NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 268 - それぞれ の 激戦 !!
♪~
しかし 忍 たち に も まいった もの だ 。
わし たち 大名 が こんな 狭い ところ に →
いつまで い なきゃ なら ん のだ ?
ま ぁ よい で は ない か え 。
戦争 が 終われば 勲章 でも くれて やれば よい 。
はて どんな 名 の 勲章 が よい かのう ?
( ゼツ ) ここ か ?
風 乱れ めぐり めぐり て 奥 の 道 。
ただ 風 の に おい を 都 ぞ と 思えば …。
わし ら 大名 たち や 要人 は →
こういう 戦争 で 人質 と して 利用 さ れる 。
身 の 安全 を 保障 する の も 忍 の 役目 だ ぞ 。
( メイ ) その ため に 私 が ついて い ます 。
霜 の 国 の 大名 様 。
そろそろ 隠れ家 に つき ます よ 。
はて さて どのような 名前 が ふさわしい か 。
勲章 勲章 … ん ~。
敵 か ? 感知 でき なかった ぞ !
大名 たち に 近づける な !
かかった な !
ここ で は なかった か 。
チッ 逃げ られた か 。
他の 隠れ家 へ 連絡 を 入れろ ! 緊急だ !
おお ! よい 勲章 の 名 を 思いついた ぞ よ !
火 の 国 木 ノ 葉 隠れ の 里 および →
風 の 国 砂 隠れ の 里 および →
土 の 国 岩 隠れ の 里 および →
水 の 国 霧 隠れ の 里 および →
雷 の 国 雲隠れ の 里 忍 連合 勲章 と いう の は ?
長い ! それ ならば 忍 連合 勲章 で いい で は ない か !
いや それ で は あまりに も 略し すぎて →
威厳 が ない と 思う が 。
( ライドウ ) 大名 は のんきな もん だ な …。
勲章 なんて もらった ところ で だ が …。
( ゲンマ ) それ が 彼ら の 仕事 だ 。
それ に 勲章 を バカに す んな よ 。
勲章 が なくな っち まったら →
何 が 名誉な の か わから なく な っち まう 。
その 基準 は 誰 か が 決め ねえ と な 。
まっ … そう 言わ れりゃ そう だ が …。
勲章 の こと なんて 考えて のんきに して たら →
勲章 は もらえ ねえ ぞ !
気 ぃ 抜く な そろそろ 移動 だ 。
霜 の 国 の 大名 様 …。
これ から 行く先 は 5 か所 の 隠れ家 です 。
隠れ家 が 5 か所 ?
はい 。
敵 に こちら の 所在 を 悟ら れ ない よう →
大名 たち は 一定 時間 で →
その 5 か所 を 移動 して 回り ます 。
護衛 の 忍 も つわもの ばかり です し ね …。
うむ … それ なら 安心じゃ な …。
はい …。
《 フン … この 黒 ゼツ の 能力 …。
甘く 見 られた もの だ …》
( ゼツ ) すべて の 地 は 俺 そのもの …。
♪~
( ダルイ ) だるい けど …。
なんで 俺 が この 海 沿い を 任さ れた か →
教えて やる か …。
俺 が 火蓋 を 切る … 続け !
( みんな ) は っ !
雷 遁 黒 斑 差 !
グォ ~!
黒い 雷 !
先代 雷 影 様 から 雷 を 刻む こと を 許さ れた の は →
ダルイ 隊長 だけ だ ! すまない な 。
グォ ~!
上 だ !
( テンテン ) そう 簡単に は 通さ ない !
俺 たち も 続け !
♪~
バリケード を 突破 さ せる な ! いけ !
( アスマ ) 嫌な 予感 的中 だ な 。
( ダン ) まるで … いや →
これ は 忍 界 大戦 そのもの か 。
チョウザ さん …。
何 だって ?
そう か … 大きく なった な チョウザ 。
( チョウザ ) これ から もっと 大きく なら なきゃ なり ませ ん けど ね 。
放て !
( ヒザシ ) 八 卦掌 回 天 !
