NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 383 - 希望を追う
(( 柱 間 : 今 まで 確かに 我々 は うまく いか ない こと だらけ だった 。
我ら おのおの 同胞 や 一族 を 守る ため に やってきた こと だ 。
致しかたない とき も あった かも しれ ぬ 。
そして 今日 五 国 の 協定 が うまく いった と して も →
それ が どこ まで 続く かも 守ら れる かも 正直 わから ぬ 。
だが 俺 は いつ の 日 か これ から 先 国 は 関係なく →
忍 が 皆 協力 し 合い 助け合い →
心 が ひと つ に なる 日 が くる と 夢見て いる 。
それ が 俺 の 思う 先 の 夢 …))
( エー ) わし たち の 代 で その 夢 に ついて の 会談 は →
必要な さ そうだ な 。 違う か ?
( メイ ) そうです ね 。 ( オオノキ ) 当たり前じゃ ぜ 。
ただし ここ で 勝た ねば それ も 成就 せんぞ 。
( 我 愛 羅 ) 土 影 の 言う とおり だ 。
もう 負け は 許さ れ ん 。
( 綱 手 ) よし 我ら は 広がって 指揮 を とる ぞ 。
そして 忍 連合 の 最大 の 力 を 引き出す 。
それ が 我ら 五 影 の 本来 なす べき こと だ 。
( みんな ) 散 !
♪♪~
( ナルト ) う お ~ っ !
サスケ ! ( サスケ ) 合わせる !
( キバ ) すげ え …。 ( サイ ) いったい 何 が …。
( ヒナタ ) ナルト 君 と サスケ 君 の 同時 攻撃 だ よ 。
( シノ ) やった の か ?
♪♪~
くっ …。
( オビト ) いい んだ な 。
俺 の 仲間 は 絶対 殺さ せ は し ねえ !
( サクラ ) あっ !
これ …。
( 衝撃 音 )
《 ナルト …》
《 戦い ながら 仲間 の 回復 まで …》
《 ナルト アンタ は アンタ の やる べき こと を 。
ここ は 私 に 任せて !》
( い の ) 違う よ サクラ ! ナルト は 無意識で やって いる 。
えっ !?
シカマル を 助け たい と 心から 強く 願う 思い だけ で →
チャクラ が 動いて る 。
心 伝 身 の 術 で 感じる から はっきり わかる !
《 シカマル : ナルト … まったく お前 は いつも そう だ 。
ムリ ばっ かしや が って 。
俺 たち の ため に どこ まで …。
今 まで だって 俺 ら の こと と なる と 手抜き も 妥協 も し ねえ から …。
お前 の 前 だ と 俺 も めん どくさ がったり →
でき なく な っち まった だ ろ 》
親父 悪 ぃ …。
俺 は まだ そっち に 行く なって … ナルト が よ 。
シカマル 今 は しゃべら ないで !
アンタ は 絶対 に 死な せ ない !
ナルト が … みんな が 必要 と して んだ から !
《 シカマル : 親父 ナルト は 今 まで 1 人 で →
つれ ぇこ と くさる ほど やり抜いて きたん だって →
俺 は あと で 知った 。
今 は もう そんな 思い を アイツ に これ っぽ っち も さ せ たく ねえ 。
とにかく そう 思い たく なんだ よ 。
アイツ と 一緒に いる と よ …。
昔 一 度 親父 に 言った よ な 》
(( いつか アイツ は この 里 に とって 大切な 忍 に なる 。
ナルト と いる と 俺 は アイツ と 一緒に 歩いて い きて ぇ 。
そう 思わさ れ ん だ ))
《 シカマル : 初代 様 と 違って →
ナルト の あの バカ 野郎 に 相談 役 の 二 代 目 様 の ような →
できる 兄弟 は いね えし な 。
まあ だ から … だ から こそ →
アイツ が 火影 に なった とき →
俺 が あの バカ 野郎 の 隣 に いて やら ねえ と よ 。
悪 ぃ けど 親父 →
俺 は まだ そっち に は 行け ねえ よ 。
ナルト の 相談 役 に 俺 以上 の ヤツ は いね え から よ 》
《 ナルト ありがとう 。
アンタ の チャクラ で アンタ の 想い の 力 で 助かった 》
うん 持ち 直した !
