NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 365 - 忍び 舞う者 たち
《 水 月 : この チャクラ … 何 だ ?》
《 大 蛇 丸 : ここ に いる 全員 →
感知 タイプ じゃ ない に も かかわら ず チャクラ を 感じて いる 。
この チャクラ は …》
( サスケ ) 行く ぞ 。 さっさと 案内 しろ 大 蛇 丸 。
《 少し 気 に なって いる よう ね ナルト 君 が 》
( シー ) これ は 九 尾 の … いや ナルト の チャクラ か ?
( 九 喇嘛 ) うまく わし の チャクラ を 変化 さ せ 渡せた な ナルト 。
( ナルト ) コツ は わかった 。 一緒に 頼む ぜ 九 喇嘛 。
《 奈良 の 忍 め 。
わし の チャクラ 受け渡し に 関して よく 分析 して や がった な 》
ずいぶん 待た せ ち まった から な 。
影 分身 も 少し なら 大丈夫だ 。
おう !
《 ヒナタ : す すごい … こんな チャクラ を ナルト 君 は 》
影 分身 の 術 !
( シカマル ) 遅 え ぞ ナルト ! わり い 。
チョウジ いの ! ( い の ) う うん !
( チョウジ ) 何 これ カロリー が 。
( キバ ) おい チョウジ ! また 太って ん ぞ 。
( マダラ ) ナルト の ガキ 。 九 尾 の チャクラ を 渡して る の か 。
( オビト ) フン 。
《 八 卦空 掌 !》
《 力 が … 湧いて くる 》
( ヒアシ ) ただ の 空 掌 であれ を 。
小 娘 が 。 ナルト の 力 を 受けて ずいぶん と 強く なった な 。
( チョウジ たち ) 倍 化 の 術 !
シカマル ! いの ! 準備 オーケー !?
おう 。 うん !
《 シカク : みんな 作戦 は わかった な 。
各自 頭 に 叩き込んで おけ 。
まずは 猪 鹿 蝶 だ 》
《 もし その 作戦 が うまく いか なかったら ?》
《 生きて て め え が 指揮 を とれ シカマル 》
《 い の いち : 本部 は これ から 消える 》
《 フッ 親父 と して 面 と 向き合って やれた の は →
暇つぶし の 将棋 くらい だった な 。
お前 に は 何も …》 《 シカマル : 十分だ 》
ん ?
《 親父 の 背中 見て 育った から よ 》
フン 。
《 いの …。
お前 は 山中 家 の 紫 の 家紋 →
萩 の 花 言葉 どおり に 育って くれた 》
《 いの : 前向きな 恋 でしょ 》
《 い の いち : 萩 の 花 言葉 は それ だけ じゃ ない 。
父さん が 何より 誇り に 思う の は →
お前 の 友 に 対する 思い だ 》
《 い の いち : お前 は きれいな 萩 の 花 を →
咲か せて 見せて くれた 》
《 さて そろそろ 時間 だ 。
最後に 言い残し たい こと は ある か ? シカク 》
《 ん ~ 母ちゃん に 伝え といて くれる か シカマル 。
あっ その 前 に 母ちゃん に 見つから ねえ ように →
物置 の 左 棚 の 木箱 の 中 の …》
《 全部 わかって る よ 心配 す んな 》
《 ハハ …》
《 最後に 俺 から だ 。
俺 たち は いつも お前たち の なか に いる 》
《 忘れ ん な よ 》
なめる な !
なに !? 影 真似 の …。 心 転身 の …。
(2 人 ) 術 !
《 いの : 入った 》 《 チッ また か 》
うわ っ … この !
俺 より はやく 。
ナイス だ いの 。
( 咆哮 )
クッ 。
次々 くる な 。 今度 は 奈良 の しばり の 術 。
( みんな ) 奈良 一族 を なめる な 。
よし 動き は 止めた 。
もう いい ぞ いの !
う っ 。 大丈夫 か ?
う うん 。
クッ 。
( リー ) ネジ !
( ガイ ) リー もう 泣く な 。
( 泣き声 )
( テンテン ) リー 。
( ガイ ) リー よ 我ら が ネジ の 思い を 捨て ぬ かぎり →
ネジ は 我々 の 中 で つながり 生きて いる 。
( オビト ) お前 ら に いい こと を 教えて やる 。
その つながり が 今 の 俺 を 作った のだ 。
それ は 強い 呪い で も ある こと を 知って おけ 。
( カカシ ) ナルト 俺 が 言った んだ よ な お前 に 。
仲間 は 絶対 殺さ せ や し ない と 。
あれ は な 俺 自身 に 言い聞かせた 戒め で も ある んだ 。
俺 は 今 まで 多く の 仲間 を 守れ なかった 。
( カカシ ) だ から 今度 こそ 守る と 口 に する 。
だが その たび に 仲間 を 守れ なかった 事実 を →
見つめ 直す こと に なる 。
その 傷 と 一生 向き合って いく こと に なる んだ 。
だから 忍び 耐える 者 →
忍 者 なんだ ろ 俺 たち は 。
忘れ させて なんて くれ ねえ よ 。
そもそも その 傷 が →
仲間 が ここ で 生きて る って こと じゃ ねえ の か よ 。
夢 の 中 で 自分 が 傷つか ねえ ように 作った 仲間 なんて →
本物 じゃ ねえ 。
それ って 本物 の 仲間 を 消す って こと だ 。
呪い だろう が 何 だろう が →
俺 は 本当の ネジ を ここ に 置いて おきて え 。
《 本当の ネジ を … ここ に 》
(( と あぁ !
( ネジ ) 柔 拳 !
無駄だ リー 。 努力 した ところ で お前 に 俺 は 倒せ ない 。
これ は 決まって いる こと だ ライバル なら 他 を 当たれ ))
(( 俺 の 負け 試合 見て いた の か 。
なぁ リー 。 俺 は 今 まで →
決め られた 運命 は 変え られ ない と 思って いた 。
リー いつか お前 の 剛 拳 と 俺 の 柔 拳 →
どちら の 拳 が 上 か 本気で 戦って やる 。
ただし 俺 の 目 の 黒い うち は 負け は し ない ))
(( テンテン : それ を 言う なら 目 の 白い うち じゃ ない の ?
ネジ の 場合 。 ( ネジ ) あぁ … うん 。
ま ぁ とにかく ライバル と して 俺 が いる って こと だ ))
《 カカシ : 前回 より も はるかに 強く … 多い 》
(( シカク : さっき 聞いた 一連の 情報 で 確かめ たい こと が ある 。
カカシ お前 は 神 威 で 時空 間 を 行き来 した うえ →
八尾 まで ほぼ 出し入れ できた の は →
九 尾 の チャクラ を ナルト から もらった おかげ だ と 言った な 。
( カカシ ) はい 。
正確に 言えば 九 尾 に 直接 チャクラ を もらい ました 。
お前 の 「 できた の は 」 と いう 言い回し から 見て →
九 尾 の チャクラ なし で の 神 威 は →
あり の とき と どれほど 違う と 感じた ?
簡単で いい 説明 して くれ 。
おそらく 3 倍 以上 です 。
それ まで 神 威 で 飛ば せる 回数 も 大き さ も →
たいした こと は なかった です から ))
ほぼ 渡し 終えた か …。
フンッ 貴 様 の 思いどおりに なった な 。
四 代 目 火影 …。
今 わし の チャクラ と リンク できる の は →
クシナ の 血 を 引き 人 柱 力 と して →
長年 付き添う こと に なった →
ナルト だけ だ 。
そして ナルト は わし の チャクラ を →
ほか の 忍 共 一人ひとり に →
合う ように 感知 し 変化 さ せ →
渡す こと が できる ほど →
器用に 成長 した 。
ま ぁ わし 自身 も ナルト を 介せば →
誰 に でも チャクラ を 渡せる 。
ミナト … て め え が ナルト に →
自分 の チャクラ を 組み込んで →
渡して いた やり 方 と 同じだ 。
こいつ は もう … とっくに て め えら を 超えて る ぜ 。
リンク する チャクラ 量 も 渡す チャクラ 量 も 規模 が 違う 。
クシナ ミナト … ざま ぁね え な て め えら ナルト の ガキ に 負けて ん ぜ 。
フフフ … まあ これ が …。
( 九 喇嘛 ) 貴 様 ら が ナルト に つなげ たかった →
力 なんだろう が な 。
《 マダラ : フッ … 俺 も もう 少し 力 を 貸して やる か 》
《 クソ ! 力 で 押さ れる …》
ナルト 今 の うち だ ! 行け !
( キラービー ) 尾 獣 玉 !
《 ミフネ : 一 閃 !》
( みんな ) 八 卦空 壁 掌 !
( テマリ たち ) 風 遁 大 掛け 網 !
ネジ の 死 は 無駄に は せ ん !
フンッ 一 度 かけて しまう と 死な ねば 消え ぬ 呪 印 。
日向 の 宗 家 と 分家 が 生んで きた 忍 の 呪い 。
かご の 中 で 死 を 待つ だけ の 存在 。
いい 暗示 だ お前 ら は さっき 犬死に した ガキ と 同じだ 。
ネジ の …。
ネジ の 意志 は …。 ( みんな ) う ぉ ~!
まだ 死んじゃ …。
いね えん だ よ !
僕 が 右 を やる !
よっ しゃ ! ( 肩 が 外れる 音 )
《 クソ ! さっき ので 肩 が また 外れた 》
( ヒナタ ) 柔 拳 !
はっ ! いけ ! リー ! はい !
お前 と 違って 俺 は …。
つながって た もん を 切りた かね えし →
切ら れた くも ねえ んだ よ 。
ここ か 。
( 大 蛇 丸 ) ここ は 手つかず の よう ね 。
( 水 月 ) ボロボロ だ ね 。
( 大 蛇 丸 ) そりゃ こんな 里 の はずれ なら ね 。
どれ だ ? さて どこ か に …。
( 大 蛇 丸 ) あった わ 。
なんか 気味 が 悪い ね 。
見つけた ん なら さっさと 行こう よ 。
そう ね 行き ましょう 。
すべて の 秘密 が 眠る 場所 へ 。
( 水 月 ) ん ?
ここ も … ずいぶん 変わった な 。
なんだ ? サスケ の やつ 。
私 が 木 ノ 葉 崩し を やる 前 と 同じ ね 。
何 が ? たとえ 彼 や 里 が →
変わって しまった と して も →
ここ は 彼 の 故郷 に 変わり ない 。
( 大 蛇 丸 ) 感傷 に 浸り 過去 を なぞる こと で →
己 の 決意 を 再 確認 する 時間 が 必要な の よ 。
ふ ~ ん なら あんた は もう いい の ?
( 水 月 ) 感傷 に 浸り つつ 木 ノ 葉 崩し の 決意 って の 。
あの さ よく 考えたら 僕ら あんた の 部下 で →
トップ メンバー だった でしょ 。
んで 今 それ が 木 ノ 葉 の 中 に いる 。
里 の つわもの ども は 戦争 で い ない 。
と なる と これ って あんた に とって チャンス じゃ ない の ?
フッ そう かも ね 。 でも ひと つ 違って る わ 。
あなた たち は もう 蛇 じゃ ない 。
へ ぇ 術 で 開け んだ 入り口 の 石 。
( 大 蛇 丸 ) うち は の 南 賀 ノ 神社 は 跡形 も ない の ね 。
うわべ は いい 。 大事な の は その 下 だ 。 行く ぞ 。
なら 始める わ よ 。
少し 離れて なさい 。
グァ ~。
(( 大 蛇 丸 : 巻物 に 書か れて る こと を する に は →
まず 死 神 の 面 が 必要な の よ 。
それ は 木 ノ 葉 の はずれ うずまき 一族 の 納 面 堂 に ある 。
その 面 を 使い 屍 鬼 封 尽 の 死 神 を 己 に 憑依 さ せ 導き 出す 。
死 神 の 腹 を 裂けば 封印 は 解ける 。
ただ 私 が 人 柱 に なる 必要 は ある けど ね ))
グフッ !
(( 大 蛇 丸 : これ で 死 神 の 中 に あった 私 の 両手 を →
取り戻す こと が できる ))
《 戻った わ 》
(( 大 蛇 丸 : そうして 私 に 両手 の 力 が 戻れば →
穢土 転生 が できる 。
そう あの 4 人 を …。
もちろん そうなれば 必要な もの が いる の 。
知って る わ ね ?
あ ~ 僕ら を 穢土 転生 の いけにえ に する 気 っす ね !
フフッ それ も いい けど →
あんた なんか より もっと いい の が いる の よ 。
今 は 目 に 見え ない けど ね ))
重 吾 サスケ 水 月 準備 なさい 。
( 重 吾 ) わかった 。
(( 重 吾 あなた が サスケ に 呪 印 仙力 を 与え なさい ))
(( 大 蛇 丸 : そう すれば トビ が サスケ の 監視 役 に つけて いた ゼツ が →
その チャクラ に 呼応 して 表 へ 出て くる はず ))
クソッ なんで ? お前たち 柱 間 細胞 は →
実験 で 知り尽くして いる の よ 。
ハァ ハァ … もちろん 感知 する 方法 も ね 。
やはり 6 体 。 トビ は ずいぶん 慎重 を 期して いた よう ね 。
ぐう っ …。
(( 大 蛇 丸 : カブト から チャクラ を 吸い 戻した とき →
彼 の 情報 は 私 に 蓄積 さ れた 。
彼 は ちゃんと サスケ に つけ られて いた ゼツ 6 体 を 調べて 知っていた 。
私 は 4 人 の 個人 情報 物質 を 持って いる 。
私 も 蓄積 が 好きで ね ))
水 月 重 吾 残り の 2 体 を 任せる わ よ 。
オーケー っす よ 大 蛇 丸 様 。
穢土 転生 の 術 !
(4 人 ) うわ ぁ !
さあ 来る わ よ !
すべて を 知る 者 たち 。
( 大 蛇 丸 ) 先代 の 火影 たち が 。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。