NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 301 - 矛盾
( 雷 影 ) どこ を 狙って いる のだ !
速 すぎて 攻撃 が 当たり ませ ん !
( 雷 影 ) 今 一 度 言う 。 俺 は 雷 遁 使い だ 。
体 に 雷 遁 を まとう こと で 肉体 の 限界 を 超えた 速度 と →
防御 力 を 備えて いる 。
風 遁 で 攻め立てる 以外 俺 を 倒す 手 は ない 。
( テマリ ) それ が 当たら ない から 苦労 する …。
いや それ なら …。
風 遁班 ! 攻撃 フォーメーション C だ !
はっ ! はっ ! 行く ぞ !
フン ! 騙し 討ち すれば いい もの を 攻撃 宣言 など し おって 。
集団 風 遁術 !
風 遁 掛け 網 !
わし の 速度 を 上回る 広域 術 か 。
見事だ 。
うわ っ ! よし 一気に たたみかける ぞ !
♪♪~
ハァ ハァ …。
いくら 攻撃 して も 手ごたえ が ない 。
ダメージ を 与え られて い ない ぞ !
《 最 速 の きりきり舞い の 術 を 連続 で 当て まくる しか ない 》
ドダイ か ?
( ドダイ ) はい 。
三 代 目 雷 影 様 は スピード パワー 以上 に →
その 異常な 打た れ 強 さ に 優れた 忍 であった 。
唯一 三 代 目 に 届く 風 遁 の 遠距離 攻撃 も →
決定 打 に は 欠ける 。
もっと 強い 風 遁使 い が 必要だ 。
私 も 結構な 風 遁使 いなん だ けど ね 。
どう やって 死んだ んだ ? こいつ 。
( ドダイ ) 仲間 を 逃がす ため 1万 の 敵 を 相手 に →
たった 一 人 で 戦い オトリ と なら れた 。
仲間 の 逃げる 時間 を 稼ぐ ため →
三 日 三 晩 倒れ なかった と 聞く 。
( カブト ) あいつ を 口 寄せ する 間 →
こいつ に 時間 稼ぎ を して もらわ ない と な 。
こっち で 操る か 。
正直 ここ の 連合 で 私 以上 の 風 遁使 い は …。
( ナルト ) いる !
俺 だ !
《 何 だ !? ナルト な の か !?
なんで こんな ところ に ?》
《 この 感じ 風 遁 だ な 。
螺旋 丸 の 進化 版 か ? この 術 なら 当たれば いける !》
ダメだ ! その 程度 で は 。
あの 雷 の 衣 で …。 わかって る →
雷 影 を 名乗る お っ さん たち が 速い って の は 。
《 あいつ はな から これ を 狙って 》
♪♪~
《 ダメだ !》 《 また かわさ れた !》
《 陽動 かけ なきゃ やっぱり 当たり も し ない 》
オッケー 返って きた ところ を …。
この 距離 なら …。
当たる !
♪♪~
《 なんて 威力 の 風 遁 だ 。 これ なら …》
今 の うち だ 。 封印 班 急げ ! ハッ !
よし ! ( みんな ) お ぉっ 。
な … なに !?
三 代 目 やはり あなた は 恐ろしく 強い 。
《 ウソ だ ろ 。 螺旋 手 裏 剣 が 効いて ねえ 》
さっき から 雷 影 様 の 目つき が 変わった 。
すでに 完全に 操ら れて いる 。
あれ は !
みんな 雷 影 様 から 離れろ !
土 遁使 い の 忍 たち は 今 すぐ 壁 の 用意 だ 。
みんな つなげろ ! ( みんな ) おう ! 土 遁 万里 土 流 壁 。
散れ !
来い ナルト ! うわ っ !
イテッ 。 熔遁 護 謨壁 !
なんだ ?
三 代 目 最強 忍術 地獄 突き 四 本 貫 手 だ 。
指先 に 雷 チャクラ を ためて 突く 。
もともと 突き 技 は 雷 遁 と 相性 が いい 。
《 カカシ 先生 の 雷 切り や サスケ の 千鳥 に 似て る な 》
みんな 今 の うち に できる だけ 離れろ !
いや 出て くる ところ が わかって いる なら →
そこ を 1 点 集中 で 狙う 。 皆 構えろ !
これ まで 速 すぎて 当てられ なかった →
攻撃 の 分 も お返し する ぜ 。
よせ ! 雲 の 忍 の 言う こと を 聞け !
クソッ 。
バカ ども が 。
ぐ わ ぁっ !
