NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 312 - 老人 と 龍 の 目
( サイ ) 食べ ない の かい ?
( リー ) あっ ! これ は …。
ちょっと 悔しい 思い出 が あり まして 。
♪♪~
( ガイ ) 大丈夫 か ?
かなり 強い 体 術 使い です 。
俺 が 来た からに は もう 安心だ !
ん !? ( チェン ) よ っこ らし ょっ と …。 よっ !
チェン 老 師 です か !
えっ !? 最強の 体 術 使い と いわ れた あの …。
第 三 次 忍 界 大戦 で 死んだ 木 ノ 葉 の 英雄 だ 。
わし って 有名な んじゃ のう 。 フェッフェッフェッ !
当時 は 遠く で あなた を 見て いる だけ でした 。
その あなた と 戦える と は 体 術 使い と して 感激 の 極み !
操ら れて いる 。 手加減 でき ぬ ぞ 。
望む ところ です 。 や ~ っ ! はっ !!
木 ノ 葉 大 旋風 !
( チェン ) 木 ノ 葉 大 旋風 !
木 ノ 葉 突風 ! ぐ わ っ !
《 つ … 強い !》
♪♪~
ガイ さん が … 押さ れ 気味だ !
( サイ ) リー ?
すみません 。 すぐに 戻り ます ! サイ さん は 休んで いて ください 。
ハァ ハァ …。
これ は …。
必ず よける のじゃ ぞ 。
まさか 伝説 の 奥義 を !?
ガイ 先生 !
僕 も ご 一緒 いたし ます 。 リー !
あっ ! チェン 老 師 !!
フェッフェッフェッフェッ ! 本当に わし って 有名な んじゃ のう 。
また お 会い できる なんて 光栄です 。 フエッ ?
お … お前 が 生まれる 前 に 亡くなった 方 と →
なんで お前 が 会って いる ?
老 師 は 死んで など い なかった のです 。
えっ !?
あの とき …。
(( 本物 の チェン 老 師 なら お 願い が ある のです !
木 ノ 葉 龍神 を 教えて いただけ ませ ん か ?
ど りゃ ~! うわ ~!))
あの とき の 小僧 か !
僕 は 忘れ も し ませ ん 。
あなた の こと を … 龍 の 目 の こと を !
まだ 忍 を 続けて おる の か 。
夢 を 諦める わけに は いきま せ ん から 。
なんだ ? どういう こと だ ?
お前 が こや つ の …。
そう いえば ガイ 先生 に は →
お 話し した こと が あり ませ ん でした ね 。
たしか あれ は …。
僕 が 大 ケガ から 復帰 して 間 も ない 頃 です 。
(( テンテン : ほら 見て 。
図書 館 で たまたま 見つけた の 。
( リー / ナルト ) お ~ っ !
( ナルト ) 木 ノ 葉 龍神 ?
チェン 老 師 と いう 方 が あみ出した 奥義 の ようです 。
ん ~ っ 奥義 って 言葉 に ワクワク する って ば よ !
老 師 を 捜して この 技 を 授かり に いき ましょう 。
でも この 人 第 三 次 忍 界 大戦 で 死んだ →
木 ノ 葉 の 英雄 って 書いて ある わ よ 。
え じゃあ もう 死んじゃ って ん の ?
大丈夫です 。 きっと この先 に 木 ノ 葉 龍神 の すべて が 。
そんな …。 ガイ 先生 が い ない 間 に →
これ を 体得 して 強く なろう と 思った のに 。
ゲジマユ 俺 と 修業 すれば いい って ば よ 。
俺 も サスケ を 取り戻す ため に もっと 強く なん なきゃ いけ ねえ から な 。
ナルト 君 。
里 の 近く に この 人 の お 墓 が ある みたい よ 。
ホントです か ?
そういう こと なら 英雄 さん に お参り して →
気合い を 入れて から 修業 し ましょう 。
(3 人 ) ん ?
アザミ ちゃん が 毎日 おにぎり を ?
( アザミ ) お じいちゃん の お 墓 だ から 。
と いう こと は 老 師 の お 孫 さん ?
木 ノ 葉 龍神 使える の か ?
使える わけない でしょ 。
お じいちゃん 生きて る んだ よ 。
えっ ?
毎日 おにぎり 食べ に 来る の 。
んな バカな 。
生きて る って どういう こと でしょう 。
やっぱり うまい のう 。
誰 ? この 方 が チェン 老 師 ?
