NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 252 - 死 へ いざ なう 天使
♪~
( ゼツ ) やっと 出かける んだ ね 。
( マダラ ) いろいろ と 予定 の 変更 が あった から な 。
( カブト ) 僕 が 面倒 を かけた ように 言わ ないで ほしい ね 。
( ゼツ ) おかげ で 作戦 を 練り 直した んだ 。
( カブト ) おかげ で キミ たち の 戦力 は 増大 した し →
攻撃 の バリエーション も 増した だろう ?
( マダラ ) 俺 が 留守 だ から と いって 妙な 真似 は する な よ 。
仲間 だ ろ ?
もっと 信頼 して くれて も いい んじゃ ない か ?
お前 は 利害 が 一致 した 協力 者 に すぎ ない 。
どこ に 行く の かも 教えて もらえ ない の かい ?
雨 隠れ の 里 だ 。
雨 隠れ に ?
忍 界 大戦 に 直接 かかわりあい も ない のに →
今更 なぜ ?
お前 に 関係 の ない こと だ 。
(( 長門 : 待って よ 弥彦 !
( 小 南 ) 待って !
( 弥彦 ) 俺 が 一 番 だ !
( 弥彦 ) うわ ぁ ~!
(2 人 ) うん !
(2 人 ) いっ !?
ガマ だ ガマ … 大 ガマ だ !
どうして 私 たち の アジト の 中 に ?
どう しよう …。
( 自 来 也 ) 騒がしい のう 。 なに を 騒いで おる 。
自 来 也 先生 。 どう だ ? 似合 っと る か ?
似合う って いや 似合って る けど 。
( 笑い声 )
( 自 来 也 ) 何 が おかしい ! おかしく ない !))
♪~
探し物 ?
ああ 。
長門 の 遺体 を どこ へ やった ?
ここ に は い ない わ 。
♪~
輪廻 眼 …。
長門 の 隠し 場所 を 素直に 話す 気 は な さ そうだ な 。
あなた が 私 の 前 に 来る こと は わかって いた 。
待って いた わ あなた を しとめる ため に 。
( マダラ ) かつて の 仲間 だ から と いって 手かげん は ない 。
暁 は 裏切り を 許さ ない 。 いい な ?
ひと つ 問う 。
なぜ お前 ら ほど の メンバー が 俺 を 裏切った ?
お前 も 長門 も 俺 の 月 の 眼 計画 の 賛同 者 だった はず 。
うずまき ナルト … ヤツ に 敗れた と いう なら しかたがない 。
だが 長門 は ナルト の ため に 輪廻 天 生 の 術 を 使い 死んだ 。
俺 の ため に 使う はずだった 術 を 使って …。
(( ペイン が やられる なんて こと 考え も し なかった ぜ 。
これ を トビ に 伝える 。 行く ぞ ))
だが ゼツ も 何 が 長門 の 考え を 変えた の か まで は 見て い ない 。
(( 俺 の 話 を 聞か せて やった 。
答え を 聞こう ))
(( 人 が 本当の 意味 で 理解 し あえる 時代 が 来る と →
わし は 信じ とる ))
(( ナルト : アンタ たち の こと は 理解 した 。
それ でも やっぱり お前 ら は 許せ ねえ 。
やっぱり 憎い …。
なら 決着 を つける と ?
でも …。
エロ 仙人 は 俺 の こと を 信じて 託して くれた 。
なら 俺 は エロ 仙人 の 信じた こと を 信じて みる 。
それ が 俺 の 答え だ 。
ふざける な !
今更 自 来 也 の 言った こと など 信じ られる か !
本当の 平和 など あり は し ない のだ 。
俺 たち が 呪わ れた 世界 に 生きて いる かぎり →
そんな もの あり は し ない !
なら … なら 俺 が その 呪い を 解いて やる !
平和 って の が ある なら 俺 が それ を 掴み取って やる 。
俺 は 諦め ねぇ 。
お前 それ は …。
長門 … どうした の ?
その セリフ は …。
そう だって ば よ 。
今 の は 全部 この 本 の 中 の セリフ だ 。
エロ 仙人 の 書いた 最初の 本 だ 。
エロ 仙人 は この 本 で 本気で 世界 を 変えよう と して た 。
本 の 最後に この 本 を 書く ヒント を くれた →
弟子 の こと が 書いて あった 。
アンタ の 名前 だ 長門 。
そんな …。
そして この 本 の 主人公 の 名前 …。
それ が ナルト だ !
だから 俺 の 名前 は →
エロ 仙人 から もらった 大切な 形見 だ !
俺 が 諦めて 師匠 の 形見 に 傷 を つける わけに は いか ねえ !
俺 は 火影 に なる !
そんで も って 雨 隠れ も 平和に して み せる !
俺 を 信じて くれ 。
( 長門 ) なぜ だ …。
お前 は どうして 自分 が 変わら ない と 言いきれる ?
これ から どれほど の 痛み が お前 を 襲う こと に なって も →
変わら ない と … 自分 を 信じた まま で いら れる か ?
そう 言いきれる の か !?
自分 自身 を … 信じ られる の か !?
腹 ん 中 に も で っけ ぇ 痛 み を 飼って る 。
これ から だって どんな 痛 み が 俺 に 襲いかかる か …。
でも … だ から って 自分 を 信じ られ なく な っち まったら …。
主人公 が 変わ っち まったら … 別の 物語 に な っち まう 。
師匠 の 残した もん と は 別の 本 に な っち まう 。
それ じゃあ ナルト じゃ ねえ !
俺 は 師匠 みて ぇに 本 は 書け ねえ 。
だから … 続編 は 俺 自身 の 歩く 生き様 だ 。
どんなに 痛 ぇこ と が あって も 歩いて く 。
それ が ナルト だ !))
うずまき ナルト … ヤツ に それ ほど の 価値 が ある と でも いう の か ?
彼 は 光 …。
だからこそ みんな 希望 の 花 を 持てる 。
フッ … 俺 に 牙 を 向ける と いう の に まだ その 衣 を 着て る と は な 。
暁 に 未練 が ある と みえる 。
暁 は 弥彦 の 作った 組織 。
この 衣 に ある 赤き 雲 は →
ここ 雨 隠れ に 血 の 雨 を 降ら せた 戦争 の 象徴 。
暁 に あなた が 乗っかった だけ だ 。
この 衣 は 私 たち の 正義 。 あなた の もの で は ない 。
そして 輪廻 眼 は 雨 隠れ の 忍 長門 が 開眼 した もの 。
やはり あなた の もの で は ない 。
彼 の 眼 は この 国 の … 里 の 宝 だ !
フフフフ … お前 は 2 つ 勘違い を して いる 。
どうせ 最後 だ 。 教えて やる 。
暁 を 弥彦 に 立ち上げる ように 仕向けた の は 俺 だ 。
そして … 輪廻 眼 を 長門 に 与えた の も 俺 だ 。
だから 返して もらう と 言った ほう が 正しい か 。
( マダラ ) まあ いい 。
俺 から すれば お前 は 何も 知ら ない ただ の 小 娘 。
ただ 今 は 長門 の 輪廻 眼 の 場所 を →
知っている 小 娘 だ が …。
お前 を 捕らえ さえ すれば どうにでも なる 。
うち は の 瞳 力 を ナメ る な よ 小 娘 。
《 数 で 攻め 俺 が 実体 化 する 隙 を 逃さ ない 気 だ な 。
いい だろう 何 か 策 を 練って 誘って いる の は わかる 。
勝負 して やろう 》
ここ か ?
