NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 274 - 完璧な 猪 鹿 蝶!!
僕 は 僕 は デブ じゃ ない 。
ポッチャリ 系 だ !
僕 は … 僕 は デブ じゃ ない 。
ポッチャリ 系 だ ~!
う お ぉ ~!
どうして だ ?
《 ダメだ チョウジ の やつ 完全に 戦意 喪失 して や がる 》
どうして だ チョウジ !
《 ダメ か !》
チョウジ よけろ ! チョウジ !
《 心 転身 で チョウジ に 入った な いの の やつ …》
危 ねえ 。
影 真似 ありがとう シカマル 。
いの …。
私 たち は アスマ 先生 と 一緒に →
十 班 と して 多く の 任務 を こなして きた 。
あんた の 気持 は わかる 。
( い の ) シカマル だって 私 だって 戦い は イヤに 決まって る 。
でも そんな アスマ 先生 を 知り尽くして いる →
私 たち だ から こそ 忍 連合 の リスク を 最小 限 に して 止め られる !
チョウジ 。
チョウジ あんた さ →
この 耳 の ピアス の 意味 忘れた わけじゃ ない でしょ !
( アスマ ) これ で 晴れて 第 十 班 は 全員 中 忍 だ 。
そして ここ で 俺 も お前 ら の 担当 から 外れる 。
これ から は お前 ら 一人ひとり が 隊長 に なり →
新たな チーム を 率いる こと に なる 。
この ピアス は 俺 から 中 忍 祝い の プレゼント だ 。
俺 たち が 第 十 班 の チーム だった こと を 忘れ ない ように な 。
そして この ピアス は →
お前たち 3 つ の 一族 に おいて 一人前 に なった 証し だ 。
この 耳 飾り の しきたり の こと は もう みんな わかって る な 。
なら 今 して いる リング ピアス を おのおの の 一族 に 渡して こい 。
その とき より お前たち は 一人前 の 忍 と して 認め られる 。
さあ 行って こい 。
《 一人前 の 忍 …》
僕 は … 僕 は …。
キャ ~!
火 遁 灰 積 焼 !
( シカマル ) いの チョウジ !
チョウザ さん !
う っ … う ぅ …。
おっちゃん 。
(( そう いや 玉 の あの 話 →
あれ が 誰 だ か 教えて やる 。
耳 貸せ 。
玉 って の は 木 ノ 葉 を 担う →
これ から の 子供 たち だ 。
今 … 紅 の お腹 の 中 に は →
俺 と 紅 の 子供 が いる 。
お前たち に … 俺 の 玉 を … 託す 。
チョウジ いいかげんに しろ !
俺 たち は もう 守ら れる ガキ じゃ ねえ はずだ ろ !
今 は 守る 側 だ 。 アスマ に 己 の 子供 を 殺さ せる 気 か !?
優し さ を はき違える な !
シカマル の 言う とおり ! 何の ため に その ピアス を つけて ん の !?
甘える な チョウジ !
お前 は 秋 道一 族 十六 代 目 だ ぞ !
《 秋 道一 族 …》
(( えっ と ね えっ と ね …。
あの 3 つ の マーク の いちばん 右 が 秋 道一 族 でしょ 。
他の は えっ と …。
( チョウザ ) 真ん中 が 奈良 一族 左 が 山中 一族 だ 。
希少 な 秘伝 忍術 を 扱う 3 つ の 一族 たち 。
昔 から 手 を 組み →
力 を 合わせて やってきた 特別な 関係 だ から な 。
ふ ~ ん 。
3 つ の 一族 は 承認 役 の 猿 飛 一族 から 耳 飾り が 託さ れ →
結束 を 強め 一族 を 守る ため →
その 耳 飾り に 代々 決まった 誓い を 立てる の が 習わし だ 。
これ でしょ ? 他の 一族 の 長 も つけて た よ ね 。
あぁ 穴 を 開けて 痛 そう 。
誓い を 忘れ ぬ よう それ を 常に 耳 に 言い聞かせる もの と して →
ピアス を する 。 お前 も いずれ 穴 を 開け なきゃ なら ない んだ ぞ 。
え ~ っ なんで ?
