NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 275 - 心 の 中 の 手紙
( チョウジ ) 我 秋 道 チョウジ は →
山中 奈良 両 一族 を 守り →
木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ さなぎ から 蝶 へ と →
羽ばたか ん !
( アスマ ) お前 ら に は もう 何も 言う こと が ない 。
まさに 完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。
( チョウジ / シカマル / いの ) ありがとう 。
僕 が この 戦場 を 終わら せる !
だから シカマル いの ! 協力 を 頼む よ !
( い の ) チョウジ … あんた と 今 まで いた けど →
これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね !
( ナルト ) ハァ … ハァ …。
( キラービー ) さっき から うまく いって ない 。
注意 散漫 修業 放漫 。
実は さっき から 気 に なって る こと が あって 。
何 だ ? う ~ ん …。
さっき さ 九 尾 の チャクラ を 感じた 気 が した んだ 。
俺 以外 に 九 尾 の チャクラ を 持って る やつ なんて →
いる はず ねえ よ な 。
( キラービー ) 気のせい だ な 。
ここ は チャクラ を 中 から も 外 から も 遮断 !
九 尾 は お前 の 中 に いる だ ろ 。 悪い 冗談 !
( 八尾 ) ナルト の やつ 感づき はじめて る ぞ 。
ナルト 以外 で 九 尾 の チャクラ つ ったら 金銀 兄弟 だけ だ 。
だ と する と 大 蛇 丸 の 術 で 生き返った って こと だ な 。
しかし だ この 部屋 で なお チャクラ を 感じ取る 感知 力 だ 。
このまま ウソ は つきとおせ ん ぞ 。 どう する ? ビー 。
何 が ? ( 八尾 ) 何 が って !
お前 ちゃんと 作戦 聞いて なかった の か ?
ナルト を 外 に 出す なって !
頼り に して る ぞ 八 っつ あん !
( 八尾 ) どん だけ だ 。 った く …。
どこ ? トイレ 。
外 出て 左 の 入り口 に 入れ 。
( 八尾 ) バカ ! ナルト の やつ 外 へ 行く 気 だ ぞ ! ついて け !
あ …。
慌て ん な 。 本部 へ 連絡 だ 。
( エー ) 何 !? 九 尾 が 外 へ 行こう と して る だ と !
ビー の やつ は 何 を して いる ?
( マブイ ) そもそも ビー 様 は あまり 話 を 聞いて い ませ ん でした から 。
しかし 手 は 打って あり ます 。 綱 手 様 ご 命令 を 。
( 綱 手 ) うむ !
( シビ ) 止まれ ! ナルト 。
《 なんで 見張り が あんなに ?
やっぱり 何 か おかしい って ば よ 》
ナルト 悪い が ここ を 通す わけに は いか ない 。
おとなしく もと の 部屋 へ 戻れ 。
ああ 。 どうして シノ の おっちゃん が ここ に いる んだ よ ?
なんで 俺 を 見張って る んだ ?
いい から 戻れ ! そこ で 話 を して やる 。
それ なら 外 でも 話 は でき ん だ ろ !
( イルカ ) シビ さん 俺 が 話 を し ます 。
イ … イルカ 先生 !
なんで イルカ 先生 まで こんな 島 に ?
ハハ … この 島 で の 追加 任務 が 出た 。
俺 たち は その 応援 に 来た だけ だ 。
この 島 は 危険だ と 聞いて いる 。
なら なんで 外 に 出 られ ねえ んだ よ ?
今 ちょうど 未 確認 生物 が 出て →
そい つ を 確認 し なきゃ なら ない 。 なぜなら …。
俺 って ば 九 尾 の チャクラ を 感じた 。
それ と 関係 ある の か ?
《 チャクラ を 遮断 する この 中 で →
金 角 銀 角 の チャクラ を 感じた と いう の か ?
外 に 出す の は まずい 。 絶対 に 止め ねば 》
《 うまく ごまかせよ イルカ 》
ああ そうだ 。
九 尾 の チャクラ を もつ 生物 の ようだ 。
九 尾 以外 に も どうやら →
そんな の が ここ に いた みたいで な 。
お前 が 外 に 出て そい つ が お前 の 中 の 九 尾 と 共鳴 して →
暴れ だして は 困る 。
だから お前 は この 奥 に 隠れて いて ほしい んだ 。
ヤマト 隊長 が 帰って こ ねえ の は その せい か ?
