NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 364 - 繋が れる もの
( ナルト ) 忍 連合 の 術 だって ば よ 。
( マダラ ) 哀れだ な 。
( オビト ) ああ 。
やつ ら の すがって いる 希望 など 存在 し ない 。
今 と なって は やつ ら の 存在 とて それ は 同じ 。
( マダラ ) 十 尾 も 頃合い の ようだ 。
( リー ) 第 五 杜門 開 。
《 十 尾 で は なく 今度 こそ 俺 たち が 狙い か 。
まあ 敵 の 頭 を 叩く の は 基本 だ が …》
《 作戦 どおり 十 尾 の 頭 に なって る こいつ ら を 倒す 》
《 マダラ : それ に は まず 十 尾 を 止め ない と な 》
( サクラ ) うわ っ 。 う っ 。
なぜ だ 十 尾 と やら の 動き は 止めた はず 。
グハッ 。 大丈夫 か ? クソ 。
♪♪~
《 肩 の 骨 が 外れ や がった な 》
見ろ 感知 水球 が 。
これ じゃ まるで 1 つ の 小さな 星 だ 。
こんな の は あり え ない 。
( シカク ) 十 尾 を 我々 が 止めた んじゃ なく →
あれ が 変化 する ため に 力 を 溜 め て →
動か なく なった だけ だった の か 。
( い の いち ) こんな やつ を どう やって 止める ?
2 人 を 狙う どころ で は ない ぞ 。
( カカシ ) それ でも あれ を 止め なければ →
俺 たち は 皆 終わる 。
( 赤 丸 ) クーン 。
( キバ ) チビリ そう だ ぜ 。 ウ ~!
( 黄 ツチ ) ビビッ てる 暇 が ある なら チャクラ を 練って おけ 。
本部 から の 作戦 を 受けて すぐ 動ける ように 準備 しろ 。
《 シカク : 十 尾 の 動き を 止める の は 絶対 だ 。
でなければ それ を 操る 頭 を 狙う こと など でき ない 。
だが どう やって 止める ?
止める の が 得意な 俺 たち 一族 の 術 も →
あれ が 相手 で は チャクラ を 消費 する わりに →
効果 は ほぼ …》
いの いち カカシ に つないで くれ 。 おう 。
《 シカク : カカシ 俺 だ 。
さっき 聞いた 一連の 戦闘 の 情報 で 確かめ たい こと が ある 》
( マダラ ) そろそろ 十 尾 の コントロール が 難しく なって くる 。
柱 間 細胞 を 使って つながり を 強く して おけ 。
この 状態 の 十 尾 が どれほど の 力 か →
確かめて み たく は ない か ? まずは …。
ああ やつ ら に 教えて やる の さ …。
絶望 を な 。
《 シカク さん いったん 切り ます 》
《 どうした ?》 これ は …。
( 青 ) 信じ られ ん 。
( 青 ) シカク 殿 いの いち 殿 。
《 ダメだ 神 威 じゃ 間に合わ ない 》
土 遁 で 足場 を 上 へ 。 おう 。
♪♪~
あんな 距離 まで …。
前 の 尾 獣 たち と 比べもの に なら ない 。
なんて 威力 だ 。
この 程度 で フラ つく と は コントロール が 完全で は ない な 。
次 だ 。
♪♪~
( ヒアシ ) なんて こと だ あんな 遠く の 街 が 一瞬 で 。
≪ うわ ぁ ~!
さっき から おかしい ぞ 。 遠く ばかり を 狙って いる ようだ 。
( シカク ) すべて の 街 人 が 射程 内 って こと だ 。
なら 避難 した 大名 や 里 を 守って いる みんな →
それ に 国 の 人々 も 安全じゃ ない って こと か ?
戦場 で は 忍 たち が その みんな を 守る ため に 戦って いる 。
それ を なくそう と いう わけだ 。
《 ネジ : あの 方向 は …》
( 青 ) こ これ は …。 ( い の いち ) どうした ? 青 殿 。
冷静に 聞いて くれ 。
ここ か …。
シカク どう する ?
やる べき こと を やる だけ だ 。
最後 の 仕事 だ 。 戦場 の みんな と つなげて くれ 。
十 尾 を 止める 策 が ある 。
( マダラ ) やっと 当たった な 。
これ で 連合 の 頭 は 潰した 。
まっ 基本 だ な 。
( チョウジ ) シカマル …。
( シカマル ) 今 は 戦争 中 だ 。 余計な 言葉 は いら ねえ 。
( シカマル ) いの に も だ 。
親父 の 言った とおり に やる だけ だ 。
これ って どういう こと だって ば よ !?