兄さん …。
すまない … 宗 家 を 守る はずの 分家 の 私 が →
宗 家 の 敵 に なる と は 。
かつて 宗 家 を 恨んだ 罰 が これ だ よ 。
体 が 言う こと を きか ない 。
結局 里 の ため に 自ら 死 を 選んだ →
己 の 意志 すら 否定 さ れた 。
(( だ から ネジ に は こう 伝えて ください 。
私 は 宗 家 を 守る ため に 殺さ れる ので は なく →
ネジ や 兄弟 家族 →
そして 里 を 守る ため に 自ら の 意志 で 死 を 選んだ のだ と ))
これ が 分家 の 私 に 課せ られた 運命 か …。
( ヒアシ ) そんな 運命 など ない !
お前 の 息子 が それ を 示そう と 戦って きた 。
私 の 娘 も だ !
《 ネジ ヒナタ 様 が …》
ぐ わ っ !
( ネジ ) くそ っ ! キリ が ない !
ハッ !
( ヒナタ ) 大丈夫 ? ネジ 兄さん 。
ああ 。 すまない ヒナタ 。
今 は 分家 と して 宗 家 の 血 を 守る ので は ない 。
ただ 仲間 と して 守り あう !
そんな 時代 が やってこよう と は …。
しかし 兄さん それ ならば こそ →
せめて 兄さん の 手 で !
(2 人 ) ハッ !
( 雁 の 鳴き声 )
( オオノキ ) 雁 で すら 陣形 を わかって おる わ い 。
先 を 飛ぶ 者 が 乱れれば →
編隊 そのもの が 危うく なる と いう こと を な 。
( 我 愛 羅 ) 世界 を 守る に は 俺 は 若 すぎる ! 浅 すぎる !
だから みんな の 力 を 貸して くれ !
( みんな ) もちろん だ 我 愛 羅 様 !
( 歓声 )
( 雁 の 鳴き声 )
若く たくましい 者 が 先頭 に 立た ねば なら ん の も →
また 事実 じゃ が …。
♪~
( デイダラ ) なんだ この 乗り 心地 の 悪 さ は 。
芸術 の 欠 片 も ない ぞ ! うん !
( カンクロウ ) うる せ え じゃ ん 。
その 減らず口 も 縛って やって も いい んだ ぜ 。
SM は おい ら の アート じゃ ねえ !
本当の 芸術 を 教えて やる から 出せ こら ! うん !
まったく 。
痛 っ !
《 止まった の か ? うん 》
チヨバア 様 …。
それ に …。
( チヨバア ) カンクロウ よく やった 。
サソリ の ほう は おさえた ようじゃ な 。
ん ? この 声 は 。
おい ! 増 援 に 来た なら 早く ここ から 出して くれ !
息 が 詰まって 今にも 爆発 し そうだ ! うん !
( 半 蔵 ) いや 違う な 。
爆発 でき ない から お前 は そこ に おる 。
爆遁 の 小僧 よ 。
うん ? あぁ そりゃ そうだ 。
って そんな こと 言って んじゃ ねぇ ! うん 。
お前 ら 暁 も そして 五 大国 の 忍 も わし の 敵 で しか ない 。
助ける つもり も ない が →
何より 許せ ない の は この 術 の ようだ 。
体 が 勝手に 動く 。
《 また 穢土 転生 か …。
チヨバア 1 人 でも 厄介だ が 他の やつ も や ば そうじゃ ん 》
《 戦力 を 分散 した の も 痛い じゃ ん 》
いい か 俺 の 合図 で 下がる ぞ 。
( ホヘト ) 了解 。
本部 から 作戦 連絡 が 即 行 で 現場 へ 伝達 する 。
作戦 内容 を 隊長 へ !
う ぉら ~ っ !!
黄 ツチ 隊長 ! 本部 より 連絡 。 作戦 指令 です 。
( 黄 ツチ ) わかった 話せ 。
( シカマル ) わかった 。
悪い が 俺 たち は 部隊 の 半分 を 連れて →
第 1 部隊 へ と 合流 する こと に なった 。
( テマリ ) 半分 だ と !? 本部 は 何 を 考えて いる んだ !
いや … 俺 も この 作戦 に 賛成 だ 。
作戦 どおり に 動けば 問題 は ない はずだ 。
また 戻って くるし な 。
ただ … 厄介な こと も ある 。
( チョウジ ) どうした の さ ? シカマル 。
敵 の 中 に 血 継 限界 を 超える 血 継 淘汰 を 持つ 忍 が いる らしい 。
血 継 淘汰 だ と !? それ は 本当 か !?
( ユカタ ) 血 継 淘汰 ? なん の こと かしら ?
マツリ ちゃん 知って る ?
( マツリ ) 聞いた こと ない わ ね 。
でも … テマリ 様 の 驚き よう から いって →
すごい 敵 な の は 確かだ と 思う 。
お前 ら … その 程度 の 認識 で →
血 継 淘汰 に 対抗 できる と 思って る の か !
(2 人 ) す … すみません テマリ 様 。
でも … 血 継 淘汰 って いったい 何 な んです ?
まったく … 最近 の 若い の は そんな こと も 知ら ん の か 。
血 継 淘汰 と いう の は だ な …。
血 継 …。 淘汰 … と は ?
ほら お前 の 出番 だ シカマル !
は ぁ ~!? なんだ そりゃ …。
私 は こういう の は 苦手な んだ よ ! お前 が 説明 して やれ !
った く よ …。
一応 俺 が 命令 する 側 の 立場 な んだ ぜ 。
僕 も 聞いて おき たい よ シカマル 。
そう だ な 。
まず チャクラ の 属性 の こと から 話す か 。
大概 誰 も が 属性 の チャクラ を 1 つ 持って いる 。
修業 して あと から 属性 を 手 に 入れる って 場合 を 除いて な 。
属性 に は それぞれ 相性 が ある から →
1 つ より 2 つ の 属性 を 持って いた ほう が 有利 。
だから ほとんど の 上 忍 は 複数 の チャクラ 属性 を 持って る わけだ 。
なるほど …。
それ くらい は 私 も 知って ます 。
当たり前だ 。
しかし … 生まれながら に して この チャクラ 属性 を 2 つ 持ち →
それ を 組み合わせて →
新たな チャクラ を 練る こと が できる 特別な 忍 も いる 。
それ が 血 継 限界 の 忍 って わけだ 。
ヤマト 隊長 の 木 遁 は 水 と 土 の 属性 だった よね …。
あぁ そうだ 。
第 1 部隊 隊長 の ダルイ さん も →
雷 と 水 2 つ の チャクラ 属性 で 嵐 遁 を 使う 。
うむ … いずれ も レア な 遁術 の 忍 ばかりだ な 。
それ が 血 継 限界 の 更に 上 血 継 淘汰 と なる と →
3 つ の チャクラ 属性 を 合わせ なくちゃ なら ねえ 。
(2 人 ) え えっ ! 3 つ も です か ?
レアリティ で いや ぁ 激 レア だ 。
俺 の 知る 限り 忍 五 大国 で ただ 1 人 … だった んだ が →
敵 は 穢土 転生 を 使う から な 。
塵 遁 と 呼ば れる 血 継 淘汰 を 持つ 死人 …。
二 代 目 土 影 ムウ を よみがえら せた らしい 。
ふ ぅ … 対策 を 練る 必要 が ある な 。
シカマル … そんな すごい 忍 が 相手 だって のに →
僕たち 移動 しちゃ って いい の か な 。
ま ぁ そのへん は 本部 も 考えて くれて る みて えだ ぜ 。
レア に は レア … 味方 の 血 継 淘汰 の お出まし だ 。
重い 腰 を 上げ なくて も よい もの を …。
フン …。 上げ させた の は ど いつ じゃ 。
(( なら 1 つ だけ 問う 。
あんた たち は いつ 己 を 捨てた ?
ん ?))
いつぞや 捨てた 己 を ここ で 拾う 。
♪~
う お ぉ ~!
超 倍 化 の 術 !
おら ぁ ~!
は ぁ !
( 銀 角 ) 情け ねぇ …。 ぶ っ 倒した 二 代 目 火影 の 術 に →
この 俺 たち が かかって る なんて の はな …。
なぁ 金 角 。
雲 に 二 つ の 光 あり と うたわれた →
金 角 銀 角 様 に 恥 かかせ ち まって すみません 。
( 金 角 ) 銀 角 … やつ の 左 肩 を 見ろ 。
三 代 目 の 雷 を 背負った 若 造だ 。
少し は 出来 そうだ …。
大 先輩 に 失礼だ けど もう 少し 恥 かいて もらう っす 。
お 二 人 の 金 と 銀 の メッキ を →
はがす こと に なる かも しれ ませ ん 。
俺 の 嵐 遁 で 一気に ね ! だるい っす けど 。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。