NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 339 - お前 を ずっと 愛して いる
( メイ ) ああ っ ! ( 我 愛 羅 ) ん っ ?
う う っ !
強 すぎる …。
こんな の を どう やって ?
確かに … このまま で は …。
( 綱 手 ) う お ~!
( エー ) 火影 ! 戦い 方 が 雑に なって る ぞ !
ふん !
死な ぬ と も そんな やり 方 で は すぐに バテ る 。
命 を かけて 戦って んだ 。
これ 以上 の やり 方 が ない んだ よ 。 グハッ …。
火影 ! ぐ あっ 。
《 しまった !》
クソ … この わし が …。
写 輪 眼 ごとき 幻 術 に …。
( オオノキ ) 解 ! お っ …。
すま ん 土 影 。
( マダラ ) オオノキ め 。
戦闘 経験 値 の 差 が 出 始めた な 。
《 スサノオ を 加重 岩 の 術 で 止めて →
雷 影 まで 助けた か …》
立て ! 影 ども !
生死 を 分ける とき に もう 弱音 を 吐く な !
( オオノキ ) 五 影 の 端くれ なら 最後 の 言葉 は →
その 肩書き に 恥じ ぬ もの に せい !
わし ら が ナルト に 預けた 戦い が ある のじゃ 。
あいつ に 預け られた ここ で の 戦い は →
絶対 に 勝つ と 誓った んじゃ ぜ !
それ に もう 一 つ 。
わし ら は 忍 の 者 全員 から 預かった もん が ある !
五 影 を 預かった こと を 無駄に する な !
( マダラ ) やはり 問題 は オオノキ か …。
《 あやつ の 心 を 折る しか ある まい 》
姫 もっと じゃ !
言わ れ なくて も !
( オオノキ ) チャクラ も 残り 少ない 。
これ が 最後 だ と 思え !
塵 遁 限界 剥離 の 術 !
《 スサノオ を 出して いた 分 →
塵 遁 の 吸収 が 間に合わ なかった な 》
俺 に は 物理 攻撃 しか 効か ん と 言った はずだ !
《 塵 遁 で 分身 を 消し つつ →
陽動 を しかけた つもりだろう が …。 ん っ ?》
砂 だけ で は ない !
《 砂 が 嫌 なら 術 の 吸収 を 止めれば いい の よ 。
そし たら 雷 水 龍 弾 で しびれちゃ って →
動け ない けど 》
《 その 隙 に わし が 塵 遁 を かます 。
そう なれば 封印 する 時間 は 十分じゃ ぜ 》
見た か ! これ が 五 影 の 全力 じゃ ぜ !
《 なるほど …。
さすが は 仮にも 影 の 名 を 背負う 忍 たち だ 。
ならば うち は マダラ も 全力 で 応えよう 》
五 影 も 何も すべて が 無駄に なる と いう こと を …。
この 完成 体 スサノオ で な 。
大きい …。 う ぐ っ …。
こ これ が …。
本当の スサノオ …。
まだ だ …。
《 定まれ 》
♪♪~
デカブツ の チャクラ が 安定 した 。 くっ …。
ここ まで の 差 が …。
お じい 様 は こんな やつ を 相手 に …。
俺 を 止め られる の は 唯一 →
柱 間 だけ と 言った はずだ 。
だが やつ は もう い ない 。
それ も お前 ら に とって は →
かえって よかった と いえる かも しれ ない 。
なぜなら …。
( メイ ) キャ ~! ( オオノキ ) ぐ わ ぁ !
ぐ っ … う お っ !?
( マダラ ) 俺 1 人 分 なら …。
地図 を 描き 直す 範囲 が 狭くて 済み そうだ から な 。
そんな … 山 が 斬れ てる !
これ が … うち は マダラ 。
なら なぜ あの とき …。
わし ら を 前 に 手 を 抜いた !?
砂利 と 本気で ケンカ する 大人 が いる か ?
そんな こと より … もう 終わり か ?
わし ら は まだ 道 に 迷う て ばかり じゃ が →
今や っと 道 を 見つけ られ そうな んじゃ 。
こんな ところ で …。
この スサノオ は 破壊 そのもの 。
その 一 太刀 は 森羅 万象 を 砕く 力 を 持つ 。
あの 尾 獣 に すら 匹敵 する な 。
お前 ら の 道 もろとも 砕け 散れ 五 影 !
