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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン15 - 346 - 夢の世界

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 346 - 夢 の 世界

(( マダラ : 長く 生きれば 生きる ほど 現実 は 苦しみ と 痛み と →

虚 し さ だけ が 漂って いる こと に 気づく 。

いい か この世 の すべて に おいて →

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと が でき ん 本来 は な ))

(( ゼツ : 本当の 世の中 の イヤな こと を 捨て →

いい こと だらけ の 夢 の 中 に 逃げちゃ おう って 話 ))

(( ゼツ : 夢 だ から なん だって 思いどおり 。

死んだ 人 だって 生きて る こと に できる 。

勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界 愛 だけ の 世界 。

それ ら だけ の 世界 を つくる ))

( オビト ) リン … もう 一 度 →

もう 一 度 キミ の いる 世界 を つくろう 。

俺 が この世 の 因果 を →

断ち切る !

その ため に 帰って きた 。

フンッ !

誰 に も 見 られて は い ない だろう な ?

見て た の は 僕 だけ 。

オビト 敵 を 皆殺し に しちゃ った から 大丈夫 。

ただ カカシ だけ は 殺 る 気 なかった みたい 。

でも カカシ は 何も 見て ない よ 。

木 ノ 葉 の 増 援 が 来た とき →

「 誰 が 敵 を !?」 って わめいて たし 。

かつて の 仲間 だけ に 未練 が あった か 。

違う どうでも よかった だけ だ 。

この世 に アイツ が 生きて いよう が 死んで いよう が →

もう どうでも いい 。

これ から つくる 世界 に カカシ は いる 。

リン も 。

俺 に 夢 の 世界 の つくり 方 を 教えて くれ マダラ 。

フッ … もう 礼 はいらん 。 こっち へ 来い 。

今日 から お前 が 救世 主だ 。

俺 の 眼 を 見ろ 。

ここ は 俺 の 幻 術 の 中 だ 。

まだ 白紙 だ が 俺 の 意思 を 投影 して 何でも つくり 出せる 。

コントロール する こと も →

魔 像 と 繋がり 力 を 借りて いる 分 →

広く 細かく 何でも できる 。

こんなふうに な 。

この 幻 術 で イメージ どおり の 世界 を 創造 する 。

そこ に すべて の 人 を 幻 術 に かけて 連れて 来る だけ の 話 だ 。

この 術 の 規模 を 眼 の 代わり に →

月 を 使って 大きく した もの が 夢 の 世界 。

( オビト ) 話 が で か すぎて まだ よく 掴め ねぇ けど …。

( マダラ ) 説明 する に は まず 六 道 仙人 と 十 尾 から だ な 。

( オビト ) 十 尾 って の は 神話 の 生き物 じゃ ねえ の か ?

( マダラ ) 神話 は 事実 に なぞらえて 語ら れる 。

世界 に 散らばる 尾 獣 は →

六 道 仙人 が 十 尾 の 力 を 分裂 さ せた もの だ 。

そんな 話 本当 だって 証拠 は ある の か よ ?

ある 。

千手 柱 間 の 細胞 を 手 に した あと →

それ を 傷口 に 移植 して いた 俺 だ が →

当初 は 何も 起こら なかった 。

しかし 寿命 で 死に かけた とき だ →

輪廻 眼 が 開眼 した のだ 。

しかし それ は 同時に ある 封印 を 解く こと に も なった 。

口 寄せ できた のだ 。

十 尾 の ぬけがら を 封印 石 から な 。

十 尾 の ぬけがら ?

俺 は それ を 外 道 魔 像 と 呼ぶ 。

そして その 封印 石 は 月 と 呼ば れて いる もの だ 。

その あと すぐに 魔 像 の 体 を 触媒 に して →

柱 間 の 細胞 を 培養 した の が これ だ 。

つまり これ ら 人造 人間 は 柱 間 の クローン だ と も いえる 。

かなり 劣化 は して いる が な 。

輪廻 眼 は うち は と 千手 両方 の 力 を 持って い なければ 開眼 せ ん 。

更に 魔 像 も うまく 扱え ん 。

お前 は 右 半分 に 千手 の 細胞 が くっついて いる 。

輪廻 眼 が 開眼 せ ず と も 魔 像 は 扱える ように なる だろう 。

( ゼツ ) 見えた ? あの 赤 髪 の ヤツ の 眼 。

( オビト ) あれ が マダラ の 輪廻 眼 か 。

( ゼツ ) マダラ の 本当の 眼 だ よ 。

あの 子 が 子供 の 頃 に →

気づかれ ないよう 移植 して おいた んだ ぁ 。

長門 は 千手 の 血統 で →

外 道 魔 像 を マダラ 以外 に 口 寄せ できる →

唯一 の 人物 な の さ 。

まずは マダラ の 言った とおり 長門 を 手なずけて …。

えっ !? どう する つもり ?

