NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 351 - 柱 間 細胞
( ダンゾウ ) まさか 自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は →
思い たく ない が …。
( リン ) カカシ カカシ …。
カカシ !
( カカシ ) は ぁ は ぁ は ぁ …。
は ぁ …。
( ガイ ) あ ~ ん !
また シカト に 戻った か 。
(( 木 遁 大樹 林 の 術 !))
《 木 遁 を 使う あの 少年 は いったい …》
《 あそこ なら 何 か わかる かも …》
《 あった 》
《 森 の 千手 一族 の 長 に して →
屍 山 血 河 なる 世 を 平定 せ し 男 こそ 千手 柱 間 であり →
唯一無二 の 木 遁 忍術 を 自在に 操る 》
《 唯一無二 の 木 遁 忍術 の つかい 手 。
いや もう ひと り いる 。
どういう こと だ ?
なぜ アイツ は 木 遁 を 使える ?》
《 極秘 ?》
中身 は どこ だ ?
探して いる の は これ か ?
プロフェッサー !
構わ ん わし が 許可 する 。 読んで み なさい 。
は …。
かつて 初代 火影 柱 間 様 は →
マダラ と の 死闘 の 末 木 遁 の 術 で 九 尾 を おさえた 。
しかし その後 木 遁 の 術 に は 後継 者 が い ない 。
尾 獣 を おさえる に は 写 輪 眼 か 木 遁 が 必要だ 。
木 ノ 葉 隠れ の 里 でも →
初代 の 木 遁 の 術 を 復活 さ せよう と →
里 を あげて 研究 した 時代 も あった のじゃ 。
じゃ が …。
志願 した 大人 たち に 施した 柱 間 様 の 細胞 移植 の 実験 は →
ことごとく 失敗 して しまい 犠牲 者 が 増えた 。
そこ で 残念 ながら その 試み は …。
禁 術 と して 封印 さ れて しまった 。
ところが じゃ 近年 里 の 下 忍 中 忍 →
果ては 暗部 の 者 たち の 中 から も →
行方 不明 者 が 続出 して いる 。
更に 深刻な の は 木 ノ 葉 の 里 周辺 の 村 々 から →
年 端 の いか ぬ 赤子 が 誘拐 さ れる と いう 事件 が →
頻発 して おる こと じゃ 。
赤ん坊 が !?
はっきり わかって いる だけ でも すでに 60 人 に なん なんと して いる 。
いったい …。 うむ …。
これ から 話す こと は ウワサ に 過ぎ ぬ が →
禁じ られて おる 柱 間 様 の 細胞 移植 実験 を →
続けて おる 者 も いる と いう のだ 。
ウワサ だ と して も なぜ そのような ?
あらゆる 術 を 集めよう と する 者 も いる だろう 。
わし とて もし 木 遁 を な せる 術 者 が いれば と →
思う とき も ある 。
さすれば あたら 四 代 目 の 命 を →
犠牲 に する こと も なかったろう に と な 。
(( それゆえ 四 代 目 が →
命 を 失う こと に なった ので は ない か ?))
無論 すべて は ウワサ に 過ぎ ぬ が な 。
もし 柱 間 細胞 を 埋め込ま れた 赤ん坊 が 実際 いる と したら ?
赤子 に 細胞 を 埋め込む こと など 許さ れて おら ぬ し →
もし 誰 か が そのような こと を して も →
成功 する 可能 性 は 低い 。
じゃ が … もし いや もしも の 話 だ が →
最初に 誘拐 さ れた 赤子 が 成長 して おったら →
すでに 10 歳 に も なって おろう か 。
10 歳 …。
揃った か ? ( みんな ) は っ !
明朝 寅 の 刻 三 代 目 は 護衛 と して →
直属 の 暗部 5 名 のみ を 従え →
大名 府 に 出立 する 。
四 代 目 亡き 今 三 代 目 が 再び 火影 に 就任 する ため だ 。
これ を 許せば 木 ノ 葉 隠れ の 里 は →
再び 弱腰で 優柔不断な 頭 を いただく こと に なる 。
里 の ため それ だけ は 防が ねば なら ぬ 。
そこ で お前たち の 役目 は →
その 道中 すみやかに 三 代 目 の お 命 を ちょうだい する こと だ 。
ただし 何者 に も 知ら れて は なら ぬ 。
あくまで 流れ の 忍 の 仕業 に 見せ ねば なら ぬ のだ 。
よい な ! ( みんな ) は はっ !
三 代 目 様 ご 用意 は ? うむ 。
出立 じゃ 。
♪♪~
敵 襲 !
♪♪~
木 遁 の 術 !
なに !? う っ !
変わり 身 !?
木 遁 大樹 林 の 術 !
千鳥 !
うわ っ !
お前 木 遁 の 術 を どこ で 覚えた ?
無論 素直に 語る と は 思って い ない 。
行け 。
早く 行け !
お前 の その 術 は いずれ 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 必要に なる 。
アイツ ら の 標的 は 三 代 目 様 のみ 。
三 代 目 様 から 俺 たち を 引き離す こと が 目的 だった らしい 。
どこ か へ 散って いった わ 。
こちら は 大丈夫だった か ? はい 。
敵 の 正体 は ?
