NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 398 - 二 次 試験 、 前夜
♪♪~
あっ 。
( カンクロウ ) どこ へ 行く つもりだ ?
この 奥 は 風 影 の 部屋 だ が 。
( カンクロウ ) 待ち や がれ !
貴 様 何者 だ !
我 は 風 の 国 を 正す 者 。
逃がす か !
もう 逃げ道 は ねえ じゃ ん 。
クッ 。
天 誅 !
( テマリ ) 伏せて !
ふ っ 戻って た の か 。
( テマリ ) まったく … 油断 して んじゃ ない よ 。
( 我 愛 羅 ) 改まって 話 と は 何 だ ?
( カンクロウ ) 頼む 我 愛 羅 ➡
今度 の 中 忍 試験 の 監督 官 は やめて くれ 。
お前 を 狙う 連中 の 動き が 活発に なって る 。
そこ に ノコノコ 出てい ったら 思うつぼ だ 。
( 我 愛 羅 ) そんな こと は わかって いる 。
だが それ で 俺 が やめたら ➡
やつ ら に 屈した と 宣言 する ような もの だ 。
そう かも しれ ない が たかが 中 忍 試験 じゃ ん 。
( 我 愛 羅 ) 中 忍 試験 は 俺 の すべて の 始まり 。
俺 は あいつ の おかげ で ここ まで 来 られた 。
今回 の 中 忍 試験 ➡
必ず 成功 さ せて み せる 。
( シビレ ) やっと 着いた 砂 隠れ 。
よし 二 次 試験 会場 に …。
猿 飛 先生 に 夕日 先生 。
( 紅 ) 残念だ けど キミ たち は ここ まで よ 。
( アスマ ) 到着 が 遅れた 受験 生 は 足 切り だ 。
木 ノ 葉 の 受験 生 は 里 に 戻れ 。
他の 里 の 者 たち も ここ で 解散 だ 。
( シビレ ) そんな … 3 日 も 走り 続けて きた のに 。
あなた たち ここ で 愚痴 が 出る よう なら ➡
失格 に なって よかった かも しれ ない わ ね 。
えっ 。
何しろ ここ から 先 は ➡
生きて 戻れる か わから ない 地獄 だ から な 。
( リ ー ) あっ サクラ さん 皆さん 無事に 着き ました ね 。
( サクラ ) さすが ガイ 先生 の とこ は 体力 ある わ ね 。
( ネジ ) アスマ 班 … 紅 班 ➡
前回 の 主要 メンバ ー は 足 切り に合わ なかった ようだ な 。
( ガイ ) うむ みんな よく 頑張った 。
三 日 三 晩 寝る 間 も 惜しみ ➡
走り とおした キミ たち の 努力 に 今 先生 は 心から 感動 して る !
思い返せば 先生 も 中 忍 試験 の 頃 …。
( キバ ) 先生 その 話 長い なら …。
( チョウジ ) 早く 休ま せて ください 。 腹 ぺこ です 。
ん … だ な 。
( リ ー ) 砂 隠れ って 初めて 来 ました が 。
( テンテン ) ほんとに 砂漠 しか ない と こね 。
正確に は ここ は 砂 隠れ の 里 じゃ ない 。
ここ は ずいぶん と 里 から 離れて いる 。
ネジ は 砂 隠れ に 行った こと が ある んです か ?
一 度 日向 家 の 使い で な 。
ここ は 魔 の 砂漠 の 監視 所 だ 。
( テンテン ) なるほど ね 。 そこ を 使って る の か 。
何 か 他の 里 で 受験 する って いう の は 緊張 し ます ね 。
二 次 試験 の 内容 は どんな もの に なる んでしょう 。
きっと 前回 と 似た ような もん じゃ ない の ?
じゃあ 次 は 他 里 と の 戦い です ね 。
可能 性 は 高い な 。 だ と したら ➡
用心 し なきゃ いけない 班 が あり ます ね 。
僕たち は ずいぶん と 飛ばした のに 一 着 に なれ なかった 。
一 着 は 滝 隠れよ ね 。
しかも 俺 たち より ずいぶん と 先 に 到着 した ようだ 。
いったい どんな 相手 な んでしょう 。
( フウ ) 開ける っす ! どう なって る っす ?
扉 が 開か ない っす !