自分 の 子供 が 下 忍 に なった とき →
その 子供 が 中 忍 に なる まで の 間 自分 の ピアス を 渡す 。
己 の 誓い を この 耳 に とどめ させる ため の →
習わし だ これ も 。
僕 痛い の 嫌だ な …))
《 チョウジ …》
(( あいつ このまま で 大丈夫な の か なぁ 。
あいつ は 臆病 すぎる 。
ようやく 下 忍 に なった と いう のに 人 と 争う こと を 好ま ない 。
いずれ 任務 に 出れば 敵 と 相対し →
命 の 取り合い もし なければ なら な いって のに →
このまま じゃ 手 も 足 も 出せ ず やられて しまう かも しれ ない 。
なにより 中 忍 に なる こと さえ かなわ んだろう 。
あの 子 は 臆病 なんか じゃ あり ませ ん 。
優しい んです よ 。 忍 の 世界 で は 同じ こと よ 。
だったら 優し すぎれば いい じゃ ない です か 。
優し すぎれば ?
え ぇ あの 子 の 優し さ は →
あの 子 だけ の 唯一無二 の 武器 です よ 。
武器 …。
今 は まだ 小さい 。 臆病 と とら れて も しかたがない 。
いずれ あの 子 の 優し さ は 大きな もの と なる 。
その 優し さ を やがて 木 ノ 葉 が 必要 と する 時 が くる 。
だが それ に は 優し さ に 匹敵 する 強 さ が いる 。
厳し さ が いる 。
他者 の 痛 み を 知り 感じ 引き受け →
または 拒絶 し その うえ で 包み込む 優し さ 。
あの 子 に は その 資質 が ある 。
アスマ …。
これ から チョウジ は いろんな こと を 経験 して いく でしょう 。
忍 の 世界 だ 。 つらい こと が 多い はずです 。
でも その たび に あいつ は 強く なり 優しく なる はずです ))
チョウザ さん ! 早く こっち へ 来て ください !
すま ん ! 今 行く !
《 お前 に 本当の 優し さ が ある なら →
今 この 時 を おいて 他 にない じゃ ない か 。
それとも お前 は ただ の 臆病だった の か ?》
チョウジ ! もう いい !
♪~
(( わ ぁ !
♪~
( チョウザ ) お前 は 優しい 。 でも その 蝶 は →
ずっと お前 の 力 を 借りて 生き ねば なら ない の か ?
♪~
( チョウザ ) 今日 から お前 も 一人前 だ 。
今度 は お前 が その 新しい ピアス に 誓い を 宣言 し →
子供 へ 預け 守り 育てる 番 に なる 。
う ~ ん 。 なんだ ?
僕 結婚 できる かな ? なんて 顔 を して る !?
チョウジ お前 が アスマ に いつも →
何 が 足りない って 言わ れて る か わかって る な ?
父さん だって 結婚 できた んだ 。 自信 を 持て !
父さん の 時 みたいに いか ない かも 。
時代 が 違う し そう そう マニア は い ない から 。
さ ぁ チョウジ 宣言 の 時 だ 。 誓い の 言葉 は 知っている な ?
う … うん ))
(( 肉 弾 戦車 ! ゴロゴロゴロ … ド ~ ン !
何 人 たり と も この 最後 の ひと 口 は 渡さ ない !
こん だけ 食欲 が ありゃ もう 体 は 心配 ねえ な 。
これ 食い 終わったら 早速 修業 つきあって よ ね アスマ 先生 ))
(( 最後に … いの チョウジ シカマル →
お前たち に 言って おき たい こと が ある 。
チョウジ お前 は 仲間 思い の 優しい 男 だ 。
だからこそ 誰 より も 強い 忍 に なる 。
自分 に もっと 自信 を 持て 。
それ と … 少し ダイエット し ない と な 。
無理 かも しれ ない けど 頑張って みる ))
《 しぜんに … なんとなく 変わって いく んだ と 思って た 。
大人 に なって いけば しぜん と 心 も 体 も 強く なって いく と →
思って た のに …》
(( 戦争 が 始まる んだ ね 。
し 死者 と 戦う なんて … ど どう しよう →
僕 怖く なって きた 。 おい チョウジ →
ここ まで 来て 今更 泣き言 は なし だ ぜ 。
う うん …))
(( なんか 怖く なっちゃ った よ 。
ちょっと ! 男 の あんた たち が 弱腰に なら ないで よ !))