三 本 貫 手 に 変え られて た か 。
なん だって んだ あの 術 。 むちゃくちゃ 強 え 。
たった 1 人 で 何 十 人 も 一瞬 で 。
あの 地獄 突き は 指 の 数 を 減らして いく ほど →
力 が 1 点 に 集中 して いき 三 代 目 最強の 矛 と なる 。
そして どんな 術 に も 耐える 強靭な 肉体 が 最強の 盾 と なる 。
人 な の か ? あの オッサン 。
生身 で 尾 獣 と やり合う こと の できた →
ただ 1 人 の 忍 と いわ れて いる 。 マジ …。
《 すげ え んだ な 雷 影 って の も 》
どうした ? じゃあ どういう こと だって ば よ ?
何 が だ ? ほら あの 胸 の 傷跡 。
最強の 盾 に なる 体 なら どう やって 付いた んだ ?
螺旋 手 裏 剣 でも ビク と もし ねえ のに 。
あれ か 。 三 代 目 は みんな を 逃がし →
たった 1 人 で 八尾 の 暴走 を 止め られた こと が あった 。
そんじゃ あ 八尾 が やった の か ?
あの 傷 に ついて は 一切 語ら れて い ない 。
生涯 の 恥 だ と 誰 に も 理由 は 言わ れ なかった 。
四 代 目 も 知ら ぬ こと だ 。
半端な 攻撃 じゃ 傷つか ねえ こと は わかった 。
もし 八尾 と の 戦い で ついた 傷 なら 八尾 の 最強の 術 って こと か 。
《 八尾 と いえば 》
尾 獣 玉 だ !
( マツリ ) テマリ さん どう する んです ?
あの ナルト さん で さえ 倒せ なかった 相手 です よ ?
( ユカタ ) えっ ナルト さん ? あの 木 ノ 葉 の 英雄 の ?
どこ ? どこ ? どの 人 が そう な の ?
ユカタ ! 何 見て た の よ !
さっき 派手な 風 遁術 ぶ っぱなした 人 が そう よ !
えっ ? だって さっき の 人 は まだ 私 たち と 歳 も 変わら ない でしょ ?
そう よ 。 あの 歳 で 暁 の ペイン を 1 人 で 倒した の よ 。
じゃあ 木 ノ 葉 の 英雄 が 倒せ なかった 相手 と →
どう やって 戦う んです ?
だから それ を 今 考えて る ところ だ ろ !
風 遁 の 使え ん 近距離 タイプ の お前 ら 2 人 は →
危険だ から とっとと 下がって ろ ! (2 人 ) は … は ~ い !
ハァ …。
《 で どう する … ナルト の あの 螺旋 丸 で すら →
致命 傷 を 与え られ ない 雷 影 相手 に どう 戦えば いい …。
クッ 撤退 も 考慮 に …。 だが 1 人 でも やっかいな 影 だ 。
分断 できて る 今 が 最善 と 言える 。
私 たち が ここ を 撤退 して 他の 影 と 合流 さ れたら →
それ こそ 手 が つけ られ なく なる 。 どう する … どう すれば …》
な … 何 な んだ ? この 感じ は 。 また ナルト の 術 か 何 か か ?
《 あぁ っ … これ は 八尾 と 同じ 尾 獣 玉 。
これほど 重い チャクラ 玉 を 人 型 の まま で …。
そんな こと が …》
クッ … クッ …。
ん ~ っ !
ん ~ っ !!
( みんな ) うわ ~! うわ っ !
《 できる はず が ない … やはり な …》
何 だ どうした !?
クッソー ! やっぱり まだ ムリ か !
《 チャクラ の 衣 が なくなった 。 やはり ムリ を …》
テマリ 様 ! 敵 が 連合 の 中 に 突っ込んで きて →
多く の 負傷 者 が …。 ( テマリ ) みんな 負傷 者 の 回収 を 急げ 。
医療 チーム へ 回せ ! それ から みんな に →
自分 から 近づか ず 距離 を 保て と 伝え …。
うわ ~ っ ! ( 爆発 音 )
大丈夫 か !? しっかり しろ !
ゴム の おっちゃん 今 すぐ →
ビー の おっちゃん と 八尾 に 話 が して え 。
なぁ 連絡 って どう すりゃ いい ?
ここ の 連絡 班 を 通して 情報 部長 の 山中 い の いち に →
ビー たち と 中継 して もらえば いい 。 連絡 班 を 探せば いい んだ な 。
よかった な 。 え ?
俺 も 連絡 班 の 忍 だ 。
お ぉ !
ナルト 気 を つけろ !
《 三 本 貫 手 を 引いた … パンチ で 気絶 を 狙う 気 だ な !》
( ドダイ ) 熔遁 護 謨玉 !
《 い の いち : あなた は 雲隠れ の ドダイ 殿 。 どうした !?
