NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 200 - ナルト の 嘆願
♪~
( シー ) サムイ を つける と は なかなか やる な あんた たち 。
( オモイ ) お前 …。 ( カルイ ) て め え ナルト !
あたし ら を つけて た の か ふざけ や が って !
( ダルイ ) ボス あれ はたけ カカシ っす よ 。
右 の やつ 。 ( エー ) フン わか っと る 。
火影 の 伝令 か はたけ カカシ 。
( カカシ ) いえ 今日 は お 願い が あって 来 ました 。
木 ノ 葉 隠れ の うずまき ナルト の 嘆願 です 。
うずまき ナルト ?
( カカシ ) 少し だけ でも 聞いて やって ください 。
少し 失礼じゃ ない か ?
事前 連絡 も なく 会談 へ の 道中 に こんな こと を 。
失礼な の は 十分 わかって い ます 。
ま ぁ いい そこ の ガキ だ な 話せ 。
( ナルト ) サスケ を …→
うち は サスケ を 始末 する の を 止めて も らいてん だ !
おい … お前 こんな ところ で そんな こと …!
まだ 言って ん の か !? ( ダルイ ) 言う ね 。
( シー ) 何 を 君 は …。 むちゃくちゃ 言って る の も →
わかって る ! でも 俺 は そう 言う しか ねえ から !
サスケ は 友達 だ 。
友達 が 殺さ れる って の に ただ じっと は して らん ねえ よ !
それ に サスケ が もと で 木 ノ 葉 と 雲 が 殺し 合う の は 嫌だ から 。
そっち に も 仲間 に も →
復讐 は させ たく ねえ んだ !
お 願い だって ば よ !
もう 復讐 で 殺し 合う ような こと し たく ねえ んだ !
サスケ は 復讐 の ことば っか だった 。
それ に 取り 憑 かれて 変わ っち まった !
復讐 は おかしく な っち まう 。
知って る やつ じゃ なく な っち まう 。
もう 誰 も サスケ み たく なって ほしく ねえ んだ !
木 ノ 葉 も 雲 も 殺し 合い なんか させ たく ねえ んだ !
だから …。
♪~
(( サクラ : それ じゃあ 私 は 用 が あって 先 に 行く けど →
カカシ 先生 に 任務 報告 よろしく 言って おいて ね 。
うん ちゃんと 言 っと くって ば よ 。 じゃあ ね 。
( サイ ) ナルト は さ 。 うん ?
サクラ の こと 好きでしょ 。
本 に あり ました 好きな 人 の 前 で は →
常に ニコニコ な んだ と 。
君 は いつも そう です 告白 と かした んです か ?
んな もん で きっか よ 。
約束 も 守れ ねえ 男 が よ 。
サイ お前 は す っこ んで ろ ))
《 嫌だ 僕 も じっと なんて して られ ない よ ナルト 》
わし たち は サスケ を 始末 する 。
その後 お前 ら が 踏みとどまれ 。
ケッ … バカ か 。
我々 は 急いで いる 。 もう いい だろう 。
( ヤマト ) 雷 影 様 …。
かつて あなた が 日向 の 白 眼 を 狙い やった こと は →
木 ノ 葉 で は 何も 解決 して い ない 。
戦争 の 火種 を 作った 雲 側 に 対し →
木 ノ 葉 は 血 の 涙 を のんで 戦争 を 回避 した 。
尊い 犠牲 の 上 に あなた 方 は 存在 して いる こと を →
忘れ ないで もらい たい 。
( カカシ ) 今 ここ で 若い 忍 が 不器用 なり に 雲 と 木 ノ 葉 →
互い の 国 里 を 思い 頭 を 下げて いる 。
雷 影 様 あなた は 五 影 の 1 人 と して →
これ を どう とらえ どう 思わ れる 。
忍 が 簡単に 頭 を 下げる な !
忍 が 尊重 する もの は 行動 と 力 だ 。
忍 どうし の 話 に 譲歩 ぐ せ は 禁物 だ 。
人類 の 歴史 は 戦争 の 歴史 だ 。
3 つ の 忍 界 大戦 以後 あらゆる 国 →
里 が 強い 忍術 を 手 に 入れよう と して きた 。
力なき もの は 踏み潰さ れる 。
それ が 忍 世界 の 真理 だ 。
暁 は 国際 指名 手配 と なる 。
そう なれば わし だけ で は ない 。 世界 が サスケ を 狙う 。
犯罪 者 の ため に 頭 を 下げ 仲間 の 安全 の ため に 慈悲 を 請う →
忍 の 世界 で それ は 友情 と は いわ ん 。
木 ノ 葉 の ガキ お前 が 何 を す べき か もっと 考えろ 。
バカ の まま やり 通せる ほど 忍 の 世界 は 甘く ない 。
いく ぞ !
ナルト もう いい 。
頭 を 上げろ 。
♪~
お 待ち して おり ました 。 ( ゼツ ) あいつ だ よ 。
中央 の じ じい 。
( サスケ ) あいつ が … ダンゾウ !
( 会議 の 開始 を 告げる 太鼓 の 音 )
( ミフネ ) 五 影 の 傘 を 前 へ 。
( ミフネ ) 雷 影 殿 の 呼びかけ に より →
今 ここ に 五 影 が 集った 。
( ミフネ ) この 場 を 預かる ミフネ と 申す 。
これ より 五 影 会談 を 始める 。
♪~
この 場 を 預かる ミフネ と 申す 。
これ より 五 影 会談 を 始める 。
( 我 愛 羅 ) 俺 から 話す 。 聞け 。
( オオノキ ) ずいぶん と 五 影 も 様変わり した のう 。
その 歳 で 影 を 名のる と は たいした もん じゃ 風 影 殿 よ 。
親父 さん の 指導 が さぞ すばらしかった ようじゃ が →
礼儀 は 躾 られて ない ようじゃ な 。
だろう な 。
だから 風 影 と して ここ に いる 。
フハハハハ ! 生意気な やつ じゃ ぜ 。
( メイ ) 土 影 様 チャチャ を 入れ ないで ください 。
風 影 様 続けて 。
俺 は 元 人 柱 力 だ 。
( 我 愛 羅 ) 暁 に 拘束 さ れ …。
( カンクロウ ) なんだ あの 土 影 って の は 。 ( テマリ ) 静かに しろ !
だからこそ 暁 が →
極めて 危険な 存在 である と 考えて いる 。
俺 は 何度 も 五 影 に 協力 を 求めた が →
無視 さ れて きた 。
前 火影 以外 は な 。
そもそも それぞれ の 国 が →
人 柱 力 を ここ まで 奪わ れて おいて →
協力 する の が 遅 すぎる 。
フン 。 五 大国 の 隠れ里 が 人 柱 力 を 奪わ れた と あって は →
他国 に 示し が つか ん 。 大 恥 じゃ ぜ 。
( オオノキ ) 秘密裏 に 回収 する の が 常識 。
奪わ れた 時点 で 他国 に 協力 など 求める はず が な いわい 。
体裁 … 面目 …。
くだら ぬ 古い 考え だ 。
《 フン 若 造 が 》
古い 考え か どう か は 別に して 確かに 水 影 と して →
後手 に まわった こと は 認め ましょう 。
ですが 尾 獣 が 奪わ れた から と いって →
それ が すぐに 恐怖 に つながる わけで は あり ませ ん 。
尾 獣 の コントロール に は 技術 と 知識 時間 が 必要です から 。
人 柱 力 は 尾 獣 と ともに 成長 し →
順応 さ せる 必要 が ある 。
それ でも コントロール は 難しい 。 おいそれと は いか ん 。
なぁ そう じゃ ろ ? 風 影 殿 よ 。
( ダンゾウ ) そもそも 尾 獣 を コントロール できた の は …→
うち は マダラ と 初代 火影 の 千 住 柱 間 →
それ に 四 代 目 水 影 の やぐら 。
雷 影 殿 の 弟 の キラービー くらい だった 。 だが …。
( 青 ) 長 十郎 ! ( 長 十郎 ) はい !
( エー ) グダグダ と いいかげんに しろ ~!
フー …。
ここ は 話し合い の 場 で ご ざる 。
礼 を 欠いた 行動 は 謹んで もらい たい 。
下がれ 。 フー トルネ 。
お前たち も だ 。 カンクロウ テマリ 。
青 長 十郎 … 大丈夫 よ 。 はい 。
フン !
( ミフネ ) 話 を 続け ましょう 。
木 ノ 葉 岩 砂 霧 …。
お前 ら の 里 の 抜け 忍 で 構成 さ れ とる の が 暁 だ 。
それ だけ で は ない ぞ 。 前任 者 の 影 も 含めた →
お前 ら の 中 に は 暁 を 利用 して きた 者 が おる こと も →
調べ は つい とる 。 利用 して きた 者 ?
わし は お前 ら を 信用 して おら ん 。 話し合い すら する 気 も なかった 。
だが わし が ここ へ 来て 五 影 を 召集 した の は →
いいかげん お前 ら の 信義 を 問う ため だ 。
利用 して きた と は どういう こと だ ?
風 影 の くせ に 何も 知ら さ れて ない の か ?
自 里 の じじ いど も に 聞いて みろ !
お前 ら は かつて 戦争 に 暁 を 利用 して きた 。
今や 大国 は 一様に 安定 して きた 。
軍拡 から 軍縮 へ と 移行 して いる 。
各国 間 の 緊張 緩和 で 戦争 の 脅威 が 小さく なれば →
国 に とって 軍事 力 が あった 隠れ里 は →
金 喰 い 虫 の 邪魔な 存在 じゃ 。
か と 言って じゃ ぜ うかつに 隠れ里 を 縮小 すれば →
それ は リスク で も ある 。
突然 戦争 に なって みろ 。
実戦 経験 の ない 忍 に 頼る に は 問題 が ある じゃ ろ 。
それ じゃあ 戦争 に 負ける !
