NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 240 - キバ の 決意
(( キバ : いつも どおり あそこ に 一番乗り した やつ が →
こいつ を 総 取り だ 。 ( 赤 丸 ) ワンワン !
任せ とけ 赤 丸 。
お前 に も 分けて やる から よ 。
( ヒバチ ) 何 言って んだ ! 俺 が 勝つ から な !
( ウナギ ) い ~ や お 菓子 は 俺 が いただく 。
( シカマル ) チョウジ ほんとに や ん の か ? どうせ キバ の 勝ち だ ぜ 。
( チョウジ ) 大丈夫 。 僕 は 食べ物 が かかる と 負け ない から ね 。
シカマル ! ん ?
や ん ねえ なら タイム 計って くれよ 。
チッ 。 めん どくせ え な 。
( ナルト ) ちょっと 待った !
その 勝負 俺 が 受けて やる って ば よ ! と ぉっ !
( ヒバチ ) は ぁ ? お前 じゃ 相手 に なん ねえ よ 。
帰れ 帰れ ! ナルト じゃ カモ に なる だけ だ 。
だったら もらえる お 菓子 が 増える ね 。
ヘッヘッヘ …。 フッフッフ …。
そう だ なぁ お 菓子 さえ 出せば 誰 でも 入れて やる よ 。
もちろん ! 持ってきた って ば よ 。
クククク ! こんなに 食 いきれ ねえ な 。
な に 勝つ 気 で いる んだ よ ! ( ウナギ ) お め え は ドベ 決定 だ 。
んじゃ 俺 は 先 に ゴール に 行って 合図 出して やっ から よ 。 あぁ 。
1 番 は 俺 だって ば よ !
♪~
そろそろ だ な 。
いつでも こい って ば よ !
ワン !
や っほ ~! ワンワン !
おっしゃ ! タイム は ?
お ぉ 新 記録 だ ぜ !
僕 の お 菓子 …。 ハァ ハァ ハァ …。
( キバ ) ヘヘヘ …。 ( ウナギ ) クソーッ また キバ の 勝ち か よ 。
でも あの バカに は 勝った けど な 。
クーッ !
ワンワン !
僕 の お 菓子 …。 よし もう 1 回 !
もう 1 回 勝負 だって ば よ !
バーカ 。 俺 の タイム 超えて から 言え って え の 。
ハハハハ !))
クゥ ~ ン 。
夢 か … ハァー 。
( あくび )
( ツメ ) 寝 ぼ すけ に やる 朝飯 は ない よ 。
った く 戦争 が 近い って いう のに !
戦争 ? 任せ と けって 。 俺 1 人 で ぶ っ 倒して やる よ 。
バカ ! ほんとに バカ !
戦争 は そんなに 甘い もん じゃ ない よ !
まったく 同期 の ナルト 君 は 里 の 英雄 だって いう の に 情けない 。
あ ~ あ ~! 修業 して き ます よ !
ナルト は 関係 ねえ だ ろ 。 朝っぱら から うる せ え よ 。
里 の 英雄 様 さま だ な 。
あぁ ナルト の おかげ で 助かった 命 だ 。
里 だって なん だって 元どおりに して やろう ぜ !
お ぉ ~! 不愉快な 朝 だ ぜ 。
お前 も そう 思う だ ろ ? 赤 丸 。
クゥ ~ ン 。 なんだ よ 。
お前 まで 英雄 様 の 味方 か よ 。 ワンワン !
チッ ど いつも こいつ も …。
そりゃ あいつ は 里 を 救った けど よ 。
( 歓声 )
ケッ ! クゥ ~ ン …。
ガキ の 頃 は ずっと ドベ だった んだ ぞ あいつ 。
( シノ ) ナルト の こと か ?
シ … シノ !
( シノ ) 今や ナルト は 里 の 英雄 だ 。
あ あぁ …。 ドベ だった のに な 。
その ドベ に 中 忍 試験 で 負けた の は →
お前 だ が な 。 な っ …。
(( 遅い ! ( オナラ の 音 )
あっ !
ギャ ~!))
あの 屁 さえ なければ 勝って いた の は 俺 の ほう だ !
戦い に もしも は ない 。
なぜなら 時間 を さかのぼる こと は でき ない から だ 。
相変わらず めん どくせ え 言い 方 しや が って 。 ワン !
それ に …。
今 の ナルト は ずいぶん と 俺 たち の 先 に 行って しまった 。
そんな 差 くらい →
必ず 追いついて やる ぜ ! 当然だ 。
しかし ナルト に 置いて かれた まま で いら れる か よ 。
あいつ の 背中 を ずっと 見て る なんて あり え ねえ よ 。
ワン ! じゃあ な 。
牙 狼 牙 !
クソッ 駄目だ …。
ワンワン ! 言わ れ なくて も わかって る って 。
もっと 威力 を 上げ ねえ と な 。
( カカシ ) おや ? 修業 かい ? 感心 感心 。
ん ? どうかした の ? いつも の お前 らしく も ない 。
俺 もっと 強く なり て えん だ 。
ナルト より も な 。 ナルト ?
あいつ と は ガキ の 頃 から の つきあい だ 。
だから これ 以上 差 を つけ られ たく ねえ 。
キバ …。 そうだ ! カカシ 先生 !
俺 に 修業 を つけて くれよ 。 え ?
紅 先生 は 身重 だ し ガイ 先生 は 里 に い ねえ 。
今 俺 が 頼れる の は カカシ 先生 だけ な んだ よ 。
ワンワン ! ふ ~ む …。
ナルト の 強 さ を いちばん 知って る の も カカシ 先生 だ ろ ?
そこ まで 言わ れちゃ しかたない 。 ( キバ ) 先生 !
協力 して あげ よう じゃ ない の 。
忍法 口 寄せ ! 土 遁 追 牙 の 術 !
え ?
うわ っ !
いや ぁ 協力 し たい の は やまやま だ けど →
俺 なにかと 忙しい の よ ね 。
って こと で 君 の 相手 は こい つら に 任せる から 。
そんな … カカシ 先生 ! ワンワン !
こんな やつ ら じゃ 修業 に なん ね …。
( キバ ) ギャ ~!
( パックン ) ナルト より も 強く なる だ と その ありさま で か ?
ふざけ ん な ! ちょっと 油断 した だけ だ !
すぐに 前言 撤回 さ せて やる ! ( 赤 丸 ) ワンワン !
( パックン ) カカシ の 頼み だ から つきあって はやる が →
拙者 たち も 暇で は ない から な 。 本気で こい !
カカシ 先生 適当な 理由 つけて 逃げ や が って 。
すぐ に でも 引きずり出して やる ぜ !
吠える の は 拙者 の 背負って いる この 巻物 を 奪って からに しろ 。
お も しれ え 。 すぐに 終わら せて やる 。
擬 獣 忍法 獣 人 分身 !
四 脚 の 術 ! ( 赤 丸 ) ワンワン !
気 ばかり 早 って 連係 を おろそかに する と は …。
鶴 翼 の 陣 !
う っ うわ っ !
( グルコ ) ナルト より も 強く なり たい と か 言う から どれほど か と 思えば 。
( ウーヘイ ) この 程度 か よ 。
て め えら ! 本当に 怪我 して も 知ら ねえ から な !
( パックン ) 吠える だけ で なく やって みせろ 。
ワンワン ! あぁ 今度 は 全力 で いく !
擬 獣 忍法 獣 人 分身 !
獣 人体 術 奥義 !
牙 通 牙 !
( パックン ) 散 !
( キバ ) 逃がす かよ ! 方 円 の 陣 !
( ビスケ ) 忍 犬 忍法 砂 塵 の 舞 !
視界 を さえぎら れた って 俺 たち の 嗅覚 は お前 ら を 逃がさ ねえ !
そこ だ !
ずいぶん と 単純な 手 に 引っかかる やつ だ 。
( キバ ) クッソ ~! これ で は ナルト に 追いつく どころ か →
一生 及ば ぬ ぞ ! まったく もって なって ない 。
戦い を 前 に 冷静 さ を 失い →
あま つ さえ 敵 の 力量 を はかろう と も せ ず →
ただ 勢い に 任せて 攻撃 を 急ぎ 自滅 を … ん ?
( パックン ) こら ! どこ へ 行く !? やめ だ やめ だ !
犬 を 相手 に マジ に なれる か って え の !
( パックン ) 逃げる の か ? 俺 は な もともと →
カカシ 先生 に 修業 を 頼んだ んだ よ !
それ が …。 ( シバ ) すぐ 終わら せる って →
言った の お前 さん だ ぜ 。
すぐに って え の だけ は たしかだった な →
あいつ の 負け で 。 ( 笑い声 )
うる せ え ! 無駄な こと は し ねえ だけ だ !
こんな 修業 怪我 して まで やる よう もんじゃ ねえ !
や っぱ 逃げ出す んじゃ ねえ か 。
やる 気 が ない なら 去れ !
あぁ そう さ せて もらう 。 俺 たち だけ で 修業 する ぞ 赤 丸 。
ワンワン ! 逃げる んじゃ ねえ !
あんな 修業 いくら やって も 意味 が ねえ だ ろ !
ワンワン ! ちょ … 赤 丸 何 を !?
どこ 行く んだ よ !? ワンワン !
おい ! 赤 丸 !
赤 丸 ! どこ 行く んだ !? 止まれ ! 止まれ って !
う うわ ぁっ !
いて え なぁ … あっ ここ …。
ワンワン ! ナルト ?
あいつ は 結局 俺 に は 勝て なかった だろう 。
おい ! 赤 丸 ! 待てよ 。
イテテテ … 知って る よ ずっと 俺 が トップ だった だろう 。
あっ … なんで あいつ の 名前 が …。
( ヒナタ ) キバ 君 。 ヒナタ … なんで ?
アカデミー の 頃 から たまに ここ で 修業 して る の 。
( ヒナタ ) ナルト 君 が いつも 走って たから 。
ナルト ? うん …。
あの 頃 ナルト 君 毎日 「 キバ 君 の 記録 を 抜く んだ 」 って …。
(( と ぉ ~ っ !
クソッ ! 全然 駄目じゃ ねえ か …。
と ぉ ~ っ !
ナ ナルト 君 …。
と ぉ ~ っ !
なんで … クソッ !
クソ ! あと ちょっと な のに !
お ~ っ 。 クソッ 。
クソッ 。
クソッ !
て や ぁ ~ っ !
やった !
新 記録 だ ))
ナルト 君 記録 を 更新 する まで 毎日 走って た んだ よ 。
ナルト 君 らしい よ ね 。
赤 丸 お前 知って た の か ? ワン 。
った く あの バカ は しつけ え ん だ から よ 。 え ?
ドベ が なんで あきらめ ねえ か な 。 った く よ 。 ほん と バカ 。
ほん と しつけ ぇ 。 ドベ の バカ 。 バカドベ 。 ヘッヘッ 。 ワン 。
( キバ ) 悪い 待た せた な 。
( パックン ) 逃げ 帰った か と 思った が 。
あきらめる の は やめよう と 思って よ 。 赤 丸 。
ワォ ~ ン 。
ほ ぅ 場 の 把握 から 始める か 。
これ で もう 岩 に ぶち当たって 自滅 なんて 無 様 な 真似 は し ねえ よ 。
ふ ~ む どうやら さっき まで と は 気持 が 違う ようだ な 。
その 背中 の 巻き物 を 取れば いい んだった よ な 。
今度 は 前言 を 撤回 して もらう 。
グルル …。
赤 丸 いく ぞ 。 ウォ ~ ン 。
擬人 忍法 獣 人 分身 。
グルル 。
牙 通 牙 。
( パックン ) 散 。
犬 壁 の 陣 。
ムッ 。 散 。
よけろ 赤 丸 。
グアッ 。
クッ 赤 丸 。 集合 。
怪我 は して ねえ か ? 赤 丸 。 ク ~ ン 。
正面 衝突 は 避け られた ようだ な 。 どう する ? もう やめる か ?
やめた って 言った だろう ?
あきらめる の を よ ぉ ! やめた の か ?
ああ やめた 。 そう か 。
ち げ えよ 。 あきらめる の を やめた んであって →
お前 ら と の 修業 は やめ ねえ よ 。
やめ ない の か ? ああ やめ ねえ 。
俺 も あいつ … みたいに 。
あいつ ?
あっ 。
フッ 俺 は な …。 バカに なる んだ !
今 でも 十 分 バカに 見える が 。
あぁ 違う ! だ から …。
( ビスケ ) バカな んだ ろ ? そう …。
いや 違う 種類 の バカで ! バカ は バカだ ろ 。
そう じゃ なくて …。 ( 赤 丸 ) ク ~ ン 。
何 が 言い たい んだ ? あぁ ~!
だから よ ぉ … あぁ もう !
フッ … フフフ …。
お前 ら もう 許さ ねえ から な 。
なんだ ? お前 の バカ は 拙者 たち の せい で は なかろう が 。
うる せ え !!
犬塚 流 人 獣 コンビ 変化 !
散 !
いく ぞ ! 牙 狼 牙 !
こいつ は 強烈だ 。
考えた な 。 これ で は 同士討ち を 誘え ない 。
だが 小回り は きか ぬ ようだ 。
砂 塵 の 舞 !
( キバ ) チッ ! やつ ら また …。
( 赤 丸 ) ワン ! ( キバ ) 大丈夫だ 赤 丸 。
地形 は ダイナミックマーキング で 把握 して いる 。
忍 犬 忍法 犬 毛 分身 !
( キバ ) 突っ込む ぞ ! ( 赤 丸 ) ワン !
( パックン ) 本物 が どこ に いる か わかる まい 。
( キバ ) クソッ !
( パックン ) フッフッフッフッ …。
ワン ワン ! そう か !
やつ は 「 どこ に 」 と 言った 。 「 どれ か 」 と は 言わ ず に 。
って こと は … やつ の 本体 は あの 中 に はい ねえ !
ワン ワン ! 落ち着け 赤 丸 。
冷静に なれ 。 冷静に なる んだ !
( パックン ) 無駄だ あきらめる のだ な 。
うる せ え ! あきらめ ねえ って 言って んだろう が !
ワン ! あ そう だ な 。 落ち着け 。
冷静 … 冷静に なる んだ 。
赤 丸 と 俺 2 つ の 鼻 で →
どんな かすかな ニオイ だって 見つけ出す んだ 。
ワン !
そこ か !
クッ … して やられた 。
キバ よ 前言 は 撤回 して やろう 。
あら ~ パックン やられちゃ った ?
不覚 。 ヘヘヘヘ 。
キバ やる じゃ ない 。
ヘッ … ヘヘヘ !
あり が とよ カカシ 先生 。 ワン !
なんの なん の 。 俺 は 何も して ない けど ね 。
《 俺 たち は あきらめ ねえ 絶対 に !
あきらめ なければ いつか …》
あ ! ん ?
どうした ? グルコ 。
あいつ さ あの 時 …。
(( バカに なる んだ !))
ナルト みたいに なり たい って 言い たかった の か な ?
アハハ それ は 言え ない よ ね 。
キバ だって プライド が ある んだ から 。
( 開演 ブザー )
[ 外 :668 EFE 227046308 AE 8 E 72 C 016 F 2 EA 3 D 7]( 美 空 ) 皆様 お かわり ございませ ん か ?
[ 外 :668 EFE 227046308 AE 8 E 72 C 016 F 2 EA 3 D 7] 美 空 ひばり です 。
[ 外 :668 EFE 227046308 AE 8 E 72 C 016 F 2 EA 3 D 7] で は 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 拍手 )