いえ 何者 か 正体 は わかり ませ ん 。
まあ いい 。 あと は 三 代 目 様 が →
処理 して くださる だろう 。
悪い が その イス は まだ 余人 に 譲る わけに は いか ん 。
なぜ 生きて いる の か と でも 言い た そうじゃ な 。
いや … 今朝 大名 府 に →
出立 した と 聞いて いた から な 。
ある 男 が 裏切って …。
いや 表 返って くれて →
大名 府 に 向かう 我々 を 狙う 者 が いる と →
知らせて くれた ので な 。
犯人 は 調べれば すぐに 知れよう 。
さすれば その者 が 死罪 に なる の は 火 を 見る より 明らか 。
しかし これ 以上 死体 を 増やす こと は →
わし の 主義 に 反する 。
その者 に 会える なら 伝え たい 。
このたび の 行動 に 関して は 一切 を 不問 に 付す 。
そのかわり 今後 は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の ため →
力 を 尽くして ほしい と な 。
相変わらず の 平和 主義 だ な 。
その 甘 さ が いつか 身 を 滅ぼす こと に なる ぞ ヒルゼン 。
うむ そう かもし れ ん な 。
昔 から そう だった 。
お前 は 光 俺 は 闇 。
光 ある ところ に 必ず 闇 は できる 。
しかし その いずれ か が 欠けて も →
世の中 うまく は いか ん もの な のじゃ 。
プロフェッサー 俺 は 暗部 に いる 資格 が あり ませ ん 。
なぜ じゃ ? お前 の おかげ で 命拾い を した 。
しかし 一 度 は 裏切ろう と し ました 。
うむ 。
わし は 四 代 目 を 守れ なかった 。
お前 に 恨ま れて も しかたがない のう 。
実は 生前 の ミナト に 相談 さ れて いた こと が ある 。
(( ミナト : 少し でも 心 の 傷 を 忘れる こと が できる か と →
カカシ を 暗部 に 配置 した のです が …。
最近 の カカシ の ウワサ を 聞く と →
かえって その 傷 を 広げて しまった ので は と →
今では 悔やんで い ます 。
心 の 傷 を 癒 やす こと は 誰 に も でき ぬ 。
ただ 時間 が 忘れ させて くれる だけ じゃ 。
はい 。
いや 1 つ だけ 方法 が ある 。 え ?
クシナ の 護衛 を 命じて みて は どう じゃ ろう 。
暗部 の 任 を 離れ 人 が 命 を 育む 姿 を 見つめる こと で →
何 か が 変わる かも しれ ん 。
はい ))
ミナト が 亡くなった とき →
一 度 は 暗部 から 解放 して や ろうか と も 思った が →
今 の わし に は まだ お前 の 力 が 必要な ようじゃ 。
はっ 。
もう 少し 火影 直属 の 暗部 と して →
力 を 貸して は くれ ぬ か 。
はい 。
ミナト も 許して くれる と いい のだ が 。
三 代 目 様 。
お 伝え して おいた ほう が よろしい か と 。 うむ ?
根 に 木 遁 の 術 者 が …。
やはり そう か 。
だいたい は 見当 が ついて おる 。
その 件 は わし に 任せて もらえ ぬ か 。
はい 。
そう か 三 代 目 が 今一 度 火影 と して 立って くれる か !
知恵 も 経験 も ある 。 それ は 安心だ のう 。
本日 は あの 者 …。
怖い 目 を した 強 面 の 男 は おら ん の かえ ?
ダンゾウ で ございます か ?
そう じゃ そう じゃ った 。
ならば 急ぎ の 用件 が あり 欠席 さ せて いただいて おり ます 。
ほう そう か そう か 。
余 は あや つ が ちょっと 苦手じゃ 。
しばらく の 間 直接 連絡 し 合う こと は やめて おこう 。
( 大 蛇 丸 ) 何 が あった の ?
カカシ の 裏切り に より 我々 の こと が ヒルゼン に 伝わる 可能 性 が ある 。
それ は まずい わ ね 。
いずれ ここ の 秘密 も バレ て しまう かも しれ ない 。
三 代 目 の こと だ から いずれ 気 が つく でしょう ね 。
いえ すでに 気づいて いる の かも 。
(( カカシ …))
《 落ち ない 》
三 代 目 様 が 火影 に 返り咲く らしい よ 。
世代 交代 で ちょっと は 時代 が 変わる か と 思った のに な 。
ゲンマ の 言う こと も わかる けど さ 。
おい 三 代 目 様 だって 大変な んだ ぞ あの お 歳 で 。
( アスマ ) 俺 たち は 里 の ため に 頑張る だけ さ 。
( 紅 ) さ ぁ 三 代 目 の 火影 就任 を 祝って →
お 団子 で 乾杯 し ま しょ !
( みんな ) おお ~ っ !
♪♪~
お … 俺 だ 俺 だ よ カカシ !
すごい 殺気 だった ぞ 。 殺さ れる か と 思った 。
そっち こそ 何の つもり だ ?
俺 は ただ ライバル 対決 を やら ない か と →
お前 を 誘おう と 思った だけ だ 。
は ぁ … 悪い な 。
こんばん は 氷 川 きよ し です 。
僕 は 今 愛知 県 名古屋 城 の 前 に 来て い ます 。
それ は 今回 「 モクハチ 」 が 名古屋 から お 送り する から な んです 。
僕 も 出演 し ます ので ぜひ ご覧 ください 。
それでは 「 モクハチ 」 in 名古屋 スタート です !
( 開演 ブザー )