その リスク を 回避 する 一 つ の 方法 が 戦闘 傭兵 集団 →
暁 だった と いう こと か 。
自分 の 里 で 優秀な 忍 を 育成 する に は →
手間 と カネ が かかる が …→
戦争 を 生 業 と して いる 暁 は 常に 現役 の プロ 集団 。
しかも 安い カネ で 戦争 を 請け負う 。
その うえ 最高の 結果 を もたらして くれた から のう 。
( エー ) 開き直る な 土 影 。 フン !
砂 は 暁 を 利用 し 木 ノ 葉 崩し に 利用 した 。
大 蛇 丸 だ 。 あの とき 暁 を 抜けて いた か どう か →
定かで は ない が やつ の せい で お前 の 父 四 代 目 風 影 と →
三 代 目 火影 ヒルゼン は 死んだ 。
もっとも これ は 誰 か の 画策 で も ある 可能 性 も →
捨て がたい が な 。
《 古 狸 が …》
それ より いちばん 怪しい の は 霧 隠れ だ 。
お前 ら 霧 は 外交 を し ない 。
暁 発生 の 地 と の 噂 も ある 。
ここ まで 来た ので →
正直に 言い ます 。
《 まさか 五 代 目 は あの こと を …》
先代 … 四 代 目 水 影 の やぐら は →
何者 か に 操ら れて いた ので は ない か →
と いう 疑い が あり ました 。
その 何者 か が 暁 の 可能 性 も あった …。
だから … 事 を 大げさに は し たく なく …。
ど いつも こいつ も …。
口 を 慎め 雷 影 。
そもそも 軍縮 の この 時代 に →
お前 ら が なりふり構わず →
力 を 求めて 忍術 を 集め よる から …。
対抗 する ため に →
暁 を 雇わ ざる を 得 ん ように なって きた んじゃ ぜ 。
なんだ と !? フン !
( ダンゾウ ) 立場 の こと で 言い争う 前 に …。
さきほど 言おう と した こと を 皆 に 伝え たい 。
なんだ ?
暁 の リーダー は おそらく …。
うち は マダラ だ 。
それ は 本当な のです か ?
やつ が 生きて いた の は →
数 十 年 も 昔 の 話 じゃ ない の か ?
その 通り じゃ 。
あやつ は とっくに 死 ん ど る はずじゃ ぜ 。
わし も よく は わから ん 。
ただ かなり 確かな 情報 だ 。
やつ は 不 死 だ と でも 言う の か !?
( ダンゾウ ) かも しれ ん …。 まさか …。
本当の バケモノ だった と は のう …。
オホン …。
中立 国 の 立場 から 言わ せて いただこう 。
暁 の リーダー は 時代 の 流れ を 読んで いた 。
国々 の 安定 →
その 内 に 秘める 不信 感 の スキ を 突き →
力 の 拡大 を 謀って きた 。
何 が 言い たい ?
ま ぁ 焦る な 。
災い 転じて 福 と なす …。
五 影 が 全員 揃う こと も めったに ある こと で は ない 。
どう であろう →
暁 を 処理 する まで の 間 →
世界 初 の 五 大 隠れ里 忍 連合 軍 を 作って みて は 。
連合 軍 だ と ?
いい 案 だ 。 今 は 非常 事態 に 等しい 。
協力 こそ が 必要だ …。
《 いい 流れだ …》
それ に 至って は →
指揮 系統 を 統一 する の が 望ましい 。
これ 以上 の 混乱 は 避け ねば なら ぬ 。
で … 問題 は →
連合 軍 の 権限 を 誰 に 託す か じゃ が …。
あなた 方 だけ で は 揉めごと に なる …。
それゆえ 中 立国 の 立場 を 尊重 して いただいた 上 で →
拙者 が 提案 し たい 。
この 五 影 の 中 で →
誰 が 適任な の か を …。
《 これ で 綱 手 の 時代 は 終わった …》
いまや 人 柱 力 は 木 ノ 葉 の 九 尾 だけ だ 。
それ を どう 導く か が カギ と なろう 。
( ミフネ ) 忍 連合 軍 の 大権 は …。
火影 に 任せて みて は いかが か 。
もしもし そこ の あなた 。
たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今回 は 絶景 ローカル 線 スペシャル 。
豪雪 地帯 を 走る 福島 磐 越 西 線 。
そして もう 春 が そこ まで 来て いる →
火山 と 温泉 の 国 を 走る 南国 列車 鹿児島 指宿 枕崎 線 。
更に 工場 地帯 を 走る 神奈川 鶴見 線 の 豪華 3 本 立て じゃ 。
楽しみです !