( オビト ) 正面 から 行く だけ だ 。

ちょ … ちょっと もっと 作戦 と か 。

そんな もの は いら ん 。

(( マダラ : オビト お前 に うち は の 禁 術 と 六 道 の 術 →

そして 陰 陽遁 の 術 を 教えて おく 。

コイツ に 俺 の 意思 を 入れた 。

半分 は 俺 だ と 思え 。

これ も 劣化 は して いる が な 。

陰 陽遁 で つくった こや つら は お前 の 駒 と して 使える 。

あの 黒い 棒 は 俺 の 意思 を 形 と して つくった もの だ 。

あれ は 六 道 の 術 の とき に 使え 。

さ ぁ 動け 。

俺 が 復活 する まで の 間 。

お前 が …))

( 長門 ) 誰 だ ?

うち は マダラ だ 。

マダラ ?

( 弥彦 ) あの うち は マダラ の 名前 を 語る って こと は →

犯罪 者 か ただ の バカ か 。

何の つもり で 俺 たち に 近づく ?

輪廻 眼 。

古くから それ を 開眼 した もの を 正しく 導く の が →

我々 組織 に 託さ れた 使命 。

僕 の 眼 の こと を 知っている の か ?

お前 は この世 の 安定 を 夢みた →

六 道 仙人 の 意志 が 転生 した 生まれ変わり だ 。

大国 ばかり の 里 が 光 を 浴び →

お前 ら の 小国 の 里 は その 影 に あり 死に かけて いる 。

だからこそ ここ に 開眼 した のだ 。

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。

勝者 と いう 概念 が ある 以上 敗者 は 同じく して 存在 する 。

平和 を 保ち たい と する 利己 的な 意思 が 戦争 を 起こし →

愛 を 守る ため に 憎しみ が 生まれる 。

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと は でき ん 。

(( 本来 は な ))

だが 勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界 愛 だけ の 世界 …。

それ ら だけ の 世界 を つくる こと も できる 。

我々 が 協力 すれば その やり 方 を 知る こと が できる 。

( マダラ ) 輪廻 眼 の 本当の 力 を お前 が 手 に した とき →

すぐ に でも お前 ら の 世界 が 成就 する 。

さ ぁ 。

( 弥彦 ) そんな こと は でき ない 。

俺 たち を 利用 しよう って の か ?

お前 の 言って る こと は 都合 が よ すぎる 。

相手 の 痛 み を 知り 同じ ように 涙 を 流せて →

初めて 本当の 世界 へ 近づける 。

同じ ように 涙 を か …。

つまり 復讐 か ?

( 弥彦 ) いや そういう こと じゃ ない 。

理解 し 合う って こと だ 。

お前 こそ きれいごと を 口 に する な 。

この世 に そんな もの は ない 。

( 弥彦 ) 行く ぞ 小南 ! 長門 ! コイツ ら は 信用 でき ない 。

二度と 俺 たち に 近づく な 。

毎日 同じ 時間 に ここ に いる 。

お前 も いずれ 気づく こと に なる 。

♪♪~

( 鳩 助 ) 何者 だ !

この 村 の 用心棒 さ 。

警告 する この 村 から 立ち去れ 。

( 鳩 助 ) かまわ ねえ や っち まえ !

水 遁 水 乱 波 !

風 遁 烈風 掌 。

( 鳩 助 ) クソッ 近づけ ない 。

くたばれ !

( 小 南 ) 少し でも 動けば 串 刺し よ 。

この 村 に は 一 歩 たり と も 入れ させ ない 。

もう 諦め なさい !

《 雨 の せい ?》

《 今 だ 》

うわ ~ っ !

ごめん 大丈夫 ?

うわ ~ っ !

クソッ らち が あか ねえ 。

この 手 は 使い たく なかった が …。

♪♪~

テメエ ら 半 蔵 の 手下 か ?

額 当て は して る けど 手 下って わけじゃ ねえ 。

でも いつか 俺 たち も 半 蔵 みたいに 和 を もって →

世界 を 平和に 導こう と 思って る 。

要は 半 蔵 の 猿真似 って わけ か 。

猿真似 じゃ ねえ 。 俺 たち は この 里 に 平和 を もたらす 。

暴力 じゃ なく 話し合い で な 。

話し合い ?

この 里 は 大国 の 狭間 に ある んだ ぞ 。

ソイツ ら が 争い 続ける かぎり 戦 が なくなる わけ ねえ んだ !