そう だ 。 九 尾 の チャクラ は 木 遁 で 抑える の が 一 番 だ 。
お前 も わかる だろう 。
さあ 一緒に 奥 へ 行こう 。
(( モトイ : ビー さん は この 島 の 猛獣 たち の 頂点 に いて →
すべて 手なずけて いる ))
《 ビー の おっちゃん と 拳 を 交わした とき に 感じた 感触 …。
あれ は ウソ じゃ なかった 》
その 動物 が 暴れ ん なら 俺 が 抑える 。
自分 で 確かめ させて くれ って ば よ 。
ナルト を 外 へ 出す な ! ウス !
よし 影 真似 で しばった ぞ 。
なんだ これ は …。
《 仙人 モード で 感知 した な 》
なんで なんで こんな こと に なって んだ よ !?
戦争 だ 。 マダラ が しかけて きた 。
おい イルカ お前 !
シビ さん もう ウソ は やめ に し ませ ん か 。
ナルト は バカじゃ ない 。
正直に 話して 納得 して もらう しか あり ませ ん よ 。
仲間 の みんな が 戦って 苦しんで る のに →
なんで 俺 に 黙って 隠す 必要 が ある んだ !?
この 戦争 は お前 を 守る ため の 戦争 だ から だ !
( イルカ ) マダラ は 全 勢力 で の 戦い を しかけて きた 。
お前 の 中 の 九 尾 と キラービー さん の 中 の 八尾 を →
今度 こそ 奪取 する ため に な 。
八尾 と 九 尾 を とら れて しまえば →
敵 の 術 が 完成 し この世 の 終わり を 迎える 。
お前 を 守る こと が これ から の 未来 と →
みんな を 守る こと に なる 。
お前 を 守る ため に みんな 命がけ で 戦って いる 。
ナルト お前 は 己 と 戦え 。
ここ は 我慢 の とき だ 。
(( 長門 : 本当の 平和 など あり は し ない のだ !
俺 たち が 呪わ れた 世界 に 生きて いる かぎり →
そんな もの あり は し ない !
なら … なら 俺 が →
その 呪い を 解いて やる !
平和 って の が ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる 。
俺 は あきらめ ねえ !
どんなに 痛 え こと が あって も 歩いて く 。
それ が ナルト だ !
戦い と は 双方 に 死 と →
傷 と 痛み を 伴わ せる もの だ 。
死に 意味 を 見出そう と する が →
ある の は 痛み と →
どこ に ぶつけて いい か わから ない →
憎しみ だけ 。
ゴミ の ような 死 と →
永久 に 続く 憎しみ と 癒え ない 痛み 。
それ が 戦争 だ 。
ナルト お前 が これ から →
立ち向かう こと に なって くる もの だ 。
俺 の 役目 は ここ まで の ようだ 。
ナルト … お前 だったら →
本当に …))
《 長門 お め え が 言って た こと は この こと だった んだ な 》
さ ぁ 戻ろう 。
この 戦争 は 全部 俺 1 人 で ケリ を つける !
憎しみ も 痛み も 全部 俺 が まとめて 引き受ける 。
俺 の 役目 だ !
話 を 聞いて なかった の か !
お前 の 中 に は 九 尾 が いる !
お前 だけ の 問題 じゃ ない んだ ナルト !
俺 を いちばん 最初に 認めて くれた 先生 が →
なんで 九 尾 の ことば っか 気 に して →
俺 を 信じて くれ ねえ んだ ! ダダ を こねる な !
俺 に とって お前 は な …!
(( ミズキ : フフフフ …。
親 の 敵 に 化けて まで あいつ を かばって なん に なる ?
あの 化け ギツネ が 力 を 利用 し ない わけ が ない 。
あいつ は お前 が 思って いる ような …。
あぁ 化け ギツネ なら な 。
けど ナルト は 違う 。
あいつ は … あいつ は この 俺 が 認めた →
優秀な 生徒 だ !
努力 家 で 一途で →
そのくせ 不器用で 誰 から も 認めて もらえ なくて …。
あいつ は もう 人 の 心 の 苦し み を 知っている 。
今 は もう 化け ギツネ じゃ ない !
あいつ は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の →
うずまき ナルト だ !))
俺 に とって お前 は →
大切な 生徒 の 1 人 だ 。
そして 弟 の ように も 思って る 。
敵 の ボス は お前 を 全 勢力 を あげて 狙って くる 。
みすみす そんな 危ない 所 へ →
お前 を 行か せ たい と 思う わけ ないだ ろ 。
それ に お前 ばかり が 全部 背負い込む こと は ない んだ 。
俺 って ば もう 昔 と 違う 。 強く なった !
それ に その 額 当て を くれた の は イルカ 先生 だ ろ !
おい イルカ …。
ダメだ 。
えっ 。
それ でも お前 を 行か せる わけに は いか ない 。
先生 俺 って ば 強く なった って いった ろ 。
こんな 結 界 じゃ …。
はずさ れた ! 行か せ ん !
《 九 尾 チャクラ が 強 すぎる …。 奇 壊 蟲 で は 無理 か …》
テムイ ! この先 に いる 結 界 班 に ナルト が 向かった と 連絡 しろ 。
( テムイ ) は っ ! 他 は 先 に ナルト を 追う ! 行く ぞ !
《 なんで だ よ イルカ 先生 》
これ って …。
( イルカ )「 お前 の こと だ 。
すぐに 戦場 に 駆けつけよう と する だろう 。
覚悟 は 知っている 。
この 手紙 を 見て いる と いう こと は →
俺 は お前 を 止め られ なかった こと に なる 。
綱 手 様 から お前 を 雲隠れ の 隠れ 島 に →
足止め して おく 役 と して 任命 さ れた その とき から →
もしも の ため に この 手紙 を 前もって 用意 し と いたんだ 。
任命 さ れた の に 情けない よ な 。
もし そう なった とき うまく 渡せる か わから ない が →
どうしても 伝えて おき たい 言葉 が ある 。
行って しまった お前 に 俺 が 言える こと は →
たった ひと言 だけ だ 。
絶対 に 生きて 帰って 来い 」。
《 ごめん な ナルト 。 俺 は 弱い 。
兄貴 面して も いつも お前 を 守って やれ なかった 》
( 足音 )
行 っち まった か バカ 野郎 この 野郎 。
キラービー さん です ね 。
あなた に お 願い が あり ます 。
《 ん ? ど っか で 見た ような …。
曖昧 顔 が 覚え られ ねえ 毎回 》
ナルト を 守って やって ください 。
やり 方 が 違う 嘆願 。 拳 を 俺 に 向けろ 簡単 。
こう です か ?
了解 だ バカ 野郎 この 野郎 。
あんた だった か …。
え ?
いい の か よ 。 そんな 約束 しち まって 。
お前 は ナルト の 見張り 役 だ ぞ 本来 。
《 この 男 が 止め られ なかった ん なら →
誰 が 止めて も 無理 。 なぜなら …》
ナルト の 心 ん 中 に →
常に あんた が 見えた … あいつ の 心理 。
ナルト の 中 に … 俺 が …。
ナルト に 何 を した の か 知ら ねえ が →
どうやら あんた は ナルト に とっちゃ 特別 。
でも 俺 の ラップ は 軽蔑 。
ナルト は あんた から もらった もん 全部 →
自分 の 中 に きちんと 取って ある 今日 まで 。
あんた の 言葉 が ナルト を 守って きた 強力 。
( 八尾 ) 本当に ナルト を 追って 外 へ 出て 行く 気 か ?
まだ 修業 の 途中 だ バカ 野郎 この 野郎 !
雷 影 から あと で アイアンクロー だ ぞ 確実に !
実戦 で 教える ほう が 飲み込み が 早い ぜ バカ 野郎 !
近道 で 行く ぜ この 野郎 !
どういう こと だ 綱 手 !
九 尾 を 止め られて おら ん で は ない か !
《 イルカ の やつ …》
あと は 力 で 押さえる しか ない が →
結 界 班 は どう な んだ ?
外 に は 36 重 の 再生 結 界 を 張って あり ます 。
いくら 人 柱 力 と は いえ 無理です 。
安心 して ください …。
来 ました ナルト です !
我々 結 界 班 の やる べき とき が きた !
この ため に 血 の にじむ ような 辛 苦 を 乗り越え →
特別 多重 結 界 を 組み上げた のだ !
絶対 に 通す な !
本部 へ は 「 足止め 成功 」→
と しか 連絡 する つもり は な ~ い ! わかった か ぁ !?
うわ っ ! な っ !?
これ は !?
( キラービー ) そ っ から 先 は 結 界 。
2 人 で 破る ぞ 了解 !
ビー の おっちゃん !
( キラービー ) 俺 が 壊す バカ 野郎 !
ナルト は 俺 の 尾 獣 玉 を 押し込め この 野郎 !
おう !
なんで 八尾 の ビー さん まで !? なんだ と !?
( キラービー ) 次々 行く ぜ この 野郎 !
おら ぁ ~!
ダメだ …。 結 界 の 再生 が 間に合い ませ ん !
ぐ ぅ … このまま で は …。
班長 … 本部 へ の 連絡 は どのように ?
足止め 失敗 ! で … です よ ね 。
♪♪~
は ぁ ~!
て や ぁ ~!
くそ ぉ …。 ハァ ハァ …。
だって … 2 人 して 壊す んだ もん さ ぁ 。
そんな の 聞いて ないし さ ~。
は ぁ …。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。