( ネジ ) お前 が 作戦 の キー って こと だ 。
ち げ えよ ! シカク とい の いち の おっちゃん たち は →
どう なった って 聞いて んだ !
( 忍 たち ) うわ ぁ ~!
( ヒアシ ) ネジ お前 は 右 回転 だ ! わかった 。
( ネジ / ヒアシ ) 八 卦掌 回 天 !
す すげ え !
ボケッ と する な ナルト 。 ここ は 戦場 で 今 は 戦闘 中 だ 。
人 も 死ぬ 。
( ヒアシ ) だ が この 戦い に 敗れれば →
すべて の 人 が 死ぬ こと に なる 。
もちろん わかって る 。
シカマル とい の の 父親 たち も →
子 より 先 に 逝け たこ と は 忍 と して 本望 だ と 言う だろう 。
俺 の 父 が そう だった ように 。
作戦 に は ナルト お前 の 力 が 必要に なって くる 。
作戦 遂行 まで なんと して も 。
( ヒナタ ) ナルト 君 を 守り抜く !
ヒナタ !
心せよ ! 日向 は 木 ノ 葉 にて 最強 !
( マダラ ) など と やつ ら が 口上 を のたまう 前 に →
攻撃 を して やろう と 思った が →
十 尾 を うまく コントロール でき ん な 。
この 状態 まで は これ で いける だろう が →
次 こそ は 人 柱 力 に なら ねば 十 尾 を コントロール でき ん ようだ 。
俺 が 十 尾 の 人 柱 力 に なる に は →
俺 自身 が 穢土 転生 の 死体 で は なく →
生命 体 に なる 必要 が ある のだ が な 。
道連れ が モットー の 穢土 転生 の あんた が →
この 足 もと の 連合 に 自爆 覚悟 で →
十 尾 の 尾 獣 玉 を 撃ち込ま ない の は →
その 巻き添え で 俺 まで 死んで しまう から だ 。
そう なって は 困る 理由 …。
人 柱 力 に なる ため に あんた が 本当の 意味 で 生き返る に は →
俺 が あんた に 輪廻 転生 の 術 を 命 を 捨てて する しか ない から な 。
つまり 今 の あんた は 俺 の 言う こと を 聞か ざる を え ない →
微妙な 立場 に ある 。 忘れる な 。
あの ジャリ が ずいぶん と したたかに なった もの だ 。
昔 から べつに あんた を 仲間 だ と 思った こと は ない 。
フッ それ で いい 。
なら 次に どう する か お前 が 決めろ 。
続き だ 。 絶望 を 教えて やる の さ 。 丁寧に な 。
( 十 尾 ) ギィ ~ ッ !
( オビト ) 木 遁 挿し木 の 術 !
うわ っ !
《 九 尾 の 力 が 戻る まで →
わし の 山 土 の 術 なら 少し は 止め られる はず 。
しかし チャクラ を 練る 時間 が かかる 。 それ まで …》
( サクラ ) し ゃあ ~ んな ろ ぉ ~!
《 ネジ : なんて 数 だ 。 回 天 が 間に合わ ない 》
クッ !
サンキュー ネジ 。 仙人 モード に なれた って ば よ 。
天才 ばかり に 頼って らん ねえ 。 こっか ら 俺 も …。
フン 。 《 螺旋 手 裏 剣 》
おら ぁ ~!
まだまだ !
ハァ ハァ …。
ハッ ! うわ ぁ !
八 卦空 壁 掌 。 は ぁ ~ っ !
《 しまった 。 ピン ポイント か 。 数 が 多 すぎる 。
ヒナタ と ネジ の 空 掌 で は …》 ( ネジ ) 白 眼 !
《 土 遁 山 土 の 術 !》
( 黄 ツチ ) 今 だ ! ( みんな ) う ぉ ~!
医療 班 どこ だ ? 重傷 な んだ 。 早く 来て くれ !
いや もう 俺 は …。
ネジ 。 兄さん 。
クッ … ナルト 。
ヒナタ 様 は お前 の ため なら 死ぬ 。
だから お前 の 命 は 1 つ じゃ ない 。
どうやら 俺 の 命 も その 1 つ に 入って た ようだ 。
なんで お前 は こんな とこ で …。
お前 は 日向 を …。
《 かつて お前 が 俺 を 運命 の 呪縛 から 解放 して くれた 言葉 》
どうして 俺 に そこ まで …。
命 を かけて まで 俺 に 。
お前 に →
天才 だ と 言わ れた から だ 。
(( お前 は 俺 と 違って 落ちこぼれ じゃ ねえ んだ から ))
《 父 様 やっと わかった よ 。
仲間 を 守る ため に 死 を 選んだ 父 様 の 自由 の 気持 が 》
( オビト ) 仲間 は 殺さ せ ない んじゃ なかった の か 。 ナルト !
(( 俺 の 仲間 は 絶対 殺さ せ やし ねえ !))
仲間 は 絶対 殺さ せ や し ない と 言った お前 の その 言葉 。
さあ 辺り を 見て もう 一 度 言って みろ 。
もう 一 度 言って みろ と 言って いる んだ !
冷たく なって いく 仲間 に 触れ ながら →
実感 しろ 。 死 を !
ネジ が … 死んだ ?
《 ヒザシ すま ぬ … ネジ を 》
これ から これ が 続く 。
お前 の 軽い 言葉 も 理念 も 偽り に なる 。
理想 や 希望 を 語った 結果 が これ だ 。
これ が 現実 な んだ 。
ナルト … この 現実 に 何 が ある ?
父 も 母 も い ない 。 師 の 自 来 也 も 。
そして お前 が 対立 する かぎり →
これ から 仲間 も そう やって 次々 い なく なる 。
お前 を 認める 者 が 存在 し ない 世界 だ 。
オビト 。
その先 に 待って いる の は →
お前 も よく 知る 最も 恐ろしい …。
孤独だ 。
《 マダラ : まるで かつて の 俺 の ように なった な オビト 。
ナルト は もう 少し で 落ちる 。 連合 の 心 を 折る か 》
現実 に いる 必要 が どこ に ある ?
いいかげん こっち へ 来い ナルト 。
さっき ネジ 兄さん が 言った →
ナルト 君 の 命 は 一 つ じゃ ない って 意味 … わかる ?
仲間 は 絶対 殺さ せ ない 。
その 言葉 も 信念 も 偽り じゃ ない 。
それ を 胸 に ちゃんと やってのけた の 。
ネジ 兄さん は 。
ナルト 君 だけ じゃ ない … みんな が そう やって →
その 言葉 想い と 同じ もの を 胸 に お互いに 命 を つなぎ あって る 。
だから 仲間 な の 。
その 言葉 と 想い を みんな が 諦め 捨てて しまったら →
ネジ 兄さん の した こと も 無駄に なる 。
それ こそ 本当に 仲間 を 殺す こと に なる 。
もう 仲間 じゃ なく なって しまう そう … 思う の 。
だから 私 と 一緒に 立とう ナルト 君 。
まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ない 。 私 も それ が 忍 道 だ から !
(( ネジ : ナルト … ヒナタ 様 は お前 の ため なら 死ぬ 。
だから お前 の 命 は …。
( 九 喇嘛 )1 つ じゃ ねえ だろう が !
わし も いる の 忘れる な !!
わかって る 俺 だって つながり は …。
仲間 は 絶対 捨てた か ねえ ! でも 実際 ネジ は …。
それ 以上 ぐ だ ぐ だ 言って みろ 。
ぶん 殴って 今度 こそ お前 の 体 を いただく ぞ コラ !
これ も 忘れた の か !
て め え の 父 と 母 は お前 が 生まれて すぐ →
ネジ と 同じ こと を した 。
お前 に 敵 である わし まで 封印 し 未来 を 託して 死んだ 。
て め え の 命 は 生まれた とき から すでに →
2 つ の 命 で つなが れて んだ よ !))
動か ず ナルト の 出方 を うかがう か …。
ずいぶん と 気 に なる ようだ な 。
もう いい !
焦る な !
それでは 十 尾 が 傷つく うえ お前 も …。
少々 かまわ ん 十 尾 の 表皮 は 強い !
ここ を 狙う 気 だ !
( キラービー ) 充電 十 分 !
《 オモイ : 気 を つけて ビー 様 !》
( カルイ ) 行 っけ ぇ !!
これ でも 食らえ !
( カルイ ) ビー 様 ! ( オモイ ) 無 茶 し ないで ください 。
心配 無用 連合 を 守る 俺 なり の 苦労 。
《 そうだ … 父ちゃん と 母ちゃん だけ じゃ ねえ 。
そう だ ろ … 今 まで だって 。
俺 の 命 は 1 つ じゃ ねえ 》
ヒナタ ありがとう 。
お前 が 俺 の 横 に いて くれた おかげ だ !
《 そして ネジ … あり が と だって ば よ 》
《 ヒナタ : ナルト 君 の 手 って 大きくて 強くて 何より …》
行く ぞ ヒナタ ! うん !
《 ヒナタ : とっても 安心 する 》
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →