NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 344 - オビト と マダラ
( カカシ ) あれ は …。
( ナルト ) コイツ は …。
マダラ だ !
( オビト ) 穢土 転生 の 術 に 逆らう と は 実に アンタ らしい な …。
( マダラ ) そんな こと より 何 を もたついて いる 。
なんで ? なんで あっ ち の マダラ が こっち に いんだ よ ?
マダラ … あの マダラ か ?
こいつ も 影 分身 だ な 。 本体 は どこ だ ? オビト 。
( 八尾 ) おい ナルト ! ヤツ が ここ に いる って こと は …。
向こう の みんな は どうした ?
( ビー ) ブラザー !
あそこ か …。
どうした かって 聞いて んだ !
さあ な ? 恐らく …。
( マダラ ) 無事で は ある まい な 。
( 綱 手 ) う っ う ぅ …。
口 寄せ の 術 !
( カツユ ) 綱 手 様 !
カツユ … 頼み が ある 。
はい ! すぐに 体 を くっつけて !
違う !
私 の 半身 は 後 で いい …。
それ より →
私 の ところ へ 影 たち を …。
私 なら まだ … 救える 。
《 呪 印 の 鎖 を 巻く より も 速く …》
そい つ は 返す アンタ のだ 。
フンッ !
やっと 動ける ! サンキュー だ ナルト !
さあ 今度 は 俺 の 番 だ ぜ !
( 咆哮 )
オビト ! 八尾 も 九 尾 も 入れ 込む 前 に →
中途半端に 計画 を 始めた の か ?
《 計画 を 知って る … こいつ ら の 関係 は ?》
焦った な オビト 。
俺 を こんな 姿 で 復活 さ せた の も その せい か ?
まあ お前 の こと だ 何 か 考え が ある んだろう が …。
今 まで 何 を やって いた 。
長門 は どうした ?
時 を 見計らい 輪廻 天 生 の 術 で 俺 は 蘇る 。
そういう 手はず だった はずだ 。
(( 長門 : 外 道 輪廻 天 生 の 術 !
( 小 南 ) 長門 の 瞳 力 は 生死 を 司る 術 。
七 人 目 の ペイン ))
長門 を … 利用 しよう と して た の か ?
ヤツ は 裏切った 。
その 術 で 里 の 者 ども を …。 ど いつも こいつ も 。
まあ いい 。
今 から でも 遅く は ない 。
八尾 と 九 尾 は 俺 が 捕る !
死んで た ヤツ が ひっかき 回す な !
う お ぉ ~!!
《 あれ ? 爆発 し ねえ 》
うち は 返し 。
( ガイ ) くっ !
俺 が 八尾 と 九 尾 を やる 。
オビト お前 は コイツ ら を やれ 。
オビト お前 に 何 が あった んだ 。
どうして あんな ヤツ と ?
(( オビト : 俺 は 死んだ の か ?
ここ は ?
あの世 と の 狭間 だ うち は の 者 よ 。
その 眼 … まさか じいちゃん も うち は の 。
さあ どう だろう な ?
《 俺 を 助けて くれた の か ? いや でも …》
あの世 と の 狭間 って 言った よ な 。
どこ なんだ ここ ? 暗くて よく 見え ねえ し 。
それ に じいちゃん いったい 誰 な んだ ?
ヘッ もし かして 死 神 じゃ ねえ よ な ?
天国 か 地獄 に 連れて いく って いう あの …。
いや ~!!
まだ 死に たく ない よ ! 助けて ~!
鎌 と か チラッ て 見えた し 絶対 死 神 だ よ !
うち は 専門 の 死 神 だ よ !
俺 … 俺 →
困って る お 年寄り を 助ける の を モットー に 生きて き ました 。
確かに 悪 さ も かなり やった し →
決まり を 破って ばかりだった けど →
差し引き イーブン って こと は ない と 思い ます 。
どうか 地獄 だけ は … イテッ 。
痛み を 感じる と いう こと は まだ 生きて いる と いう こと だ 。
しかし 助かった の は 奇跡 と 言って いい 。
よく 岩 に 潰さ れ なかった もの だ 。
まるで 岩 を すり抜けた と しか 思え ん ほど だ 。
俺 は どこ に いたんだ ?
