NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 247 - 狙われた 九 尾
( キラービー ) で か した ヤマト 。
( ヤマト ) いや 僕 の 力 で は …。
ナルト 自身 の 力 で 止まった ようです 。
しかし こんな 状態 の まま で 大丈夫な んでしょう か ?
う ~ ん 。
現在 ナルト は 九 尾 と 対決 。
早 めの 決着 みんな が 待望 。
待って る 俺 たち とっても 退屈 。
退屈しのぎ に 2 人 で 体操 。
こんな とき に ラップ か まして る 場合 です か !
シャラップ !
今 ナルト は 己 自身 の なか で 一 人 九 尾 と 戦って る 。
俺 たち が 手助け できる の は ここ まで だ 。
ナルト の こと を 思って いる のであれば →
今 俺 たち に できる こと は ただ ひと つ 。
ナルト を 信じて 待って て やる こと だけ だ 。
(( クシナ : 愛して る ))
《 ナルト : 何 だろう …。
すげ え 安心 する 》
(( クシナ : あなた を 愛して る ))
《 すげ え 嬉しい 》
う お ~ っ !
《 九 尾 : クシナ め 》
う お ~ っ !
フフッ 。 こ これ は …。
いい 感じ このまま 監視 。
九 尾 を おさえて いる 私 の チャクラ も そう もた ない 。
今 の うち に やっちゃ い なさい !
おう !
多重 影 分身 の 術 !
ガキ !
いく ぜ !
やっぱり 強い わ ね 。
食らえ !
螺旋 超 多 連 丸 !
のぼせる な !
《 まだ いける って ばね !》
ここ だ 。
これ は …。
仙人 モード 。
♪~
仙法 超 大玉 !
螺旋 多 連 丸 !
もう ひと 押し !
《 何 だ この 力 は …》
引け !
う っ … 飛んで け !
《 クシナ : やった 九 尾 の チャクラ を 引きずり出した ね !》
♪~
ん … ん っ ?
これ は … これ が 九 尾 の …。
ナルト わし を … わし を 怒ら せた な !
ナルト !!
まだ こん だけ の 力 が !
や っぱ すげ ぇや オメエ は !
( 吠え 声 )
《 これ は 六 道 の …》
覚えて いろ ナルト 。
《 ごめん な 九 尾 。
でも オメエ を 悪い ように は し ねえ から 。
少し の 間 待って て くれ 》
やった わ ね ナルト !
うん …。
母ちゃん は 今 …。
これ で ミナト の ところ へ やっと 行ける 。
行く 前 に →
あなた に 言って おか なきゃ なら ない こと が ある の 。
ナルト あなた が 生まれた 16 年 前 の 事件 。
その 真相 を 言って おく わ 。
16 年 前 の 真相 ?
私 は あなた の 前任 の 九 尾 の 人 柱 力 。
まずは そこ から ね 。
九 尾 の 人 柱 力 だった ? 母ちゃん が ?
そう 。
16 年 前 の 話 を する に は →
まず 私 の こと に ついて 知って おいて ほしい の 。
私 は 2 番 目 の 九 尾 の 人 柱 力 と して 選ば れた 。
ホント 言う と 九 尾 の 人 柱 力 と なる ため →
木 ノ 葉 に 連れて こ られた の 。
渦 の 国 から ね 。
なんで …。
なんで 他の 国 の 母ちゃん が →
人 柱 力 なんか に なん なきゃ いけなかった んだ よ !?
確かに 他の 国 他の 里 だ けど →
火 の 国 と 渦 の 国 木 ノ 葉 隠れ の 里 と 渦潮 隠れ の 里 は →
深い 関係 に あった の 。
木 ノ 葉 の 千手 一族 と 渦潮 の うずまき 一族 は →
遠い 血縁 関係 に あたる 忍 たち 。
生命 力 に 長 けた 者 ばかり で →
渦潮 の 里 は 別 命 長寿 の 里 と 呼ば れ …。
封印 術 を 得意 と する 一族 たち が 住んで いた の 。
ちょっと 荒っぽい けど ね 。
あなた の お腹 の 四 象 封印 も ベース なって いる の は →
もともと 私 たち の 里 の 術 だし →
ミナト … 父さん に いろいろ 封印 術 を 教えた の は →
お 母さん な の よ 。
ナルト あなた の 背中 に ある マーク 。
それ が 渦潮 隠れ の マーク 。
今 でも 木 ノ 葉 の なか で は 友好 の 証し と して →
その マーク が 用い られて いる でしょ ?
渦潮 隠れ の 里 って …。
今では もう なくなって しまった 里 な の 。
戦乱 の 時代 その 封印 の 能力 を 恐れ られ →
狙わ れて いつしか 滅びて しまった 。
生き残った 者 たち も 身分 を 隠して →
各地 へ 散らばって しまった らしい わ 。
だから って なんで 母ちゃん が そんな こと を …。
渦潮 の 里 の なか でも 私 は 特に →
九 尾 を 抑え こめる 強い チャクラ を 持って 生まれた らしくて ね 。
初代 火影 … 千手 柱 間 様 と うち は マダラ の 戦い は 知って る ?
うん 。
私 の 前任 の 人 柱 力 だった 人 は 初代 火影 の 妻 に なった 人 。
その 人 の 名 は うずまき ミト 。
マダラ と の 戦い で 九 尾 を 手 に した 初代 柱 間 様 の 力 に なる ため →
ミト 様 は 封印 術 で おのれ の 中 に 九 尾 を 封印 し →
九 尾 の 人 柱 力 と なった 。
それ から は ずっと 木 ノ 葉 が 九 尾 を 所有 して きた 。
でも その ミト 様 が 余命 わずかに なった とき →
私 が 連れて こ られた の 。
九 尾 の 器 と して ね 。
それ じゃ まるで も の 扱い じゃ ねえ かよ !
連れて こ られた とき 私 に も 事実 は 知ら さ れて い なかった し →
それ を 聞いた とき は ショック だった の は たしか 。
この こと は すべて 極秘 と さ れて いた し →
知っていた の は 三 代 目 を 含め 上層 部 数 人 だけ 。
三 忍 で すら 知ら さ れて い なかった 。
私 は 人 柱 力 の プレッシャー や 孤独 感 で 押し潰さ れ そうに なった 。
でも 前任 の ミト 様 が 私 を 呼んで くれて …。
(( ミト : も そっと 近く に 。
♪~
私 も お前 も 九 尾 の 器 と して ここ へ 来た 。
その こと を 聞いた とき は 驚いた であろう 。
悲しかった であろう 。 苦しんだ であろう 。
私 に は 本当の こと を 言って いい んです よ 。
はい …。
いい です か ? 確かに 私 たち は 九 尾 の 器 です 。
でも ね たとえ 人 柱 力 と して 生きて いく こと に なって も →
幸せで い られる 方法 は ある の よ 。
まず 先 に その 器 に …))
その 器 に 愛 を 見つけて 入れ なさい 。
そう すれば たとえ 九 尾 の 人 柱 力 と して →
生きて いく こと に なって も 幸せで い られる って 。
ミト 様 は そう 教えて くださった の 。 なら 母ちゃん は →
人 柱 力 だった けど 幸せだった ?
うん 。
もう ナルト … アンタ が 泣く こと ない じゃ ない 。
あれ ? 何 ?
16 年 前 に 木 ノ 葉 を 襲った 九 尾 の 事件 …。
あれ は 暁 の 面 を して いる 男 の 仕業 だった って →
父ちゃん が 言って た 。
それなのに なんで 母ちゃん が 九 尾 を 持って た んだ ?
父さん から 詳しく は 聞か さ れて ない よう ね 。
それ も そう かも …。
あの とき 私 の ほう の 割合 を 大きく ミナト の ほう は 時間 が なかった の ね 。
たしかに そう 。
16 年 前 里 を 襲った 九 尾 は その 面 の 男 が 操った の は 事実 。
でも その 寸前 まで は →
私 が 九 尾 を 封印 して 持って いた の 。
じゃあ なんで ?
その 面 の 男 … ソイツ は なぜ だ か は わから ない けど 知って た の 。
何 を ?
