NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 314 - 悲しい 天気 雨
( 笑い声 )
(( ヨタ : デコ デコ デコ !
( サクラ ) もう ! 人 が 気 に して る こと を !
( 笑い声 )
わ ぁ ! ゴッツンコ !
えっ ?
雪 ?
♪♪「 コン コン コン 雪 が コン 」
( シカマル ) ヨタ に 気 に 入ら れた みたいだ な お前 。
( い の ) おでこ が ね !
ピッタンコ ! あなた … 何 な の !?
♪♪「 コン コン コン コン コン コン 」
「 コン コン コン 」 って …。
♪♪~
あぁ … せっかく お家 から くすねた 花束 渡そう と したら ね →
サスケ 君 プイッ て 無視 して 行っちゃ った んだ よ 。
フフフ … 悲しい な 。 いの が かわいそう 。
かわいそうに ね いの 。
ヨタ …。
優しい んだ ね あげる 。
《 いの ちゃん 積極 的な んだ 。
サスケ 君 に そんな こと …》
楽しい の ? サクラ 。
えっ ? サクラ が 楽しい と ヨタ も 楽しい 。
サクラ 何 が 楽しい の よ 。
あっ … 違う の いの ちゃん 。
キャハハハ ハハハッ !
ムーッ !
( チョウジ ) ヨタ は お 天気 屋 だ ね 。
悲しけりゃ 雨 が 降る 。 楽しけりゃ 雪 が 降る か …。
ん っ ?
♪♪~
ん っ ?
( い の ) あの 花 …。
( シカマル ) ヨタ が ?
里 に ?
( チョウジ ) もう ダメだ よ ヨタ 。 お前 は 里 に は 秘密な んだ から 。
見つかったら 大変な こと に なっちゃ うんだ よ 。
誰 に も 見 られて ない だろう な 。
うん 私 誰 に も 見 られて ない !
ホント か ?
1 人 変な 子 が いた 。 誰 !?
みんな が お 昼 ごはん 食べて る とき 1 人 だけ お 外 に 出て て →
鉄棒 に 座って た よ 。
鉄棒 ? ナルト か ?
う ~ ん もし かして あの 子 !
あっ いる いる ! いつも 1 人 で なんか 怒って る !
そう ? 私 に は なんか ニヤ けた 顔 して 見て くる 。 変な ヤツ 。
アンタ に 気 が あんじゃ ない の ? えっ !? やめて 。
ナルト は お前 に 気づいた か ?
たぶん … 知ら ない 。
あの ね ヨタ 。 もう 絶対 里 に 行っちゃ ダメだ よ 。
見つかったら 私 たち →
離れ離れに なっちゃ う かも しれ ない んだ よ ?
私 や だ よ ! サクラ と 離れ たく ない よ !
サクラ だけ な の ? ありがとう ヨタ 。
でも おもしろかった ね サスケ 君 。
いつも クール な のに … フフフッ お花畑 みたいだった ))
( 笑い声 )
♪♪~
くっ …。
やっぱり ヨタ と 戦う こと に なっちゃ う の ?
アスマ の とき の ように 封印 する ため …。
う っ … 戦う しか …。
でも どう やって … ヨタ の お 天気 に 僕たち 勝てる の ?
知る か よ !
( みんな ) うわ ~ っ !
《 考えて みたら 俺 たち なんにも →
ヨタ の こと 知ら ねえ んだ 。
どう やったら …》
《 父さん サクラ に つなげて !》
( い の いち ) わかった 。
サクラ !
《 いの : サクラ … 聞こえる ?》
《 いの … ごめん 。 ちょっと 取り込んで る 》
《 アンタ 覚えて ない ?
覚えて る でしょ ? ヨタ の こと !》
《 ちょ … ちょっと 待って 。 今 その ヨタ が 目の前 に …》
どういう こと ?
《 キバ : 俺 ん と ころも だ よ !
キバ : ヨタ の ヤツ す ん げ ぇ 怒って る 》
なに !?
《 て なんで お前たち ん とこ に も ヨタ が いる んだ よ ?》
《 ヨタ が … 3 人 も 》
いったい どう なって る ?
( 口笛 )
( ナルト ) 口笛 …。
( 口笛 )
お前 … 誰 だ ?
( 口笛 )
なんだ ?
( 口笛 )
え … あっ …。
なんか …。
お前 ヨタ ?
ハハッ ! ヨタ な の か ?
( 口笛 )
ヨタ !!
ナルト ?
( 口笛 )
ヨタ …。
( 足音 )
(( なんだ よ ?
ちょっと アンタ ね ヨタ を どこ に …。
探り 探り で 聞く の は 難しい な … ナルト お前 知って る よ な ?
何 を ?
う ~ ん … 何 か 見 ただ ろ ?
見かけ ねえ ような … その …。
見かけ ねえ の を どう やって 見る んだ よ ?
お前 意外 と 頭 いい な 。 うん うん 。
ちょっと アンタ たち なに 感心 して ん の よ 。
ちょっと … 来て ! ちょ っ … 何 ?
あ …。 ヨタ を どこ へ やった の よ !?
え … ヨタ ?
( サクラ ) この 前 アカデミー の 校庭 で 会った んでしょ ?
ヨタ を 知って る の は 私 たち の 他 は あなた だけ なんだ から !
♪♪~
アンタ ! ヨタ に 会った んでしょ ?
みんな に ばらしちゃ った んでしょ !?
ヨタ って 誰 な んだ よ ?
里 の 近く で 迷子 に なって た の よ 。
かわいそうだ から 私 たち が 面倒 を みて さ …。
それ が 今日 ここ に 来て みたら めちゃくちゃで →
ヨタ も い ない んだ もん !
じゃあ ソイツ って ば よそ者 じゃ ねえ か よ 。
えっ ?
なんで よそ者 の ヤツ は かばって … 俺 に は そんな 目 を しや が んだ よ !
ちょっと … 何 よ !? その 言い 方 !
生意気 ね ! う ~ ん …。
って … 証拠 も 何も ねえ の に 問い詰め すぎた か な 。
もし 本当に 何も 知ら なかったら …。
チクショウ ! なんで いつも 俺 ばっ か …。
迷った …。
( 泣き声 )
お前 …))
( 泣き声 )
(( あっ ! もし かして …。
( 泣き声 )
ゲッ ! な … なん な んだ よ !? お前 。 どうした ん だって ば よ ?
( 泣き声 )
どう した んだ よ ?
私 … 怖い よ 。
私 って … 何 ?
私 は ヨタ だ よ !
えっ !? や っぱ お前 が ヨタ か !
うわ ~ ん ! ギャーッ ! 痛い 痛い …。
( 泣き声 )
お 天気 雨 ?
これ って もし かして お前 の 術 ?
いい な … 俺 なんか 分身 の 術 も 変化 の 術 も でき なく って →
いつも イルカティーチャー に 怒ら れて ばっ か で …。
よそ者 の くせ に みんな に 好か れて よ 。
俺 って ば …。 あ !
私 知って る よ お前 。
フーッ フーッ フーッ て 。
ん ? この 前 鉄棒 に 座って →
口 で 笛 吹いて た 。
あ …。
( 口笛 )
( 口笛 )
( 口笛 )
教えて 私 も 口 で 笛吹き たい 。
は ? だって アンタ 笛 吹いたら →
1 人 じゃ なく なって た 。 元気 出て た 。
出て ねえ よ 。 口笛 で ごまかして た だけ だって ば よ 。
じゃあ ヨタ も ごまかして みる 。
だって お前 に は みんな が いて …。
お前 …。
教えて おくれよ 私 に も 口笛 。
ああ 。
見て ろ よ ここ 。
はじめ は とんがら せ ないで 息 を 出す んだ 。
で だんだん 狭く する 。
風 の 音 を 出す んだ ひ ゅ ~ って 。
うん 。
♪♪~
《 コイツ 喜んで や がる 。
喜び が 風 に なる の か 》
ねぇ 。
なに ?
友達 。
友達 だって ば よ !
(2 人 ) アハハハッ 。
( 赤 丸 の 吠え 声 )
( 吠え 声 )
( キバ ) あ いやがった この 野郎 !
待て コラ !
ヤダ !
コイツ また 。 ヨタ !
私 犬 嫌い !
お前 ら ヨタ に 何 した んだ よ !
知ら ねえ よ 。 赤 丸 と 散歩 して たら ヤツ に 会って …。
したら 雷 が バンバン 落ちて きて 。
コイツ の 仕業 だ ろ !
うわ ~ っ !
ヨタ ! あっ あの 子 !
キャー ! ヨタ …。
プン プン プン 。
ヨタ の ヤツ 怒る と 雷 か よ 。
( 叫び声 )
それ !
( みんな ) わ ~!
よし よし 。
い ~ ち に ~ さ ~ ん →
し ~ ご ~ ろ ~ く な ~ な →
は ~ ち き ゅ ~ う とお 。
じゅ ~ いち じゅ ~ に →
じゅ ~ さん じゅ ~ し …。
私 も ナルト と 一緒 ! バカ ヨタ !
お前 が いる と すぐ わか っち まう 。
キュフフフ 。
バカッ バカ !
そう やって 嬉し そうに しちゃ ダメ だって !
お前 が 天気 変え ち まう から ばれる んだ よ !
ナルト が 怒った 。
も ぉ ~ バカヨタ ! あっ ち いけ あっ ち 。
( キバ ) きゅう じゅう はち きゅう じゅう きゅう →
ひ ゃ ~ く !
ナルト み っけ ! く っそ ~ ヨタ め 。
俺 を 助ける ため に 缶 を 蹴って くれる ヤツ なんて →
いる の か な ?
う っ おわ っ …。
シカマル チョウジ いの 赤 丸 で サクラ !
あと は ヨタ か 。
ヨタ …。
ヨタ ?
( 風 の 音 )
ヨタ が 泣いて る !
ヨタ !
はっ !
ヨタ !
あの 者 は 我ら が 預かる 。
厳重な 監視 の もと 取り調べ を 行う 。
ちょっと ! ヨタ は そんな ん じゃ …。
木 ノ 葉 の 里 以外 の 者 が →
許可 なく 里 周辺 に 存在 する こと は 許さ れ ない 。
いずれ キミ たち に も 出頭 して もらう 。
それ まで 自宅 で 待機 して いる ように 。
ヨタ は ヨタ は 俺 の …))
《 あれ が 俺 たち と ヨタ と の 別れ の 始まり だった 》
《 そして 俺 たち は ヨタ を 死な せた 》
< 旬 の 魚 が 大好きな 豆 助 >
豆 助 きょう の お 魚 は 今 が 旬 の あれよ
< その 魚 と は …>
< それ は 鰹 に 勝る と も 劣ら ない 味 を 持つ こと から →