(( や っぱ … や っぱ 僕 に は 無理だ !
先生 を 殴り 倒す なんて こと で き っこ ない よ !
今 な んだ ! チョウジ !
お前 の 優し さ は わかって いる 。
だが 今 は 俺 を 倒す こと が 優し さ だ !
お前 の 優し さ を 力 に 変える とき は 今 な んだ !
今 な んだ よ チョウジ !))
《 誓い は ただ の 儀式 だ と 思って た 》
(( 我 ここ に 誓う 。
秋 道 16 代 目 当主 と して 15 代 目 より 託さ れ し 誓い を →
17 代 目 と なり ゆく 童 へ と 託す ))
いの ごめん よ 僕 は もう 大丈夫 。
変わって くれ 。
我 秋 道 チョウジ は 山中 ・ 奈良 両 一族 を 守り →
木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ 蛹 から 蝶 へ と …))
羽ばたか ん !
チョウジ !
僕 は 変わら なきゃ いけない んだ 。
《 薬 も 使わ ず 羽 を 出し おった か チョウジ 》
チョウジ !
そう だ チョウジ 。
( アスマ ) そうだ その 顔 だ !
《 いの : チョウジ が 痩せて る !》
って こと は 昔 一 度 やった あの 薬 を …?
これ じゃ トンガラシ 丸薬 の 作用 と 同じ 大丈夫な の か !?
大丈夫だ 。 秋 道一 族 秘伝 カロリー コントロール を 使わ ず →
己 で やって みせた 。 つまり 薬 の 副 作用 は ない 。
蛹 の 殻 が 思った より 硬かった か ? チョウジ 。
さて こっか ら は 飛べる な ?
もちろん !
♪~
俺 は 上 へ 行く 。
チョウザ の おっちゃん 。
チョウジ が いつも 迷惑 かけて すまない 。
だが それ も これ で 終わり だ 。
あいつ は 今 秋 道 16 代 目 と して ふさわしい 男 に なった 。
アスマ は 俺 たち で やる ! そっち は 頼んだ ぜ おっちゃん !
来い !
弱ら せたら こっち へ 招き入れろ !
って よく 言う よ 。 偉 そうに 。
こっち から も 行く べきだ ろ !
うるさい !
封印 班 ね ! 勝手に 言って くれる !
シカマル ! 背中 !
おう ! いけ ! いの !
心 転 分身 の 術 !
♪~
《 次 は 俺 だ 》
影 縫 の 術 !
これ で は かわし よう が ない !
ナイス だ ! チョウジ !
《 アスマ : チョウジ … その 顔 だ 。
それ さえ ありゃ お前 は 誰 より も 強い 忍 だ 。
今 は 誰 より も 自信 満々 の いい 顔 して や がる 。
チョウジ !
俺 の 形見 で かた を つけて くれる と は な 。
感動 で 動け ねえ よ 。
影 真似 手 裏 剣 の 術 って んだ 。 動け ねえ の は その せい だ 。
よし ! あと は 俺 たち 封印 班 に 任せろ !
ちょっと 待って くれ 。
なんだ ? 最後 の 言葉 は 1 回 聞いて る 。
2 回 も 言わ れ っと 興ざめだ ぜ 。
なら あの とき 言え なかった 一言 を つけ加え させて くれ 。
お前 ら に は もう 何も 言う こと が ない 。
まさに 完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。
♪~
先生 。
アスマ …。
アスマ 先生 …。
(3 人 ) ありがとう 。
う お ~ っ !!
♪~
何 だ ?
♪~
僕 が この 戦場 を 終わら せる !
だから シカマル いの 協力 を 頼む よ !
よ ~ し !
チョウジ あんた と 今 まで いた けど →
これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね !
「 夏 祭り に っぽ ん の 歌 」。
『 木曜 8 時 の コンサート 夏 祭り に っぽ ん の 歌 パート 2』。
オープニング は 賑やかに この 曲 から スタート です 。
『 お祭り マンボ 』。