NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 367 - 柱 間 と マダラ
( 柱 間 ) う ぉ ~! ( マダラ ) う ぉ ~!
(( 次 こそ 向こう岸 に 。
気持 少し 上 に 投げる 感じ コツ と して は 。
そんな こと わかって る ! 俺 が 本気 出せば 届く さ 。
つうか て め え 誰 だ ? う ~ ん →
今 この 時点 で は 水切 り の ライバル って とこ か 。
俺 は 届いた けど ))
< 柱 間 : それ が うち は マダラ と の 初めて の 出会い だった >
(( 誰 だって 聞いて んだ コラ !
名 は 柱 間 姓 は 訳 あって 言え ん ぞ 。
柱 間 か よく 見て ろ ! 次 いけ っ から !
《 この 投げ 方 や っぱ そうだ 。 手 裏 剣 術 》
て め え ! 俺 の 後ろ に 立って わざと 気 を 散らした な コラ !
後ろ に 立た れ っと 小便 が 止まる 繊細な タイプ な んだ よ 俺 は !
ご ごめん 。
いや そこ まで 落ち込む こと は ねえ だ ろ 。
う ぅ …。 悪かった よ 言い訳 して 。
し 知ら なかった から …。
お前 に そんな ウザ い 自覚 症状 が ある なんて 。
て め え いい やつ か や なや つ か はっきり し ねえ な コラ !
ハハハ ! お前 より 水切 り が 上手い の は →
はっきり して る けど ね 。 て め え で 水切 りして やろう か コラ !
ご ごめん … 怒ら せる つもり は なかった 。
その 代わり に 川 へ 投げ られる の も 覚悟 しよう ぞ 。
さ ぁ 投げろ 。
て め え は 自分 の ウザ い 症状 を 自覚 して る か コラ !
ただ 向こう岸 へ 届けば いい が 。
目障りだ ! ど っか 行 っち まえ !
じゃ 。 や っぱ 待て !
どっち ぞ ? お前 の ほう こそ はっきり しろ よ 。
そ それ は …。
( マダラ ) あれ は …。
お前 … 忍 か ?
ここ も すぐ 戦場 に なる ぞ 。 もう 帰れ 。
《 柱 間 : これ は 羽衣 一族 の 紋 …》
悪い が 俺 は 行か なきゃ なら ねえ 。
じゃあ な 。 えっ と …。
名 は マダラ だ 。
マダラ 。 姓 を 見ず知らず の 相手 に →
口 に しね え の が 忍 の 掟 だ 。
やっぱり な お前 も 忍 か ))
< 柱 間 : 性格 は 違った が この 時 不思議 と →
やつ に 近い もの を 感じた 。
どうして 川 に 来て いた の かも わかった 気 が した >
(( 板 間 : う っ …。
瓦 間 。
忍 が 嘆く な 。
忍 は 戦って 死ぬ ため に 生まれて くる もの だ 。
遺体 の 一部 が 帰って きた だけ でも ありがたい と 思え 。
今回 の 敵 は 羽衣 一族 に 加え うち は 一族 も いた から な 。
特に やつ ら は 容赦 など し ない 。
瓦 間 は まだ 7 つ だった 。
こんな … こんな 争い が いつまで 続く んです か !
敵 と いう 敵 を 亡き もの に する まで だ 。
戦い の ない 世界 と は 簡単な 道程 で は でき ぬ !
子供 を … 犠牲 に して まで ?
瓦 間 を 侮辱 する こと は 許さ ん !
やつ は 一人前 の 忍 と して 戦って 死んだ のだ 。
子供 で は ない !
柱 間 兄 者 大丈夫 ?
( 扉 間 ) 父上 に 刃向かったら どう なる か わかって る だ ろ ?
《 俺 は … 板 間 扉 間 →
やっぱり お前たち まで 犬死に さ せ たく ねえ !》
なに が 愛 の 千手 一族 だ ! なに が 一人前 の 忍 だ !
大人 が よってたかって →
子供 を 死に 追いやって る だけ じゃ ねえ か 。
こっち だって うち は 一族 に 同じ ことし てる し な 。
それ が 相手 へ の 敬意 だ 。
たとえ 赤子 とて 武器 を 持てば 敵 と みなす 。
そして 子 を 一人前 に して やる こと こそ 親 と して の 愛 だ 。
一人前 に なる に は 死な なきゃ なら ねえ の か よ !
やって やられて どこ で 恨み かって る かも わから ねえ 。
危なくて 姓 も 名のれ ねえ 。
こんな 忍 世界 は ぜ って え 間違って る !
お前 の ような やつ を ガキ と いう のだ !
父上 !
今日 は 兄 者 も 気分 が 沈んで る から もう 許して あげて よ 。
少し 頭 を 冷やせ 柱 間 。
大人 たち は バカだ 。 戦い を なくし たい なら →
敵 と 協定 を 結び 戦い を やめれば いい 。
でも それ だ と 殺さ れた 親 兄弟 仲間 の 無念 は どう す ん の ?
そんな こと 言って る と お前 も 死ぬ ぞ 。
お前 も 大人 も 熱く なり すぎ だ 。 ごめん 。
これ から の 忍 は 感情 を 抑え きっちり ルール を 作って →
それ に のっとって 余計な 戦い を 避けて いけば いい んだ 。
本当の 協定 … 同盟 は でき ねえ だろう か ?
本当の 協定 って ?))
< 戦国 時代 忍 と 国民 の 平均 寿命 は 30 歳 前後 だった 。
その 平均 を 大きく 下げて いた の は …>
(( う ぅっ …。
板 間 !))
< 多く の 幼い 子供 たち の 死 だった >
( 泣き声 )
( 足音 )
(( よう 久しぶりだ な 。
えっ と …。
柱 間 だ 。
柱 間 何 だ よ →
今回 は いきなり 落ち込んで んじゃ ねえ か 。
何 が あった ?
逆に 何 だ よ 。 俺 は 元気 ぞ 。
ウソ つけ 。 なんだ ったら 話して みろ よ 。
別に 。 いい から 言え って 。
いや 何にも ねえ って 。
いや 引っ張り すぎ 。 聞いて やる っつ って んだ から 。
ほんと 何でも ねえ って 。
何でも ねえ んだ ぞ 。 さっさと 話せ や !!
ど どう した んだ よ 。
弟 が … 死んだ 。
ここ へ 来る の は 川 を 見て る と →
心 の 中 の モヤモヤ が 流さ れて く 気 が する から だ 。
そう だった の か 。
マダラ だ っけ か 。
お前 も そうだったり して な 。
お前 兄弟 と か いる か ?
俺 は 5 人 兄弟 … だった ))
(( だった ?
俺 たち は 忍 だ 。 いつ 死ぬ かも わから ねえ 。
お互い 死な ねえ 方法 が ある と すり ゃあ →
敵 どうし 腹 の 中 見せ 合って 隠し事 を せ ず →
兄弟 の 杯 を 酌み 交わす しか ねえ 。
けど そりゃ 無理だ 。
人 の 腹 の 中 の 奥 はらわた まで は 見る こ た ぁ でき ねえ から よ 。
本当 は 煮えくり返って る かも わから ねえ 。
はらわた を 見せ 合う こと は でき ねえ だろう か 。
わから ねえ ただ 俺 は →
いつも ここ で その 方法 が あるか ない か を 願 掛け して る 。
今回 やっと それ が ある 方向 に 決まった みて えだ ぜ 。
お前 だけ じゃ ねえ 俺 も 届いた ))
< 正直 俺 は 驚いた 。
誰 に も わかって もらえ なかった 俺 の 考え が →
わかって もらえた んだ から な 。
戦乱 の この 時代 を 変えよう と いう →
同じ 考え を 持つ バカな 子供 が 俺 以外 に も いた のだ 。
正確に 言う なら 驚いた と いう より も →
マダラ は 天 の 啓示 だ と しか 思え なかった >
(( はらわた を 見 なくて も わかる んだ けど よ 。
お前 。 何 ?
髪 型 と いい 服 と いい だっせ え な ))
< 俺 たち は すべて が 同じ 考え って わけで も なかった が →
それ から ちょくちょく 会う ように なった 。
姓 は お互い 知ら ない まま →
忍 の 技 を 競い合ったり →
未来 に ついて 語り合ったり した >
(( 体 術 と 組み手 …。
やる じゃ ねえ の 俺 と 相 打ち と は よ 。
いや 相 打ち じゃ ない 。
俺 は 立って る ぞ 。 は あ ?
いって え 。
何 だって ? どこ が 相 打ち じゃ ない って ?
う ~ いつの間に ?
ハハハハ 吹っ飛ば さ れた 瞬間 に 投げた の さ 。
そう 簡単に やられる か っ つう の 。
でも 具体 的に どう やったら 変え られる か だ ぞ 。
先 の ビジョン が 見えて ない と 。
まずは この 考え を 捨て ねえ こと と →
自分 に 力 を つける こと だろう が 。
弱い やつ が 吠えて も 何も 変わら ねえ 。
そう だ な 。
とにかく いろいろな 術 マスター して 強く なれば →
大人 たち も 俺 たち の 言葉 を 無視 でき なく なる 。
苦手な 術 や 弱点 を 克服 する こった な 。
まあ 俺 は もう その 点 →
弱点 らしい 弱点 なんて ねえ けど よ 。
へ ぇ それ は すごい ぞ 。
あっ 。
ふ ぅ 。
う っ 。
ほんとに 止まる んだ 。 だから →
俺 の 後ろ に 立つ んじゃ ねえ 。 弱点 み っけ 。
小便 した ばっ か の 川 に 投げ込む ぞ コラ !
( マダラ ) 俺 の 水 遁 を くらえ !
( 柱 間 ) うわ ~ 汚 ねえ そんな の 振り回す な ))
< 会う たび に 俺 たち は 仲よく なって いった >
(( マダラ 俺 す っ ごい 術 考えて きた ぞ 。
一緒に マスター しよう ぞ 。
へ ぇ どんなだ ?
体 術 奥義 超 火 遁 幻 術 斬り →
大手 裏 剣 二 段落 と し の 術 。
いや イメージ でき ねえ よ 。
つうか 体 術 な の か 幻 術 な の か どっち な んだ ?
いや そもそも 名前 が なげ えし 。
ん な の 覚え られる か 。
そこ を 詳しく 説明 する と 。
うるさい 。 今日 は 直角 ガケ 登り を 競う 。
いちいち 落ち込む な 。
それ が て め え の 弱点 だ 。
そう 思い込む の が お前 の 弱点 ぞ 。 は あ ?
俺 の 弱点 と 思わ せて から の →
直角 ガケ 登り 。 あっ て め え !
アハハハッ お 先 !
落ち込む ふり して や がった な 。
は あ 俺 の 勝ち 。 そりゃ そうだ ろ 。
先 に スタート した んだ から よ 。
ふ ぅ … は あ …。 は あ …。
ここ だ と 森 が 一望 できる な 。
おう 遠く まで よく 見える 。
目 の よ さ なら お前 に 負け ねえ 自信 が ある 。
勝負 す っか ?
急に 何 だ ? それ 。
やけに 目 に プライド 持って んな 。
そりゃ そうだ ろ 。 なにせ 俺 は しゃ …。
どうした ?
いや そう で も ねえ な や っぱ 。
何 だ ぞ お前 に しちゃ やけに 素直だ な 。
だったら 兄弟 は 死んで ねえ 。
見守る こと も でき なかった くせ に 。
何 が 何 が …。
マダラ …。
( マダラ ) わり ぃ … なんか お前 の こと も →
思い出さ せ ち まった みて えだ な 。
( 柱 間 ) なぁ もう 兄弟 は い ねえ の か ?
いや 1 人 だけ 弟 が 残って る 。
その 弟 だけ は 何 が あろう と 俺 が 守る !
お前 の 兄弟 は ?
俺 も 1 人 残って る 。
俺 も 絶対 に 弟 は 守る つもり ぞ 。
( 柱 間 ) 決めた !
ここ に 俺 たち の 集落 を つくろう ! えっ ?
その 集落 は 子供 が 殺し 合わ なくて いい ように する !
子供 が ちゃんと 強く 大きく なる ため の →
訓練 する 学校 を つくる !
( 柱 間 ) 個人 の 能力 や 力 に 合わせて 任務 を 選べる !
ん でも って 依頼 レベル を ちゃんと 振り分け られる 上役 を 作る !
子供 を 激しい 戦地 へ 送ったり し なくて いい 集落 だ 。
フッ そんな バカな こと 言って ん の お前 くらい だ ぞ 。
お前 は どう な んだ よ ?
悪く は ねえ な 。 だったら 決まり ぞ 。
ああ その 集落 つくったら 今度 こそ 弟 を …。
一望 できる ここ から しっかり 守って やる !
へ へ へ …))
< そこ が 後 の 木 ノ 葉 の 里 と なる 場所 だった 。
俺 は この とき 覚悟 を 決めた 。
先 を 見る ため に 耐え 忍ぶ 覚悟 を >
(( 柱 間 :2 人 と も 届いた な 。
( マダラ ) その 石 水切 りする に は いい 石 だ 。
次に 会う まで て め え に 預け とく !
どうした ? 扉 間 。
兄 者 … 話 が ある 。
柱 間 お前 が 会って いる 少年 が いる な 。
はっ !? なんで それ を …。
父上 の 命令 で 兄 者 を ずっと つけて た 。
お前 が ? 感知 なら 俺 が 上 だ 。
最近 お前 が やたら と 出かける で な →
何 か ある と 思って いた 。
あの 少年 を わし が 調べた 。
やつ は うち は 一族 の 者 だ 。
我ら 一族 の 大人 たち の 手練 も やられて いる 。
生まれながら に 忍 の 才 を 持つ 少年 の ようだ 。
《 や っぱ そう だった の か …》
たいして 驚か ない ところ を みる と お前たち →
すでに お互い の 一族 の 名 を 知っていた んじゃ ない だろう な ?
いや … 知ら なかった 。
おそらく やつ も 。 柱 間 。
これ が どういう こと か わかって る な ?
千手 一族 と うち は 一族 は 敵 同士 。
千手 の 者 たち に は まだ 言って ない 。
下手に 知れれば お前 は 裏切り者 だ と 疑わ れる から な 。
スパイ 呼ばわり さ れ たく なく ば …。
次に あの 少年 に 会った あと やつ を 尾行 しろ 。
うち は 一族 の 情報 を 持って 帰れ 。 これ は 任務 だ 。
もし 気づか れた とき は … 殺せ ))
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →
華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。