俺 の 作った 地下 通路 に 倒れて いた 。
崩れた 岩 の 横 に な 。
と いって も 体 の 半分 は ほぼ 潰れて しまって いた 。
一応 手当て は して おいて やった が な 。
じいちゃん が 助けて くれた の か 。
ありがとう 。
礼 を 言う の は まだ 早い 。
その分 の 恩 は しっかり 返して もらう つもりだ 。
年寄り を 助ける の が お前 の モットー な のだろう ?
それ は まあ そう な んだ けど …。
じゃあ 何 すりゃ いい んだ ?
下 の 世話 と か ? それ も いい 。
悪い けど ずっと ここ に は いら れ ねえ よ 。
生きて る って わかった ん なら 俺 は 木 ノ 葉 へ 帰る 。
今 は 戦争 中 だ 。
写 輪 眼 も やっと 開眼 した し 。
これ で 今度 は もっと 仲間 を 守れる 。
もっと 仲間 を 守る か 。
なんだ よ 。
お前 の その 体 もう 忍 と して は やっていけ まい 。
いやいや いや ! やっと … やっと この 眼 を 手 に 入れた んだ 。
今 なら もっと コンビ ネーション も うまく いける 自信 が ある !))
《 やっぱり な 》
(( ニオイ は 完全に 消さ れて る 。
かすかな 空気 の 流れ や 物音 で →
敵 の 位置 を 判断 する しか ない ぞ 。
ど … どこ だ ?
オビト 後ろ だ !
カカシ !
おい カカシ 大丈夫 か ?
( タイセキ ) たとえ ガキ 相手 と は いえ 用心 に こした こと は ねえ 。
じっくり いく か 。
敵 の ヤツ やり手 だ よ 。
俺 の 血 の ついた クナイ は ちゃんと 捨てて や がる 。
また 目 に ゴミ で も 入った の か よ 。
忍 が 泣く なって の 。
まだ 死んだ わけじゃ ない ))
(( 今 だったら カカシ を あんな 目 に は …))
《 タイ セキ : 死ね !》
《 タイ セキ : な なぜ だ … 見える わけ は ない 》
(( オビト お前 …。
( タイセキ ) な … 何 だ その 眼 は 。
ここ は … 仲間 は 俺 が 守る !
( カッコウ ) 意外に しぶとい ヤツ だ 。
ど いつも こいつ も だ らし ねえ 。
リン の チャクラ の 流れ が 荒れて る 。
俺 や お前 の チャクラ の 動き と 違う ぞ 。
おそらく 幻 術 に かけ られて る 。
すぐ に でも 情報 を 聞き出そう と した んだ 。
一 度 手 合わせ した が かなり の 早技 だ 。
気 を つけろ 。 おう !))
♪♪~
《 オビト : そして 今度 こそ 仲間 を 守れる 忍 に 俺 が …》
(( 現実 を 見ろ 。
この世 は 思いどおりに は いか ぬ こと ばかり だ 。
長く 生きれば 生きる ほど 現実 は 苦しみ と 痛み と →
虚 し さ だけ が 漂って いる こと に 気づく 。
《 なんだ ? この じ じい …》
いい か この世 の すべて に おいて →
光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。
勝者 と いう 概念 が ある 以上 敗者 は 同じく して 存在 する 。
平和 を 保ち たい と する 利己 的な 意志 が 戦争 を 起こし →
愛 を 守る ため に 憎しみ が 生まれる 。
これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと が でき ん 本来 は な 。
《 スイッチ 入っちゃ って る よ 。
こう なる と じ じい の 話 は 長 ぇん だ よ な 》
で ここ は どの へんな んだ ?
お前 が 傷ついた から こそ 代わり に 助かった 者 が いる 。
違う か ?))
(( や ばい ! みんな 出口 に 走れ !
う っ ! カカシ !
( オビト ) 大丈夫 か … リン カカシ 。
( カカシ ) オビト !
やめろ いい んだ カカシ 。
俺 は もう ダメ みたいだ 。
体 の 右側 は ほとんど 潰れ ち まって →
感覚 すら ねえ 。
クソッ !
この 俺 の 写 輪 眼 を やる から よ 。
里 の ヤツ ら が 何て 言おう と お前 は 立派な 上 忍 だ 。
それ が 俺 の 気持 だ 。 受け取って くれ 。
カカシ … リン を 頼む ぜ 。
リン 早く つかまれ !
リン !
オビト !))
《 カカシ の ヤツ と せっかく 仲よく なれた のに …。
リン に は 結局 告白 でき なかった な 。
みんな と もっと 一緒に いたかった 》
(( さっき から うる せ えよ !
俺 は こんな とこ に 長居 は し たく ねえ んだ !
さっさと … ぐ っ !
出て いき たければ 出て いく と いい 。
動ければ の 話 だ が な 。
《 待てよ 。 これ って おかしい だ ろ ?
なんで 写 輪 眼 の じじ いが 1 人 で こんな とこ に いんだ ?
よく 考えて みりゃ →
木 ノ 葉 の ジジババ なら みんな 知って る この 俺 が →
一 度 も 見た こと も ねえ って こと は …。
この じ じい 今 は 木 ノ 葉 の 忍 じゃ ねえ 。
つまり …》
じ じい テメエ 抜け 忍 だ な ?
何者 な んだ ?
俺 は うち は の 亡霊 。
うち は マダラ だ 。
《 マ … マダラ ?》
マダラ って … 俺 の ご 先祖 の うち は マダラ か !?
マダラ なら とっくに 死んで なきゃ おかしい だ ろ !
いつ の 時代 の 話 だ よ !
お前 に とって 俺 は 死 神 の ほう が まだ 信憑性 が ある か ?
そう だ な ある 意味 死 神 かも な 。
この 現実 こそ 地獄 だ 。
確かに 俺 は 後ろ の 魔 像 から チャクラ を 常に 供給 し 続け なければ →
あっという間 に 死んで しまう 死 に 損ない だ が な 。
俺 は 帰る !
やめて おけ 。 ここ に は 出口 は ない 。
なにより も お前 も 俺 も ここ より 出る こと は でき ん 。
この 体 で は な 。
動く と せっかく くっつけた 柱 間 の 人造 体 が はがれる 。
死に たい の か ?
お前 に は 今度 いろいろ と やって もらい たい こと が ある 。
俺 と 一生 な 。
せっかく 助けた のだ 死 に 急ぐ な 。
何 が 望み だ ? アンタ みたいな クソ じじ いが →
こんな ガキ ひと り 捕まえて 何 しよう って んだ ?
この世 の 因果 を 断ち切る 。
勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界 愛 だけ の 世界 →
それ ら だけ の 世界 を つくる 。
知る か よ そんな の !
俺 は ただ みんな の ところ へ 帰り たい だけ だ 。
言った はずだ 。
思いどおりに は いか ぬ の が ここ だ 。
お前 も いずれ 気づく こと に なる 。
勝手に 死ぬ なら それ でも いい が →
代わり に その 写 輪 眼 は いただく ぞ 。
なんで 眼 を 欲しがる ?
お前 は もう 写 輪 眼 を 持って んだ ろ !
いや … 俺 本来 の 眼 は →
他の 者 に 預けて あって な →
この 眼 は その あと 移植 した 余り もの だ 。
もう 少し ストック が あって も いい 。
右 目 が まだ 入って い なくて な 。
写 輪 眼 は 左右 揃って 本来 の 力 を 発揮 する もの だ ))
《 なら 俺 が カカシ と 揃えば →
より 強く なれる って こと じゃ ねえ か 。
リン を 今度 こそ 2 人 で ちゃんと 守れる って こと じゃ ねえ か 。
なおさら ここ に は いら れ ねえ 。
待って ろ よ カカシ リン !
俺 は …。
生きて る !》
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。
( 松丸 ) 今回 も ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →
華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。