?
あ … はい 。 少し 熱っぽい です が …。
どれ …。
確かに 少し 熱っぽい ようです ね 。
だいたい 五 代 目 は 長 十郎 に 甘い !
これ だ から 最近 の 若い や つら が つけ上がる んです !
ちょっと 歩いた ぐらい で 何 が 熱 です か !
我々 の 時代 は …。
青 … 今 は 血 霧 の 里 と 呼ば れた 暗黒の 時代 で は あり ませ ん 。
四 代 目 水 影 の 悪夢 は とっくに 終わった のです 。
昔 を ひけらかす の は やめて ください 。
す … すみません 。 つい …。
さ ぁ そんな 暗い 話 は 終わり に して →
そろそろ 食事 に し ましょう 。
民宿 の お 料理 楽しみです 。
あ …。 今夜 食う もの は なんだ ?
食事 の 手配 は して ある んだろう な ? 長 十郎 。
い … いろいろ あり まして →
どれ に しよう か と 悩んで いたら 結局 決め きれ ず …。
《 いろいろ あり まして 結局 …》
( 青 ) った く 優柔不断 が !
これ だ から 最近 の 若い や つら は 覇気 が 感じ られ ん !
すみません ! すぐ 食事 の 手配 を !
まったく 我々 の 時代 に は …。
黙れ … 殺す ぞ 。
《 青 : え ~ っ !?》
( 水 月 ) う ぅ … だいぶ 寒く なって きた ね 。
( ゼツ ) 鉄 の 国 は もう目 と 鼻 の 先 だ よ 。
( 香 燐 ) 待って ! この先 に 何 か いる !
わ い 鉄 の 国 行く の 初めて で ワクワク する だに 。
フン … そんな 楽しい 所 じゃ ない 。
どんな 所 な んだ ? じ じい 。
( オオノキ ) 三 狼 と 呼ば れる 三 つ の 山 から なる 国 で →
独自の 文化 独自の 権限 と →
強力な 戦力 を 保有 する 中立 国 じゃ ぜ 。
独自の 文化 と 権限 で 土 の 国 と 何 が 違う だに ?
昔 から 忍 が 手 を 出さ ぬ の が 決まり 事 に な っと って な 。
鉄 の 国 は 忍 で は なく →
侍 と 呼ば れる 者 たち が 国 を 守 っと る 。
どう だった ?
五 影 会談 が ある んで 警備 を 強化 して る みたいだ ね 。
重 吾 動物 を 使って →
会談 場 まで の 警備 が 手薄な ルート を 導き 出せ 。
( 重 吾 ) わかった 。
( ミフネ ) お 待ち して いた で ご ざる 風 影 殿 。
某 この 鉄 の 国 の 大将 ミフネ と 申す 。
お初 に お目にかかる 風 影 の 我 愛 羅 だ 。
( カンクロウ ) 寒 みい 風 の 国 と は 気候 が 真 逆じゃ ん 。
( ミフネ ) 温かい お茶 でも いれて 差し上げよう 上 へ 。
ハックション ! し ~!
なんだか 急に 寒く なった って ば よ 。
尾行 中 な んだ から し ~!
どう だ ? 西 から 上がる ルート が ある 。
見張り も 少ない 。
香 燐 見張り の チャクラ 位置 を 常に チェック して おけ 。
今 から 潜入 する 。 うち も 行く の か よ !?
今 こそ 君 の 能力 を 発揮 する とき だ ろ 。
ゼツ と か 言った な 。 なに ?
ダンゾウ って の が ど いつか 確認 して もらう お前 も 来い 。
( 鳥 の 鳴き声 )
サイ から の 連絡 の ようです 。
何 です ?
ただ の 定期 連絡 だ 行く ぞ 。
待ち伏せ して 来る 前 に →
やっちゃ った ほう が いい んじゃ ない ?
もう 疲れちゃ った よ 。
バカ か お前 ! 火影 の 到着 が 遅く なれば →
何 か あった と 考える の が 普通だ 。
増 援 の 侍 が すぐに 嗅ぎつけて くるし →
他の 五 影 まで 来たら どう する !?
敵 の 能力 も わから ない 以上 →
帰り道 で 隙 を 見て 奇襲 する の が 妥当だ なぁ サスケ 。
今 は 敵 の チャクラ 位置 に 集中 しろ 香 燐 。
ハハ 叱ら れて や ん の 。 る っせ ~!
サスケ 君 も 大変 そう だ ね 。
そんな こと より 会談 前 に ダンゾウ の 顔 を 確認 する 。
嘘 は つく な 。
うち は チャクラ を 感じ取る 。
嘘 を 言った とき の チャクラ の 乱れ って の は 決まって る 。
あんた の こと も 常に チェック して っ から 忘れ ん な 。
嘘 は つか ない よ 。
ダンゾウ は 僕ら に とって も 邪魔だ から さ 。
雷 影 様 サムイ 小 隊 です 。
うむ 下 だ !
木 ノ 葉 隠れ より 戻って 参り ました 。
で どう だ ?
サムイ お前 つけ られて たな !? え !?
出て 来い 木 ノ 葉 の 犬 ども !
話 が ある って ば よ 。
もしもし ? そこ の あなた 。 たまに は 空 から →
日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今回 は 隅田 川 じゃ 。 隅田 川 !
近代 的な ビル 群 から 下町 情緒 溢れる 町並み まで →
見どころ 満載 じゃ !
うわ ぁ 東京 スカイツリー 大きく なり ました ね !
もちろん 不思議な 景色 も いっぱいじゃ ぞ !