ありがとう サクラ !
《 ありがとう ナルト 》
ムリ す んな よ シカマル 。
俺 の 相談 役 に なる かも しれ ねえ んだ から 。
( 赤 丸 ) クゥーン 。
心配 ない ぞ 赤 丸 。
なぜなら 相談 役 は 3 人 で も いい 。 ワン !
《 私 だって ナルト 君 の 隣 に い たい んだ もの 。
頑張ら なきゃ !》
( チョウジ ) シカマル ! イテッ !
綱 手 様 !
よく やった 。
お じい 様 すま ぬ 。
綱 よ 謝る な 。
孫 の 代 まで 問題 を 抱え込ま せた →
ふがいない の は この 俺 ぞ 。
だが お じい 様 の 思い と 夢 。
孫 の 代 そして その先 に 受け継が れて いる 。
そう 火 の 意志 って やつ が 。
この ~ っ !
この ~ っ !
よし ! ヤツ が 戦い に 気 を 取ら れて いる うち に →
あの 大樹 を 切る と しよう ぞ 。
たとえ どれほど 大きな 大樹 だろう と →
この 大地 に 比べれば 小さな もの じゃ ぜ 。
大地 こそ わし ら の 味方 じゃ !
( みんな ) オーッ !
(( お 願い だって ば よ !
もう 復讐 で 殺し あう ような こと し たく ねえ んだ !!
忍 が 簡単に 頭 を 下げる な !
忍 が 尊重 する もの は 行動 と 力 だ ))
《 火影 に なる 者 は 土下座 が 好きな ようだ が →
あれ も 思い を 伝える 行動 であり →
力 に なり える の かも しれ ん な 》
行く ぞ お前 ら !
( キラービー ) オーケー ! ダブルラリアット だ ぜ ブラザー 兄 !
( みんな ) よっ しゃ !!
女 と して 戦闘 まで 出遅れる わけに は いか ない の よ 。
さあ みんな ! 行 くわ よ ! はっ !
( みんな ) う お ~ っ !
ターッ !!
クソ …。
《 ナルト …。
お前 は 今 まさに →
この世 に 必要 と さ れる 存在 に なった 。
俺 たち の なり たかった もの だ 。
そして このまま この世 を 救う ぞ ナルト !》
( 我 愛 羅 ) 皆 俺 に 続け !! ( みんな ) 行く ぞ !
( みんな ) う お ~ っ !!
( カカシ ) は ぁ …。
よし そろそろ いける か 。
( ガイ ) 俺 の 青春 は まだ … 色あせちゃ い ない ぞ !
行く ぞ リー ! テンテン !
( テンテン ) はい ! ( リー ) よし !
《 お前 の 過去 が 皆 を 通して 入って くる 。
うずまき ナルト … 今 お前 が 皆 を 一 つ に して いる 。
お前 の その 波乱 に 満ちた 人生 が 今 の お前 を 作り →
お前 の その 生き ざま が 皆 の 胸 に 希望 を 与えた のだ 》
さき を 追う 。 行く ぞ !
( みんな ) お ~ っ !!
やる ぞ !
おお ! いく ぞ !
いく ぞ !
あの 大樹 を 切り 倒す ぞ !
( ミフネ ) 侍 も 気圧される な ! 続け !
( シカマル ) 俺 たち も 行く ぞ ! 大丈夫な の ? シカマル 。
ああ ! 十分に 回復 さ せて もらった 。
だけど また あの 木 に チャクラ を 取ら れたら …。
わかって ん なら 気 を つけりゃ いい 。
( 扉 間 ) 四 代 目 お前 と ナルト の チャクラ の 繋がり を →
利用 さ せて もらう ぞ 。
お前 と 違い 一度に は ムリ だ が →
わし なり の 瞬 身 の 術 で 皆 を 援護 する 。
( ヒルゼン ) 大 蛇 丸 … お前 は ただ 傍観 する だけ か ?
( 大 蛇 丸 ) この 戦争 に 興味 は ない わ 。
ただ オビト の 言う 夢 と やら は →
私 の 大切な この 大きな 実験 場 を 捨てる の と 同じ 。
容認 は でき そうに ない わ ね 。
なら 手 を 貸せ !
いい でしょう 。
今 は ほんの 少し 思い出し ましょう か 。
なつかしき 師弟 の 関係 を 。
《 少し 攻撃 形態 に する か 》
うわ っ ! なんだ ?
ひるむ な ! くる ぞ !
え ? あれ ?
わし の 瞬 身 の 術 で 危険な ヤツ は 逃がして いく 。
臆さ ず いけ !
二 代 目 様 の 声 だ ! 思い切って いける な 。
なぜなら …。 だから って ヘマ すんじゃ ねえ ぞ !
百 豪 で 2 人 なら 湿 骨 林 から →
おそらく カツユ 本体 の 10 分 の 1 を 口 寄せ できる 。
連合 の 足場 すべて を カツユ に する 。
その 場 に 立って いる だけ で 回復 できる 回復 エリア だ 。
いく ぞ サクラ ! はい !
(2 人 ) 口 寄せ の 術 !
いの 皆 に も 伝えた な 。
はい !
あ ? あれ で どう なる のだ ?
これ か !? これ なら →
チャクラ を ぶん 取ら れ ながら でも 戦える 。
おう っ これ は ありがたい ! これ が 回復 エリア です か 。
わかった なら 遊んで ないで 先 行く の !
《 ナルト は ?》
《 クソッ や っぱ 速 ぇ !
けど …。
だんだん 感知 できて きた ぞ 》
( ナルト / サスケ ) ここ だ !
そろそろ 眠る 時間 だ 。
夢 の 中 へ 連れて いく 。
時間 は もう ない 。
《 オビト … やはり お前 は 確かめ たかった んだろう 》
ん ぐ っ !
《 何 が あろう と 決して 折れ ない 心 と →
変わら ない 火 の 意志 。
それ が 本当に あり うる の か を 》
《 一 度 捨てた はずだった 。
しかし ナルト と 戦い ナルト の 言葉 を 聞いて →
一 度 否定 した はずの 火 の 意志 を →
心 の 奥 で 否定 し きれ なく なった んだろう 》
《 だが お前 は 何度 も 確かめて 探して みて →
そんな もの は ない と 思い込もう と して いる 》
《 その 狭間 で 今 も …》
うわ っ ! チッ !
なんだ !?
なんだ 今 の は ?
ナルト 君 と サスケ 君 が !
あっ でも …。
《 カカシ : お前 は ナルト に その 答え を 見よう と して いる 》
なぜ 起き上がる ?
お前 は 何の ため に 戦って いる と いう のだ 。
仲間 の ため か ? それとも この 世界 の ため か ?
いい か 仲間 に は いずれ 裏切ら れる 。
そして この 世界 で は 愛 は 憎しみ に 変わる 。
お前 も わかって いる はずだ 。
かつて 里 の 者 も サスケ も お前 を 裏切って きた 。
そして 自 来 也 と の 愛 が →
お前 に 憎しみ を 与えた 。
お前 も 俺 と 同じだ 。
積み重なる 苦しみ が いずれ お前 を 変えて いく 。
そして 今 お前 に 更 なる 苦し み が 襲う こと に なる 。
それ でも お前 は 自分 が 変わら ない と 言い切れる の か ?
また いつ 仲間 が お前 を 裏切る かも わから ない 。
連合 が また いつ 戦争 を する かも わから ない 。
そして この 俺 に 勝てる かも わから ない 。
こんな 世界 の ため に もう 戦う 意味 は ない はずだ 。
この 世界 も 数 分 で 終わる 。
そう まで して なぜ 戦う ?
自分 の 忍 道 だ から だ 。
まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ 。
それ が 俺 の 忍 道 だ から だ 。
眠れ と 言った はずだ 。
次 で 決着 を つける ぞ ナルト 。
おう !
眠る の は 明日 。
夢 は 自分 で 見る !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は モクハチ オープニングメドレー から スタート し ます 。