ぐ っ …。
( マダラ ) 起爆 札 を まぜ 込んだ か 。
( 小 南 ) 私 が あの世 に 連れて いく 。
(( 第 7 区 で また メンバー が やられた 。
( 長門 ) あそこ は ゲリラ 戦 に なって きて る 。
今 の うち に 手 を 打って おか ない と 。
午後 から 俺 が 偵察 に 行く 。
長門 少し 休め 。 お前 は 無理 を し なくて いい 。
いや でも …。 いい から 休め 。 俺 が 行く 。
( 小 南 ) 気 を つけて 弥彦 。
見送り なんて いい 。 それ より 長門 の 傷 を 診て やれ 。
これ から は 心配 する 気持 は アイツ に 注げ 。
アイツ は 暁 の 要 。
これ から この 国 を 世界 を 変える 男 に なる 。
それ は あなた も 同じ こと 。
皆 あなた と いう 人間 を 慕い ついてきて いる 。
それ は 何より 長門 も 同じ 。
長門 は … アイツ は 平和 へ の 架け橋 に なる 男 だ 。
俺 の 役目 は その 橋 を 支える 柱 に なる こと だ 。
弥彦 …。
この 国 は 相変わらず 泣いて いる 。
痛み に 耐え 続けて いる 。
昔 は 泣いて ばかり の この 国 が 嫌いだった 。
だが 今 は 救って やり たい 。
心から そう 思って んだ 。
フッ … 泣き虫 だった 俺 と 似て て →
ほっとけ なくて な 。
弥彦 …。
気 を つけて 。
( 長門 ) 平和 の 架け橋 は 彼 だ よ 。
彼 の 意志 そのもの が ね 。
( 小 南 ) 長門 …。
俺 たち は 弥彦 を 信じる 。
行く ぞ みんな 。
はい ))
《 小南 : 私 は … 弥彦 と 長門 →
2 つ の 架け橋 を 支える 柱 に なる 》
甘く 見て いた な 。
考えれば 元 暁 メンバー だ … お前 も 。
ハア … ハア … ハア …。
吸い込む 瞬間 に 自爆 して 俺 ごと やる つもりだった ようだ な 。
だが 失敗 だ 。
爆発 ごと 吸い込んだ 。 俺 の ほう が 速かった 。
少し 食らった が 。
おかげ で お前 も 助かった な 。
感謝 しろ 。
これ で お前 の 秘策 も 終わり か ?
マダラ あなた に ひと つ 問う 。
何 だ ?
なぜ あなた は 私 たち に 裏切ら れた か わかる ?
なぜ ナルト を 信じた か わかる ?
さ ぁな それ は お前 ら の 問題 だ 。
しかも ナルト は 青臭い 理想 を 追いかける だけ の 小僧 。
本当の 平和だ 希望 だ と 長門 が 情 に 流さ れた と して も →
小南 お前 まで 。
ナルト に 会って 気づか さ れた 。
(( ソイツ も 連れて 帰 ん の か ?
ええ 。 この ペイン 天道 こそ →
弥彦 の 亡骸 で 作った もの 。
私 たち に とって は 大切な 人 。
弥彦 って ソイツ だった の か 。
お前 は どう する んだ ?
もう 暁 に 戻る と は 思いた かね え けど 。
暁 は 抜ける 。
私 に とって は 弥彦 と 長門 が すべて だった 。
弥彦 の 夢 。 そして 長門 の 夢 。
2 人 の 夢 が お前 に 託さ れた なら →
これ から は お前 が 2 人 の 夢 だ 。
長門 が お前 を 信じた なら 私 は お前 を 信じる 。
私 たち 雨 隠れ は お前 と ともに →
2 人 の 夢 を 追いかける こと に しよう 。
ナルト って 名前 と 諦め ない ド 根性 。
それ から 痛み 。
それ が 師匠 と 兄 弟子 から 譲り受けた もん だ 。
今度 こそ お前 は 散る こと の ない 希望 の 花 で あって くれ ))
あなた は 闇 。
光 の ない 世界 で は 花 は 枯れる しか ない !
エヘヘヘッ 。 リーリーリーリー 。
《 サスケ : 野郎 調子 に の りや が って 》
《 ぜ って ぇ 盗塁 決めて やる 》
リーリー 。
( リー ) お呼び です か ナルト 君 !
オメエ を 呼んだ んじゃ ねえ !
( カカシ ) アウト ! え ~ っ !
僕 は 何 か →
悪い こと を した のでしょう か 。
( 開演 ブザー )
[ スピ ー カ ] 皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。