んな わけ ねえ って ば よ 。 アザミ を 騙して →
おにぎり 持ってこ させて る だけ だ 。
それ は 許せ ませ ん !
お前 ら に は やら ん から のう 。
食べて は ダメです !
(3 人 ) あっ …。
唯一 の 楽しみ を よくも !
木 ノ 葉 龍神 !
(3 人 ) え ~ っ !
こ 木 ノ 葉 龍神 すごい …))
まさか ホントに 生きて …。
だから 僕 は 奥義 を 学べる チャンス だ と 思い →
再び お 墓 に 行き ました 。
(( 本物 の チェン 老 師 なら お 願い が ある のです 。
僕 に あの 技 を 木 ノ 葉 龍神 を 教えて いただけ ませ ん か ?
僕 は 忍術 が 使え ませ ん 。
ですから 体 術 を 極め たい のです !
忍術 が 使え ん の か 。
はい 。 それ でも 体 術 だけ で →
立派な 忍 に なれる こと を 証明 する ため 努力 して い ます 。
それ でも 努力 して いる と は 。
忍術 を 使え ぬ ヤツ が 忍 に なれる か !
お前 に 忍 の 資格 が ない こと を その 体 に 叩き込んで くれる わ !
うわ っ !
ワチャチャチャ …。
チャーッ !
リー ! ゲジマユ !
う っ … いきなり 何 を …。
お前 は 弱い 。 忍 など やめて しまえ !
そ … そんな …))
俺 の リー に なぜ そんな むごい こと を ?
それ は お ぬし が いちばん よく わかって いる はずじゃ が 。
え ? 小僧 が 忍 に なる こと に →
命 を かける など と は 笑 止 千万 ! なぜ … それ を ?
こや つ が 言って おった から のう 。
(( じいちゃん とこ に 行く んだ ろ ? 私 たち も つきあう わ 。
2 人 と も …。
すみません 僕 一 人 で 行か せて ください 。
え ? 忍 の 資格 は ない と 言った 老 師 に →
自分 一 人 の 力 で 認め させ たい のです 。
リー …。 ゲジマユ …。
だから 僕 は 一 人 で 行き ます 。
そう 言う と 思った って ば よ 。 え ?
ほら ! これ 持っていって 。
アザミ ちゃん から 預かって おいた の よ 。
ありがとう ございます 。
♪♪~
しつこい ヤツ だ な 。
あの 技 を 教えて ほしい と は もう 言い ませ ん 。
ただ もう 一 度 … 僕 に 木 ノ 葉 龍神 を うって ください 。
え …。
あなた に は 忍 の 資格 は ない と 言わ れ ました 。
でも その 言葉 を →
受け入れる わけに は いか ない のです 。
あの 技 を 打ち破る こと が できた なら →
僕 を … 忍 と して 認めて ください ! お 願い し ます !
もう 一 度 木 ノ 葉 龍神 を !
♪♪~
お前 の 根性 に 免じて その 申し出 受けて やろう 。
所詮 お前 に は 龍 の 目 を 見抜く こと も でき ん じゃ ろうし な 。
龍 の … 目 ?
これ で 自分 に 忍 の 資格 が ない こと を →
思い知る が いい !
絶対 に … 認めて もらい ます !
木 ノ 葉 龍神 !
うわ … あぁ …))
(( うわ … あぁ …。
ダイナミックエントリー !
うわ ~ っ !
う っ …。
くっ う っ …。
あっ …。
食ったら 帰れ 。 そして 忍 を やめろ 。
も … もう 一 度 お 願い し ます !
龍 の 目 と 竜巻 …。
うん ?
もう 少し で 何 か が …。
なぜ ここ まで ボロボロ に なって も 諦め ぬ のじゃ ?
ヤツ に そっくりじゃ のう 。
とにかく 忍 は 諦めろ 。
僕 は 忍 を … 夢 を 絶対 に 諦める わけに は いきま せ ん !
あっ … 僕 が 忍 に なる こと に →
命 を かけて くれて いる ガイ 先生 と の 約束 が ある のです …。
それ を 否定 する あなた に 負ける わけに は いきま せ ん !
だから … もう 一 度 お 願い し ます 。
その 夢 と やら は 諦めろ 。 それ が お前 の ため な のだ 。
待って ください !))
その後 二度と 会う こと は あり ませ ん でした 。
夢 を 諦めろ 。 それ が リー の ため 。
忍 と いう 厳しい 世界 に おいて 忍術 が 使え ぬ 者 は →
無力に 等しい 。 えっ ?
いや むしろ 忍 など 目指して は いけない の かも しれ ない 。
老 師 が リー を 諦め させよう と した こと は →
何ひとつ 間違って は い ない のでしょう 。
ガイ 先生 …。
しかし … 俺 は 断じて 認め ない !
ん っ !
あなた の した こと は 間違って いる !
ガイ 先生 !
お ぬし と なら わかり あえる と 思った のじゃ が …。
証明 して やろう ! お前たち 師弟 が 間違って いる こと を !
俺 たち は 間違って い ない !
それ を リー お前 なら 伝え られる はずだ !
はい !
まさか この とき が くる なんて …。
♪♪~
(( 表 蓮華 !
ハァハァ …。
《 木 ノ 葉 龍神 の 正体 は 竜巻 ! つまり 龍 の 目 と は …》
今 と なって は 試そう に も 試す こと が でき ませ ん !))
木 ノ 葉 龍神 !
♪♪~
どうした !? 諦め おった か !
言った はずです ! 僕 は 諦め ない と !
はっ !
それ で よけた つもり か !
♪♪~
龍 の 目 … それ は 竜巻 の 中心 ! それ が 弱点 !
今 こそ 木 ノ 葉 龍神 を !
一 人 表 蓮華 !
な … なに !?
う っ … ぐ っ …。
わ … わし の … 木 ノ 葉 龍神 が …。
なぜ … なぜ な のだ …。
なぜ お前 は そこ まで 諦め ぬ のじゃ …。
僕 は 以前 大 ケガ を して →
夢 を 諦め かけた こと が あり ました 。
でも その とき ガイ 先生 は 言って くれた のです 。
(( リー よ 。 その 苦し み から 解放 さ れ たければ →
覚悟 を 決める こと だ 。
それ は … 夢 を 諦める と いう 覚悟 です か !
己 の 夢 を 失えば お前 は 今 より も 苦しむ こと に なる 。
忍 道 を 失う ような こと が あれば 生きて いけ ない ような 大 バカ さ 。
俺 も お前 も な 。
手術 を 受けろ ! リー !
努力 を 続けて きた お前 の 手術 は 必ず 成功 する 。
きっと 天国 の 未来 を 呼び寄せる 。
もし 1兆 分 の 1 失敗 する ような こと が あったら →
俺 が 一緒に 死んで やる 。
お前 に 会った とき から 俺 の 忍 道 は →
お前 を 立派な 忍者 に 育てる こと だった 。
約束 だ 。
ガイ 先生 !!))
そう か … お前 は →
よき 師匠 と 出会って いた のだ な 。
(2 人 ) 老 師 !
フェッフェッ … フェッフェッ …。
わし に も かつて 1 人 だけ 弟子 が おった 。
そや つ は お前 と 同様 →
忍術 が 使え なかった 。
しかし 体 術 のみ で 忍 に なる のだ と 修業 に 励み →
その 夢 は 叶った 。
そして 木 ノ 葉 龍神 を 伝授 する はずだった のだ が →
第 三 次 忍 界 大戦 が 起こって しまい →
弟子 も 戦場 へ 赴く こと に なった のだ が →
忍術 や 幻 術 が 使え ない と いう 弱点 を つかれ →
無残に も 殺さ れて しまった のじゃ 。
そう なる こと の 予測 も でき ず →
弟子 を 忍 に して しまった わし に は 師匠 の 資格 は ない 。
そんな 自分 を 許せ ず 忍 を 辞め →
自分 を 死んだ こと に し あの 墓 を たてた のじゃ 。
そういう … こと だった のです か 。
すまなかった な 。
お前 が いずれ 弟子 と 同じ 道 を →
歩んで しまう と 思い わし は …。
ハッ … じゃ が お前たち なら きっと 大丈夫じゃ な 。
チェン … 老 師 …。
あの 墓 が 本当に 役立つ とき が きた ようじゃ よ 。
フェッ フェッ フェッ フェッ …。
チェン 老 師 …。
また … おにぎり を お供え に いき ます ね 。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 11 組 の 皆さん に よる →