NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 380 - ナルトが生まれた日
( 九 喇嘛 ) ミナト お前 は ガキ に →
己 の 尻拭い を さ せる つもりだった んだろう ?
だから ガキ に わし の 残り 半分 を 封印 した 。
わし の 半身 と 協力 する ように な 。
( ミナト ) 九 尾 …。
なら 今さら 後悔 する な 。
クシナ が 死んだ の は お前 の せい で は ない 。
ガキ を 人 柱 力 に した こと も 悪い こと で は ない 。
世界 が こう なって しまった の を 今 まさに →
変えよう と して いる の が お前 の ガキ だ 。
もう あの とき の 赤子 で は ない 。
ちょうど 明日 で …。
( 九 喇嘛 ) ナルト … ちょっと 話 が ある 。 聞け 。
( ナルト ) あ … や っぱ 思った とおり だって ば よ 。
( オビト ) 十 尾 の 人 柱 力 に →
こんな 弱点 が あった と は な 。
《 オビト : 十 尾 が 入った 分 すり抜け も でき ぬ か 。
うっとうしい …》
仙人 の これ なら いけん ぞ ! ( サスケ ) 仙人 の 力 …。
ガマ の 攻撃 って の は 仙術 って いう 自然 エネルギー を 使う んだ って ば よ 。
考えて みりゃ 十 尾 の 力 を 感じて みた とき →
自然 エネルギー そのもの だった 。
自然の 力 に は 同じ 自然の 力 で 対抗 できる って こと かも な 。
理屈 は よく わかん ねえ けど 。
仙術 覚え といて よかった ぜ 。
よ ~ し ! 次 は 蛙 組手 だ !
《 扉 間 : わし と の 飛 雷神 を 即座に 理解 し →
仙人 の 力 まで 身 に つけて いる 。
まるで 兄 者 と ともに 戦って いる ようだ な 》
効いた の は 確かだ が →
回復 して 後ろ を 警戒 して いる ようだ 。
《 うかつに 背中 に 飛ぶ と 消さ れ かね ん 》
そろそろ 月 読 の 準備 を し 掃除 も して おく か 。
この 現実 に は 残す に 値する もの は なにも ない 。
この世 は すでに 死んで いる 。
おい や ばい ぞ ! 4 つ も 一度に あれ を !
( 黄 ツチ ) あれ で は 土 遁 障壁 を 連合 で やって も 間に合わ ん !
数 が 多 すぎる 。
《 シカマル : どう する … 考えろ 》
あれ を 飛 雷神 で 飛ばす の は 一 人 一 つ が 限度 だ 。
四 代 目 と わし で 2 つ は いける と して も →
他の 2 つ は 無理だ 。
兄 者 は ?
( 柱 間 ) マダラ ! ちょ い 待た ぬ か !
お前 の 仲間 が やら かして や がる ぞ 。
( マダラ ) 俺 たち は 穢土 転生 だ ! 気 に する こと は ない !
このまま 続ける !
皆 の 者 あきらめる な !
俺 も おる 俺 の 分身 も おる 。
玉 の 軌道 さえ 変えれば よい のだ 。
火影 たち も 手 を 打ち 海 の 外 へ 弾く !
皆 は 土 遁 の 壁 を 頼む !
俺 は 樹 界 降 誕 で あれ を 海 へ 打ち上げ 導く !
そう は させ ん !
《 六 赤 陽陣 》
結 界 だ ! お おい …。
これ って まさか 俺 たち …。
( 柱 間 ) 皆 を 結 界 で 閉じ込め →
尾 獣 玉 を 外 へ 弾け なく した の か 。
これ で 終戦 だ 。
こう なったら あれ は 飛 雷神 で 結 界 の 外 へ 飛ばす しか ない ぞ 。
四 代 目 2 つ いける か ?
マーキング が でき ない 以上 1 つ が 限界 です 。
方法 は たった 一 つ …。
あの …。
木 ごと 外 へ まるまる 飛ばす つもり か ?
さ せる と 思う か ?
アンタ は 誰 も 救え ない 。
父ちゃん 。
うまく いく か わかん ねえ けど 考え が ある んだ 。
拳 を 合わせて くれ っか ?
よう わし の 半身 。 元気に して たかよ ?
ちょいと お前 の チャクラ を 分けて もらえ ねえ か ?
フッ 自分 自身 に 頼み ごと を さ れる と は →
変な 感じ だ な 。
ナルト ソイツ は 何も でき ない 。 お前 の 母 を 守れ も し なかった 。
己 の 部下 も 。
明日 が なんの 日 だ か 知って る な ?