強い ヤツ は 弱い ヤツ から すべて を 奪う 。

それ が 世の中 よ 。

俺 たち は そんな 考え を 変える ため に 戦って んだ 。

お前たち だって ホント は 平和 を 願って る はずだ 。

いい か 藁 は 1 本 じゃ 弱い 。

だが それ だって 3 本 集まれば ものすごく …。

えい ! もっと 集めりゃ →

少し は 丈夫な 藁 紐 に なる んだ よ !

弥彦 …。 演説 下手 ね 。

とにかく 命 まで 奪う つもり は ねえ 。

とっとと 失 せろ 。

俺 たち が また 襲わ ない 保証 は ねえ ぜ 。

お前たち が 諦めて 話し合う まで →

何 十 回 でも 何 百 回 でも だ 。

ただし 次 は もう 少し 痛い 目 に あう こと は 覚悟 して おけ 。

引きあげる ぞ 。

( 弥彦 ) お前 さっき 子供 を かばった ろ 。

礼 を 言う ぜ 。 俺 たち も 戦争 孤児 だ 。

アンタ ら 物好きだ ね 。

急に やって 来て この 村 を 守ら せて くれ だ なんて 。

( 弥彦 ) この 里 を 変える ため さ 。

この 里 から 戦 は なくなりゃ し ない 。

何も 変わりゃ し ない よ 。

弥彦 。

( 弥彦 ) どうやら 少し は 変わり そうだ ぜ 。

俺 たち は どうにも 半 蔵 の やり 方 が 生ぬるい 気 が して →

里 から 抜けた 忍 たち だ 。

だが こんな す れっか らし の 人生 に も →

嫌気 が さして きた とこ だった 。

アンタ の 目 を 見て たら もう 1 回 やり 直して みて ぇ →

そんな 気 が して きた 。

だからといって 今更 半 蔵 の 元 に 戻る 気 は ねえ 。

俺 たち を アンタ たち の 舎 弟 に して くれ 。

ダメだ ! 何 !? さっき アンタ …。

舎 弟 は ダメだ 。 仲間 なら いい 。

俺 は 弥彦 。 それ に 長門 と 小南 だ 。

俺 の 名 は 韋駄天 の 鳩 助 。

情報 を かき集める なら この 足 に 任せて くん な 。

だったら この 里 で →

ここ と 同じ ように 苦しんで る 村 を 探して くれ 。

( 長門 ) 弥彦 。 何 だ ?

僕たち に 名前 を 付け ない か ?

人数 も 増えた し いずれ 必要に なる 。

名前 か …。

なら 暁 …。

( 弥彦 ) この 国 は 戦争 に 苦しめ られて →

ずっと 泣いて いる 。

だからこそ 俺 たち は この 国 を →

いや この 世界 を 変える 暁 に なる !

暁 。 いい 名前 だ わ 。

暁 ここ に 結成 じゃ !

( みんな ) おう !

なんか あっという間 に で かく なって きた な … 暁 。

( 長門 ) 弥彦 の 夢 に 共感 した んだ よ 。

みんな ホント は 戦い に 疲れきって た んだ 。

みんな が 結束 すれば きっと 平和 は くる 。

うん 。

そう いえば 小南 は ?

さっき 外 に 出て った けど ? なんで ?

さあ …。

( 弥彦 ) これ って …。 小南 の …。

「 拝啓 小南 様 。 あなた を ひと目 見た とき から …」。

これ って !? ラブ レター だ ね 。

「 あなた の お 気持 を 伺い たく →

裏 の テラス にて 待ち 続け 候 … 鳩 助 」。

まさか 小南 そこ に 行った の か !? さあ …。

( 長門 ) 弥彦 何 か 用事 が ある んじゃ ない ?

うん ? あっ そ … そうそう ! 忘れて た 。 トイレ !

アハハ ! もれちゃ う もれちゃ う 。

あの 野郎 …。

足 だけ じゃ なくて 手 も 早かった の か 。

( 長門 ) 仲間 が 多く なる って こと は 恋 敵 も 多く なる って こと だ ね 。

まったく だ ぜ … って 長門 !

弥彦 は 小南 が 好きな の ?

バカ ! そんな ん じゃ ねえ って 。

小南 は 弥彦 の こと 好きだ と 思う よ 。

えっ ?

( 長門 ) あっ 帰って いく よ 。

そこ に いる んでしょ ? 弥彦 長門 。

小南 … 何て 答えた んだ ?

暁 の 夢 を 叶える まで 恋愛 なんて して る 暇 は ない って 言った の よ 。

そう でしょ ?

小南 …。 ( 小 南 ) 弥彦 。

ちょっと 修業 の 相手 を して 。

その 術 は 雨 の 中 じゃ 効か ない ぜ 。

油 紙 か 。

考えた な 。 工夫 して みた の 。

グズグズ して る と 置いて いく わ よ !!

そう は いく かよ !