( カブト ) 子 丑 申 寅 …。
辰 亥 …。
《 イタチ : これ で 全部 か 》
よし 子 。
丑 。
申 。
( サスケ ) もう 何 を 言って も 無駄な ようだ な 。
あんた を 見かけた とき →
トビ や ダンゾウ の 言った こと が 本当な の か どう か →
確かめ たい と あんた に ついてきた 。
だが 確かめ られた の は それ だけ じゃ なかった 。
あんた と いる と 昔 を 思い出す 。
兄 を 慕って いた 幼い 日 の 気持 を な 。
だからこそ なんだ 。
昔 の ような 仲 の よかった 俺 たち 兄弟 に →
近づけば 近づく ほど 理解 すれば する ほど →
あんた を 苦しめた 木 ノ 葉 の 里 へ の 憎しみ が →
膨れ上がって くる 。 前 に も 増して →
それ が どんどん 強く なる 。
俺 に どうして ほしい の か は わかって いる つもりだ 。
あんた は 俺 の 兄 だ から こそ 俺 を 否定 する だろう 。
でも 俺 は あんた の 弟 だ から こそ 何 を 言わ れよう と 止まら ない 。
ここ で 兄さん が 里 を 守ろう と も →
俺 は 必ず 里 を 潰す 。
寅 。
辰 。
さよなら だ 。
亥 。
穢土 転生 の 術 解 !
《 兄さん …》
♪♪~
( メイ ) 土 影 様 残念だ けど ここ まで の ようです 。
黙れ 水 影 ! わし は まだ 諦め ん ぞ !
どういう こと だ ?
術 者 に 何 か あった の か ?
まだ 間に合う 。
少しずつ 意識 が 遠のく 感じ だ 。
さよなら の 前 に →
お前 が 確かめ たかった こと を 教えよう 。
もう ウソ を つく 必要 は ない 。
お前 と 別れた 夜 …。
俺 の やった こと は ダンゾウ や トビ の 言った とおり だ 。
お前 に すべて の 真実 を 見せよう 。
《 これ は イタチ の 記憶 …》
(( シスイ : もう うち は の クーデター は 止め られ そうに ない 。
このまま 木 ノ 葉 が 内戦 を 起こせば 他国 が 必ず 攻め 入って くる 。
まず 戦争 に なる 。
別 天神 を 使い クーデター を 止めよう と した 矢先 →
ダンゾウ に 右 眼 を 奪わ れた 。
( シスイ ) やつ は 俺 を 信用 して い ない 。
なりふり かまう こと なく 自分 の やり 方 で 里 を 守る つもりだ 。
恐らく 左 眼 も 狙わ れる 。
その 前 に この 眼 は お前 に 渡す 。
《 シスイ …》
頼める の は 親友 の お前 だけ だ 。
この 里 を うち は の 名 を 守って くれ 。
( コハル ) もはや 容認 でき ぬ ぞ え 。
それ を 革命 と のたまい 政権 を 奪取 する つもり なら →
うち は は 木 ノ 葉 の 逆 賊 と して 処 断 せ ざる を え ぬ 。
( ヒルゼン ) コハル 待て 。 結論 を 急ぐ な 。
( ダンゾウ ) しか し ヒルゼン 。 うち は 一族 は もう 止まら ぬ 。
ならば 混乱 を 避ける ため に も →
一刻 も 早く 手 を 打つ べきだ 。
何も 知ら ぬ 子供 も 含めて な 。
イタチ の 前 で 言う こと で は ない 。
それ に うち は 相手 に 内戦 と なれば →
簡単に は いか ぬ ぞ 。 何 か 策 が ある はずじゃ 。
事態 は 一刻 を 争う 。
やつ ら が 事 を 起こす 前 に こちら から 先手 を 打つ のだ 。
お前 と わし そして 互い の 暗部 が 手 を 組み →
背後 から 奇襲 を かければ すぐ 終わる 。
うち は は かつて の 戦友 。
力 で は なく 言葉 で 話しかけ たい 。
わし が 策 を 考える 。
イタチ 少し で も いい 。
できる かぎり 時間 稼ぎ を して くれ 。
( ダンゾウ ) 三 代 目 は ああ 言って いる が →
いざ と なれば 木 ノ 葉 を 守る ため 動く 。
やつ は そういう 男 だ 。
そう なれば あの ヒルゼン とて →
火影 と して 断固たる 処置 を とら ざる を えん 。
