NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 210 - 禁じられた 瞳 術
( 香 燐 ) まさか !?
( ダンゾウ ) 無駄だ 。
こ これ は …!?
イタチ !?
( イタチ ) 死ね …。
天 照 !
わし を 幻 術 に かけた の は 褒めて やろう 。
が …。
サスケ ! チャンス だ ろ 何で やめる !?
お前 の 幻 術 など たかが 知れて いる 。
幻 術 時間 を 自在に 操った イタチ の 月 読と は 天地 の 差 だ な 。
( マダラ ) 体 を 縛る 呪 印 か 。
あの とき に 仕掛けた な 。
《 香 燐 : サスケ 動け ない の か !?》
《 こいつ に 術 を 使う 必要 は なかろう 》
《 体 術 と は な 。
どうやら チャクラ を 温存 して おき たい らしい 》
《 解 !》
《 ダンゾウ の チャクラ の 流れ が 変わった いったい 何 を …!?》
《 サスケ が イタチ の 真実 を 知っている なら 暁 も …。
情報 を 隠す の は もはや 無理だ な 》
なぜ …。
お前 は こんな ゴミ の 命 など 残す 必要 が あった と いう のだ 。
イタチ …。
サスケ !
見て みろ イタチ 。
こいつ の この 様 を …。
お前 の 唯一 の …。
失敗 そのもの で は ない か 。
(( マダラ : だが 殺せ なかった 。 弟 だけ は 。
血 の 涙 を 流し ながら 感情 の 一切 を 殺して →
里 の ため に 同胞 を 殺し まくった 男 が →
どうしても お前 を 殺せ なかった 。
その 意味 が お前 に わかる か ?))
(( あいつ に とって お前 の 命 は →
里 より も 重かった のだ ))
( サスケ ) う お ~ っ !
う お ~ っ !!
《 呪 印 を 解く と は これ が スサノオ か …。
さっき まで と は まるで 違う ぞ 》
《 これ が サスケ … この チャクラ →
もう ほとんど 以前 の サスケ じゃ ない 》
《 よし 。 憎しみ が 成長 し 力 を つけて きた 。
体 は それ に 反応 する 。 いい 流れだ 。
俺 の 手助け は 必要 なかった ようだ な 》
着地 を 狙って きた か …。 印 が 間にあわ ん !
しかたない 。
《 どうにか 軌道 は ずら せた か 》
《 今 の 術 で 一気に ダンゾウ の チャクラ が 減った !?
そこ まで して なぜ スサノオ の 攻撃 を かわす 必要 が ある ?
さっき から の こいつ の 術 は 死な ない 能力 の はず …》
《 あの とき 解いた の は 自分 の 術 だった の か ?》
《 あれ は 木 遁 …。 なるほど どおり で …。
あれほど の 写 輪 眼 の 数 →
うち は 一族 で も ない 者 が 扱う に は →
何 か 秘密 が ある と 思って いた が 。
大 蛇 丸め … かなり ダンゾウ と 接触 して いた ようだ な 》
《 初代 柱 間 の 細胞 を 埋め込んで →
身体 エネルギー を 向上 さ せ →
あれほど の 写 輪 眼 を コントロール して いた の か …》
《 いや 死ぬ んだ !
さっき は かわさ なければ 死んで いた !
だから ここ まで の チャクラ を 消費 して !》
サスケ !
その ダンゾウ は 本物 だ !
今 やつ は 無敵に なれる 術 を 解いて いる !
今 なら 殺 れる !
《 あの 女 が 感知 タイプ だった か 。
少々 気づか れた か 。 しかし 遅い !》
ハァ ハァ ハァ …。
やった !
《 違う …。
ダンゾウ の やつ 印 を やった とたん →
チャクラ の 感じ が 少し だけ 変わった !
術 を 発動 した んだ !
こんな 差 うち ぐらい しか わから ない けど …。
おそらく 今 の スサノオ の 攻撃 は 間に合わ なかった 。
く っそ ~!》
《 また 術 を かけ 直した のに →
三 つ の 眼 は 閉じた まま …》
《 見る かぎり 腕 の 写 輪 眼 は 10 個 。
そして 初代 の 細胞 …。
うち は の 力 と 柱 間 の 力 …。
どうやら 九 尾 を コントロール する つもりで いる ようだ な 》
《 こいつ も ナルト を 狙って いる …》
《 ダンゾウ の チャクラ が 更に 減った !
やっぱり この 術 に は かなり の リスク が ある んだ 。
だから 術 を 一 度 解く 必要 が あった …》
(( 解 !))
《 チャクラ を 温存 する ため に !
それ と もう 1 つ →
あの 右腕 の 写 輪 眼 が やつ の 術 に 関係 して る の は 確か 。
閉じて いく あの 眼 に 秘密 が ある 》
《 間違い ない 。
これ は うち は の なか でも 禁 術 に さ れて いた 瞳 術 イザナギ 。
まさか こんな ところ で 見 られる と は な 》
ハァ ハァ ハァ …。
カハッ !
サスケ !
《 うろたえる な ! 今 の うち に できる こと は →
ダンゾウ の 術 を 分析 しきる こと !》
う ぉ ~ っ !
イザナギ …。
ぐ あっ !
《 ほんの わずかな 時間 だけ →
術 者 の ダメージ や 死 を 含めた 不利な もの を →
夢 に 描き かえる こと が でき …》
《 そして 術 者 の 攻撃 など で 有利 と なる もの は 現実 に できる 。
幻 と 現実 の 狭間 を コントロール できる →
己 自身 に かける 究極 幻 術 。
そして イザナギ を 使用 した その 目 は 光 を 失い →
二度と 開く こと は ない 》
《… が あの 眼 の 数 …。
イザナギ の 効果 時間 に は 術 者 に よって 個人 差 が ある 。
それ を むりやり のばす ため に 大 蛇 丸 が 考案 した 実験 物 か …》
《 マダラ め … 参戦 して くる 様子 は な さ そうだ が →
油断 は でき ん 。
やつ と やりあう 力 も 残して おか ねば なら ん 。
会談 で 使った 右 目 が 復活 する まで 時間 も かかる 》
《 しかし この スサノオ 簡単に は いか ん 。
あの 矢 の 攻撃 かわす の は 難しい 。
まだ イザナギ を 解く わけに も いく まい 》
《 この 1 分 に かける か …》
口 寄せ の 術 !
《 この 口 寄せ … 獏 か 。
悪夢 を 食らう バケモノ 。 思った より ずいぶん と 大きい 》
《 ダンゾウ は 見逃さ ない ! どんな こと が あって も !》
《 これ で スサノオ も 動け まい 。
そして 獏 の 吸引 力 を 利用 し 威力 を 上げた !
風 遁 真空 連 波 !》
《 スサノオ の 隙間 … ここ だ !》
火 遁 ! 豪 火 球 の 術 !
ここ で 火 遁 を 使う か 。
吸い込んで いた 風 を うまく 利用 した な サスケ 。
ハァ ハァ …。
ゲホ ゲホ … ゲホ … ハァ ハァ …。
《53 54 55…。
56 57 58 59 60…》
《 あの 眼 …。
約 60 秒 ごと に 1 個 ずつ 閉じて いく …。
その 間 ダンゾウ の チャクラ は 急速に 減り 続けて いる …。
つまり … あの 右腕 は →
この おかしな 術 の 発動 時間 を 表して る って こと で →
まず 間違い ない 。
あと 4 つ …。
つまり 約 240 秒 …。
約 4 分 が 術 の 限界 時間 …。
やつ の 術 が 始動 して いる 間 は サスケ の 攻撃 は 無効 …。
そして ダンゾウ の 攻撃 は 有効に なる 。
この 術 の システム から して …。
ダンゾウ は この 術 が 発動 して いる うち に →
サスケ を 倒そう と やっき の はず …。
相 打ち で さえ ダンゾウ の 勝ち に なる !》
サスケ ! やつ の 術 が 少し だけ わかって きた ぞ !
聞け ! いい か !
その 右腕 の 10 個 が すべて 閉じた とき …。
お前 の 術 が 解ける ようだ な 。
お前 … イザナギ の こと を 知っていた の か ?
やはり そう か !
カマ を かけた か … こざかしい やつ だ !
バ … バカ ! なんで 自分 から !
サスケ ! とにかく 今 は 離れろ !
長期 戦 に 持ち込め !
《 だが それでは 意味 が ない …。
ダンゾウ の 場合 イザナギ を 解いて しまう …。
むしろ そうなれば →
すでに ここ まで 体力 の 減った サスケ が →
圧倒 的に 不利 …》
《 サスケ は イザナギ を 使わ せ 続け →
イザナギ の 効果 時間 を 減らす ため に →
常に 最 速 最高 の スサノオ で 攻めたてて きた 。
サスケ は とっくに 気づいて いた …。
どっち が 先 に バテ る か だ 》
《 残る 力 を すべて チャクラ 刀 に した か …。
決着 の とき だ な …》
その 右腕 を 手 に 入れる ため に …。
何 人 の うち は を 手 に かけた !
その 手 を 下した の は イタチ だ 。
お前 が そう さ せた !
もしもし そこ の あなた 。
たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今回 は 春 の 鎌倉 じゃ 。 鎌倉 !
鎌倉 は 海 あり 山 あり 歴史 あり と →
何度 訪れて も 新しい 発見 が ある 町 じゃ 。
楽しみです !
もちろん 不思議な 景色 も たくさん ある から の ぅ 。