( トッチ ) すまない が フウ キミ に は あす の 朝 まで そこ に いて もらう 。
( フウ ) えっ ? どうして っす か ?
( クン ) キミ の 行動 は どうも 読め ない 。
頼む から 二 次 試験 の ため に 我々 を 少し 休ま せて くれ 。
( フウ ) えっ !? そんな 。 それ じゃ みんな と 遊べ ない っす 。
だから その 心がけ が まずい のだ !
( チャイム )
[ スピ ー カ ] 夕食 の 用意 が でき ました 。 受験 者 は 食堂 に 来て ください 。
( サクラ ) あれ が 砂 隠れ 。
( キバ ) 砂 隠れ の 連中 堂々と メンチ 切り や が って 。
目つき 悪 すぎ だ ぜ 。
って キバ 。 あんた の 目つき も 相当 悪い わ よ 。
( いの ) そして あっ ち が 雨 隠れ で ➡
どうやら あっ ち が 草 隠れ み たい ね 。
( チョウジ ) すごい よ あの 人 。
ほんとです ね 。 ぽっ ちゃ り 系 の チョウジ 君 が ➡
普通の 人 に 見え ます 。
( いの ) でも あの 汗 … マジ ドン 引き な んだ けど 。
( テンテン ) ねえ ちょっと や な 予感 が する んだ けど 。
うん ? や な 予感 ?
あれ だけ の 汗 … もし あの 人 が 料理 に 近づけば …。
あぁ っ !
( ブラミ ) さて 晩 飯 食べ 始めよう か な 。
う ~ っ 。 ひ ぃっ !
う ぅ …。
このまま じゃ …。 俺 たち の 晩 飯 は …。
( みんな ) うわ ぁ ~ っ !
だ … ギャ ~!
( キバ ) しまった !
キャ ~! 八 卦掌 回 天 !
た 助かった 。
いえ 助かって ない みたいです よ 。
( ミコシ ) キミ たち 僕ら の 夕食 を !
( ユカタ ) どういう つもり な の ?
( カザミ ) お前 ら 俺 たち の 仲間 を !
( リ ー ) 誤解 です ! 僕たち は ➡
自分 の ご飯 を 守る ため に やった んです から !
自分 たち の 分 だけ 確保 して あと は ダメ に する 作戦 だった ➡
そう でしょ ? 何 言って や がる !
俺 たち が そんな 姑息な 真似 する か !
( キバ ) そんな こと 疑う なんて 我 愛 羅 の しつけ が なって ねえ な !
( マツリ ) あんた 今 我 愛 羅 様 の 悪 口 言った ね 。
絶対 … 許さ ない から ね !
この 野郎 !
やめて ください ! 皆さん やめて ください !
♪♪~
ちょっと ! やめ なさい よ !
( テンテン ) ネジ 止め ない の ?
悪い が 今 は 忙しい 。
ブラミ 落ちた もん 食って んじゃ ねえ よ !
ムヤミ お前 も 手伝え !
( ムヤミ ) いい 僕 人見知り だ から 。
皆さん 落ち着 い … ケンカ は いけ ま …。
て め え !
う ぉ … いい加減に 言う こと を 聞いて ください ! だ ~ っ !
♪♪~
( シラ ) こんな 狭い ところ で その 技 は 大げさ すぎる 。
《 手 を 抜いた と は いえ 僕 の 技 を 片手 で …》
( キバ ) な 何の 音 だ !? ( 爆発 音 )
フウ ! (2 人 ) あっ !
( フウ ) ジャジャジャ ジャ ~ ン !
( フウ ) おう もう パ ー ティ ー は 始まって たっす ね 。
みんな 100 人 の 友 が できる かな ?
だ 誰 ?
滝 隠れ から 来た フウ っす 。
《 ネジ : こいつ …》
あっし 100 人 の 友 を 作る ため に 中 忍 試験 を 受け に 来た っす 。
みんな 食事 の あと は 何 する ?
( フウ ) トランプ ? すごろく ? イス とり ゲ ー ム ?
それとも … み ~ んな 一緒に 風呂 でも 入っちゃ う ?
( キバ ) 何 だ ? お前 。
( みんな ) ハァ ~…。
これ で 晩 ご飯 抜き か …。
( チョウジ ) もう 帰る 。 えっ あれ ?