ナルト が ビー と 八尾 に 話 が ある そうだ 。
今 すぐ 連絡 を 取れる ように して やって くれ 。
三 代 目 雷 影 が 偽 の ゴム ボール を 追って いる うち に 》
《 ゴム ボール で 囲った ように 見せかけて →
後ろ から 俺 を 引き抜いて 岩 陰に 隠す 。
ゴム の おっちゃん も 早技 だって ば よ !》
ゴム の おっちゃん ありがとう !
これ で ビー の おっちゃん と 会話 の 時間 が 取れた 。
と 言って も すぐに 気づか れる 。 それほど 時間 の 猶予 は ない と 思え 。
うん !
《 ナルト … ビー 殿 と 八尾 2 人 に 話 が ある そうだ が →
近く に い ない の か ? 行動 を ともに して いる はずだ ろ ?》
《 今 は 近く に いね えし それ に →
って … そんな こと より 早く 連絡 を つけて くれ って ば よ !
時間 が ねえ んだ !》
( 八尾 ) ナルト は 先 に 行 っち まった ぞ 。
さっさと 用 を 済ませろ ! いつまで やって んだ !
( キラービー ) 尿 意 は 己 の 意志 と は 相違 。
《 ビー の おっちゃん ナルト だって ば よ 。
俺 って ば 八尾 に 直接 聞き たい こと が ある んだ 。
早く 八尾 と 替わって くれ !》
今 は 生理 現象 。 話しかけ られる と 集中 力 減少 。
なんで こんな とき に 交渉 。
替わった ぞ ナルト 。 どうした ? 慌てて る ようだ が 。
《 八尾 は 三 代 目 雷 影 と →
やりあった こと が ある んだ よ な ?》
あぁ ずっと 昔 に な 。
打た れ 強く 頑丈な 人間 だった ぞ ありゃ 。
一 本 貫 手 って 技 で 尾 を 8 本 全部 →
切ら れ ち まった こと も ある くらい だ 。
《 どう やって じいちゃん 雷 影 の 胸 に 傷 を 負わ せた んだ ?》
え ? 俺 の 尾 獣 玉 じゃ なかった かな ?
いや どう だった かな …。
お互い 技 を 構えた まま 力尽きて 前 のめり に 倒れて たから な 。
あんまり よく 覚えて ねえ な 。
《 もし かして …》
《 あり が と だって ば よ 八尾 》
影 分身 の 術 !
《 なんだ ? さっき の と は 違う の か !?》
じいちゃん 雷 影 が ここ に 突っ込んで きて る 。
ゴム の おっちゃん は ひいて て くれ 。 やって み たい こと が ある んだ 。
わかった 。
螺旋 丸 !
みんな ! 今 は 手出し する な !
封印 班 は 準備 して おけ ! はっ !
《 何 を する 気 か 知ら ない が そい つ は ただ の 螺旋 丸 だ ぞ 。
それ で いける の か !?》
《 最強の 矛 で ナルト の 手足 を 確実に もいで いく 。
半 殺し に して 連れて 帰る こと に する か 》
《 仙人 モード の 蛙 組手 。
こっち の ほう が 危険 感知 は 広い し 早い 。
だから 突き を ギリギリ で かわして …》
《 ちゃんと 腕 を 狙える !》
♪♪~
思った とおり だって ば よ !
《 そう か … あの 胸 の 傷 は そういう こと だった の か 》
(2 人 ) やった !
よっ しゃ ! いい ぞ ナルト ! よし !
よく 気づいた な 。
八尾 が 三 代 目 雷 影 と 戦った とき 技 を 構えた まま →
前 のめり に 倒れた って 言った から →
その とき に 自分 の 技 が 胸 に 当たって →
それ で ついた 傷 だ と 思った んだ 。
自分 で つけた 傷 だ から 恥 だって こと 。
最強の 盾 と 最強の 矛 を 持つ 忍 。
確かに 矛盾 して いる 。
三 代 目 は 矛 の ほう が 強かった って こと か 。
うん 。
たぶん 忍 最強の 盾 を 持って る の は →
我 愛 羅 だって ば よ 。
( 水 影 ) お前 が 土 影 の 名 を 受け継ぐ の は わかって た が な 。
今 じゃ 無理 が たたって →
腰痛 持ち の じ じい に 成り下がって る じゃ ねえ か 。
腰 の 入った 重い パンチ に 変えた は いい が →
重 すぎて 腰 が ガッタガタ … って →
おい 早く 逃げろ 。 鬼灯 一族 の 水鉄砲 の 術 だ 。
♪♪~
( 我 愛 羅 ) ハァ ハァ ハァ …。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
2 時間 スペシャル !
今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん →