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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 236 - 仲間の背中

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 236 - 仲間 の 背中

( ナルト ) ハックション !

何 だ ? 虫 ?

こんな とこ に … お前 ずいぶん と 冒険 好きだ な 。

雷 の 国 まで 行く なんて 。

そう いや 虫 って いえば 誰 か を 思い出し そうな 。

えっ と … えっ と …。

ねえ これ から 戦争 に なる って ほんとな の ?

あぁ うち の 父ちゃん も 言って た ぜ 。

暁 を ぶ っ 倒す んだ って 。

( シノ ) そうだ 。 これ から 忍 世界 の 未来 が 決まる 戦争 が 始まる 。

シノ 先生 も 戦地 へ 行く の ?

あぁ 。 先生 は 怖く ねえ の か よ ?

バカ ! 先生 が 怖い わけ ないだ ろ 。

いや そんな こと は ない 。 え !?

先生 が 怖い の ? ウソ …。

だが 必ず 生きて 帰る と いう 自信 は ある 。

どうして ?

なぜなら 俺 に は 信頼 できる 仲間 が いる から だ 。

♪~

《 キバ : よし ! 両手 が ふさがれば 》

( スイカ ) む !?

貴 様 たち が オトリ で やつ が 本命 か 。

だが …。

《 火 遁 業 火 球 の 術 !》

たいがい 遠隔 の 術 を 得意 と する 者 は →

接近 戦 が 苦手だ 。

ぐ あっ !

( スイカ ) 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など この 程度 よ 。

シノ ! ( ヒナタ ) 大丈夫 !? シノ 君 。

(( スイカ : 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など この 程度 よ ))

( 紅 ) そう … 逃げ られて しまった の ね 。

面目 ねえ 。

気 に し なくて いい わ 。

あれ から 追加 情報 で わかった こと だ けど →

やつ は 滝 隠れ の 上 忍 から 抜けて 盗賊 に なった 男 よ 。

あなた たち が かなわなくて も しかた の ない 相手 だった 。

綱 手 様 に は 私 から 報告 を して おく わ 。

申し訳 あり ませ ん 。

くれぐれも シノ を 責めて は 駄目 よ 。 わかって る よ 。

でも あいつ 家 に 閉じこもった まま 出て きや し ねえ 。

プライド が 高い やつ だ から な 。

困った わ ね 。

ねえ あなた たち で シノ を 立ち直ら せて あげて 。

え ? でも どう やって ?

あいつ は 俺 たち の 言う こと なんて 耳 を 貸さ ねえ ぜ 。

では 命令 し ます 。

あなた たち で 里 の 南 に ある 温泉 地 に 行き なさい 。

シノ に も そう 言って 。

♪~

( シノ ) 何 か 用 か ? ( キバ ) バレ たか …。

( ヒナタ ) シノ 君 怪我 大丈夫 ? ( シノ ) 心配 ない 。 何の 用 だ ?

なんだ よ 用 が なくて 来ちゃ 駄目 か ?

俺 たち 八 班 だ ろ ?

気 に する な よ 。 いい じゃ ねえ か 1 回 くらい 負けた って 。

相手 は 上 忍 だった んだ 。

まだ 俺 たち は 中 忍 に も なって ねえ んだ ぜ 。

かなわなくて 当たり前だ ろ 。

ま ぁ お め え は 自分 が 強い って 自惚れ が すげ え から よ →

ショック が で か いんだろう けど 。

キバ 君 …。

なんだ よ 落ち込んで ん の は 別の こと か ?

まさか ナルト の お前 へ の リアクション が 薄い って こと と か ?

んな こと 気 に する な よ 。

あいつ は 俺 と 違って ガサツ な ところ が ある から な 。

あぁ わかった ! 気 に して ん の は →

サスケ の 奪回 作戦 に 1 人 だけ 参加 でき なかった こと か ?

でも よ あの 時 は お前 別 の 任務 に ついて た んだ 。

しかた ねえ だ ろ 。 帰れ !

帰ら ねえ 。 俺 たち は これ から 里 の 南 に ある 温泉 地 に 行く んだ 。

なぜ ?

その ほう が シノ 君 の 傷 も 早く 治る だろう し 。

行く つもり は ない 。

ま ぁ そう 言う と は 思った けど よ 。 ところが お前 は 断れ ない んだ な 。

これ は 命令 だ から な 。

った く … 絡み づらい 野郎 だ ぜ 。

あれ から ひと言 も 口 利か ねえ し よ 。

《 キバ 君 も 十分 絡み づらい けど …》

やっと 着いた ! 今日 は ゆっくり 休もう ぜ 。

うん 。

さ ~ て ひと っ 風呂 浴びよう ぜ 赤 丸 !