人 柱 力 の 尾 獣 の 封印 が 弱まる 唯一 の 機会 を 知っていた 。
そこ を 狙わ れて 九 尾 を 奪わ れた 。
封印 が 弱まる 唯一 の 機会 !?
なん だって ば よ それ !
出産 よ 。
人 柱 力 の 女性 が 妊娠 を し 出産 を 迎える まで の 約 10 か月間 →
封印 に 使って る エネルギー が →
お腹 の 子供 へ と 移行 して いく ため に →
尾 獣 の 封印 が それ に 比例 して 弱まって いく 傾向 に ある の 。
それ じゃあ …。
今 より 16 年 前 … 10 月 10 日 。
(( おめでとう 。
え ?
予定 日 は … そう 10 月 10 日 。
だって ばね !
( ミナト ) えっ 赤ちゃん が ?
私 母親 に なる んだ って ばね 。
俺 が … 父親 に なる …。
母親 だって ばね !
父親 に なる んだ !
母親 だって ばね !
フフ …。 これ で 俺 も 父親 か !
♪~
クシナ 出産 に 際し →
お前 に 説明 して おか なければ なら ぬ こと が ある 。
前任 の ミト 様 が そう だった 。
出産 の とき 九 尾 の 封印 が 解け そうに なった のじゃ 。
もしも の こと を 考え すま ぬ が →
里 から 少し 離れた 結 界 の 中 で 出産 して もらう こと に なった 。
封印 の こと も ある し 出産 に は 僕 も 立ち会う よ 。
ミナト と 暗部 の タジ そして わし の 妻 ビワコ を 付き添わ せる 。
これ も すべて 極秘 と する 。
もちろん 護衛 も つける が すべて わし 直轄 の 暗部 じゃ 。
先 に 行って 準備 して おく から 。
うん 。
場所 まで は あ ちし が 案内 する 。
クシナ ! あ … はい 。
ありがとう ございます 。
そろそろ 移動 して おく え 。 はい 。
あら 。
うわ ぁ …。
女の子 だ っけ ? フフ … 男の子 よ 。
かわいい 。
なんて お 名前 で ち ゅか ?
サスケ よ 。
お ぉ … 三 代 目 の 父上 と おんなじ 名前 かえ 。
はい 。 強い 立派な 忍 に なる ように と 。
クシナ の ところ も もう すぐでしょ ?
名前 は 先 に 決め といた ほう が いい わ よ 。
もう 決めて ある の 。
名前 は ナルト 。
サスケ 君 と は 同期 に なる から 仲よく して くだ ちゃ いね 。
ところで さ … やっぱり 痛い の ?
へ ぇ … クシナ でも 怖い こと ある んだ 。 意外 。
ほら 行く ぞ え クシナ 。
あ … はい 。 また ね 。
一応 お前 の 出産 行事 は 極秘 じゃ え 。
移動 まで の 間 知り合い が いて も 接触 は なるべく 避ける のじゃ 。
はい すみません 。
それ から じゃ … 里 から 離れる と いって も →
極秘 事項 。 陣痛 が きて も あまり 大声 を 出す で ない ぞ え 。
は … はい 。
( クシナ ) あ ~ っ ! 痛い って ばね ~!!
う ぅ ~ っ !
あの … こんな 大声 で 痛 がる クシナ を 初めて 見た のです が →
これ は 大丈夫な んでしょう か ?
大丈夫じゃ え 。 それ より お前 は 九 尾 の 封印 を ちゃんと 見とれ 。
う ぅ … あ ~ っ !
しかし これ は …。
四 代 目 火影 と も あろう もん が お たお たす なえ !
男 なら 痛 さ で とうに くたば っと る 。
じゃ が 女 は 強い !
《 強い …。 九 尾 が 出よう と もがいて いる 。
頑張れ クシナ !》
頑張れ ナルト !
♪~
う ぅ ~ っ !
頭 は 出た 。 もう 少し じゃ え クシナ 。
頑張って クシナ さん !
グオォーッ !
ナルト ! 早く 出て こい !
九 尾 は 出て くる な !
う ぅ ~ っ !
( 産声 )
お 湯 じゃ ! はい !))
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 →