ミナト と クシナ の 命日 だ 。 両親 の 死んだ 日 だ 。
死ねば 終わり だ この世 は 。 いい か …。
そう だった なら 明日 は 俺 の 生まれた 日 だ 。
( 産声 )
いい か … 終わり じゃ ねえ 。
俺 が この世 に いる !
《 俺 たち の ナルト は 本当に 強く なった よ … クシナ 》
行く ぜ ! 父ちゃん ! ああ !
お前 ら の チャクラ が あって 助かった ぜ 。
思った とおり だ 。 まあ な 。
もともと は わし たち は 一 つ だった から な 。
それ に …。
コイツ ら は 親子 だ し な 。
結 界 に 閉じ込めて →
あれ で 結 界 内 を 俺 たち ごと 破壊 する 気 だ !
どう すんだ よ ?
《 火影 たち の 結 界 でも →
尾 獣 玉 を 通し も し なかった …》
《 シカマル : 結 界 を 見る かぎり 赤色 …。
おそらくは 火影 たち の 結 界 と 同等 レベル の もの と 見て 間違い ない 。
俺 たち の 力 で あれほど の 結 界 を 破る の は 無理だ 。
なら …》
《 クソッ 何も 思い浮かば ねえ よ 親父 !》
どう する 気 だ ? ナルト 。
今 は ちょ っち 集中 さ せて くれ 。
九 喇嘛 と 考えた こと を 説明 す っ から →
できる か どう か 判断 して くれ って ば よ 。
わかった すぐに 話して 。
《 ミナト : クシナ は もう 会った かい ?
本当に 大きく なった よ ナルト は 》
《 ごめん な ナルト 。
ここ まで 本当に いろいろ 大変だった だろう に 》
大変な の は こっか ら だ ぜ 父ちゃん 。
( リー ) こ … これ は ナルト 君 の !
( サクラ ) これ … 消えて なかった んだ 。
( カツユ ) 皆さん を 回復 する とき に 気づき ました が →
ただ 小さく なって いた だけ の ようです 。
( チョウジ ) これ って さっき より も 強い し 大きい よ 。
( キラービー ) 気づいて る かよ 八 っつ あん 。
2 人 の 九 尾 を 感じる 明 と 暗 !
( 八尾 ) こりゃ 九 尾 だけ じゃ ねえ ぞ 。
この チャクラ で あの 攻撃 から 俺 たち を 守る って の か ナルト 。
重 吾 か 。
( 重 吾 ) サスケ このまま で は まずい 。
結 界 の 外 へ 出る ぞ 。
蛇 の 逆 口 寄せ を 使え 。
その つもり だ 。
お前 と ナルト は 一緒に 連れて いく 。
お前 ら に は 俺 の チャクラ 渡して なかった な 。
こっち 来て くれ って ば よ 。
フン そんな チャクラ で どうにか なる の か ?
時間 が ねえ 早く しろ !
忍 の 者 皆 に チャクラ を 渡して おった と は のう 。
チャクラ 量 は 俺 と 張る のう 。
いや これ は 九 尾 の チャクラ も 一緒に …。
《 オビト : そんな もの で 十 尾 の 尾 獣 玉 4 つ から なる →
共鳴 爆破 に 耐え られ は せ ん 。
消し飛べ 》
これ は …。
あ …。 どう なった ?
また この チャクラ が 守って くれた んだ 。
いや よく 見て みろ 。
( い の ) チョウジ あっ ち 見て …。
私 たち 結 界 の 外 に いる 。
( シノ ) 瞬 身 の 術 だ な 。
( キバ ) ナルト の ヤツ こんな こと まで できた の か …。
( ヒナタ ) ナルト 君 の チャクラ だけ じゃ ない 。
こりゃ 四 代 目 火影 の 飛 雷神 の 術 で 移動 さ せた な 。
四 代 目 お前 は これ で →
忍 の 皆 を 二 度 も 救った こと に なる な 。
ハァ ハァ …。
失敗 の 数 の ほう が 多い です から 。
まだまだ これ から です 。
何 を した ?
父ちゃん が 連合 の 全員 を →
結 界 の 外 へ 飛ばした んだ って ば よ 。
あの 術 で 全員 だ と ?
(( 俺 自身 か 俺 の チャクラ が 間接 的に でも 触れて い なければ →
飛ば せ ない ))
どう やって …。
みんな に は 俺 と 九 喇嘛 の チャクラ を →
前もって 渡して くっつけて あった ん だって ば よ 。
とりあえず 父ちゃん と チャクラ と みんな が その …。
間接 的に …。 そう !
間接 的に くっついて りゃ いい んだ から →
父ちゃん の チャクラ と 俺 と 九 喇嘛 の チャクラ を →
くっつけて みた ! そん だけ !
影 分身 の 原理 を 利用 した のだ 。
己 の チャクラ を 分散 し 離して も →
少量 でも 消さ ず に 残して おけば →
本体 が 再び チャクラ を コントロール しよう と 練った とき →
分散 して いた チャクラ は 共鳴 を 起こして 連動 する 。
つまり ナルト の チャクラ に 四 代 目 の チャクラ を 接触 さ せ →
連合 の 皆 に 残って いる ナルト の チャクラ と 連結 さ せた と いう こと だ 。
そう だ な ? ナルト 。
えっ ? あっ そう な の ? もう いい 。
二 代 目 の オッチャン は 俺 の 影 分身 の こと も 詳しい んだ な 。
わし が 作った 術 だ ! わし の 影 分身 だ !
(( 拳 を 合わせて くれ っか ? ( ミナト ) ああ 。
♪♪~
ああ やって みよう 。
九 尾 いや 九 喇嘛 の 力 を 借りれば でき ない こと は ない 。
よし ! じゃ 4 人 で 力 を 合わせて や ん ぜ !
4 人 か … わし ら を 人 扱い する と は →
どう 育ったら そう なった ? フフフ !
ナルト 。 うん ?
( ミナト ) 今 の お前 と もっと ゆっくり いろいろ 話して …。
男 は いちいち 言わ なくて いい 。 もう わかって っ から 。
もう … 母ちゃん の チャクラ と は 会った んだ ))
(( クシナ … もう 命 が もち そうに ない 。
そろそろ 八 卦 封印 を やる よ 。
俺 の チャクラ も ナルト へ 少し 組み込み たい んだ 。
当分 は 会え ない 。 今 ナルト に 言い たい こと を 言って おこう 。
( クシナ ) ナルト … 好き嫌い し ないで →
いっぱい 食べて 大きく なり なさい 。
お 風呂 に は 毎日 ちゃん と 入って 温まる こと 。
それ と 夜更かし し ないで いっぱい 寝る こと 。
それ から お 友達 を 作り なさい 。
たくさんじゃ なくて いい から →
本当に 信頼 できる お 友達 を 数 人 で いい の 。
お 母さん は 苦手だった けど →
勉強 や 忍術 を しっかり やり なさい 。
ただし 得意 不得意 が 誰しも ある もの だ から →
あまり うまく いか なくて も 落ち込ま ないで いい から ね 。
アカデミー で は 先生 や 先輩 の こと を 敬い なさい 。
あ … それ と 大切な こと 。
忍 の 三 禁 に ついて 。
特に お 金 の 貸し借り に は 気 を つける こと 。
任務 金 は ちゃんと 貯金 する こと 。
お 酒 は 二十 歳 に なって から 。
飲み すぎて は 体 に さわる から ほどほどに する こと 。
それ と 三 禁 で 問題 な の が 女 。
母さん は 女 だ から よく は わから ない けど →
とにかく この世 は 男 と 女 しか い ない から 。
女 の 人 に 興味 を もつ こと に なっちゃ う けど →
変な 女 に ひっかから ない ように ね 。
母さん の ような 人 を 見つけ なさい 。
それ と 三 禁 と いえば もう 1 つ 。
自 来 也 先生 に は 気 を つけ なさい って ばね 。
ハァ … ハァ …。
ナルト これ から つらい こと 苦しい こと も いっぱい ある 。
自分 を ちゃんと 持って →
そして 夢 を 持って →
そして 夢 を 叶えよう と する 自信 を 持って 。
もっと もっと もっと …。
もっと 本当に いろいろな こと を 一緒に 教えて あげ たい 。
もっと 一緒に いたい 愛して る よ 。
ミナト ごめん 私 ばっかり 。
う うん いい んだ 。
ナルト 父さん の 言葉 は →
口うるさい 母さん と … 同じ かな ))
(( 言 いて ぇこ と は 口 うる せ ぇ 母ちゃん と 同じだ ろ !
もう わかって っ から な !))
< 歌謡 曲 黄金 時代 の →
< なんと 20 年 分 の 年間 ベスト 3 を 発表 !>