( 赤 丸 ) ワン ! イヤッホ ~!

うわ っ ! なんだ お前 も 入る の か 。

悪い か ? あぁ いや …。

《 そう いや こいつ の 裸 って … まさか 蟲 だらけ ?

う ぅ ! きも っ 》

入ら ない の か ?

《 百聞 は 一見 に しか ず 》

入る ぜ !

《 普通じゃ ねえ か …》

あぁ … 湯 あたり した 。

( キバ ) うわ ~!

な … 何 だ これ !?

( ヒナタ ) その 練習 私 たち も 混ぜて もらって いい ?

何 やって んだ よ ? 何も 。

まったく 素直じゃ ねえ な お前 は 。

隠す な よ 体 術 の 訓練 だ ろ ? だったら みんな で やら ない ?

どうせ 私 たち も その つもり で 来た から 。

どういう こと だ ?

お め え を 鍛えて もっと 強く する んだ よ 。

お め え みて え に プライド の 高い やつ が 立ち直る に は →

それ しか 方法 は ねえ 。

ま ぁ お前 だけ じゃ なく 俺 たち も 一緒に 訓練 積めば →

一石二鳥 だ し な 。

シノ 君 が 問題 だ と 思って いる の は →

蟲 の 操作 中 接近 戦 に 持ち込ま れた 時 の こと だ よ ね 。

だから そこ を 狙わ れて も →

負け ない 体 術 を 身 に つけよう と して いる 。

その とおり だ 。 だったら 一緒に やろう 。

体 術 なら 1 人 より 相手 が いる ほう が 効率 的だ し 。

わ … 私 が 相手 じゃ 物足りない かも しれ ない けど →

少し は 役 に 立てる と 思う 。

まずは スピード だ と 思う んだ 。

手数 で 相手 を 圧倒 する こと が できれば →

相手 が 印 を 結ぶ の を 封じる こと が できる し 。

異論 は ない 。 いき ます 。

♪~

もっと スピード を 上げる よ 。

お ぉ ヒナタ の やつ 本気だ ぜ 。

おら おら ! ヒナタ に やり込め られて 悔しく ねえ の か ?

悔しく は ない 。 なぜなら →

俺 は どんな 相手 であろう と 差別 は し ない 。

った く 絡み づれ え 。

シノ 君 私 を あの 盗賊 忍者 だ と 思って 。

(( 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など この 程度 よ ))

調子 が 出て きた ね 。

おら ! 敵 が 常に 1 人 だ と は かぎら ねえ !

よ ~ く 周り を 見ろ !

擬 獣 忍法 四 脚 の 術 !

スピード と 視野 が ついてきたら 最後 は イメージ だ よ 。

何 だ よ イメージ って 。

えっ と 敵 を 見極める って こと な んだ けど …。

つまり 敵 の 弱点 は どこ か →

地 の 利 は 生かせ ない か カウンター を 狙える か →

そういう こと を 考え ながら 戦う … と いう こと だ な ?

そう その とおり 。

なるほど な 。 確かに 手数 が 多い と →

目先 の こと で 頭 が いっぱいに なって →

そういう こと は 考え られ なく な っち まう から な 。

でも 大丈夫だ 。 俺 に は 頭脳 が もう 1 つ ある から な 。

な ? 赤 丸 。 ワンワン !

( キバ ) ギャ ~ ッ !

《 わ … 私 何 やって る んだろう …。

でも 隣 が 気 に なる 》

♪~

《 集中 して や がん な シノ の やつ 。

みるみる 腕 が 上がって る ぜ 》

《 すごい 上達 の 仕方 。

シノ 君 と は 手 合わせ した こと なかった けど →

接近 戦 の 潜在 能力 が ここ まで 高い なんて …。

けど 私 も 負ける わけに は いか ない 》

さ ~ て 最終 テスト と いく か 赤 丸 。 ワン !

牙 通 牙 !

何の 真似 だ !

よく かわした な 。 今 の が 最終 テスト だ 。

なに …? 俺 の 牙 通 牙 は な →

忍術 の 中 でも スピード は いちばん だ 。

死角 から の 牙 通 牙 を かわせりゃ たいした もん だ ぜ 。

訓練 は 終わり だ 。

それ じゃ これ で 八 班 の スリーマンセル は 復活 だ ね 。

だ な !

いい や … 俺 は お前たち と スリーマンセル を 組む 気 は ない 。

どうして だ よ !?

なぜなら 俺 に は その 資格 が ない から だ 。

確かに 俺 の 強 さ は 増した 。 だが それ でも →

俺 に は お前たち の 背中 を 守る 自信 は ない 。

シノ 君 …。

すまない …。

て め え ! よく そんな こと が 言える な !

俺 だって ヒナタ だって →

て め え を 立ち直ら せる ため に 今 まで 努力 して きた んだろう が !

感謝 は して いる 。 ざ けん な !

やめて ! キバ 君 !

て め え が そんな 情け ねえ やつ だ と は 思って も み なかった ぜ 。

ワン ! ワン !

これ って 紅 先生 から の 連絡 鳩 。

見ろ よ 。

シノ 君 ! あの 盗賊 が 近く に !

俺 は 行く ぜ 。 で でも →

手紙 に は 紅 先生 が 着く まで 戦う なって …。

わかって る って 。 戦わ なきゃ いい んだ ろ 。

尾行 は 俺 たち 八 班 の お家芸 だ 。

とにかく 俺 は 行く 。 今度 こそ やつ を 逃がさ ねえ !

私 も 行き ます 。

じゃあ … あば よ シノ !

ワン !

シノ 君 … さっき キバ 君 の こぶし を どうして よけ なかった の ?

今 の シノ 君 なら できた のに 。

それ は …。 私 は 今 でも 八 班 の 背中 は →

シノ 君 が 守って くれて る と 信じて る 。

この先 だ 。

白 眼 !

( ヒナタ ) 見つけた !

とりあえず 尾行 だ 。 うん 。

《 スイカ : 来た か …》

クゥ ~ ン 。 この 臭い … 気づか れた か !?

向こう は 尾行 だけ じゃ 済まして くれ ない ようだ ぜ 。

来る ぞ !

クソッ !

火 遁 ! 紅 地 蜘蛛 !

や ばい ! 上 に 行く しか ねえ !

キバ 君 これ !

囲ま れた か …。

また お前 ら か 。 身のほど を 知る こと も 必要だ 。

蒼女 郎 !

( スイカ ) 逃がさ ねえ よ 。

火 遁 ! 火炎 旋風 !

( キバ / ヒナタ ) うわ ぁ ~ っ !

フン 終わった な 。

なに ? これ は 蟲 。

シノ 。 シノ 君 。

また 貴 様 か 。 蒼女 郎 。

クッ これ じゃ 動け ねえ 。

まずは 貴 様 から だ 。 シノ ! シノ 君 !

お前 の 弱点 は 知っている 。 ハァッ !

(( 弱 すぎる 。 所詮 蟲使 い など この 程度 よ ))

なに !?

ならば 。

バカな 。 俺 は お前 に は 負け ない 。

なぜなら 俺 は あの とき の 俺 で は ない から だ 。

《 接近 戦 が 駄目 なら …。

印 が 結べ ん 》

まだ こんな もの で は ない !

グァッ 。 よくも 俺 の 仲間 を 苦しめた な 。

よくも 俺 と 蟲 を 侮辱 した な 。 グァッ !

強 え シノ 。 食らえ 鉄 山 靠 。

ヌァ ~ ッ !

柔 拳 。 グァッ 。

いく ぜ 赤 丸 。 ワン 。

とどめ だ 。

グァ ~ ッ !

紅 先生 。

どうやら 私 の 出番 は なかった よう ね 。

ヘッ 当たり前だ ぜ 。

でも 倒 せた の は ほとんど シノ 君 の おかげ だ けど 。

まあ な 。 ク ~ ン 。

これ で 八 班 は 本当に 復活 ね 。

ああ 。 シノ 俺 は なお め え に だったら いつ だって 背中 を 預ける ぜ 。

私 も 。 わかった 。 なぜなら …。

俺 たち の 間 に 理屈 は いら ねえ っつ ~ の 。

そう だ な 。

ここ まで 来たら せっかく だ も の 温泉 に 入ら ない と ね 。

いい お 湯 です ね 。

それにしても あなた たち だけ で 勝てる なんて →

ほんとに 強く なった わ 。

でも あなた と キバ 2 人 で 来た とき は ちょっと 焦った けど 。

もし かして 紅 先生 私 たち の こと ずっと 見て ました ?

なんの こと ?

まさか あの 忍者 が この 温泉 の 近く に 潜伏 して た の も …。

偶然 よ 偶然 。

ウギャ ~ ッ !