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 346 - 夢 の 世界 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ゆめ||せかい Naruto Shippuden - Season 15 - 346 - Dream World

(( マダラ : 長く 生きれば 生きる ほど 現実 は 苦しみ と 痛み と → まだら|ながく|いきれば|いきる||げんじつ||くるしみ||いたみ|

虚 し さ だけ が 漂って いる こと に 気づく 。 きょ|||||ただよって||||きづく

いい か   この世 の すべて に おいて → ||このよ||||

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。 ひかり||||||かならず|かげ||

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと が でき ん   本来 は な )) |||いんが|かんけい|||きりはなす|||||ほんらい||

(( ゼツ : 本当の 世の中 の イヤな こと を 捨て → |ほんとうの|よのなか||いやな|||すて

いい こと だらけ の 夢 の 中 に 逃げちゃ おう って 話 )) ||||ゆめ||なか||にげちゃ|||はなし

(( ゼツ : 夢 だ から なん だって 思いどおり 。 |ゆめ|||||おもいどおり

死んだ 人 だって 生きて る こと に できる 。 しんだ|じん||いきて||||

勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界   愛 だけ の 世界 。 しょうしゃ|||せかい|へいわ|||せかい|あい|||せかい

それ ら だけ の 世界 を つくる )) ||||せかい||

( オビト ) リン …  もう 一 度 → |りん||ひと|たび

もう 一 度 キミ の いる 世界 を つくろう 。 |ひと|たび|きみ|||せかい||

俺 が   この世 の 因果 を → おれ||このよ||いんが|

断ち切る ! たちきる

その ため に 帰って きた 。 |||かえって|

フンッ !

誰 に も 見 られて は い ない だろう な ? だれ|||み||||||

見て た の は 僕 だけ 。 みて||||ぼく|

オビト   敵 を 皆殺し に しちゃ った から 大丈夫 。 |てき||みなごろし|||||だいじょうぶ

ただ   カカシ だけ は 殺 る 気 なかった みたい 。 ||||ころ||き||

でも   カカシ は   何も 見て ない よ 。 |||なにも|みて||

木 ノ 葉 の 増 援 が 来た とき → き||は||ぞう|えん||きた|

「 誰 が 敵 を !?」 って   わめいて たし 。 だれ||てき||||

かつて の 仲間 だけ に 未練 が あった か 。 ||なかま|||みれん|||

違う   どうでも よかった だけ だ 。 ちがう||||

この世 に アイツ が 生きて いよう が 死んで いよう が → このよ||||いきて|||しんで||

もう   どうでも いい 。

これ から つくる 世界 に カカシ は いる 。 |||せかい||||

リン も 。 りん|

俺 に 夢 の 世界 の つくり 方 を 教えて くれ   マダラ 。 おれ||ゆめ||せかい|||かた||おしえて||まだら

フッ …  もう   礼 はいらん 。 こっち へ 来い 。 ||れい||||こい

今日 から お前 が 救世 主だ 。 きょう||おまえ||きゅうせい|おもだ

俺 の 眼 を 見ろ 。 おれ||がん||みろ

ここ は   俺 の 幻 術 の 中 だ 。 ||おれ||まぼろし|じゅつ||なか|

まだ 白紙 だ が   俺 の 意思 を 投影 して 何でも つくり 出せる 。 |はくし|||おれ||いし||とうえい||なんでも||だせる

コントロール する こと も → こんとろーる|||

魔 像 と 繋がり   力 を 借りて いる 分 → ま|ぞう||つながり|ちから||かりて||ぶん

広く 細かく 何でも できる 。 ひろく|こまかく|なんでも|

こんなふうに な 。

この 幻 術 で イメージ どおり の 世界 を 創造 する 。 |まぼろし|じゅつ||いめーじ|||せかい||そうぞう|

そこ に すべて の 人 を 幻 術 に かけて 連れて 来る だけ の 話 だ 。 ||||じん||まぼろし|じゅつ|||つれて|くる|||はなし|

この 術 の 規模 を 眼 の 代わり に → |じゅつ||きぼ||がん||かわり|

月 を 使って 大きく した もの が 夢 の 世界 。 つき||つかって|おおきく||||ゆめ||せかい

( オビト ) 話 が で か すぎて まだ   よく 掴め ねぇ けど …。 |はなし|||||||つかめ||

( マダラ ) 説明 する に は まず   六 道 仙人 と 十 尾 から だ な 。 まだら|せつめい|||||むっ|どう|せんにん||じゅう|お|||

( オビト ) 十 尾 って の は 神話 の 生き物 じゃ ねえ の か ? |じゅう|お||||しんわ||いきもの||||

( マダラ ) 神話 は 事実 に なぞらえて 語ら れる 。 まだら|しんわ||じじつ|||かたら|

世界 に 散らばる 尾 獣 は → せかい||ちらばる|お|けだもの|

六 道 仙人 が 十 尾 の 力 を 分裂 さ せた もの だ 。 むっ|どう|せんにん||じゅう|お||ちから||ぶんれつ||||

そんな 話 本当 だって 証拠 は ある の か よ ? |はなし|ほんとう||しょうこ|||||

ある 。

千手 柱 間 の 細胞 を 手 に した あと → せんじゅ|ちゅう|あいだ||さいぼう||て|||

それ を 傷口 に 移植 して いた 俺 だ が → ||きずぐち||いしょく|||おれ||

当初 は 何も 起こら なかった 。 とうしょ||なにも|おこら|

しかし   寿命 で 死に かけた とき だ → |じゅみょう||しに|||

輪廻 眼 が 開眼 した のだ 。 りんね|がん||かいげん||

しかし   それ は   同時に ある 封印 を 解く こと に も なった 。 |||どうじに||ふういん||とく||||

口 寄せ できた のだ 。 くち|よせ||

十 尾 の ぬけがら を 封印 石 から な 。 じゅう|お||||ふういん|いし||

十 尾 の ぬけがら ? じゅう|お||

俺 は   それ を 外 道 魔 像 と 呼ぶ 。 おれ||||がい|どう|ま|ぞう||よぶ

そして   その 封印 石 は 月 と 呼ば れて いる もの だ 。 ||ふういん|いし||つき||よば||||

その あと すぐに 魔 像 の 体 を 触媒 に して → |||ま|ぞう||からだ||しょくばい||

柱 間 の 細胞 を 培養 した の が これ だ 。 ちゅう|あいだ||さいぼう||ばいよう|||||

つまり   これ ら 人造 人間 は 柱 間 の クローン だ と も いえる 。 |||じんぞう|にんげん||ちゅう|あいだ||くろーん||||

かなり 劣化 は して いる が な 。 |れっか|||||

輪廻 眼 は   うち は と 千手 両方 の 力 を 持って い なければ 開眼 せ ん 。 りんね|がん|||||せんじゅ|りょうほう||ちから||もって|||かいげん||

更に   魔 像 も うまく 扱え ん 。 さらに|ま|ぞう|||あつかえ|

お前 は   右 半分 に 千手 の 細胞 が くっついて いる 。 おまえ||みぎ|はんぶん||せんじゅ||さいぼう|||

輪廻 眼 が 開眼 せ ず と も 魔 像 は 扱える ように なる だろう 。 りんね|がん||かいげん|||||ま|ぞう||あつかえる|||

( ゼツ ) 見えた ? あの 赤 髪 の ヤツ の 眼 。 |みえた||あか|かみ||やつ||がん

( オビト ) あれ が   マダラ の 輪廻 眼 か 。 |||まだら||りんね|がん|

( ゼツ ) マダラ の 本当の 眼 だ よ 。 |まだら||ほんとうの|がん||

あの 子 が 子供 の 頃 に → |こ||こども||ころ|

気づかれ ないよう 移植 して おいた んだ ぁ 。 きづかれ||いしょく||||

長門 は   千手 の 血統 で → ながと||せんじゅ||けっとう|

外 道 魔 像 を マダラ 以外 に 口 寄せ できる → がい|どう|ま|ぞう||まだら|いがい||くち|よせ|

唯一 の 人物 な の さ 。 ゆいいつ||じんぶつ|||

まずは   マダラ の 言った とおり 長門 を 手なずけて …。 |まだら||いった||ながと||てなずけて

えっ !?  どう する つもり ?

( オビト ) 正面 から 行く だけ だ 。 |しょうめん||いく||

ちょ …  ちょっと もっと 作戦 と か 。 |||さくせん||

そんな もの は いら ん 。

(( マダラ : オビト   お前 に うち は の 禁 術 と 六 道 の 術 → まだら||おまえ|||||きん|じゅつ||むっ|どう||じゅつ

そして   陰 陽遁 の 術 を 教えて おく 。 |かげ|ようとん||じゅつ||おしえて|

コイツ に 俺 の 意思 を 入れた 。 ||おれ||いし||いれた

半分 は 俺 だ と 思え 。 はんぶん||おれ|||おもえ

これ も 劣化 は して いる が な 。 ||れっか|||||

陰 陽遁 で つくった   こや つら は お前 の 駒 と して 使える 。 かげ|ようとん||||||おまえ||こま|||つかえる

あの 黒い 棒 は   俺 の 意思 を 形 と して つくった もの だ 。 |くろい|ぼう||おれ||いし||かた|||||

あれ は 六 道 の 術 の とき に 使え 。 ||むっ|どう||じゅつ||||つかえ

さ ぁ   動け 。 ||うごけ

俺 が 復活 する まで の 間 。 おれ||ふっかつ||||あいだ

お前 が …)) おまえ|

( 長門 ) 誰 だ ? ながと|だれ|

うち は マダラ だ 。 ||まだら|

マダラ ? まだら

( 弥彦 ) あの うち は マダラ の 名前 を 語る って こと は → やひこ||||まだら||なまえ||かたる|||

犯罪 者 か   ただ の バカ か 。 はんざい|もの||||ばか|

何の つもり で   俺 たち に 近づく ? なんの|||おれ|||ちかづく

輪廻 眼 。 りんね|がん

古くから   それ を 開眼 した もの を 正しく 導く の が → ふるくから|||かいげん||||まさしく|みちびく||

我々   組織 に 託さ れた 使命 。 われわれ|そしき||たくさ||しめい

僕 の 眼 の こと を 知っている の か ? ぼく||がん||||しっている||

お前 は   この世 の 安定 を 夢みた → おまえ||このよ||あんてい||ゆめみた

六 道 仙人 の 意志 が 転生 した 生まれ変わり だ 。 むっ|どう|せんにん||いし||てんせい||うまれかわり|

大国 ばかり の 里 が 光 を 浴び → たいこく|||さと||ひかり||あび

お前 ら の 小国 の 里 は   その 影 に あり 死に かけて いる 。 おまえ|||しょうこく||さと|||かげ|||しに||

だからこそ   ここ に 開眼 した のだ 。 |||かいげん||

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。 ひかり||||||かならず|かげ||

勝者 と いう 概念 が ある 以上 敗者 は 同じく して 存在 する 。 しょうしゃ|||がいねん|||いじょう|はいしゃ||おなじく||そんざい|

平和 を 保ち たい と する 利己 的な 意思 が 戦争 を 起こし → へいわ||たもち||||りこ|てきな|いし||せんそう||おこし

愛 を 守る ため に 憎しみ が 生まれる 。 あい||まもる|||にくしみ||うまれる

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと は でき ん 。 |||いんが|かんけい|||きりはなす||||

(( 本来 は な )) ほんらい||

だが   勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界   愛 だけ の 世界 …。 |しょうしゃ|||せかい|へいわ|||せかい|あい|||せかい

それ ら だけ の 世界 を つくる こと も できる 。 ||||せかい|||||

我々 が 協力 すれば その やり 方 を 知る こと が できる 。 われわれ||きょうりょく||||かた||しる|||

( マダラ ) 輪廻 眼 の 本当の 力 を お前 が 手 に した とき → まだら|りんね|がん||ほんとうの|ちから||おまえ||て|||

すぐ に でも お前 ら の 世界 が 成就 する 。 |||おまえ|||せかい||じょうじゅ|

さ ぁ 。

( 弥彦 ) そんな こと は   でき ない 。 やひこ|||||

俺 たち を 利用 しよう って の か ? おれ|||りよう||||

お前 の 言って る こと は 都合 が よ すぎる 。 おまえ||いって||||つごう|||

相手 の 痛 み を 知り 同じ ように 涙 を 流せて → あいて||つう|||しり|おなじ||なみだ||ながせて

初めて   本当の 世界 へ 近づける 。 はじめて|ほんとうの|せかい||ちかづける

同じ ように 涙 を か …。 おなじ||なみだ||

つまり   復讐 か ? |ふくしゅう|

( 弥彦 ) いや そういう こと じゃ ない 。 やひこ|||||

理解 し 合う って こと だ 。 りかい||あう|||

お前 こそ きれいごと を 口 に する な 。 おまえ||||くち|||

この世 に   そんな もの は ない 。 このよ|||||

( 弥彦 ) 行く ぞ   小南 !  長門 ! コイツ ら は 信用 でき ない 。 やひこ|いく||こみなみ|ながと||||しんよう||

二度と 俺 たち に 近づく な 。 にどと|おれ|||ちかづく|

毎日   同じ 時間 に   ここ に いる 。 まいにち|おなじ|じかん||||

お前 も   いずれ   気づく こと に なる 。 おまえ|||きづく|||

♪♪~

( 鳩 助 ) 何者 だ ! はと|じょ|なにもの|

この 村 の 用心棒 さ 。 |むら||ようじんぼう|

警告 する   この 村 から 立ち去れ 。 けいこく|||むら||たちされ

( 鳩 助 ) かまわ ねえ   や っち まえ ! はと|じょ|||||

水 遁   水 乱 波 ! すい|とん|すい|らん|なみ

風 遁   烈風 掌 。 かぜ|とん|れっぷう|てのひら

( 鳩 助 ) クソッ   近づけ ない 。 はと|じょ||ちかづけ|

くたばれ !

( 小 南 ) 少し でも 動けば 串 刺し よ 。 しょう|みなみ|すこし||うごけば|くし|さし|

この 村 に は 一 歩 たり と も 入れ させ ない 。 |むら|||ひと|ふ||||いれ|さ せ|

もう 諦め なさい ! |あきらめ|

《 雨 の せい ?》 あめ||

《 今 だ 》 いま|

うわ ~ っ !

ごめん   大丈夫 ? |だいじょうぶ

うわ ~ っ !

クソッ   らち が あか ねえ 。

この 手 は 使い たく なかった が …。 |て||つかい|||

♪♪~

テメエ ら   半 蔵 の 手下 か ? ||はん|くら||てした|

額 当て は して る けど 手 下って わけじゃ ねえ 。 がく|あて|||||て|くだって||

でも   いつか   俺 たち も 半 蔵 みたいに 和 を もって → ||おれ|||はん|くら||わ||

世界 を 平和に 導こう と 思って る 。 せかい||へいわに|みちびこう||おもって|

要は   半 蔵 の 猿真似 って わけ か 。 ようは|はん|くら||さるまね|||

猿真似 じゃ ねえ 。  俺 たち は この 里 に 平和 を もたらす 。 さるまね|||おれ||||さと||へいわ||

暴力 じゃ なく   話し合い で な 。 ぼうりょく|||はなしあい||

話し合い ? はなしあい

この 里 は 大国 の 狭間 に ある んだ ぞ 。 |さと||たいこく||はざま||||

ソイツ ら が   争い 続ける かぎり 戦 が なくなる わけ ねえ んだ ! |||あらそい|つづける||いくさ|||||

強い ヤツ は 弱い ヤツ から すべて を 奪う 。 つよい|やつ||よわい|やつ||||うばう

それ が 世の中 よ 。 ||よのなか|

俺 たち は   そんな 考え を 変える ため に 戦って んだ 。 おれ||||かんがえ||かえる|||たたかって|

お前たち だって ホント は 平和 を 願って る はずだ 。 おまえたち||ほんと||へいわ||ねがって||

いい か   藁 は 1 本 じゃ 弱い 。 ||わら||ほん||よわい

だが   それ だって 3 本 集まれば ものすごく …。 |||ほん|あつまれば|

えい !  もっと 集めりゃ → ||あつめりゃ

少し は 丈夫な 藁 紐 に なる んだ よ ! すこし||じょうぶな|わら|ひも||||

弥彦 …。 演説   下手 ね 。 やひこ|えんぜつ|へた|

とにかく 命 まで 奪う つもり は ねえ 。 |いのち||うばう|||

とっとと 失 せろ 。 |うしな|

俺 たち が   また 襲わ ない 保証 は ねえ ぜ 。 おれ||||おそわ||ほしょう|||

お前たち が   諦めて 話し合う まで → おまえたち||あきらめて|はなしあう|

何 十 回 でも   何 百 回 でも だ 。 なん|じゅう|かい||なん|ひゃく|かい||

ただし   次 は   もう 少し 痛い 目 に あう こと は 覚悟 して おけ 。 |つぎ|||すこし|いたい|め|||||かくご||

引きあげる ぞ 。 ひきあげる|

( 弥彦 ) お前   さっき 子供 を かばった ろ 。 やひこ|おまえ||こども|||

礼 を 言う ぜ 。  俺 たち も 戦争 孤児 だ 。 れい||いう||おれ|||せんそう|こじ|

アンタ ら   物好きだ ね 。 ||ものずきだ|

急に やって 来て   この 村 を 守ら せて くれ だ なんて 。 きゅうに||きて||むら||まもら||||

( 弥彦 ) この 里 を 変える ため さ 。 やひこ||さと||かえる||

この 里 から 戦 は なくなりゃ し ない 。 |さと||いくさ||||

何も 変わりゃ し ない よ 。 なにも|かわりゃ|||

弥彦 。 やひこ

( 弥彦 ) どうやら   少し は 変わり そうだ ぜ 。 やひこ||すこし||かわり|そう だ|

俺 たち は   どうにも 半 蔵 の やり 方 が 生ぬるい 気 が して → おれ||||はん|くら|||かた||なまぬるい|き||

里 から 抜けた 忍 たち だ 。 さと||ぬけた|おし||

だが   こんな す れっか らし の 人生 に も → ||||||じんせい||

嫌気 が さして きた とこ だった 。 いやき|||||

アンタ の 目 を 見て たら もう 1 回 やり 直して みて ぇ → ||め||みて|||かい||なおして||

そんな 気 が して きた 。 |き|||

だからといって   今更 半 蔵 の 元 に 戻る 気 は ねえ 。 |いまさら|はん|くら||もと||もどる|き||

俺 たち を アンタ たち の 舎 弟 に して くれ 。 おれ||||||しゃ|おとうと|||

ダメだ ! 何 !?  さっき   アンタ …。 だめだ|なん||

舎 弟 は ダメだ 。  仲間 なら いい 。 しゃ|おとうと||だめだ|なかま||

俺 は   弥彦 。  それ に 長門 と 小南 だ 。 おれ||やひこ|||ながと||こみなみ|

俺 の 名 は   韋駄天 の 鳩 助 。 おれ||な||いだてん||はと|じょ

情報 を かき集める なら この 足 に 任せて くん な 。 じょうほう||かきあつめる|||あし||まかせて||

だったら   この 里 で → ||さと|

ここ と 同じ ように 苦しんで る 村 を 探して くれ 。 ||おなじ||くるしんで||むら||さがして|

( 長門 ) 弥彦 。 何 だ ? ながと|やひこ|なん|

僕たち に 名前 を 付け ない か ? ぼくたち||なまえ||つけ||

人数 も 増えた し いずれ 必要に なる 。 にんずう||ふえた|||ひつように|

名前 か …。 なまえ|

なら   暁 …。 |あかつき

( 弥彦 ) この 国 は 戦争 に 苦しめ られて → やひこ||くに||せんそう||くるしめ|

ずっと 泣いて いる 。 |ないて|

だからこそ   俺 たち は   この 国 を → |おれ||||くに|

いや   この 世界 を 変える 暁 に なる ! ||せかい||かえる|あかつき||

暁 。 いい 名前 だ わ 。 あかつき||なまえ||

暁   ここ に 結成 じゃ ! あかつき|||けっせい|

( みんな ) おう !

なんか   あっという間 に で かく なって きた な …  暁 。 |あっというま|||||||あかつき

( 長門 ) 弥彦 の 夢 に 共感 した んだ よ 。 ながと|やひこ||ゆめ||きょうかん|||

みんな   ホント は 戦い に 疲れきって た んだ 。 |ほんと||たたかい||つかれきって||

みんな が 結束 すれば きっと 平和 は くる 。 ||けっそく|||へいわ||

うん 。

そう いえば   小南 は ? ||こみなみ|

さっき 外 に 出て った けど ? なんで ? |がい||でて|||

さあ …。

( 弥彦 ) これ って …。 小南 の …。 やひこ|||こみなみ|

「 拝啓   小南 様 。  あなた を ひと目 見た とき から …」。 はいけい|こみなみ|さま|||ひとめ|みた||

これ って !? ラブ レター だ ね 。 ||らぶ|れたー||

「 あなた の お 気持 を 伺い たく → |||きもち||うかがい|

裏 の テラス にて 待ち 続け 候 …  鳩 助 」。 うら||てらす||まち|つづけ|こう|はと|じょ

まさか 小南   そこ に 行った の か !? さあ …。 |こみなみ|||おこなった|||

( 長門 ) 弥彦 何 か 用事 が ある んじゃ ない ? ながと|やひこ|なん||ようじ||||

うん ?  あっ   そ …  そうそう ! 忘れて た 。  トイレ ! |||そう そう|わすれて||といれ

アハハ !  もれちゃ う   もれちゃ う 。

あの 野郎 …。 |やろう

足 だけ じゃ なくて 手 も 早かった の か 。 あし||||て||はやかった||

( 長門 ) 仲間 が 多く なる って こと は 恋 敵 も 多く なる って こと だ ね 。 ながと|なかま||おおく|||||こい|てき||おおく|||||

まったく だ ぜ …  って   長門 ! ||||ながと

弥彦 は   小南 が 好きな の ? やひこ||こみなみ||すきな|

バカ !  そんな ん じゃ ねえ って 。 ばか|||||

小南 は   弥彦 の こと 好きだ と 思う よ 。 こみなみ||やひこ|||すきだ||おもう|

えっ ?

( 長門 ) あっ   帰って いく よ 。 ながと||かえって||

そこ に いる んでしょ ?  弥彦   長門 。 ||||やひこ|ながと

小南 …  何て 答えた んだ ? こみなみ|なんて|こたえた|

暁 の 夢 を 叶える まで   恋愛 なんて して る 暇 は ない って 言った の よ 。 あかつき||ゆめ||かなえる||れんあい||||いとま||||いった||

そう でしょ ?

小南 …。 ( 小 南 ) 弥彦 。 こみなみ|しょう|みなみ|やひこ

ちょっと 修業 の 相手 を して 。 |しゅぎょう||あいて||

その 術 は   雨 の 中 じゃ 効か ない ぜ 。 |じゅつ||あめ||なか||きか||

油 紙 か 。 あぶら|かみ|

考えた な 。 工夫 して みた の 。 かんがえた||くふう|||

グズグズ して る と 置いて いく わ よ !! ぐずぐず||||おいて|||

そう は   いく かよ !