ちょ ~ ちょ ちょ ちょ !
ちょっと 待って よ !
みんな あっし と 遊ぼう よ !
( ネジ ) しかし この 騒動 を あんな バカ で 止めて しまう と は ➡
まるで 誰 か を 思い出す 。 ナルト ね 。
まったく よね リ ー 。
あれ ? リ ー 。 ( リ ー ) あの う 待って ください 。
さっき 触れた とき わかり ました 。
キミ は 他の 人 と は 違う 。
キミ は 僕 の 技 を 軽々 と 受け止めた 。
自分 で 言う の も 何 な んです けど ➡
あんな こと 並大抵 の 人 に は 絶対 でき ませ ん 。
だから わかる んです ➡
あなた も すごい 努力 を して きた 人 だって 。
何 が 言い たい ?
つまり キミ は 僕 と 同じ 。
キミ の こと は 知っている 。
木 ノ 葉 の ロック ・ リ ー 。
俺 は 砂 隠れ の シラ だ 。
シラ 君 。
お前 が 何 を 感じた か は 知ら ない 。
だが 生まれ の 不幸 を 嘆いて も 意味 など ない 。
その 不幸 を 含めて 人生 は ひと つ しか ない から な 。
人生 の 真実 は 俺 に とって ただ ひと つ 。
人生 の 真実 …。
努力 は 人 を 裏切ら ない 。
シラ 君 …。
( カカシ ) 綱 手 様 ただ今 戻り ました 。
( 綱 手 ) ご 苦労 だった 。 それ で 首尾 は ?
( カカシ ) 報告 した ように 半 蔵 に は 直接 会え ませ ん でした 。
( カカシ ) 密かに 里 に 戻り 内情 を 探ろう と 思った のです が 。
(( この 辺り に 侵入 者 が いる はずだ 捜せ !
何 !? もう 感知 さ れた だ と !?))
( カカシ ) こちら の 動き が 筒抜け の ようでした 。
あれ は まるで ➡
死人 の 視線 。
しかし …。
たかが 中 忍 試験 と 思って いた が ➡
いざ 始めて みれば 各 里 の ➡
いろいろ と おもしろい こと が わかって きた な 。
おもしろい こと ?
( お腹 の 鳴る 音 )
( チョウジ ) は ぁ 。
( いの ) チョウジ 。
何 やって ん の ?
いの ねえ あの 建物 は ? ( いの ) ん ?
あっ 先生 たち の 宿舎 ね 。
先生 の !?
( サクラ ) あっ ? ちょっと チョウジ ?
( チョウジ ) あそこ に 行けば きっと ご飯 を 分けて もらえる よ 。
夜 は うろつく なって 言わ れて る でしょ ?
腹 ぺこ で 正常な 判断 力 を 失って る わ ね 。
連れ戻す わ よ 。
ヌフハハハハハ ハハ 。
( チョウジ ) ハハハハ !
チョウジ どこ ?
( チョウジ ) ぬわ ~!
(2 人 ) チョウジ 。
は ~ 友達 。
( チョウジ ) ぬ あ ~! えっ ?
白 眼 。
何 だ この 影 は 。
( アメノ ) 今 の 声 は ? まさか 。
( アメノ ) 誰 か 外 に 出た んです か ?
( フウ ) 何 す か ? あっ !
トランプ ? すごろく !
この 季節 は 夜 に なる と ➡
巨大な サソリ が 出る んです 。
だから 外 に 出る なって 。
そんな やつ が いる ん す か !
あっ ちょっと 。
うわ ~!
( いの ) チョウジ 今 助ける から 。
うわ っ 何 これ ?
ぬ あ ~!
滝 隠れ の 旋風 !
う あ ~! うわ ~!
フ ~ や っふ ~!
おもしろい !
うわ っ くっ やめて 。
う ぅ 何 な の ?
ちょっと 遊んで ないで 倒し なさい よ 。
え ~ もう 終わり ?
( サクラ ) 危ない じゃ ない う っ うわ ~!
もう しようがない っす ね 。
ギュオ ~!
サクラ さん 大丈夫です か ?