て め ぇ シノ いいかげんに しろ よ 。

お前たち に も いつか わかる 。 戦い は 怖く ない 。

なぜなら 自分 の 背中 は 必ず 仲間 が 守って くれて いる 。

( みんな ) うん 。 わかった 。

ふわ ぁ ~ 誰 だ っけ かな ? や っぱ 思い出せ ねえ や 。

クシュンッ 。 ん ? ん ?

( 開演 ブザー )

( 美 空 ) 皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。

( 拍手 )

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 236 - 仲間 の 背中 ||しっぷう|つたい|しーずん|なかま||せなか Naruto Shippuden - Staffel 11 - 236 - Die Rückseite der Gemeinschaft Naruto Shippuden - Season 11 - 236 - Back of the Fellowship

( ナルト ) ハックション !

何 だ ?  虫 ? なん||ちゅう

こんな とこ に … お前   ずいぶん と 冒険 好きだ な 。 |||おまえ|||ぼうけん|すきだ|

雷 の 国 まで 行く なんて 。 かみなり||くに||いく|

そう いや   虫 って いえば 誰 か を 思い出し そうな 。 ||ちゅう|||だれ|||おもいだし|そう な

えっ と …  えっ と …。

ねえ   これ から 戦争 に なる って ほんとな の ? |||せんそう|||||

あぁ うち の 父ちゃん も 言って た ぜ 。 |||とうちゃん||いって||

暁 を   ぶ っ 倒す んだ って 。 あかつき||||たおす||

( シノ ) そうだ 。  これ から 忍 世界 の 未来 が 決まる 戦争 が 始まる 。 しの|そう だ|||おし|せかい||みらい||きまる|せんそう||はじまる

シノ 先生 も 戦地 へ 行く の ? しの|せんせい||せんち||いく|

あぁ 。 先生 は 怖く ねえ の か よ ? |せんせい||こわく||||

バカ !  先生 が 怖い わけ ないだ ろ 。 ばか|せんせい||こわい|||

いや   そんな こと は ない 。 え !?

先生 が   怖い の ? ウソ …。 せんせい||こわい||うそ

だが   必ず 生きて 帰る と いう 自信 は ある 。 |かならず|いきて|かえる|||じしん||

どうして ?

なぜなら   俺 に は 信頼 できる 仲間 が いる から だ 。 |おれ|||しんらい||なかま||||

♪~

《 キバ : よし !  両手 が ふさがれば 》 ||りょうて||

( スイカ ) む !? すいか|

貴 様 たち が オトリ で   やつ が 本命 か 。 とうと|さま|||||||ほんめい|

だが …。

《 火 遁   業 火 球 の 術 !》 ひ|とん|ぎょう|ひ|たま||じゅつ

たいがい 遠隔 の 術 を 得意 と する 者 は → |えんかく||じゅつ||とくい|||もの|

接近 戦 が 苦手だ 。 せっきん|いくさ||にがてだ

ぐ あっ !

( スイカ ) 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など   この 程度 よ 。 すいか|じゃく|||むしし||||ていど|

シノ ! ( ヒナタ ) 大丈夫 !?  シノ 君 。 しの||だいじょうぶ|しの|きみ

(( スイカ : 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など   この 程度 よ )) すいか|じゃく|||むしし||||ていど|

( 紅 ) そう … 逃げ られて しまった の ね 。 くれない||にげ||||

面目 ねえ 。 めんぼく|

気 に し なくて いい わ 。 き|||||

あれ から   追加 情報 で わかった こと だ けど → ||ついか|じょうほう|||||

やつ は 滝 隠れ の 上 忍 から 抜けて 盗賊 に なった 男 よ 。 ||たき|かくれ||うえ|おし||ぬけて|とうぞく|||おとこ|

あなた たち が   かなわなくて も しかた の ない 相手 だった 。 ||||||||あいて|

綱 手 様 に は 私 から 報告 を して おく わ 。 つな|て|さま|||わたくし||ほうこく||||

申し訳 あり ませ ん 。 もうし わけ|||

くれぐれも   シノ を 責めて は 駄目 よ 。 わかって る よ 。 |しの||せめて||だめ||||

でも   あいつ 家 に 閉じこもった まま 出て きや し ねえ 。 ||いえ||とじこもった||でて|||

プライド が 高い やつ だ から な 。 ぷらいど||たかい||||

困った わ ね 。 こまった||

ねえ   あなた たち で シノ を 立ち直ら せて あげて 。 ||||しの||たちなおら||

え ? でも   どう やって ?

あいつ は   俺 たち の 言う こと なんて 耳 を 貸さ ねえ ぜ 。 ||おれ|||いう|||みみ||かさ||

では   命令 し ます 。 |めいれい||

あなた たち で 里 の 南 に ある 温泉 地 に 行き なさい 。 |||さと||みなみ|||おんせん|ち||いき|

シノ に も   そう 言って 。 しの||||いって

♪~

( シノ ) 何 か 用 か ? ( キバ ) バレ たか …。 しの|なん||よう||||

( ヒナタ ) シノ 君   怪我   大丈夫 ? ( シノ ) 心配 ない 。  何の 用 だ ? |しの|きみ|けが|だいじょうぶ|しの|しんぱい||なんの|よう|

なんだ よ 用 が なくて 来ちゃ 駄目 か ? ||よう|||きちゃ|だめ|

俺 たち 八 班 だ ろ ? おれ||やっ|はん||

気 に する な よ 。  いい じゃ ねえ か 1 回 くらい 負けた って 。 き|||||||||かい||まけた|

相手 は 上 忍 だった んだ 。 あいて||うえ|おし||

まだ 俺 たち は 中 忍 に も なって ねえ んだ ぜ 。 |おれ|||なか|おし||||||

かなわなくて 当たり前だ ろ 。 |あたりまえだ|

ま ぁ   お め え は 自分 が 強い って 自惚れ が すげ え から よ → ||||||じぶん||つよい||うぬぼれ|||||

ショック が   で か いんだろう けど 。 しょっく|||||

キバ 君 …。 |きみ

なんだ よ 落ち込んで ん の は 別の こと か ? ||おちこんで||||べつの||

まさか   ナルト の   お前 へ の リアクション が 薄い って こと と か ? |||おまえ|||||うすい||||

んな こと 気 に する な よ 。 ||き||||

あいつ は 俺 と 違って ガサツ な ところ が ある から な 。 ||おれ||ちがって|||||||

あぁ   わかった ! 気 に して ん の は → ||き|||||

サスケ の 奪回 作戦 に 1 人 だけ 参加 でき なかった こと か ? さすけ||だっかい|さくせん||じん||さんか||||

でも よ   あの 時 は   お前 別 の 任務 に ついて た んだ 。 |||じ||おまえ|べつ||にんむ||||

しかた ねえ だ ろ 。 帰れ ! ||||かえれ

帰ら ねえ 。  俺 たち は   これ から 里 の 南 に ある 温泉 地 に 行く んだ 。 かえら||おれ|||||さと||みなみ|||おんせん|ち||いく|

なぜ ?

その ほう が シノ 君 の 傷 も 早く 治る だろう し 。 |||しの|きみ||きず||はやく|なおる||

行く つもり は ない 。 いく|||

ま ぁ   そう 言う と は 思った けど よ 。 ところが   お前 は 断れ ない んだ な 。 |||いう|||おもった||||おまえ||ことわれ|||

これ は 命令 だ から な 。 ||めいれい|||

った く …  絡み づらい 野郎 だ ぜ 。 ||からみ||やろう||

あれ から ひと言 も 口 利か ねえ し よ 。 ||ひとこと||くち|きか|||

《 キバ 君 も 十分 絡み づらい けど …》 |きみ||じゅうぶん|からみ||

やっと 着いた ! 今日 は   ゆっくり 休もう ぜ 。 |ついた|きょう|||やすもう|

うん 。

さ ~ て ひと っ 風呂 浴びよう ぜ   赤 丸 ! ||||ふろ|あびよう||あか|まる

( 赤 丸 ) ワン ! イヤッホ ~! あか|まる|わん|

うわ っ ! なんだ   お前 も 入る の か 。 |||おまえ||はいる||

悪い か ? あぁ   いや …。 わるい|||

《 そう いや   こいつ の 裸 って … まさか 蟲 だらけ ? ||||はだか|||むし|

う ぅ !  きも っ 》

入ら ない の か ? はいら|||

《 百聞 は 一見 に しか ず 》 ひゃくぶん||いっけん|||

入る ぜ ! はいる|

《 普通じゃ ねえ か …》 ふつうじゃ||

あぁ …  湯 あたり した 。 |ゆ||

( キバ ) うわ ~!

な …  何 だ   これ !? |なん||

( ヒナタ ) その 練習 私 たち も 混ぜて もらって いい ? ||れんしゅう|わたくし|||まぜて||

何 やって んだ よ ? 何も 。 なん||||なにも

まったく 素直じゃ ねえ な   お前 は 。 |すなおじゃ|||おまえ|

隠す な よ   体 術 の 訓練 だ ろ ? だったら   みんな で やら ない ? かくす|||からだ|じゅつ||くんれん|||||||

どうせ   私 たち も その つもり で 来た から 。 |わたくし||||||きた|

どういう こと だ ?

お め え を 鍛えて もっと 強く する んだ よ 。 ||||きたえて||つよく|||

お め え みて え に プライド の 高い やつ が 立ち直る に は → ||||||ぷらいど||たかい|||たちなおる||

それ しか 方法 は ねえ 。 ||ほうほう||

ま ぁ   お前 だけ じゃ なく 俺 たち も 一緒に 訓練 積めば → ||おまえ||||おれ|||いっしょに|くんれん|つめば

一石二鳥 だ し な 。 いっせきにちょう|||

シノ 君 が 問題 だ と 思って いる の は → しの|きみ||もんだい|||おもって|||

蟲 の 操作 中   接近 戦 に 持ち込ま れた 時 の こと だ よ ね 。 むし||そうさ|なか|せっきん|いくさ||もちこま||じ|||||

だから   そこ を 狙わ れて も → |||ねらわ||

負け ない 体 術 を 身 に つけよう と して いる 。 まけ||からだ|じゅつ||み|||||

その とおり だ 。 だったら   一緒に やろう 。 ||||いっしょに|

体 術 なら  1 人 より 相手 が いる ほう が 効率 的だ し 。 からだ|じゅつ||じん||あいて|||||こうりつ|てきだ|

わ …  私 が 相手 じゃ 物足りない かも しれ ない けど → |わたくし||あいて||ものたりない||||

少し は 役 に 立てる と 思う 。 すこし||やく||たてる||おもう

まずは   スピード だ と 思う んだ 。 |すぴーど|||おもう|

手数 で 相手 を 圧倒 する こと が できれば → てすう||あいて||あっとう||||

相手 が 印 を 結ぶ の を 封じる こと が できる し 。 あいて||いん||むすぶ|||ふうじる||||

異論 は ない 。 いき ます 。 いろん||||

♪~

もっと スピード を 上げる よ 。 |すぴーど||あげる|

お ぉ   ヒナタ の やつ   本気だ ぜ 。 |||||ほんきだ|

おら おら !  ヒナタ に   やり込め られて 悔しく ねえ の か ? ||||やりこめ||くやしく|||

悔しく は ない 。  なぜなら → くやしく|||

俺 は   どんな 相手 であろう と 差別 は し ない 。 おれ|||あいて|||さべつ|||

った く   絡み づれ え 。 ||からみ||

シノ 君   私 を あの 盗賊 忍者 だ と 思って 。 しの|きみ|わたくし|||とうぞく|にんじゃ|||おもって

(( 弱 すぎる 。 しょせん 蟲使 い など   この 程度 よ )) じゃく|||むしし||||ていど|

調子 が 出て きた ね 。 ちょうし||でて||

おら ! 敵 が 常に 1 人 だ と は かぎら ねえ ! |てき||とわに|じん|||||

よ ~ く 周り を 見ろ ! ||まわり||みろ

擬 獣 忍法 四 脚 の 術 ! ぎ|けだもの|にんぽう|よっ|あし||じゅつ

スピード と 視野 が ついてきたら 最後 は   イメージ だ よ 。 すぴーど||しや|||さいご||いめーじ||

何 だ よ   イメージ って 。 なん|||いめーじ|

えっ と   敵 を 見極める って こと な んだ けど …。 ||てき||みきわめる|||||

つまり   敵 の 弱点 は どこ か → |てき||じゃくてん|||

地 の 利 は 生かせ ない か カウンター を 狙える か → ち||り||いかせ|||かうんたー||ねらえる|

そういう こと を 考え ながら 戦う …  と いう こと だ な ? |||かんがえ||たたかう|||||

そう   その とおり 。

なるほど な 。 確かに 手数 が 多い と → ||たしかに|てすう||おおい|

目先 の こと で 頭 が いっぱいに なって → めさき||||あたま|||

そういう こと は 考え られ なく な っち まう から な 。 |||かんがえ|||||||

でも   大丈夫だ 。 俺 に は 頭脳 が もう 1 つ ある から な 。 |だいじょうぶだ|おれ|||ずのう||||||

な ?  赤 丸 。 ワンワン ! |あか|まる|わんわん

( キバ ) ギャ ~ ッ !

《 わ …  私   何 やって る んだろう …。 |わたくし|なん|||

でも   隣 が 気 に なる 》 |となり||き||

♪~

《 集中 して や がん な   シノ の やつ 。 しゅうちゅう|||||しの||

みるみる 腕 が 上がって る ぜ 》 |うで||あがって||

《 すごい 上達 の 仕方 。 |じょうたつ||しかた

シノ 君 と は 手 合わせ した こと なかった けど → しの|きみ|||て|あわせ||||

接近 戦 の 潜在 能力 が ここ まで 高い なんて …。 せっきん|いくさ||せんざい|のうりょく||||たかい|

けど   私 も 負ける わけに は いか ない 》 |わたくし||まける||||

さ ~ て   最終 テスト と いく か   赤 丸 。 ワン ! ||さいしゅう|てすと||||あか|まる|わん

牙 通 牙 ! きば|つう|きば

何の 真似 だ ! なんの|まね|

よく かわした な 。 今 の が   最終 テスト だ 。 |||いま|||さいしゅう|てすと|

なに …? 俺 の 牙 通 牙 は な → |おれ||きば|つう|きば||

忍術 の 中 でも   スピード は いちばん だ 。 にんじゅつ||なか||すぴーど|||

死角 から の 牙 通 牙 を かわせりゃ たいした もん だ ぜ 。 しかく|||きば|つう|きば||||||

訓練 は 終わり だ 。 くんれん||おわり|

それ じゃ   これ で 八 班 の スリーマンセル は 復活 だ ね 。 ||||やっ|はん||||ふっかつ||

だ な !

いい や …  俺 は   お前たち と スリーマンセル を 組む 気 は ない 。 ||おれ||おまえたち||||くむ|き||

どうして だ よ !?

なぜなら   俺 に は その 資格 が ない から だ 。 |おれ||||しかく||||

確かに   俺 の 強 さ は 増した 。 だが   それ でも → たしかに|おれ||つよ|||ました|||

俺 に は   お前たち の 背中 を 守る 自信 は ない 。 おれ|||おまえたち||せなか||まもる|じしん||

シノ 君 …。 しの|きみ

すまない …。

て め え ! よく そんな こと が 言える な ! |||||||いえる|

俺 だって   ヒナタ だって → おれ|||

て め え を 立ち直ら せる ため に 今 まで 努力 して きた んだろう が ! ||||たちなおら||||いま||どりょく||||

感謝 は して いる 。 ざ けん な ! かんしゃ||||||

やめて !  キバ 君 ! ||きみ

て め え が   そんな 情け ねえ やつ だ と は   思って も み なかった ぜ 。 |||||なさけ||||||おもって||||

ワン !  ワン ! わん|わん

これ って   紅 先生 から の 連絡 鳩 。 ||くれない|せんせい|||れんらく|はと

見ろ よ 。 みろ|

シノ 君 !  あの 盗賊 が 近く に ! しの|きみ||とうぞく||ちかく|

俺 は 行く ぜ 。 で   でも → おれ||いく|||

手紙 に は   紅 先生 が 着く まで 戦う なって …。 てがみ|||くれない|せんせい||つく||たたかう|

わかって る って 。 戦わ なきゃ いい んだ ろ 。 |||たたかわ||||

尾行 は   俺 たち 八 班 の お家芸 だ 。 びこう||おれ||やっ|はん||おいえげい|

とにかく   俺 は 行く 。 今度 こそ   やつ を 逃がさ ねえ ! |おれ||いく|こんど||||にがさ|

私 も 行き ます 。 わたくし||いき|

じゃあ …  あば よ   シノ ! |||しの

ワン ! わん

シノ 君 …  さっき   キバ 君 の こぶし を どうして よけ なかった の ? しの|きみ|||きみ|||||||

今 の シノ 君 なら   できた のに 。 いま||しの|きみ|||

それ は …。 私 は   今 でも 八 班 の 背中 は → ||わたくし||いま||やっ|はん||せなか|

シノ 君 が 守って くれて る と 信じて る 。 しの|きみ||まもって||||しんじて|

この先 だ 。 このさき|

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) 見つけた ! |みつけた

とりあえず   尾行 だ 。 うん 。 |びこう||

《 スイカ : 来た か …》 すいか|きた|

クゥ ~ ン 。 この 臭い …  気づか れた か !? |||くさい|きづか||

向こう は   尾行 だけ じゃ 済まして くれ ない ようだ ぜ 。 むこう||びこう|||すまして||||

来る ぞ ! くる|

クソッ !

火 遁 !  紅 地 蜘蛛 ! ひ|とん|くれない|ち|くも

や ばい !  上 に 行く しか ねえ ! ||うえ||いく||

キバ 君   これ ! |きみ|

囲ま れた か …。 かこま||

また   お前 ら か 。 身のほど を 知る こと も 必要だ 。 |おまえ|||みのほど||しる|||ひつようだ

蒼女 郎 ! あおおんな|ろう

( スイカ ) 逃がさ ねえ よ 。 すいか|にがさ||

火 遁 !  火炎 旋風 ! ひ|とん|かえん|せんぷう

( キバ / ヒナタ ) うわ ぁ ~ っ !

フン   終わった な 。 ふん|おわった|

なに ?  これ は   蟲 。 |||むし

シノ 。 シノ 君 。 しの|しの|きみ

また 貴 様 か 。  蒼女 郎 。 |とうと|さま||あおおんな|ろう

クッ   これ じゃ 動け ねえ 。 |||うごけ|

まずは 貴 様 から だ 。 シノ ! シノ 君 ! |とうと|さま|||しの|しの|きみ

お前 の 弱点 は 知っている 。  ハァッ ! おまえ||じゃくてん||しっている|

(( 弱 すぎる 。 所詮   蟲使 い など この 程度 よ )) じゃく||しょせん|むしし||||ていど|

なに !?

ならば 。

バカな 。 俺 は お前 に は 負け ない 。 ばかな|おれ||おまえ|||まけ|

なぜなら 俺 は あの とき の 俺 で は ない から だ 。 |おれ|||||おれ|||||

《 接近 戦 が 駄目 なら …。 せっきん|いくさ||だめ|

印 が 結べ ん 》 いん||むすべ|

まだ   こんな もの で は ない !

グァッ 。 よくも 俺 の 仲間 を 苦しめた な 。 ||おれ||なかま||くるしめた|

よくも 俺 と 蟲 を 侮辱 した な 。 グァッ ! |おれ||むし||ぶじょく|||

強 え   シノ 。 食らえ   鉄 山 靠 。 つよ||しの|くらえ|くろがね|やま|こう

ヌァ ~ ッ !

柔 拳 。 グァッ 。 じゅう|けん|

いく ぜ   赤 丸 。 ワン 。 ||あか|まる|わん

とどめ だ 。

グァ ~ ッ !

紅 先生 。 くれない|せんせい

どうやら 私 の 出番 は なかった よう ね 。 |わたくし||でばん||||

ヘッ   当たり前だ ぜ 。 |あたりまえだ|

でも   倒 せた の は ほとんど シノ 君 の おかげ だ けど 。 |たお|||||しの|きみ||||

まあ な 。 ク ~ ン 。

これ で 八 班 は 本当に 復活 ね 。 ||やっ|はん||ほんとうに|ふっかつ|

ああ 。  シノ   俺 は なお め え に だったら いつ だって 背中 を 預ける ぜ 。 |しの|おれ|||||||||せなか||あずける|

私 も 。 わかった 。  なぜなら …。 わたくし|||

俺 たち の 間 に 理屈 は いら ねえ っつ ~ の 。 おれ|||あいだ||りくつ|||||

そう だ な 。

ここ まで 来たら せっかく だ も の 温泉 に 入ら ない と ね 。 ||きたら|||||おんせん||はいら|||

いい お 湯 です ね 。 ||ゆ||

それにしても   あなた たち だけ で 勝てる なんて → |||||かてる|

ほんとに 強く なった わ 。 |つよく||

でも   あなた と キバ  2 人 で 来た とき は ちょっと 焦った けど 。 ||||じん||きた||||あせった|

もし かして 紅 先生 私 たち の こと ずっと 見て ました ? ||くれない|せんせい|わたくし|||||みて|

なんの こと ?

まさか   あの 忍者 が この 温泉 の 近く に 潜伏 して た の も …。 ||にんじゃ|||おんせん||ちかく||せんぷく||||

偶然 よ   偶然 。 ぐうぜん||ぐうぜん

ウギャ ~ ッ !

て め ぇ   シノ   いいかげんに しろ よ 。 |||しの|||

お前たち に も いつか わかる 。 戦い は 怖く ない 。 おまえたち|||||たたかい||こわく|

なぜなら 自分 の 背中 は 必ず 仲間 が 守って くれて いる 。 |じぶん||せなか||かならず|なかま||まもって||

( みんな ) うん 。 わかった 。

ふわ ぁ ~  誰 だ っけ かな ? や っぱ 思い出せ ねえ や 。 ||だれ||||||おもいだせ||

クシュンッ 。  ん ?  ん ?

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

( 美 空 ) 皆様   お 変わり ございませ ん か ? び|から|みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり   お 楽しみ ください 。 |さいご|||||たのしみ|

( 拍手 ) はくしゅ

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた