NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 370 - サスケ の 答え
(( 柱 間 : ハァ ハァ ハァ 。
( マダラ ) ハァ ハァ ハァ 。
今度 は お前 が 届か ない の さ 。
立って いる の は 俺 だ 。
あの とき と は 逆だ な 。
届いた ばかりの 夢 を →
守り たい んだ 。 俺 は 。
これ 以上 は …。
ずいぶん と 落ち込んで 見える ぞ 。 柱 間 。
( マダラ ) 今度 こそ 開き直り は でき ない か 。
( 柱 間 ) はらわた を 見せ 合う こと は でき ねえ だろう か 。
( マダラ ) まずは この 考え を 捨て ねえ こと と →
自分 に 力 を つける こと だろう が 。
ここ に 俺 たち の 集落 を つくろう 。
つかもう と すれば →
出来 ない こと は なかった って のに 。 俺 は 。
これ から 夢 が 現実 に なる 。
( マダラ ) 木 遁 分身 …。
俺 が 後ろ を とら れる と は 。
俺 は 俺 たち の … いや 俺 の 里 を 守る 。
何 が あろう と も 。
里 を 守る こと が 何より 人 を →
忍 を 子供 を 守る こと に なる と 俺 は 今 でも 信じる 。
たとえ それ が 友 であろう と 兄弟 であろう と →
我が 子 であろう と 里 に 仇 なす 者 は 許さ ぬ 。
変わった な 。 柱 間 ))
< 柱 間 : 俺 は この とき 覚悟 を 決めた 。
今 を 見守る ため に 耐え 忍ぶ 覚悟 を だ >
(( 本末 転倒 だ な 。
それ が 里 の 闇 に なる … いずれ ))
( 柱 間 ) そうして マダラ と 俺 と の 戦い は 終わった 。
今 マダラ が どう 復活 した の か は わから ぬ が →
俺 は 確実に 友 を 殺した 。 里 の ため に 。
そう 里 と は →
始まり に マダラ と 俺 が 望んだ 里 と は →
一族 と 一族 を つなげる もの だった 。
無秩序 から 秩序 を 形づくり →
それ を 保つ ため の 大切な 要 だった 。
子供 たち を 守り 無駄な 争い を 避け →
平和 を 実現 する もの だった 。
だが キミ の 兄 →
イタチ が 背負った ような 闇 を 生み出して しまった 。
マダラ の 言った こと は 正しかった の かも しれ ん 。
この 状況 を 見据えて いた の かも しれ ん 。
この 状況 を 作りあげて しまった 忍 と は 俺 だ 。
そして それ を よし と した 忍 も 俺 で しか ない 。
忍 と は 目標 に 向け 耐え 忍ぶ もの だ と 。
ただ 何 を 目標 に 置く の か で 忍 も 変わる 。
マダラ と 俺 の ように 。
( サスケ ) 忍 と は 忍 と は 耐え 忍ぶ もの 。
目標 を 叶える ため に 。
俺 に とって それ が 里 づくり だった 。
だが マダラ は 別の もの を 見つけた ようだ 。
さっき 大 蛇 丸 と やら が 言った →
マダラ が 復活 し この世 の 忍 を 消す つもり と は →
具体 的に どのような もの か は わから ぬ が 。
無限 月 読 里 も 忍 も →
国 も 民 も 関係ない →
ただ すべて を 幻 術 に はめ →
己 の 思いどおりに 操る こと だ 。
俺 の 兄 が マダラ の 弟 が →
そして あんた たち が 守ろう と して きた →
すべて の もの を … 無にする もの だ 。
兄さん は →
あんた の 意志 を 直接 語る こと も なく →
受け継ぐ 者 だった って こと だ 。
兄さん は …。
(( フガク : イタチ お前 は 一族 と 里 の 中枢 を つなぐ →
パイプ 役 で も ある のだ 。
それ は わかって る な ?))
< 兄さん は 一族 の 重責 を 担い ながら も …>
(( もはや 容認 でき ぬ ぞ え 。
それ を 革命 と のたまい →
政権 を 奪取 する つもり なら →
うち は は 木 ノ 葉 の 逆 賊 と して →
処 断 せ ざる を え ぬ 。
コハル 待て 。
結論 を 急ぐ な 。
( ダンゾウ ) しか し ヒルゼン →
うち は 一族 は もう 止まら ぬ 。
ならば 混乱 を 避ける ため に も →
一刻 も 早く 手 を 打つ べきだ 。
( ダンゾウ ) 何も 知ら ぬ 子供 も 含めて な 。
イタチ の 前 で 言う こと で は ない 。
それ に うち は 相手 に 内戦 と なれば →
簡単に は いか ぬ ぞ 。
何 か 策 が ある はずじゃ 。
事態 は 一刻 を 争う 。
やつ ら が 事 を 起こす 前 に →
こちら から 先手 を 打つ のだ 。
お前 と わし そして 互い の 暗部 が 手 を 組み →
背後 から 奇襲 を かければ すぐ 終わる 。
うち は は かつて の 戦友 。
力 で は なく 言葉 で 話しかけ たい 。
わし が 策 を 考える 。
イタチ 少し でも いい →
できる かぎり 時間 稼ぎ を して くれ ))
< 里 と 一族 の 対立 の 間 に 立ち >
(( フガク : そう か お前 は 向こう に ついた か 。
( イタチ ) 父さん 母さん 俺 は 。
( ミコト ) わかって る わ イタチ 。
イタチ 最後に 約束 しろ 。
サスケ の こと は 頼んだ ぞ 。
わかって いる 。
( フガク ) 恐れる な それ が お前 の 決めた 道 だ ろ 。
( フガク ) お前 に 比べれば 我ら の 痛み は 一瞬 で 終わる 。
考え 方 は 違って も お前 を 誇り に 思う 。
( フガク ) お前 は 本当に 優しい 子 だ ))
< 両親 すら 手 に かけ >
(( 暁 の うち は イタチ が 死んだ と いう 情報 が 入った 。
お前 ら の ビンゴブック に も 対象 外 の 印 を 付け 外して おけ 。
裏切り者 も ついに 死んだ か 。
しかし あの イタチ を いったい 誰 が やった んです ? 隊長 。
弟 の うち は サスケ だ そうだ 。
同胞 殺し が 同胞 に 殺さ れる と は 皮肉な もん だ 。
罰 です よ それ だけ の 悪行 を やった ん す から ね 。
あげく 暁 に まで 入って 木 ノ 葉 を 襲う 始末 。
あいつ は 木 ノ 葉 の 歴史 上 稀に 見る 大 悪人 です よ 。
こいつ だけ は 俺 たち の 手 で 倒し たかった ぜ !))
< 一族 殺し 抜け 忍 の 汚名 を 浴び ながら も →
里 に 仇 なす 組織 を 監視 し 続けた >
そして 死 して なお 。
(( イタチ : 俺 は 木 ノ 葉 隠れ の うち は イタチ と して →
もう 一 度 忍 里 を 守る こと が できる ))
兄さん は あんた 以上 に 耐え 忍んだ 。
そして 木 ノ 葉 の 忍 である こと を 誇り だ と 語って 死んだ 。
あんた を いちばん 理解 した 忍 が うち は 一族 だった と は 皮肉だ な 。
( 扉 間 ) お前 の 兄 だけ で は ない 。
( 扉 間 ) わし の 部下 に お前 の 兄 と 同じ ような →
うち は カガミ と いう 男 が いた 。
二 代 目 あんた は うち は 嫌いじゃ なかった か ?
( 扉 間 ) そういう こと で は ない 。
わし は どの 一族 とて →
里 に とって 危険 性 が ある もの を 注意深く とらえて いた だけ だ 。
( 扉 間 ) うち は は 特に それ を 考慮 する べき →
一族 だった の は 確かだ 。
だが 本来 愛情 に 深い うち は だ から こそ →
ときに は お前 の 兄 や うち は カガミ の ように →
一族 の 枠 を こえて →
里 の ため に 尽くして くれた 者 も 少なからず いた 。
里 と は 一族 と 一族 の 枠 を 取り払う もの だ と →
兄 者 は 考えた 。 まあ →
そう 簡単に は いか ぬ の も 事実 だった が 。
( 扉 間 ) 兄 者 柱 間 の 甘 さ うち は マダラ の 危う さ →
この 2 人 の 間 を 取り持ち つつ 里 を 守り 作り 固める の が →
二 代 目 の わし の 役目 だった 。
うち は カガミ の 子孫 が うち は シスイ だ 。
お前 の 兄 イタチ の 友 だった 男 じゃ 。
わし を 含め 多く の 者 が 初代 様 の 火 の 意志 を 受け継いだ 。
ただ わし は 誰 より 甘い 忍 だった かも しれ ん 。
二 代 目 様 の 里 づくり を うまく 引き継げ なかった 。
その ため ダンゾウ に 里 の 闇 を 背負わ せて しまった 。
ダンゾウ も 復讐 と して 俺 が やった 。
やつ は 最後 卑怯 な 手 を 使って でも 里 を 守る と →
公言 して た が …。
どうやら わし は 火影 と して 失敗 ばかり して しまった ようじゃ 。
今 の このような 状況 を 作った の は 自分 の 責任 で も ある のう 。
( ミナト ) いや 三 代 目 の せい じゃ ない 。
あなた は しっかり 里 の ため に 尽くさ れ 全うさ れた 。
九 尾 の 里 襲来 の とき に 俺 が 倒れて しまった 。
あなた に 火影 と して 期待 さ れて いた のに →
その 期待 に そえ なかった 。
( 大 蛇 丸 ) 私 を 差し置いて まで 選ば れた のに ね 。
( 大 蛇 丸 ) みんな 残念がって たわ よ 。
大 蛇 丸 様 少し すねて ます ?
( 大 蛇 丸 ) フフッ 三 代 目 の 前 だ から 少し ね 。
俺 が 生きて いれば うち は クーデター の 計画 も →
もっと 未然 に 防ぐ 協力 が できた かも しれ ない 。
さ ぁ … サスケ 君 →
どう する の ? 里 を 潰す の か →
それとも …。
(( 許せ サスケ また 今度 に しよう 。
許せ サスケ また 今度 だ な 。
俺 が う と まし いか ?
ただ お前 と 俺 は 唯一無二 の 兄弟 だ 。
お前 の こえる べき 壁 と して 俺 は お前 と ともに あり 続ける さ 。
たとえ 憎ま れよう と も な 。
それ が 兄貴 って もんだ 。
俺 を 疑って る って わけ か ?
( イタチ ) 貴 様 など 殺す 価値 も ない →
愚かなる 弟 よ この 俺 を 殺した くば 恨め 憎め 。
そうして 醜く 生きのびる が いい 。
あんた の 言った とおり あんた を 恨み 憎み そして →
あんた を 殺す ため だけ に 俺 は …。
俺 は 生きて きた ! う ぉ ~!
今 お前 など に 興味 は ない 。
なぜ 弱い か 足りない から だ →
憎しみ が 。
( イタチ ) 俺 は お前 に いつも 許せ と ウソ を つき →
この 手 で お前 の こと を ずっと 遠ざけて きた 。
お前 を 巻き込み たく は なかった 。
だが 今 は こう 思う 。 お前 が 父 を 母 を →
うち は を 変える こと が できた かも しれ ない と 。
俺 が はじめ から お前 と ちゃんと 向き合い →
同じ 目線 に 立って 真実 を 語り合って いれば →
失敗 した 俺 が 今さら お前 に 上 から 多く を 語って も →
伝わり は し ない 。
だから 今度 こそ 本当の こと を ほんの 少し だけ …。
俺 の こと を ずっと 許さ なくて いい 。
お前 が これ から どう なろう と …。
俺 は お前 を ずっと 愛して いる ))
俺 は 戦場 へ 行く 。 この 里 を イタチ を 無 に は させ ん !
決まり だ 。 扉 間 外 へ 飛ぶ 準備 ぞ 。
飛 雷神 を 使おう に も 今 は 縛ら れて おる 。
大 蛇 丸 と やら お前 は どう する ?
お前 は サスケ に 付く と さっき 言った はずじゃ が の 。
もちろん 同行 し ましょう 。
( 水 月 ) え ~ ジュ 重 吾 は ?
( 重 吾 ) 俺 も 同行 する 。 サスケ を 守る の は 俺 の 役目 だ から な 。
《 最強 ゾンビ 4 体 バケモノ 3 人 。
こんな の に ついて行ったら 確実に 死ぬ 。
隙 を みて 逃げよう 》
( 柱 間 ) ほ ぉ ここ から の 眺め は 懐かしい ぞ 。
《 今 だ よ ね 》
グエッ なんだ ? ( 香 燐 ) や っぱ サスケ か て め え !
グハッ ! チャクラ 感じた んで まさか と 思って →
引き返して みりゃ ~ よ 。
香 燐 ? ほ ぉ かつて の 良質な 実験 体 が →
こう も 集まる と は ね 。
て め え ぜ って え 許さ ねえ から !
すまなかった 香 燐 。
て て め え そんな 言葉 許さ れる と … こら …。
ろくでなし 。
相変わらず サスケ 君 に 弱 そう ね 香 燐 。
あの ね 大 蛇 丸 様 サスケ が ね うち を ね 刺して ね 。
奇 遇 ね 。 私 も よ 。
でも 今 は サスケ 君 に 協力 して る 。
ちょうど いい わ 。 あなた も 協力 なさい 。
え ~ しかた ねえ な 。
誰 ぞ ? チャクラ と あの 赤 髪 から して →
うずまき 一族 だ な 。
《 連中 の 中 に 更に バカ が 1 人 加わる と は →
マダラ も びっくり だろう よ 》
大 蛇 丸 どうして サスケ に 協力 する こと に した のじゃ ?
お前 は 里 を 潰そう と して いた のに 。
カブト の 中 に 入って いて わかった 。
私 の 生き 方 を 真似 し →
すべて を 蓄積 して いた カブト も 失敗 した 。
今 は サスケ 君 の 違う 生き 方 に 興味 が ある だけ 。
( 大 蛇 丸 ) あの 子 は カブト と 違い 私 を 真似 なかった から 。
火影 たち よ 里 を 見守って きた この 顔 岩 の 上 より →
しっかり と 里 を 目 に 焼き付けよう ぞ !
は ぁ 。
やっと 息子 に 会える 。 ナルト →
今 まで 父 と して 何も して あげ られ なかった 分 →
大きな プレゼント を 持っていく よ 。
さて 久しぶりの 戦争 じゃ 。 気 を 引き締めて いか ん と な 。
マダラ … 今度 こそ 倒す !
不謹慎だ が 慣れ 親しんだ 友 に 会える の は 楽しみで も ある な 。
待って ろ よ マダラ !
( 柱 間 ) いつ の 世 も 戦い よ 。
だが 戦争 も これ で 最後 ぞ 。 いく ぞ !
オープニング を 飾る の は この 曲 です !
ワン ・ ツー ワン ・ ツー !
ワン ・ ツー ワン ・ ツー !
水 前 寺 清子 さん →