( サクラ ) ええ 。
( リ ー ) あ ~ でも 血 が 出て ます 。
( サクラ ) 大丈夫だ から 。
( アメノ ) 動か ないで ください 。
《 この 子 ➡
私 と 同じ 医療 忍者 ?》
( アメノ ) これ で 大丈夫です 。 ありがとう 。
《 サクラ : いい 腕 して る 》
や っほ ~ や っほ ~!
やっ ほほ いの ほ ~ い !
まったく 。 世話 が 焼ける 。
《 また あいつ か 。
どう やって いち早く 駆けつけた ?
しかし あっという間 に こんな 化けもの を 倒す と は 》
( ガイ ) な っ 何 だ これ は !
いったい 何の 騒ぎ だ 。
( テマリ ) 夜 の 外出 は 禁止 の はず 。
( テマリ ) 二 次 試験 は 夜明け前 に 開始 だ 。
早く 宿舎 に 戻れ 。
すみません 。 ガイ 先生 。
お っ お腹 が 空いて る んです 。
えっ !? まったく お前たち は 。
とっとと 戻ら ん か !
心頭 滅 却 すれば 火 も また 涼し 。
あぁ 。
人 は 1 食 抜いた くらい で は 死な ん !
修業 の 一環 だ と 思え !
あぁ 。
( フウ ) えっ えっ え ~!
もう みんな 帰っちゃ う の ?
がっく しっす 。
( 我 愛 羅 ) お前 は お人よしだ な 。
敵 である 他 里 の 者 を 助ける と は 。
放っておけば ライバル が 減った もの を 。
だって あっし に は 敵 と か ➡
味方 と か 関係ない し 。
♪♪「100 人 の 友 が 出来る かな 」
そう だ キミ たち あっし と 友達 に なら ない ?
トランプ ? すごろく ?
(2 人 ) あっ 。 ( フウ ) それとも ➡
一緒に お 風呂 に 入る ?
( クン ) あの 方 たち は 風 影 様 と ➡
監督 官 の 上 忍 様 たち だ ぞ 。
どんな 口 きいて る んだ !?
100 人 !
友達 。 ( トッチ ) いい から 戻る ぞ 。
( 我 愛 羅 ) 敵 も 味方 も 関係ない か 。
どこ か 似て いる の かも しれ ん な 。
( テマリ ) 我 愛 羅 ? いや 。
( 我 愛 羅 ) 楽しみ が 増えた 。
今回 の 中 忍 試験 。
少し は おもしろ そうな 連中 が 参加 して いる 。
( テマリ ) で は これ より 中 忍 二 次 試験 の 説明 を する 。
二 次 試験 は 魔 の 砂漠 で の 巻物 争奪 戦 を やって もらう 。
つまり 究極 の サバイバル ・ バトル だ 。
巻物 に は 天 の 書 と 地 の 書 の 2 つ が ある 。
半分 の チ ー ム に は 天 の 書 を 。
もう 半分 の チ ー ム に は 地 の 書 を 渡す 。
この 試験 の 合格 条件 は ➡
天 と 地 両方 の 書 を 持って ➡
魔 の 砂漠 の 中央 に ある 拠点 まで 行く こと 。
期限 は 72 時間 。
食料 は 自給 自足 だ 。
ここ から 先 は 死人 も 出る 。
参加 チ ー ム の メンバ ー は 全員 ➡
同意 書 に サイン しろ 。
メンバ ー 全員 の 同意 書 と 巻物 を 交換 する 。
なお 開始 早々 の 混乱 を 避ける ため ➡
各 チ ー ム は 別々の 場所 から スタ ー ト する 。
各 チ ー ム 速やかに スタ ー ト 地点 へ 向かえ 。
( リ ー ) ついに 始まり ました ね 。
第 二 次 中 忍 試験 。
( ネジ ) どんな こと が 待ち受けて いる か わから ない 。
気 を 引き締めて 行く ぞ 。
( リ ー ) はい 。 ( テンテン ) うん 。
レディ ー ス アンド ジェントルマン 。
今 宵 嫌な こと 忘れて 楽しみ ま しょ 。
イッツ ア ショ ー タイム !
<「 モクハチ 」 2 時間 スペシャル 。
オ ー プニング は 華麗なる ➡
スイング ・ ジャズ から スタ ー ト し ます 。
演奏 は ジェントル ・ フォレスト ・ ジャズ ・ バンド の 皆さん です >