戦争 に なろう が なる まい が クーデター が 起こった 時点 で →
どのみち うち は は 全滅 する 運命 に ある 。
何も 知ら ぬ お前 の 弟 も 含めて な 。
だが クーデター 前 なら 弟 だけ は 助かる 道 も ある 。
事 が 起こって しまえば 弟 も すべて を 知る こと に なろう 。
木 ノ 葉 の 忍 に より 一族 が 抹殺 さ れる の を 目の前 で 見れば →
木 ノ 葉 へ の 復讐 心 が 生まれる 。
そう なって は もはや 弟 に も 死んで もらう ほか は ない 。
( イタチ ) それ は 脅し か ? ( ダンゾウ ) いや 。
選択 して ほしい のだ 。
うち は 側 に つき クーデター を 起こして →
家族 一族 と ともに 全滅 する か →
我ら 木 ノ 葉 側 に つき クーデター 前 に 弟 だけ を 残して →
うち は 全滅 に 協力 する か 。
里 を 守る ため に は 混乱 を 生む 前 に →
なんと して も 事 を 始め ねば なら ぬ 。
この 任務 を 任せ られる 忍 は →
うち は と 木 ノ 葉 の 二 重 スパイ である →
イタチ お前 を おいて ほか に ない 。
イタチ お前 に とって は つらい 任務 と なろう 。
しかし そのかわり お前 の 弟 だけ は →
残して やる こと が できる 。
里 を 思う 気持 は お前 も 同じ 。
この 任務 引き受けて くれる か ?
( マダラ ) なぜ 俺 の こと を 知っていた ?
( イタチ ) あんた あの 木 ノ 葉 の 警備 を かい くぐり →
南 賀 ノ 神社 の 秘 石 まで 調べて いた 。
あれ の 場所 を 知る の は うち は の 者 だけ 。
それ から あんた の 行動 を 調べ →
どんな 人物 で どんな 思想 を 持つ の か →
調べ させて もらった 。 ( マダラ ) それ なら 話 が 早い 。
なら 俺 が うち は 一族 の 者 で →
木 ノ 葉 と うち は に 憎しみ を 持つ こと も →
知って る って こと だ な ? ( イタチ ) 条件 が ある 。
( イタチ ) うち は 一族 へ の 復讐 は 手引き する 。
かわり に 里 へ は 手 を 出す な 。
それ と うち は サスケ に も 。
《 こう なる 前 に 言って おけば よかった と →
今に なって 思う よ 》
( フガク ) そう か 。 お前 は 向こう に ついた か 。
父さん 母さん …。
俺 は …。 ( ミコト ) わかって る わ イタチ 。
( フガク ) イタチ 最後に 約束 しろ 。
サスケ の こと は 頼んだ ぞ 。
わかって いる 。
( フガク ) 恐れる な 。 それ が お前 の 決めた 道 だ ろ 。
お前 に 比べれば 我ら の 痛み は 一瞬 で 終わる 。
考え 方 は 違って も →
お前 を 誇り に 思う 。
お前 は 本当に 優しい 子 だ ))
( イタチ ) これ で もう 二 度 と 言う こと は ない 。
( イタチ ) 俺 は すべて の 真実 を 語った 。
もう 二度と …。
俺 は お前 に いつも 許せ と ウソ を つき →
この 手 で お前 の こと を ずっと 遠ざけて きた 。
お前 を 巻き込み たく は なかった 。
だが 今 は こう 思う 。
お前 が 父 を 母 を うち は を 変える こと が →
できた かも しれ ない と 。
俺 が 初め から お前 と ちゃんと 向き合い →
同じ 目線 に 立って 真実 を 語り合って いれば …。
失敗 した 俺 が 今更 お前 に →
上 から 多く を 語って も 伝わり は し ない 。
だから 今度 こそ 本当の こと を ほんの 少し だけ …。
俺 の こと を ずっと 許さ なくて いい 。
お前 が これ から どう なろう と →
俺 は お前 を ずっと 愛して いる 。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。
今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 →