NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 286 - 取り戻せ ない もの
( ビー ) 火影 は ナルト の こと あつく 信頼 。
火影 と そんな 関係 いつ 以来 ?
( ナルト ) あぁ … 俺 は ばあちゃん に 約束 した から な 。
火影 に なる まで ぜ って ぇ 死な ねえ って な 。
ヨー ! それ って 興味 津 々 ! 意味 深々 。
そ したら 火影 の ばあちゃん は 俺 に 賭けて くれた 。
約束 の 印 を くれて な 。
♪~
(( 綱 手 : ミナト が そう 信じた とおり ナルト を 行か せる こと が →
忍 を … みんな を 守る こと に なる !
私 は ナルト に 賭ける ! お前 の 判断 は !?))
( エー ) 綱 手 。 ん ?
初めて ナルト に 賭けよう と 思った の は いつ だ ?
アイツ が ペイン を 倒して 里 の 英雄 に なった とき か ?
いや … それ より ず ~ っと 前 。 ナルト は …。
(( 火影 なんて クソ よ !
バカ 以外 やりゃ し ない わ 。
俺 の 前 で じいちゃん や 四 代 目 を バカに する ような ヤツ →
女 だ から って 関係 ねえ !
力いっぱい ぶん 殴って やる !
♪~
クソ !
うわ っ !
おい ガキ ! 気絶 する 前 に 一 つ 聞いて おく 。
なんで 火影 の 名 に そこ まで 噛みつく ?
俺 って ば … お前 と 違って 絶対 火影 の 名前 を 受け継ぐ んだ 。
火影 は … 俺 の 夢 だ から !
♪~
なら 賭け を しよう 。 賭け ?
一 週間 で も し その 術 を マスター したら →
火影 に なる と 認めて この 首 飾り を お前 に やろう ))
( 綱 手 ) ナルト は その 賭け に 勝った 。
( エー ) そして お前 は 賭けた んだ な … アイツ に 。
あぁ そうだ 。
わし が 初めて お前 に 会った とき →
お前 が 賭けて いた の は せいぜい 丁 半 博打 だった 。
あぁ … あの 頃 賭ける こと が できた の は →
金 ぐらい の もん だった から な 。
(( シズネ : 綱 手 様 !
ちょっと 待って ください ! 急げ シズネ !
次の 賭 場 … じゃ ない 宿場 は 待って くれ ない よ 。
宿場 は 逃げたり し ませ ん よ !
忍 か 。
綱 手 様 今 の は …。 関わる んじゃ ない !
行く よ !
( 鼻歌 )
( ザジ ) あ … あれ は …。
兄 ぃ ! 兄 ぃ !
どうした どうした !? ザジ つま ん ねぇ 用 だったら →
ぶ っと ば す ぞ ! つま ん なか ねえ っす よ 。
あれ あれ ! ( みんな ) ん ?
あ … ありゃ …。
ありゃ 伝説 の …。 伝説 の ?
伝説 の …。
( みんな ) 伝説 の ? って か →
お前 も 知って っ から 呼んだ んだろう が 。
ヘヘヘ … ここ は 盛り上がり と →
兄貴 の 顔 を 立てよう と 思い まして 。
バカ 野郎 ぶん 殴る ぞ ~!
笑って ます よ 兄貴 。
そりゃ 笑う だ ろ アハハハハ ! ( みんな ) アハハハハ !
何しろ あの お方 こそ …。
( みんな ) 伝説 の カモ !
( みんな ) ネギ 出た ~!
フッ … これ を 全部 駒 に 替えて くん な 。
( みんな ) まいど ありがとう ござい やす !
あぁ !?
いえいえ … どうぞ 存分に 楽しんで いって おく ん なさい 。
( みんな ) 楽しんで いって おく ん な さ いやし !
《 あぁ … すっかり カモ 扱い さ れて る し …》
( エー ) 死体 は ない 。 敵 は 逃げた ようだ 。
( カライ ) クソ … アイツ ら ニガイ を …。
ニガイ は かわいそうな こと を した 。 う ぅっ !
む ぅ …。
とにかく 急いで アマイ に 見せる ぞ 。
近く の 宿場 で 落ち合う 手はず に なって いる 。
苦しい だろう が そこ まで 耐えろ 。
すみません すみません …。
入り ます 。
さ ぁ はった はった 。
丁 ! 丁 !
丁 ! 半 !
ピン ゾロ の 丁 。
半 。 丁 。
( みんな ) まいど ありがとう ございます 。
いったい どう なさる お つもりです か !
借金 して 作った 資金 は もう 底 を つき ました 。
金 なんて また 借りれば いい だろう 。
どこ から ? ん 来た ぞ 。
この 宿 に 綱 手 って 女 が 泊まって る だ ろ 。
乳 の バカデカイ 女 だ 。
勝手に 捜さ せて もらう ぜ 。
アンタ たち いったい …。
(3 人 ) 借金 取り だ 。
片っ端から 家 捜し だ ! おう !
キャーッ !
おじさん たち 誰 ?
おじさん たち は お 金 の 国 から 来た 怖い 鳥 さん だ よ 。
お 嬢ちゃん こういう 顔 を した おばちゃん を 見 なかった かい ?
胸 が こんな 女 な んだ 。
その キレイ なお 姉ちゃん なら 別の 部屋 に いる よ 。
(3 人 ) どこ だ !
呼んで きて あげる 。
ちょっと 待った お 嬢ちゃん 。
その 手 に 持って る キラキラ した もの は どう し たんだい 。
え これ ? さっき の 絵 の キレイ なお 姉ちゃん が くれた の 。
お 姉ちゃん 嫌な こと が あって 山 で 暴れた んだ って 。
そ したら 岩 の 中 から →
この キラキラ する もの が たくさん 出て きて 。
たくさん ? うん 。
いっぱい いっぱい いっぱい あって →
あり すぎて 持て ない から 私 に も くれた の 。
あの ガキ の 持って る もん ありゃ 金 だ 。
金 だって 。 どうやら 綱 手 の ヤツ →
金鉱 を 掘り当てた らしい 。 マジ か よ 。
って こと は 今 借金 を 返さ れちゃ 大 損だ 。
どういう こと ? ドンドン 借金 して →
ドンドン 利子 を つけて いただか なきゃ って こと だ よ 。
確実に 回収 できる んだ 。 貸して 貸して 貸し まくろう ぜ 。
や ぁや ぁ 借金 取り の 諸君 。
こんな ところ まで 足 を 運ば せて 申し訳ない 。
いえいえ とんで も ございませ ん 。
明日 の 軍 資金 も できた こと だ し よし 飲み に 行く ぞ !
詐欺 じゃ ないで す か !
嘘 は ついて ない ぞ 山 で 岩 を 割ったら 金 が 出て きた んだ 。
ホントだった んです か 。 ひと カケラ だけ だ が な 。
たくさん て 言って いた でしょ 。
拓 山 と いう 山 で 拾った んだ 。
もう 綱 手 様 !
( アマイ ) 綱 手 ?
アマイ か 。 雷 影 様 。
雷 影 様 たち が 敵 を 引きつけて くださった おかげ で →
私 の ほう は 何ごと も なく 。
杉 の 里 に 伝わる 秘伝 の 忍法 帳 は 手 に 入れた 。
しかし すぐに 里 へ は 帰れ ん 。
カライ !
よう アマイ 。
バカ 野郎 !
ニガイ は 。 ニガイ …。
( ニガイ ) クソッ なめる な !
雷 鼠 激震 !
ニガイ !
来る な 来 ないで ください !
ニガイ !
あ ~ っ ! この 虫 の 形 の コブ です 。
この コブ の 中 に 起爆 性 の チャクラ の 塊 が あり ます 。
とりついた 相手 の チャクラ を 吸って →
一定 の 大き さ を 超える と 爆発 する ようです 。
確か ニガイ は 最後に 術 を 使った と おっしゃい ました ね 。
術 を 使う こと に よって 大量の チャクラ を 放出 し →
その チャクラ を 吸って コブ が 一気に 大きく なって 。
爆発 した と いう こと か 。
カライ は 助かる の か 。
私 の 医療 忍術 で は 力 が および ませ ん 。
そう か 。 でも 助け られる 人 が い ます 。
しかも 今 この 町 に 。
誰 だ それ は !
木 ノ 葉 隠れ の 里 の 綱 手 様 です 。
綱 手 様 以上 の 医療 忍者 など この世 に いま せ ん 。
あの 方 なら …。 甘い !
お 砂糖 を 山盛り に した お 汁粉 より 甘い ぞ アマイ 。
しかし 綱 手 様 なら 。
他 里 の 忍 に 様 など つける な !
木 ノ 葉 と 我が 雲 は 友好 な 間柄 で は ない 。
ヤツ ら が 助けて など くれる もの か 。
( エー ) 助ける 。 えっ …。
いや 助け させる 。
なんと して でも 綱 手 を ここ へ 連れて くる 。
そして …。 いけ ませ ん 雷 影 様 !
私 など の ため に 他 里 の 忍 に 頼る など 言語道断です !
お前 を 治療 さ せる !
雷 影 と して の 誇り を 捨てる と いう のです か !
誇り は 捨て ん 。 お前 も 助ける !
雷 影 様 …。 ( カライ ) 何 を アマイ より 甘い こと を …。
( エー ) 部下 を 殺して なん の 誇り だ ! なんの 雷 影 だ !
カライ 死ぬ の は 許さ ん 。
必ず 里 に 帰る まで わし の 供 を せい 。
雷 影 様 …。
( エー ) 行く ぞ アマイ !
綱 手 の ところ へ 案 内せい !
ふ ぅ ~ シズネ お 酒 切れた !
ふ に ゃ …。
コラ 起きろ ! お 酒 ! お 酒 が ない ! お 酒 !
った く この 程度 で つぶれ ん じゃ ない よ 。
あぁ お 酒 …。
(( 縄 樹 : 姉ちゃん !
これ って もし かして …。
( 綱 手 ) そう 初代 火影 →
我ら が お じい さま の 火影 の 首 飾り 。
あっ ヒヒッ ! 大好き 姉ちゃん !
俺 も じいちゃん み たく なって いつか 火影 の 名前 を もらう んだ !
火影 は 俺 の 夢 だ から !))
もう 一 度 で いい から …。
《 もう 一 度 で いい から 笑った あの 顔 を …》
(( ダン : 俺 は 里 も 仲間 たち も 大好きだ 。
だから 守り たい 。
妹 が 死んだ とき から その 思い だけ が →
俺 の 支え に なって いた 。
《 この 人 も 私 と 同じ …》
( ダン ) だ から 俺 は 火影 に なる 。
みんな を 守る 存在 火影 は 俺 の 夢 だ から 。
( 綱 手 ) あなた に これ を 受け取って ほしい の ))
《 火影 なんて クソ よ … そんな もの に なら なくて も いい !
ただ … 生きて いて ほしかった 。
本当に 愛して いた … だ から …》
会って 抱きしめ たい 。
( アマイ ) 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 伝説 の 三 忍 →
綱 手 様 と お 見受け した うえ で の お 願い の 義 が ございます 。
なにとぞ なにとぞ お 聞き届け ください !
誰 だ お前 ?
ハッ ! 私 は 雲 の 里 の 忍 で 名 を アマイ と 申し ます 。
お 願い いたし ます 。 どうぞ 世に 名高い →
あなた 様 の 医療 忍術 で 我が 同胞 を お 助け ください !
お前 雲 の 医療 忍者 か 。 ハッ !
仲間 が ケガ を した の なら お前 が 治せ 。
私 の 腕 で は とても 手 に 負え ず …。
ふ ~ ん 。
イヤだ ね 。 そんな !?
雲 が どの 面 さげて 木 ノ 葉 の 人間 に 頼み ごと だ ?
日向 の 白 眼 を 奪おう と した ヤツ ら が …。
( アマイ ) それ は もう 里 同士 で 話 が ついて いる こと 。
殴った ほう の セリフ だ な 。
どうぞ 過去 は 過去 と して …。
( エー ) もう いい アマイ 。
素直に 力 を 貸して くれる と は 最初 から 思って おら ん 。
我ら 雲隠れ の 里 の 長 雷 影 様 で ございます 。
ハッ … こりゃ ずいぶん と ご 大層な の が 出て きた もん だ 。
イヤ と 言う なら 腕ずく でも 来て もらう 。
おもしろい 。 誰 に 向かって 腕ずく でも とほ ざい たか →
後悔 さ せて やる !
裏 の 空き地 で 待つ 。
あの クソ 女 !
綱 手 貴 様 よくも わし と の 約束 を たがえた な !
ただ で は 済まさ ん 起きろ !
起きて わし と 戦え !
ん ? ああ … 誰 だ お前 ?
雲 の 里 の 雷 影 様 です 。
え ~ っ !?
ハハッ こりゃ ずいぶん と …。
それ は 昨日 済ませた !
怒る な 怒る な 。
そう だ な 1 つ 賭け を しよう 。 賭け だ と !?
( 綱 手 ) 力ずく と 言って いた な 。
ならば 腕ずもう で 私 に 勝てたら お前 に つきあって やろう 。
あの 私 が 寝て る 間 に いったい 何 が ?
レディー ゴー !
ぬ お ~ っ !
《 パワー で わし を 上回る だ と !?
こ … この 女 !
ぐ ぅ … 負ける わけに は いか ん !
ここ で わし が 負けたら カライ は …!
わし は 負ける わけに は いか ん のだ !》
綱 手 様 が 力 で 負けた !? 違う !
《 コイツ 勝負 の 一瞬 →
わざと 力 を 抜いて 私 と 自分 の 手 の 間 に すき間 を 作り →
その わずかな すき間 を 使って →
加速 した 手 を 叩きつけて きや がった 。
コイツ は 力 で 私 に 勝った んじゃ ない 。
スピード で 勝った んだ 》
卑怯 だ と は 言わ せ ん ぞ 。
言わ ない よ 。 力 くらべ だ と は 言って い ない 。
アンタ は 腕ずもう で 私 に 勝った 。
では カライ を 診て くださる んです ね 。 こちら です !
フン 行く よ シズ ネ 。 は … はい !
す ん げ え 。
( アマイ ) カライ 綱 手 様 を 最高の 医療 忍者 を お 連れ した ぞ !
もう 大丈夫だ !
杉 の 里 の 秘術 を 奪って きた と 言って いた な 。
杉 の 里 に これほど の 術 を 使う 手練 が いた と は 。
( エー ) 相手 は 杉 の 里 の 忍 で は ない 。
何 っ !? ( エー ) 杉 の 里 が 雇った 軒 猿 衆 だ 。
えっ !? 軒 猿 衆 だ と !?
あの 忍 を 狩る 忍 と いわ れた 軒 猿 衆 か !?
治療 に 支障 が 出て は 困る 。
包み隠さ ず 話して もらおう 。